JP2000055211A - 電磁弁 - Google Patents

電磁弁

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JP2000055211A JP10221742A JP22174298A JP2000055211A JP 2000055211 A JP2000055211 A JP 2000055211A JP 10221742 A JP10221742 A JP 10221742A JP 22174298 A JP22174298 A JP 22174298A JP 2000055211 A JP2000055211 A JP 2000055211A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シール性が良好で、構造が簡易で、安定した
作動を確実に行える電磁弁を提供する。 【解決手段】 本発明に係る電磁弁1は、複数のポート
3,4を連通する連通ポート5をプランジャ6の進退に
より開閉し、プランジャ6の一端側のテーパ部15を、
連通ポート5の内壁に設けられたテーパ状シート部22
に着座させ、連通ポート5を閉じるようにしている。ま
た、プランジャの他端側を圧力作用室14に収容し、圧
力作用室と連通ポートとをシール部材20により仕切
り、プランジャに連通ポートと圧力作用室とを連通する
連通通路24を設け、シート部のテーパ径D2 とシール
部材のシール径D1 とを等しくしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電磁弁に係り、特
に、エア等の流体の流量制御に用いられる電磁弁に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の電磁弁としては従来図9に示す
ようなものがある。これはバルブボディ51内のスリー
ブ52にスプール53を摺動自在且つ往復動自在に設
け、電磁コイル54への印加電圧(又は電流)を制御す
ることにより、電磁コイル54による反発力とスプリン
グ55による押圧力とのバランスを変化させ、スプール
53を所定位置に移動し、第1ポート56又は第2ポー
ト57の断面積を変えて流体流量を制御する、というも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この構造だと
以下の欠点がある。
【0004】 スプール53が、穴の開いたスリーブ
52の内面を摺動するため、パッキン等が使用できず、
完全なシールが行えない。
【0005】 摺動を可能とするにはある程度のクリ
アランスが必要で、このことからも完全なシールが行え
ない。
【0006】 各パーツの形状が複雑である。
【0007】 摺動部の隙間に埃等が噛み込むと(い
わゆるコンタミ)作動不良を起こす。
【0008】そこで、本発明は上記課題を解決すべく創
案されたもので、その目的は、シール性が良好で、構造
が簡易で、安定した作動を確実に行える電磁弁を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のポート
を連通する連通ポートをプランジャの進退により開閉す
る電磁弁であって、前記プランジャの一端側にテーパ部
を設けると共に、前記連通ポートの内壁にテーパ状シー
ト部を設け、前記テーパ部を前記シート部に着座させる
ことにより前記連通ポートを閉じるようにし、且つ、前
記プランジャの他端側を圧力作用室に収容し、この圧力
作用室と前記連通ポートとを前記プランジャの外周側に
配されたシール部材により仕切り、前記プランジャに前
記連通ポートと前記圧力作用室とを連通する連通通路を
設け、前記シート部のテーパ径と前記シール部材のシー
ル径とを等しくしたものである。
【0010】なお、前記連通ポートにおいて、前記シー
ト部より流体流れ方向下流側の流体通路を絞り、この流
体通路の出口部に前記連通通路の一端を臨ませ、前記圧
力作用室に前記連通通路を介して負圧が作用されるよう
にするのが好ましい。
【0011】また、前記連通ポートにおいて、前記シー
ト部の流体出口部の位置に前記連通通路の一端を臨ま
せ、前記圧力作用室に前記連通通路を介して負圧が作用
されるようにするのが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳述する。
【0013】図1に示すように、本実施形態にかかる電
磁弁1は、バルブボディ2に二つのポート(第1ポート
3及び第2ポート4)を設け、これらポート3,4を連
通ポート5で連通し、連通ポート5をプランジャ6の進
退により開閉するようになっている。第1ポート3と第
2ポート4のいずれか一方が入口(加圧)ポート、他方
が出口(排出)ポートとされ、入口ポートから導入され
た流体は連通ポート5を通じて出口ポートから排出され
る。
【0014】バルブボディ2は配管取付ピース7と中間
ピース8とから二分割に構成され、配管取付ピース7に
第1ポート3及び第2ポート4が設けられる。第1ポー
ト3はプランジャ軸方向と直角に設けられ、第2ポート
4はプランジャ軸方向に沿って設けられる。つまり第1
ポート3と第2ポート4は互いに直角に向けられ、これ
を直角状の連通ポート5で連通するようになっている。
各ポート3,4には配管やニップル等の接続のためのメ
ネジ9が設けられる。また各ポート3,4は連通ポート
5に接続するための小径孔10を有している。
【0015】中間ピース8の右側にコイルユニット11
が設けられ、これらの軸心部にプランジャ挿通穴12が
設けられる。このプランジャ挿通穴12にプランジャ6
が軸方向進退自在且つ摺動自在に挿入される。プランジ
ャ挿通穴12の右端はヨーク13によって閉塞される。
これによって圧力作用室14が区画形成され、圧力作用
室14にプランジャ6の右端側が収容される。
【0016】プランジャ6の左端側は連通ポート5内に
収容される。ここでプランジャ6は、その左端部に設け
られたテーパ部15と、テーパ部15の右側に設けられ
た軸状部16とから一体になる。軸状部16は、テーパ
部15以降外径D1 を有して右側に延出されると共に、
右端部に縮径部21を有し、縮径部21がヨーク13の
嵌合穴17に嵌合されるようになっている。嵌合穴17
の底部にはゴム等の弾性体18が嵌合固定される。
【0017】中間ピース8のプランジャ挿通穴12の内
面にリング溝19が設けられ、リング溝19にシール部
材としてのシールリング20が収容されている。シール
リング20はプランジャ6の軸状部16に摺接し、シー
ル径D1 を有している。このシールリング20により連
通ポート5と圧力作用室14とが仕切られ、シールリン
グ20の左側が連通ポート5、右側が圧力作用室14と
なる。
【0018】プランジャ6のテーパ部15は、連通ポー
ト5の内壁に設けられたテーパ状のシート部22(図5
参照)に着座可能で、着座時に連通ポート5を閉じ、離
反時に連通ポート5を開くようになっている。テーパ部
15は軸方向中間位置でシート部22に着座されると共
に、第2ポート4側に向けて順次縮径され、シート部2
2の縮径方向も同方向とされる。特にここでは、シート
部22のテーパ径D2とシールリング20のシール径D
1 とが等しくされる。
【0019】テーパ部15の右端は軸状部16より大径
とされ、軸状部16から径方向外側に突出した格好とな
っている。このテーパ部15の右端と中間ピース8の左
端との間に、バネ部材としてのリターンスプリング23
が圧縮状態で配され、プランジャ6を閉弁方向に付勢
し、通常時にプランジャ6のテーパ部15をシート部2
2に押し付けている。なおリターンスプリング23は連
通ポート5内に配置される。
【0020】プランジャ6には連通ポート5と圧力作用
室14とを連通する連通通路24が設けられる。連通通
路24はプランジャ6の軸心部を貫通する中心穴25か
らなる。これにより連通通路24の一端は第2ポート4
に臨まされ、連通通路24の他端は弾性体18に臨まさ
れるようになる。
【0021】コイルユニット11には電磁コイル26が
内蔵され、電磁コイル26には図示しない電子制御装置
から無段階の印加電圧(又は電流)が供給されるように
なっている。従って電磁コイル26に所定の印加電圧が
加えられると、これに応じた磁力が発生し、この磁力は
ヨーク13に集められ、プランジャ6をリターンスプリ
ング23の付勢力に抗じて所定量吸引する。こうしてプ
ランジャ6は、印加電圧に比例した量だけ連通ポート5
を開放する。
【0022】ここで、ヨーク13の嵌合穴17の外周壁
は比較的薄肉とされ、さらにその左端部は、外周部が左
が小径となるようテーパ状に切り欠かれ、エッジ部27
とされている。これによって磁力がエッジ部27に集中
し、プランジャ6に対する吸引力が増すようになる。
【0023】この電磁弁1の特徴は以下の通りである。
まず、プランジャ6のテーパ部15を連通ポート5内壁
のシート部22に着座させて、連通ポート5を閉じるの
で、パッキン等のシールが不要となり、またこれがなく
てもシールを完全に行える。これによって閉弁時の流体
漏れや、開弁時のシールリークによる流量不均一の問題
がなくなり、正確且つ安定した流量制御が行えるように
なる。なお着座部のシール強さはリターンスプリング2
3の付勢力に比例する。
【0024】また各パーツの形状がシンプルなので加工
や組立てが容易である。そしてテーパ部15とシート部
22との間に埃等が噛み込んでも、作動中流体によって
吹き飛ばすことができるので、作動不良を起こすことが
ない。こうしてシール性が良好で、構造が簡易で、安定
した作動を確実に行える電磁弁を提供することができ
る。
【0025】一方、この電磁弁1は、後述の理由によ
り、第1ポート3と第2ポート4のいずれを入口(加
圧)ポートとしても、またいずれを出口(排出)ポート
としてもよい。使用流体もエア、オイル、水等任意であ
る。
【0026】ここで仮に第2ポート4を入口とし、流体
にエアを使用したとする。第2ポート4にエア圧がかか
った状態で、電磁コイル26を励磁させ連通ポート5を
開放すると、エアはテーパ部15とシート部22との間
の絞り通路28(図5参照、ただし図のエア流れ方向は
逆向き)を通過し、所定流量に制限されて第1ポート3
から排出される。このとき、絞り通路28に対し上流側
(第2ポート4側)が、下流側(第1ポート3側)より
高圧となるので、プランジャ6に右向きの推力が発生
し、電磁コイル26の吸引力とリターンスプリング23
の付勢力とのバランスが崩れ、好ましくない。しかし、
この推力は圧力作用室14による反対側からの加圧によ
り、打ち消される。
【0027】即ち、絞り通路上流側の圧力は、連通通路
24を通じて圧力作用室14に導入される。すると圧力
作用室14が加圧状態となり、プランジャ6には左向き
の推力が発生する。即ち、プランジャ6の縮径部21と
ヨーク13の嵌合穴17との間に、隙間或いは切欠等に
よる図示しない通路が設けられており、連通通路24か
ら出たエアは嵌合穴17からその通路を通じて縮径部2
1外周側に至り、プランジャ挿通穴12と軸状部16の
隙間を通じてシールリング20手前までまわり込む。
【0028】シート部22のテーパ径D2 とシールリン
グ20のシール径D1 とが等しいので、連通ポート5内
の第2ポート4側の右向き推力発生面積と、圧力作用室
14内の左向き推力発生面積とが等しくなり、第2ポー
ト4への供給エア圧の大小に拘らず、これら推力をバラ
ンスさせることができる。一方、連通ポート5内の第1
ポート3側でも低圧が発生するが、ここにあるテーパ部
15のテーパ面と右端面とで圧力バランスさせることが
できるから、ここでも推力の発生をなくすことができ
る。
【0029】結局、連通ポート5内の第1ポート3側と
第2ポート4側との差圧によっては、プランジャ6への
推力が働かなくなり、電磁コイル26の吸引力とリター
ンスプリング23の付勢力とのバランスを、流体圧力、
流量等によらず常に一定に保つことができる。これによ
って電磁弁1の作動が安定し、狙い通りの流量を得やす
くなると共に、出口側ポートに残圧や2次圧が働いても
問題なく使用できる。
【0030】また閉弁時に第2ポート4を加圧状態にし
ても、逆向きの同じ力が圧力作用室14から付与される
ので、プランジャ6が開動してしまうようなことがな
い。
【0031】以上の説明から、第1ポート3と第2ポー
トの入口、出口関係を逆にしても、同様の作用効果を生
じることが明らかである。これによって配管のレイアウ
ト性が向上する。なおこのときのエアの流れが図5に示
したような方向となる。
【0032】この電磁弁1では絞り通路28の通路面積
をプランジャ6のストロークに比例して変化させること
ができる。よって図8(b) に示すように、従来((a) )
より流量特性がリニアになり、好ましい特性とすること
ができる。
【0033】なお、プランジャ6が最大ストロークした
ときは弾性体18に当たるようになるため、衝撃が吸収
され、ヨーク13に直接当てるよりも耐久性、騒音等の
点で有利となる。
【0034】ここで、図5に示すように、シート部22
は僅かではあるが軸方向にある一定の長さを有し、軸方
向に沿って内径が変化する。よってシート部22のテー
パ径D2 とは最小内径D2minから最大内径D2maxまでの
範囲をいい、シート部22のテーパ径D2 がシールリン
グ20のシール径D1 (軸状部16の外径D1 )に等し
いとは、D2min≦D1 ≦D2maxの関係を満たすことをい
う。この関係を満たす限り、リターンスプリング23の
バネ力を若干調整してやるだけで、推力バランスが容易
に取れるようになる。
【0035】なお、テーパ部15又はシート部22の着
座面にゴムやメタル等のシールを設けてもよい。シール
性を重視するなら設けた方が有利だし、耐久性を重視す
るなら無い方がよい。
【0036】ところで、この電磁弁1においても以下の
ような問題がある。
【0037】図5に示すように、仮に第1ポート3から
第2ポート4に向かう流体流れがあるとすると、絞り通
路28で流体が絞られ、高速となり、負圧Pが発生す
る。よって負圧Pの軸方向成分Pxがプランジャ6に閉
弁方向の推力を与え、推力バランスが崩されるという問
題がある。言い換えれば、前記実施形態では静的バラン
スは取られているものの、動的バランスは十分でない。
【0038】よって、図2に示す他の実施形態でこの問
題を解決するようにしている。これにおいては第1ポー
ト3が入口側、第2ポート4が出口側とされると共に、
プランジャ6のテーパ部15がより先細りとされ、シー
ト部22の流体流れ方向下流側の内壁30が、テーパ部
15と平行に第2ポート4側に延出され、シート部22
より下流側の流体通路31を絞るようになっている。流
体通路31の出口部に連通通路24の左端が臨ませられ
る。他の構成は前記実施形態と同様なので、図中同一符
号を付し説明を省略する。
【0039】これによれば、図6に示すように、絞り通
路28を通過した後も流体通路31内を流体が比較的高
速で流れるため、流体通路31の出口部で、高速流体に
引っ張られて連通通路24内の流体が吸引され、これに
よって圧力作用室14内に負圧Pqが作用され、圧力作
用室14内でプランジャ6に右向き(開弁方向)の推力
を与えることができる。従って負圧Pの軸方向成分Px
による閉弁方向の推力が相殺され、動的バランスを取る
ことが可能となる。
【0040】この説明から分かるように、本実施形態で
は第1ポート3を入口、第2ポート4を出口とする使い
方しかできない。しかしこの使い方をする限り、プラン
ジャ推力の静的、動的バランスを完全に取ることが可能
となり、常に印加電圧に比例した開口面積を得ることが
できる。
【0041】図3、図4は同様の考え方に沿った他の実
施形態を示す。これにおいては、第1ポート3を入口、
第2ポート4を出口にすると共に、連通ポート5の内壁
形状及びテーパ部15の外形状は図1の実施形態同様
で、代わりに連通通路24の形状を変えている。
【0042】即ち、図7にも示すように、連通通路24
は、左端が閉じられた中心穴32と、中心穴32の左端
から延出してシート部22(絞り通路28)の流体出口
部の位置に開口する小孔33とからなっている。小孔3
3はここでは複数が放射状に設けられるが、例えば1本
としても構わない。
【0043】これによれば、絞り通路28を通過した直
後の高速流体で、小孔33から連通通路24内の流体を
吸引し、圧力作用室14に負圧Pqを作用させることが
できる。よって小孔33は、プランジャ6が右移動して
連通ポート5を開放したとき、シート部22(絞り通路
28)の流体出口部の位置に丁度くるよう、開口位置が
定められている。
【0044】この構成によれば、図1の実施形態に対
し、連通ポート5(バルブボディ2)の内壁形状等を変
えず、穴の変更のみで済むので、図2の実施形態に比べ
変更が容易となるメリットがある。
【0045】以上、本発明は上記実施形態以外にも種々
の変形が可能である。
【0046】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
【0047】(1) シール性が向上し、正確且つ安定
した流量制御が行えるようになる。
【0048】(2) 構造を簡易化できる。
【0049】(3) プランジャ推力の発生を防止でき
る。
【0050】(4) プランジャ推力の静的、動的バラ
ンスを完全に取ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電磁弁の実施の形態を示す縦断面
図である。
【図2】本発明に係る電磁弁の他の実施の形態を示す縦
断面図である。
【図3】本発明に係る電磁弁の他の実施の形態を示す縦
断面図で、閉弁時の状態を示す。
【図4】本発明に係る電磁弁の他の実施の形態を示す縦
断面図で、開弁時の状態を示す。
【図5】絞り通路における流体流れと負圧とを示す拡大
図である。
【図6】図2の実施の形態の作用を示すための概略図で
ある。
【図7】図3の実施の形態の作用を示すための概略図で
ある。
【図8】流量特性を示し、(a) は従来、(b) は本案であ
る。
【図9】従来の電磁弁を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 電磁弁 3 第1ポート 4 第2ポート 5 連通ポート 6 プランジャ 14 圧力作用室 15 テーパ部 20 シール部材 22 シート部 24 連通通路 31 流体通路 D1 シール径 D2 テーパ径 Pq 負圧

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のポートを連通する連通ポートをプ
    ランジャの進退により開閉する電磁弁であって、前記プ
    ランジャの一端側にテーパ部を設けると共に、前記連通
    ポートの内壁にテーパ状シート部を設け、前記テーパ部
    を前記シート部に着座させることにより前記連通ポート
    を閉じるようにし、且つ、前記プランジャの他端側を圧
    力作用室に収容し、該圧力作用室と前記連通ポートとを
    前記プランジャの外周側に配されたシール部材により仕
    切り、前記プランジャに前記連通ポートと前記圧力作用
    室とを連通する連通通路を設け、前記シート部のテーパ
    径と前記シール部材のシール径とを等しくしたことを特
    徴とする電磁弁。
  2. 【請求項2】 前記連通ポートにおいて、前記シート部
    より流体流れ方向下流側の流体通路を絞り、該流体通路
    の出口部に前記連通通路の一端を臨ませ、前記圧力作用
    室に前記連通通路を介して負圧が作用されるようにした
    請求項1記載の電磁弁。
  3. 【請求項3】 前記連通ポートにおいて、前記シート部
    の流体出口部の位置に前記連通通路の一端を臨ませ、前
    記圧力作用室に前記連通通路を介して負圧が作用される
    ようにした請求項1記載の電磁弁。
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