JP2000059289A - デジタル通信システムのためのチャネル符号化体系をアップデ―トするための方法 - Google Patents
デジタル通信システムのためのチャネル符号化体系をアップデ―トするための方法Info
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- Communication Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 １つ以上の第１のステーション及び複数の第
２のステーションを有するデジタル通信システムのため
のチャネル符号化体系をアップデートするためのコスト
がかからず時間もかからない方法を提供することであ
る。 【解決手段】 上記課題は、アップデートするための
方法が次のステップを有することによって解決される、
すなわち、第１のステーションのうちの少なくとも１つ
においてアップデートされたチャネル符号化体系を供給
するステップと、所定のチャネルを介して第１のステー
ションから第２のステーションにアップデートされたチ
ャネル符号化体系をダウンロードするステップとを有す
ることによって解決される。
２のステーションを有するデジタル通信システムのため
のチャネル符号化体系をアップデートするためのコスト
がかからず時間もかからない方法を提供することであ
る。 【解決手段】 上記課題は、アップデートするための
方法が次のステップを有することによって解決される、
すなわち、第１のステーションのうちの少なくとも１つ
においてアップデートされたチャネル符号化体系を供給
するステップと、所定のチャネルを介して第１のステー
ションから第２のステーションにアップデートされたチ
ャネル符号化体系をダウンロードするステップとを有す
ることによって解決される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル通信シス
テムのためのチャネル符号化体系(channel coding sche
me)をアップデートするための方法に関する。どんなデ
ジタル通信システムにも適用可能ではあるが、本発明及
び本発明の基礎となる問題はとりわけＧＳＭ移動システ
ムに関連して論じられる。
テムのためのチャネル符号化体系(channel coding sche
me)をアップデートするための方法に関する。どんなデ
ジタル通信システムにも適用可能ではあるが、本発明及
び本発明の基礎となる問題はとりわけＧＳＭ移動システ
ムに関連して論じられる。
【０００２】
【従来の技術】現在のＧＳＭ移動通信システムにおい
て、チャネル符号化はスピーチ及びデータサービスに対
して適切なビット誤り率を達成するために必要とされ
る。一般的には、符号化は、伝送されるメッセージに冗
長性を故意に導入することによってその目的を達成す
る。情報理論及び符号化の詳細な入門書として、例えば
H.Taub, D.L.Schilling, Principles of Communicatio
n Systems, chapter 13, McGraw-Hill, 1987 を参照の
こと。
て、チャネル符号化はスピーチ及びデータサービスに対
して適切なビット誤り率を達成するために必要とされ
る。一般的には、符号化は、伝送されるメッセージに冗
長性を故意に導入することによってその目的を達成す
る。情報理論及び符号化の詳細な入門書として、例えば
H.Taub, D.L.Schilling, Principles of Communicatio
n Systems, chapter 13, McGraw-Hill, 1987 を参照の
こと。
【０００３】ＧＳＭ移動システムのような現在の第２世
代システムで使用されるチャネル符号化体系は、ＣＲＣ
（Cyclic Redundancy Check）及びリードソロモン符号
のような畳み込み符号及びブロック符号である。しか
し、本発明はこれらの符号化体系に限定されず他の符号
化体系にも適用しうる。
代システムで使用されるチャネル符号化体系は、ＣＲＣ
（Cyclic Redundancy Check）及びリードソロモン符号
のような畳み込み符号及びブロック符号である。しか
し、本発明はこれらの符号化体系に限定されず他の符号
化体系にも適用しうる。
【０００４】チャネル符号化及び誤り検出/訂正の概略
的なブロック線図が図２に図示されている。この図２で
は、参照符号１０が２進数字を伝送するトランスミッタ
を示し、参照符号１２は符号化手順を実施するエンコー
ダを示し、参照符号１４はインターリーバ（interleave
r）を示し、参照符号１６は変調器を示し、参照符号２
０は無線チャネルを示し、参照符号３０は伝送された２
進数字を受信するためのレシーバを示し、参照符号３２
はデコーダを示し、参照符号３４はデインターリーバを
示し、参照符号３６は復調器を示す。このように、一般
的に周知のように、デジタルデータストリームが変調さ
れて無線チャネルに供給される前に、データは誤り訂正
符号化処理及インターリービング処理を通過する。レシ
ーバ３０端部で、データは復調され、インターリービン
グ処理がデインターリーバ３４によって元に戻され、そ
してデータが復号化される。つまり、符号化から得られ
る誤り訂正及び検出フィーチャ（features）を利用する
やり方でデータビットが評価される。
的なブロック線図が図２に図示されている。この図２で
は、参照符号１０が２進数字を伝送するトランスミッタ
を示し、参照符号１２は符号化手順を実施するエンコー
ダを示し、参照符号１４はインターリーバ（interleave
r）を示し、参照符号１６は変調器を示し、参照符号２
０は無線チャネルを示し、参照符号３０は伝送された２
進数字を受信するためのレシーバを示し、参照符号３２
はデコーダを示し、参照符号３４はデインターリーバを
示し、参照符号３６は復調器を示す。このように、一般
的に周知のように、デジタルデータストリームが変調さ
れて無線チャネルに供給される前に、データは誤り訂正
符号化処理及インターリービング処理を通過する。レシ
ーバ３０端部で、データは復調され、インターリービン
グ処理がデインターリーバ３４によって元に戻され、そ
してデータが復号化される。つまり、符号化から得られ
る誤り訂正及び検出フィーチャ（features）を利用する
やり方でデータビットが評価される。
【０００５】図２の符号化体系はブロック符号又は畳み
込み符号のいずれかか、又は両方の符号化体系の組み合
わせでもよい。もし伝送される２進数字の特別な保護が
必要ならば、外部符号（outer code）をこのシステムに
付加することができる。
込み符号のいずれかか、又は両方の符号化体系の組み合
わせでもよい。もし伝送される２進数字の特別な保護が
必要ならば、外部符号（outer code）をこのシステムに
付加することができる。
【０００６】これらの符号化体系のパフォーマンス、遅
延、複雑度は、所属のパラメータのセットｐ1,ｐ2,...,
ｐnを有する符号化体系の個々のアルゴリズムに依存す
る。ただし、ここでｎは整数である。
延、複雑度は、所属のパラメータのセットｐ1,ｐ2,...,
ｐnを有する符号化体系の個々のアルゴリズムに依存す
る。ただし、ここでｎは整数である。
【０００７】これらの符号化は、設備が異なるベンダ製
のものである場合でも移動局及び基地局が通信できるよ
うに通信システムの仕様において予め定められている。
例えば、ＧＳＭ移動システムではチャネル符号化は固定
されており、ＧＳＭ０５.０３、セクション３に明記さ
れている。
のものである場合でも移動局及び基地局が通信できるよ
うに通信システムの仕様において予め定められている。
例えば、ＧＳＭ移動システムではチャネル符号化は固定
されており、ＧＳＭ０５.０３、セクション３に明記さ
れている。
【０００８】新しいデータチャネル又はエンハンスドス
ピーチコーダのような新しい又は改良されたサービス又
はアプリケーションが１つ以上の符号化体系及び相応の
パラメータセットを有する既存の移動通信システムに付
加される場合、一般的な問題が持ち上がる。通常、この
場合チャネル符号化体系をアップデートする必要があ
り、上記の特定のサービス又はアプリケーションのニー
ズに適合するために例えばパラメータセットのいくつか
の又は全てのパラメータが修正される必要がある。
ピーチコーダのような新しい又は改良されたサービス又
はアプリケーションが１つ以上の符号化体系及び相応の
パラメータセットを有する既存の移動通信システムに付
加される場合、一般的な問題が持ち上がる。通常、この
場合チャネル符号化体系をアップデートする必要があ
り、上記の特定のサービス又はアプリケーションのニー
ズに適合するために例えばパラメータセットのいくつか
の又は全てのパラメータが修正される必要がある。
【０００９】このため異なるサービスは異なるビットレ
ート、ビット誤り率、遅延制限(delay constraint)及び
非等価なエラープロテクション体系を要求する。よっ
て、新しいサービスがネットワークに付加される場合に
は、原理的にはあらゆる設備がアップデートされなけれ
ばならない。
ート、ビット誤り率、遅延制限(delay constraint)及び
非等価なエラープロテクション体系を要求する。よっ
て、新しいサービスがネットワークに付加される場合に
は、原理的にはあらゆる設備がアップデートされなけれ
ばならない。
【００１０】この問題に対する可能な解決法は、メーカ
（manufacturer）のサイト又はスペシャルサービスセン
タでこのアップデートをローカルに実施することであ
る。しかし、この方法は次のような欠点を有する。すな
わち、全てのメーカがその設備を変えるまでには、又は
全てのカスタマがスペシャルサービスセンタを訪れるま
でには非常に長い期間を要するかもしれないという欠点
がある。結局は、これは非常にコストがかかり時間のか
かる解決法であろう。
（manufacturer）のサイト又はスペシャルサービスセン
タでこのアップデートをローカルに実施することであ
る。しかし、この方法は次のような欠点を有する。すな
わち、全てのメーカがその設備を変えるまでには、又は
全てのカスタマがスペシャルサービスセンタを訪れるま
でには非常に長い期間を要するかもしれないという欠点
がある。結局は、これは非常にコストがかかり時間のか
かる解決法であろう。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、１つ
以上の第１のステーション及び複数の第２のステーショ
ンを有するデジタル通信システムのためのチャネル符号
化体系をアップデートするためのコストがかからず時間
もかからない方法を提供することである。
以上の第１のステーション及び複数の第２のステーショ
ンを有するデジタル通信システムのためのチャネル符号
化体系をアップデートするためのコストがかからず時間
もかからない方法を提供することである。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記課題は、アップデー
トするための方法が次のステップを有することによって
解決される、すなわち、第１のステーションのうちの少
なくとも１つにおいてアップデートされたチャネル符号
化体系を供給するステップと、所定のチャネルを介して
第１のステーションから第２のステーションにアップデ
ートされたチャネル符号化体系をダウンロードするステ
ップとを有することによって解決される。
トするための方法が次のステップを有することによって
解決される、すなわち、第１のステーションのうちの少
なくとも１つにおいてアップデートされたチャネル符号
化体系を供給するステップと、所定のチャネルを介して
第１のステーションから第２のステーションにアップデ
ートされたチャネル符号化体系をダウンロードするステ
ップとを有することによって解決される。
【００１３】
【発明の実施の形態】本発明の核となるアイデアは、チ
ャネル符号化体系の、すなわちパラメータ及び/又はア
ルゴリズムのダウンロード可能なアプローチを利用する
ことである。本発明の特別な利点は、アップデート処理
が高速でコスト高ではないことである。
ャネル符号化体系の、すなわちパラメータ及び/又はア
ルゴリズムのダウンロード可能なアプローチを利用する
ことである。本発明の特別な利点は、アップデート処理
が高速でコスト高ではないことである。
【００１４】有利な実施形態によれば、チャネル符号化
体系は多数の所定のアルゴリズム及び所属のパラメータ
のセットを含み、さらにアップデートされたチャネル符
号化体系を供給するステップは、パラメータの修正され
たセットを供給するステップを含む。この容易なケース
では、ネットワークは、単にパラメータの新しいセット
をダウンロードすることによってサービス固有のチャネ
ル符号化体系をオファーすることができる。
体系は多数の所定のアルゴリズム及び所属のパラメータ
のセットを含み、さらにアップデートされたチャネル符
号化体系を供給するステップは、パラメータの修正され
たセットを供給するステップを含む。この容易なケース
では、ネットワークは、単にパラメータの新しいセット
をダウンロードすることによってサービス固有のチャネ
ル符号化体系をオファーすることができる。
【００１５】さらに別の本発明の有利な実施形態によれ
ば、アップデートされたチャネル符号化体系をダウンロ
ードするステップは、パラメータの修正されたセットの
少なくとも修正されたパラメータをダウンロードするス
テップを含む。これにより、修正されたセットの全ての
パラメータをダウンロードする必要がなくなり、実際に
修正されたパラメータのみをダウンロードしさえすれば
よくなる。
ば、アップデートされたチャネル符号化体系をダウンロ
ードするステップは、パラメータの修正されたセットの
少なくとも修正されたパラメータをダウンロードするス
テップを含む。これにより、修正されたセットの全ての
パラメータをダウンロードする必要がなくなり、実際に
修正されたパラメータのみをダウンロードしさえすれば
よくなる。
【００１６】本発明の別の有利な実施形態によれば、チ
ャネル符号化体系は多数の所定のアルゴリズム及び所属
のパラメータのセットを含み、さらにアップデートされ
たチャネル符号化体系を供給するステップは、パラメー
タの修正されたセット及び１つ以上の修正されたアルゴ
リズムを供給するステップを含む。この場合、符号化体
系全体が変更される。
ャネル符号化体系は多数の所定のアルゴリズム及び所属
のパラメータのセットを含み、さらにアップデートされ
たチャネル符号化体系を供給するステップは、パラメー
タの修正されたセット及び１つ以上の修正されたアルゴ
リズムを供給するステップを含む。この場合、符号化体
系全体が変更される。
【００１７】本発明の別の有利な実施形態によれば、ア
ップデートされたチャネル符号化体系をダウンロードす
るステップは、パラメータの修正されたセットの少なく
とも修正されたパラメータ及び修正されたアルゴリズム
をダウンロードするステップを含む。この場合、修正さ
れたアルゴリズムは、例えばモバイルにおけるサービス
プログラムのソフトウェアアップデートとして、古い符
号化体系を利用してデータチャネルを介して伝送され、
この後でパラメータの修正されたセットが同一の又は他
のチャネルを介して伝送される。
ップデートされたチャネル符号化体系をダウンロードす
るステップは、パラメータの修正されたセットの少なく
とも修正されたパラメータ及び修正されたアルゴリズム
をダウンロードするステップを含む。この場合、修正さ
れたアルゴリズムは、例えばモバイルにおけるサービス
プログラムのソフトウェアアップデートとして、古い符
号化体系を利用してデータチャネルを介して伝送され、
この後でパラメータの修正されたセットが同一の又は他
のチャネルを介して伝送される。
【００１８】本発明の別の有利な実施形態によれば、シ
ステムはアップデートされない固定された符号化体系を
有する少なくとも１つのチャネルを有し、アップデート
されたチャネル符号化体系をダウンロードするステップ
は、このチャネルを介して実施される。有利には、この
チャネルは制御チャネルである。というのも、移動通信
システムの制御チャネルだけが所定の固定されたチャネ
ル符号化体系を必要とするからである。これらの制御チ
ャネルでは、特定のサービス又はアプリケーションのた
めのチャネル符号化のためのパラメータがターミナルに
ダウンロードされる。よってチャネル符号化は非常にフ
レキシブルである。
ステムはアップデートされない固定された符号化体系を
有する少なくとも１つのチャネルを有し、アップデート
されたチャネル符号化体系をダウンロードするステップ
は、このチャネルを介して実施される。有利には、この
チャネルは制御チャネルである。というのも、移動通信
システムの制御チャネルだけが所定の固定されたチャネ
ル符号化体系を必要とするからである。これらの制御チ
ャネルでは、特定のサービス又はアプリケーションのた
めのチャネル符号化のためのパラメータがターミナルに
ダウンロードされる。よってチャネル符号化は非常にフ
レキシブルである。
【００１９】本発明の別の有利な実施形態によれば、本
発明の方法は、チャネル符号化体系のアップデートを要
求する新しいサービス又は新しいアプリケーションを供
給するステップを有する。
発明の方法は、チャネル符号化体系のアップデートを要
求する新しいサービス又は新しいアプリケーションを供
給するステップを有する。
【００２０】本発明の別の有利な実施形態によれば、シ
ステムは畳み込み符号及び/又はＣＲＣ符号を使用し、
アップデートされたチャネル符号化体系をダウンロード
するステップは、１つ以上のパラメータブロックサイ
ズ、ＣＲＣ多項式、畳み込み多項式、拘束長、畳み込み
符号化のレート、パンクチャリングスキーム（puncturi
ng scheme）及び反復スキーム(repetition scheme)をダ
ウンロードすることを含む。
ステムは畳み込み符号及び/又はＣＲＣ符号を使用し、
アップデートされたチャネル符号化体系をダウンロード
するステップは、１つ以上のパラメータブロックサイ
ズ、ＣＲＣ多項式、畳み込み多項式、拘束長、畳み込み
符号化のレート、パンクチャリングスキーム（puncturi
ng scheme）及び反復スキーム(repetition scheme)をダ
ウンロードすることを含む。
【００２１】本発明の別の有利な実施形態によれば、最
適化されたインプリメンテーションのためにダウンロー
ド可能なパラメータは最小レンジ及び最大レンジに制限
される。
適化されたインプリメンテーションのためにダウンロー
ド可能なパラメータは最小レンジ及び最大レンジに制限
される。
【００２２】本発明の別の有利な実施形態によれば、シ
ステムはＧＳＭ又はＵＭＴＳ（Universal Mobile Telec
ommunication System）移動システムであり、第１のス
テーションは基地局であり、第２のステーションは移動
局である。本発明の有効性は、シミュレーション又は第
２世代ＧＳＭ移動通信システムの現在のインプリメンテ
ーションを利用してテストされる。しかし、本発明はそ
の仕様においてまだ完成されていないいかなる新しい移
動通信システムにも適用可能である。例えば、ＵＭＴＳ
システムは本発明のターゲットになりうる。
ステムはＧＳＭ又はＵＭＴＳ（Universal Mobile Telec
ommunication System）移動システムであり、第１のス
テーションは基地局であり、第２のステーションは移動
局である。本発明の有効性は、シミュレーション又は第
２世代ＧＳＭ移動通信システムの現在のインプリメンテ
ーションを利用してテストされる。しかし、本発明はそ
の仕様においてまだ完成されていないいかなる新しい移
動通信システムにも適用可能である。例えば、ＵＭＴＳ
システムは本発明のターゲットになりうる。
【００２３】本発明の有利な実施形態は従属請求項に記
載されている。
載されている。
【００２４】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて詳しく説明
する。
する。
【００２５】図１は、本発明による方法の有利な実施例
を説明するための、３つのチャネルを介する基地局と移
動局との間の通信の概略図である。
を説明するための、３つのチャネルを介する基地局と移
動局との間の通信の概略図である。
【００２６】図１では参照符号１は基地局、参照符号２
は移動局、ＳＣはスピーチチャネル、CCは制御チャネ
ル、ＤＣはデータチャネルであり、これら３つのチャネ
ルは無線チャネル２０である（図２も参照）。１００は
基地局入力手段、２００は移動局入力手段、２５０は移
動局メモリ手段である。
は移動局、ＳＣはスピーチチャネル、CCは制御チャネ
ル、ＤＣはデータチャネルであり、これら３つのチャネ
ルは無線チャネル２０である（図２も参照）。１００は
基地局入力手段、２００は移動局入力手段、２５０は移
動局メモリ手段である。
【００２７】この実施例は、複数の基地局及び複数の移
動局を有するデジタルＧＳＭ移動通信システムのスピー
チチャネルＳＣのチャネル符号化体系をアップデートす
ることに関連する。
動局を有するデジタルＧＳＭ移動通信システムのスピー
チチャネルＳＣのチャネル符号化体系をアップデートす
ることに関連する。
【００２８】新しいスピーチコーダプログラムを入力手
段１００を介して入力することによって基地局１にこの
新しいスピーチコーダプログラムがインプリメントされ
ていると仮定する。この入力手段１００はソフトウェア
プログラムインターフェース又はできるならばハードウ
ェア手段の形式の類似のものであればよい。
段１００を介して入力することによって基地局１にこの
新しいスピーチコーダプログラムがインプリメントされ
ていると仮定する。この入力手段１００はソフトウェア
プログラムインターフェース又はできるならばハードウ
ェア手段の形式の類似のものであればよい。
【００２９】他方で、この新しいスピーチコーダプログ
ラムは移動局２にもインプリメントされる必要がある。
この例では、これはこの新しいスピーチコーダプログラ
ムを基地局１からデータチャネルＤＣを介して移動局２
に伝送することによって実施される。もちろん、これは
入力手段１００の場合と同様に、入力手段２００を介し
てこの新しいスピーチコーダプログラムを入力すること
によって配置することもできる。
ラムは移動局２にもインプリメントされる必要がある。
この例では、これはこの新しいスピーチコーダプログラ
ムを基地局１からデータチャネルＤＣを介して移動局２
に伝送することによって実施される。もちろん、これは
入力手段１００の場合と同様に、入力手段２００を介し
てこの新しいスピーチコーダプログラムを入力すること
によって配置することもできる。
【００３０】この時点まで全てのチャネルＳＣ、CC、DC
はおのおの個々のパラメータのセット及び個々のアルゴ
リズムを有する異なるチャネル符号化体系を使用する。
はおのおの個々のパラメータのセット及び個々のアルゴ
リズムを有する異なるチャネル符号化体系を使用する。
【００３１】新しいスピーチコーダプログラムをインプ
リメントした結果、スピーチチャネルＳＣのチャネル符
号化体系はその変更されたアプリケーションのニーズに
適合するために修正される必要がある。
リメントした結果、スピーチチャネルＳＣのチャネル符
号化体系はその変更されたアプリケーションのニーズに
適合するために修正される必要がある。
【００３２】この目的のために、スピーチチャネルＳＣ
符号化体系に相応するパラメータの修正されたセットが
基地局１に入力手段１００によって供給される。
符号化体系に相応するパラメータの修正されたセットが
基地局１に入力手段１００によって供給される。
【００３３】次いで、パラメータのこの修正されたセッ
トの修正されたパラメータをダウンロードすることが制
御チャネルCCを利用して行われる。この制御チャネルCC
はアップデートされていない固定された符号化体系を有
する。パラメータの新しいセットは移動局メモリ２５０
に格納される。注意すべきことは、この場合スピーチチ
ャネルＳＣ符号化体系のアルゴリズムは変更されないま
まである、ということである。
トの修正されたパラメータをダウンロードすることが制
御チャネルCCを利用して行われる。この制御チャネルCC
はアップデートされていない固定された符号化体系を有
する。パラメータの新しいセットは移動局メモリ２５０
に格納される。注意すべきことは、この場合スピーチチ
ャネルＳＣ符号化体系のアルゴリズムは変更されないま
まである、ということである。
【００３４】ダウンロードされる必要のあるパラメータ
はこの例示的なＧＳＮ移動通信システムにおいて利用さ
れるスピーチチャネルＳＣ符号化体系に固有のものであ
る。このシステムが畳み込み符号及び/又はＣＲＣ符号
を使用するならば、次のようなパラメータがダウンロー
ド可能でなくてはならない。すなわち、ブロックサイ
ズ、ＣＲＣ多項式、畳み込み多項式、拘束長、畳み込み
符号化のレート、パンクチャリングスキーム及び反復ス
キームである。
はこの例示的なＧＳＮ移動通信システムにおいて利用さ
れるスピーチチャネルＳＣ符号化体系に固有のものであ
る。このシステムが畳み込み符号及び/又はＣＲＣ符号
を使用するならば、次のようなパラメータがダウンロー
ド可能でなくてはならない。すなわち、ブロックサイ
ズ、ＣＲＣ多項式、畳み込み多項式、拘束長、畳み込み
符号化のレート、パンクチャリングスキーム及び反復ス
キームである。
【００３５】この後で、変更された符号化体系が基地局
１と移動局２との通信に利用される。同一の手順がこの
基地局１から又は変更されたパラメータセットを利用可
能な他の局から他の全ての移動局に対して繰り返され
る。
１と移動局２との通信に利用される。同一の手順がこの
基地局１から又は変更されたパラメータセットを利用可
能な他の局から他の全ての移動局に対して繰り返され
る。
【００３６】本発明は有利な実施形態に関して記述され
たが、本発明の多くの修正が本発明の範囲から離れるこ
となく請求項により定められているように実施できる。
たが、本発明の多くの修正が本発明の範囲から離れるこ
となく請求項により定められているように実施できる。
【００３７】特に、上記の実施例は、純粋に説明のため
のものであり、本発明ではいかなる符号化体系も使用で
きる。所与のシステムで使用される符号化体系の種類は
システム仕様に含まれていなければならない。さらに相
応のパラメータは最適化されたインプリメンテーション
のために最小レンジ及び最大レンジに制限される。
のものであり、本発明ではいかなる符号化体系も使用で
きる。所与のシステムで使用される符号化体系の種類は
システム仕様に含まれていなければならない。さらに相
応のパラメータは最適化されたインプリメンテーション
のために最小レンジ及び最大レンジに制限される。
【００３８】本発明は移動通信システムに関連して説明
されたが、固定通信システムにも適用可能である。
されたが、固定通信システムにも適用可能である。
【図１】本発明による方法の有利な実施例を説明するた
めの、３つのチャネルを介する基地局と移動局との間の
通信の概略図である。
めの、３つのチャネルを介する基地局と移動局との間の
通信の概略図である。
【図２】チャネル符号化及び誤り検出/訂正の概略的な
ブロック線図である。
ブロック線図である。
【符号の説明】 １ 基地局 ２ 移動局 １０ トランスミッタ １２ エンコーダ １４ インターリーバ １６ 変調器 ２０ 無線チャネル ３０ レシーバ ３２ デコーダ ３４ デインターリーバ ３６ 復調器 １００ 入力手段 ２００ 入力手段 ２５０ メモリ手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｑ 7/30 (72)発明者 ベニー ヴァイルゴールド デンマーク国 アールボルグ ヴィルスン ドヴァイ 96
Claims (10)
- 【請求項１】 １つ以上の第１のステーション（１）及
び複数の第２のステーション（２）を有するデジタル通
信システムのためのチャネル符号化体系(channel codin
g scheme)をアップデートするための方法において、 該方法は次のステップを有する、すなわち、 前記第１のステーション（１）のうちの少なくとも１つ
においてアップデートされたチャネル符号化体系を供給
するステップと、 所定のチャネルを介して前記第１のステーション（１）
から前記第２のステーション（２）に前記アップデート
されたチャネル符号化体系をダウンロードするステップ
とを有する、デジタル通信システムのためのチャネル符
号化体系をアップデートするための方法。 - 【請求項２】 前記チャネル符号化体系は多数の所定の
アルゴリズム及び所属のパラメータのセットを含み、 さらにアップデートされたチャネル符号化体系を供給す
るステップは、パラメータの修正されたセットを供給す
るステップを含む、請求項１記載の方法。 - 【請求項３】 アップデートされたチャネル符号化体系
をダウンロードするステップは、パラメータの修正され
たセットの少なくとも修正されたパラメータをダウンロ
ードするステップを含む、請求項２記載の方法。 - 【請求項４】 前記チャネル符号化体系は多数の所定の
アルゴリズム及び所属のパラメータのセットを含み、 アップデートされたチャネル符号化体系を供給するステ
ップは、パラメータの修正されたセット及び１つ以上の
修正されたアルゴリズムを供給するステップを含む、請
求項１記載の方法。 - 【請求項５】 アップデートされたチャネル符号化体系
をダウンロードするステップは、パラメータの修正され
たセットの少なくとも修正されたパラメータ及び修正さ
れたアルゴリズムをダウンロードするステップを含む、
請求項４記載の方法。 - 【請求項６】 システムはアップデートされない固定さ
れた符号化体系を有する少なくとも１つのチャネルを有
し、 アップデートされたチャネル符号化体系をダウンロード
するステップは前記チャネルを介して実施される、請求
項１〜５までのうちの１項記載の方法。 - 【請求項７】 チャネル符号化体系のアップデートを要
求する新しいサービス又は新しいアプリケーションを供
給するステップを有する、請求項１〜６までのうちの１
項記載の方法。 - 【請求項８】 システムは畳み込み符号及び/又はＣＲ
Ｃ符号を使用し、 アップデートされたチャネル符号化体系をダウンロード
するステップは、１つ以上のパラメータブロックサイ
ズ、ＣＲＣ多項式、畳み込み多項式、拘束長、畳み込み
符号化のレート、パンクチャリングスキーム（puncturi
ng scheme）及び反復スキーム(repetition scheme)をダ
ウンロードすることを含む、請求項１〜７までのうちの
１項記載の方法。 - 【請求項９】 ダウンロード可能なパラメータは最小レ
ンジ及び最大レンジに制限される、請求項８記載の方
法。 - 【請求項１０】 システムはＧＳＭ又はＵＭＴＳ移動シ
ステムであり、第１のステーションは基地局であり、第
２のステーションは移動局である、請求項１〜９までの
うちの１項記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| EP98106997.4 | 1998-04-17 | ||
| EP98106997A EP0951188A1 (en) | 1998-04-17 | 1998-04-17 | A method for updating a channel coding scheme for digital communication systems |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000059289A true JP2000059289A (ja) | 2000-02-25 |
Family
ID=8231776
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11111186A Pending JP2000059289A (ja) | 1998-04-17 | 1999-04-19 | デジタル通信システムのためのチャネル符号化体系をアップデ―トするための方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0951188A1 (ja) |
| JP (1) | JP2000059289A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FI955188A (fi) * | 1995-10-30 | 1997-06-24 | Nokia Telecommunications Oy | Matkaviestimen ohjelmiston ylläpito |
| WO1997029606A1 (en) * | 1996-02-12 | 1997-08-14 | British Telecommunications Public Limited Company | Telephone system |
-
1998
- 1998-04-17 EP EP98106997A patent/EP0951188A1/en not_active Withdrawn
-
1999
- 1999-04-19 JP JP11111186A patent/JP2000059289A/ja active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0951188A1 (en) | 1999-10-20 |
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