JP2000055750A - 磁歪式ロードセル - Google Patents

磁歪式ロードセル

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JP2000055750A
JP2000055750A JP10225631A JP22563198A JP2000055750A JP 2000055750 A JP2000055750 A JP 2000055750A JP 10225631 A JP10225631 A JP 10225631A JP 22563198 A JP22563198 A JP 22563198A JP 2000055750 A JP2000055750 A JP 2000055750A
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load cell
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Junji Tanaka
準二 田中
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造を簡略化でき、商品レンジの多様化に伴
う製造工程の煩雑化を防いで共通化を図ることができ
る、耐久性に優れた磁歪式ロードセルを提供する。 【解決手段】 センサボディを、略円柱状のメインボデ
ィ3とセンシング素子5の板状部材5aとで構成し、板
状部材5aを、荷重によって透磁率が変化する磁歪材に
より可撓性を有する扁平な平面視略矩形状に形成し、板
状部材5aが内部に収容されるメインボディ3の収容凹
部3bに、板状部材5aの長手方向Zにおける中央部に
先端が当接する荷重作用片3dを突設し、板状部材5a
の長手方向Zにおける両端が各々溶着される薄肉部3
j,3jを、メインボディ3の周壁3fのうち、径方向
Yにおいて対向する一対の周壁箇所に各々形成して、メ
インボディ3の他方の端面3kに、荷重作用片3dと共
にメインボディ3の中心軸X上に位置するように、略半
球状の起歪用突起3mを突設する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷重を磁歪作用に
より電気的量に変換する磁歪式ロードセルに関する。
【0002】
【従来の技術】荷重を電気的量に変換するロードセル
は、例えば、電気洗濯機における洗濯槽内の洗濯物の重
量測定や、構築物の特定箇所にかかる荷重の測定、車両
の積載荷重の測定等、各種の分野で広く利用されてい
る。
【0003】そのロードセルの中でも、荷重の大きさに
よって透磁率が変化する磁歪材と、電橋回路を構成する
励磁用巻線及び検出用巻線とを用いた磁歪式のロードセ
ルは、電橋回路を薄膜状の歪ゲージにより構成する磁歪
式のロードセルと共に、直線性、温度特性に優れたロー
ドセルとして広く知られている。
【0004】かかる2種の巻線と磁歪材とを用いた従来
の磁歪式のロードセルの1つとして、実開平1−105
834号公報に記載された荷重センサがある。
【0005】この実開平1−105834号公報による
荷重センサでは、弾性を有する繊維強化成形樹脂製の内
輪に磁歪材を埋設し、この内輪の外側に、差動トランス
を構成する1次巻線と2次巻線とをインサートしてモー
ルドした成形樹脂製の外輪を接着或は溶着することで、
内輪と外輪とが一体化した荷重センサを得るようにして
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た荷重センサでは、外輪のモールドの際に1次巻線と2
次巻線とをインサートすることから、外輪成型用の型枠
の内部に1次巻線や2次巻線を巻回状態に保持するため
の設備が必要となるので、製造が極めて面倒、かつ、困
難であるという不具合があった。
【0007】しかも、上述した荷重センサでは、センサ
の感度や特性が異なる複数種類の荷重センサを得るため
には、巻数が異なる1次巻線や2次巻線をインサートし
て外輪をモールドするといった、製造工程の全体を変更
するに等しい手当を施さなければならず、商品レンジの
多様化に関する対応が取りづらいという不具合があっ
た。
【0008】また、磁歪式のロードセルには、冒頭にお
いても若干触れたように、電橋回路を薄膜状の歪ゲージ
により構成するものが、上述した荷重センサとは別に存
在するが、そのような磁歪式のロードセルでは、歪ゲー
ジを貼着により対象物に取り付けるため、外部からの荷
重が繰り返しかかる荷重の測定箇所において長期間使用
していると、貼着した歪ゲージが対象物から剥離してし
まう可能性があるという、耐久性の面での問題が別にあ
る。
【0009】本発明は前記事情に鑑みなされたもので、
本発明の目的は、製造を簡略化でき、しかも、商品レン
ジの多様化に伴う製造工程の煩雑化を防いで共通化を図
ることができる、耐久性に優れた磁歪式ロードセルを提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に記載した本発明の磁歪式ロードセルは、外部
から加わる荷重の大きさによって透磁率が変化する磁歪
材により、励磁用巻線と検出用巻線とを磁気的に結合さ
せるセンサボディの少なくとも一部を構成した磁歪式ロ
ードセルにおいて、前記センサボディが、前記磁歪材に
より形成されて可撓性を有し前記励磁用巻線及び前記検
出用巻線が巻回される長尺の板状部材と、該板状部材を
保持するメインボディとで構成されており、前記メイン
ボディが、前記板状部材が内部に収容される収容凹部を
有しており、前記収容凹部に、該収容凹部の内部に収容
した前記板状部材の長手方向における両端を保持する保
持部が形成されていると共に、該保持部に前記長手方向
の両端が保持された前記板状部材の前記長手方向におけ
る中央部に当接する荷重作用片が、所定の突出軸線上に
位置するように突設されており、前記メインボディの表
面に、前記センサボディに対する外部からの荷重が集中
して加わる起歪用突起が、前記突出軸線上に位置するよ
うに前記メインボディの外方に向けて突設されているこ
とを特徴とする。
【0011】また、請求項2に記載した本発明の磁歪式
ロードセルは、前記起歪用突起が球面状に形成されてい
るものとした。
【0012】さらに、請求項3に記載した本発明の磁歪
式ロードセルは、前記メインボディが、前記収容凹部を
内部に画成する筒状壁を有しており、前記保持部が、前
記筒状壁のうち、前記突出軸線と直交する径線方向にお
いて前記荷重作用片を挟んで対向する一対の筒状壁部分
に各々形成されて、前記板状部材の前記長手方向におけ
る両端に各々溶着される薄肉部を有しており、該薄肉部
が、少なくとも前記筒状壁の外周面に形成された凹部を
用いて構成されているものとした。
【0013】また、請求項4に記載した本発明の磁歪式
ロードセルは、前記板状部材であって、前記長手方向に
おける両端と中央部との中間に位置する2つの板状部材
箇所に、前記励磁用巻線及び前記検出用巻線が各々巻回
されており、前記各板状部材箇所に、前記板状部材によ
って前記励磁用巻線及び前記検出用巻線を磁気的に結合
させた剪断歪検出用のセンサが各々形成されているもの
とした。
【0014】さらに、請求項5に記載した本発明の磁歪
式ロードセルは、前記荷重作用片に、前記保持部に前記
長手方向の両端が保持された前記板状部材の前記長手方
向における中央部を挟持する挟持片が連設されているも
のとした。
【0015】請求項1に記載した本発明の磁歪式ロード
セルによれば、センサボディに対する外部からの荷重
が、メインボディの表面に外方に向けて突設された起歪
用突起に集中して加わると、メインボディの収容凹部に
収容された板状部材の長手方向における中央部が、起歪
用突起の突設された突出軸線上に位置するように収容凹
部に突設された荷重作用片によって、外部からの荷重の
大きさに応じて押圧される。
【0016】すると、板状部材の長手方向における両端
が収容凹部の保持部によって保持されていることから、
板状部材は、荷重作用片によって押圧された中央部が突
出軸線方向に変位するように撓んで歪み、その結果、磁
歪材により形成された板状部材の透磁率が変化して、励
磁用巻線に流れる励磁用電流に応じて検出用巻線に流れ
る誘導電流が変化することになる。
【0017】したがって、センサボディに対する外部か
らの荷重の電気的量への変換は、専ら、板状部材と励磁
用巻線及び検出用巻線とによって行われ、メインボディ
は、センサボディに対する外部からの荷重を起歪用突起
及び荷重作用片を介して板状部材に伝達する役割のみを
果たすことになる。
【0018】そのため、板状部材の中央部が荷重作用片
の押圧により撓んで歪む度合いは、起歪用突起及び荷重
作用片間の突出軸線方向における肉厚に依存して定まる
ことになり、また、外部から加わる荷重の変化に応じて
板状部材の透磁率が変化する際の感度は、板状部材の剛
性や励磁用巻線及び検出用巻線の巻数に依存して定まる
ことになる。
【0019】したがって、外部から加わる荷重の変化に
伴う荷重作用片の押圧により板状部材の中央部が撓んで
歪む度合いがその剛性次第で定まるメインボディと、外
部から加わる荷重を電気的量に変換する際の感度が、励
磁用巻線及び検出用巻線の巻数、或は、自身の寸法や剛
性次第で定まる板状部材とを別々に製造することができ
るようになる。
【0020】また、請求項2に記載した本発明の磁歪式
ロードセルによれば、センサボディに対する外部からの
荷重の方向が、起歪用突起の突出軸線方向に対して傾斜
していても、この荷重方向は起歪用突起の表面に対して
常に法線方向となり、したがって、起歪用突起に構造的
に接触してこの起歪用突起に外部からの荷重を伝達する
部材は、いかなる方向からであっても起歪用突起に同じ
ように点接触することになる。
【0021】さらに、請求項3に記載した本発明の磁歪
式ロードセルによれば、収容凹部を内部に画成するメイ
ンボディの筒状壁のうち、荷重作用片を挟んで対向する
一対の筒状壁部分に各々形成される、板状部材の長手方
向における両端に各々溶着するための薄肉部を、筒状壁
の外周面に形成された凹部を用いて構成することによ
り、一対の筒状壁部分を結ぶ線上における筒状壁の外周
面から板状部材の端部までの寸法は、筒状壁の外周面に
凹部を形成せずに薄肉部を構成する場合に比べて、少な
くとも小さくなる。
【0022】したがって、筒状壁の外形寸法に対する板
状部材の長手方向における両端間の相対的な寸法も、筒
状壁の外周面に凹部を形成せずに薄肉部を構成する場合
に比べて、少なくとも小さくなる。
【0023】その結果、収容凹部の保持部によって各々
保持される板状部材の長手方向における両端と、荷重作
用片が当接してセンサボディに対する外部からの荷重が
起歪用突起を介して伝達される板状部材の長手方向にお
ける中央部との間の寸法が、筒状壁の外周面に凹部を形
成せずに薄肉部を構成する場合に比べて、少なくとも小
さくなることになる。
【0024】また、請求項4に記載した本発明の磁歪式
ロードセルによれば、収容凹部の各保持部と荷重作用片
との間に、剪断歪検出用のセンシング素子が各々配置さ
れることになり、その結果、メインボディの起歪用突起
及び荷重作用片を介して板状部材に伝達される、センサ
ボディに対する外部からの荷重は、収容凹部の各保持部
と荷重作用片との間に各々配置された剪断歪検出用のセ
ンサによって、分散して電気的量に変換されることにな
る。
【0025】さらに、請求項5に記載した本発明の磁歪
式ロードセルによれば、荷重作用片に連設された挟持片
により板状部材の長手方向における中央部が挟持され
て、板状部材の中央部と荷重作用片とが構造的に連結さ
れることになる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明による磁歪式ロード
セルの実施形態を図面に基づいて説明する。
【0027】図1は本発明の一実施形態に係る磁歪式ロ
ードセルの上方から見た斜視図であり、図2は同じく下
方から見た磁歪式ロードセルの斜視図である。
【0028】そして、図1及び図2中引用符号1で示す
本実施形態の磁歪式ロードセルは、図2に示すように、
メインボディ3とセンシング素子5とで構成されてい
る。
【0029】前記メインボディ3は、図1に示すよう
に、樹脂成形により略円柱状に形成されており、図2に
示すように、メインボディ3の一方の端面3aには、メ
インボディ3と同心円状の収容凹部3bが所定の深さで
形成されていて、この収容凹部3bの天井面3cの中央
部には、メインボディ3の中心軸X(突出軸線に相当)
上に位置するように、収容凹部3bの深さよりも小さい
突設高さで荷重作用片3dが突設されており、この荷重
作用片3dの先端に、メインボディ3の中心軸X方向に
所定の深さで二股状の挟持片3e,3eが連設されてい
る。
【0030】また、収容凹部3bを内部に画成するメイ
ンボディ3の周壁3f(筒状壁に相当)のうち、荷重作
用片3dを挟んでメインボディ3の径方向Yにおいて対
向する周壁3fの一対の内周面箇所には、一方の端面3
aからメインボディ3の中心軸X方向に挟持片3e,3
eの深さと同一の深さ寸法で凹溝3g,3gが各々形成
されており、これら一対の凹溝3g,3g間を結ぶ線を
挟んで、上述した各挟持片3e,3eが対向するように
配置されている。
【0031】さらに、各凹溝3g,3gに対応する周壁
3fの一対の外周面箇所には、断面凸字状の凹溝3h,
3h(筒状壁の外周面に形成された凹部に相当)が各々
形成されており、各凹溝3gとこれに対応する各凹溝3
hとによって薄肉部3jが各々構成されている。
【0032】また、図1に示すように、メインボディ3
の他方の端面3kの中央部には、略半球状の起歪用突起
3mが、メインボディ3の中心軸X上、即ち、荷重作用
片3dと同心上に位置するように、メインボディ3の外
方に向けて突設されている。
【0033】前記センシング素子5は、図2に示すよう
に、板状部材5aと2つのコイル5b,5bを備えてい
る。
【0034】前記板状部材5aは、メインボディ3の各
挟持片3e,3e間の寸法に対応する厚みと、メインボ
ディ3の各凹溝3g,3g間の寸法に対応する長さと、
メインボディ3の中心軸X方向における凹溝3gや挟持
片3eの深さに対応する幅とを有する扁平な平面視略矩
形状を呈しており、外部から加わる荷重の大きさによっ
て透磁率が変化するパーマロイ等の磁歪材により、可撓
性を有するように形成されている。
【0035】前記各コイル5bは、板状部材5aの長手
方向Zにおける各端部と略中央との間に各々配設されて
おり、各コイル5bは、励磁用と検出用の2本の巻線5
c,5dを十字状に交差して板状部材5aに巻回して構
成されている。
【0036】このように形成されたセンシング素子5
は、各コイル5bにおいて、励磁用巻線5cの両端間に
電流を流すと、板状部材5aに発生する磁界により検出
用巻線5dの両端間に誘導電流が流れ、板状部材5aに
撓みによる歪が発生しこの歪により板状部材5aの透磁
率が変化すると、それに応じて検出用巻線5dの両端間
に流れる誘導電流が変化するという、2つの剪断歪検出
用のセンサ5eを有するように構成されている。
【0037】そして、上述したセンシング素子5は、板
状部材5aの幅方向をメインボディ3の中心軸X方向に
向けて、板状部材5aの長手方向Zにおける両端部分の
位置をメインボディ3の各凹溝3g,3gに各々合わせ
た状態で、収容凹部3b内に板状部材5aを挿入するこ
とで、板状部材5aの長手方向Zにおける中央部が各挟
持片3e,3eの間に挿入されてこれらに挟持されると
共に、図3に縦断面図で示すように、荷重作用片3dの
先端が板状部材5aの長手方向Zにおける中央部の縁部
に当接するように構成されている。
【0038】尚、収容凹部3b内に挿入した板状部材5
aの長手方向Zにおける両端部分は、メインボディ3の
周壁3fの外周面側から各凹溝3h,3hにスポット照
射するレーザビームにより、各凹溝3g,3gが形成さ
れた周壁3fの薄肉部3j,3jに各々溶着固定され
る。
【0039】そして、板状部材5aの長手方向Zにおけ
る両端部分を各凹溝3g,3gが形成された周壁3fの
内周面箇所に各々溶着固定した状態で、センシング素子
5の各コイル5bは、メインボディ3の挟持片3eと周
壁3fの内周面との略中間箇所に各々配置される。
【0040】以上の説明からも明らかなように、本実施
形態では、メインボディ3の各凹溝3g,3hにより構
成される薄肉部3jによって、請求項中の保持部が構成
されている。
【0041】次に、上述のように構成された本実施形態
の磁歪式ロードセル1の動作(作用)について説明す
る。
【0042】荷重を測定するに当たっては、他方の端面
3kが天地方向における上方に位置し、一方の端面3a
が天地方向における下方に位置するように、磁歪式ロー
ドセル1を配置して、外部からの荷重が集中してかかる
ように、起歪用突起3mを被測定対象(図示せず)に接
触させ、この状態で、センシング素子5の各コイル5b
において、励磁用巻線5cの両端間に電流を流して、板
状部材5aに発生する磁界により検出用巻線5dの両端
間に誘導電流を流れさせる。
【0043】すると、被測定対象から起歪用突起3mに
かかる荷重によりメインボディ3の他方の端面3kが収
容凹部3b側に撓み、これにより、荷重作用片3dが板
状部材5a側に変位してこの荷重作用片3dにより板状
部材5aがその幅方向に押圧されると、板状部材5aが
撓んでこの撓みによる歪が板状部材5aに発生し、この
歪により板状部材5aの透磁率が変化して、検出用巻線
5dの両端間に流れる誘導電流が変化する。
【0044】しかも、被測定対象から起歪用突起3mに
かかる荷重がメインボディ3の中心軸X方向からのもの
であれば、板状部材5aの長手方向Zにおける一方の端
部と中央部との間に位置する板状部材5aの一方の半部
と、板状部材5aの長手方向Zにおける他方の端部と中
央部との間に位置する板状部材5aの他方の半部とは、
各々対称的に同じ量ずつ撓むので、板状部材5aの各半
部に生じる歪は各々同じである。
【0045】そのため、板状部材5aの各半部の透磁率
の変化量も同じとなり、センシング素子5の各コイル5
bの検出用巻線5dに流れる誘導電流の変化量も同じと
なる。
【0046】これに対し、被測定対象から起歪用突起3
mにかかる荷重がメインボディ3の中心軸Xに対して傾
斜した方向からのものであると、メインボディ3の他方
の端面3kが収容凹部3b側に撓んで荷重作用片3dが
板状部材5a側に変位する際に、これら撓みや変位に天
地方向と直交する水平方向の成分が含まれることとな
り、その結果、荷重作用片3dの押圧により板状部材5
aの一方の半部と他方の半部とが均等には撓まず、どち
らか片方の半部に偏って撓むことになるので、板状部材
5aの各半部に生じる歪は各々異なることになる。
【0047】そのため、板状部材5aの各半部の透磁率
の変化量も各々異なるものとなり、センシング素子5の
各コイル5bの検出用巻線5dに流れる誘導電流の変化
量も各々異なるものとなる。
【0048】しかしながら、被測定対象から起歪用突起
3mにかかる荷重による板状部材5aの全体で見た透磁
率の変化は、板状部材5aの各半部における透磁率の変
化量の合計であるから、センシング素子5の各コイル5
bの検出用巻線5dに流れる誘導電流の変化量の合計、
即ち、センシング素子5の各センサ5e,5eの出力の
変化量の合計が、被測定対象から起歪用突起3mにかか
る荷重の変化に応じたセンシング素子5の出力の変化量
ということになる。
【0049】したがって、被測定対象から起歪用突起3
mにかかる荷重がメインボディ3の中心軸X方向からの
ものであるか、それとも、メインボディ3の中心軸Xに
対して傾斜した方向からのものであるかに拘わらず、セ
ンシング素子5の各センサ5e,5eの出力の合計によ
って被測定対象から起歪用突起3mにかかる荷重を正確
に測定することが可能となるわけである。
【0050】そして、起歪用突起3mに集中してかかる
被測定対象からの荷重の変化に対する、検出用巻線5d
の両端間に流れる誘導電流の変化の度合いは、被測定対
象からの荷重によってメインボディ3の他方の端面3k
が収容凹部3b側に撓む度合いや、これに伴って荷重作
用片3dが板状部材5a側に変位する度合い、ひいて
は、メインボディ3自身の剛性と、センシング素子5の
板状部材5aの剛性とによって定まる。
【0051】そのため、センシング素子5の板状部材5
aの剛性が不変であるものとすると、被測定対象からの
荷重の変化に対する検出用巻線5dの誘導電流の変化の
度合いは、メインボディ3自身の剛性に依存して定まる
ことになる。
【0052】即ち、この磁歪式ロードセル1によって電
気的量に変換可能な荷重の最大値は、センシング素子5
側の構成に何らの変化を加えなくても、メインボディ3
自身の剛性を高くすればするほど、もう少し具体的に
は、メインボディ3の他方の端面3kと収容凹部3bの
天井面3cとの間の厚みを大きくすればするほど、大き
い値に設定することが可能になるわけである。
【0053】一方、センシング素子5の感度は、板状部
材5aの長手方向Zにおける両端間の寸法、つまり、メ
インボディ3側に構造的に連結される板状部材5aの長
手方向Zにおける両端や中央部から各コイル5bまでの
寸法や、励磁用巻線5c及び検出用巻線5dの巻数によ
って定まる。
【0054】そのため、この磁歪式ロードセル1によっ
て荷重を電気的量に変換する際の感度は、メインボディ
3側の構成に何らの変化を加えなくても、センシング素
子5の板状部材5aの長手方向Zにおける寸法を短くす
ればするほど、或は、励磁用巻線5c及び検出用巻線5
dの巻数を多くすればするほど、高くすることが可能に
なるわけである。
【0055】このように本実施形態の磁歪式ロードセル
1によれば、励磁用巻線5cと検出用巻線5dとを磁気
的に結合させるセンサボディを、略円柱状のメインボデ
ィ3とセンシング素子5の板状部材5aとで構成し、板
状部材5aを、外部から加わる荷重の大きさによって透
磁率が変化する磁歪材により可撓性を有する扁平な平面
視略矩形状に形成し、板状部材5aが内部に収容される
メインボディ3の収容凹部3bに、板状部材5aの長手
方向Zにおける中央部に先端が当接する荷重作用片3d
を、メインボディ3の中心軸X上に位置するように突設
し、板状部材5aの長手方向Zにおける両端が各々溶着
される薄肉部3j,3jを、メインボディ3の周壁3f
のうち、径方向Yにおいて対向する一対の周壁箇所に各
々形成して、メインボディ3の他方の端面3kに、メイ
ンボディ3の中心軸X上に位置するように、略半球状の
起歪用突起3mをメインボディ3の外方に向けて突設す
る構成とした。
【0056】このため、被測定対象からの荷重の変化に
対する検出用巻線5dの誘導電流の変化の度合いがその
剛性次第で定まるメインボディ3と、荷重を電気的量に
変換する際の感度が板状部材5aの寸法や励磁用巻線5
c及び検出用巻線5dの巻数次第で定まるセンシング素
子5とを別々に製造することができるようになる。
【0057】よって、商品レンジの多様化に際して、メ
インボディ3とセンシング素子5とを商品レンジに応じ
た種類だけ各々準備しておいて、適当なもの同士を選ん
で組み付けることで、商品レンジの多様化に関する対応
を取り易くし、かつ、メインボディ3の樹脂成形の際に
インサート成形を用いるといった面倒な製造過程及び設
備を用いずに済ませることができる。
【0058】尚、メインボディ3の起歪用突起3mは単
なる柱状、つまり、先端が平坦面であるような形状であ
ってもよいが、本実施形態のように半球状とすれば、メ
インボディ3の中心軸Xに対して傾斜した方向から荷重
が起歪用突起3mにかかるような場合であっても、或
は、メインボディ3の中心軸X方向から荷重が起歪用突
起3mにかかるような場合であっても、起歪用突起3m
に対する荷重の伝達元である被測定対象が起歪用突起3
mに同じように点接触することになり、荷重のかかる方
向に拘わらずその荷重を確実に起歪用突起3mで受けさ
せることができるので、有利である。
【0059】また、薄肉部3jはメインボディ3の周壁
3fの内周面側から形成された凹溝のみによって形成し
てもよいが、本実施形態のように、少なくとも周壁3f
の外周面側から形成した凹溝3hを用いて形成する構成
とすれば、この凹溝3hの分だけ、センシング素子5の
板状部材5aの長手方向Zにおける寸法を、板状部材5
aの端部が周壁3fの外周面側に達するように長くせず
に済む。
【0060】その結果、メインボディ3側に固定される
板状部材5aの長手方向Zにおける端部や中央部から、
それらの間に配置されるセンシング素子5の各コイル5
bまでの寸法を短くして、その分だけセンシング素子5
の感度を高くすることができるので、有利である。
【0061】さらに、センシング素子5は、メインボデ
ィ3の周壁3fの内周面側から形成された凹溝3gに接
着や圧入等により固定する構成としてもよいが、本実施
形態のように、センシング素子5を薄肉部3jへの板状
部材5aの溶着によってメインボディ3に固定する構成
とすれば、歪ゲージを用いた磁歪式ロードセルのよう
に、剥離の可能性がある貼着による取り付けをなくし
て、耐久性を高く保つことができるので、有利である。
【0062】さらに、センシング素子は、十字状のコイ
ルを45゜傾斜させて板状部材の長手方向Zにおける中
央部に配置した、圧縮歪検出形のセンサをひとつ有する
ものであってもよく、その場合には、コイルとの緩衝を
避けるために、荷重作用片3dの各挟持片3e,3eを
省略する構成としてもよい。
【0063】しかし、本実施形態のように、板状部材5
aの長手方向Zにおける両端部と中央部との間に剪断歪
検出形のセンサ5eを各々有するセンシング素子5を用
いる構成とすれば、被測定対象から起歪用突起3mにか
かる荷重がメインボディ3の中心軸X方向からのもので
あるか、それとも、メインボディ3の中心軸Xに対して
傾斜した方向からのものであるかに拘わらず、各センサ
5e,5eの出力の合計によって被測定対象から起歪用
突起3mにかかる荷重を正確に測定することができるの
で、有利である。
【0064】また、剪断歪検出形のセンサ5eを2つ有
する本実施形態のようなセンシング素子5を用いる場合
においても、荷重作用片3dの各挟持片3e,3eは省
略してもよいが、本実施形態のように、各挟持片3e,
3eを設ける構成とすれば、これら挟持片3e,3eに
挟持された板状部材5aの長手方向Zにおける中央部を
荷重作用片3dに対して構造的に連結させて、荷重作用
片3dの変位が板状部材5aに漏れなく伝達されるよう
にし、荷重から電気的量への変換精度を高めることがで
きるので、有利である。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載した
本発明の磁歪式ロードセルによれば、外部から加わる荷
重の大きさによって透磁率が変化する磁歪材により、励
磁用巻線と検出用巻線とを磁気的に結合させるセンサボ
ディの少なくとも一部を構成した磁歪式ロードセルにお
いて、前記センサボディが、前記磁歪材により形成され
て可撓性を有し前記励磁用巻線及び前記検出用巻線が巻
回される長尺の板状部材と、該板状部材を保持するメイ
ンボディとで構成されており、前記メインボディが、前
記板状部材が内部に収容される収容凹部を有しており、
前記収容凹部に、該収容凹部の内部に収容した前記板状
部材の長手方向における両端を保持する保持部が形成さ
れていると共に、該保持部に前記長手方向の両端が保持
された前記板状部材の前記長手方向における中央部に当
接する荷重作用片が、所定の突出軸線上に位置するよう
に突設されており、前記メインボディの表面に、前記セ
ンサボディに対する外部からの荷重が集中して加わる起
歪用突起が、前記突出軸線上に位置するように前記メイ
ンボディの外方に向けて突設されている構成とした。
【0066】したがって、外部から加わる荷重の変化に
伴う荷重作用片の押圧により板状部材の中央部が撓んで
歪む度合いがその剛性次第で定まるメインボディと、外
部から加わる荷重を電気的量に変換する際の感度が、励
磁用巻線及び検出用巻線の巻数、或は、自身の寸法や剛
性次第で定まる板状部材とを別々に製造することができ
るようになる。
【0067】よって、商品レンジの多様化に際して、メ
インボディと、板状部材や励磁用巻線及び検出用巻線と
を、商品レンジに応じた種類だけ各々準備しておいて、
適当なもの同士を選んで組み付けることで、商品レンジ
の多様化に関する対応を取り易くし、かつ、メインボデ
ィの製造の際に励磁用巻線や検出用巻線のインサート成
形を用いるといった面倒な製造過程及び設備を用いずに
済ませることができる。
【0068】また、請求項2に記載した本発明の磁歪式
ロードセルによれば、前記起歪用突起が球面状に形成さ
れている構成とした。
【0069】このため、起歪用突起に集中してかかる外
部からの荷重が突出軸線方向からのものであるか、それ
とも、突出軸線に対して傾斜した方向からのものである
かに拘わらず、外部からの荷重を起歪用突起に伝達する
対象物を起歪用突起に同じように点接触させて、荷重の
かかる方向に拘わらずその荷重を確実に起歪用突起で集
中して受けさせることができる。
【0070】さらに、請求項3に記載した本発明の磁歪
式ロードセルによれば、前記メインボディが、前記収容
凹部を内部に画成する筒状壁を有しており、前記保持部
が、前記筒状壁のうち、前記突出軸線と直交する径線方
向において前記荷重作用片を挟んで対向する一対の筒状
壁部分に各々形成されて、前記板状部材の前記長手方向
における両端に各々溶着される薄肉部を有しており、該
薄肉部が、少なくとも前記筒状壁の外周面に形成された
凹部を用いて構成されている構成とした。
【0071】したがって、収容凹部の保持部によって各
々保持される板状部材の長手方向における両端と、荷重
作用片が当接してセンサボディに対する外部からの荷重
が起歪用突起を介して伝達される板状部材の長手方向に
おける中央部との間の寸法が、筒状壁の外周面に凹部を
形成せずに薄肉部を構成する場合に比べて、少なくとも
小さくなることになる。
【0072】このため、メインボディ側に固定される板
状部材の長手方向における両端や中央部から、それらの
間に各々配置される励磁用巻線及び検出用巻線までの寸
法を短くして、その分だけ、外部から加わる荷重の変化
に応じて板状部材の透磁率が変化する際の感度を高くす
ることができる。
【0073】しかも、板状部材が薄肉部への溶着によっ
てメインボディに固定されることから、歪ゲージを用い
た磁歪式ロードセルのように、剥離の可能性がある貼着
による取り付けをなくして、耐久性を高く保つことがで
きる。
【0074】また、請求項4に記載した本発明の磁歪式
ロードセルによれば、前記板状部材であって、前記長手
方向における両端と中央部との中間に位置する2つの板
状部材箇所に、前記励磁用巻線及び前記検出用巻線が各
々巻回されており、前記各板状部材箇所に、前記板状部
材によって前記励磁用巻線及び前記検出用巻線を磁気的
に結合させた剪断歪検出用のセンサが各々形成されてい
る構成とした。
【0075】したがって、メインボディの起歪用突起及
び荷重作用片を介して板状部材に伝達される、センサボ
ディに対する外部からの荷重は、収容凹部の各保持部と
荷重作用片との間に各々配置された剪断歪検出用のセン
サによって、分散して電気的量に変換されることにな
る。
【0076】このため、起歪用突起に集中してかかる外
部からの荷重が突出軸線方向からのものであるか、それ
とも、突出軸線に対して傾斜した方向からのものである
かに拘わらず、各センサの出力の合計によって、センサ
ボディに対する外部からの荷重を正確に測定することが
できる。
【0077】さらに、請求項5に記載した本発明の磁歪
式ロードセルによれば、前記荷重作用片に、前記保持部
に前記長手方向の両端が保持された前記板状部材の前記
長手方向における中央部を挟持する挟持片が連設されて
いる構成とした。
【0078】このため、板状部材の長手方向における中
央部と荷重作用片とを挟持片により構造的に連結させ
て、荷重作用片の変位が板状部材の中央部に漏れなく伝
達されるようにし、荷重から電気的量への変換精度を高
めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る磁歪式ロードセルの
上方から見た斜視図である。
【図2】図1に示す磁歪式ロードセルの下方から見た斜
視図である。
【図3】図1に示す磁歪式ロードセルの縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 磁歪式ロードセル 3 メインボディ 3b 収容凹部 3d 荷重作用片 3e 挟持片 3f 周壁(筒状壁) 3g 凹溝(保持部) 3h 凹溝(筒状壁の外周面に形成された凹部、保持
部) 3j 薄肉部(保持部) 3m 起歪用突起 5a 板状部材 5c 励磁用巻線 5d 検出用巻線 5e センサ X メインボディの中心軸(突出軸線) Y メインボディの径方向(径線方向) Z 板状部材長手方向

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から加わる荷重の大きさによって透
    磁率が変化する磁歪材により、励磁用巻線と検出用巻線
    とを磁気的に結合させるセンサボディの少なくとも一部
    を構成した磁歪式ロードセルにおいて、 前記センサボディは、前記磁歪材により形成されて可撓
    性を有し前記励磁用巻線及び前記検出用巻線が巻回され
    る長尺の板状部材と、該板状部材を保持するメインボデ
    ィとで構成されており、 前記メインボディは、前記板状部材が内部に収容される
    収容凹部を有しており、 前記収容凹部には、該収容凹部の内部に収容した前記板
    状部材の長手方向における両端を保持する保持部が形成
    されていると共に、該保持部に前記長手方向の両端が保
    持された前記板状部材の前記長手方向における中央部に
    当接する荷重作用片が、所定の突出軸線上に位置するよ
    うに突設されており、 前記メインボディの表面には、前記センサボディに対す
    る外部からの荷重が集中して加わる起歪用突起が、前記
    突出軸線上に位置するように前記メインボディの外方に
    向けて突設されている、 ことを特徴とする磁歪式ロードセル。
  2. 【請求項2】 前記起歪用突起は球面状に形成されてい
    る請求項1記載の磁歪式ロードセル。
  3. 【請求項3】 前記メインボディは、前記収容凹部を内
    部に画成する筒状壁を有しており、前記保持部は、前記
    筒状壁のうち、前記突出軸線と直交する径線方向におい
    て前記荷重作用片を挟んで対向する一対の筒状壁部分に
    各々形成されて、前記板状部材の前記長手方向における
    両端に各々溶着される薄肉部を有しており、該薄肉部
    は、少なくとも前記筒状壁の外周面に形成された凹部を
    用いて構成されている請求項1又は2記載の磁歪式ロー
    ドセル。
  4. 【請求項4】 前記板状部材であって、前記長手方向に
    おける両端と中央部との中間に位置する2つの板状部材
    箇所には、前記励磁用巻線及び前記検出用巻線が各々巻
    回されており、前記各板状部材箇所に、前記板状部材に
    よって前記励磁用巻線及び前記検出用巻線を磁気的に結
    合させた剪断歪検出用のセンサが各々形成されている請
    求項1、2又は3記載の磁歪式ロードセル。
  5. 【請求項5】 前記荷重作用片には、前記保持部に前記
    長手方向の両端が保持された前記板状部材の前記長手方
    向における中央部を挟持する挟持片が連設されている請
    求項4記載の磁歪式ロードセル。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009511874A (ja) * 2005-10-07 2009-03-19 エービービー エービー 力測定装置
JP2018054293A (ja) * 2016-09-26 2018-04-05 日立オートモティブシステムズ株式会社 荷重センサ
JP2021025980A (ja) * 2019-08-09 2021-02-22 株式会社トーキン 圧力センサ

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