JP2000058152A - ドラムのアース装置 - Google Patents
ドラムのアース装置Info
- Publication number
- JP2000058152A JP2000058152A JP10222212A JP22221298A JP2000058152A JP 2000058152 A JP2000058152 A JP 2000058152A JP 10222212 A JP10222212 A JP 10222212A JP 22221298 A JP22221298 A JP 22221298A JP 2000058152 A JP2000058152 A JP 2000058152A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- leaf spring
- drum
- temperature sensor
- grounding device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
- Elimination Of Static Electricity (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ドラムが帯電することを防止すると共に、回
転シャフト上面との接触不具合を防止し、さらには消費
電力の節減を図ることができるドラムのアース装置を提
供する。 【解決手段】 設定温度よりも高くなると、板バネ13
の弾性力よりも温度センサー16の変形力の方が大きく
なる。そのため、温度センサー16は板バネ13を上方
に持ち上げ、板バネ13の先端に嵌合されている接点1
4も上方に持ち上がる。接点14はドラムの回転シャフ
ト19上面から離れる。設定温度よりも低くなると、温
度センサー16の変形力の方が板バネ13の弾性力より
も小さくなり、板バネ13は自らの弾性力で下方に戻
り、接点14も下方に下がる。接点14は回転シャフト
19の上面に接触し、回転シャフト19に溜まった電荷
は、アース装置11を介して図示せぬシャーシに逃がさ
れる。
転シャフト上面との接触不具合を防止し、さらには消費
電力の節減を図ることができるドラムのアース装置を提
供する。 【解決手段】 設定温度よりも高くなると、板バネ13
の弾性力よりも温度センサー16の変形力の方が大きく
なる。そのため、温度センサー16は板バネ13を上方
に持ち上げ、板バネ13の先端に嵌合されている接点1
4も上方に持ち上がる。接点14はドラムの回転シャフ
ト19上面から離れる。設定温度よりも低くなると、温
度センサー16の変形力の方が板バネ13の弾性力より
も小さくなり、板バネ13は自らの弾性力で下方に戻
り、接点14も下方に下がる。接点14は回転シャフト
19の上面に接触し、回転シャフト19に溜まった電荷
は、アース装置11を介して図示せぬシャーシに逃がさ
れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオテープレコ
ーダやデジタルオーディオテープレコーダ等のドラムの
回転シャフト上面に対して接触させて該ドラムが帯電す
ることを防止すると共に、該回転シャフト上面との接触
不具合を防止し、さらには消費電力の節減を図ることが
できるドラムのアース装置に関する。
ーダやデジタルオーディオテープレコーダ等のドラムの
回転シャフト上面に対して接触させて該ドラムが帯電す
ることを防止すると共に、該回転シャフト上面との接触
不具合を防止し、さらには消費電力の節減を図ることが
できるドラムのアース装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオテープレコーダやデジタルオーデ
ィオテープレコーダ等には、記録又は再生するためテー
プを捲回するドラムが設けられている。このドラムが回
転するときに、該テープと摩擦することにより静電気が
生じる。この静電気による電荷がドラムに溜まることを
防止するためアース装置が設けられている。
ィオテープレコーダ等には、記録又は再生するためテー
プを捲回するドラムが設けられている。このドラムが回
転するときに、該テープと摩擦することにより静電気が
生じる。この静電気による電荷がドラムに溜まることを
防止するためアース装置が設けられている。
【0003】図4は、従来のアース装置1の斜視図であ
る。このアース装置1の一端を構成するホルダー2は、
図示せぬシャーシに固定される。ホルダー2には、板バ
ネ3が接続されており、この板バネ3の先端には接点4
が嵌合されている。そして、接点4が嵌合される部分を
含む上面にはダンパー5が設けられる。これら接点4及
びダンパー5は、アース装置1の他端を構成している。
接点4は、図示せぬ該ドラムの回転シャフト上面に接触
している。したがって、アース装置1は、該ドラムに接
触している接点4、そして板バネ3、さらにはホルダー
2を介して図示せぬ該シャーシに接続される。
る。このアース装置1の一端を構成するホルダー2は、
図示せぬシャーシに固定される。ホルダー2には、板バ
ネ3が接続されており、この板バネ3の先端には接点4
が嵌合されている。そして、接点4が嵌合される部分を
含む上面にはダンパー5が設けられる。これら接点4及
びダンパー5は、アース装置1の他端を構成している。
接点4は、図示せぬ該ドラムの回転シャフト上面に接触
している。したがって、アース装置1は、該ドラムに接
触している接点4、そして板バネ3、さらにはホルダー
2を介して図示せぬ該シャーシに接続される。
【0004】図示せぬ該ドラムの回転時に、該図示せぬ
テープとの摩擦で静電気が生じると、該ドラム(特に上
ドラム、主にベアリングの球)に溜まった電荷は、アー
ス装置1を介して図示せぬ該シャーシに逃される。こう
して、静電気により該テープが該ドラムに付着すること
が防止される。
テープとの摩擦で静電気が生じると、該ドラム(特に上
ドラム、主にベアリングの球)に溜まった電荷は、アー
ス装置1を介して図示せぬ該シャーシに逃される。こう
して、静電気により該テープが該ドラムに付着すること
が防止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に、静電気により
生じる電荷は、例えば10℃以下の低温度(低湿度)下
においてドラム(特に上ドラム、ベアリングの球)に溜
まりやすい。逆に、10℃以上の常温又は高温度下では
電荷は溜りにくい。このような電荷があまり溜まってい
ない状態において、従来技術のアース装置のように接点
とドラムとを常に接触した状態にしておくと、以下の問
題が生じる。 1.ドラムとアース装置とが常に接触して回転シャフト
に負荷がかかっているため、ドラムを回転させるための
消費電力が余分に消耗する。 2.ドラムがアース装置と常に接触していると、これら
の間で接触不具合が生じやすい。例えばウォーターフロ
ーと呼ばれる画面ゆれによる画質不良や、スティックス
リップ等による鳴き音が発生する等不良の発生率が高く
なる。
生じる電荷は、例えば10℃以下の低温度(低湿度)下
においてドラム(特に上ドラム、ベアリングの球)に溜
まりやすい。逆に、10℃以上の常温又は高温度下では
電荷は溜りにくい。このような電荷があまり溜まってい
ない状態において、従来技術のアース装置のように接点
とドラムとを常に接触した状態にしておくと、以下の問
題が生じる。 1.ドラムとアース装置とが常に接触して回転シャフト
に負荷がかかっているため、ドラムを回転させるための
消費電力が余分に消耗する。 2.ドラムがアース装置と常に接触していると、これら
の間で接触不具合が生じやすい。例えばウォーターフロ
ーと呼ばれる画面ゆれによる画質不良や、スティックス
リップ等による鳴き音が発生する等不良の発生率が高く
なる。
【0006】本発明は上記のような事情を考慮してなさ
れたものであり、その目的は、ドラムの回転シャフト上
面に対して接触させて該ドラムが帯電することを防止す
ると共に、該回転シャフト上面との接触不具合を防止
し、さらには消費電力の節減を図ることができるドラム
のアース装置を提供することにある。
れたものであり、その目的は、ドラムの回転シャフト上
面に対して接触させて該ドラムが帯電することを防止す
ると共に、該回転シャフト上面との接触不具合を防止
し、さらには消費電力の節減を図ることができるドラム
のアース装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係るドラムのアース装置は、ドラムの回転
シャフトに対して接触させて、該ドラムが帯電するのを
防止するためのアース装置であって、該回転シャフトの
上面に接触する接点と、一端がシャーシに固定され他端
に該接点が嵌合された板バネと、該板バネに重ね合わせ
られて固定支持される温度センサーと、該温度センサー
の上面及び該接点が該板バネに嵌合される部分の上面に
設けられるダンパーと、を具備することを特徴とする。
また前記温度センサーは、形状記憶合金であることが望
ましい。また前記温度センサーは、形状記憶合金であ
り、前記ダンパーは接着性を有し、乾燥することにより
固化する樹脂材であること、が望ましい。
め、本発明に係るドラムのアース装置は、ドラムの回転
シャフトに対して接触させて、該ドラムが帯電するのを
防止するためのアース装置であって、該回転シャフトの
上面に接触する接点と、一端がシャーシに固定され他端
に該接点が嵌合された板バネと、該板バネに重ね合わせ
られて固定支持される温度センサーと、該温度センサー
の上面及び該接点が該板バネに嵌合される部分の上面に
設けられるダンパーと、を具備することを特徴とする。
また前記温度センサーは、形状記憶合金であることが望
ましい。また前記温度センサーは、形状記憶合金であ
り、前記ダンパーは接着性を有し、乾燥することにより
固化する樹脂材であること、が望ましい。
【0008】該温度センサーは、予め定められた設定温
度を基準にして変形する。これにより、該板バネと該板
バネに重ね合わせられた該温度センサーとの間で、該板
バネの弾性力及び該温度センサーの変形に伴う弾性力間
における強弱関係が変化する。これらの弾性力により、
周囲の温度が該設定温度よりも高いときは、接触してい
た該接点とドラムの回転シャフト上面とを非接触にす
る。温度変化によって異なる電荷の溜まり具合に応じ
て、該接点と該ドラムの回転シャフトとを接触又は非接
触にする。よって、該接点が該回転シャフトに接触する
ことにより生じる余分の負荷を取り除いて消費電力を節
減し、アース装置とドラムとの間で接触不具合が発生す
ることを防止する。
度を基準にして変形する。これにより、該板バネと該板
バネに重ね合わせられた該温度センサーとの間で、該板
バネの弾性力及び該温度センサーの変形に伴う弾性力間
における強弱関係が変化する。これらの弾性力により、
周囲の温度が該設定温度よりも高いときは、接触してい
た該接点とドラムの回転シャフト上面とを非接触にす
る。温度変化によって異なる電荷の溜まり具合に応じ
て、該接点と該ドラムの回転シャフトとを接触又は非接
触にする。よって、該接点が該回転シャフトに接触する
ことにより生じる余分の負荷を取り除いて消費電力を節
減し、アース装置とドラムとの間で接触不具合が発生す
ることを防止する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の
形態によるアース装置11の斜視図である。アース装置
11は、板バネ13と、板バネ13の一端に接続される
ホルダー12と、板バネ13の他端に嵌合された接点1
4と、板バネ13上に重ね合わせられて固定支持される
温度センサー16と、温度センサー16の上面及び接点
14が板バネ13に嵌合される部分の上面に設けられた
ダンパー15とから成る。
実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の
形態によるアース装置11の斜視図である。アース装置
11は、板バネ13と、板バネ13の一端に接続される
ホルダー12と、板バネ13の他端に嵌合された接点1
4と、板バネ13上に重ね合わせられて固定支持される
温度センサー16と、温度センサー16の上面及び接点
14が板バネ13に嵌合される部分の上面に設けられた
ダンパー15とから成る。
【0010】板バネ13の一端とホルダー12の一端と
は、例えばカシメ部材17によりカシメられて接続され
ている。板バネ13に対して垂直に曲げられたホルダー
12の他端は、図示せぬビデオテープレコーダ等のシャ
ーシ(メカシャーシともいう)に固定される。板バネ1
3上には、温度センサー16が例えば帯状の支持部材1
8により接着されて固定支持される。板バネ13の他端
に嵌合された接点14は、例えばカーボンから成る。接
点14の先端は図2に示されるドラムの回転シャフト1
9の上面19aに接触可能である。
は、例えばカシメ部材17によりカシメられて接続され
ている。板バネ13に対して垂直に曲げられたホルダー
12の他端は、図示せぬビデオテープレコーダ等のシャ
ーシ(メカシャーシともいう)に固定される。板バネ1
3上には、温度センサー16が例えば帯状の支持部材1
8により接着されて固定支持される。板バネ13の他端
に嵌合された接点14は、例えばカーボンから成る。接
点14の先端は図2に示されるドラムの回転シャフト1
9の上面19aに接触可能である。
【0011】温度センサー16は、例えばNi−Ti−
Co合金から成る形状記憶合金である。この形状記憶合
金は、予め定められた設定温度(例えば10℃)よりも
周囲の温度が高いときは、板バネ13の弾性力よりも該
形状記憶合金が変形して生じる弾性力の方が大きくなる
ように形成されている。このときの該形状記憶合金は、
オーステナイト相の結晶構造を採る。逆に、該設定温度
よりも周囲の温度が低いときには、板バネ13の弾性力
よりも温度センサー16である形状記憶合金が変形して
生じる弾性力の方が小さくなる。このとき、該形状記憶
合金はマルテンサイト相の結晶構造を採る。
Co合金から成る形状記憶合金である。この形状記憶合
金は、予め定められた設定温度(例えば10℃)よりも
周囲の温度が高いときは、板バネ13の弾性力よりも該
形状記憶合金が変形して生じる弾性力の方が大きくなる
ように形成されている。このときの該形状記憶合金は、
オーステナイト相の結晶構造を採る。逆に、該設定温度
よりも周囲の温度が低いときには、板バネ13の弾性力
よりも温度センサー16である形状記憶合金が変形して
生じる弾性力の方が小さくなる。このとき、該形状記憶
合金はマルテンサイト相の結晶構造を採る。
【0012】この温度センサー16の上面16a及び接
点14が板バネ13に嵌合された部分の上面14aには
ダンパー15が設けられる。ダンパー15は、例えば接
着性を有し、乾燥することにより固化する樹脂材であ
る。この樹脂材が、接点14の板バネ13への嵌合部分
及び温度センサー16の上面14a,16aに塗布され
る。その後、該樹脂材が固化されることにより防振性を
有し、ダンパーとしての役割を果たす。この樹脂材とし
ては、例えば日本オートメーション社製のゲルナック
(商標名)が挙げられる。
点14が板バネ13に嵌合された部分の上面14aには
ダンパー15が設けられる。ダンパー15は、例えば接
着性を有し、乾燥することにより固化する樹脂材であ
る。この樹脂材が、接点14の板バネ13への嵌合部分
及び温度センサー16の上面14a,16aに塗布され
る。その後、該樹脂材が固化されることにより防振性を
有し、ダンパーとしての役割を果たす。この樹脂材とし
ては、例えば日本オートメーション社製のゲルナック
(商標名)が挙げられる。
【0013】次に、アース装置11の動作について説明
する。図2は、該設定温度より周囲の温度が高いときの
アース装置11の動作状態を示す側断面図であり、図3
は、該設定温度より周囲の温度が低いときのアース装置
11の動作状態を示す側断面図である。
する。図2は、該設定温度より周囲の温度が高いときの
アース装置11の動作状態を示す側断面図であり、図3
は、該設定温度より周囲の温度が低いときのアース装置
11の動作状態を示す側断面図である。
【0014】周囲の気温が該設定温度よりも高くなる
と、結晶構造の変化により温度センサー16が変形す
る。この変形により生じる弾性力の方が、板バネ13の
弾性力よりも勝るようになる。そのため、温度センサー
16は板バネ13を上方に持ち上げ、板バネ13の先端
に嵌合されている接点14も上方に持ち上げられる。そ
して、接点14はドラムの回転シャフト19の上面19
aから離れて非接触の状態となる(アース装置11はオ
フ状態となる)。
と、結晶構造の変化により温度センサー16が変形す
る。この変形により生じる弾性力の方が、板バネ13の
弾性力よりも勝るようになる。そのため、温度センサー
16は板バネ13を上方に持ち上げ、板バネ13の先端
に嵌合されている接点14も上方に持ち上げられる。そ
して、接点14はドラムの回転シャフト19の上面19
aから離れて非接触の状態となる(アース装置11はオ
フ状態となる)。
【0015】逆に、周囲の気温が該設定温度よりも低く
なると、再び結晶構造の変化により温度センサー16が
変形し、この変形により生じる弾性力よりも板バネ13
の弾性力の方が勝るようになる。そのため、板バネ13
の弾性力により板バネ13は下方に引き戻される。そし
て、板バネ13の先端に嵌合されている接点14は下方
に引き戻され、ドラムの回転シャフト19の上面19a
に接触する(アース装置11はオン状態となる)。回転
シャフト19に溜まった電荷は、接点14から板バネ1
3、さらにはホルダー12を介して図示せぬ上記シャー
シに逃がされる。
なると、再び結晶構造の変化により温度センサー16が
変形し、この変形により生じる弾性力よりも板バネ13
の弾性力の方が勝るようになる。そのため、板バネ13
の弾性力により板バネ13は下方に引き戻される。そし
て、板バネ13の先端に嵌合されている接点14は下方
に引き戻され、ドラムの回転シャフト19の上面19a
に接触する(アース装置11はオン状態となる)。回転
シャフト19に溜まった電荷は、接点14から板バネ1
3、さらにはホルダー12を介して図示せぬ上記シャー
シに逃がされる。
【0016】上記実施の形態によれば、予め定められた
設定温度を基準にして、結晶構造が変化する形状記憶合
金を温度センサー16として板バネ13に重ね合わせて
固定支持する。周囲の温度により、板バネ13及び温度
センサー16それぞれの弾性力間における強弱関係が変
化する。したがって、温度変化によって異なる電荷の溜
まり具合に応じて、接点14とドラムの回転シャフト1
9とが接触又は非接触になる。これにより、電荷があま
り溜まっていないときには非接触状態にして、アース装
置11の回転シャフト19への負荷を取り除き、必要以
上に余分な電力が消耗することを防ぐ。その結果、消費
電力を節減でき、バッテリーの使用時間をより長くする
ことができる。
設定温度を基準にして、結晶構造が変化する形状記憶合
金を温度センサー16として板バネ13に重ね合わせて
固定支持する。周囲の温度により、板バネ13及び温度
センサー16それぞれの弾性力間における強弱関係が変
化する。したがって、温度変化によって異なる電荷の溜
まり具合に応じて、接点14とドラムの回転シャフト1
9とが接触又は非接触になる。これにより、電荷があま
り溜まっていないときには非接触状態にして、アース装
置11の回転シャフト19への負荷を取り除き、必要以
上に余分な電力が消耗することを防ぐ。その結果、消費
電力を節減でき、バッテリーの使用時間をより長くする
ことができる。
【0017】また、電荷があまり溜まっていない常温又
は高温時には、アース装置11とドラムの回転シャフト
19とを非接触にするので、画面ゆれや鳴き音発生等の
接触不具合が生じることを防止する。その結果、鮮明な
画像や音声を提供することが出来る。
は高温時には、アース装置11とドラムの回転シャフト
19とを非接触にするので、画面ゆれや鳴き音発生等の
接触不具合が生じることを防止する。その結果、鮮明な
画像や音声を提供することが出来る。
【0018】また、アース装置11は、板バネ13上に
温度センサー16が重ね合わされ、支持部材18及びダ
ンパー15により固定されるのみの簡単な構造である。
さらに、従来技術と比べてほぼ大きさも変わらず製造で
きるので、容易に実現しやすい。
温度センサー16が重ね合わされ、支持部材18及びダ
ンパー15により固定されるのみの簡単な構造である。
さらに、従来技術と比べてほぼ大きさも変わらず製造で
きるので、容易に実現しやすい。
【0019】尚、上記実施の形態では、温度センサー1
6の板バネ13への固定支持方法として、支持部材18
により接着することとしたが、支持部材18を用いず直
接板バネ13上に接着してもよい。また、熱溶着、ネジ
止め又はカシメ等により板バネ13上に固定支持しても
よい。また、上記設定温度は10℃に設定されたが、こ
の設定温度に限られない。
6の板バネ13への固定支持方法として、支持部材18
により接着することとしたが、支持部材18を用いず直
接板バネ13上に接着してもよい。また、熱溶着、ネジ
止め又はカシメ等により板バネ13上に固定支持しても
よい。また、上記設定温度は10℃に設定されたが、こ
の設定温度に限られない。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ビ
デオテープレコーダやデジタルオーディオテープレコー
ダ等のドラムの回転シャフト上面に対して接触させて該
ドラムが帯電することを防止すると共に、該回転シャフ
ト上面との接触不具合を防止し、さらには消費電力の節
減を図ることができる。
デオテープレコーダやデジタルオーディオテープレコー
ダ等のドラムの回転シャフト上面に対して接触させて該
ドラムが帯電することを防止すると共に、該回転シャフ
ト上面との接触不具合を防止し、さらには消費電力の節
減を図ることができる。
【図1】本発明の実施の形態によるによるアース装置1
1の斜視図である。
1の斜視図である。
【図2】周囲の温度が設定温度より高いときのアース装
置11の動作状態を示す側断面図である。
置11の動作状態を示す側断面図である。
【図3】周囲の温度が設定温度より低いときのアース装
置11の動作状態を示す側断面図である。
置11の動作状態を示す側断面図である。
【図4】従来のアース装置1の斜視図である。
1,11…アース装置,2,12…ホルダー,3,13
…板バネ,4,14…接点,14a,16a,19a…
上面,5,15…ダンパー,6,16…温度センサー,
17…カシメ部材,18…支持部材,19…ドラムの回
転シャフト。
…板バネ,4,14…接点,14a,16a,19a…
上面,5,15…ダンパー,6,16…温度センサー,
17…カシメ部材,18…支持部材,19…ドラムの回
転シャフト。
Claims (3)
- 【請求項1】 ドラムの回転シャフトに対して接触させ
て、該ドラムが帯電するのを防止するためのアース装置
であって、該回転シャフトの上面に接触する接点と、 一端がシャーシに固定され他端に該接点が嵌合された板
バネと、 該板バネに重ね合わせられて固定支持される温度センサ
ーと、 該温度センサーの上面及び該接点が該板バネに嵌合され
る部分の上面に設けられるダンパーと、を具備すること
を特徴とするドラムのアース装置。 - 【請求項2】 前記温度センサーは形状記憶合金である
ことを特徴とする請求項1記載のドラムのアース装置。 - 【請求項3】 前記温度センサーは形状記憶合金であ
り、前記ダンパーは接着性を有し、乾燥することにより
固化する樹脂材であること、を特徴とする請求項1記載
のドラムのアース装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10222212A JP2000058152A (ja) | 1998-08-06 | 1998-08-06 | ドラムのアース装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10222212A JP2000058152A (ja) | 1998-08-06 | 1998-08-06 | ドラムのアース装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000058152A true JP2000058152A (ja) | 2000-02-25 |
Family
ID=16778898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10222212A Pending JP2000058152A (ja) | 1998-08-06 | 1998-08-06 | ドラムのアース装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000058152A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100465234B1 (ko) * | 2002-09-13 | 2005-01-13 | 삼성전자주식회사 | 테이프 레코더용 테이프-엔드 검출센서 전원공급장치 |
KR100982236B1 (ko) * | 2008-07-07 | 2010-09-14 | 엘아이지넥스원 주식회사 | 백래쉬 측정 장치 및 방법 |
-
1998
- 1998-08-06 JP JP10222212A patent/JP2000058152A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100465234B1 (ko) * | 2002-09-13 | 2005-01-13 | 삼성전자주식회사 | 테이프 레코더용 테이프-엔드 검출센서 전원공급장치 |
KR100982236B1 (ko) * | 2008-07-07 | 2010-09-14 | 엘아이지넥스원 주식회사 | 백래쉬 측정 장치 및 방법 |
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