JP2000055585A - オイルクーラ内蔵ラジエータ - Google Patents
オイルクーラ内蔵ラジエータInfo
- Publication number
- JP2000055585A JP2000055585A JP10235010A JP23501098A JP2000055585A JP 2000055585 A JP2000055585 A JP 2000055585A JP 10235010 A JP10235010 A JP 10235010A JP 23501098 A JP23501098 A JP 23501098A JP 2000055585 A JP2000055585 A JP 2000055585A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radiator
- oil cooler
- flat tube
- flat
- built
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/02—Header boxes; End plates
- F28F9/0234—Header boxes; End plates having a second heat exchanger disposed there within, e.g. oil cooler
Abstract
(57)【要約】
【課題】 オイルクーラの組立てとラジエータの組立て
とを同時に行い且つ、両者のろう付けを一体的に炉内で
行うことができるオイルクーラ内蔵ラジエータの提供。 【解決手段】 ラジエータ３のタンク４が、筒状に形成
された本体５とその両端を閉塞する一対の端蓋６とを有
し、オイルクーラ２の偏平チューブ１の両端部がその端
蓋６の偏平孔７に貫通し、その偏平チューブ１の先端が
オイルクーラ用ヘッダ８に連通される。そして各部品が
組立てられ、互いに接触する少なくとも一方の部品の表
面にはろう材が被覆されたものが用いられ、全体が炉内
で一体的にろう付け固定されてなる。
とを同時に行い且つ、両者のろう付けを一体的に炉内で
行うことができるオイルクーラ内蔵ラジエータの提供。 【解決手段】 ラジエータ３のタンク４が、筒状に形成
された本体５とその両端を閉塞する一対の端蓋６とを有
し、オイルクーラ２の偏平チューブ１の両端部がその端
蓋６の偏平孔７に貫通し、その偏平チューブ１の先端が
オイルクーラ用ヘッダ８に連通される。そして各部品が
組立てられ、互いに接触する少なくとも一方の部品の表
面にはろう材が被覆されたものが用いられ、全体が炉内
で一体的にろう付け固定されてなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジン冷却水冷
却用のラジエータのタンク内にオイルクーラが内蔵され
たものであって、オイルクーラとラジエータとを同時に
組立ててろう付け固定するものに関する。
却用のラジエータのタンク内にオイルクーラが内蔵され
たものであって、オイルクーラとラジエータとを同時に
組立ててろう付け固定するものに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のオイルクーラ内蔵ラジエータは、
オイルクーラを単独で組み立ててろう付け固定した後
に、それをラジエータタンクに内装してラジエータを組
み立てていた。
オイルクーラを単独で組み立ててろう付け固定した後
に、それをラジエータタンクに内装してラジエータを組
み立てていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】生産性を向上させるた
めには、オイルクーラの組立てとラジエータの組立てと
を同時に行うと共に、それらのろう付けを炉内で同時に
行うことができる構造のオイルクーラ内蔵ラジエータが
望ましい。そこで本発明は、組立てが容易で且つ上記課
題を解決できるオイルクーラ内蔵ラジエータを提供する
ことを目的とする。
めには、オイルクーラの組立てとラジエータの組立てと
を同時に行うと共に、それらのろう付けを炉内で同時に
行うことができる構造のオイルクーラ内蔵ラジエータが
望ましい。そこで本発明は、組立てが容易で且つ上記課
題を解決できるオイルクーラ内蔵ラジエータを提供する
ことを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の本発明
は、偏平チューブ１を有するオイルクーラ２が、エンジ
ン冷却水冷却用のラジエータ３のタンク４に内装された
ものにおいて、そのタンク４が、細長い筒状に形成され
る本体５と、その長手方向の両端開口を閉塞する一対の
端蓋６と、を有し、前記偏平チューブ１の両端部外周に
整合する偏平孔７が、夫々の前記端蓋６に形成され、そ
の偏平孔７に前記偏平チューブ１の両端部が貫通され、
その偏平チューブ１の先端がオイルクーラ用ヘッダ８に
連通され、それら各部品が組み立てられ、互いに接触す
る少なくとも一方の部品の表面にはろう材が被覆された
ものが用いられ、全体が炉内で一体的にろう付け固定さ
れてなるオイルクーラ内蔵ラジエータである。この本発
明のオイルクーラ内蔵ラジエータは、組立て容易で且つ
オイルクーラとラジエータとを同時に炉内でろう付け固
定することが可能となる。
は、偏平チューブ１を有するオイルクーラ２が、エンジ
ン冷却水冷却用のラジエータ３のタンク４に内装された
ものにおいて、そのタンク４が、細長い筒状に形成され
る本体５と、その長手方向の両端開口を閉塞する一対の
端蓋６と、を有し、前記偏平チューブ１の両端部外周に
整合する偏平孔７が、夫々の前記端蓋６に形成され、そ
の偏平孔７に前記偏平チューブ１の両端部が貫通され、
その偏平チューブ１の先端がオイルクーラ用ヘッダ８に
連通され、それら各部品が組み立てられ、互いに接触す
る少なくとも一方の部品の表面にはろう材が被覆された
ものが用いられ、全体が炉内で一体的にろう付け固定さ
れてなるオイルクーラ内蔵ラジエータである。この本発
明のオイルクーラ内蔵ラジエータは、組立て容易で且つ
オイルクーラとラジエータとを同時に炉内でろう付け固
定することが可能となる。
【０００５】請求項２記載の本発明は、請求項１におい
て、前記偏平チューブ１は、少なくともその内面にろう
材を被覆した金属板が筒状に曲折形成されると共に、そ
の継目にその筒状断面の長軸方向外方にフランジ部１ａ
が突設されたものからなり、そのフランジ部１ａを含め
て前記偏平チューブ１の両端部外周に整合するスリット
部７ａ付きの前記偏平孔７が、夫々の前記端蓋６に形成
された、オイルクーラ内蔵ラジエータである。この本発
明によれば、偏平チューブ１の継目を支持した状態で偏
平チューブ１自体の継目のろう付けが可能となり、生産
性の高いオイルクーラ内蔵ラジエータを提供できる。
て、前記偏平チューブ１は、少なくともその内面にろう
材を被覆した金属板が筒状に曲折形成されると共に、そ
の継目にその筒状断面の長軸方向外方にフランジ部１ａ
が突設されたものからなり、そのフランジ部１ａを含め
て前記偏平チューブ１の両端部外周に整合するスリット
部７ａ付きの前記偏平孔７が、夫々の前記端蓋６に形成
された、オイルクーラ内蔵ラジエータである。この本発
明によれば、偏平チューブ１の継目を支持した状態で偏
平チューブ１自体の継目のろう付けが可能となり、生産
性の高いオイルクーラ内蔵ラジエータを提供できる。
【０００６】請求項３記載の発明は、請求項１または請
求項２において、前記本体５が、金属板を溝型に曲折し
た溝型部５ａと、その開口側面を閉塞する側板部９とか
らなり、その溝型部５ａの底部にラジエータ用チューブ
挿通孔10が穿設されてなるオイルクーラ内蔵ラジエータ
である。この本発明によれば、ラジエータ及びオイルク
ーラの組立てが容易で生産性の高いものとなる。次に請
求項４記載の発明は、請求項３において、前記偏平チュ
ーブ１と前記側板部９とが一体に形成されたオイルクー
ラ内蔵ラジエータである。この本発明によれば、部品点
数が少なく組立て容易なオイルクーラ内蔵ラジエータを
提供できる。
求項２において、前記本体５が、金属板を溝型に曲折し
た溝型部５ａと、その開口側面を閉塞する側板部９とか
らなり、その溝型部５ａの底部にラジエータ用チューブ
挿通孔10が穿設されてなるオイルクーラ内蔵ラジエータ
である。この本発明によれば、ラジエータ及びオイルク
ーラの組立てが容易で生産性の高いものとなる。次に請
求項４記載の発明は、請求項３において、前記偏平チュ
ーブ１と前記側板部９とが一体に形成されたオイルクー
ラ内蔵ラジエータである。この本発明によれば、部品点
数が少なく組立て容易なオイルクーラ内蔵ラジエータを
提供できる。
【０００７】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づいて本発明の実
施の形態につき説明する。図１は本発明のオイルクーラ
内蔵ラジエータの第１の実施の形態を示す要部分解斜視
図であり、図２はその組立状態を示す要部斜視図、図３
は図２におけるオイルクーラ用ヘッダ８の縦断面図であ
る。また、図４は本発明の他の実施の形態を示す分解斜
視図であり、図５はその組立状態を示すラジエータタン
クの横断面図、図６は本発明のさらに他の実施の形態を
示す要部分解斜視図である。図１〜図３に示す例は、オ
イルクーラ２が１枚の金属板を曲折して複数の偏平チュ
ーブ１を形成すると共に、タンク側面閉塞用の側板部９
をも一体的に形成したものである。夫々の偏平チューブ
１は金属板を偏平筒状に曲折し、その横断面の長軸側に
フランジ部１ａを延在させ、そのフランジ部１ａの延長
上を小さな溝型に曲折し、その溝型の先端に隣接する偏
平チューブ１を曲折形成し、それが順次くりかえされた
ものである。そして夫々の偏平チューブ１には、インナ
ーフィン18が内装される。
施の形態につき説明する。図１は本発明のオイルクーラ
内蔵ラジエータの第１の実施の形態を示す要部分解斜視
図であり、図２はその組立状態を示す要部斜視図、図３
は図２におけるオイルクーラ用ヘッダ８の縦断面図であ
る。また、図４は本発明の他の実施の形態を示す分解斜
視図であり、図５はその組立状態を示すラジエータタン
クの横断面図、図６は本発明のさらに他の実施の形態を
示す要部分解斜視図である。図１〜図３に示す例は、オ
イルクーラ２が１枚の金属板を曲折して複数の偏平チュ
ーブ１を形成すると共に、タンク側面閉塞用の側板部９
をも一体的に形成したものである。夫々の偏平チューブ
１は金属板を偏平筒状に曲折し、その横断面の長軸側に
フランジ部１ａを延在させ、そのフランジ部１ａの延長
上を小さな溝型に曲折し、その溝型の先端に隣接する偏
平チューブ１を曲折形成し、それが順次くりかえされた
ものである。そして夫々の偏平チューブ１には、インナ
ーフィン18が内装される。
【０００８】また、偏平チューブ１の外面側にはスペー
サ用突部１ｂが突設される。そして複数の偏平チューブ
１の断面における長軸方向一方の縁部には側板部９が形
成され、その側板部９が本体５の一部を構成する。即
ち、筒状に形成される本体５は溝型に形成された溝型部
５ａの開口に側板部９の幅方向両縁が嵌着するものであ
る。そして、その側板部９の上下両端部（下端部を省
略）が欠切され、偏平チューブ１及びフランジ部１ａの
みが溝型部５ａの上方に突出する。そして筒状に形成さ
れた本体５には、端蓋６が被嵌される。この端蓋６に
は、偏平チューブ１の両端部に整合するスリット部７ａ
付き偏平孔７が穿設されている。そして偏平孔７から突
出された夫々の偏平チューブ１の先端が、オイルクーラ
用ヘッダ８のチューブ挿通孔19に嵌着される。
サ用突部１ｂが突設される。そして複数の偏平チューブ
１の断面における長軸方向一方の縁部には側板部９が形
成され、その側板部９が本体５の一部を構成する。即
ち、筒状に形成される本体５は溝型に形成された溝型部
５ａの開口に側板部９の幅方向両縁が嵌着するものであ
る。そして、その側板部９の上下両端部（下端部を省
略）が欠切され、偏平チューブ１及びフランジ部１ａの
みが溝型部５ａの上方に突出する。そして筒状に形成さ
れた本体５には、端蓋６が被嵌される。この端蓋６に
は、偏平チューブ１の両端部に整合するスリット部７ａ
付き偏平孔７が穿設されている。そして偏平孔７から突
出された夫々の偏平チューブ１の先端が、オイルクーラ
用ヘッダ８のチューブ挿通孔19に嵌着される。
【０００９】また、溝型部５ａの底部には多数のラジエ
ータ用チューブ挿通孔10が互いに離間して穿設されてい
る。そして、溝型部５ａの一側には冷却水出入口パイプ
接続用のパイプ孔20が穿設されている。その溝型部５ａ
の夫々のラジエータ用チューブ挿通孔10には、ラジエー
タチューブ17の端部が挿入される。なお、この例はラジ
エータチューブ17に並列しコンデンサ用チューブ12が配
置され、その両端部が図２の如くコンデンサ用タンク15
に連通される。また組立てられる各部品はこの例ではア
ルミニューム材からなり、互いに接触する少なくとも一
方の外表面にはろう材が被覆されている。
ータ用チューブ挿通孔10が互いに離間して穿設されてい
る。そして、溝型部５ａの一側には冷却水出入口パイプ
接続用のパイプ孔20が穿設されている。その溝型部５ａ
の夫々のラジエータ用チューブ挿通孔10には、ラジエー
タチューブ17の端部が挿入される。なお、この例はラジ
エータチューブ17に並列しコンデンサ用チューブ12が配
置され、その両端部が図２の如くコンデンサ用タンク15
に連通される。また組立てられる各部品はこの例ではア
ルミニューム材からなり、互いに接触する少なくとも一
方の外表面にはろう材が被覆されている。
【００１０】このようにして全体が組立てられた状態で
高温の炉内に挿入され、ろう材を溶融し、次いでそれを
冷却固化することによりコンデンサと一体化されたオイ
ルクーラ内蔵ラジエータが完成する。このラジエータ
は、図２に示す如く、本体５に冷却水出入口パイプ13が
突設され、コンデンサ用チューブ12及びラジエータチュ
ーブ17（図１）に夫々コルゲートフィン14が接触固定さ
れる。なお、ラジエータコア及びコンデンサコアの上下
両端には補強メンバー11が配置される。また、オイルク
ーラ用ヘッダ８は筒状に形成され、その一端が図３の如
く閉塞されると共に、他端にはオイルパイプ連結用のボ
ス部16が配置されている。
高温の炉内に挿入され、ろう材を溶融し、次いでそれを
冷却固化することによりコンデンサと一体化されたオイ
ルクーラ内蔵ラジエータが完成する。このラジエータ
は、図２に示す如く、本体５に冷却水出入口パイプ13が
突設され、コンデンサ用チューブ12及びラジエータチュ
ーブ17（図１）に夫々コルゲートフィン14が接触固定さ
れる。なお、ラジエータコア及びコンデンサコアの上下
両端には補強メンバー11が配置される。また、オイルク
ーラ用ヘッダ８は筒状に形成され、その一端が図３の如
く閉塞されると共に、他端にはオイルパイプ連結用のボ
ス部16が配置されている。
【００１１】次に、図４，図５の例は、偏平チューブ１
が夫々別個独立に形成されると共に、それらと側板部９
とが別部品に形成されている。そして偏平チューブ１の
フランジ部１ａの先端部が側板部９のスリット21に挿入
され、図５の如く組立てられるものである。その他の構
造は、前記の例と同一である。次に、図６は偏平チュー
ブ１が従来型のものからなり、それ自体が完全な偏平筒
状に形成されたものである。
が夫々別個独立に形成されると共に、それらと側板部９
とが別部品に形成されている。そして偏平チューブ１の
フランジ部１ａの先端部が側板部９のスリット21に挿入
され、図５の如く組立てられるものである。その他の構
造は、前記の例と同一である。次に、図６は偏平チュー
ブ１が従来型のものからなり、それ自体が完全な偏平筒
状に形成されたものである。
【００１２】
【発明の作用・効果】請求項１記載の本発明は、オイル
クーラ２の偏平チューブ１の両端部がタンク４の端蓋６
を貫通し、その偏平チューブ１の先端がオイルクーラ用
ヘッダ８に連通するものである。そしてそれら各部品が
組立てられて、全体が炉内で一体的にろう付け固定され
るものであるから、組立て容易で且つオイルクーラとラ
ジエータとを同時に炉内でろう付け固定することが可能
となる。請求項２記載の本発明は、請求項１の発明にお
いて、偏平チューブ１が金属板を筒状に曲折したものか
らなり、その継目にフランジ部１ａが突設され、そのフ
ランジ部１ａを含んで偏平チューブ１の両端部が端蓋６
のスリット部７ａ付き偏平孔７に貫通するように構成し
たから、偏平チューブ１の継目を支持した状態で偏平チ
ューブ１自体の継目のろう付けが可能となり、生産性の
高いオイルクーラ内蔵ラジエータを提供できる。
クーラ２の偏平チューブ１の両端部がタンク４の端蓋６
を貫通し、その偏平チューブ１の先端がオイルクーラ用
ヘッダ８に連通するものである。そしてそれら各部品が
組立てられて、全体が炉内で一体的にろう付け固定され
るものであるから、組立て容易で且つオイルクーラとラ
ジエータとを同時に炉内でろう付け固定することが可能
となる。請求項２記載の本発明は、請求項１の発明にお
いて、偏平チューブ１が金属板を筒状に曲折したものか
らなり、その継目にフランジ部１ａが突設され、そのフ
ランジ部１ａを含んで偏平チューブ１の両端部が端蓋６
のスリット部７ａ付き偏平孔７に貫通するように構成し
たから、偏平チューブ１の継目を支持した状態で偏平チ
ューブ１自体の継目のろう付けが可能となり、生産性の
高いオイルクーラ内蔵ラジエータを提供できる。
【００１３】請求項３記載の本発明は、請求項１または
請求項２の発明において、本体５が金属板を曲折した溝
型部５ａと、その開口側面を閉塞する側板部９とからな
り、溝型部５ａの底部にラジエータ用チューブ挿通孔10
が穿設されてなるものであるから、ラジエータ及びオイ
ルクーラの組立てが容易で生産性の高いものとなる。次
に請求項４記載の本発明は、請求項３の発明において、
偏平チューブ１と側板部９とが一体に形成されたもので
あるから、部品点数が少なく組立て容易なオイルクーラ
内蔵ラジエータを提供できる。
請求項２の発明において、本体５が金属板を曲折した溝
型部５ａと、その開口側面を閉塞する側板部９とからな
り、溝型部５ａの底部にラジエータ用チューブ挿通孔10
が穿設されてなるものであるから、ラジエータ及びオイ
ルクーラの組立てが容易で生産性の高いものとなる。次
に請求項４記載の本発明は、請求項３の発明において、
偏平チューブ１と側板部９とが一体に形成されたもので
あるから、部品点数が少なく組立て容易なオイルクーラ
内蔵ラジエータを提供できる。
【図１】本発明のオイルクーラ内蔵ラジエータの第１の
実施の形態を示す要部分解斜視図。
実施の形態を示す要部分解斜視図。
【図２】同ラジエータの組立状態を示す要部斜視図。
【図３】図２におけるオイルクーラ用ヘッダ８の縦断面
図。
図。
【図４】本発明のオイルクーラ内蔵ラジエータの他の実
施の形態を示す分解斜視図。
施の形態を示す分解斜視図。
【図５】同ラジエータタンクの組立状態を示す横断面
図。
図。
【図６】本発明のオイルクーラ内蔵ラジエータのさらに
他の実施の形態を示す要部分解斜視図。
他の実施の形態を示す要部分解斜視図。
１ 偏平チューブ １ａ フランジ部 １ｂ スペーサ用突部 ２ オイルクーラ ３ ラジエータ ４ タンク ５ 本体 ５ａ 溝型部 ６ 端蓋 ７ 偏平孔 ７ａ スリット部 ８ オイルクーラ用ヘッダ ８ａ ヘッダ用パイプ ９ 側板部 10 ラジエータ用チューブ挿通孔 11 補強メンバー 12 コンデンサ用チューブ 13 冷却水出入口パイプ 14 コルゲートフィン 15 コンデンサ用タンク 16 ボス部 17 ラジエータチューブ 18 インナーフィン 19 チューブ挿通孔 20 パイプ孔 21 スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新長 秀孝 東京都渋谷区代々木三丁目25番３号 東洋 ラジエーター株式会社内 Ｆターム(参考） 3G013 DA02 DA16 3L065 FA13 FA19
Claims (4)
- 【請求項１】 偏平チューブ１を有するオイルクーラ２
が、エンジン冷却水冷却用のラジエータ３のタンク４に
内装されたものにおいて、 そのタンク４が、細長い筒状に形成される本体５と、そ
の長手方向の両端開口を閉塞する一対の端蓋６と、を有
し、 前記偏平チューブ１の両端部外周に整合する偏平孔７
が、夫々の前記端蓋６に形成され、 その偏平孔７に前記偏平チューブ１の両端部が貫通さ
れ、その偏平チューブ１の先端がオイルクーラ用ヘッダ
８に連通され、 それら各部品が組み立てられ、互いに接触する少なくと
も一方の部品の表面にはろう材が被覆されたものが用い
られ、全体が炉内で一体的にろう付け固定されてなるオ
イルクーラ内蔵ラジエータ。 - 【請求項２】 請求項１において、 前記偏平チューブ１は、少なくともその内面にろう材を
被覆した金属板が筒状に曲折形成されると共に、その継
目にその筒状断面の長軸方向外方にフランジ部１ａが突
設されたものからなり、 そのフランジ部１ａを含めて前記偏平チューブ１の両端
部外周に整合するスリット部７ａ付きの前記偏平孔７
が、夫々の前記端蓋６に形成された、オイルクーラ内蔵
ラジエータ。 - 【請求項３】 請求項１または請求項２において、 前記本体５が、金属板を溝型に曲折した溝型部５ａと、
その開口側面を閉塞する側板部９とからなり、その溝型
部５ａの底部にラジエータ用チューブ挿通孔10が穿設さ
れてなるオイルクーラ内蔵ラジエータ。 - 【請求項４】 請求項３において、 前記偏平チューブ１と前記側板部９とが一体に形成され
たオイルクーラ内蔵ラジエータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10235010A JP2000055585A (ja) | 1998-08-06 | 1998-08-06 | オイルクーラ内蔵ラジエータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10235010A JP2000055585A (ja) | 1998-08-06 | 1998-08-06 | オイルクーラ内蔵ラジエータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000055585A true JP2000055585A (ja) | 2000-02-25 |
Family
ID=16979739
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10235010A Pending JP2000055585A (ja) | 1998-08-06 | 1998-08-06 | オイルクーラ内蔵ラジエータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000055585A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1239256A1 (en) * | 2001-03-07 | 2002-09-11 | Delphi Technologies, Inc. | Radiator with internal header tank oil cooler |
| US7631688B2 (en) * | 2004-11-10 | 2009-12-15 | Modine Manufacturing Company | Flat tube heat exchanger with housing |
| CN109500516A (zh) * | 2018-12-20 | 2019-03-22 | 科莱斯（天津）电热科技有限公司 | 一种辅助伴热电缆穿线的钢管天窗焊接用散热装置 |
| CN111692900A (zh) * | 2019-09-30 | 2020-09-22 | 浙江三花智能控制股份有限公司 | 一种换热器及其制造方法 |
-
1998
- 1998-08-06 JP JP10235010A patent/JP2000055585A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1239256A1 (en) * | 2001-03-07 | 2002-09-11 | Delphi Technologies, Inc. | Radiator with internal header tank oil cooler |
| US7631688B2 (en) * | 2004-11-10 | 2009-12-15 | Modine Manufacturing Company | Flat tube heat exchanger with housing |
| EP1657512B2 (de) † | 2004-11-10 | 2010-06-16 | Modine Manufacturing Company | Wärmetauscher mit offenem Profil als Gehäuse |
| CN109500516A (zh) * | 2018-12-20 | 2019-03-22 | 科莱斯（天津）电热科技有限公司 | 一种辅助伴热电缆穿线的钢管天窗焊接用散热装置 |
| CN111692900A (zh) * | 2019-09-30 | 2020-09-22 | 浙江三花智能控制股份有限公司 | 一种换热器及其制造方法 |
| CN111692900B (zh) * | 2019-09-30 | 2021-08-06 | 浙江三花智能控制股份有限公司 | 一种换热器及其制造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4431579B2 (ja) | Ｅｇｒクーラ | |
| AU644234B2 (en) | Heat exchanger | |
| JP2007101088A (ja) | 熱交換器のタンク構造 | |
| JP3774017B2 (ja) | 熱交換器 | |
| JP2000234883A (ja) | 熱交換器 | |
| JP4009001B2 (ja) | 内燃機関のｅｇｒガスクーラ | |
| JP2000055585A (ja) | オイルクーラ内蔵ラジエータ | |
| US20020084064A1 (en) | Integrated heat exchanger support and sealing structure | |
| JPH11142089A (ja) | アルミニューム製オイルクーラ内蔵のラジエータタンク | |
| JP2006214656A (ja) | 熱交換器の接合構造 | |
| JP3133374B2 (ja) | 熱交換器 | |
| JP2000018873A5 (ja) | ||
| JPH0435742Y2 (ja) | ||
| JP4217478B2 (ja) | 熱交換器 | |
| JP2000111294A (ja) | 復パス型熱交換器 | |
| JPH02247498A (ja) | 熱交換器 | |
| JP2709860B2 (ja) | 熱交換器の製造方法 | |
| JPH08219680A (ja) | 熱交換器 | |
| JP3880097B2 (ja) | 熱交換器 | |
| JP2634982B2 (ja) | 熱交換器 | |
| JP2000018877A (ja) | オイルクーラ内蔵ラジエータおよびその製造方法 | |
| JP2551703Y2 (ja) | 熱交換器 | |
| JP2003114094A (ja) | 熱交換器用ヘッダ | |
| JP4221188B2 (ja) | 熱交換器 | |
| JP4103762B2 (ja) | ろう付け扁平チューブ |