JP2000052182A - 工作機械 - Google Patents

工作機械

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JP2000052182A
JP2000052182A JP10225543A JP22554398A JP2000052182A JP 2000052182 A JP2000052182 A JP 2000052182A JP 10225543 A JP10225543 A JP 10225543A JP 22554398 A JP22554398 A JP 22554398A JP 2000052182 A JP2000052182 A JP 2000052182A
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JP
Japan
Prior art keywords
footrest
spindle head
bed
table body
work
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10225543A
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English (en)
Inventor
Koichi Koshiro
宏一 小城
Hiroyuki Hosokawa
博行 細川
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DMG Mori Co Ltd
Original Assignee
Mori Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】機械各部を損傷することなく、手動で主軸頭に
対し工具を着脱等することができる工作機械を提供す
る。 【解決手段】ベッド2と、ベッド2上に配設され、水平
方向に移動可能となった移動体10,30と、ベッド2
上に設けられたコラム3と、コラム3に移動可能に支持
された主軸頭4と、移動体10,30及び主軸頭4をそ
れぞれ移動せしめる駆動手段とを備えた工作機械におい
て、移動体10,30の作業側の側面に足掛部32を設
ける。足掛部に足を掛けて主軸頭に対し工具を着脱する
ことができので、テーブル上面などを損傷することがな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベッドと、ベッド
上に配設され、水平方向に移動可能となった移動体と、
ベッド上に設けられたコラムと、コラムに移動可能に支
持された主軸頭と、移動体及び主軸頭を移動せしめる駆
動手段とを備えた工作機械に関する。
【0002】
【従来の技術】上述した工作機械の一例としての立形マ
シニングセンタを図5に示す。同図に示すように、この
マシニングセンタ50は、ベッド2と、このベッド2の
後端部に立設されたコラム3と、このコラム3に支持さ
れ、上下方向(矢示Z−Z’方向)に移動可能となった
主軸頭4と、前記ベッド2上に配設され水平方向に移動
可能となった移動体10と、前記主軸頭4,移動体10
をそれぞれ移動せしめる、ボールネジ機構及び駆動モー
タなどからなる駆動手段(図示せず)とを備えている。
【0003】前記移動体10は、前記ベッド2の上面に
形成された前後方向(矢示Y−Y’方向)の案内面に係
合し、これに沿って移動可能となったサドル11と、こ
のサドル11の上面に形成された左右方向(矢示X−
X’方向)の案内面に係合し、これに沿って移動可能と
なったテーブル12とからなり、サドル11の前後に
は、ベッド2上面の案内面を覆うY軸テレスコカバー1
3,13が配設され、テーブル12の左右には、サドル
11上面の案内面を覆うX軸テレスコカバー14,14
が配設されている。
【0004】前記X軸テレスコカバー14,14及びY
軸テレスコカバー13,13は、断面がコの字状に成形
された複数の薄板を入れ子式に組み合わせて構成される
ものであり、サドル11及びテーブル12の移動に合わ
せてそれぞれ伸縮できるようになっている。
【0005】尚、前記コラム3の矢示X方向の側面に
は、ATC(自動工具交換装置装置)22がこれに隣接
して設けられている。
【0006】以上の構成を備えたマシニングセンタ50
によれば、テーブル12上にワークを載置,固定した
後、主軸頭4に装着した工具を適宜交換しながら、主軸
頭4,サドル11及びテーブル12をそれぞれ上下,前
後,左右に適宜移動させることにより、ワークに対して
各種の加工を行うことができる。
【0007】ところで、このマシニングセンタ50を用
いた作業にあたり、例えば、段取作業として、前記主軸
頭4に対し工具を手動で着脱したり、主軸頭4にダイヤ
ルゲージなどのインジケータを装着してワークの芯出し
を行うことがある。
【0008】このような作業を行う場合、主軸端を含め
たその近傍に作業者の手先が届く必要があることから、
従来作業者は、その作業を行い易い位置まで前記主軸頭
4を下方に移動させるとともに、奥行き方向(矢示Y’
方向)における主軸頭4の位置が作業位置から遠い場合
には、Y軸テレスコカバー13の上に乗り上がったり、
或いはテーブル12上にまで乗り上がったりして、上述
した作業を行っていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、作業者がY
軸テレスコカバー13の上に乗り上がって作業を行う
と、強度上の問題から当該Y軸テレスコカバー13を構
成する薄板が変形し易く、このために、従来、サドル1
1の移動に際してY軸テレスコカバー13がスムーズに
伸縮できないという問題を生じていた。
【0010】また、テーブル12上に乗り上がって上述
した作業を行うと、靴の裏とテーブル12との間に切
粉,砂などの硬質物が挟まれてテーブル12上面が傷付
けられることがあり、これが原因となってワークの加工
精度が悪化するという問題を生じていた。
【0011】上述したマシニングセンタ50は比較的小
型の工作機械であるが、従来、大型の工作機械において
は、ベッド2上に形成された矢示Y−Y’方向の2本の
案内面を個別にテレスコカバーで覆い、このテレスコカ
バー間に足場を設けたものもある。しかしながら、大型
機械の場合、通常、主軸頭4がテーブル12の前面から
かなり奥まった位置にあり、上述した作業を行うには、
作業者はやはりテーブル12上に乗り上がってこれを行
う必要がある。したがって、このような大型機械におい
ても上述したマシニングセンタ50におけると同様の問
題が存在していた。
【0012】本発明は以上のような問題を解決すべくな
されたものであって、機械各部を損傷することなく、手
動で主軸頭に対し工具を着脱等することができる工作機
械の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記課題を
解決するための本発明は、ベッドと、該ベッド上に配設
され、水平方向に移動可能となった移動体と、前記ベッ
ド上に設けられたコラムと、該コラムに移動可能に支持
された主軸頭と、前記移動体及び主軸頭をそれぞれ移動
せしめる駆動手段とを備えた工作機械において、前記移
動体の作業側の側面に足掛部を設けたことを特徴とする
ものである。
【0014】この発明によれば、主軸頭に対し工具を手
動で着脱したり、主軸頭にダイヤルゲージなどを装着し
てワークの芯出しを行う際に、作業者は必要に応じて移
動体の作業側の側面に設けられた足掛部に足を掛け、こ
れに乗り上がった状態で当該作業を行うことができる。
したがって、上述した従来のように、当該作業を行うた
めに、作業者がテレスコカバーやテーブルの上に乗り上
がる必要はなく、これに伴ってテレスコカバーやテーブ
ル上面が損傷したりするといった問題を生じることはな
い。
【0015】また、この発明によれば、足掛部を移動体
の作業側の側面に設けているので、移動体を移動させる
ことにより、これに伴って足掛部の位置を移動させるこ
とができる。したがって、作業者は自身が最も作業しや
すい位置に足掛部を移動させて上述した作業を行うこと
ができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施形態
について添付図面に基づき説明する。尚、図1は本実施
形態に係る立形のマシニングセンタの一部を示した斜視
図である。同図に示すように、このマシニングセンタ1
は、そのテーブル30及びY軸テレスコカバー35の構
成が従来のマシニングセンタ50におけるテーブル12
及びY軸テレスコカバー13のそれと異なり、その他の
構成は従来のマシニングセンタ50における構成と同じ
である。したがって、従来のマシニングセンタ50にお
ける構成と同じ構成部分については同一の符号を付し
て、その詳しい説明を省略する。
【0017】前記テーブル30は、テーブル本体31
と、テーブル本体31の前側の側面に設けられた足掛部
32と、テーブル本体31の前側の側面を覆うカバー3
3とを備えている。尚、カバー33内には駆動用の配線
などが収容されている。
【0018】図示するように、前記カバー33はその上
面及び前面の一部が切り欠かれており、この切欠部33
aに前記足掛部32が設けられている。前記足掛部32
は、例えばL形鋼からなり、その垂直部32aがテーブ
ル本体31の前側側面に固設され、特に図示はしない
が、その水平部32bの下面がリブなどにより補強され
ている。また、L形鋼の左右には側板33bが固設され
ており、このL形鋼及び側板33bによりカバー33の
切欠部33aが形成されている。
【0019】前記Y軸テレスコカバー35は、その中心
軸から左右両側に向けて下方に傾斜した山形状に設けら
れるもので、その上面に落下した切粉を傾斜に沿って滑
落させることができるようになっている。尚、前記足掛
部32は、このY軸テレスコカバー35と干渉しない位
置に設けられている。
【0020】以上の構成を備えた本例のマシニングセン
タ1によれば、主軸頭4に対し工具を手動で着脱した
り、主軸頭4にダイヤルゲージなどを装着してワークの
芯出しを行う際に、作業者は必要に応じてテーブル本体
31の前側の側面に設けられた足掛部32に足を掛け、
これに乗り上がった状態で当該作業を行うことができ
る。したがって、従来のように、当該作業を行うため
に、作業者がテレスコカバー35やテーブル本体31の
上に乗り上がる必要はなく、これに伴ってテレスコカバ
ー35やテーブル本体31の上面が損傷したりするとい
った問題を生じることはない。
【0021】また、足掛部32をテーブル本体31の前
側の側面に設けており、テーブル本体31を移動させる
ことにより、これに伴って足掛部32の位置を移動させ
ることができるので、作業者は自身が最も作業しやすい
位置に足掛部32を移動させて上述した作業を行うこと
ができる。
【0022】尚、床面から足掛部32までの高さが高い
場合には、同図に示すように足掛部32の近傍の床面に
踏台Sを設置し、この踏台Sを介して足掛部32に乗り
上がる、或いは足掛部32及び踏台Sの双方にそれぞれ
足を掛けて作業を行うようにするとよい。
【0023】以上、本発明の一実施形態について詳述し
たが、本発明の具体的な態様がこれに限られるものでな
いことは言うまでもない。例えば、本実施形態において
は、テーブル本体31の前側側面にのみ足掛部32を形
成しているが、図2に示すように、更に、ベッド2の前
面カバーに、同部を部分的に切欠いて形成した足掛部4
0を設けたものとしてもよい。このようにすれば、上述
した踏台Sが不要となる。
【0024】また、図3に示したように、足掛部32を
形成するL形鋼の上端部(垂直部32aの上端部)にヒ
ンジを介して蓋体41を取り付け、この蓋体41により
足掛部32の上部を開閉するようにするとともに、この
蓋体41を閉じたときに当該蓋体41を略水平な状態に
係止する係止部33cを前記側板33bに設けたものと
してもよい。このようにすれば、加工中においては、同
図において2点鎖線で示す如く蓋体41を閉じることに
より、足掛部32に切粉及び切削油が侵入して堆積する
のを防止することができる一方、上述した作業を行う際
には、同図において実線で示す如く蓋体41を開けるこ
とにより、当該足掛部32に足を掛けることができる。
したがって、作業者が足掛部32に足を掛けてこれに乗
り上がる際に、足掛部32に堆積した切粉や切削油によ
って足が滑るといった不都合を防止することができる。
【0025】また、図4に示すように、前記カバー33
の前面に切欠部33dを設け、この切欠部33dに足掛
部32を設けるとともに、切欠部33dの開口部を開閉
する蓋体42を設けて構成したものとしてもよい。尚、
蓋体42は、ヒンジを介してその上端部が前記開口部の
上端に取り付けられている。このようにすれば、作業者
が自身の足先を前記切欠部33d内に侵入させると、前
記蓋体42が作業者の足先に押され同図において2点鎖
線で示す如く奥側に揺動して、作業者が足掛部32に足
を掛けることができるようになる一方、作業者が切欠部
33d内から足先を抜くと、蓋体42は自重により揺動
して同図において実線で示す如く切欠部33dの開口部
を閉塞する。このように、蓋体42により切欠部33d
の開口部を閉塞するようにしているので、切欠部33d
内に切粉及び切削油が侵入して足掛部32上に堆積する
のを防止することができ、作業者が足掛部32に足を掛
ける際に、足掛部32に堆積した切粉や切削油によって
足が滑るといった不都合を防止することができる。
【0026】また、上述の例では、1つの足掛部32を
テーブル本体31に設けたものとしたが、これに限られ
るものではなく、複数個の足掛部32を設けても良く、
その高さ位置もそれぞれで異なったものとしてもよい。
このようにすれば更に作業性がよくなる。
【0027】また、上述の例では立形のマシニングセン
タに本発明を具現化したものを例示したが、本発明を具
現化し得る対象の工作機械がこれに限られるものでない
ことは言うまでもない。更に、上例では、足掛部32を
テーブル本体31に設けたが、例えば、工作機械の種類
によってはサドル11にこれを設けることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる工作機械の一部を
示す斜視図である。
【図2】本発明の他の実施形態にかかる工作機械の一部
を示す斜視図である。
【図3】本発明の他の実施形態にかかる工作機械の一部
を示す断面図である。
【図4】本発明の他の実施形態にかかる工作機械の一部
を示す斜視図である。
【図5】従来の工作機械の全体構成を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 (立形)マシニングセンタ 2 ベッド 3 コラム 4 主軸頭 10 移動体 11 サドル 12 テーブル 13 Y軸テレスコカバー 14 X軸テレスコカバー 22 ATC装置 30 テーブル 31 テーブル本体 32 足掛部 32a 垂直部 32b 水平部 33 カバー 33a 切欠部 33b 側板 33c 切欠部 35 Y軸テレスコカバー 41,42 蓋体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッドと、該ベッド上に配設され、水平
    方向に移動可能となった移動体と、前記ベッド上に設け
    られたコラムと、該コラムに移動可能に支持された主軸
    頭と、前記移動体及び主軸頭をそれぞれ移動せしめる駆
    動手段とを備えた工作機械において、 前記移動体の作業側の側面に足掛部を設けたことを特徴
    とする工作機械。
JP10225543A 1998-08-10 1998-08-10 工作機械 Withdrawn JP2000052182A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10225543A JP2000052182A (ja) 1998-08-10 1998-08-10 工作機械

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10225543A JP2000052182A (ja) 1998-08-10 1998-08-10 工作機械

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000052182A true JP2000052182A (ja) 2000-02-22

Family

ID=16830951

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10225543A Withdrawn JP2000052182A (ja) 1998-08-10 1998-08-10 工作機械

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20200234253A1 (en) * 2019-01-22 2020-07-23 Fanuc Corporation Preventive maintenance system of machine tool

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20200234253A1 (en) * 2019-01-22 2020-07-23 Fanuc Corporation Preventive maintenance system of machine tool
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Effective date: 20051101