JP2000057856A - 多層型フラットケ―ブル - Google Patents
多層型フラットケ―ブルInfo
- Publication number
- JP2000057856A JP2000057856A JP11220726A JP22072699A JP2000057856A JP 2000057856 A JP2000057856 A JP 2000057856A JP 11220726 A JP11220726 A JP 11220726A JP 22072699 A JP22072699 A JP 22072699A JP 2000057856 A JP2000057856 A JP 2000057856A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- flat cable
- thin sheet
- longitudinal direction
- strip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B7/00—Insulated conductors or cables characterised by their form
- H01B7/0009—Details relating to the conductive cores
- H01B7/0018—Strip or foil conductors
Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の目的は、より簡単に曲げることがで
き、かつ折り畳み区域でより耐久性を有する多層型フラ
ットケーブルを提供する。 【解決手段】 本発明による多層型フラットケーブル
(1) は、薄いシートの連続的な帯(1a)を具える。薄いシ
ートの帯(1a)には、その長手方向に折り畳み区域(A,B,
C) が設けられ、薄いシートの帯(1a)は多層型ケーブル
(1) を形成するために、この区域で曲げられる。折り畳
み区域(A,B,C) と一致して、弱めた部分(2,2a)がケーブ
ル(1) の長手方向に延在する。
き、かつ折り畳み区域でより耐久性を有する多層型フラ
ットケーブルを提供する。 【解決手段】 本発明による多層型フラットケーブル
(1) は、薄いシートの連続的な帯(1a)を具える。薄いシ
ートの帯(1a)には、その長手方向に折り畳み区域(A,B,
C) が設けられ、薄いシートの帯(1a)は多層型ケーブル
(1) を形成するために、この区域で曲げられる。折り畳
み区域(A,B,C) と一致して、弱めた部分(2,2a)がケーブ
ル(1) の長手方向に延在する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1前文で定
義した形式の、多層型フラットケーブルに関するもので
ある。
義した形式の、多層型フラットケーブルに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来公知の多層型フラットケーブルは、
薄いシートの連続的な帯を具え、この帯は、図1に示す
ように、ケーブルを形成するために折り畳まれる。こう
したケーブルの側縁部に設けた折り畳み区域は、ケーブ
ルの曲げを妨げる傾向にある。急な曲げを行った結果と
して、ケーブルは、その折り畳み区域で容易に破壊し、
これはケーブルのプラスチック製被覆を破損させること
となる。さらに、割れを生じた点で急な曲げを行うと、
ケーブルには不連続な曲げアーチが生じることとなる。
薄いシートの連続的な帯を具え、この帯は、図1に示す
ように、ケーブルを形成するために折り畳まれる。こう
したケーブルの側縁部に設けた折り畳み区域は、ケーブ
ルの曲げを妨げる傾向にある。急な曲げを行った結果と
して、ケーブルは、その折り畳み区域で容易に破壊し、
これはケーブルのプラスチック製被覆を破損させること
となる。さらに、割れを生じた点で急な曲げを行うと、
ケーブルには不連続な曲げアーチが生じることとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、より
簡単に曲げることができ、かつ折り畳み区域でより耐久
性を有する多層型フラットケーブルを提供することにあ
る。
簡単に曲げることができ、かつ折り畳み区域でより耐久
性を有する多層型フラットケーブルを提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】これらの目的は、請求項
1で述べた多層型フラットケーブルによって達成され
る。
1で述べた多層型フラットケーブルによって達成され
る。
【0005】従属請求項は、本発明の好適な実施形態を
開示する。
開示する。
【0006】
【発明の実施の形態】ここで、本発明を、添付図面を参
照して説明する。
照して説明する。
【0007】ケーブル1は薄いシートの連続的な帯1aか
ら造られ、このシートの材料は銅を含むことが望まし
い。仕上げを行った多層型ケーブルは、絶縁体(図示せ
ず)で被覆され、この絶縁体の材料は、通常導体の絶縁
体として用いられるプラスチックを含むことが望まし
い。
ら造られ、このシートの材料は銅を含むことが望まし
い。仕上げを行った多層型ケーブルは、絶縁体(図示せ
ず)で被覆され、この絶縁体の材料は、通常導体の絶縁
体として用いられるプラスチックを含むことが望まし
い。
【0008】図2は、薄いシートの帯1aの長手方向の折
り畳み区域A,B,Cを示すものである。この区域の数
は、図示の実施形態では3箇所であるが、1〜5箇所の
範囲であれば良い。薄いシートの帯1aは、図1に示す多
層型フラットケーブル1を形成するために、折り畳み区
域A,B,Cで折り畳まれる。ケーブル1は高さHを有
し、この高さHは薄いシート1aの材料厚さの約4倍であ
り、これは薄いシート1aの幅の約1/4 でもある。
り畳み区域A,B,Cを示すものである。この区域の数
は、図示の実施形態では3箇所であるが、1〜5箇所の
範囲であれば良い。薄いシートの帯1aは、図1に示す多
層型フラットケーブル1を形成するために、折り畳み区
域A,B,Cで折り畳まれる。ケーブル1は高さHを有
し、この高さHは薄いシート1aの材料厚さの約4倍であ
り、これは薄いシート1aの幅の約1/4 でもある。
【0009】最終的な形状に折り畳むのに先立ち、図2
に示す薄いシートの帯1aには、折り畳み区域A,B,C
に、シート1aの長さ方向に、細長の弱めた部分2を機械
加工により形成する。本実施形態では、この弱めた部分
は、薄いシートの帯1aを貫通する細長の連続的な切り抜
き部を具える。種々の折り畳み区域A,B,Cに設けた
切り抜き部2は、薄いシートの帯1aの横方向にそれぞれ
同じレベルで設けることができ、あるいは異なるレベル
で互い違いに設けることもできる。この他、切り抜き部
2は、折り畳み区域Bに示すような、連続するほぼ円形
の孔とすることもできる。等しい区域A,B,Cに設け
た連続する切り抜き部2の間の残りのウェブ3は、薄い
シートの帯1aの長手方向に0.3 〜1mm 、より望ましくは
0.5mm の幅を有する。
に示す薄いシートの帯1aには、折り畳み区域A,B,C
に、シート1aの長さ方向に、細長の弱めた部分2を機械
加工により形成する。本実施形態では、この弱めた部分
は、薄いシートの帯1aを貫通する細長の連続的な切り抜
き部を具える。種々の折り畳み区域A,B,Cに設けた
切り抜き部2は、薄いシートの帯1aの横方向にそれぞれ
同じレベルで設けることができ、あるいは異なるレベル
で互い違いに設けることもできる。この他、切り抜き部
2は、折り畳み区域Bに示すような、連続するほぼ円形
の孔とすることもできる。等しい区域A,B,Cに設け
た連続する切り抜き部2の間の残りのウェブ3は、薄い
シートの帯1aの長手方向に0.3 〜1mm 、より望ましくは
0.5mm の幅を有する。
【0010】この、折り畳み区域A,B,Cから材料を
除去することは、薄いシートの帯1aを折り畳んで多層型
ケーブル1を形成する助けとなり、一方、ウェブ3は、
それにもかかわらずケーブル1を一体の要素として維持
する。材料を除去することは、折り畳みの際に通常生じ
る、折り畳み区域A,B,Cで発生する破壊の原因とな
る材料内部の応力を取り除く、あるいは本質的に減少さ
せ、それゆえケーブルの耐久性に貢献することとなる。
除去することは、薄いシートの帯1aを折り畳んで多層型
ケーブル1を形成する助けとなり、一方、ウェブ3は、
それにもかかわらずケーブル1を一体の要素として維持
する。材料を除去することは、折り畳みの際に通常生じ
る、折り畳み区域A,B,Cで発生する破壊の原因とな
る材料内部の応力を取り除く、あるいは本質的に減少さ
せ、それゆえケーブルの耐久性に貢献することとなる。
【0011】図3に示す実施形態(薄いシートの帯1aの
材料厚さを、その幅に対して誇張して示す)において、
弱めた部分2は、ケーブル1の長手方向に連続的な窪み
または溝を具え、この窪みまたは溝は各折り畳み区域
A,B,Cと一致している。窪みまたは溝2は、材料の
除去または取り外しのいずれかによって形成される。窪
みまたは溝におけるシート材料の厚さは、元の厚さの30
〜90%に減少している。薄いシートの帯1aは、図1の多
層型ケーブル形成のために、図の曲がった矢印にしたが
って各弱めた部分2で曲げられる。ケーブル1のための
窪み2により提供される利点は、前述の実施形態と同じ
である。
材料厚さを、その幅に対して誇張して示す)において、
弱めた部分2は、ケーブル1の長手方向に連続的な窪み
または溝を具え、この窪みまたは溝は各折り畳み区域
A,B,Cと一致している。窪みまたは溝2は、材料の
除去または取り外しのいずれかによって形成される。窪
みまたは溝におけるシート材料の厚さは、元の厚さの30
〜90%に減少している。薄いシートの帯1aは、図1の多
層型ケーブル形成のために、図の曲がった矢印にしたが
って各弱めた部分2で曲げられる。ケーブル1のための
窪み2により提供される利点は、前述の実施形態と同じ
である。
【0012】同様の、材料の除去または取り外しは、曲
げの後に行うこともでき、それによって図4に示す弱め
た部分2aは、研削またはこれと同等な方法で、互いに上
下を揃えるように加工され、その際に、弱めた部分2aの
材料厚さは減少する。この減少した厚さは、元の厚さか
ら10〜70%の間で変化させることができる。本実施形態
は、弱めた部分2aの破壊強さの改善をもたらす。
げの後に行うこともでき、それによって図4に示す弱め
た部分2aは、研削またはこれと同等な方法で、互いに上
下を揃えるように加工され、その際に、弱めた部分2aの
材料厚さは減少する。この減少した厚さは、元の厚さか
ら10〜70%の間で変化させることができる。本実施形態
は、弱めた部分2aの破壊強さの改善をもたらす。
【0013】上述した実施形態は、必要に応じて単一の
ケーブル1において組み合わせることが可能であること
は明白である。
ケーブル1において組み合わせることが可能であること
は明白である。
【図1】 多層型フラットケーブルを示す図である。
【図2】 本発明の第一の実施形態に係る薄いシートの
帯を示す図である。
帯を示す図である。
【図3】 本発明の第二の実施形態に係る薄いシートの
帯を軸測投影法で示す図である。
帯を軸測投影法で示す図である。
【図4】 本発明の第三の実施形態に係るケーブルを断
面で示す図である。
面で示す図である。
1 多層型フラットケーブル 2 弱めた部分(窪みまたは溝) 3 ウェブ
Claims (5)
- 【請求項1】 薄いシートの連続的な帯(1a)を具える多
層型フラットケーブル(1) であって、前記薄いシートの
帯(1a)には、その長手方向に折り畳み区域(A,B,C) を設
け、当該ケーブル(1) 形成のために前記薄いシートの帯
(1a)を前記折り畳み区域で曲げるケーブルにおいて、前
記折り畳み区域(A,B,C) を、当該ケーブル(1) の長手方
向に延在する弱めた部分(2,2a)と一致させることを特徴
とする多層型フラットケーブル。 - 【請求項2】 請求項1記載のケーブル(1) において、
前記弱めた部分(2) が、前記薄いシートの帯(1a)の曲げ
に先立って、その長手方向に加工した細長の切り抜き部
を具えることを特徴とする多層型フラットケーブル。 - 【請求項3】 請求項1または2記載のケーブル(1) に
おいて、長手方向に連なる前記切り抜き部(2) の間にウ
ェブ(3) を残すことを特徴とする多層型フラットケーブ
ル。 - 【請求項4】 請求項1記載のケーブル(1) において、
前記弱めた部分(2) が、当該ケーブル(1) の長手方向
に、前記折り畳み区域(A,B,C) と一致する窪みまたは溝
を具えることを特徴とする多層型フラットケーブル。 - 【請求項5】 請求項1記載のケーブルにおいて、前記
薄いシートの帯(1a)が、前記弱めた部分(2a)で、当該帯
(1a)の他の全ての部分よりも実質的に小さい減少した材
料の厚さを有することを特徴とする多層型フラットケー
ブル。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FI981697 | 1998-08-04 | ||
FI981697A FI981697A (fi) | 1998-08-04 | 1998-08-04 | Monikerroksinen litteä johdin |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000057856A true JP2000057856A (ja) | 2000-02-25 |
Family
ID=8552262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11220726A Pending JP2000057856A (ja) | 1998-08-04 | 1999-08-04 | 多層型フラットケ―ブル |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0978850A3 (ja) |
JP (1) | JP2000057856A (ja) |
CN (1) | CN1244020A (ja) |
BR (1) | BR9903419A (ja) |
CA (1) | CA2279578A1 (ja) |
FI (1) | FI981697A (ja) |
PL (1) | PL334766A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE20218891U1 (de) * | 2002-12-05 | 2004-04-15 | Ghw Grote & Hartmann Gmbh | Elektrischer Steckverbinder |
CN102610299A (zh) * | 2011-01-19 | 2012-07-25 | 一诺科技股份有限公司 | 低阻抗线芯与导线及制造线芯的方法 |
EP3934907A1 (de) * | 2019-03-07 | 2022-01-12 | Covestro Intellectual Property GmbH & Co. KG | Schichtaufbau zur herstellung eines scharniers, insbesondere für die herstellung mehrschichtiger buchdecken |
CN116215335B (zh) * | 2023-03-18 | 2024-07-23 | 上海哈隆科技有限公司 | 一种汽车座椅滑轨 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE130185C (ja) * | ||||
DE1765866A1 (de) * | 1968-07-30 | 1971-10-28 | Felten & Guilleaume Carlswerk | Isolierter elektrischer Bandleiter,insbesondere lackisolierter Bandleiter |
US5262590A (en) * | 1992-04-27 | 1993-11-16 | Sheldahl, Inc. | Impedance controlled flexible circuits with fold-over shields |
-
1998
- 1998-08-04 FI FI981697A patent/FI981697A/fi unknown
-
1999
- 1999-07-12 EP EP99660123A patent/EP0978850A3/en not_active Withdrawn
- 1999-08-03 CA CA002279578A patent/CA2279578A1/en not_active Abandoned
- 1999-08-04 BR BR9903419A patent/BR9903419A/pt not_active Application Discontinuation
- 1999-08-04 JP JP11220726A patent/JP2000057856A/ja active Pending
- 1999-08-04 PL PL33476699A patent/PL334766A1/xx unknown
- 1999-08-04 CN CN 99111624 patent/CN1244020A/zh active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0978850A3 (en) | 2000-12-20 |
CN1244020A (zh) | 2000-02-09 |
BR9903419A (pt) | 2001-03-20 |
EP0978850A2 (en) | 2000-02-09 |
FI981697A (fi) | 2000-02-05 |
CA2279578A1 (en) | 2000-02-04 |
PL334766A1 (en) | 2000-02-14 |
FI981697A0 (fi) | 1998-08-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5221643B2 (ja) | 互いに平行に配置された多数のワイヤー単線からなる帯状のワイヤー集合体を製造する方法、及び、この方法により製造される帯状のワイヤー集合体 | |
CA2192319A1 (en) | Core for Core Wound Paper Products Having Preferred Seam Construction | |
CA2241749A1 (en) | Fold structure of corrugated fiberboard | |
WO2000021139A8 (en) | Low stress polysilicon film and method for producing same | |
JP2000057856A (ja) | 多層型フラットケ―ブル | |
US4639546A (en) | Insert for a cable sleeve and method for the production thereof | |
AU596399B2 (en) | Cable connection sleeve | |
US4792472A (en) | Wrap-around cable sleeve liner and method of making | |
US6939590B2 (en) | Paperboard tube structures with one or more cut-and-folded plies | |
US6038950A (en) | Method for cutting tube | |
US6725698B2 (en) | Method for forming tube end | |
JPS5876343A (ja) | 縁部材の芯金製造方法 | |
JP3194262B2 (ja) | 圧延板材の造管方法 | |
GB2251634A (en) | Cavity wall tie | |
JPS61160494A (ja) | 抄紙機に使われる型のロ−ルを製造する方法 | |
JP3507985B2 (ja) | 製本用螺旋コイルの回転防止具 | |
JP2957374B2 (ja) | 枠 体 | |
JPS6236269Y2 (ja) | ||
JP3588081B2 (ja) | 再生紙管及びその製法 | |
EP0802011A3 (de) | Verfahren zum Verbinden von zwei Metallfolien | |
GB2172153A (en) | Cable joint enclosures and supports therefore | |
JPH0679545A (ja) | ねじり加工方法 | |
JPH03187458A (ja) | 軒樋の製造方法 | |
WO1995008681A1 (en) | A device for a gutter and a method of manufacturing the device | |
JP2002001848A (ja) | リサイクルの容易な樹脂被覆パイプ |