JP2000059727A - プログレスビデオ編集システム及び磁気記録再生装置 - Google Patents

プログレスビデオ編集システム及び磁気記録再生装置

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JP2000059727A JP11151705A JP15170599A JP2000059727A JP 2000059727 A JP2000059727 A JP 2000059727A JP 11151705 A JP11151705 A JP 11151705A JP 15170599 A JP15170599 A JP 15170599A JP 2000059727 A JP2000059727 A JP 2000059727A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 30Hzの情報が存在しない、プログレス走
査TV信号を扱うプログレスビデオ編集システムにおい
て、30Hzのタイムコード信号とプログレシブ走査T
V方式のビデオ信号の位相をロックさせることを目的と
する。 【解決手段】 プログレシブ走査TV方式のVTR1か
らVTR2に1本の同軸ケーブルで接続し、シリアルデ
ジタルインタ−フェ−スのフォーマットでプログレッシ
ブスキャンビデオ信号を伝送する。VTR2では、シリ
アルデジタルインタ−フェ−ス信号に多重されたタイム
コード信号を用い、1/30秒に対応する情報を検出
し、フィ−ルド情報を生成し、ビデオ信号とタイムコー
ド信号を位相ロックさせ記録再生することを可能にす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくともビデオ
信号、音声信号、およびタイムコ−ド信号を含むプログ
レス走査ビデオ信号を相互に伝送し、プログレシブ走査
TV方式の記録再生装置を含む複数のビデオ装置からな
るプログレスビデオ編集システム、および該記録再生装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、NTSC方式のビデオ編集システ
ムを構成する機材間のビデオ素材の位置管理または位相
ロックは30Hzで行っていた。
【0003】その理由は、NTSCはインタ−レ−ス走
査方式で、フレーム周波数は30Hzであり、30Hz
の情報はNTSC方式の中に存在するからである。
【0004】この業界にプログレスビデオ編集システム
を導入する場合、一つの問題があった。
【0005】プログレス走査ビデオ信号のフレーム周波
数は60Hzであり、30Hzの情報がないからであ
る。従って何等からの工夫をしなければプログレスビデ
オ編集システムを導入するには、関連する全機材をプロ
グレス走査ビデオ信号に対応した機材に置き換える必要
があった。その工夫の一つが以下述べる従来例である。
図3は、従来のプログレスビデオ編集システムの構成ブ
ロック図である。
【0006】この従来例は、プログレシブ走査TV方式
の磁気記録再生装置(以下、VTRと呼ぶ)VTR1、
プログレシブ走査TV方式のVTR20、およびインタ
レースTV同期信号源5で構成される。
【0007】ビデオ素材の編集時、VTR1は再生装置
として使用され、VTR20は記録装置として使用され
る。
【0008】インタレースTV同期信号源5は、システ
ムのフレーム位置管理等の基準となるインタレースリフ
ァレンス信号(以下I_REFと記す)を出力する。I
_REFは、インタレース同期信号に同期した30Hz
の信号である。インタレースTV同期信号源5以外の機
器、即ちプログレシブ走査VTR1には、I_REF入
力端子1a、プログレシブ走査VTR20には、I_R
EF入力端子20aが設けられている。
【0009】各機器のタイミングは、このI_REFに
基づいて、制御され、システム全体が同期化されてい
る。
【0010】VTR1のビデオ出力端子1eとVTR2
0のビデオ入力端子20bは接続されていて、ビデオ素
材編集時、VTR1に収録されていたビデオ信号は、ビ
デオ出力端子1eとビデオ入力端子20bを経てVTR
20に入力される。このビデオ信号には、音声、タイム
コ−ド信号等の補助デ−タが多重されている。VTR2
0は、入力されたビデオ信号から多重された音声、タイ
ムコ−ド信号等の補助デ−タを分離し、ビデオ信号の記
録と同時に新しいタイムコードをVTR20のテープ上
に再記録する。
【0011】このタイムコードには、時刻(時、分、
秒)およびフレーム番号等のフレーム位置を示すフレー
ムデータが含まれていて、ビデオ素材の編集作業や再生
において、素材場所の位置合わせに使われる。
【0012】インタレースTV同期信号源5は、I_R
EFをVTR1のI_REF入力端子1a、およびVT
R20のI_REF入力端子20aに供給する。ビデオ
素材の編集作業や再生において、VTR1およびVTR
20は、このI_REFに基づいて30Hzで位相ロッ
クされる。言うまでもなく、VTR1およびVTR20
のみならず、ここに記載されない周辺の機材もまたこの
I_REFから30Hzの情報を得て、30Hzで制御
されている。
【0013】プログレシブ走査TV方式を簡単に説明す
る(詳細は、放送規格SMPTE292M、SMPTE
296MやSMPTE293Mを参照されたい)。
【0014】SMPTE293M (720x483 Active Lin
e at 59。94Hz Progressive Scan Production Digital
Representation)は一般に525Pと呼ばれる信号フォ
ーマットであり、525ラインのプログレシブ走査TV
方式として有望な方式である。525Pは、1/60秒
に525本のライン(内、有効ライン483本)があ
り、1垂直期間即ち1/60秒が1フレームである。
【0015】このように525Pには1/30秒区切り
を示す情報は存在しない。
【0016】また、SMPTE296M(1280x720 Sca
nning、 Analog and Digital Representation and Anal
og Interface)は一般的に720Pと呼ばれる信号フォ
ーマットであり、HDTV(高精細度テレビジョン)の
システムTV方式として有望な方式である。720P
は、1/60秒に750本のライン(内、有効ライン7
20本)があり、1垂直期間即ち1/60秒は1フレー
ムである。従って720Pにも1/30秒区切りを示す
情報は存在しない。
【0017】他方、SMPTE292M(Bit-Seri al
Digital Interface for High Definition Television S
ystems)は、Y輝度信号、Pb/Pr色差信号の Bit-S
erial Digital Interface(以下、SDIと記す)と呼
ばれる伝送フォーマットであり、同軸ケ−ブル1本でビ
デオ信号、音声信号、およびタイムコ−ド信号を伝送す
るフォーマットである。SMPTE293MおよびSM
PTE296Mの信号フォーマットのプログレス走査ビ
デオ信号は、このSDIによりデジタルシリアル信号と
して伝送することが出来る。
【0018】プログレスビデオ編集システムにおいて、
扱われるビデオ信号が、525P、720Pのどちらの
フォーマットにも共通の課題がある、そこで以下にその
課題を720Pを取り上げて説明する。
【0019】図5および図6は、SMPTE296Mか
らの抜粋である。これらの信号は、720P方式のアナ
ログ信号(図5)および720Pのデジタル信号(図
6)であり、いずれもプログレシブ走査TV信号であ
る。
【0020】図5は、720P方式のアナログ信号であ
る。図5のアナログビデオ信号のTop Lineが2
6Line、Bottom Lineが745Lin
e、Blanking Lineは746Lineから
750Lineと1Lineから25Lineである。
【0021】このフォーマットは、Total 750
Lineのプログレシブ走査ビデオ信号であり、ここに
は1/30秒(即ち30Hz)を示す情報はない。
【0022】図6は、720P方式のデジタルビデオ信
号である。図6で、720P方式のデジタル信号は、S
tart Active Video(SAV)、End
Active Video(EAV)によりビデオ信号
のLine Start とLineEndが管理されて
いる。Top Line、およびBottom Line
もStart Active Video(SAV)、お
よびEnd Active Video(EAV)でそれ
ぞれ認識できる。
【0023】このフォーマットは、Total 750
Lineのプログレシブ走査ビデオ信号であるが、しか
しここにも1/30秒(即ち30Hz)を示す情報はな
い。この720Pのプログレス順次走査TV信号に対し
て、インタレースTV信号のフォーマットは、1/60
秒周期の第1フィールドおよび第2フィールドの2フィ
ールドで1/30秒の1フレームを構成する。さらに、
インタレースTV信号のフォーマットでは、第1フィー
ルドと第2フィールドの同期信号フォーマットは、互い
に異り、第1フィールドと第2フィールドを識別する情
報を備えている。
【0024】しかし、上述のように、図5および図6の
プログレス順次走査TV信号のフォーマットは、フィー
ルド構成していない為、1/30秒(即ち30Hz)に
対応する情報は存在しない。
【0025】それ故、1/30秒の情報に基づいてシス
テムを管理しているビデオ編集システムにプログレスビ
デオ編集システムを導入するには、そのプログレスビデ
オ編集システムに、1/30秒(即ち30Hz)に対応
する情報(I_REF)を作成するインタレ−スTV同
期信号源5を備える必要があった。
【0026】図4は、図3におけるプログレシブ走査V
TR20をより詳しく説明したブロック図である。
【0027】以下図4について説明する。
【0028】記録時には、記録再生切替スイッチ14お
よび記録再生切替スイッチ17はREC側に接続され
る。ビデオ入力端子20bから入力したプログレシブ走
査ビデオ信号は、記録アンプ8、記録再生切替スイッチ
14を経て回転ヘッド12によりテープ25上に記録さ
れる。
【0029】記録フレーム検出回路7は、プログレシブ
走査ビデオ信号の各フレームのスタートポイントを検出
する。
【0030】他方、I_REF入力端子20aから入力
されたI_REFは、再生フレーム検出回路11に入力
される。再生フレーム検出回路11は30Hzのフレー
ムリセット信号を生成し、そのフレームリセット信号を
記録フレーム検出回路7に出力する。
【0031】記録フレーム検出回路7は、ビデオ入力信
号から検出した各スタートポイントを示す信号をそのフ
レームリセット信号によりリセットし、30Hzのフレ
ームロック信号をサーボ回路13に出力する。
【0032】サーボ回路13は、記録フレーム検出回路
7からのフレームロック信号に基づいてテープ駆動モー
タ26を駆動し、テープ25の走行速度を制御し、VT
R20は、信号の記録を30Hzで位相ロックする。
【0033】このようにして、VTR1からVTR2へ
のプログレス走査ビデオ信号の転送は30Hzで管理す
ることが出来る。
【0034】再生時、記録再生切替スイッチ14および
スイッチ17はPB側に接続される。回転ヘッド12に
より再生されたプログレシブ走査ビデオ信号は、記録再
生切替スイッチ14、再生アンプ9を経てビデオ出力端
子20eから出力される。サーボ回路13は、再生フレ
ーム検出回路11から出力されるフレームロック信号に
基づいてテープ駆動モータ26を駆動し、テープ25の
走行を制御し、VTR20は、30Hzで制御されたビ
デオ信号を出力する。
【0035】以上の動作で明かなように、30Hzで管
理されているシステムにプログレス走査ビデオ信号の記
録再生を導入する為には、30Hzの信号を出力する機
器と、30Hzの信号を伝送するケーブルが必要にな
る。
【0036】
【発明が解決しようとする課題】このプログレスビデオ
編集システム及び磁気記録再生装置においては、より簡
易にシステム構成することが要求されている。
【0037】本発明は、30Hzの情報が存在しない、
プログレス走査TV信号を扱うプログレスビデオ編集シ
ステムにおいて、30Hzのタイムコード信号とプログ
レシブ走査TV方式のビデオ信号の位相をロックさせる
ことを目的とする。
【0038】
【課題を解決するための手段】本発明のプログレスビデ
オ編集システムおよび磁気記録再生装置は、少なくとも
ビデオ信号、音声信号、およびタイムコ−ド信号を含む
プログレス走査ビデオ信号を相互に伝送し、プログレシ
ブ走査TV方式の記録再生装置を含む複数のビデオ装置
からなるプログレスビデオ編集システムであって、前記
各装置はタイムコード信号を検出する手段と、前記検出
したタイムコードに含まれるフレーム番号の奇数番目と
偶数番目とのうちの1つのフレーム位置を検出すること
によりフレーム周波数の1/2の周波数の信号を生成す
る手段と、前記生成されたフレーム周波数の1/2の周
波数の信号に基づいて、フレームの位相同期制御を行う
手段とから構成される。
【0039】この構成により、プログレシブ走査ビデオ
信号に多重されたタイムコードからフレーム周波数の1
/2の(例えば30Hz)に対応する情報を生成し、こ
の30Hzに対応する情報により、ビデオ信号とテープ
上の記録すべき位置の相対関係をロックさせ再記録する
ように構成するものである。
【0040】これにより、プログレスビデオ編集システ
ムをインタ−レ−ス走査 ビデオ編集システムにインタ
−レ−ス同期信号を接続することなく組み込むことが可
能となる。
【0041】また、再生装置として働くプログレシブ走
査VTRから記録装置として働くプログレシブ走査VT
Rへの接続を簡単にし、記録装置として働くプログレシ
ブ走査VTRの出力は、そのままインタ−レ−ス走査ビ
デオ編集システムに組み込むことが可能になる。
【0042】
【発明の実施の形態】本発明の実施実施におけるプログ
レスビデオ編集システムについて図面を参照して説明す
る。
【0043】図1では、プログレシブ走査記録再生装置
(以下、VTRと呼ぶ)VTR1は再生装置として配置
され、プログレシブ走査VTR2は記録装置として配置
されている。
【0044】放送規格SMPTE292Mは、Y輝度信
号、Pb/Pr色差信号のBit-Serial Digital Interfa
ce(以下、SDIと記す)と呼ばれる伝送フォーマット
である。このフォーマットを用いることにより、TV信
号は、同軸ケ−ブル1本でビデオ信号、音声信号、およ
びタイムコ−ド信号を伝送することが出来る。一般に5
25Pと呼ばれるプログレス走査ビデオ 信号のフォー
マットを規定する放送規格SMPTE293M、および
720Pと呼ばれるプログレス走査ビデオ 信号のフォ
ーマットを規定するSMPTE296Mの信号フォーマ
ットのTV信号は、このSDIによりデジタルシリアル
信号として伝送することが出来る。
【0045】本実施形態で説明するプログレス走査ビデ
オ信号の伝送フォーマットは、好ましくは放送規格SM
PTE292Mまたはそれに類する伝送フォーマットで
あってSDIフォーマットの信号である。
【0046】VTR1のビデオ出力端子1eとVTR2
のビデオ入力端子2bは同軸ケーブルで接続されてい
る。再生装置のVTR1は、SDIフォーマットで映像
信号を収録されたテープを有していて、記録装置のVT
R2にこの同軸ケーブルを経てSDIフォーマットの映
像信号を転送し、VTR2はこの映像信号を再記録す
る。VTR2が映像信号を再生し出力する場合、VTR
2はビデオ出力端子2eからその映像信号を出力する。
このVTR1とVTR2の間は、この1本の同軸ケ−ブ
ルのみで接続されている。
【0047】本発明によれば1本の同軸ケ−ブルの接続
のみで機器間を30Hzで同期制御(同期ロック)する
ことが出来る。VTR2から出力するビデオ信号は外部
から30Hzでの管理を受けることが出来る。
【0048】図2を用いて詳細に説明する。図2は、図
1におけるシステム VTR2をより詳しく説明したブ
ロック図である。
【0049】まず記録時におけるVTR2の動作を説明
する。
【0050】記録時には、記録再生切替スイッチ14、
18はREC側に接続される。ビデオ入力端子2bから
入力されたプログレス走査ビデオ信号は、記録アンプ
8、記録再生切替スイッチ14を経て回転ヘッド12に
よりテープ25上に記録される。記録フレーム検出回路
7は、プログレス走査ビデオ信号の各フレームの先頭位
置を検出する。検出された先頭位置の間隔は1/60秒
(繰り返し周波数は60Hz)である。
【0051】タイムコード検出回路6は、ビデオ信号入
力端子2bから入力されるSDIフォーマットのビデオ
信号に補助データとして多重されているタイムコード信
号を検出する。タイムコード検出回路6は、検出された
タイムコード信号からフレーム周波数のフレーム信号を
生成し出力する。さらに、タイムコード検出回路6は、
検出したタイムコード信号に含まれるフレーム番号が奇
数か偶数かを判別し、フレーム番号が奇数(または偶
数)であるフレームのみに応じて信号(以後フレームド
信号と呼ぶ)を出力する。したがって、SDIフォーマ
ットのビデオ信号の連続する2フレーム毎に(1フレー
ム置きに)フレームド信号が出力されることになる。す
なわちフレームド信号は30Hzの信号である。このよ
うにしてタイムコード検出回路6は、60Hzのフレー
ム信号と30Hzのフレームド信号とを出力する。
【0052】またタイムコード検出回路6が出力する3
0Hzのフレームド信号に基づく新しいタイムコード
は、記録再生切替スイッチ18を経てタイムコードヘッ
ド24に出力され、テープ25上に記録される。なおタ
イムコードヘッド24は、記録時にはタイムコードライ
タとして動作し、再生時にはタイムコードリーダとして
動作する。
【0053】フレーム検出回路10は、タイムコード検
出回路6が出力する60Hzのフレーム信号を入力し、
その周波数を1/2に分周し、タイムコード検出回路6
が出力するフレームド信号により、その分周した信号の
位相を確定する。フレーム検出回路10は、その分周し
位相を確定した30Hzの信号(以後フレームリセット
信号と呼ぶ)を記録フレーム検出回路7に出力する。
【0054】記録フレーム検出回路7は、ビデオ入力信
号から検出した60Hzの先頭位置を示す信号を30H
zのフレームリセット信号によりリセットして、30H
zのフレームロック信号を生成し、サーボ回路13に出
力する。
【0055】サーボ回路13は、記録フレーム検出回路
7から出力される30Hzのフレームロック信号に基づ
いてテープ駆動モータ26を駆動し、テープ25の走行
を制御する。したがって、このフレームロック信号によ
りテープ25に対する回転ヘッド12の位置と回転ヘッ
ド12に入力されるビデオ信号の位相は、ロックされ
る。
【0056】このようにしてVTR2のテープ25に記
録されているビデオ信号は、SDIフォーマットのビデ
オ信号の奇数または偶数フレームで位置管理された信号
になる。
【0057】次に再生時におけるVTR2の動作を説明
する。図1ではプログレシブ走査VTR2は記録装置と
して配置されているが、一般には再生装置としての機能
も有している。再生時には、記録再生切替スイッチ1
4、18はPB側に接続される。再生時には、以上のよ
うにして記録されたテープ25から回転ヘッド12によ
り再生されたプログレス走査ビデオ 信号は、記録再生
切替スイッチ14および再生アンプ9を経てビデオ出力
端子2eから出力される。
【0058】また再生時にはタイムコードヘッド24
は、記録時にタイムコードヘッド24でテープ25に書
き込まれたタイムコードを読み出し、記録再生切替スイ
ッチ18を介してTC出力端子23から出力される。
【0059】サーボ回路13は再生時には、回転ヘッド
12から出力される信号およびタイムコードヘッド24
から出力される信号に基づき生成される信号2pによ
り、記録時と同様の方法でテープ駆動モータ26を駆動
し、テープ25の走行を制御する。
【0060】このようにしてVTR2のテープ25から
再生されたビデオ信号は、SDIフォーマットのビデオ
信号の奇数または偶数フレームで位置管理された信号に
なる。なお本実施形態では、SDIフォーマットの信号
を前提に説明したが、ビデオ信号のフォーマットはSD
Iに限定されない。VTR2は、出力する信号を、他の
インタレース走査方式の機器と同様にフレーム周波数の
1/2(例えば30Hz)でフレームの位置管理が行え
る信号にして出力してもよい。
【0061】また、プログレス走査ビデオ方式の2つの
VTRで構成したシステムの位相ロックについて説明し
たが、その他のビデオ編集機器等の間の位相ロックにも
適用できることはいうまでもない。
【0062】また、インタ−レ−ス走査 ビデオ信号の
フレーム周波数を30Hzとし、システムのフレーム位
置管理を30Hzで行うと説明したが、インタ−レ−ス
走査ビデオ信号のフレーム周波数を25Hzで、システ
ムのフレーム位置管理を25Hzで行ってもよい。要す
るにフレーム周波数の1/2であればよい。
【0063】以上のようにしてシステムを構成する装置
間でビデオ信号の伝送や編集等を行う場合に、ビデオ素
材の位置管理をフレーム周波数の1/2で行うことがで
きる。すなわち、本発明によれば、ビデオ信号の編集、
複写、転送等のビデオ素材の位置合わせに、インタレー
ス同期信号信号から得られるフレーム周波数の1/2
(30Hz)の信号を用いているビデオ編集システム
に、フレーム周波数の1/2(30Hz)の情報を持た
ないプログレス走査ビデオ機器を導入することが出来
る。
【0064】またVTR1からVTR2にプログレス走
査ビデオ 信号を転送するにあたって、2つのVTRが
設置されている位置が互いに遠く離れている場合、両V
TRを接続するケーブルが1本のみでよいことは、機器
の運用上大きいメリットである。
【0065】さらに、インタ−レ−ス走査 ビデオ信号
の場合、インタレース同期信号フォーマットが第1フィ
ールドと第2フィールドが区分できたので、30Hzで
フレームの位置管理が出来た。プログレス走査ビデオ
信号には、30Hzの情報が含まれていない。しかし、
本発明のプログレス走査ビデオ 信号の場合、映像と共
に伝送されるタイムコードに含まれるフレーム番号が奇
数か偶数かを判断してその判断に基づき30Hzでフレ
ームの位置管理を行うことが出来る。
【0066】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、プログレ
スビデオ機器間で、インタレースTV同期信号を接続す
る事なく、シリアルデジタルインタ−フェ−ス信号に多
重されているタイムコードデ−タの数値、奇数、偶数の
関係からフレーム信号成分を検出するフレーム検出手段
と、検出したフレーム信号を1/2分周しフィールド信
号成分を検出する手段とを有し、かつインタレースTV
同期信号の接続に関係なく、再生機側であるプログレス
VTR2と記録機側であるプログレスVTR3の機器間
でフィールド位相同期化手段を設けた、プログレスビデ
オ機器の30Hz位相同期制御(同期ロック)という有
利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるプログレスビデオ編
集システムの構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施形態における再生装置として配置
されたVTRの動作を示すブロック図
【図3】従来のプログレスビデオ編集システムの構成を
示すブロック図
【図4】図3に示した従来の実施形態における再生装置
として配置されたVTRの動作を示すブロック図
【図5】720Pプログレシブ走査ビデオ方式アナログ
信号を示す図
【図6】720Pプログレシブ走査ビデオ方式デジタル
信号を示す図
【符号の説明】
1、2、20 プログレシブ走査ビデオ方式VTR 1a、20a インタレースレファレンス信号入力端子
(I_REF) 1e、2e、20e ビデオ出力端子 2b、20b ビデオ入力端子 5 インタレースTV同期信号源 6 タイムコード検出回路 7 記録フレーム検出機 8 記録アンプ 9 再生アンプ 10 フレームの検出回路 11 再生フレーム検出機 12 回転ヘッド 13 サーボ回路 14、17、18 記録再生切替スイッチ 24 タイムコードヘッド 25 テープ 26 テープ駆動モータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともビデオ信号、音声信号、およ
    びタイムコ−ド信号を含むプログレス走査ビデオ信号を
    相互に伝送し、プログレシブ走査TV方式の記録再生装
    置を含む複数のビデオ装置からなるプログレスビデオ編
    集システムであって、 前記各装置はタイムコード信号を検出する手段と、前記
    検出したタイムコードに含まれるフレーム番号の奇数番
    目と偶数番目とのうちの1つのフレーム位置を検出する
    ことによりフレーム周波数の1/2の周波数の信号を生
    成する手段と、前記生成されたフレーム周波数の1/2
    の周波数の信号に基づいて、フレームの位相同期制御を
    行う手段と、から構成されることを特徴とするプログレ
    スビデオ編集システム。
  2. 【請求項2】 前記プログレス走査ビデオ信号は、SMPT
    E292M、SMPTE296M、またはSMPTE293Mで規定する信号で
    あることを特徴とする請求項1記載のプログレスビデオ
    編集システム。
  3. 【請求項3】 前記各装置は、各フレームの先頭位置を
    検出する手段をさらに備え、前記生成されたフレーム周
    波数の1/2の周波数の信号に基づいて、前記先頭位置
    の信号の位相を確定させることを特徴とする請求項1記
    載のプログレスビデオ編集システム。
  4. 【請求項4】 タイムコード信号を検出する手段と、前
    記検出したタイムコードに含まれるフレーム番号の奇数
    番目と偶数番目とのうちの1つのフレーム位置を検出す
    ることによりフレーム周波数の1/2の周波数の信号を
    生成する手段と、前記生成されたフレーム周波数の1/
    2の周波数の信号に基づいて、フレームの位相同期制御
    を行う手段と、から構成されることを特徴とする磁気記
    録再生装置。
  5. 【請求項5】 各フレームの先頭位置を検出する手段を
    さらに備え、前記生成されたフレーム周波数の1/2の
    周波数の信号に基づいて、前記先頭位置の信号の位相を
    確定させることを特徴とする請求項4記載の磁気記録再
    生装置。
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