JP2000055831A - 瓶検査システム - Google Patents

瓶検査システム

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JP2000055831A
JP2000055831A JP10228007A JP22800798A JP2000055831A JP 2000055831 A JP2000055831 A JP 2000055831A JP 10228007 A JP10228007 A JP 10228007A JP 22800798 A JP22800798 A JP 22800798A JP 2000055831 A JP2000055831 A JP 2000055831A
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Hiroyuki Nagai
裕之 永井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人手を煩わせることなく、迅速かつ確実に瓶
の欠陥原因を究明し得る瓶検査システムを提供する。 【解決手段】 製瓶機の複数のセクションで次々に製造
された瓶は複数の瓶検査装置で検査される。各瓶検査装
置では、複数の欠陥種目についての検査結果データと符
号読取機で瓶底より読み取られた符号読取データとから
成る瓶毎の検査データを集計し、その集計データをデー
タ処理装置1へ送る。データ処理装置1は、送られてき
た集計データを収集し、これをネットワーク4の伝送路
を介してサーバ2へ伝送する。サーバ2は、伝送されて
きた集計データを収集して保存する。サーバ2に記憶さ
れた集計データは端末装置3A,3B,3Cによりアク
セスされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、製瓶機で製造される
ガラス瓶などの瓶に欠陥を有するかどうかを、複数種の
欠陥について検査する瓶検査システムに関する。特に、
この発明は、製瓶ラインの検査工程で得られた検査デー
タの集計を行って、欠陥原因を究明するための瓶検査シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の製瓶機は、複数のセクションに分
かれており、各セクションでは、個々の成形型を用いて
同じ瓶を一斉に製造する。各瓶の瓶底には、瓶を製造し
た各成形型に固有の型番を表す符号が付される。従っ
て、瓶底を見れば、その符号からどのセクションの成形
型で瓶が製造されたかが分かる。製造された瓶の中に
は、成形型の不良や成形機の運転状態に起因した欠陥が
発生する場合があり、同じセクションで製造された瓶
は、同じ欠陥を有することになる。
【0003】製瓶機の各セクションで次々に製造された
瓶は、搬送系により最終の包装工程まで搬送される。搬
送途中の検査工程では、各瓶の欠陥の有無が複数の欠陥
種目について検査される。
【0004】検査工程に設置される瓶検査装置として、
周面の複数箇所に凹部を備えたスターホイールと、この
スターホイールを間欠的に回転させる順送り機構と、前
記スターホイールの各凹部が停止する位置(以下、「検
査ステーション」という。)毎に配置される瓶検査機と
を備えたものがある。各瓶検査機では、少なくとも1種
類の欠陥種目について、欠陥の有無がそれぞれ検査され
る。所定の欠陥をもつ瓶は、不良瓶として回収される。
【0005】不良瓶が発生すると、各瓶検査機による検
査結果がデータ収集される。この検査結果の収集は、各
欠陥種目についての欠陥の発生回数を計数する、という
ものである。検査員は、計数結果から、どのような欠陥
が、どの程度の頻度で発生しているかを究明した後、問
題となる欠陥種目の欠陥がある瓶を抜き取り、その瓶底
を見て符号を読み取り、製瓶機のどのセクションが欠陥
を発生させているかを究明する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の方法では、製瓶機のどのセクションが欠陥を発
生させているのかを究明するのに、欠陥をもつ瓶の抜取
りや瓶底の目視確認など、人手を必要とし、欠陥原因の
究明に時間と手数を要する、という問題がある。
【0007】この発明は、上記問題に着目してなされた
もので、複数の欠陥種目についての検査結果と瓶が製造
された製瓶機のセクションを特定することが可能な符号
とを対応させたデータを収集することにより、人手を煩
わせることなく、迅速かつ確実に瓶の欠陥原因を究明し
得る瓶検査システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の瓶検査システ
ムは、瓶を複数のセクションで並列的に製造する製瓶機
と、製瓶機の各セクションで次々に製造された瓶を検査
する瓶検査装置と、瓶検査装置で得られた検査に関わる
データを収集して記憶するデータ記憶装置と、前記デー
タ記憶装置に記憶されたデータをアクセスする端末装置
とから成る。前記瓶検査装置は、製瓶機より送られてく
る瓶の欠陥の有無を複数の欠陥種目について検査する複
数の瓶検査機と、瓶が製造された製瓶機のセクションを
特定することが可能な符号を瓶より読み取る符号読取機
と、各瓶検査機で得られた複数の欠陥種目についての検
査結果と前記符号読取機で読み取られた符号とを対応さ
せたデータを生成して送り出す制御装置とを備えて成
る。
【0009】請求項2の発明では、前記制御装置は、符
号毎に各欠陥種目についての欠陥の発生回数を集計した
データを生成するようにした。
【0010】
【作用】製瓶機で製造された瓶は、瓶検査装置に送られ
て検査される。瓶検査装置の各瓶検査機は、瓶の欠陥の
有無を複数の欠陥種目について検査する。符号読取機
は、その瓶が製造された製瓶機のセクションを特定でき
る符号を瓶より読み取る。制御装置は、各瓶検査機で得
られた複数の欠陥種目についての検査結果と符号読取機
で読み取られた符号とを対応させたデータを生成して送
り出す。送り出されたデータは、最終的にデータ記憶装
置で収集されて記憶される。検査員は、製瓶機のどのセ
クションが瓶にどのような欠陥を生じさせているかを究
明したいとき、端末装置を操作してデータ記憶装置で収
集されたデータをアクセスする。
【0011】請求項2の瓶検査システムでは、制御装置
は、符号毎に各欠陥種目についての欠陥の発生回数を集
計したデータを生成するようにしたので、前記データに
より製瓶機のどのセクションが、どのような欠陥を、ど
の程度の頻度で生じさせているかが分かる。
【0012】
【実施例】図1は、この発明の一実施例である瓶検査シ
ステムの構成を示すもので、後述する各瓶検査装置7よ
り送られてくる検査データの集計データを収集するデー
タ処理装置1と、このデータ処理装置1で収集されたデ
ータを保存するデータ記憶装置としてのサーバ2と、サ
ーバ2に保存されたデータをアクセスするための複数台
(図示例では3台)の端末装置3A,3B,3Cとを含
む。
【0013】前記データ処理装置1、サーバ2、および
複数台の端末装置3は、それぞれパーソナルコンピュー
タで構成されており、データ処理装置1は製瓶ライン毎
に1台、サーバ2は製瓶工場毎に1台、それぞれ設けら
れる。3台の端末装置3A,3B,3Cは、例えば、1
台が本社に、他の1台が製瓶工場に、他の1台が他の製
瓶工場に、それぞれ設置される。データ処理装置1とサ
ーバ2と各端末装置3との間には、LANのようなネッ
トワーク4が構築されている。
【0014】図2は、製瓶工場内の製瓶ラインの概略構
成を示す。図示例の製瓶ラインは、製瓶機5と、この製
瓶機5で次々に製造される瓶Gを搬送する搬送系6と、
搬送系6の搬送途中に設けられる瓶検査装置7とを備え
る。前記製瓶機5は、複数個のセクションS1〜SNに
分かれ、各セクションS1〜SNには、同じ瓶を成形す
るための成形型が個々に設けられる。なお、成形型は粗
型と仕上型とを含むが、ここでは両方の型を単に「成形
型」と総称する。
【0015】各セクションS1〜SNには、「ゴブ」と
称される溶融ガラスの塊が適当なタイミングで順次供給
される。各セクションS1〜SNの成形型で成形された
瓶は、搬送系6の第1の搬送コンベヤ6aへ送り出され
る。成形時、瓶の瓶底には、製造したセクションを表す
符号として、各成形型に固有の型番が付される。この型
番は、瓶底に複数の突起を円陣に配置して表されたもの
である。
【0016】第1の搬送コンベヤ6aは、製瓶機5の各
セクションS1〜SNで製造された瓶を、一列に整列し
た状態で第2の搬送コンベヤ6bまで搬送する。第2の
搬送コンベヤ6bは、縦列の瓶を横列に編成して、第3
の搬送コンベヤ6cまで搬送する。なお、第2の搬送コ
ンベヤ6bの途中に瓶の冷却装置(図示せず)が設けて
ある。第3の搬送コンベヤ6cは、横列の瓶を縦列に編
成して、最終の箱詰装置8まで搬送する。この第3の搬
送コンベヤ6cの途中には、瓶を次々に導入して検査す
るための少なくとも1台(この実施例では2台)の瓶検
査装置7が設けられる。なお、この実施例では、2台の
瓶検査装置7を直列に設けて、各瓶検査装置7で個別の
検査を行うようにしているが、これに限らず、複数台の
瓶検査装置7を並列に設けて、各瓶検査装置7で同じ検
査を行うようにすることもできる。
【0017】図3は、前記瓶検査装置7の具体例を示
す。図示例の瓶検査装置7は、周面の複数箇所に凹部1
0を備えたスターホイール11と、このスターホイール
11を間欠的に回転させる順送り機構12と、前記スタ
ーホイール11の各凹部10が停止する5個の検査ステ
ーションA〜Eのうち、4個の検査ステーションA〜D
に配置される瓶検査機13a〜13dと、最後の検査ス
テーションEに配置される符号読取機14とから成る。
前記順送り機構12の上流側には、各凹部10へ瓶を送
り込む送込み機構15が設けられる。また、順送り機構
12の下流側には、所定の欠陥を有する不良品の瓶を回
収するためのリジェクトテーブル16が配備されてい
る。なお、図中、9aは第3の搬送コンベヤ6cより瓶
検査装置7へ瓶Gを導入する瓶導入路、9bは検査済の
良品の瓶Gを第3の搬送コンベヤ6cへ導出する瓶導出
路である。
【0018】瓶検査機13a〜13dが配置される4個
のステーションA〜Dでは、瓶Gを自転させる機構17
が配備されている。各瓶検査機13a〜13dは、瓶を
回転させた状態、または瓶を回転させない状態で、少な
くとも1種類の欠陥種目について、欠陥が存在するかど
うかを検査する。なお、図中、18は瓶を次の検査ステ
ーションへ導くためのガイド板である。
【0019】前記符号読取機14は、図4に示すよう
に、瓶Gの底面を支持する支持板20の下方位置に配設
されるもので、支持板20に形成された透過孔21から
瓶底へ投光する2個のリング状光源22,22と、瓶底
に向けて配置されたテレビカメラ23と、このテレビカ
メラ23で撮像された瓶底の突起列の画像を取り込んで
前記符号を読み取る符号判別回路24とから成る。
【0020】図5は、上記瓶検査装置7における制御装
置30の回路構成を示す。この制御装置30は、制御・
演算の主体であるCPU31と、プログラムや固定デー
タが記憶されるROM32と、データの読み書きに用い
られるRAM33とを含む。前記CPU31には、4個
の検査ステーションA〜Dに設置された瓶検査機13a
〜13dと、最終の検査ステーションEに設置された符
号読取機14と、伝送部34とが接続される。
【0021】CPU31は、図7に示す制御の流れに従
って、各瓶検査機13a〜13dからは瓶を検査した結
果を表すデータ(以下、「検査結果データ」という。)
を、また、符号読取機14からは瓶底より読み取った符
号を表すデータ(以下、「符号読取データ」という。)
を、それぞれ取り込んで瓶毎の検査データを生成すると
共に、複数の検査データを収集して集計データを生成す
る。また、CPU31は、前記集計データを伝送部34
より前記データ処理装置1へ送り出す。この集計データ
は、データ処理装置1より前記サーバ2へ伝送されて記
憶される。
【0022】この実施例では、第1、第2、および第4
の各瓶検査機13a,13b,13dは、それぞれ2種
類の欠陥を検査し、第3の瓶検査機13cは、1種類の
欠陥を検査している。第1〜第4の各瓶検査機13a〜
13dによる検査結果データと符号読取機14の符号読
取データとが合成され、瓶毎の検査データが生成され
る。
【0023】図6は、前記検査データのデータ構造を示
す。この検査データは、第1〜第4の瓶検査機13a〜
13dによる検査結果データを表す7ビットの検査デー
タ部と、符号読取機14による符号読取データを表す5
ビットの符号データ部とで構成される。検査データ部の
各ビットには、前記した合計7種類の欠陥種目について
の検査結果データとして、それぞれ「0」(欠陥なし)
または「1」(欠陥あり)の各データがセットされる。
図示例の検査データは、欠陥種目4については「欠陥あ
り」を表す「1」のビットデータが、その他の欠陥種目
1〜3,5〜7については「欠陥なし」を表す「0」の
ビットデータが、それぞれセットされている。
【0024】図7は、前記CPU31による制御の流れ
を示す。同図中、「ST」は、制御の流れにおける各ス
テップを示す。同図のST1では、CPU31は、瓶計
数値nをゼロにクリヤした後、ST2で瓶検査装置7に
瓶が導入されるのに待機する。前記瓶計数値nは、ライ
ン始動後に瓶検査装置7に導入された瓶の個数を示す。
最初の瓶が瓶検査装置7に導入されて第1の検査ステー
ションAに送られると、ST2の判定が「YES」とな
り、前記瓶計数値nを1加算する(ST3)。第1の検
査ステーションAに送られた瓶は、第1の瓶検査機13
aにより2種類の欠陥種目1,2について、欠陥の有無
が検査される。
【0025】つぎのST4では、CPU31は、瓶計数
値nが「5」に達したかどうかを判定する。この場合、
瓶計数値nは「1」であるから、ST4の判定は「N
O」であり、ST5へ進む。ST5では、CPU31
は、第1の瓶検査機13aより最初の瓶についての検査
結果データ、この実施例では、欠陥種目1,2について
の検査結果データを取り込み、RAM32の所定の記憶
領域へ記憶させる。
【0026】図8(1)は、第1の瓶検査機13aで得
られた検査結果データを記憶させるRAM33の第1の
記憶領域M1を示すもので、図中、一点鎖線で示すビッ
トに検査結果データとしての「0」「0」が記憶されて
いる。
【0027】つぎのST7では、CPU31は、順送り
機構12が順送り動作を行ったかどうか、続くST8で
は、ラインが停止したかどうかをそれぞれ判定してお
り、ST7の判定が「YES」になると、つぎのST9
の「n≧5か?」の判定は「NO」であるから、前記第
1の記憶領域M1の検査結果データが、第2の瓶検査機
13bによる検査結果データを記憶させる第2の記憶領
域M2(図8(2)に示す。)へシフトされる(ST1
0)。前記順送り機構12の順送り動作により、第1の
検査ステーションAで検査された瓶は第2の検査ステー
ションBへ送られ、第1の検査ステーションAには未検
査の新たな瓶が導入される。なお、なんらかの原因で瓶
の導入がなかった場合でも、前記検査結果データのシフ
トは行われる。
【0028】前記のST8で、ラインの停止が判定され
ると、一連の手順は完了する。つぎにST11では、集
計データをデータ処理装置1へ伝送するかどうかが判定
される。この実施例では、所定の時間毎(例えば15分
毎)に集計データの伝送を行うようにしているが、これ
に限らず、例えば、前記瓶計数値nが所定の値に達した
とき、集計データの伝送を行うようにしてもよい。この
場合は、ST12の判定は「NO」であるから、ST3
へ戻り、前記瓶計数値nを1加算する。この瓶計数値n
が「5」になるまで、同様の手順が繰り返し実行され
る。
【0029】かくして、瓶計数値nが「5」に達した段
階では、最初の瓶は第5の検査ステーションEに至って
おり、この瓶については、すでに第1〜第4の瓶検査機
13a〜13dによる検査結果データと符号読取機14
による符号読取データとが得られている(ST6)。つ
ぎに、順送り機構12が順送り動作を行うと、ST7の
判定が「YES」であり、つぎのST9の「n≧5か
?」の判定も「YES」であるから、ST11へ進み、
データシフトとデータ集計の各処理が行われる。
【0030】図8(1)〜(5)は、ST10の処理方
法を具体的に示している。図8(1)に示す第1の記憶
領域M1には、第1の検査ステーションAに位置する瓶
についての第1の瓶検査機13aによる検査結果データ
が記憶されている。図8(2)に示す第2の記憶領域M
2には、第2の検査ステーションBに位置する瓶につい
ての第1、第2の各瓶検査機13a,13bによる検査
結果データが記憶されている。図8(3)に示す第3の
記憶領域M3には、第3の検査ステーションCに位置す
る瓶についての第1〜第3の各瓶検査機13a〜13c
による検査結果データが、図8(4)に示す第4の記憶
領域M4には、第4の検査ステーションDに位置する瓶
についての第1〜第4の各瓶検査機13a〜13dによ
る検査結果データが、それぞれ記憶されている。図8
(5)に示す第5の記憶領域M5には、第5の検査ステ
ーションEに位置する瓶についての第1〜第4の各瓶検
査機13aによる検査結果データおよび符号読取機14
による符号読取データが記憶されている。
【0031】図8(1)〜(5)において、一点鎖線で
示すビットは、現在の検査ステーションで得られた検査
結果データや符号読取データを示す。また、斜線で示す
ビットは、それまでの検査ステーションで得られた検査
結果データを示す。第5の検査ステーションEに位置す
る瓶については、全ての検査結果データと符号読取デー
タとから成る検査データが生成されている。
【0032】図7のST11において、CPU31は、
第5の記憶領域M5の検査データを、図9に示すRAM
33の集計データ記憶領域MMに集計して書き込む。ま
た、CPU31は、第4の記憶領域M4のデータ内容を
第5の記憶領域M5に、第3の記憶領域M3のデータ内
容を第4の記憶領域M4に、第2の記憶領域M2のデー
タ内容を第3の記憶領域M3に、第1の記憶領域M1の
データ内容を第2の記憶領域M2に、それぞれ順次上書
きする。
【0033】前記集計データ記憶領域MMには、型番を
表す符号毎に、各欠陥種目1〜7について、欠陥が何回
発生したかを示す集計データが記憶される。例えば図6
に示す検査データを集計する場合、欠陥種目4について
の欠陥があり、また、その型番は「5」であるから、集
計データ記憶領域MMにおいて、欠陥種目が「4」、型
番が「5」の領域の集計データに1加算して集計データ
を書き換えることになる。
【0034】図7に戻って、上記した検査データの生成
およびデータ集計の手順が繰り返し実行されて所定の時
間が経過すると、ST12の「データ伝送か?」の判定
が「YES」となり、CPU31は、集計データ記憶領
域MMに記憶された集計データを伝送部34からデータ
処理装置1へ送り出した後、集計データ記憶領域MMの
記憶内容をクリヤする(ST13,14)。
【0035】データ処理装置1は、複数の瓶検査装置7
から送られてきた集計データを収集し、これを一定時間
毎(例えば15分毎)にネットワーク4の伝送路を通じ
てサーバ2へ伝送する。サーバ2では、集計データが送
信されてくると、その集計データを前記集計データ記憶
領域MMと同様の構成の集計データ記憶領域(図示せ
ず。)に集計して、データベースとして記憶すると共
に、図10に示すように、欠陥種目毎に、各型番1〜N
について、欠陥が何回発生したかを時刻t1,t2,・
・・と共に別の集計データ記憶領域M′に記憶させる。
【0036】かくして、各端末機3A〜3Cからは、前
記サーバ2のデータベースをアクセスして、集計データ
を表またはグラフの形でディスプレイに表示させること
により、製瓶機5のどのセクションが、どのような欠陥
を、どの程度の頻度で発生させたかを究明することがで
きる。
【0037】なお、上記実施例では、各瓶検査装置7に
おいて検査データの集計を行い、その集計データをデー
タ処理装置1へ送るようにしているが、各瓶検査装置7
では、各瓶の検査データを単にストックし、そのストッ
クデータを一定時間毎にデータ処理装置1へ送るように
してもよい。この場合、データ処理装置1では、各瓶検
査装置7より送られてくるストックデータについて集計
処理を行い、その集計データを一定時間毎にサーバ2へ
伝送するようにする。また、上記実施例では、複数の瓶
検査装置7とサーバ2との間にデータ処理装置1を介在
させているが、例えば瓶検査装置7が1台の場合、その
瓶検査装置7で得られた集計データを直接サーバ2へ送
って記憶させるようにすることもできる。
【0038】
【発明の効果】この発明は上記の如く、複数の欠陥種目
についての検査結果と瓶が製造された製瓶機のセクショ
ンを特定することが可能な符号とを対応させたデータを
データ記憶装置で収集して記憶すると共に、前記データ
記憶装置に記憶されたデータを端末装置によりアクセス
できるようにしたから、人手を煩わせることなく、迅速
かつ確実に瓶の欠陥原因を究明できる、という効果があ
る。
【0039】請求項2の発明によれば、符号毎に各欠陥
種目についての発生回数を集計したデータを生成するよ
うにしたから、前記データにより製瓶機のどのセクショ
ンが、どのような欠陥を、どの程度の頻度で生じさせて
いるかが即座に分かる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である瓶検査システムの構
成を示す説明図である。
【図2】製瓶ラインの全体構成を示す説明図である。
【図3】瓶検査装置の具体例を示す平面図である。
【図4】符号読取機の概略構成を示す断面図である。
【図5】データ処理装置の電気的な構成を示すブロック
図である。
【図6】検査データのデータ構造を示す説明図である。
【図7】CPUによる制御の流れを示すフローチャート
である。
【図8】検査データの生成過程を示す説明図である。
【図9】集計データ記憶領域の構成を示す説明図であ
る。
【図10】他の集計データ記憶領域の構成を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 データ処理装置 2 サーバ 3A,3AB,3C 端末装置 4 ネットワーク 5 製瓶機 7 瓶検査装置 13a〜13d 瓶検査機 14 符号読取機 30 制御装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 瓶を複数のセクションで並列的に製造す
    る製瓶機と、製瓶機の各セクションで次々に製造された
    瓶を検査する少なくともひとつの瓶検査装置と、瓶検査
    装置で得られた検査に関わるデータを収集して記憶する
    データ記憶装置と、前記データ記憶装置に記憶されたデ
    ータをアクセスする端末装置とから成り、 前記瓶検査装置は、製瓶機より送られてくる瓶の欠陥の
    有無を複数の欠陥種目について検査する複数の瓶検査機
    と、瓶が製造された製瓶機のセクションを特定すること
    が可能な符号を瓶より読み取る符号読取機と、各瓶検査
    機で得られた複数の欠陥種目についての検査結果と前記
    符号読取機で読み取られた符号とを対応させたデータを
    生成して送り出す制御装置とを備えて成る瓶検査システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記制御装置は、符号毎に各欠陥種目に
    ついての欠陥の発生回数を集計したデータを生成するよ
    うにした請求項1に記載された瓶検査システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007263665A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Nihon Yamamura Glass Co Ltd 容器検査機および製びん装置
JP2011089875A (ja) * 2009-10-22 2011-05-06 Kirin Techno-System Co Ltd 容器検査システムおよび該容器検査システムの運転管理方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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