JP2000060736A - 飲料ディスペンサ - Google Patents

飲料ディスペンサ

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JP2000060736A
JP2000060736A JP10232801A JP23280198A JP2000060736A JP 2000060736 A JP2000060736 A JP 2000060736A JP 10232801 A JP10232801 A JP 10232801A JP 23280198 A JP23280198 A JP 23280198A JP 2000060736 A JP2000060736 A JP 2000060736A
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piston
hole
liquid
beverage
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JP10232801A
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Toshiharu Kamimura
俊治 上村
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MEKA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 お湯等の液体に例えば粉末乃至顆粒状の
原料を混合した例えばコーヒー、お茶等の飲料を供給す
る飲料ディスペンサにおいて、その飲料供給効率を高め
ると共に、飲料の濃度(原料濃度)のバラツキを小さく
し、その濃度を精確に調整できるようにする。 【解決手段】 前端から適宜離間したところの上部に原
料受入口9が形成されその形成部分が原料供給室23と
されたシリンダ1と、その前側に取り付けられ、飲料吐
出口4と液受入口7が形成された混合室2と、シリンダ
1に移動可能に挿入され、原料が入る上下に貫通状の原
料搬送孔13を有するピストン12と、ピストン12
を、その原料搬送孔13が原料供給室23に存在する位
置と、混合室2に存在する位置との間で往復移動させる
ピストン駆動手段16〜19からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば熱湯等の液
体に、コーヒー、茶、味噌、スープ等の粉末ないし顆粒
状、ペースト状或いは液状原料を混ぜてつくるコーヒ
ー、茶、味噌汁、スープ等の飲料を供給する飲料ディス
ペンサに関する。
【0002】
【従来の技術】学校、工場、会社等の食堂で提供される
調理品のおいしさ、栄養のバランスの良さ、メニューの
豊富さは向上の一途を辿っており、それに伴って良質で
おいしい調理品を大量且つ迅速に供給することが必要で
あるが、それでいて調理品の値段を高くすることは制約
され、場合によっては値下げを余儀なくされる場合も多
いので、価格上昇を伴わないサービス向上が要求されて
いる。そのため、その要求に応えるべく食堂経営者、調
理品提供業者、厨房機器業者等の技術競争が激しく、大
食堂用厨房機器、道具、システム等の進歩も著しい。
【0003】特に、大学の食堂や社員食堂においては正
午から例えば1時間を中心とする極めて短い時間帯に食
堂利用者の殆どに希望する調理品を提供しなければなら
ないので、そのピークに合わせて食堂作業員を雇用する
結果、作業員一人当たりの生産性が低いという問題があ
り、それが調理品の低価格化の要請に応えるのを難しく
する要因となっていたが、各種厨房機器等の開発により
省力化が進みつつあり、調理品の低価格提供も可能にな
りつつある。
【0004】ところで、食堂で提供する調理品の高級化
に伴って飲料の高品質化、低価格化の必要性が生じてい
る。例えば、社員食堂等や学生の食堂において食後に例
えばコーヒーを飲みたいときは食堂の喫茶コーナー或い
は食堂に近接した喫茶室にて価格が例えば150円とい
うような普通の喫茶店におけるよりも安いコーヒーを注
文して飲むというようになっており、そこで提供される
のは普通の喫茶店で飲むコーヒーとそれほど品質の変わ
らないかなり高級なものである。
【0005】そして、最近、昼食後に良質のコーヒーを
欲する人が非常に増えており、社員食堂、学生食堂にお
いてもそのニーズに応える必要性が生じている。勿論、
自動販売機により缶コーヒー、或いは紙コップコーヒー
で満足する人も少なくなく、その人たちの要望には自動
販売機の増設により対応できる。しかし、良質のコーヒ
ーを希望する人は激増し、それには食堂従業員の増員が
必要であるが、それはコーヒーの提供コストの増大に繋
がり、好ましくない。また、コーヒーではなく、比較的
良質のお茶を食後に飲むことを欲する人も増加しつつあ
る。
【0006】そのため、迅速に良質のコーヒー或いはお
茶等の飲料を提供できる飲料ディスペンサの開発が行わ
れるようになった。その開発の成果の一つとして、スク
リューコンベア方式の飲料ディスペンサがある。これ
は、シリンダの略一半部を混合室、略他半部を原料供給
室とし、該混合室の上面に原料受入口を、下面に飲料吐
出口を設け、原料供給室の上面に原料受入口を設け、シ
リンダの内部の原料供給室から混合室に亘るところにス
クリューコンベアを設け、該スクリューコンベアを外部
から回転させるようにしたものである。
【0007】このような飲料ディスペンサは、原料受入
口に原料供給用のホッパを連結し、該ホッパに粉末乃至
顆粒状原料を入れることによりシリンダ内の原料供給室
に粉末乃至顆粒状原料を供給するようにし、そして、該
粉末乃至顆粒状原料を該原料供給室内の上記スクリュー
コンベアを回転させることにより混合室に供給し、その
混合室内に上記液受入口からお湯等の液体を供給してこ
れと粉末乃至顆粒状原料とを混合し、飲料吐出口から外
部(カップ)に供給するようにして使用するのである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の飲料ディスペンサによってもコーヒー或いはお茶等
の飲料を充分に迅速に提供することは難しく、また、飲
料の濃度のバラツキも多かった。というのは、スクリュ
ーコンベアによれば粉末乃至顆粒状又は液状原料の混合
室への搬送速度を高めることが難しかった。従って、効
率が悪く、限られた短い時間帯に多数個の飲料を供給す
るという要望に充分に応えることが難しかった。
【0009】また、スクリューコンベアによれば、原料
供給室から混合室への粉末乃至顆粒状原料の供給量にバ
ラツキが大きいという問題があった。粉末乃至顆粒状原
料の供給量はスクリューコンベアの回転数により制御す
るが、同じ回転数でもその時々で飲料の濃さに大きなバ
ラツキが生じたのである。というのは、スクリューコン
ベアにより搬送される粉末乃至顆粒状原料は混合室に達
するとお湯等の液体と混合されるが、液体に混合される
部分とまだ混合されない(次の飲料に混合されることに
はなるが)部分との境界が明確にあるわけではないから
である。即ち、スクリューコンベアに接した状態にある
粉末乃至顆粒状又は液状原料はスクリューを通じてすべ
て一体化し、混合室側の液が原料供給室側に浸透し得る
ものであり、その時々の偶然により濃度が変化してしま
うのである。これでは良質の飲料供給という要望に応え
ることは難しい。
【0010】本発明はこのような問題点を解決すべく為
されたものであり、例えばお湯等の液体に粉末乃至顆粒
状、ペースト状又は液状の原料を混合した飲料を供給す
る飲料ディスペンサにおいて、その飲料供給効率を高め
ると共に、飲料の濃度(原料濃度)のバラツキを小さく
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明飲料ディスペンサ
は、略水平に設けられ、前端から適宜離間したところの
上部に原料受入口が形成されその形成部分が原料供給室
とされたシリンダと、その前側に取り付けられ、飲料吐
出口と液受入口が形成された混合室と、上記シリンダに
移動可能に挿入され、原料が入る上下に貫通状の原料搬
送孔又は有底の原料搬送穴を有するピストンと、該ピス
トンを、その原料搬送孔又は原料搬送穴が上記原料供給
室に存在する位置と、混合室に存在する位置との間で往
復移動させるピストン駆動手段と、からなる。
【0012】従って、本発明飲料ディスペンサによれ
ば、ピストン駆動手段により、通常時はピストンをその
原料搬送孔の上端或いは原料搬送穴が原料供給室に存在
するところに位置させ、飲料供給時は上記ピストンをそ
の原料搬送孔或いは原料搬送穴が上記混合室内に位置す
るところまで移動させ、それと共に上記液受入口から液
体を上記混合室へ供給して上記原料搬送孔或いは原料搬
送穴により搬送された原料と混合し、出来た飲料を上記
飲料吐出口から外部へ供給するようにすることができ、
依って、従来に比較して原料の混合室への搬送を極めて
迅速に為すことができ、飲料の供給に要する時間を短縮
することが出来る。
【0013】また、ピストンの移動により原料搬送部の
混合室内に位置せしめられた原料搬送孔、原料搬送穴に
入った原料のみが液体と混合され、それ以外の原料は混
合されない。即ち、液体と混合される原料と混合されな
い原料とは明確に分かれる。そして、原料に溶けたお湯
等液体の成分が原料搬送孔、原料搬送穴に浸透するとい
うようなおそれもなく、濃度を一定にすることが出来
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明飲料ディスペンサは、略水
平に設けられ、前端よりも適宜後方の上部に原料受入口
が形成されその形成部分が原料供給室とされたシリンダ
と、該シリンダの前側に設けられ、底面には飲料吐出口
が、下部又は上部に液受入口が形成された混合室と、上
記シリンダに移動可能に挿入され、粉末乃至顆粒状或い
は液状の原料が入るところの上下に貫通する原料搬送孔
又は有底の原料搬送穴を有するピストンと、該ピストン
を、その原料搬送孔の少なくとも上端或いは有底の原料
搬送穴が上記原料供給室に存在する位置と、原料搬送孔
又は原料搬送穴が混合室に存在する位置との間で往復移
動させるピストン駆動手段と、からなる。そして、通常
時、上記ピストン駆動手段は上記ピストンをその原料搬
送孔の少なくとの上端又は原料搬送穴が原料供給室に存
在するところに位置させ、飲料供給時、上記ピストン駆
動手段は上記ピストンをその原料搬送孔又は原料搬送穴
が上記混合室内に入るまでところまで移動させ、それと
共に上記液受入口から液体を上記混合室へ供給して上記
原料搬送孔又は原料搬送穴により搬送された原料と混合
し、出来た飲料を上記飲料吐出口から外部へ供給するよ
うにしてなる。
【0015】上記シリンダは一つの部材により一体に形
成しても良いが、複数部材の組立により一体的に形成す
るようにしても良い。シリンダ前端部とピストンとの間
においては空隙が出来ないようにすることが好ましい。
これにより、混合室と原料供給室との間を完全に分離す
ることが出来るからである。その空隙が出来ないように
するために例えばゴムブッシュをシリンダ内周面に設け
るようにすると良いのである。
【0016】ピストンとして、上下に貫通する原料搬送
孔を有するもの(以後、「搬送孔タイプのピストン」と
いう。)と、上面に形成された有底の原料搬送穴及びそ
こから延びて先端面に開口する液抜き孔を有するもの
(以後、「搬送穴タイプのピストン」という。)とがあ
る。搬送孔タイプのピストンは原料が粉末ないし顆粒状
或いは液状のものである場合に適し、搬送穴タイプのピ
ストンは原料がペースト状のものである場合に適する。
【0017】搬送孔タイプのピストンの原料搬送孔は上
下に真っ直ぐに貫通するように形成しても良いし、曲折
して貫通するように形成しても良い。原料搬送孔を曲折
状に形成することは、原料貫通孔の上側開口が原料供給
室にて原料を受けているとき下側開口がピストン内面に
完全に閉塞されるよう原料供給室から稍例えば前方に逸
れたところに位置するようにすることができ、原料が液
状の場合には有益なことがあるからである。
【0018】液受入口は例えば電磁弁などによりオンオ
フ(供給/供給停止)制御され、更にバルブにより一回
の液供給量が制御されたお湯等の液体が供給されるよう
になっている。飲料吐出口の下方には例えば紙コップ等
の容器が置かれるようにすると良い。また、原料受入口
には筒状のホッパ等を連結するようにすると良い。
【0019】上記ピストンは先端部より稍離間したとこ
ろに原料搬送孔或いは原料搬送穴を設けるが、通常時に
おいてそのピストン先端部が混合室と原料供給室との間
の部分に位置してそのピストン前端部が混合室・原料供
給室間を遮断する役割を果たすようにする。
【0020】ピストン駆動手段は、ピストンを往復駆動
することが出来るものであれば何を用いても良いが、正
逆回転するモータと、該モータにより回転せしめられる
ねじスピンドルと、該ねじスピンドルに螺合したねじ孔
を有し、ピストンに連結せしめられた移動体とからなる
駆動手段を用いることが極めて好適であるといえる。と
いうのは、モータは例えばパルス制御等により移動量を
極めて精確に制御することが出来、ストロークの制御範
囲も広く設定することが可能だからであり、また、非常
に高速にピストン移動が出来るからである。
【0021】尚、本発明は顆粒状又は粉末状の原料をお
湯等の液体に混合したコーヒー、お茶等の飲料のみなら
ず、例えば味噌等をお湯等の液体に混合した味噌汁、或
いは、濃縮スープ等液状の原料(一般に「原液」と称さ
れる。)をお湯等の液体に混ぜた例えばスープ等の飲料
を供給する飲料ディスプレイにも適用することができ
る。
【0022】
【実施例】以下、本発明を図示実施例に従って詳細に説
明する。図1は本発明飲料ディスペンサの第1の実施例
を示す縦断面図である。本実施例はコーヒー、茶等の顆
粒状ないし粉末状の原料とお湯とを混合してコーヒー、
お茶等の飲料を供給するもので、搬送孔タイプのピスト
ンを用いている。図面において、1はシリンダで、その
前側には混合室2を形成する部材3が組み付けられてい
る。該部材3の下面の前端近傍に飲料吐出口4が形成さ
れており、ここから飲料が吐出される。5はその飲料
(例えばコーヒー或いはお茶等)6を容れるコップ等の
容器である。
【0023】7は部材2の飲料吐出口4形成部より後端
側寄りに適宜離間したところに形成された液受入口で、
これには、図示しない液体供給管が連結されており、こ
の液体供給管を通じて図示しない電磁弁によりオンオフ
制御され同じく図示しないバルブで1回の液体供給量が
制御された液体(例えばお湯)が混合室2の内部に供給
されるようになっている。部材2の後端部はシリンダ1
の前端部に外嵌状に嵌合されているが、このシリンダ1
の前端部に両端が開放された形状を有する例えばテフロ
ンからなる部材8が嵌合されている。該シリンダ1・部
材3間には図示しないOリングが介在せしめられてい
る。
【0024】9はシリンダ1の上面に形成された原料受
入口で、その周縁が一体に上方に突出せしめられてホッ
パー10を構成し、その上部には原料の入った容器11
等が接続され、該ホッパー10を通じてコーヒー等飲料
の粉末乃至顆粒状をシリンダ1内へ供給するようになっ
ている。
【0025】12はシリンダ1に移動可能に挿入された
ピストンで、前端から適宜離間したところに該ピストン
12を上下に真っ直ぐに貫通する原料搬送孔13が形成
されている。該原料搬送孔13の容積がそのまま一杯の
飲料に用いられる粉末乃至顆粒状原料の体積を略規定す
る。従って、体積の違いに応じて異なる容積の原料搬送
孔13を有するピストン12を用意しておき、飲料ディ
スペンサ毎に使い分けるようにすると良い。例えば、コ
ーヒーと、お茶とでは一杯当たりの粉末或いは顆粒状の
原料の使用量が異なるので、コーヒー用の飲料ディスペ
ンサとお茶用の飲料ディスペンサとで異なる容量の原料
搬送孔13を有するピストン12を用いるようにするの
である。
【0026】14はピストン12の前端から延びて上記
原料搬送孔13に連通するねじ孔で、それには前端側か
らねじ15が螺合しており、このねじ15を原料搬送孔
13内に突入させ、突入量により飲料一杯当たりの原料
の量を微調整することができるようになっている。具体
的には、ねじ15の原料搬送孔13内への突入量を大き
くすることにより原料の量を少なくすることができる。
原料の量は微妙に飲料の味を左右するので、このような
微調整ができるようにすることは極めて好ましい。
【0027】16は上記ピストン12の後部に連結筒部
17を介して連結された移動ナット、18は正逆回転す
るモーターで、該モーター18の回転軸にはねじスピン
ドル19が連結され、該ねじスピンドル19には上記移
動ナット16が螺合しており、モーター18の回転に伴
ってねじスピンドル19が回転すると、上記移動ナット
16がガイド20によりピストン12、シリンダ1の軸
方向に案内されながら前進或いは後退するようになって
いる。
【0028】従って、モーター18がある方向に回転す
るとねじスピンドル19が同じ方向に回転し、それに伴
って移動ナット16が移動し、それに連結筒部17を介
して連結されたピストン12も移動する。その移動速度
はモーター18の回転数(厳密には単位時間当たりの回
転数)により制御でき、回転方向はモーター18の回転
方向により決まり、そして、ピストン12の移動量、移
動ストロークは回転量により決まる。
【0029】21は上記連結筒部17の略後端部に取り
付けられた移動限界点規定具で、ピストン12が前側に
移動したときストッパ22に衝突することによりピスト
ン12の前側への移動限界点が規定され、その移動限界
点は微調整が可能にされている。ストッパ22はL字状
に形成され、ピストン12の前進により上記移動限界点
規定具21が激突したときその衝撃を受けて上記ホッパ
ー10の基部にあたって一瞬振動させることにより顆粒
状乃至粉末状の原料のつまりを崩す役割を果たす。これ
により一杯の飲料を供給する一回の動作毎に原料のスム
ーズな供給を阻むつまりをなくすことができ、延いては
常にスムーズな原料供給が行われるようにすることがで
きる。
【0030】通常時は図1において実線で示す状態にな
っている。即ち、通常時には、ピストン12はその原料
搬送孔13がシリンダ1の原料受入口9下に存在すると
ころに位置し、混合部2と、原料搬送孔13とはピスト
ン1自身の先端部により遮断されている。また、その遮
断された部分よりも後側の部分は粉末乃至顆粒状又は液
状原料を供給するところであるので原料供給室23と称
する。
【0031】次に、飲料ディスペンサの動作について説
明する。図1に示す状態で飲料ディスペンサのホッパー
10を通じて容器11内のコーヒー等の粉末乃至顆粒状
原料を供給しておくと、その原料は原料受入口9を通じ
て原料供給室23内に存在しているところのピストン1
2の原料搬送孔13内に入った状態になる。
【0032】次いで、お客の注文があり、それに応じる
べくスイッチ操作すると、モーター18は正方向(ピス
トン12を前進させる方向をここでは正方向とする。)
に回転させ、ピストン12をその原料搬送孔13が混合
室2内に位置するところまで0.数秒〜数秒の速度で移
動させる。このときのピストン12の前端部を2点鎖線
で示す。すると、原料搬送孔13内の粉末乃至顆粒状原
料はシリンダ12の中間部を通る過程で原料供給室23
内の粉末乃至顆粒状原料と完全に分離され、混合室2内
に入ったときその原料搬送孔13内の原料は自重で混合
室2(部材3)の底面上に落下する。下向きの2点鎖線
で示す矢印はその原料の落下を示す。尚、ピストン12
が前進動作したとき移動限界点規定具21がストッパ2
2に衝突して該ストッパ22が上記ホッパ10の基部に
当たり、ホッパ10内の粉末乃至顆粒状原料のつまりが
あるときそのつまりをなくすことができる。
【0033】一方、この移動に対して所定のタイミング
(例えば移動の終了に同期したタイミング)で図示しな
い液体供給管の電磁バルブを開閉動作させる。すると、
一回の開閉動作で図示しないボイラーからの所定量のお
湯が液受入口7を通じてシリンダ1の混合室2内に、具
体的には混合室2底面(部材3の底面でもある)上であ
って原料が落下する位置よりも稍後方から供給される。
従って、その底面上に落下した粉末乃至顆粒状又は液状
原料は該混合室2内にてお湯に混ざり、例えばコーヒー
或いはお茶等の飲料6となり、飲料吐出口4から吐出さ
れる。そして、今冬室2と原料混合室23とは常にピス
トン12により分離されているし、お湯と原料の混合は
ピストン12よりも下方で行われるので、スクリューコ
ンベア方式におけるように原料に溶けた液がその原料を
通じて原料供給室21側に進行することはない。
【0034】吐出が終わると、モーター18は逆回転
し、ピストン12は元の位置に戻って図1において実線
で示す状態に戻り待機する。以後、このような動作を飲
料の注文がある度に繰り返す。
【0035】尚、一回当たりの原料供給量は上述したよ
うにねじ15のねじ孔14に対するねじ込み量により、
より正確にはねじ15の原料搬送孔13内への突出長に
より微調整することができる。しかし、ねじ15による
調整範囲は限られるので、その調整範囲を越えて原料供
給量を変えるには、ピストン12そのものを変えること
が必要である。即ち、原料搬送孔13の容積の異なる何
種類かのピストン12を用意しておき、ピストン12を
かけることにより一回当たりの原料供給量を上記ねじ1
5による調整範囲を越えて変えることができる。
【0036】また、飲料の一杯の量は一回のお湯等液体
供給量を調整することにより変えることができる。それ
は、電磁弁の一回の開閉における開く時間を変えること
により、或いは液体供給管のバルブにより開度を変える
ことにより為し得る。
【0037】図2は図1に示した飲料ディスペンサの変
形例を示すものである。本飲料ディスペンサはピストン
として曲折してそれを貫通する原料搬送孔13aを有す
るもの12aを用い、液状の原料、例えばスープ原液を
お湯に混ぜてスープ等の飲料を供給するのに適するよう
にしたものである。尚、本飲料ディスペンサは、図1に
示した飲料ディスペンサとはその点で相違するも、それ
以外に点では略共通し、共通する点については既に説明
済みであるのでその詳細な説明は省略し、相違する点に
ついてのみ説明する。尚、全図を通じて共通する部分に
は共通の符号を付した。
【0038】本飲料ディスペンサにおいて用いるピスト
ン12aは、図1に示した飲料ディスペンサのピストン
12とは異なり、それを貫通する原料搬送孔13aが曲
折し、上端よりも下端が前側に位置するようにされてい
る。このようにするのは、シリンダ1が原料供給室24
内の下側においてピストン12aとの間に若干隙間があ
り、液状原料が原料搬送孔13aからその隙間に漏れな
いようにするべく、原料搬送孔13aは通常時には上端
が原料供給室23に位置するも下端が原料供給室23よ
りも前方に位置し、シリンダ1により完全に閉塞され、
液状原料の下端からの漏れが生じないような状態にする
ためである。つまり、原料搬送孔13を曲折させるのは
その上端が原料供給室23内に位置し、下端が原料供給
室23から逸れたシリンダ1により完全に閉塞されると
ころに位置させるためである。
【0039】25はピストン12aの前端面にねじ止め
などにより取り付けられたストッパで、ピストン12a
が後退するときに例えばテフロンからなる部材8に当た
ってピストン12aの戻り過ぎを防止する。従って、原
料搬送孔13aの下端が原料供給室23まで戻ることを
確実に防止することができる。
【0040】尚、動作は図1に示す飲料ディスペンサの
場合と同じで、通常時においてピストン12aは図2に
おいて実線で示すように、原料搬送孔13aの上端が原
料供給室23内に位置し、下端が原料供給室23より前
方でシリンダ1により閉塞される位置するところに位置
しており、この状態で液状の原料は原料搬送孔13aを
満たしている。そして、ピストン12aが前進し、原料
搬送孔13aが上端のみならず下端も混合室2内に達す
ると原料搬送孔13a内の液状原料が自重で落下し、適
宜なタイミングで液受入口7から供給されたお湯等の液
体と混合され、飲料吐出口4から供給される。
【0041】
【実施例】第3図は本発明飲料ディスペンサの第2の実
施例(搬送穴タイプの飲料ディスペンサ)を示す断面図
である。本実施例は味噌汁等、ペースト状のもの、例え
ば味噌をお湯等の液体に混ぜた飲料を供給するのに適す
るものである。本実施例は図1に示した第1の実施例と
は、ピストンの形状と混合室の形状と該混合室に形成さ
れた液受入口の位置に関して相違があるが、それ以外の
点で共通し、共通する点については既に説明済みである
のでその詳細な説明は省略し、相違する点についてのみ
説明する。
【0042】12bはピストンで、原料を搬送するため
のものとして、即ち第1の実施例における原料搬送孔1
3に相当するものとして、有底の原料搬送穴13bを上
部に有する。26は該原料搬送穴13bの下部から前方
に延びてピストン12bの前端面に開口する液抜き孔で
あり、原料搬送穴13b内に入ったお湯を略総て混合室
2へ排出するためのものである。
【0043】2aは混合室であり、天井を成す上面を有
する部材3aを用いて構成されている。図1、図2にお
いて混合室2には天井を成す上面は特に必要がなかった
(あっても良い。)が、本実施例においては、液受入口
を形成するために必要である。7はその液受入口であ
り、部材3a上面の飲料吐出口4形成部より後ろ側に適
宜離間したところに形成されており、これには、図示を
省略した液体供給管が連結されており、この液体供給管
を通じて図示しない電磁弁によりオンオフ制御され同じ
く図示しないバルブで1回の液体供給量が制御された液
体(例えばお湯)がシリンダ1の内部に供給されるよう
になっている。
【0044】その液受入口13bは、正確には、ピスト
ン12bが前進してその原料搬送穴13bがシリンダ1
から食み出して混合室2a内に突出したときにその原料
搬送穴13bの真上に存在するように位置設定されてい
る。
【0045】本実施例においては、図3の実線に示す通
常状態にあるピストン12bはその原料搬送穴13bに
ペースト状の原料、例えば味噌汁用の味噌を受け入れ、
原料搬送穴13b内はその味噌で満たされる。そして、
ピストン1bが前進すると、原料搬送穴13bがシリン
ダ1の部材8を通る過程で原料搬送穴13b内の味噌
と、原料供給室23内の味噌とが分離され、原料搬送穴
13b内を満たしその容積と等しい量の味噌のみが混合
室2内に搬送される。ピストン12bが前進しきったと
き上述したように原料搬送穴13bの上方に存在してい
る液受入口7から例えばお湯等の液が予め設定された量
だけ供給され原料搬送穴13b内の味噌と混合される。
そして、その味噌が混合したお湯は混合室2の底面上に
落下し更に飲料、例えば味噌汁6として飲料吐出口4か
ら落下せしめられる。一部は液抜き孔26を通じて混合
室2底面上に落下する。
【0046】尚、原料搬送穴13b内のお湯は液抜き孔
26を通じて略排出されるので、ピストン12bが後退
することによって原料供給室23内に戻る原料搬送穴1
3bによりお湯が原料供給室23内に運ばれることはな
い。従って、一杯の飲料当たりの原料の量がばらついた
り、原料供給室23内の原料にお湯が影響したりするお
それがない。
【0047】
【発明の効果】本発明飲料ディスペンサによれば、原料
搬送部が原料供給室に存在するところに位置する状態の
ピストンを、ピストン駆動手段により上記原料搬送部が
上記混合室内に入るまでところまで移動させることによ
り、原料搬送孔乃至原料搬送穴に入った原料を強制的に
混合室に供給することが出来、原料の混合室への搬送を
極めて迅速に為すことができる。
【0048】そして、上記液受入口から液体を上記混合
室へ供給することにより、原料搬送孔或いは原料搬送穴
により搬送された原料を液体に混合して飲料をつくると
共にその飲料を飲料吐出口から吐出することが出来る。
従って、飲料の供給に要する時間を短縮することが出来
る。
【0049】また、ピストンの移動により原料搬送部の
混合室内に位置せしめられた原料搬送孔、原料搬送穴に
入った原料のみが液体と混合され、それ以外の原料は混
合されない。即ち、液体と混合される原料と混合されな
い原料とは明確に分かれる。そして、原料に溶けたお湯
等液体の成分は、搬送孔タイプの飲料ディスペンサの場
合、混合室底面上、即ち、ピストンよりも下において混
合するので、搬送穴タイプの飲料ディスペンサの場合、
液抜き孔がありそこを通じて液が原料搬送穴から排出さ
れるので、原料供給室内に戻って原料に混ざるおそれも
なく、濃度を一定にすることが出来る。
【0050】尚、ピストン駆動手段を、正逆回転するモ
ータと、これにより回転せしめられるねじスピンドル
と、これに螺合し、ピストンに連結せしめられた移動ナ
ットにより構成することとすれば、正逆回転するモータ
ーと、該モーターにより回転せしめられるねじスピンド
ルと、該ねじスピンドルに螺合しピストンに連結せしめ
られた移動ナットからなる駆動手段を用いてピストンを
駆動したので、モーターによりピストンを高速に駆動す
ることができ、また、その移動ストロークを例えばパル
スにより極めて精確に制御することができる。
【0051】従って、飲料ディスペンサの能率性をより
高め、濃度のバラツキをより少なくすることができ、濃
度を比較的広範囲で精確に制御することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明飲料ディスペンサの第1の実施例を示す
縦断面図である。
【図2】図1に示した飲料ディスペンサ(本発明飲料デ
ィスペンサの第1の実施例)の変形例を示す縦断面図で
ある。
【図3】本発明飲料ディスペンサの第2の実施例を示す
縦断面図である。
【符号の説明】
1・・・シリンダ、2、2b・・・混合室、4・・・飲
料吐出口、6・・・飲料、7・・・液受入口、9・・・
原料受入口、12、12a、12b・・・ピストン、1
3、13a・・・原料搬送孔、13b・・・原料搬送
穴、16・・・移動ナット、18・・・モーター、19
・・・ねじスピンドル、16〜19・・・ピストン駆動
手段、23・・・原料供給室、26・・・液抜き孔。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略水平に設けられ、前端よりも適宜後方
    の上部に原料受入口が形成されその形成部分が原料供給
    室とされたシリンダと、 上記シリンダの前側に設けられ、底面には飲料吐出口
    が、下部には液受入口が形成された混合室と、 上記シリンダに移動可能に挿入され、粉末乃至顆粒状或
    いは液状の原料が入るところの上下に貫通する原料搬送
    孔を有するピストンと、 上記ピストンを、その原料搬送孔の少なくとも上端が上
    記原料供給室に存在する位置と、原料搬送孔が上端及び
    下端とも混合室に存在する位置との間で往復移動させる
    ピストン駆動手段と、 からなり、 通常時、上記ピストン駆動手段は上記ピストンをその原
    料搬送孔の少なくとの上端が原料供給室に存在するとこ
    ろに位置させ、 飲料供給時、上記ピストン駆動手段は上記ピストンをそ
    の原料搬送孔の上端及び下端が上記混合室内に入るまで
    ところまで移動させ、それと共に上記液受入口から液体
    を上記混合室へ供給して上記原料搬送孔により搬送され
    た粉末乃至顆粒状或いは液状原料と混合し、出来た飲料
    を上記飲料吐出口から外部へ供給するようにしてなるこ
    とを特徴とする飲料ディスペンサ。
  2. 【請求項2】 ピストンの上下に貫通する原料搬送孔が
    曲折して形成され、通常時における原料搬送孔の下端の
    位置がシリンダの原料供給室からずれシリンダにより閉
    塞されたところになるようにされて液状の原料が原料搬
    送孔から漏れないようにされたことを特徴とする請求項
    1記載の飲料ディスペンサ。
  3. 【請求項3】 略水平に設けられ、前端よりも適宜後方
    の上部に原料受入口が形成されその形成部分が原料供給
    室とされたシリンダと、 上記シリンダの前側に設けられ、底面には飲料吐出口
    が、上面には液受入口が形成された混合室と、 上記シリンダに移動可能に挿入され、ペースト状の原料
    が入るところの上部に形成された有底の原料搬送穴と該
    原料搬送穴から伸び先端面に開口する液抜き抜き孔を有
    するピストンと、 上記ピストンをその原料搬送穴が原料供給室に存在する
    位置と、原料搬送穴が混合室の上記液受入口下方に存在
    する位置との間で往復移動させるピストン駆動手段と、 からなり、 通常時、上記ピストン駆動手段は上記ピストンをその原
    料搬送穴が原料供給室に存在するところに位置させ、 飲料供給時、上記ピストン駆動手段は上記ピストンをそ
    の原料搬送穴が上記混合室の液受入口下方に位置すると
    ころまで移動させ、それと共に上記液受入口から液体を
    上記混合室内の上記ピストンの原料搬送穴へ供給して上
    記原料搬送穴内の搬送されたペースト状原料と混合し、
    出来た飲料を上記飲料吐出口から供給するようにしてな
    ることを特徴とする飲料ディスペンサ。
  4. 【請求項4】 ピストン駆動手段が、 正逆回転するモータと、 上記モータにより回転せしめられるねじスピンドルと、 上記ねじスピンドルに螺合し、ピストンに連結せしめら
    れた移動ナットと、 からなることを特徴とする請求項1、2又は3記載の飲
    料ディスペンサ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004059666A (ja) * 2002-07-26 2004-02-26 Nagase Chemtex Corp ポリ(3,4−ジアルコキシチオフェン)とポリ陰イオンとの複合体の水分散体およびその製造方法
JP2016522019A (ja) * 2013-05-29 2016-07-28 ネステク ソシエテ アノニム 飲料混合装置
CN109911651A (zh) * 2019-03-28 2019-06-21 九阳股份有限公司 一种食品加工机自动进料控制方法
WO2021208547A1 (zh) * 2020-04-16 2021-10-21 付军 一种粉料出料机构

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