JP2000057729A - 記録媒体とその収納カートリッジ及び記録再生装置 - Google Patents

記録媒体とその収納カートリッジ及び記録再生装置

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JP2000057729A
JP2000057729A JP10220260A JP22026098A JP2000057729A JP 2000057729 A JP2000057729 A JP 2000057729A JP 10220260 A JP10220260 A JP 10220260A JP 22026098 A JP22026098 A JP 22026098A JP 2000057729 A JP2000057729 A JP 2000057729A
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disk cartridge
magneto
shutter plate
recording
head insertion
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JP10220260A
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English (en)
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Katsusuke Shimazaki
勝輔 島崎
Yoshitane Tsuburaya
欣胤 円谷
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Maxell Holdings Ltd
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Hitachi Maxell Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来構造のデイスクカ−トリッジでは両面記
録型光磁気デイスクの実用化が困難であった。 【解決手段】 デイスクカ−トリッジのケース側面とケ
ース・トップの両方にヘッド・ウインドウを形成したも
のに、ヘッド挿入用スペースを形成する光磁気デイスク
を収納して用いることによって両面記録型光磁気デイス
クを可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光磁気デイスク記録
媒体と記録再生装置とデイスクカ−トリッジに関し、よ
り詳細には両面記録型光磁気デイスク記録媒体の構造と
該両面記録型光磁気デイスク記録媒体を内部に収納して
記録再生に用いることができるデイスクカートリッジと
前記両面記録型光磁気デイスク記録媒体の記録再生装置
とに関する。
【0002】
【従来の技術】アナログ及びデジタル情報の記録媒体と
しては、記録再生が磁気テープよりも迅速にアクセスで
き、高速転送の可能な光デイスク、光磁気デイスク、磁
気デイスク等の市場が急速に拡大している。従来から、
上記各デイスク記録媒体のニーズでは一貫して、軽く、
薄く、小さくなることを期待するものがあり、そのため
の技術開発が高速で進んでいる。一方、上記デイスク記
録媒体製品を使用するユ−ザは、記録容量がより大きい
ものが欲しいという必然的な要求をもっており、各種デ
イスク記録媒体製品間において用途を拡大するための機
能、特徴のレベルアップについて研究開発が進められて
いる。上記各デイスク記録媒体製品としては軽く、薄
く、小さいもので高密度記録であり、記録密度が同じも
のであれば高記録容量の記録媒体が求められる。
【0003】光磁気デイスクでは、レーザ・ビームと磁
界を用いて記録を行い、光磁気デイスクに照射した偏光
ビームによって記録磁区のカー回転角を検出して再生を
行う方法によって記録再生が行われる。光磁気デイスク
の記録磁区は垂直磁化の小さな記録素子であるために、
従来から、高密度記録の有望な手段として注目されてい
る。光磁気デイスクの一般的な記録再生装置では、光磁
気デイスクの透明基板側片面に光ヘッドを配置し、該光
磁気デイスクの光ヘッド配置側の面とは反対側の面の前
記光ヘッドの照射光スポットの中心線延長上に磁気ヘッ
ドを配置して記録が行われる。このために、従来の光磁
気デイスクは片面記録方式の記録媒体として一般に普及
している。しかし、近年、高い記録容量と利便性を求め
るユーザから、両面記録型光磁気デイスク製品について
強い要請があり、さらに、高記録容量の磁気記録媒体と
して光磁気記録媒体が注目されており、技術の第一課題
として光磁気デイスクの片面、例えば光磁気デイスクの
透明基板側面に、光ヘッドと磁気ヘッドを配置する構成
の記録再生装置及び光磁気デイスク等についての提案が
ある。しかし、実用的に上記他種のデイスク記録媒体と
競合できる機能、特徴、使い勝手、及び生産コスト等を
充分満たすためには未だ課題が残る状況である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】光磁気デイスクの記録
磁区は、一般的な記録方法として、光磁気記録膜の記録
域に、記録レーザ・ビームを照射しながら加熱して、変
調磁界を印加することによって記録する磁界変調記録
法、或いは、光磁気記録膜の記録域に磁界を印加しなが
ら、変調レーザ・ビーム照射の加熱よって記録する光変
調記録法、等によって記録する。従って、光磁気デイス
クの記録では光ヘッドと磁気ヘッドが用いられる。片面
記録型光磁気デイスクでは光ヘッドと磁気ヘッドを共に
光磁気デイスクの片面に配置して記録再生を行う方法、
或いは上記片面記録型光磁気デイスクの片方の面に光ヘ
ッドを配置し、該片面記録型光磁気デイスクの残りのも
う一つの面側に磁気ヘッドを配置して記録再生を行う方
法の何れかが用いられている。2枚の光磁気デイスクを
一体に貼り合わせて構成される両面記録型光磁気デイス
ク、或いは少なくとも透明基板及び光磁気記録層をデイ
スク記録媒体の両面に配置形成して構成される両面記録
型光磁気デイスク等では記録容量を、理論的には片面記
録型光磁気デイスクの二倍に高めることができ、高記録
容量の光磁気デイスクとなる。しかるに、上記両面記録
型光磁気デイスクを記録する場合に、上記片面記録型光
磁気デイスクの記録の場合と同様に光ヘッド及び磁気ヘ
ッドを配置して記録する方法は問題があり、実用化に供
することは困難である。即ち、両面記録型光磁気デイス
クの片一方に記録する場合では、光磁気記録層に印可す
る磁界が、磁気ヘッドからの磁界と、記録膜に隣設する
記録にあずからない光磁気記録層からの磁界との複数の
磁界が及ぶ状態になる。さらに、磁気ヘッドから上記光
磁気デイスク記録層までの磁界印加の間隔が光磁気デイ
スク一枚分相当の距離が発生するので、特に、その距離
が0.1mm 〜 1.5mmのオーダーでは印加磁界
強度の減衰が大きく、且つ、上記記録膜に近設する記録
にあずからない光磁気記録層からの磁界が磁気ヘッドか
らの印加磁界を乱す影響を及ぼすことになる。
【0005】片面記録光磁気デイスク一枚分の厚みが
0.1mm以下のものでは、両面記録型光磁気デイスク
の記録膜に近設する記録にあずからない光磁気記録層か
らの磁界が磁気ヘッドからの印加磁界を乱す影響を及ぼ
すことの他に、光磁気デイスク記録媒体が高速で回転す
る際、ディスク面が左右に振れる、いわゆる回転デイス
クの面振れ現象を伴う。光ディスク記録媒体が面振れす
ることによって光ヘッドのフォ−カシングが困難になる
と、記録用情報あるいは記録用デ−タを光ディスク記録
媒体に記録、再生、消去等ができなくなったり、光ヘッ
ドの誤記録、誤再生等の誤動作の原因になる。光磁気デ
ィスク記録媒体、或いは磁気ディスク記録媒体等では磁
気ヘッドの記録再生消去機能の障害になる。この面振れ
現象はディスクの厚みの他にディスクの直径の大き
さ、、ディスク材料の剛性、ディスクの回転速度等の違
いの影響があるが、デイスク記録媒体をデイスクカ−ト
リッジに内蔵して用いるものでは、デイスクカ−トリッ
ジによる問題を防ぐ必要がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の光磁気
デイスクを一体の状態で記録再生を行えるように構成し
たもの、両面記録再生型光磁気デイスクの構造、光磁気
デイスクの両面記録再生方法、上記各構成の光磁気デイ
スクに用いるデイスクカートリッジ、及び上記各光磁気
デイスクに用いる記録再生装置、等に関するものであ
る。
【0007】本発明の第1は、複数の光磁気ディスクの
各デイスク面部を、例えば、透明基板側面と透明基板側
面、保護膜側面と保護膜側面、或いは透明基板側面と保
護膜側面、等のように対向させて一体の状態に組み合わ
せ、前記複数の光磁気ディスクの対向する面と面の間に
磁気ヘッド、及び光ヘッドから選択されるヘッドが挿入
して、記録再生を機能する動作が可能にスペースを形成
するものである。
【0008】本発明の第2は、上記本発明の第1に記載
された光磁気ディスクをデイスクカ−トリッジに回転可
能に収納して、該光磁気ディスクを回転させて、光ヘッ
ドのフォ−カシング及び/或いはトラッキングなどを行
って、光磁気デイスク記録媒体に記録用情報あるいは記
録用デ−タの記録、再生、消去等を行う方式の、デイス
クカ−トリッジ式光磁気ディスク記録媒体装置に関する
ものである。
【0009】本発明の第3は、光磁気ディスクを回転可
能に収納することのできるデイスクカ−トリッジ式光磁
気ディスク記録媒体装置は、デイスクカ−トリッジケー
スの外周縁トップ部にシャッターによって開閉される構
造の磁気ヘッド挿入ウインドウが形成され、デイスクカ
−トリッジケースの側面部にシャッターによって開閉さ
れる構造の光ヘッド挿入ウインドウが形成されるもので
ある。
【0010】本発明の第4は、本発明の第3で記載され
た、デイスク記録媒体を回転可能に内蔵するデイスクカ
−トリッジにおいて、該ディスク記録媒体の回転に伴っ
て浮圧力をを発生する少なくとも1つのスライダ−、或
いは複数のスライダ−を、回転可能な複数のディスク記
録媒体の間のスペースにおけるデイスク面上配設して用
いることに関するものである。
【0011】上記スライダ−が、回転するディスク記録
媒体のデイスク面上において生ずる浮圧力は、ディスク
記録媒体の回転によって引き起こされる気流の流体力学
現象でベルヌ−イの法則に基づく圧力である。
【0012】本発明の第5は、デイスクカ−トリッジに
内蔵するディスク記録媒体の回転によって浮圧力を生ず
る少なくとも1つのスライダ−、必要ならば複数のスラ
イダ−は、一定の弾性を備えるアームに取り付けて、或
いはアームに接続するサスペンションに取り付けて、上
記デイスクカ−トリッジケースの外周縁トップ部に設け
る、シャッターによって開閉される構造の磁気ヘッド挿
入ウインドウからデイスクカ−トリッジケース内の、回
転可能な複数のディスク記録媒体の間のスペースに挿入
することによって用いることが特徴である記録再生装置
である。
【0013】上記弾性体、或いはサスペンションとして
は例えば金属板バネ、プラスチック板バネ、金属コイル
状バネ、金属線の折り曲げバネ、セラミックバネ等が用
いられる。
【0014】本発明の第6は、記録媒体を収納して用い
ることが可能な記録媒体用カートリッジにおいて、前記
記録媒体用カートリッジのケースの相対向する2つの側
面の少なくとも片側面に、少なくとも一つのヘッド挿入
用ウインドウを形成すると共に、前記記録媒体用カート
リッジのケースのトップ面に他のヘッド挿入ウインドウ
を形成したことに特徴がある記録媒体用カートリッジで
ある。
【0015】本発明の第7は、記録媒体を収納する、シ
ャッター板を備える記録媒体用カートリッジにおいて、
前記記録媒体用カートリッジのケースの相対向する2つ
の側面の少なくとも片方にヘッド挿入用ウインドウが形
成され、前記ケースのトップ面に他種ヘッドの挿入用ウ
インドウが形成されており、各ウインドウは前記シャッ
ターで開閉されることに特徴のある記録媒体用カートリ
ッジに関する。
【0016】本発明の第8は、光磁気記録媒体を収納し
て用いることが可能なデイスクカートリッジにおいて、
前記デイスクカートリッジのケースの相対向する2つの
側面の少なくとも片側面に、少なくとも一つの光ヘッド
挿入用ウインドウを形成すると共に、前記デイスクカー
トリッジのケースのトップ面に磁気ヘッド挿入ウインド
ウを形成形成することに特徴のあるデイスクカートリッ
ジである。
【0017】本発明の第9は、光磁気記録媒体を収納し
て用いるデイスクカートリッジにおいて、前記デイスク
カートリッジのケースの相対向する2つの側面の両方
に、少なくとも一つの光ヘッド挿入用ウインドウを形成
すると共に、前記デイスクカートリッジのケースのトッ
プ面に磁気ヘッド挿入ウインドウを形成形成することに
特徴のあるデイスクカートリッジである。
【0018】本発明の第10は、光磁気記録媒体を収納
して用いることが可能なシャッター板を備えるデイスク
カートリッジにおいて、前記デイスクカートリッジのケ
ースの相対向する2つの側面の少なくとも片側面に、少
なくとも一つのヘッド挿入用ウインドウを形成すると共
に、前記デイスクカートリッジのケースのトップ面に他
のヘッド挿入ウインドウを形成し、前記デイスクカート
リッジケース側面のヘッド挿入用ウインドウ及びデイス
クカートリッジケーストップ面のヘッド挿入用ウインド
ウを一つのシャッター板によって開閉することに特徴の
あるデイスクカートリッジである。
【0019】本発明の第11は、光磁気記録媒体を収納
して用いることが可能なシャッター板を備えるデイスク
カートリッジにおいて、前記デイスクカートリッジのケ
ースの相対向する2つの側面の両方に、少なくとも一つ
のヘッド挿入用ウインドウを形成すると共に、前記デイ
スクカートリッジのケースのトップ面に他のヘッド挿入
ウインドウを形成し、前記デイスクカートリッジケース
側面のヘッド挿入用ウインドウ及びデイスクカートリッ
ジケーストップ面のヘッド挿入用ウインドウを一つのシ
ャッター板によって開閉することに特徴のあるデイスク
カートリッジである。
【0020】本発明の第12は、光磁気記録媒体を収納
して用いることが可能な、シャッター板を備えるデイス
クカートリッジにおいて、前記デイスクカートリッジの
ケースの相対向する2つの側面の少なくとも片側面に、
少なくとも一つのヘッド挿入用ウインドウを形成すると
共に、前記デイスクカートリッジのケースのトップ面に
他のヘッド挿入ウインドウを形成し、前記シャッター板
の2つの側面側及び1つのトップ面側から選択される少
なくとも一つにヘッド挿入用ウインドウ孔を形成し、前
記デイスクカートリッジケース側面のヘッド挿入用ウイ
ンドウ及びデイスクカートリッジケーストップ面のヘッ
ド挿入用ウインドウを前記シャッター板によって開閉す
ることに特徴のあるデイスクカートリッジである。
【0021】本発明の第13は、光磁気記録媒体を収納
して用いることが可能な、シャッター板を備えるデイス
クカートリッジにおいて、前記デイスクカートリッジの
ケースの相対向する2つの側面の両方に、少なくとも一
つのヘッド挿入用ウインドウを形成すると共に、前記デ
イスクカートリッジのケースのトップ面に他のヘッド挿
入ウインドウを形成し、前記シャッター板の2つの側面
側及び1つのトップ面側の各々にヘッド挿入用ウインド
ウ孔を形成し、前記デイスクカートリッジケース側面の
ヘッド挿入用ウインドウ及びデイスクカートリッジケー
ストップ面のヘッド挿入用ウインドウを前記シャッター
板によって開閉することに特徴のあるデイスクカートリ
ッジである。
【0022】本発明の第14は、光磁気記録媒体を収納
して用いることが可能な、シャッター板とシャッター板
スライダーとを備えるデイスクカートリッジにおいて、
前記デイスクカートリッジのケースの相対向する2つの
側面の少なくとも片側面に、少なくとも一つのヘッド挿
入用ウインドウを形成すると共に、前記デイスクカート
リッジのケースのトップ面に他のヘッド挿入ウインドウ
を形成し、前記シャッター板とシャッター板スライダー
の各々にヘッド挿入用ウインドウ孔を形成し、前記デイ
スクカートリッジケース側面のヘッド挿入用ウインドウ
及びデイスクカートリッジケーストップ面のヘッド挿入
用ウインドウを前記シャッター板によって開閉すること
に特徴のあるデイスクカートリッジである。
【0023】本発明の第15は、光磁気記録媒体を収納
して用いることが可能な、シャッター板とシャッター板
スライダーとを備えるデイスクカートリッジにおいて、
前記デイスクカートリッジのケースの相対向する2つの
側面の両方に、少なくとも一つのヘッド挿入用ウインド
ウを形成すると共に、前記デイスクカートリッジのケー
スのトップ面に他のヘッド挿入ウインドウを形成し、前
記シャッター板の2つの側面側及び1つのトップ面側と
前記シャッター板スライダーの各々にヘッド挿入用ウイ
ンドウ孔を形成し、前記デイスクカートリッジケース両
側面のヘッド挿入用ウインドウ及びデイスクカートリッ
ジケーストップ面のヘッド挿入用ウインドウを前記シャ
ッター板と前記シャッター板スライダーとによって開閉
することに特徴のあるデイスクカートリッジである。
【0024】本発明の第16は、光磁気デイスクを回転
可能に収納する、シャッター板とシャッター板スライダ
ーを備えるデイスクカートリッジにおいて、前記光磁気
デイスクに第1の記録層と第2の記録層の間に円環状の
ヘッド挿入用大気スペースが形成される両面記録型光磁
気デイスクを用い、前記デイスクカートリッジのケース
の相対向する2つの側面の両方に、少なくとも一つのヘ
ッド挿入用ウインドウを形成すると共に、前記デイスク
カートリッジのケースのトップ面に他のヘッド挿入ウイ
ンドウを形成し、前記シャッター板と前記シャッター板
スライダーによって、前記デイスクカートリッジケース
のヘッド挿入用ウインドウを開閉することに特徴のある
デイスクカートリッジである。
【0025】本発明の第17は、光磁気デイスクを回転
可能に収納する、シャッター板とシャッター板スライダ
ーを備えるデイスクカートリッジにおいて、前記光磁気
デイスクに第1の記録層と第2の記録層の間に円環状の
ヘッド挿入用大気スペースが形成される両面記録型光磁
気デイスクを用い、前記デイスクカートリッジのケース
の相対向する2つの側面の両方に、少なくとも一つのヘ
ッド挿入用ウインドウを形成すると共に、前記デイスク
カートリッジのケースのトップ面に他のヘッド挿入ウイ
ンドウを形成し、前記シャッター板の2つの側面側及び
1つのトップ面側と前記シャッター板スライダーの各々
にヘッド挿入用ウインドウ孔を形成し、前記デイスクカ
ートリッジケース両側面のヘッド挿入用ウインドウ及び
デイスクカートリッジケーストップ面のヘッド挿入用ウ
インドウを前記シャッター板と前記シャッター板スライ
ダーとによって開閉することに特徴のあるデイスクカー
トリッジである。
【0026】本発明の第18は、光磁気デイスクを回転
可能に収納する、少なくともシャッター板を備えるデイ
スクカートリッジにおいて、前記デイスクカートリッジ
のケースの相対向する2つの側面の片方に、少なくとも
一つのヘッド挿入用ウインドウを形成すると共に、前記
デイスクカートリッジのケースのトップ面に他のヘッド
挿入ウインドウを形成し、前記シャッター板によって、
前記デイスクカートリッジケース側面のヘッド挿入用ウ
インドウ及びデイスクカートリッジケーストップ面のヘ
ッド挿入用ウインドウを開閉することに特徴のあるデイ
スクカートリッジである。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の光磁気デイスク記録媒体
の構成、光磁気デイスク記録媒体の構造、記録再生の方
法、デイスクカートリッジ、及び記録再生装置等につい
ての実施の形態及び実施例を図面を参照しながら説明す
る。
【0028】
【実施例1】図1は、本実施例で用いた、発明の対象の
光磁気デイスク105の概要を斜視図で概念的に示した
ものである。光磁気デイスク105は第1記録担体部1
15と第2記録担体部116から構成される両面記録型
光磁気デイスク105であって、環状の円筒形ハブ11
7によって両記録担体115と116のスピンドル孔1
21は一つの共通のスピンドル孔121に連結してあ
る。上記光磁気デイスク105における第1記録担体部
115の記録領域と第2記録担体部116の記録領域と
の間は、磁気ヘッド挿入スペース空間221が形成して
ある。光磁気デイスク105の第1記録担体部115を
記録する場合においては、図1に示すように、上方の第
1記録担体部115のデイスク面部上に光ヘッド20を
配置し、上方の第1記録担体部115と下方の第2記録
担体部116との間のスペース221における、上記光
ヘッド20の対物レンズ301の中心線延長上の位置に
磁気ヘッド51を挿入して配置することができる記録再
生装置を用いて記録を行う。光磁気デイスク105にお
ける記録情報は、上記記録再生装置の光ヘッド20によ
って再生される。光磁気デイスク105における記録情
報の消去は、上記記録の場合と同じように光ヘッド20
と磁気ヘッド51を用いて行われる。
【0029】
【実施例2】図2に、デイスクカートリッジケース40
1に収納した両面記録型光磁気デイスク105を記録再
生装置に挿入して記録を行う場合について、概念図を断
面図で示す。光磁気デイスク105は、片面記録型光磁
気デイスク2枚の中央スピンドル孔121が連結するよ
うにハブ部125を接着層123で貼り合わせて構成し
た、本発明の、両面記録型光磁気デイスクの構造であ
る。光磁気デイスク105を収納したデイスクカートリ
ッジケース401を記録再生装置に挿入すると、デイス
クカートリッジの側面部分では、記録再生装置によって
デイスクカートリッジのテーブル・スピンドル孔と光ヘ
ッドウインド447を覆ったシャッター402が開かれ
て、ドライブ・モーター429の回転軸43端部のスピ
ンドル428がスピンドル孔121にはまり、ドライブ
・モーター429の回転テーブル42に両面記録型光磁
気デイスク105が密着固定される。上記デイスクカー
トリッジケース401を記録再生装置に挿入する際、同
時に、デイスクカートリッジケース401のトップの部
分では、磁気ヘッドウインドウ403のシャッター40
2も開かれ、記録再生装置の磁気ヘッド51支持体アー
ム113及びサスペンション112が、シャッター40
2の磁気ヘッド孔404とデイスクカートリッジケース
401の磁気ヘッドウインドウ403を通り抜けて両面
記録型光磁気デイスク105の磁気ヘッドスペースに挿
入される。しかる後、図2で示すように、両面記録型の
光磁気デイスク105における片面の、磁気ヘッド51
と光ヘッド20によって挟まれた領域で、記録再生光3
2の照射を受ける部分に記録が行われる。磁気ヘッド5
1と光ヘッド20はヘッド送りモーター駆動部4、5、
406によって移動される。磁気ヘッド51には記載し
ないヘッド・スライダーが設けてあり、回転する光磁気
デイスク105に磁気ヘッド51が衝突しないように磁
気ヘッド51を浮上させる。スライダ−6の材料はAB
S樹脂(アクリル・ブタタジエン・スチレン混合樹脂)
材料のもの、ポリカ−ボネイト樹脂材料のもの、ポリプ
ロピレン樹脂製のもの、フェノ−ル樹脂材料製のもの等
について実施した。サスペンション112の材料として
は、0.005ー0.4mmの範囲の厚みで、金属、合
金、セラミック、プラスチック等を用いた。高い弾性限
度と繰り返し荷重に耐えるばね用鋼、ステンレス鋼等で
は0.001ー0.006の厚みのものでも用いること
ができる。C 0.5−1.1%,Si 0.3−1.
5%,Mn 0.3−1.7%を加えた鋼、あるいはさ
らに、Cr,V等を加えた鋼が最も好ましい。
【0030】記録再生装置に固定された記録再生用レー
ザー・ビーム光源からヘッド部へのの光学経路、記録再
生照射光についての反射光検出と読み取り、トラッキン
グ光の検出等光学系についての1例は図26、及び図2
7に示ようである。本実施例の両面記録型光磁気ディス
ク105についての記録再生装置では、図26の固定さ
れる光学系1と図27の可動光学系で記載する構成の光
ヘッド、磁気ヘッドとの組み合わせが用いられ、記録磁
区からの再生信号は68a、68bで検出され、トラッ
キング信号は68dで検出され、フオカシング信号は6
8cで検出される。
【0031】
【実施例3】図3は、光ヘッド20とSIL(ソリッド
・イマージョン・レンズ)100とを一体にしたヘッド
を用いて、本発明の両面記録型光磁気デイスク105の
片面から記録情報を再生する場合の概念図である。SI
L100は、光ヘッド20に記載しない弾性アーム、ま
たはサスペンションによって連結固定したヘッド・スラ
イダー14に取り付け固定して浮上させる。光ヘッド2
0の対物レンズ301からの記録再生光32は、フオカ
シング・アクチュエーター13によって、SIL100
を透して光磁気デイスク105の記録層にフオカシング
して、記録再生が行われる。本発明の両面記録型光磁気
デイスク105には、基板11a、11b、記録層34
a、34b、及び保護膜7a、7b等から積層される二
つの片面記録型光磁気デイスク105aと105bを、
スピンドル428の挿入孔121をセンターとする近傍
で円筒ハブ・スペーサー35を介在して接着貼り合わせ
たものを用いた。上記両面記録型光磁気デイスク105
の磁気ヘッドの挿入スペースの厚みは、サスペンション
112と磁気ヘッド51と記載しないヘッド・スライダ
ー、等からなる磁気ヘッド構成体の大きさによってきめ
なければならないが、ほぼ片面記録型光磁気デイスク1
05aと105bの厚み程度以下、即ち0.1mm 〜
1.5mm範囲である。本実施例では、磁気ヘッドの
挿入スペースを0.55mm 〜 0.65mm範囲に
設定し、円筒ハブ・スペーサー35によって形成して、
維持される。上記両面記録型光磁気デイスク105は、
記録再生装置におけるモーター429の回転駆動軸43
のターンテーブル42に密着固定されて回転される。本
実施例の両面記録型光磁気デイスク105にいて記録再
生される記録磁区は、一般に記録されるものよりも微小
な0.25μmの大きさで記録再生される。
【0032】記録再生装置における光学系と記録、再生
についての動作については実施例2と同じである。
【0033】
【実施例4】図4は、実施例3のSIL(ソリッド・イ
マージョン・レンズ)100の平面部に記録磁区再生用
補助記録素子111を形成した光ヘッド20を用いて、
光磁気デイスク105における記録磁区を記録磁区再生
用補助記録素子111に転写拡大して再生する記録再生
装置の実施例である。上記記録磁区再生用補助記録素子
111には、図6(a),(b)に記載するような、基
板201、常温面内磁化の再生用磁性膜224、光反射
膜208、透明非磁性膜226の再生光照射スポット位
置に垂直磁化転写用補助第1磁性層222を埋め込み製
膜した層、及び透明保護膜層207等の積層膜から構成
される素子である。図6(b)は光磁気デイスク105
の記録磁区が記録磁区再生用補助記録素子111の垂直
磁化転写用補助第1磁性層222に磁区530として転
写され、再生用磁性膜224の再生レーザ・スポット7
4内に転写拡大して記録磁区が形成されることについて
概念的に図示したものである。本実施例で用いる両面記
録型光磁気デイスク105は、基板11a、11b、記
録層34a、34b、及び保護膜7a、7b等から積層
される二つの片面記録型光磁気デイスク105aと10
5bを、スピンドル428の挿入孔121をセンターと
する近傍で基板11a,11bを接着貼り合わせたもの
である。上記両面記録型光磁気デイスク105の磁気ヘ
ッドの挿入スペースの厚みは、ほぼ片面記録型光磁気デ
イスクと同じである。本実施例の両面記録型光磁気デイ
スク105において記録再生される記録磁区は、一般に
記録されるものよりも遥かに微小な0.20μmの大き
さで記録再生される。
【0034】SIL100及び記録磁区再生用補助記録
素子111を保持するヘッド・スライダー14は記載し
ないサスペンションによって光ヘッド或いは光ヘッド・
アームに固定されており、光磁気デイスク105が回転
すると、ベルヌーイの定理従って、光ヘッドを光磁気デ
イスク130の表面上数nmから数十μmの間隔で浮上
させ、光ヘッド20と光磁気デイスク105の衝突を防
ぐ機能を持つ。本実施例の記録再生装置は、再生用磁界
を印加しながらに、対物レンズ301からヘッドスライ
ダー102のSIL100に設置されている記録磁区再
生用補助記録素子111へ再生用レーザ・ビーム(再生
光と略称する)32を、対物レンズ駆動部によってフオ
カシング制御しながら照射することによって、再生光に
よって光磁気デイスク105の記録磁区を再生すること
ができるので、光磁気デイスクの情報の記録密度を非常
に大きくすることができ、大きな記録容量の光磁気デイ
スクを提供することができる効果が得られる。再生の際
に印加する再生用磁界は、図4に記載する磁気ヘッド5
1用いる。本実施例における記録磁区再生用補助記録素
子111はガラス透明基板201上に1.5μm厚のG
dFeCo合金の再生用磁性層224、0.3μm厚の
AlTi合金の熱伝導反射膜208、1.2μm厚のG
dFeCo合金の転写用補助第1磁性層222、Si3
N4化合物の非磁性層226、紫外線硬化性樹脂(UV
樹脂)製透明保護膜207を積層したものである。図6
(a)は動作開始前の状態の概念図である。光磁気デイ
スク130の記録磁区220は一定の間隔の記録周期で
記録されているが、この記録磁区220に対向する位置
に再生光パルスのスポットが照射される。図4(b)
は、再生光パルス74の照射によって加熱される補助第
1磁性層222の再生光パルス・スポット部分のうち、
補助第1磁性層222の磁区転写温度に達した部分が光
磁気デイスク105の記録磁区220に対向する位置に
なるように制御を行い、その部分にその温度の間だけ、
上記磁区転写温度以上に達した部分に転写磁区530が
記録されること、さらに、補助第1磁性層222の転写
記録磁区530が、再生光74の照射を受けて臨界温度
Tcr2以上の温度に達している再生用磁性層224の
部分の面内磁化から垂直磁化に転移した部分へ転写、拡
大して、転写記録磁区540として記録され、この転写
記録磁区540が再生光によって読み取られることを示
す。再生用磁性層224は臨界温度Tcr2以上で垂直
に転移し、臨界温度Tcr2以下では面内磁化に戻る性
質の磁性層である。上記転写記録磁区540は臨界温度
Tcr2以下に冷却すると消滅する。従って、補助第1
磁性層225及び再生用磁性層224の加熱部分の温度
は再生光パルスgた消えている時間内で冷却するように
反復させることによって光磁気デイスク105の記録磁
区220を次々と読み取り続けることができる。本実施
例の転写、拡大の手段はこれを可能にしたものである。
上記補助第1磁性層222及び再生用磁性層224の加
熱部分の冷却速度の大きさは、本実施例に関する図6で
記載した光反射熱伝導層208の材料、製膜の構成、及
び積層膜の構成等の条件によって変わる。記録磁区再生
用補助記録素子111の透明基板201の材料として
は、ガラスの他にポリカーボネイト樹脂、ガドリニウム
・ガリウム・ガーネット(GGGと略記する)等が用い
られる。再生用磁性層224、及び補助第1磁性層22
5にはGd25Fe56Co19合金、Gd28Fe5
3Co19合金、Bi置換型磁性ガーネット、透明フェ
ライト、イットリウム鉄ガーネット、希土類鉄ガーネッ
ト等の磁性ガーネット等を用いる。熱伝導反射膜208
にはAl、Ag、Au、Ti等の金属、Al2O3等が
用いられる。
【0035】本実施例で用いる光磁気デイスクは片面に
所望の記載しないプリフォーマットパターンが形成され
た透明基板1とプリフォーマットパターン上にSi3N
4化合物の誘電体膜3、Tb21Fe66Co13合金からな
る光磁気記録膜10、Si3N4化合物からなる誘電体
膜30、TiAl合金からなる光反射膜8、紫外線硬化
性樹脂の保護膜7をこの順に積層した、厚みが0.6m
mものである。本光磁気デイスクのプリフォーマットパ
ターンが形成された透明基板1の大気側外面上には厚み
が50nmの酸化硅素(SiO2)膜とその上に厚みが
1500nmの紫外線硬化性樹脂膜との積層からなる保
護膜を形成した。この保護膜を形成したので、45℃、
90%RHの保存環境の中に24時間放置しても、光磁
気デイスクには反り、変形が発生しなかった。上記の光
磁気ディスクのデータ記録領域に、レーザービームを一
定周期のパルス状に照射しながら、記録信号に応じて変
調させた磁気コイルからの磁界を印加して記録を行う光
磁界変調方式を用いてテスト信号を記録した。記録光パ
ルスのデューティー比は50%であった。種々の記録マ
ーク長の記録マークが形成されるようにテスト信号を与
えた。次いで磁気コイル104からの印加磁界をゼロに
して、対物レンズの開口数NA=0.55、レーザー波
長340、400、640、780nm等のピックアッ
プを用い、線速度7.5m/sec、再生パワー2.5
mWによって、種々の長さの記録マークを再生して再生
CN比(C:キャリアレベル、N:ノイズレベル)を測
定した。本実施例に係るサンプルディスクでは、記録マ
ーク長が0.07μm以上1.5μm以下の範囲の記録
が可能であり、記録マーク長が0.07μm以上におい
ても、著しく高い再生C/Nが得られることがわかっ
た。従って、本発明を用いれば、従来の再生限界を超え
た極めて微小な記録マークの再生が可能となり、非常に
高い記録密度で情報の記録ができることができた。
【0036】本実施例で検討した結果、光磁気デイスク
では、例えば、アモルファスポレオレフィンなどの透明
樹脂材料を所望の形状に成形したものや、所望の形状に
形成されたガラス板の片面に所望のプリフォーマットパ
ターン202が転写された紫外線硬化性樹脂等の透明樹
脂膜を密着したものなど任意の基板を用いることができ
ることがわかった。また、透明な薄膜の誘電体を含む保
護膜7は、膜内で再生用光ビームを多重干渉させ、見か
け上のカー回転角を増加するために設けられるものであ
って、材料は、例えばガラス、石英、雲母、ダイヤモン
ド状結晶炭素、窒化珪素(Si3N4),酸化タンタル
(Ta2O3,TaO2,Ta2O5),酸化珪素(S
iO2),酸化アルミ(Al2O3),窒化アルミニウ
ム(AlN)等が用いられる。基板1の大気側外面上に
形成した酸化硅素(SiO2)膜とその上に厚みが15
00nmの紫外線硬化性樹脂膜との積層からなる保護
膜、保護膜7における透明薄膜の保護膜材料、及び誘電
体膜等は、基板1と保護膜7の間に積層される記録膜体
等を腐食等の化学的な悪影響から保護するための目的も
含んでおり、例えば、Si3N4等が好ましい材料とし
て用いられる。光磁気記録膜10は室温以上の温度で垂
直磁気異方性を示す垂直磁化膜であり、例えば、TbF
eCo、DyFeCo、TbDyFeCoなどの希土類
と遷移金属の非晶質合金が最も好ましいが、Pt膜とC
o膜の交互積層体やガーネット系酸化物磁性体などの他
の知られた光磁気記録材料を用いることもできる。反射
層8にはAl金属、AlTi合金等の金属薄膜を用い
る。
【0037】本実施例では図4で示すように、光ヘッド
20の対物レンズ301からトラッキング光を光磁気デ
イスクに照射して、再生の際にトラッキングを行わせる
こともできる。
【0038】記録再生装置における光学系と記録、再生
についての動作については実施例2と同じである。
【0039】上記以外は実施例3と同じである。
【0040】
【実施例5】図5は、実施例4の光ヘッド20のヘッド
スライダー14からSILを取り除き、記録磁区再生用
補助記録素子111のみを形成したものを用いて、光磁
気デイスク105における記録磁区を記録磁区再生用補
助記録素子111に転写拡大して再生する記録再生装置
についての実施例である。光磁気デイスク105には2
枚の片面記録型光磁気デイスク105aと105bを、
基板11a,11bのスピンドル孔形成センター・ハブ
部分を円筒ハブ・スペーサー35を介在して接着層12
3で、或いは超音波によって融着させて貼り合わせた両
面記録型光磁気デイスクを用いた。上記記録磁区再生用
補助記録素子111は、光磁気デイスク105の記録磁
区を垂直磁化転写用補助第1磁性層222に磁区530
として転写し、さらに再生用磁性膜224の再生レーザ
・スポット74内に転写拡大して読み取るための、微小
記録磁区再生用素子である。
【0041】記録再生装置における光学系と記録、再生
についての動作については実施例2と同じである。
【0042】上記以外は実施例4と同様である。
【0043】
【実施例6】図7に、複数の片面記録型光磁気デイスク
を一体に組み合わせた両面記録型光磁気デイスク105
を、記録再生装置のモーター429のスピンドル428
に挿入し、ターンテーブル42に設置させた状態を示
す。本実施例の光磁気デイスク105は、構成する光磁
気デイスク単体が基板11a、11bを光磁気デイスク
105の磁気ヘッド挿入スペース151側に配置される
ように組立たもので、光磁気デイスク単体のスピンドル
孔121a、121bを連結させて光磁気デイスク単体
2枚を貼り合わせる部分を基板11a,11bの回転セ
ンター部(ハブ部)125a、125bに形成し、上記
各基板11a,11bの回転センター部(ハブ部)12
5a、125bの対向面を接着層123で、或いは超音
波によって融着させて貼り合わせて一体にする。超音波
によって融着させて貼り合わせる方法を用いる場合で
は、上記各基板11a,11bの回転センター部(ハブ
部)125a、125bの貼り合わせ部に、超音波融着
を可能にするために、或いは強力にするために、例え
ば、ニッケル金属、ニッケル合金、鉄、炭素繊維、黒鉛
粉、アスベスト繊維、ガラス繊維、ステンレス合金、窒
化珪素、酸化硅素、アルミナ等の物質と樹脂とを一体に
した物質を用いることが好ましい。本実施例の両面記録
型光磁気デイスク105では、磁気ヘッド51を磁気ヘ
ッド挿入スペース151の基板外面に配置し、光ヘッド
20を両面記録型光磁気デイスク105の保護膜層7
a,7bに配置して記録再生が行われる。上記両面記録
型光磁気デイスク105の記録層は、図8で例示するよ
うに、紫外線硬化樹脂材料からなる透明な保護膜7a、
Si3N4(チッ化珪素)誘電膜3a、TbFeCo合
金の光磁気記録膜10a、Si3N4(チッ化珪素)第
二誘電膜30a、TiAl合金反射膜8a,SiO2非
磁性層29a、及びポリカーボネイト樹脂透明基板11
a等をこの順に積層構成する。即ち、両面記録型光磁気
デイスク105の磁気ヘッド挿入スペース151側に厚
みの厚い(厚み0.6mm)透明基板11aが配置され
て、光ヘッドから記録再生光を照射する側に厚みの薄
い,紫外線硬化樹脂材料からなる透明な保護膜7a(厚
み0.02mm)が配置されるように構成することに第
1の特徴がある。このように、光ヘッドへ光磁気記録膜
が近くなるような膜配置の両面記録型光磁気デイスク1
05は、図3、及び図4で示すような、ヘッド・スライ
ダー14、SIL100を用いる光ヘッドによって再生
を行う記録再生装置に好適であり、高密度記録型光磁気
デイスクの膜構成として極めて重要な構成である。次
に、本実施例の両面記録型光磁気デイスク105は、ス
ピンドル孔121が形成されるセンター部(ハブ部)1
25の厚みが光磁気デイスク単板の厚みとほぼ同じ厚み
に設計構成されていることに第2の特徴がある。即ち、
両面記録型光磁気デイスク105のスピンドル孔121
が形成されるセンター部(ハブ部)125の厚みが、磁
気ヘッド挿入スペース151の厚みの影響が加わらない
ようにして、スピンドル規格値に適合する厚みに形成す
ることである。上記の形成によって、記録再生装置のモ
ーター429の回転駆動軸43の回転を、ターン・テー
ブル42に密着する両面記録型光磁気デイスク105に
伝えるスピンドル428の寸法が、光磁気デイスクの種
類に依存しないので、記録再生装置の適用範囲が広くな
り、ユーザにとって望ましく、使い勝手がよくなる。両
面記録型光磁気デイスク105のセンター部(ハブ部)
125の外表面には凹形のターン・テーブル挿入部12
2が形成されて両面記録型光磁気デイスク105に、回
転をより滑らかに伝達する効果も得られる。上記ターン
・テーブル挿入部122は底部がやや幅狭の円錐台形
で、ターン・テーブル42がスムーズに挿入するように
形成される。
【0044】
【実施例7】図9に、本実施例の、複数の片面記録型光
磁気デイスクを一体に組み合わせた両面記録型光磁気デ
イスク105の断面図を示す。両面記録型光磁気デイス
ク105は、構成する光磁気デイスク単体の基板11
a、11bを光磁気デイスク105の磁気ヘッド挿入ス
ペース151側に配置されるように組立たもので、光磁
気デイスク単体のターン・テーブル孔122a、122
b外周の貼り合わせ部分に、円筒ハブ・スペーサー35
を介在して、接着層123で、或いは超音波によって融
着させて貼り合わせて一体にする。超音波によって融着
させて貼り合わせる方法を用いる場合では、上記円筒ハ
ブ・スペーサー35の回転センター部(ハブ部)125
a、125bの貼り合わせ部に、超音波融着を可能にす
るために、或いは強力にするために、例えば、ニッケル
金属、ニッケル合金、鉄、炭素繊維、黒鉛粉、アスベス
ト繊維、ガラス繊維、ステンレス合金、窒化珪素、酸化
硅素、アルミナ等の物質と樹脂とを一体にした物質を用
いることが好ましい。円筒ハブ・スペーサー35の厚み
は磁気ヘッド挿入スペース151の厚みと同等であり、
中央部にスピンドル孔が設けてある。本実施例の光磁気
デイスク105の特徴として、デイスク外周部の磁気ヘ
ッド挿入スペース151側に環状斜面形のテーパー部1
26a、126bが形成してある。この光磁気デイスク
105の環状斜面形のテーパー部126a、126bは
磁気ヘッド挿入スペース151の入り口を大きく広げた
もので、両面記録型光磁気デイスク105を記録再生装
置へ挿入する際に、磁気ヘッド挿入スペース151への
磁気ヘッドの侵入の際に、磁気ヘッドが光磁気デイスク
に衝突せずに、スムーズに侵入させる効果を得ることが
できる。上記光磁気デイスクの環状斜面形のテーパー
は、光磁気デイスクの基板に形成する。
【0045】上記以外は実施例6と同じである。
【0046】
【実施例8】図10に、本実施例の複数の片面記録型光
磁気デイスクを一体に組み合わせた両面記録型光磁気デ
イスク105の断面図を示す。両面記録型光磁気デイス
ク105は、構成する光磁気デイスク単体の基板11
a、11bを光磁気デイスク105の磁気ヘッド挿入ス
ペース151側に配置されるように組立たもので、2枚
の光磁気デイスク単体の各基板のスピンドル孔121
a、121bを形成した貼り合わせハブ部分に、円筒ハ
ブ・スペーサー35をスピンドル孔121を連通させて
介在して、光磁気デイスク単体を接着層123で、或い
は超音波によって融着させて貼り合わせて一体にしたも
のである。本実施例の上記両面記録型光磁気デイスク1
05はターン・テーブル孔は形成されず、記録再生装置
のターン・テーブルは、両面記録型光磁気デイスク10
5の側面の、スピンドル孔121外周部に密着させて用
いる。
【0047】上記以外は実施例7と同じである。
【0048】
【実施例9】図11に、本実施例の複数の片面記録型光
磁気デイスクを一体に組み合わせた両面記録型光磁気デ
イスク105の断面図を示す。両面記録型光磁気デイス
ク105は、図7で記載した実施例6における両面記録
型光磁気デイスク105を構成する各光磁気デイスク単
体の外周端部に、断面が半円形状曲線の曲面127a、
127bを形成したものである。上記光磁気デイスク1
05の断面が半円形状曲線の曲面127a、127bの
部分は、両面記録型光磁気デイスク105を記録再生装
置へ挿入する際に、磁気ヘッドが光磁気デイスクの先端
部で激突破壊されずに、磁気ヘッド挿入スペース151
の入り口から内部へ滑らかに侵入させる効果を得るもの
である。上記光磁気デイスクの断面が半円形状曲線の曲
面127a、127bは光磁気デイスクの基板に形成し
てもよいが、紫外線硬化樹脂によって保護膜層7a、7
bを塗布形成する際に形成してもよい。また、上記光磁
気デイスク単体外周端エッジ部を面取り状の形状に形成
しても同じ効果が得られる。
【0049】上記以外は実施例6と同じである。
【0050】
【実施例10】図12に、複数の片面記録型光磁気デイ
スクを一体に組み合わせた、本実施例の両面記録型光磁
気デイスク105を断面形で示す。両面記録型光磁気デ
イスク105を構成する光磁気デイスク単体は、基板1
1a、11bが両面記録型光磁気デイスク105の外表
面側に配置されるもので、光磁気デイスク単体のスピン
ドル孔121aと121bが連通するように円筒ハブ・
スペーサー35を介在させて接着層123で、或いは超
音波によって融着させて貼り合わせて一体にする。本実
施例の両面記録型光磁気デイスク105を用いる記録再
生装置は図2で示すようであり、光磁気デイスクの10
5の透明基板11a、11b側に光ヘッド20が配置さ
れ、保護膜層7a,7b面で囲まれる磁気ヘッド挿入ス
ペース151内部に磁気ヘッド51が配置される。上記
両面記録型光磁気デイスク105の記録層34a、34
bは、ポリカーボネイト樹脂透明基板11a、Si3N
4(チッ化珪素)誘電膜3a、TbFeCo合金の光磁
気記録膜10a、Si3N4(チッ化珪素)第二誘電膜
30a、TiAl合金反射膜8a,及び紫外線硬化樹脂
材料からなる透明な保護膜7a、等をこの順に積層構成
する。即ち、両面記録型光磁気デイスク105の磁気ヘ
ッド挿入スペース151側に厚み(厚み0.02mm)
の薄い、紫外線硬化樹脂材料からなる透明な保護膜7a
が配置されて、光ヘッドから記録再生光を照射する側に
厚み(厚み0.06mm)の厚い透明基板11aが配置
されるように構成する。このように、光ヘッド側に厚み
の厚い透明基板を配置するような膜配置の両面記録型光
磁気デイスク105は、図2、及び図5で示すような記
録再生装置に好適である。特に高密度記録型光磁気デイ
スクでは図5の記録再生装置が用いられる。
【0051】図12で示す本実施例の両面記録型光磁気
デイスク105にはターン・テーブル42を挿入するた
めの凹部は形成せずに、記録再生装置のターン・テーブ
ルは、両面記録型光磁気デイスク105の側面の、スピ
ンドル孔121外周部に密着させて用いるものである。
しかし、本実施例がこれに限定するものではなく、ター
ン・テーブル挿入用凹部122を形成して用いてもよ
い。本実施例の両面記録型光磁気デイスク105を構成
する各光磁気デイスク単体の外周端部にも実施例9のと
同様に、断面が半円形状曲線の曲面127a、127b
を形成したが、これに限定する必要はなく、実施例9に
記載されるような他の形状で用いてもよい。
【0052】
【実施例11】図14に、本実施例の両面記録型光磁気
デイスク105の断面図を示す。上記光磁気デイスク1
05は、光磁気デイスク単体のスピンドル孔が連通する
ように、各基板11a,11bの回転センター部(ハブ
部)125a、125bの対向面を互いに接着層123
で、或いは超音波によって融着させて貼り合わせて一体
にしたものである。本実施例の両面記録型光磁気デイス
ク105では、磁気ヘッドを保護膜層7a,7bで形成
する磁気ヘッド挿入スペース151側に配置し、光ヘッ
ド20を透明基板11a、11bの外表面に配置して記
録再生が行われる。
【0053】本実施例の両面記録型光磁気デイスク10
5にはターン・テーブル挿入用凹部122を設けて、記
録再生装置のターン・テーブル42は上記ターン・テー
ブル挿入用凹部122で両面記録型光磁気デイスク10
5に密着させて回転させる。上記ターン・テーブル挿入
部122は底部がやや幅狭の円錐台形で、ターン・テー
ブル42がスムーズに挿入するように形成することが好
ましい。
【0054】上記以外は実施例10と同じである。
【0055】
【実施例12】本実施例の両面記録型光磁気デイスク1
05は、光磁気デイスクのセンターにターン・テーブル
挿入孔122を形成した2枚の光磁気デイスク単体を、
基板11a、11bが外表面側に配置されるように組み
合わせるものであり、2枚の光磁気デイスク単体を、中
央にスピンドル孔121を形成した円筒ハブ・スペーサ
ー35を介在させて、接着層で、或いは超音波によって
融着させて一体に貼り合わしたものである。上記両面記
録型光磁気デイスク105の、磁気ヘッド挿入スペース
151側の紫外線硬化樹脂材料からなる透明な保護膜7
aは、厚みが0.01mm程度に薄く、光ヘッドから記
録再生光を照射する側の透明基板11aの厚みは0.0
45mm程度の厚さで構成する。上記両面記録型光磁気
デイスク105の外周部に、外周方向の厚みが薄くなる
ように、磁気ヘッド挿入スペース151側にテーパーを
設けて、磁気ヘッド挿入口を広げて、磁気ヘッドが光磁
気デイスクに激突しないで、スムーズに挿入されるよう
にする。上記テーパーは基板11a、11bの厚みにテ
ーパーをつけることと、保護膜7a、7bをテーパーが
大きくなるように塗布を調節することによって形成す
る。
【0056】上記以外は実施例10と同じである。
【0057】
【実施例13】図16に、複数の片面記録型光磁気デイ
スクを一体に組み合わせた、本実施例の両面記録型光磁
気デイスク105を断面形で示す。両面記録型光磁気デ
イスク105を構成する光磁気デイスク単体は、基板1
1a、11bについて、基板11a、11bのスピンド
ル孔121a、121b近傍の、記録層が形成されない
ハブ部付近を厚みを均一にして、基板11a、11bの
記録層が形成される内周部の部分から外周端方向に基板
の厚みが薄くなるようにテーパーを形成したものを用い
る。上記基板の記録層34a、34bと保護膜層7a、
7bは、磁気ヘッド挿入スペース151側で、傾斜する
ように形成される。上記記録層34a、34bと保護膜
層7a、7bを傾斜させることによって、磁気ヘッドの
挿入がスムーズになり、磁気ヘッドと光磁気デイスクと
の激突を緩和する効果が得られる。
【0058】上記以外は実施例10と同じである。
【0059】
【実施例14】本実施例は、図13で示す、複数の片面
記録型光磁気デイスク、円筒ハブ・スペーサー35、等
の部品をバラバラにデイスク・カートリッジに収納して
おいて、記録再生装置に上記デイスク・カートリッジを
挿入した際記録再生装置のスピンドル、ターンテーブ
ル、光ヘッド、磁気ヘッド等がデイスク・カートリッジ
に挿入する段階において、所定の記録再生を行わせる光
磁気デイスクが記録再生装置のスピンドルとターンテー
ブル上に自動的に組み立てられて動作する光磁気デイス
クに関するものである。磁気ヘッド挿入スペース151
は円筒ハブ・スペーサー35のスペーサ部分の厚みによ
って設定される。
【0060】上記以外は実施例10と同じである。
【0061】
【実施例15】図17は、デイスクカートリッジ・ケー
ス401に収納する両面記録型光磁気デイスク105の
実施例についての概念図を斜視図で示すものである。上
記両面記録型光磁気デイスク105の磁気ヘッド挿入ス
ペース151は、点線で記載した光磁気デイスク105
aと光磁気デイスク105bの間のスペースである。光
磁気デイスク105のセンター孔はスピンドル孔121
である。本実施例のデイスクカートリッジ・ケース40
1は裏表両面に光ヘッドウインドウ447が形成されて
おり、デイスクカートリッジ・ケース401の光ヘッド
ウインドウ447がシャッター板402の移動によって
開き、デイスクカートリッジ・ケース401のトップに
形成されている磁気ヘッド孔403は、シャッター板4
02のシャッター板磁気ヘッド孔446を移動させて、
デイスクカートリッジ・ケース401のトップの磁気ヘ
ッド孔403に重ね合わせることによって開くことに特
徴がある。シャッター板402の移動は、シャッター板
402に形成したシャッター・ガイド爪441が、デイ
スクカートリッジ・ケース401のシャッター爪案内溝
440を摺動して行われる。上記デイスクカートリッジ
・ケース401を記録再生装置に押し込めると、図18
に記載するような、記録再生装置のシャッター移動用レ
バー448がデイスクカートリッジ・ケース401のシ
ャッター・レバー溝443に挿入してシャッター402
を移動させ、自動的に、デイスクカートリッジ・ケース
401の位置決めホール449が検出されて位置決めピ
ンによって所定位置に固定され、シャッター402の開
きが固定される。続いて、図19で示すように、磁気ヘ
ッド51のついたサスペンション112及び/またはア
ーム113が、磁気ヘッド孔403から両面記録型光磁
気デイスク105の磁気ヘッド挿入スペース151へ挿
入され、光ヘッドウインドウ447から光ヘッド20と
スピンドルが挿入されて駆動開始が準備される。必要な
場合には、デイスクカートリッジ・ケース401に裏
表、或いはA面側、B面側判別窓459、及び/或いは
記録禁止判別窓469等を上記デイスクカートリッジ・
ケース401に形成して、上記デイスクカートリッジ・
ケース401を記録再生装置に挿入した時点に、自動的
に読み取り判別を行わせる。デイスクカートリッジ・ケ
ース401の材料にはABS樹脂、ポリカーボネイト樹
脂、ポリプロピレン樹脂等の樹脂を用いる。シャッター
板の材料にはプラスチック、金属、セラミック等を用い
るが、特にチタン、チタン合金、ステンレススチール合
金等が好ましい。
【0062】上記以外は実施例2と同じである。
【0063】
【実施例16】本実施例のデイスクカートリッジは図2
0に示すようであり、実施例15におけるデイスクカー
トリッジ・ケース401の光ヘッドウインドウ447を
開閉するシャッター板402として、シャッター板光ヘ
ッドウインドウ408を形成したシャッター板402を
用いたものである。上記本実施例のデイスクカートリッ
ジ・ケース401の光ヘッドウインドウ447は、シャ
ッター板402をシャッター開きレバー448によって
移動させて、シャッター板光ヘッドウインドウ408を
デイスクカートリッジ・ケース401の光ヘッドウイン
ドウ447の上に重ねることによって開くように構成さ
れたものである。
【0064】上記以外は実施例15と同じである。
【0065】
【実施例17】図21(a),(b)は、両面記録型光
磁気デイスク105を収納する、本実施例のデイスクカ
ートリッジ・ケース401の概念図を平面図で示すもの
である。光磁気デイスク105のセンター孔はスピンド
ル孔121である。本実施例のデイスクカートリッジ・
ケース401は表裏両側面に光ヘッドウインドウ447
a、447bが形成されており、デイスクカートリッジ
・ケース401のトップに磁気ヘッド挿入用孔403が
形成されている。上記デイスクカートリッジ・ケース4
01にはシャッター板402とシャッター板スライダー
471が設けてあり、シャッター板402をシャッター
板スライダー471の頂上面部に一体に固定してあり、
シャッター板スライダー471とシャッター板402は
伴って移動する。
【0066】上記デイスクカートリッジ・ケース401
の上記光ヘッドウインドウ447、及び上記磁気ヘッド
挿入用孔403は、シャッター板スライダー471を移
動することによって開かれる。本実施例のシャッター板
スライダー471は、記録再生装置の、図20に示した
ようなシャッター開きレバー448で押し移動させられ
ることによって開かれる。図21(a)、(b)のシャ
ッター板スライダー471付近の図で示すように、シャ
ッター板スライダー471には、スライダーの頂上部に
シャッター板402を被し固定してある。シャッター板
スライダー471は案内溝が形成された部分472を備
えており、シャッター板スライダー471はデイスクカ
ートリッジ・ケース401のトップ部に設けられたスラ
イダ・ガイド・レール473を上記案内溝形成部分47
2で滑りながら移動する。デイスクカートリッジ・ケー
スの磁気ヘッド孔403は、シャッター板402とシャ
ッター板スライダー471を移動させることによって開
かれる。上記デイスクカートリッジ・ケース401を記
録再生装置に押し込めると、記録再生装置のシャッター
移動用レバー448が働き、デイスクカートリッジ・ケ
ース401のシャッター・レバー溝に挿入して、スライ
ダー471とシャッター板402を移動させ、自動的
に、デイスクカートリッジ・ケース401の位置決めホ
ール449が検出されて位置決めピンによって所定位置
に固定され、シャッター402の開きが固定される。続
いて磁気ヘッド51のついたサスペンション112及び
/またはアーム113が、磁気ヘッド孔403から両面
記録型光磁気デイスク105の磁気ヘッド挿入スペース
151へ挿入され、光ヘッドウインドウ447から光ヘ
ッド20とスピンドルが挿入されて駆動開始が準備され
る。必要な場合には、デイスクカートリッジ・ケース4
01に裏表、或いはA面側、B面側判別窓459、及び
/或いは記録禁止判別窓469等を上記デイスクカート
リッジ・ケース401に形成して、上記デイスクカート
リッジ・ケース401を記録再生装置に挿入した時点
に、自動的に読み取り判別を行うことのできるデイスク
カートリッジ・ケース401を用いる。デイスクカート
リッジ・ケース401の材料にはABS樹脂、ポリカー
ボネイト樹脂、ポリプロピレン樹脂等の樹脂を用いる。
シャッター板の材料にはプラスチック、金属、セラミッ
ク等を用いるが、特にチタン、チタン合金、ステンレス
スチール合金等が好ましい。
【0067】上記以外は実施例2及び実施例15と同じ
である。
【0068】
【実施例18】図22(a),(b)は、両面記録型光
磁気デイスク105を収納する、本実施例のデイスクカ
ートリッジ・ケース401の平面図である。上記デイス
クカートリッジ・ケース401は表裏両側面に光ヘッド
ウインドウ447a、447bと、デイスクカートリッ
ジ・ケース401トップに磁気ヘッド挿入用孔403と
が形成されている。本実施例のデイスクカートリッジ・
ケース401には、シャッター板402の表裏両側に光
ヘッドウインドウ孔408a、408bが形成され、シ
ャッター板トップに磁気ヘッド挿入孔446が形成され
たもの、及びシャッター板スライダー471に磁気ヘッ
ド挿入孔474が形成されたものとが用いられている。
上記シャッター板402はシャッター板スライダー47
1の頂上面部で一体に固定されており、シャッター板ス
ライダー471はシャッター板402を伴って移動す
る。上記デイスクカートリッジ・ケース401の光ヘッ
ドウインドウ447a、447b、及び磁気ヘッド挿入
用孔403は、記録再生装置の、図20に示したような
シャッター開きレバー448によって、デイスクカート
リッジ・ケース401のシャッター板スライダー471
を押して移動させることによって、シャッター板402
の光ヘッドウインドウ孔408a、408b、とシャッ
ター板トップの磁気ヘッド挿入孔446、及びシャッタ
ー板スライダー471における磁気ヘッド挿入孔474
が、デイスクカートリッジ・ケース401の光ヘッドウ
インドウ447a、447b、と磁気ヘッド挿入用孔4
03に重なる位置まで移動させることによって開く。図
22(a)、(b)のシャッター板スライダー471付
近の図で示すように、シャッター板スライダー471は
案内溝が形成された部分472を備えており、シャッタ
ー板スライダー471がデイスクカートリッジ・ケース
401のトップ部に設けられたスライダ・ガイド・レー
ル473を上記案内溝形成部分472で摺動し、且つデ
イスクカートリッジ・ケース401の天井板477を滑
りながら移動する。
【0069】上記以外は実施例2、実施例15、及び実
施例17と同じである。
【0070】
【実施例19】図23、及び図24は、両面記録型光磁
気デイスク105を収納する、本実施例のデイスクカー
トリッジ・ケース401の概念図ある。光磁気デイスク
105のセンター孔はスピンドル孔121である。本実
施例のデイスクカートリッジ・ケース401は表裏両側
面に光ヘッドウインドウ447a、447bが形成され
ており、デイスクカートリッジ・ケース401のトップ
に磁気ヘッド挿入用孔403が形成されている。上記デ
イスクカートリッジ・ケース401にはシャッター板4
02とシャッター板スライダー471が設けてあり、シ
ャッター板402はシャッター板スライダー471の頂
上面部に一体に固定してあり、シャッター板スライダー
471とシャッター板402が一緒に移動する。上記デ
イスクカートリッジ・ケース401の上記光ヘッドウイ
ンドウ447はシャッター板の移動によって開かれる。
上記デイスクカートリッジ・ケース401の磁気ヘッド
挿入用孔403は、シャッター板の移動によってシャッ
ター板402、及びシャッター板スライダー471に設
けてあるの磁気ヘッド挿入孔446、及び474が移動
して、デイスクカートリッジ・ケース401の磁気ヘッ
ド挿入孔403と重なることによって開かれる。上記デ
イスクカートリッジ・ケース401のトップにはシャッ
ター板スライダー471を露出させないようにデイスク
カートリッジ・ケース・ウオール478を設けて、シャ
ッター板スライダー471が蛇行せず直線移動させるた
めのガイド・ウオールを機能する。
【0071】上記以外は実施例2、実施例15、及び実
施例17と同じである。
【0072】
【実施例20】図25は、両面記録型光磁気デイスク1
05を収納させ、シャッター板を取り外した状態の、本
実施例のデイスクカートリッジ・ケース401の斜視図
ある。光磁気デイスク105のセンター孔はスピンドル
孔121である。デイスクカートリッジ・ケース401
は表裏両側面に光ヘッドウインドウ447a、447b
が形成されており、デイスクカートリッジ・ケース40
1のトップには磁気ヘッド挿入用孔403が形成されて
いる。上記デイスクカートリッジ・ケースの光ヘッドウ
インドウ447a、447bは、デイスクカートリッジ
・ケースのトップ先端まで開孔してあり、光ヘッドと磁
気ヘッドが一緒にデイスクカートリッジ・ケースのトッ
プ方向から底部方向へ移動する際に、光ヘッド部分がデ
イスクカートリッジ・ケースに接触、或いは衝突するの
を避ける構造にしたものである。デイスクカートリッジ
・ケースの光ヘッドウインドウ447a、447bと磁
気ヘッド挿入孔403との間に仕切り部479を設けな
くてもよい。しかし、デイスクカートリッジ・ケースの
変形を予防するための補強体を設ける観点からすれば仕
切り部479を設けることが好ましい。
【0073】上記以外は実施例2、実施例15、及び実
施例17と同じである。
【0074】
【発明の効果】これまで片面記録再生に限定されて普及
されてきた光磁気デイスク記録媒体では、両面記録型の
光磁気デイスクの実用化が切望されながら、これを阻む
困難な問題があった。本発明の、デイスクカートリッジ
・ケースの側面とデイスクカートリッジ・ケースのトッ
プにヘッド・ウインドウを設ける構造のデイスクカート
リッジに、本発明の構造の光磁気デイスクを回転可能に
収納することによって、両面記録型光磁気デイスクの実
用化を可能にするもである。この結果、従来の光磁気デ
イスクに比較して、記録容量を2倍以上に向上させるこ
とができる効果が得られる。さらに本発明の構造のデイ
スクカートリッジ・ケースを用いることによって両面記
録型光磁気デイスクの高密度記録をも可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、両面記録型光磁気デイスクとヘッド位
置の関係を示す概念図である。
【図2】図2は、記録再生装置内にセットされたデイス
クカートリッジと光磁気デイスクと記録再生ヘッドとの
関係示す概念図である。
【図3】図3は、両面記録型光磁気デイスクとヘッド位
置の関係を示す概念図である。
【図4】図4は、両面記録型光磁気デイスクとヘッド位
置の関係を示す概念図である。
【図5】図5は、両面記録型光磁気デイスクとヘッド位
置の関係を示す概念図である。
【図6】図6は、(a),(B)共に記録磁区再生用補
助記録素子と光磁気デイスクの相対関係を示す概念図で
ある。
【図7】図7は、記録再生装置の駆動軸にセットされた
両面記録型光磁気デイスクを示す概念図である。
【図8】図8は、光磁気デイスクの記録膜積層を示す概
念図である。
【図9】図9は、両面記録型光磁気デイスクを示す概念
図である。
【図10】図10は、両面記録型光磁気デイスクを示す
概念図である。
【図11】図11は、両面記録型光磁気デイスクを示す
概念図である。
【図12】図12は、両面記録型光磁気デイスクを示す
概念図である。
【図13】図13は、両面記録型光磁気デイスクを示す
概念図である。
【図14】図14は、両面記録型光磁気デイスクを示す
概念図である。
【図15】図15は、両面記録型光磁気デイスクを示す
概念図である。
【図16】図16は、両面記録型光磁気デイスクを示す
概念図である。
【図17】図17は、両面記録型光磁気デイスクを収納
するデイスクカートリッジを示す概念図である。
【図18】図18は、両面記録型光磁気デイスクを収納
するデイスクカートリッジを示す概念図である。
【図19】図19は、両面記録型光磁気デイスクを収納
するデイスクカートリッジを示す概念図である。
【図20】図20は、両面記録型光磁気デイスクを収納
するデイスクカートリッジを示す概念図である。
【図21】図21は、(a)、(b)共に両面記録型光
磁気デイスクを収納するデイスクカートリッジを示す概
念図である。
【図22】図22は、(a)、(b)共に両面記録型光
磁気デイスクを収納するデイスクカートリッジを示す概
念図である。
【図23】図23は、両面記録型光磁気デイスクを収納
するデイスクカートリッジを示す概念図である。
【図24】図24は、両面記録型光磁気デイスクを収納
するデイスクカートリッジを示す概念図である。
【図25】図25は、両面記録型光磁気デイスクを収納
するデイスクカートリッジを示す概念図である。
【図26】図26は、本発明の両面記録型光磁気デイス
クの記録再生装置における光学系回路を概念的に示す図
である。
【図27】図27は、本発明の両面記録型光磁気デイス
クの記録再生装置における光学系回路を概念的に示す図
である。
【符号の説明】
3 30 誘電体膜 7 保護膜 8 反射膜 10 光磁気記録膜 20 光ヘッド 21 磁気ヘッド 105 光磁気デイスク 151 磁気ヘッド挿入スペース 401 デイスクカートリッジ・ケース 402 シャッター板 403 磁気ヘッド挿入孔 404 光ヘッドウインドウ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体を収納して用いることが可能な
    記録媒体用カートリッジにおいて、前記記録媒体用カー
    トリッジのケースの相対向する2つの側面の少なくとも
    片側面に、少なくとも一つのヘッド挿入用ウインドウを
    形成すると共に、前記記録媒体用カートリッジのケース
    のトップ面に他のヘッドの挿入ウインドウを形成したこ
    とを特徴とする記録媒体用カートリッジ。
  2. 【請求項2】 記録媒体を収納する、シャッター板を備
    える記録媒体用カートリッジにおいて、前記記録媒体用
    カートリッジのケースの相対向する2つの側面の少なく
    とも片方にヘッド挿入用ウインドウが形成され、前記ケ
    ースのトップ面に他種ヘッドの挿入用ウインドウが形成
    されており、各ウインドウは前記シャッター板で開閉さ
    れることを特徴とする記録媒体用カートリッジ。
  3. 【請求項3】 光磁気記録媒体を収納して用いることが
    可能なデイスクカートリッジにおいて、前記デイスクカ
    ートリッジのケースの相対向する2つの側面の少なくと
    も片側面に、少なくとも一つの光ヘッド挿入用ウインド
    ウを形成すると共に、前記デイスクカートリッジのケー
    スのトップ面に磁気ヘッド挿入ウインドウを形成したこ
    とを特徴とするデイスクカートリッジ。
  4. 【請求項4】 光磁気記録媒体を収納して用いるデイス
    クカートリッジにおいて、前記デイスクカートリッジの
    ケースの相対向する2つの側面の両方に、少なくとも一
    つの光ヘッド挿入用ウインドウを形成すると共に、前記
    デイスクカートリッジのケースのトップ面に磁気ヘッド
    挿入ウインドウを形成したことを特徴とするデイスクカ
    ートリッジ。
  5. 【請求項5】 光磁気記録媒体を収納して用いることが
    可能なシャッター板を備えるデイスクカートリッジにお
    いて、前記デイスクカートリッジのケースの相対向する
    2つの側面の少なくとも片側面に、少なくとも一つのヘ
    ッド挿入用ウインドウを形成すると共に、前記デイスク
    カートリッジのケースのトップ面に他のヘッド挿入ウイ
    ンドウを形成し、前記デイスクカートリッジケース側面
    のヘッド挿入用ウインドウ及びデイスクカートリッジケ
    ーストップ面のヘッド挿入用ウインドウを一つのシャッ
    ター板によって開閉することを特徴とするデイスクカー
    トリッジ。
  6. 【請求項6】 光磁気記録媒体を収納して用いることが
    可能なシャッター板を備えるデイスクカートリッジにお
    いて、前記デイスクカートリッジのケースの相対向する
    2つの側面の両方に、少なくとも一つのヘッド挿入用ウ
    インドウを形成すると共に、前記デイスクカートリッジ
    のケースのトップ面に他のヘッド挿入ウインドウを形成
    し、前記デイスクカートリッジケース側面のヘッド挿入
    用ウインドウ及びデイスクカートリッジケーストップ面
    のヘッド挿入用ウインドウを一つのシャッター板によっ
    て開閉するたことを特徴とするデイスクカートリッジ。
  7. 【請求項7】 光磁気記録媒体を収納して用いることが
    可能な、シャッター板を備えるデイスクカートリッジに
    おいて、前記デイスクカートリッジのケースの相対向す
    る2つの側面の少なくとも片側面に、少なくとも一つの
    ヘッド挿入用ウインドウを形成すると共に、前記デイス
    クカートリッジのケースのトップ面に他のヘッド挿入ウ
    インドウを形成し、2つの側面と1つのトップ面側を備
    える前記シャッター板の前記側面及びトップ面から選択
    される少なくとも一つにヘッド挿入用ウインドウ孔を形
    成し、前記デイスクカートリッジケース側面のヘッド挿
    入用ウインドウ及びデイスクカートリッジケーストップ
    面のヘッド挿入用ウインドウを、前記シャッター板によ
    って開閉することを特徴とするデイスクカートリッジ。
  8. 【請求項8】 光磁気記録媒体を収納して用いることが
    可能な、シャッター板を備えるデイスクカートリッジに
    おいて、前記デイスクカートリッジのケースの相対向す
    る2つの側面の両方に、少なくとも一つのヘッド挿入用
    ウインドウを形成すると共に、前記デイスクカートリッ
    ジのケースのトップ面に他のヘッド挿入ウインドウを形
    成し、前記シャッター板の2つの側面側及び1つのトッ
    プ面側の各々にヘッド挿入用ウインドウ孔を形成し、前
    記デイスクカートリッジケース側面のヘッド挿入用ウイ
    ンドウ及びデイスクカートリッジケーストップ面のヘッ
    ド挿入用ウインドウを前記シャッター板によって開閉す
    ることを特徴とするデイスクカートリッジ。
  9. 【請求項9】 光磁気記録媒体を収納して用いることが
    可能な、シャッター板とシャッター板スライダーとを備
    えるデイスクカートリッジにおいて、前記デイスクカー
    トリッジのケースの相対向する2つの側面の少なくとも
    片側面に、少なくとも一つのヘッド挿入用ウインドウを
    形成すると共に、前記デイスクカートリッジのケースの
    トップ面に他のヘッド挿入ウインドウを形成し、前記シ
    ャッター板とシャッター板スライダーの各々にヘッド挿
    入用ウインドウ孔を形成し、前記デイスクカートリッジ
    ケース側面のヘッド挿入用ウインドウ及びデイスクカー
    トリッジケーストップ面のヘッド挿入用ウインドウを前
    記シャッター板によって開閉することを特徴とするデイ
    スクカートリッジ。
  10. 【請求項10】 光磁気記録媒体を収納して用いること
    が可能な、シャッター板とシャッター板スライダーとを
    備えるデイスクカートリッジにおいて、前記デイスクカ
    ートリッジのケースの相対向する2つの側面の両方に、
    少なくとも一つのヘッド挿入用ウインドウを形成すると
    共に、前記デイスクカートリッジのケースのトップ面に
    他のヘッド挿入ウインドウを形成し、前記シャッター板
    の2つの側面側及び1つのトップ面側と前記シャッター
    板スライダーの各々にヘッド挿入用ウインドウ孔を形成
    し、前記デイスクカートリッジケース両側面のヘッド挿
    入用ウインドウ及びデイスクカートリッジケーストップ
    面のヘッド挿入用ウインドウを前記シャッター板と前記
    シャッター板スライダーとによって開閉することを特徴
    とするデイスクカートリッジ。
  11. 【請求項11】 光磁気デイスクを回転可能に収納す
    る、シャッター板とシャッター板スライダーを備えるデ
    イスクカートリッジにおいて、前記光磁気デイスクに第
    1の記録層と第2の記録層の間に円環状のヘッド挿入用
    大気スペースが形成される両面記録型光磁気デイスクを
    用い、前記デイスクカートリッジのケースの相対向する
    2つの側面の両方に、少なくとも一つのヘッド挿入用ウ
    インドウを形成すると共に、前記デイスクカートリッジ
    のケースのトップ面に他のヘッド挿入ウインドウを形成
    し、前記シャッター板と前記シャッター板スライダーに
    よって、前記デイスクカートリッジケースのヘッド挿入
    用ウインドウを開閉することを特徴とするデイスクカー
    トリッジ。
  12. 【請求項12】 光磁気デイスクを回転可能に収納す
    る、シャッター板とシャッター板スライダーを備えるデ
    イスクカートリッジにおいて、前記光磁気デイスクに第
    1の記録層と第2の記録層の間に円環状のヘッド挿入用
    大気スペースが形成される両面記録型光磁気デイスクを
    用い、前記デイスクカートリッジのケースの相対向する
    2つの側面の両方に、少なくとも一つのヘッド挿入用ウ
    インドウを形成すると共に、前記デイスクカートリッジ
    のケースのトップ面に他のヘッド挿入ウインドウを形成
    し、前記シャッター板の2つの側面側及び1つのトップ
    面側と前記シャッター板スライダーの各々にヘッド挿入
    用ウインドウ孔を形成し、前記デイスクカートリッジケ
    ース両側面のヘッド挿入用ウインドウ及びデイスクカー
    トリッジケーストップ面のヘッド挿入用ウインドウを前
    記シャッター板と前記シャッター板スライダーとによっ
    て開閉することを特徴とするデイスクカートリッジ。
  13. 【請求項13】 光磁気デイスクを回転可能に収納す
    る、少なくともシャッター板を備えるデイスクカートリ
    ッジにおいて、前記デイスクカートリッジのケースの相
    対向する2つの側面の片方に、少なくとも一つのヘッド
    挿入用ウインドウを形成すると共に、前記デイスクカー
    トリッジのケースのトップ面に他のヘッド挿入ウインド
    ウを形成し、前記シャッター板によって、前記デイスク
    カートリッジケース側面のヘッド挿入用ウインドウ及び
    デイスクカートリッジケーストップ面のヘッド挿入用ウ
    インドウを開閉することを特徴とするデイスクカートリ
    ッジ。
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