JP2000060877A - 歯科用器清掃具及びそれを用いた歯科用器清掃方法 - Google Patents

歯科用器清掃具及びそれを用いた歯科用器清掃方法

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JP2000060877A
JP2000060877A JP10238054A JP23805498A JP2000060877A JP 2000060877 A JP2000060877 A JP 2000060877A JP 10238054 A JP10238054 A JP 10238054A JP 23805498 A JP23805498 A JP 23805498A JP 2000060877 A JP2000060877 A JP 2000060877A
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dental instrument
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instrument
cleaner
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Akihiko Fujita
昭彦 藤田
Mie Tokuyama
美恵 徳山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 指などを傷つけることなく、歯科用器の先端
を簡単、容易に清掃する。 【解決手段】 全体として略直方体状であり、ポリウレ
タンで構成され、上面2に長手状の凹溝3を有する清掃
具1の側面4、5を一方の手の指6a、6bでつまみ、
インスツルメント7の先端7aを凹溝3に挿入した後、
指6a、6bを押さえてインスツルメント7aの先端を
清掃具1を介してつかみ、その後、インスツルメント7
を外方に向けて引き抜く。インスツルメント7の先端7
aの付着物は清掃具1の凹溝3内に抜き取られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インスツルメン
ト(ハンドインスツルメント)、リーマ/ファイル、ブ
ローチ等の歯科用器の清掃具及び歯科用器の清掃方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、歯科領域において、スケーリング
(歯石除去)時のインスツルメントの付着物、例えば血
液、唾液、歯石片などの清拭や、エンド(根管治療)時
のリーマ/ファイルの付着物清拭、ブローチの綿栓の除
去、セメントの除去、小外科(インプラント、抜歯な
ど)の治療時のインスツルメントに付着した汚物などの
除去、清掃を行うのに、ガーゼあるいは脱脂綿を指間に
挟み、その間に用具の先端を入れて、付着物を抜き取っ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の歯科用
器の清掃方法では、ガーゼや脱脂綿を使用するものであ
るから、清掃時にインスツルメントなどの鋭い先端で指
を突いて傷つけ、HIV感染などのおそれがあるという
問題があった。また、ガーゼ、脱脂綿を指によって挟む
ものであるから、清掃具としては保持に安定性が欠ける
という問題があった。
【0004】この発明は上記問題点に着目してなされた
ものであって、取扱いに便利であり、指等を傷つけない
歯科用器清掃具及びそれを用いた歯科用器清掃方法を提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の歯科用器清掃
具は、表面に粗面を有する軟性材からなり、少なくとも
1つの表面に長手状の凹部を形成したものである。ま
た、この発明の歯科用器清掃方法は、表面に粗面を有す
る軟性材からなり、少なくとも1つの表面に長手状の凹
部を形成した清掃具の前記凹部に歯科用器の先端を挿入
し、清掃具を横からつまむことによって、この歯科用器
の先端を挟み、この状態で歯科用具の先端を外方に抜き
取るようにしている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態により、この発
明をさらに詳細に説明する。図1は、この発明の一実施
形態である歯科用器清掃具の一例を示す外観斜視図であ
る。この清掃具1は、断面視略H字状、あるいは逆レー
ル形に形成したポリウレタン材で構成され、上面2に長
手状の直交体状をした凹溝3が設けられている。また、
この清掃具1の上面2の長手方向の両側面4、5が内側
に凹に湾曲した曲面を形成している。
【0007】棒状の歯科用器の一例としては、図2に示
すインスツルメント(ハンドインスツルメント)、図3
の(a)に示すリーマ/ファイル、図3の(b)に示す
ブローチ等がある。図1に示した清掃具1を用いて、こ
れら歯科用器の先端の汚物を除去する等、清掃を行う場
合、例えば歯科用器がインスツルメントであるとする
と、図4に示すように、清掃具1の長手方向の両端側部
を一方の手(左手)の指6a、6bでつまみ、インスツ
ルメント7を他方の手(右手)で持ち、その先端7aを
清掃具1の凹溝3に挿入し、挿入した後、指6で凹溝3
の外側からインスツルメント7の先端7aを挟み込む。
そのまま、他方の手でインスツルメント7を外方向に抜
くと、清掃具1の凹溝3内も粗面でざらざらしているの
で、インスツルメント7の先端7aの汚物、付着物が清
掃具1によって抜き取られる。この実施形態清掃具は、
軟性のポリウレタン材であるが、常時は一定の形状を有
するので、インスツルメント等の先端を凹溝以外に差し
込むおそれはない。また、清掃具1の側面4、5は、側
面が凹面なので、例えば図5に示すように、中指6cと
薬指6dの間に挟むと、非常に保持が容易となり、使用
勝手も従来に比べて向上する。
【0008】図1の清掃具1を用いて、図3の(a)に
示すリーマ/ファイル8を清掃し、図3の(b)に示す
ブローチ9の先端の綿栓を除去する場合も、図6、図7
に示すように、それぞれの先端を凹部3に挿入して、図
4の場合と同様に清掃を行う。なお、図1で示した実施
形態清掃具は、上面2に平面視、長手の長方形の凹溝3
を設けているが、他の実施形態として、凹溝3に代え
て、図8に示すように、上面2に長手方向に短辺10、
11に及び断面視V字状のV溝12を設けてもよいし、
さらに他の実施形態として、図9に示すように、凹溝3
に代えて、上面2に両端が短辺10、11に及び断面視
線状のスリット13を設けてもよい。もっとも、図8の
V字溝12、図9のスリット13は両端10、11に達
していなくてもよい。
【0009】図10は、この発明のさらに他の実施形態
清掃具を示す図である。図10の(a)の清掃具21は
上面2に凹溝3を有する点で、図1に示す清掃具1と同
様であり、図10の(b)の清掃具21はV溝12を有
する点で、図8に示す清掃具1と同様であり、図10の
(c)の清掃具21はスリット13を有する点で、図9
に示す清掃具1と同様であるが、いずれも図1、図8、
図9の清掃具1が断面視略H型であるに対し、断面視T
字型である点で異なる。
【0010】なお、上記実施形態において、清掃具1、
21は、ポリウレタンで構成されるとして説明したが、
この発明では素材はこれに限定されるものではなく、例
えば紙、布、綿、糸、木屑等を固めたものであり、常時
は外形形状を保持し、それでいて軟性、つまり弾性を有
し、付着物を抜き取れる程度の粗面を有するものであれ
ばよい。
【0011】また、上記実施形態における清掃具1の大
きさは、図4、図5でほぼ理解できるが、例えば長さが
35mm、上面の幅が28mm、側面4、5の最も幅の
狭い部分で15mm、溝3の深さが8mm程度である。
【0012】
【発明の効果】この発明によれば、表面に粗面を有する
軟性材からなり、少なくとも1つの表面に長手状の凹部
を形成したものを清掃具として使用するので、歯科用器
の先端を指等を傷つけることなく、簡単容易に清掃する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態である歯科用器清掃具を
示す外観斜視図である。
【図2】歯科用器の一例であるインスツルメントを示す
平面図である。
【図3】歯科用器の他の例であるリーマ/ファイル及び
ブローチを示す平面図である。
【図4】図1に示す清掃具を用いて、インスツルメント
の先端を清掃する場合を説明する図である。
【図5】図1に示す清掃具を用いて、インスツルメント
の先端を清掃する他の場合を説明する図である。
【図6】図1に示す清掃具を用いて、リーマ/ファイル
の先端を清掃する場合を説明する図である。
【図7】図1に示す清掃具を用いて、ブローチの先端を
清掃する場合を説明する図である。
【図8】この発明のさらに他の実施形態歯科用器清掃具
を示す外観斜視図である。
【図9】この発明のさらに他の実施形態歯科用器清掃具
を示す外観斜視図である。
【図10】この発明のさらに他の実施形態歯科用器清掃
具を示す外観斜視図である。
【符号の説明】
1 清掃具 2 上面 3 凹溝 4、5 側面 6 指 7 インスツルメント 7a インスツルメントの先端

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に粗面を有する軟性材からなり、少な
    くとも1つの表面に長手状の凹部を形成したことを特徴
    とする歯科用器清掃具。
  2. 【請求項2】前記長手状の凹部は、直交体状の凹溝であ
    ることを特徴とする請求項1記載の歯科用器清掃具。
  3. 【請求項3】前記長手状の凹部は、断面視V字状の凹溝
    であることを特徴とする請求項1記載の歯科用器清掃
    具。
  4. 【請求項4】前記長手状の凹部は、断面視線状のスリッ
    トであることを特徴とする請求項1記載の歯科用器清掃
    具。
  5. 【請求項5】前記長手状の凹部を設ける面に対する両側
    面を内側に湾曲した曲面に形成したことを特徴とする請
    求項1、請求項2、請求項3又は請求項4記載の歯科用
    器清掃具。
  6. 【請求項6】表面に粗面を有する軟性材からなり、少な
    くとも1つの表面に長手状の凹部を形成した清掃具の前
    記凹部に歯科用器の先端を挿入し、清掃具を横からつま
    むことによって、この歯科用器の先端を挟み、この状態
    で歯科用具の先端を外方に抜き取るようにしたことを特
    徴とする歯科用器の清掃方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150034122A1 (en) * 2013-08-05 2015-02-05 Merit Medical Systems, Inc. Absorbent cleaning and securement devices and methods
US9976112B2 (en) 2015-03-04 2018-05-22 Merit Medical Systems, Inc. Absorbent pads and methods of manufacturing

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