JP2000053142A - 液体貯留缶 - Google Patents

液体貯留缶

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JP2000053142A
JP2000053142A JP10220930A JP22093098A JP2000053142A JP 2000053142 A JP2000053142 A JP 2000053142A JP 10220930 A JP10220930 A JP 10220930A JP 22093098 A JP22093098 A JP 22093098A JP 2000053142 A JP2000053142 A JP 2000053142A
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air intake
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ring
piece
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Hitoshi Kohata
均 降幡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部の液体をスムーズに、かつ、適度な流量
をもって流出させることができる液体貯留缶を提案する
こと。 【解決手段】 飲料缶1の上面11には、注ぎ口用およ
び空気取込み口用のプルトップ機構2、3が構成されて
いる。注ぎ口用のプルトップ機構2のリング状つまみ片
4を引き上げると、上面11に刻まれた注ぎ口用の切り
取り溝6に規定された注ぎ口封鎖片62が押し下げられ
て注ぎ口61が開口する。空気取込み口用のプルトップ
機構3のリング状つまみ片5を引き上げると、上面11
に刻まれた空気取込み口用の切り取り溝6に規定された
空気取込み口封鎖片72が押し下げられて空気取込み口
61が開口する。注ぎ口61と空気取込み口71とは、
上面11の中心を挟んで反対側に位置している。注ぎ口
61から缶1の内部の液体を流出させると、空気取込み
口71から缶1の内部に空気が取り入れられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビール缶やジュー
ス缶等の液体貯留缶に関するものである。
【0002】
【従来の技術】缶ビールや缶ジュース等の飲料缶の上面
には、プルトップ式の飲み口が付いており、つまみ(プ
ルタブ)を引き上げることにより、飲み口が開くように
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような飲料缶の飲
み口に口を当ててジュースなどを飲む場合、空気が飲み
口から缶内に取り込まれにくいので、ジュースなどの出
が悪く、飲みにくいという問題がある。同様に、大きめ
のビール缶の注ぎ口からビールを注ぐ場合においても、
注ぎ口から空気が缶内に取り込まれにくいので、注ぎに
くいという問題がある。
【0004】本発明は、内部の液体を飲みやすい、ある
いは注ぎやすい飲料缶等の液体貯留缶を提案することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の液体貯留缶は、注ぎ口が上面に形成された
液体貯留缶において、前記上面には、空気取込み口が形
成されていることを特徴としている。
【0006】本発明によれば、空気取込み口から缶の内
部に空気が取り入れられるので、注ぎ口から液体を連続
的に、スムーズに流出させることができる。
【0007】ここで、前記上面を垂直にした状態におい
て、当該上面の下半部分に前記注ぎ口が位置し、当該上
面の上半部分に前記空気取込み口が位置するように、こ
れら注ぎ口および空気取込み口を配置すれば、空気の取
り込みを効率よく行うことができると共に、空気取込み
口からは液体が流出しにくい。
【0008】空気取込み口を形成するための構造として
は、前記上面に形成した空気取込み口用の切り取り溝
と、この切り取り溝によって規定されている空気取込み
口封鎖片と、この封鎖片を前記上面から切り取るための
空気取込み口用のつまみ片とを備えた、いわゆるプルト
ップ式のものを採用できる。
【0009】同様に、注ぎ口を形成するための構造も、
前記上面に形成した注ぎ口用の切り取り溝と、この切り
取り溝によって規定されている注ぎ口封鎖片と、この封
鎖片を前記上面から切り取るための注ぎ口用のつまみ片
とを備えたプルトップ式のものを採用できる。
【0010】この場合には、前記空気取込み用のつまみ
片と前記注ぎ口用のつまみ片とを、前記上面の上におい
て、少なくとも一部分が相互に重なった状態に配置し、
一方のつまみ片を前記上面から引き上げると、他方のつ
まみ片も所定の量だけ前記上面から引き上げられるよう
にすることが望ましい。このように一方のつまみ片の引
き上げに連動して引き上げられた他方のつまみ片は簡単
に指でつまむことができる。
【0011】双方のつまみ片を重ねるためには、前記空
気取込み用および注ぎ口用のつまみ片のうちの少なくと
も一方のつまみ片をリング状つまみ片として、他方のつ
まみ片の先端側の部分を、当該リング状つまみ片のリン
グ内を貫通してその上側に重ねるようにすればよい。
【0012】また、前記空気取込み用および注ぎ口用の
つまみ片のうちの少なくとも一方のつまみ片と前記上面
の隙間の一部を広くしておけば、そこに指などを入れる
ことにより簡単につまみ片を引き上げることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
を適用した飲料缶を説明する。
【0014】(実施の形態1)図1(A)は本発明の実
施の形態1に係る飲料缶における注ぎ口側の端面を示す
平面図、図1(B)は図1(A)のI−I’線における
断面図である。これらの図に示すように、飲料缶1は、
円筒状の胴部12の上端開口12aが円板状の上面11
によって塞がれている。
【0015】本例では、この飲料缶1の上面11に注ぎ
口用のプルトップ機構2と、空気取込み口用のプルトッ
プ機構3が構成されている。
【0016】注ぎ口用のプルトップ機構2は、上面11
に刻まれた注ぎ口用の切り取り溝6と、リング状つまみ
片4とから構成されている。注ぎ口用の切り取り溝6
は、上面11の中心よりも外周寄りの部分を略円形状に
囲むように形成されている。この注ぎ口用の切り取り溝
6で囲まれた部分は、注ぎ口61を塞ぐ注ぎ口封鎖片6
2となっている。すなわち、注ぎ口用の切り取り溝6が
刻まれた部分は、上面11の他の部分の板厚よりも薄い
ので、注ぎ口用の切り取り溝6で囲まれた注ぎ口封鎖片
62を容易に切り取ることができる。この結果、注ぎ口
61を開口させることができる。
【0017】リング状つまみ片4は、注ぎ口封鎖片62
を切り取るための板状片であり、上面11の中心にリベ
ット46で固定された支持部41と、支持部41から上
面11と一定の隙間を開けてリング状に延びたつまみ部
42と、支持部41からつまみ部42とは反対側に向け
て、注ぎ口封鎖片62の上面に密着して延びた封鎖片押
し下げ部43とから構成されている。
【0018】一方、空気取込み口用のプルトップ機構3
は、注ぎ口用のプルトップ機構2と同じ構成であり、か
つ、注ぎ口用のプルトップ機構2よりも一回り小さく形
成されている。また、空気取込み用のプルトップ機構3
は、注ぎ口用のプルトップ機構2に対して上面11の中
心を挟んで反対側の位置に構成されている。
【0019】すなわち、空気取込み口用のプルトップ機
構3は、上面11に刻まれた空気取込み口用の切り取り
溝7と、リング状つまみ片5とから構成されている。空
気取込み口用の切り取り溝7は、上面11の外周側の部
分のうち、注ぎ口用の切り取り溝6が形成された部分と
は上面11の中心を挟んで反対側の部分を丸みを帯びた
三角形状に囲むように形成されている。この空気取込み
口用の切り取り溝7で囲まれた部分は、空気取込み口7
1を塞ぐ空気取込み口封鎖片72となっている。すなわ
ち、空気取込み口用の切り取り溝7が刻まれた部分は、
上面11の他の部分の板厚よりも薄いので、空気取込み
口用の切り取り溝7で囲まれた空気取込み口封鎖片72
を容易に切り取ることができる。この結果、空気取込み
口71を開口させることができる。
【0020】リング状つまみ片5は、空気取込み口封鎖
片72を切り取るための板状片であり、上面11にリベ
ット56で固定された支持部51と、支持部51から上
面11に密着してリング状に延びたつまみ部52と、支
持部51からつまみ部52とは反対側に向けて、空気取
込み口封鎖片72の上面に密着して延びた封鎖片押し下
げ部53とから構成されている。また、空気取込み口用
のリング状つまみ片5のつまみ部52は、注ぎ口用のリ
ング状つまみ片4のつまみ部42の下側に隠れている。
【0021】以上のように構成された飲料缶1に封入さ
れているビールやジュース等の液体を流出させる際に
は、まず、図2(A)に示すように、注ぎ口用のリング
状つまみ片4のつまみ部42を上面11から引き上げ
る。この操作を行うと、注ぎ口用のリング状つまみ片4
は支持部41を支点として傾き、リング状つまみ片4の
押し下げ部43が注ぎ口封鎖片62を押し下げる。この
結果、注ぎ口封鎖片62が押し下げ部43の側の一部分
を残し、切り取り溝6に沿って切り取られ、注ぎ口61
が開く。また、この操作により、それまで注ぎ口用のリ
ング状つまみ片4の下側に隠れていた空気取込み用のリ
ング状つまみ片5が露出する。
【0022】次に、図2(B)に示すように、空気取込
み口用のリング状つまみ片5のつまみ部52を上面11
から引き上げる。この操作を行うと、空気取込み口用の
リング状つまみ片5は支持部51を支点として傾くの
で、リング状つまみ片5の押し下げ部53が空気取込み
口封鎖片72を押し下げる。この結果、空気取込み口封
鎖片72が押し下げ部53の側を残し、切り取り溝7に
沿って切り取られ、空気取込み口71が開く。ここで、
空気取込み用のリング状つまみ片5のつまみ部52は、
じゃまにならないように、上面11の外周縁部に近づく
ように押し倒しておく。
【0023】次に、図3(A)、(B)に示すように、
リング状つまみ片4のつまみ部4をじゃまにならないよ
うに元の状態に押し戻す。
【0024】この状態で、注ぎ口61が空気取込み口7
1よりも下側となるように飲料缶1を傾ければ、注ぎ口
61から飲料缶1の内部の液体が流出する。また、空気
取込み口71は注ぎ口61よりも上側にあるので、空気
取込み口71からは内部の液体が流出しない。その代わ
りに、空気取込み口71からは、注ぎ口61から液体9
が流出した分に相当する空気が取り入れられる。このた
め、飲料缶1の内部に液体が大量に溜まっている場合で
も、注ぎ口61からの液体流出が一旦停止して、注ぎ口
61から空気が逆流するという現象が起こらない。従っ
て、注ぎ口61から連続的に、スムーズに液体9が流出
する。
【0025】また、注ぎ口61とは別に空気取込み口7
1が形成されているので、空気を取り込むために注ぎ口
61を大きくする必要がない。従って、注ぎ口61の開
口面積を、適度に液体を流出させることが可能な大きさ
に設定することができる。よって、飲料缶1を少し傾け
ただけで大量の液体が流出してしまうということがな
く、内部の液体を適度な流量をもって流出させることが
できる。
【0026】(実施の形態2)図4(A)は本発明の実
施の形態2に係る飲料缶における注ぎ口側の端面を示す
平面図、図4(B)は図4(A)のIII −III'線におけ
る断面図である。なお、本例の飲料缶1Aは、空気取込
み口用のプルトップ機構3Aのリング状つまみ片5Aを
除き、実施の形態1で説明した飲料缶1と基本的な構成
が同様なので、共通する機能を有する部分については同
じ符号を付して、その説明は省略する。
【0027】図4(A)、(B)に示すように、本例の
飲料缶1Aでは、空気取込み口用のプルトップ機構3A
のリング状つまみ片5Aが注ぎ口用のプルトップ機構2
のリング状つまみ片2よりも大きく形成されている。こ
の空気取込み口用のリング状つまみ片5Aに形成された
リング状のつまみ部52の内側には、注ぎ口用のリング
状つまみ片4が通されている。注ぎ口用のリング状つま
み片4のつまみ部42は、空気取込用のリング状つまみ
片5Aの上側に重なっている。一方、空気取込み口用の
リング状つまみ片5Aのつまみ部52は、注ぎ口用のリ
ング状つまみ片4のつまみ部42を挿抜可能な大きさに
形成されている。
【0028】この構成の飲料缶1Aを開けるには、ま
ず、図5(A)に示すように、空気取込み口用のリング
状つまみ片5Aを上面11から引き上げる。この操作を
行うと、空気取込み口71が開口すると同時に、注ぎ口
用のリング状つまみ片4が空気取込み口用のリング状つ
まみ片5Aとの重なり部分57によって上面11からあ
る程度引き上げられる。
【0029】図5(B)に示すように、空気取込み口用
のリング状つまみ片5Aをさらに旋回させて、そのつま
み部52を上面11の外周側に押し倒すと、注ぎ口用の
リング状つまみ片4は空気取込み口用のリング状つまみ
片5Aのリング内から抜ける。
【0030】次に、図5(C)に示すように、所定の量
だけ引き起こされている注ぎ口用のリング状つまみ片4
をもう少し引き起こして、注ぎ口61を完全に開口させ
た後、図6(A)、(B)に示すように、注ぎ口用のリ
ング状つまみ片4を元の状態に押し戻す。この結果、実
施の形態1で説明した飲料缶1と同様に、上面11に液
体取り出し用の注ぎ口61と、空気取り入れ用の空気取
込み口71が形成されるので、飲料缶1Aの内部の液体
をスムーズに流出させることができる。
【0031】また、本例では、空気取込み口用のリング
状つまみ片5Aを引き上げるだけで、注ぎ口用のリング
状つまみ片4が所定の量だけ引き上げられるので、注ぎ
口用のリング状つまみ片4のつまみ部42と飲料缶1の
上面11との隙間が広くなる。従って、そこに指を差し
込みやすいので、注ぎ口用のリング状つまみ片4をつま
み易い。このため、注ぎ口用のリング状つまみ片4の操
作が容易となるので、2つのリング状つまみ片4、5A
を操作する手間を軽減できる。
【0032】(その他の実施の形態)なお、図7
(A)、(B)に示すように、飲料缶の上面11のう
ち、空気取込み口用のつまみ部52の下側に相当する注
ぎ口封鎖片62に凹部8を形成すれば、空気取込み用の
つまみ部52と上面11との隙間が広くなる。従って、
そこに指を差し込むことができるので、リング状つまみ
片5Aをつまみ易くなる。このため、空気取込み用のリ
ング状つまみ片5Aを上面11から引き上げる操作が容
易となる。また、この反対に、リング状つまみ片5Aを
飲料缶の上面11から浮かせることにより、リング状つ
まみ片5Aをつまみ易くしてもよい。
【0033】また、上記形態では、注ぎ口61と空気取
込み口71とは、上面11の中心部の周りに180°の
角度間隔をあけて形成されているが、図8に示すよう
に、注ぎ口61と空気取込み口71とが180°の角度
間隔の位置からずれていてもよい。この場合でも、上面
11を垂直にした状態にすると、上面11の下半部分に
注ぎ口61が位置し、上半部分に空気取込み口71が位
置しているので、注ぎ口61から飲料缶1の内部の液体
を流出させている際に空気取込み口71から液体が流出
しにくい。
【0034】さらに、図9(A)に示すように、注ぎ口
用のリング状つまみ片4Aと空気取り込み口用のリング
状つまみ片5Bとが互いに重ならないように配置しても
よい。この構造では、図9(B)に示すように、注ぎ口
用のリング状つまみ片4Aを引き起こして注ぎ口61を
開けてから、注ぎ口用のリング状つまみ片4Aを元の状
態に押し戻す際に、空気取込み口用のリング状つまみ片
5Bがじゃまにならない。従って、空気取込み口用のリ
ング状つまみ片5Bも空気取込み口71を開けた後で元
の状態に押し戻すことができるので、空気取込み口用の
リング状つまみ片5Bを缶の外側に突出させたくない場
合に適している。
【0035】上記形態では、注ぎ口61と空気取込み口
71を開ける構造として、注ぎ口61および空気取込み
口71を開けた後でも、リング状つまみ片と封鎖片が缶
に残る方式のプルトップ機構2、3、3Aを採用してい
るが、本発明はこの構造に限らない。例えば、つまみ片
を引き上げると、つまみ片と共に封鎖片が缶から完全に
切り取られるものでもよい。
【0036】また、ビールやジュース等の飲料缶1、1
Aに限らず、その他の液体を貯留した液体貯留飲料缶に
ついても本発明を適用できる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の液体貯留
缶は、注ぎ口の他に空気取込み口が形成されているの
で、注ぎ口から缶の内部の液体を流出させる際に、空気
取込み口から缶の内部に空気が取り入れられる。従っ
て、注ぎ口から液体を連続的に、スムーズに流出させる
ことができる。また、空気を取り込むために注ぎ口を大
きくする必要がないので、注ぎ口の開口面積を、適度に
液体を流出させることが可能な大きさに設定することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の実施の形態1に係る飲料缶に
おける注ぎ口側の端面を示す平面図、(B)は(A)に
示す飲料缶をI−I’線で切断した部分を示す断面図で
ある。
【図2】(A)、(B)は図1に示す飲料缶の開口操作
を示す説明図である。
【図3】(A)は図1に示す飲料缶を開口した様子を注
ぎ口側から示す平面図、(B)は(A)に示す飲料缶を
II−II’線で切断した部分を示す断面図である。
【図4】(A)は本発明の実施の形態2に係る飲料缶に
おける注ぎ口側の端面を示す平面図、(B)は(A)に
示す飲料缶をIII −III'線で切断した部分を示す断面図
である。
【図5】(A)〜(C)は図5に示す飲料缶の開口操作
を示す説明図である。
【図6】(A)は図5に示す飲料缶を開口した様子を注
ぎ口側から示す平面図、(B)は(A)に示す缶をIV−
IV’線で切断した部分を示す断面図である。
【図7】(A)は本発明の変形例に係る飲料缶の注ぎ口
側端面を示す平面図、(B)は(A)に示す飲料缶をV
−V’線で切断した部分を示す断面図である。
【図8】本発明の変形例に係る飲料缶の注ぎ口側端面を
示す平面図である。
【図9】(A)は本発明の変形例に係る飲料缶の注ぎ口
側端面を示す平面図、(B)は(A)に示す飲料缶の注
ぎ口および空気取込み口を開けた状態を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1、1A 飲料缶(液体貯留缶) 2 注ぎ口用のプルトップ機構 3、3A 空気取込み口用のプルトップ機構 4、4A 注ぎ口用のリング状つまみ片 5、5A、5B 空気取込み口用のリング状つまみ片 6 注ぎ口用の切り取り溝 7 空気取込み口用の切り取り溝 8 凹部 11 上面 12 胴部 41、51 リング状つまみ片の支持部 42、52 リング状つまみ片のつまみ部 43、53 リング状つまみ片の押し下げ部 61 注ぎ口 62 注ぎ口封鎖片 71 空気取込み口 72 空気取込み口封鎖片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 51/16

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 注ぎ口が上面に形成された液体貯留缶に
    おいて、前記上面には、空気取込み口が形成されている
    ことを特徴とする液体貯留缶。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記上面を垂直にした状態において、当該上面の下半部
    分に前記注ぎ口が位置し、当該上面の上半部分に前記空
    気取込み口が位置するように、これら注ぎ口および空気
    取込み口が配置されていることを特徴とする液体貯留
    缶。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記上面に形成した空気取込み口用の切り取り溝と、こ
    の切り取り溝によって規定されている空気取込み口封鎖
    片と、この封鎖片を前記上面から切り取るための空気取
    込み口用のつまみ片とを備えていることを特徴とする液
    体貯留缶。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記上面に形成した注ぎ口用の切り取り溝と、この切り
    取り溝によって規定されている注ぎ口封鎖片と、この封
    鎖片を前記上面から切り取るための注ぎ口用のつまみ片
    とを備えており、 前記空気取込み用のつまみ片と前記注ぎ口用のつまみ片
    とは、前記上面の上において、少なくとも一部分が相互
    に重なった状態で配置され、一方のつまみ片を前記上面
    から引き上げると、他方のつまみ片も所定の量だけ前記
    上面から引き上げられることを特徴とする液体貯留缶。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記空気取込み用および注ぎ口用のつまみ片のうちの少
    なくとも一方のつまみ片はリング状つまみ片であり、他
    方のつまみ片の先端側の部分は、当該リング状つまみ片
    のリング内を貫通してその上側に重なっていることを特
    徴とする液体貯留缶。
  6. 【請求項6】 請求項3ないし5のうちの何れかの項に
    おいて、 前記空気取込み用および注ぎ口用のつまみ片のうちの少
    なくとも一方のつまみ片と前記上面の隙間は、一部が広
    くなっていることを特徴とする液体貯留缶。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105752443A (zh) * 2016-05-11 2016-07-13 邹建东 一种防尘防渗便携式易拉罐
JP2019535608A (ja) * 2016-11-25 2019-12-12 フェルナンデス,ジョアン・マルケス 飲料缶の開口に関する構造的配置

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