JP2000052974A - トンネル内飛行体及びそれを用いた高速輸送システム - Google Patents
トンネル内飛行体及びそれを用いた高速輸送システムInfo
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Abstract
幅に削減することができるにも係わらず、輸送効率が低
下せず、また飛行の安定性に優れたトンネル内飛行体及
びそれを用いた高速輸送システムを提供する。 【解決手段】 トンネル内の周囲が閉鎖された飛行路
を、地面効果が作用する程度の高さに浮上して飛行する
飛行体であって、アスペクト比(翼幅/翼弦)を1以下
にするとともに、揚力/抗力を10以上にし、更に主翼
5の翼端面5Bを略垂直な平面となし、前記飛行路の側
壁に対して翼端面を正の仰角に設定し、飛行路の側壁と
の間で側壁効果による飛行路中心方向への軌道修正力が
生じるようにしている。
Description
及びそれを用いた輸送システムに係わり、更に詳しくは
地中又は地上に設けたトンネル内を僅かに浮上した状態
で飛行することが可能な飛行体及びこの飛行体を用いた
旅客、貨物の輸送システムに関する。
は空力的な力を地面から受ける。これは、翼の地面効果
として広く知られ、実際にこの効果を用いた航空輸送機
も開発されている。近年、特開平5−170190号公
報にて、地面効果を有効に利用してトンネルの閉鎖空間
内を飛行する新しい次世代型の輸送システムが提案され
ている。この構想は、大都市間の地下に巨大なトンネル
を掘削し、列車の代わりに飛行機で大量の人を輸送しよ
うとするものである。
由空間を航行する現行の飛行機と比べると、多くの利点
を有する。第一に、地面効果を利用できることから輸送
効率が良いこと、第二に、空港は都市直下型であるから
空港から都市部へのアクセスの所要時間は短くて済むこ
と、第三に、地下の閉鎖空間を用いることから、天候に
左右されないこと等は最も大きな利点である。現行の輸
送手段が高速になればなるほど深刻化する問題として、
騒音と大気汚染があるが、提案された飛行機の推進機か
らの排気ガスは閉鎖空間内で排出されることから回収が
簡便であること、騒音は地上に何ら影響を及ぼさないこ
とは、公害がなく地球環境に適合した高速交通手段とし
て今後益々重要となる。
送システムでは、飛行機の諸元として、幅25m、全長
60m、全高さ9m、全備重量90t、空重量45t、
旅客400人、燃料5t、巡行速度600km/h、浮
上速度300km/hに設計すると記載されているが、
通常の飛行機に比較して幅(両主翼端の間隔)及び高さ
が小さくなっているものの、浮上速度300km/hを
想定していることから大きな揚力を得るために大きな面
積、大きなアスペクト比の主翼が必要である。そのた
め、直径50〜56mの巨大なトンネルが必要となるの
であって、建設費用も莫大になる。
の状況に鑑み、解決しようとするところは、トンネルの
断面積を小さくして建設費用を大幅に削減することがで
きるにも係わらず、輸送効率が低下せず、また飛行の安
定性に優れたトンネル内飛行体及びそれを用いた高速輸
送システムを提供する点にある。
決のために、トンネル内の周囲が閉鎖された飛行路を、
地面効果が作用する程度の高さに浮上して飛行する飛行
体であって、アスペクト比(翼幅/翼弦)を1以下にす
るとともに、揚力/抗力を10以上にしてなるトンネル
内飛行体を構成することによって、輸送効率を低下させ
ずに小型化が図れ、もってトンネルの断面積を小さくし
て建設費用を大幅に削減することができるのである。
面となし、前記飛行路の側壁に対して翼端面を正の仰角
に設定し、飛行路の側壁との間で側壁効果による飛行路
中心方向への軌道修正力が生じるようにすることによっ
て、飛行路の中心に沿った安定性の高い飛行が可能にな
る。
又は貨物室を設けてなること、胴体の高さと主翼の最大
厚さを略一致させてなることによって、飛行体の全幅が
狭いにも係わらず充分な座席数を確保し、輸送効率を高
めることが可能になる。
が閉鎖された飛行路を、前述の飛行体を飛行させること
によって、人や貨物を短時間で効率良く輸送することが
可能な高速輸送システムを構築するのである。
は、都市間にトンネルを通し、このトンネル内に形成さ
れた周囲が閉鎖された飛行路を、地面効果が作用する程
度の高さに浮上して飛行体が飛行することによって、人
や貨物を短時間で輸送するものである。つまり、都市間
を、地下50m以下の大深度に掘削したトンネルで結び
又は地上若しくは水中に敷設した箱状のトンネルで結
び、このトンネル内の閉鎖された飛行路を、客室数20
0人の飛行体が600km/hの巡行速度で飛行し、例
えば、東京−大阪間を1時間で結び、1時間に10便、
20時間営業で、片道4万人/日の輸送量を実現しよう
とするものである。
づき詳細に説明する。図1及び図2は本発明に係る飛行
体1及び該飛行体1とトンネル2との関係を示した概念
図である。本発明は、トンネル2の断面積をできるだけ
小さくして建設費用を大幅に抑制し、しかも輸送効率を
低下させず且つ飛行の安定性にも優れることを条件に、
トンネル2内の周囲が閉鎖された飛行路3を飛行する飛
行体1として最適な構造を提案するものである。ここ
で、トンネル2の内法直径は12mを想定している。
翼6、水平尾翼7及び推進機8とを備えた基本構造を有
し、アスペクト比(翼幅/翼弦)を1以下にするととも
に、揚力/抗力を10以上に設計したものである。本実
施形態の飛行体1は、全備重量60t、定員200人、
全長34m、全幅9m、全高5m、胴体幅3m、胴体高
2.5m、主翼5の翼弦24mであり、アスペクト比は
0.38であり、通常の自由空間を飛ぶ飛行機のアスペ
クト比10〜20に比べると驚くべき値で、通常は受け
入れられない。しかし、トンネル2内の閉じた空間を飛
行する場合、地面効果と側壁効果によって飛行体1が満
足すべき空気力学的な性能が得られるのである。このこ
とは、後述の模型実験で確認されている。
5の最大厚さは2.5mと略一致させてあり、胴体4の
内部は勿論のこと主翼5の内部に客室9又は貨物室を設
けて、コンパクトな機体にも係わらず200席を確保し
ている。
とは略同一平面であり、飛行路3の路面3Aに対する浮
上高さは、最大1m、最小0.3m、標準で0.6mに
なるように飛行する。地面効果による揚力増加は、浮上
高さが1mの場合よりも0.3mの場合の方が約20%
大きくなる。ここで、主翼5の仰角は正の小さな値に設
定すれば、抗力があまり大きくならずに、地面効果が大
きくなるので好ましい。
な平面となし、前記飛行路3の側壁3Bに対して翼端面
5Bを正の仰角に設定し、飛行路3の側壁3Bとの間で
側壁効果による飛行路中心方向への軌道修正力が生じる
ようにしている。つまり、主翼5の両翼端面5Bとトン
ネル側壁3Bとの間で前述の地面効果と同様な側壁効果
を得ることができるように、主翼5の翼端面5Bを後方
へ向かうにつれて広がったテーパー形状として仰角を持
たせている。それにより、一方の翼端面5Bがトンネル
の側壁3Bに接近すると、側壁効果による反発力が側壁
3Bと翼端面5Bとの間に生じ、飛行体1を飛行路3の
幅方向中心部の正常な進路に押し戻すのである。
0km/h、離陸速度は550km/hを想定してお
り、巡行速度に近くなって離陸又は車輪を引き込むよう
にしているので、離陸操作が簡単になるとともに、推進
機8として推力の小さいエンジンを用いることができる
ので、消費燃料も少なくなる。例えば、揚力係数=0.
26、揚力/抗力=10とすれば、全機抗力=推力=6
0kN(パワー=10MW)となる。このように、小さ
い推力の推進機8で停止状態から徐々に速度を上げ、巡
行速度に近い速度で離陸することを可能にしたのは、ト
ンネル2内を滑走するからである。例えば、0.1g
(gは重力加速度)の加速度で550km/hになるま
で滑走する距離は、約12kmとなるが、このような長
い滑走路は現在の空港には存在せず、トンネル2内を滑
走するから可能になるのである。
を形成し、該路面3Aより上方の側壁3Bは円形のまま
となっているが、前記主翼5の翼端面5Bに対応する部
分は垂直な側壁3Bとなすことも可能である。また、図
3に示すように、トンネル2の断面形状を四角形とする
ことも可能であり、このようなトンネル2は箱状のユニ
ットを次々に繋いで構成するものとして現実の工法にも
存在する。また、図4に示すように、行きと帰りの飛行
路3,3を並設すべく、2本のトンネル2,2を2本並
列又は上下に並べて構築するが、この場合、断面が横長
の長方形のトンネル2の中央部に仕切壁を設けて、行き
と帰りの飛行路3,3を形成しても良いことは勿論であ
る。
独翼の特性を調べるため、アスペクト比1、即ち翼弦
1.3m、翼幅1.3mの翼を製作して、断面が1.5
m×0.8mで長さが約50mの模型トンネルの中で走
行実験を行い、揚力と抗力を測定した。翼型は、NAC
AのClark Yである。その結果を図5(揚力)及
び図6(抗力)に示している。つまり、図5は横軸をh
/c(cは翼弦、hは路面からの高さ)とし、縦軸をC
L (揚力係数)とし、図6は横軸をh/cとし、縦軸を
CD (抗力係数)とし、それぞれ仰角が2°、4.5
°、6.5°の場合(NACAはそれぞれ2°、4°、
6°に対応)について示している。尚、前述の実機にお
いて、翼弦が24mであるので、1mの浮上高は、h/
c=1/24≒0.042に相当する。
を行うために、図7に示すような模型飛行体を製作し
た。主翼50は、前述の単独翼の特性試験を行ったもの
と同一で、翼弦1.3m、翼幅1.3mである。それに
胴体40、垂直尾翼60、水平尾翼70及び推進機80
としてプロペラを備えた模型飛行体を作製し、その空気
力学性能を調べた。主翼50の仰角は3°に設定してい
る。模型の構造上、重心が後に来るので、水平尾翼70
の揚力で縦方向の安定をとることになる。測定値は、次
の表1に示している。
0.65、抗力係数として0.05が得られ、揚力/抗
力は12〜13で、実機の設計に用いられた10を上回
っていることが確認できた。
飛行実験を行った。プロペラ(推進機80)と水平尾翼
70の仰角を遠隔制御して、トンネル内自由飛行の実験
を行い、適当な制御によって安定な地面付近の飛行が確
かめられた。
体によれば、トンネル内の周囲が閉鎖された飛行路を、
地面効果が作用する程度の高さに浮上して飛行する飛行
体であって、アスペクト比(翼幅/翼弦)を1以下にす
るとともに、揚力/抗力を10以上にしてなるので、輸
送効率を低下させずに小型化が図れ、もってトンネルの
断面積を小さくして建設費用を大幅に削減することがで
きる。
面となし、前記飛行路の側壁に対して翼端面を正の仰角
に設定し、飛行路の側壁との間で側壁効果による飛行路
中心方向への軌道修正力が生じるようにすることによっ
て、飛行路の中心に沿った安定性の高い飛行が可能にな
り、他のセンシングや姿勢制御と組み合わせれば更に信
頼性が高くなる。
又は貨物室を設けてなること、胴体の高さと主翼の最大
厚さを略一致させてなることによって、飛行体の全幅が
狭いにも係わらず充分な座席数を確保し、輸送効率を高
めることができる。
が閉鎖された飛行路を、前述の小型化した、特に全幅を
抑制した飛行体を飛行させることによって、小径のトン
ネルで済むので、建設費用が少なくなって経済的であ
り、そして人や貨物を短時間で効率良く輸送することが
可能な高速輸送システムを構築することができる。
であり、(a) は平面図、(b) は側面図をそれぞれ示して
いる。
概念断面図である。
す概念断面図である。
が飛行する状態を示す概念断面図である。
による空力性能(揚力)を調べた実験結果を示すグラフ
である。
による空力性能(抗力)を調べた実験結果を示すグラフ
である。
略図であり、(a) は平面図、(b) は側面図をそれぞれ示
している。
Claims (8)
- 【請求項1】 トンネル内の周囲が閉鎖された飛行路
を、地面効果が作用する程度の高さに浮上して飛行する
飛行体であって、アスペクト比(翼幅/翼弦)を1以下
にするとともに、揚力/抗力を10以上にしてなること
を特徴とするトンネル内飛行体。 - 【請求項2】 主翼の翼端面を略垂直な平面となし、前
記飛行路の側壁に対して翼端面を正の仰角に設定し、飛
行路の側壁との間で側壁効果による飛行路中心方向への
軌道修正力が生じるようにしている請求項1記載のトン
ネル内飛行体。 - 【請求項3】 胴体及び主翼の内部に客室又は貨物室を
設けてなる請求項1又は2記載のトンネル内飛行体。 - 【請求項4】 胴体の高さと主翼の最大厚さを略一致さ
せてなる請求項1〜3何れかに記載のトンネル内飛行
体。 - 【請求項5】 都市間に通したトンネル内の周囲が閉鎖
された飛行路を、地面効果が作用する程度の高さに浮上
して飛行する飛行体を用いた高速輸送システムであっ
て、前記飛行体はアスペクト比(翼幅/翼弦)を1以下
にするとともに、揚力/抗力を10以上にしてなること
を特徴とするトンネル内飛行体を用いた高速輸送システ
ム。 - 【請求項6】 前記飛行体の主翼の翼端面を略垂直な平
面となし、前記飛行路の側壁に対して翼端面を正の仰角
に設定し、飛行路の側壁との間で側壁効果による飛行路
中心方向への軌道修正力が生じるようにしている請求項
5記載のトンネル内飛行体を用いた高速輸送システム。 - 【請求項7】 前記飛行体の胴体及び主翼の内部に客室
又は貨物室を設けてなる請求項5又は6記載のトンネル
内飛行体を用いた高速輸送システム。 - 【請求項8】 前記飛行体の胴体の高さと主翼の最大厚
さを略一致させてなる請求項5〜7何れかに記載のトン
ネル内飛行体を用いた高速輸送システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22003198A JP4141539B2 (ja) | 1998-08-04 | 1998-08-04 | トンネル内飛行体及びそれを用いた高速輸送システム |
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JP22003198A JP4141539B2 (ja) | 1998-08-04 | 1998-08-04 | トンネル内飛行体及びそれを用いた高速輸送システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000052974A true JP2000052974A (ja) | 2000-02-22 |
JP4141539B2 JP4141539B2 (ja) | 2008-08-27 |
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ID=16744854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22003198A Expired - Fee Related JP4141539B2 (ja) | 1998-08-04 | 1998-08-04 | トンネル内飛行体及びそれを用いた高速輸送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4141539B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL2000580C2 (nl) * | 2007-04-11 | 2008-10-14 | Movares Nederland Bv | Systeem voor transport van personen of goederen. |
JP2016155518A (ja) * | 2015-02-26 | 2016-09-01 | 一賢 三好 | 飛行体および高速交通システム |
RU2733674C1 (ru) * | 2019-11-13 | 2020-10-06 | Михаил Сергеевич Беллавин | Самолет и его взлетно-посадочная полоса |
RU2778946C1 (ru) * | 2022-01-17 | 2022-08-29 | Михаил Сергеевич Беллавин | Самолет и его взлетно-посадочная полоса |
-
1998
- 1998-08-04 JP JP22003198A patent/JP4141539B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2016155518A (ja) * | 2015-02-26 | 2016-09-01 | 一賢 三好 | 飛行体および高速交通システム |
WO2016136880A1 (ja) * | 2015-02-26 | 2016-09-01 | 一賢 三好 | 飛行体および高速交通システム |
RU2733674C1 (ru) * | 2019-11-13 | 2020-10-06 | Михаил Сергеевич Беллавин | Самолет и его взлетно-посадочная полоса |
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---|---|
JP4141539B2 (ja) | 2008-08-27 |
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