JP2000049611A - 積分型a/d変換校正方法及び積分型a/d変換器 - Google Patents

積分型a/d変換校正方法及び積分型a/d変換器

Info

Publication number
JP2000049611A
JP2000049611A JP10219206A JP21920698A JP2000049611A JP 2000049611 A JP2000049611 A JP 2000049611A JP 10219206 A JP10219206 A JP 10219206A JP 21920698 A JP21920698 A JP 21920698A JP 2000049611 A JP2000049611 A JP 2000049611A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
integration
conversion
constant
voltage
period
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10219206A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3825565B2 (ja
JP2000049611A5 (ja
Inventor
Tetsuo Iri
哲郎 伊理
Satoyuki Kono
智行 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
New Japan Radio Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by New Japan Radio Co Ltd filed Critical New Japan Radio Co Ltd
Priority to JP21920698A priority Critical patent/JP3825565B2/ja
Publication of JP2000049611A publication Critical patent/JP2000049611A/ja
Publication of JP2000049611A5 publication Critical patent/JP2000049611A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3825565B2 publication Critical patent/JP3825565B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 積分定数のバラツキを校正する。 【解決手段】 C1・R1の積分定数を使用して基準電
圧Vrを期間Taだけ積分して積分電圧を得、次にC1
(R1+R2)の積分定数と基準電圧Vrを使用して元
の電圧になるまでの期間Tbだけ逆方向に積分し、期間
Tbの設計値と実際値の比率を求め、該比率に基づい
て、C1(R1+R2)の積分定数により行う積分期間
を校正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積分定数のバラツ
キを校正できるようにした積分型A/D変換校正方法及
び積分型A/D変換器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】積分型A/D変換器は、最初に被変換電
圧を入力し予め決めた一定期間だけ積分して積分電圧を
得、次に基準電圧を入力して同一時定数でその積分電圧
が元の積分前の電圧になるまで逆方向に積分(逆積分)
し、その逆積分の積分時間のカウント数に基づいてA/
D変換を行うものであり、その内で特に変換時間が短く
精度の高いA/D変換器として、図4に示すものがあ
る。
【0003】図4において、1は被変換電圧Vin(>
0)が入力する入力端子、2は基準電圧Vr(>0)が
入力する入力端子、3はオペアンプにより構成した電圧
ホロワとしてのバッファ、4は積分器、5は積分器4の
積分電圧Vcを基準値Vaと比較する比較器、6はアナ
ログスイッチS1〜S11のオン/オフの切り替えその
他を行う制御回路、7は制御回路6から出力するクロッ
クをカウントするカウンタ、8はカウンタ7のカウント
値からA/D変換値(ディジタル値)を演算する演算部
である。積分器4は積分定数を決める2個の抵抗R1,
R2、コンデンサC1、及びオペアンプ41を有する。
【0004】このA/D変換器では、図5に示すように
スイッチS1〜S11をオン/オフ制御することにより
その変換が行われる。まずスイッチS3、S6〜S8、
S10をオンし、他のスイッチをオフにする。これによ
り、回路が図6の(a)に示すように切り替えられ、コン
デンサC1の電圧VcがVc=Vaになり、初期化され
る。
【0005】次に、スイッチS1、S4、S7、S10
をオンし、他のスイッチをオフにする。これにより、回
路は図6の(b)に示すように切り替えられ、被測定電圧
VinがコンデンサC1に予め決めた一定時間T1だけ積
分される(取込積分)。このとき、コンデンサC1の電
圧Vcは、被測定電圧Vinと積分定数C1・Rにより決
まる傾斜で低下してゆく。だだし、R=R1+R2であ
る。
【0006】次に、スイッチS2、S5、S6、S10
をオンし、他のスイッチをオフにする。これにより、回
路は図6の(c)に示すように切り替えられる。そして、
基準電圧Vrにより積分電圧Vcが初期化時の電圧(V
c=Va)になるまで逆積分を行う(測定積分)。この
時間はT2である。
【0007】以上において、被測定電圧Vinは、時間T
2の期間中に発生するクロックをカウンタ7によりカウ
ントすれば、そのカウント値をディジタル値N1で表す
ことができるので、原理的にはこれによりA/D変換が
可能である。
【0008】しかし、カウントすべきクロックは1周期
あたり有限の時間をもつので、前記ディジタル値N1
は、時間T2の開始から比較器5の出力電圧Voが反転
した直後までのクロック数を表し、出力電圧Voの反転
からそのクロックがカウンタ7を次にトリガするエッジ
までの間の時間がA/D変換の誤差となる。
【0009】すなわち、時間T2の開始時点をクロック
のカウンタトリガエッジに意図的に合わせることはでき
るが、終了時点はこれが不可能で、標本化誤差Eが生じ
ることになる。
【0010】そこで、この誤差E(最大1クロック未満
の誤差)を少なくするために、次に抵抗を(R1+R2
=R)からR1(=R/n)に切り替えて、その誤差E
を積分する。ただし、1/n=R1/(R1+R2)で
ある。
【0011】すなわち、スイッチS2、S5、S6、S
9、S11をオンし、他のスイッチをオフして、回路を
図6の(d)に示すように切り替え、基準電圧Vrにより
一定時間T3だけ続けて積分を行う(取込積分)。この
ときは、積分定数がC1・R/nとなり、急峻な傾斜で
基準電圧Vrよる積分が行われる。このときの時間T3
中での積分電圧の変化幅は、前記した誤差Eに相当する
電圧をVeとすると、n倍した内容n・Veを表すもの
となる。
【0012】次に、スイッチS2、S4、S7、S10
をオンし、他のスイッチをオフにすることにより、回路
を図6の(e)に示すように切り替え、コンデンサC1に
積分された前記電圧を逆積分する(測定積分)。この逆
積分の積分開始からコンデンサC1の電圧Vcが低下し
て比較器5の出力Voが反転する(Vc=Vo)までの
時間をT4とし、その間のカウンタ7のカウント値をN
2とすると、N2=n・Veである。
【0013】従って、入力電圧Vinのディジタル値N
は、 N=n・N1−N2 ・・・(1) で表され、前記した標本化誤差Eが補正されて少なくな
る。なお、カウント値N2も前記したカウント値N1を
得たときと同様な標本化誤差が含まれるが、この誤差は
既に1/nになっているので、必要があれば同様な処理
を繰り返せばよい(以上についての詳細は、特願平8−
034406号、特願平9−334809号参照)。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した積
分型A/D回路は、2個の抵抗R1、R2の値にバラツ
キがあると、式(1)のnにバラツキが現れ、A/D変換
したディジタル値に大きな影響を及ぼすことになる。こ
れらの抵抗の値は、それを外付けとしたときはその値を
調整することができるが、温度や湿度等の使用条件、経
時変化等によってその値が事後的に変動することは避け
られず、またこれらの抵抗を1チップのIC内に組み込
んだときはその調整が全く不可能であり、いずれの場合
も、A/D変換に誤差を生じさせる大きな要因となって
いた。
【0015】本発明は以上のような点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、2個の積分定数の比率を調
べ、この結果によってA/D変換時の積分時間を調整す
るようにして、積分定数のバラツキを校正できるように
した積分型A/D校正方法及び積分型A/D回路を提供
することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1の発明は、第2の積分定数のみを使用して、又は
第1及び第2の積分定数を使用して被測定電圧をA/D
変換し、この後に前記第1及び第2の積分定数を使用し
て前記A/D変換の標本化誤差を縮小させるためのA/
D変換を行う積分型A/D変換方法において、前記第1
の積分定数を使用し予め決めた第1の期間だけ基準電圧
を入力して積分電圧を得、次に前記第2の積分定数及び
前記基準電圧を使用して前記積分電圧が元の電圧になる
までの第2の期間だけ逆方向に積分し、前記第2の期間
の設計値と実際値の比率を求め、該比率に基づいて、前
記第1及び第2の積分定数により行うA/D変換におけ
る前記第2の積分定数による積分期間を校正するように
構成した。
【0017】第2の発明は、第1の発明において、前記
第2の期間をクロックのカウント数により求め、該カウ
ント数の設計値と実際値の比率に基づいて、以後の前記
第2の積分定数により行う積分期間を求めるクロックの
周期を調整するように構成した。
【0018】第3の発明は、第2の発明において、前記
クロックを発生させる発振器の出力側に分周器を設け、
該分周器の出力クロックのカウント数により前記第1及
び第2の期間を求め、それ以後の前記第2の積分定数に
より行う積分期間のカウントを行うとき、前記分周器の
分周比として前記第2の期間のカウント値を使用するよ
うに構成した。
【0019】第4の発明は、第2の積分定数のみを使用
して、又は第1及び第2の積分定数を使用して被測定電
圧をA/D変換し、この後に前記第1及び第2の積分定
数を使用して前記A/D変換の標本化誤差を縮小させる
ためのA/D変換を行う積分型A/D変換器において、
積分期間をカウントするためのクロックの周期を設定す
る分周器を具備し、前記第1の積分定数を使用するとき
の前記分周器の分周比を固定値とし、前記第1及び第2
の積分定数により行うA/D変換における前記第2の積
分定数を使用するときの前記分周器の分周比を、前記第
1の積分定数と前記第2の積分定数の比率の設計値と実
際値との比率に応じて変化させるように構成した。
【0020】第5の発明は、第4の発明において、前記
第2の積分定数を使用するときの前記分周器の分周比
を、前記第1の積分定数により基準電圧を積分して得た
積分電圧を前記第2の積分定数と前記基準電圧を使用し
て元の電圧になるまで逆方向に積分するまでの期間の前
記固定の分周比でのクロック数により設定するように構
成した。
【0021】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]図1の(a)
は本発明の第1の実施の形態で使用するA/D変換器の
回路図である。なお、これは図4に示したものと同じで
あるが、制御回路6、カウンタ7、演算部8等は省略し
ている。図1の(b)はその制御動作説明図である。
【0022】本実施の形態では、図1の(b)及び図2の
(a)に示すように、抵抗をR1のみとして初期化した
後、同様に抵抗をR1のみとして基準電圧Vrを予め決
めた一定時間Taだけ積分(第1積分)し、次に抵抗を
「R1+R2」に切り替えて、積分電圧VcがVaに戻
るまで同じ基準電圧Vrで逆積分(第2積分)する。こ
の時間をTbとする。この結果、 R1/(R1+R2)=Ta/Tb ・・・(2) の関係が得られる。もし、製造上のバラツキで、R1と
R2の比が本来の値と異なっていた場合は、時間Taは
一定であるので、その誤差はTbに現れる。
【0023】そして、時間TaとTbをカウンタでカウ
ントすると、時間Taに対応するカウント値Na、時間
Tbに対応するカウント値Nbが得られるので、 R1/(R1+R2)=Na/Nb ・・・(3) の関係が得られる。なお、NaとNbにはディジタル変
換時に前記した標本化誤差が生じるがここでは無視す
る。
【0024】一方、時間Tbはその本来の値(誤差の無
い値)を時間Taに対応するものとして設計時等に予め
設定しておくことができ、そのカウント値をNb’と
し、そのときの計数クロックの周期をTclkすると、 Tb=Nb・Tclk =Nb’・{(Nb/Nb’)Tclk} =Nb’・Tclk’ ・・・(4) ただし、Tclk’=(Nb/Nb’)Tclkとなる。つま
り、時間Tbはクロック周期がTclk’のクロックによ
り、理想のカウント値Nb’だけカウントした時間に等
しい。
【0025】以上から、抵抗R1のみを使用して積分
(第1積分)する積分期間のクロックの周期をTclkと
し、抵抗「R1+R2」を使用して逆積分(第2積分)
する積分期間のクロックの周期をTclk’とすると、後
者でのクロックのカウント値は理想の値であるNb’と
なる。
【0026】従って、抵抗R1、R2の比にバラツキが
あっても、抵抗R1のみを使用する積分の期間を周期T
clkのクロックでカウントし、抵抗「R1+R2」を使
用する積分の期間を周期Tclk’のクロックでカウント
すると、その誤差がキャンセルされる。
【0027】よって、この後に行われる抵抗R1を使用
した積分と抵抗「R1+R2」を使用した逆積分を行う
A/D変換、つまり標本化誤差を補正するためのA/D
変換では、抵抗「R1+R2」を使用する積分の期間に
ついては周期Tclk’のクロックでカウントする。
【0028】なお、上記第1積分、第2積分の直後に行
われる被測定電圧VinのA/D変換(図1の(b)のT
1,T2)では、積分も逆積分も抵抗「R1+R2」を
使用しているので、抵抗R1とR2の比のバラツキによ
る影響は現れないため、必ずしも周期Tclk’のクロッ
クを使用する必要はないが、あえて使用することもでき
る。
【0029】しかし、被測定電圧VinのA/D変換にお
いて、抵抗R1を使用した積分と抵抗「R1+R2」を
使用した逆積分を行う(この手法では、逆積分期間が長
くなるので分解能を上げることができる。)ときは、抵
抗「R1+R2」を使用する積分の期間については周期
Tclk’のクロックでカウントする。
【0030】[第2の実施の形態]上記のように、抵抗
「R1+R2」を使用する積分のときは、使用するクロ
ックの周期をTclkからTclk'に切り替えてカウンタ7
を動作させれば良いことがわかった。そこで、この第2
の実施の形態では、積分定数の比率の理想値の一例とし
て、R1/(R1+R2)=1/10とし、カウントす
べきクロックの周期を抵抗R1による積分のカウント時
と、抵抗「R1+R2」による積分のカウント時とで、
分周器の分周比を調整して異ならせる。
【0031】図3はこの第2の実施の形態の構成を示す
図であり、9は固定周波数のクロックの発振器、10は
この周波数を分周する分周器である。他は、図4に示し
たものと同じである。
【0032】まず、抵抗R1を使用する第1積分時に、
クロック周期をTclkとしてクロック数Na=10だけ
積分し、次に抵抗を「R1+R2」に切り替えて、積分
電圧Vcが第1積分の開始電圧に戻るまで第2積分を行
い、その間のクロック数Nbを得る。このときのクロッ
ク数Nbが、Nb=100であるならば、抵抗R1,R
2の比はバラツキがないことになるが、Nb≠100の
ときはバラツキがあることになる。
【0033】そこで、分周器10の分周比を、その理想
値の「100」を中心値として、±50%のマージンを
考慮して、「50〜150」の範囲で設定できるように
しておく。
【0034】上記のように、抵抗R1,R2の比にバラ
ツキのないときは、Nb=100であるので、分周器1
0の分周比として「100」を設定する。また、例え
ば、Nb=94のときは、理想値「100」よりも少な
く「R1+R2」の値が理想の値よりも小さいことを示
すので、クロックの周期を小さく、つまり分周比を「9
4」に設定すればよい。この分周比を使用した分周器1
0の出力クロックにより前記第2積分を行えば、今度は
カウント数Nb=100となる。一方、Nb=121の
ときは、理想値「100」よりも多く「R1+R2」の
値が理想の値よりも大きいことを示すので、クロックの
周期を大きく、つまり分周比を「121」に設定すれば
よい。
【0035】このように、分周器10の分周比の設定
に、第2積分の積分期間Tbのカウント値Nbをそのま
ま使用することにより、抵抗R1、R2のバラツキを即
座にキャンセルすることができることになる。
【0036】すなわち、本来のA/D変換に先だって第
1積分、第2積分を行って、その第2積分によりカウン
ト値Nbを得ておけば、以後の抵抗R1を使用する積分
時は分周比を「100」とし、抵抗「R1+R」を使用
する積分時(異なった積分定数を使用する被測定電圧の
A/D変換時や標本化誤差補正の為のA/D変換時)は
分周比をカウント値Nbとすることにより、抵抗R1、
R2のバラツキの影響を受けることなく、A/D変換を
行うことができる。
【0037】
【発明の効果】以上から本発明によれば、積分定数に、
製造時のバラツキばかりか、温度変化や経時変化等によ
り事後的にバラツキが生じた場合であっても、そのバラ
ツキの影響をキャンセルすることができ、量産時の細か
い調整が不要となり、またIC化をより促進することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は第1の実施の形態で使用した積分型A
/D変換器の要部の回路図、(b)はスイッチ切り替えの
説明図である。
【図2】 (a)〜(c)は図1の(b)に示すスイッチ切替え
により切り替えられた積分型A/D変換器の要部の回路
である。
【図3】 第2の実施の形態の説明図である。
【図4】 従来の積分型A/D変換器の回路図である。
【図5】 図4のA/D変換器の動作説明図である。
【図6】 図4に示すスイッチ切替えにより切り替えら
れた積分型A/D変換器の要部の回路である。
【符号の説明】
1,2:入力端子、3:バッファ、4:積分器、41:
オペアンプ、5:比較器、6:制御回路、7:カウン
タ、8:演算部、9:発振器、10:分周器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J022 AA07 AC04 BA01 BA03 BA06 CB01 CB07 CE05 CF01 CF02 CF07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第2の積分定数のみを使用して、又は第1
    及び第2の積分定数を使用して被測定電圧をA/D変換
    し、この後に前記第1及び第2の積分定数を使用して前
    記A/D変換の標本化誤差を縮小させるためのA/D変
    換を行う積分型A/D変換方法において、 前記第1の積分定数を使用し予め決めた第1の期間だけ
    基準電圧を入力して積分電圧を得、次に前記第2の積分
    定数及び前記基準電圧を使用して前記積分電圧が元の電
    圧になるまでの第2の期間だけ逆方向に積分し、 前記第2の期間の設計値と実際値の比率を求め、該比率
    に基づいて、前記第1及び第2の積分定数により行うA
    /D変換における前記第2の積分定数による積分期間を
    校正するようにしたことを特徴とする積分型A/D変換
    校正方法。
  2. 【請求項2】前記第2の期間をクロックのカウント数に
    より求め、該カウント数の設計値と実際値の比率に基づ
    いて、以後の前記第2の積分定数により行う積分期間を
    求めるクロックの周期を調整することを特徴とする請求
    項1に記載の校正方法。
  3. 【請求項3】前記クロックを発生させる発振器の出力側
    に分周器を設け、該分周器の出力クロックのカウント数
    により前記第1及び第2の期間を求め、それ以後の前記
    第2の積分定数により行う積分期間のカウントを行うと
    き、前記分周器の分周比として前記第2の期間のカウン
    ト値を使用することを特徴とする請求項2に記載の校正
    方法。
  4. 【請求項4】第2の積分定数のみを使用して、又は第1
    及び第2の積分定数を使用して被測定電圧をA/D変換
    し、この後に前記第1及び第2の積分定数を使用して前
    記A/D変換の標本化誤差を縮小させるためのA/D変
    換を行う積分型A/D変換器において、 積分期間をカウントするためのクロックの周期を設定す
    る分周器を具備し、前記第1の積分定数を使用するとき
    の前記分周器の分周比を固定値とし、前記第1及び第2
    の積分定数により行うA/D変換における前記第2の積
    分定数を使用するときの前記分周器の分周比を、前記第
    1の積分定数と前記第2の積分定数の比率の設計値と実
    際値との比率に応じて変化させることを特徴とする積分
    型A/D変換器。
  5. 【請求項5】前記第2の積分定数を使用するときの前記
    分周器の分周比を、 前記第1の積分定数により基準電圧を積分して得た積分
    電圧を前記第2の積分定数と前記基準電圧を使用して元
    の電圧になるまで逆方向に積分するまでの期間の前記固
    定の分周比でのクロック数により設定することを特徴と
    する請求項4に記載の積分型A/D変換器。
JP21920698A 1998-08-03 1998-08-03 積分型a/d変換校正方法及び積分型a/d変換器 Expired - Fee Related JP3825565B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21920698A JP3825565B2 (ja) 1998-08-03 1998-08-03 積分型a/d変換校正方法及び積分型a/d変換器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21920698A JP3825565B2 (ja) 1998-08-03 1998-08-03 積分型a/d変換校正方法及び積分型a/d変換器

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2000049611A true JP2000049611A (ja) 2000-02-18
JP2000049611A5 JP2000049611A5 (ja) 2005-05-19
JP3825565B2 JP3825565B2 (ja) 2006-09-27

Family

ID=16731878

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21920698A Expired - Fee Related JP3825565B2 (ja) 1998-08-03 1998-08-03 積分型a/d変換校正方法及び積分型a/d変換器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3825565B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3825565B2 (ja) 2006-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6628163B2 (en) Circuit for tuning an active filter
US6614313B2 (en) Precision oscillator circuits and methods with switched capacitor frequency control and frequency-setting resistor
US20050168294A1 (en) Highly stable integrated time reference
JP2000341119A (ja) クロック発振回路
GB2104690A (en) Electronic timepiece having a quartz crystal oscillator circuit
US7982549B1 (en) Dual self-calibrating low-power oscillator system and operation
US4396890A (en) Variable gain amplifier
US20040041599A1 (en) Non-linear reference waveform generators for data conversion and other applications
US8643391B2 (en) RC calibration using chopping
JP2000049611A (ja) 積分型a/d変換校正方法及び積分型a/d変換器
US10797715B2 (en) Filtering method and filter
JP4422284B2 (ja) A/d変換器及び半導体圧力センサ装置
EP1786101A2 (en) On-chip R-C time constant calibration
US20240204761A1 (en) Discrete time analog circuit
CN114123974A (zh) 一种高精度rc振荡电路
JP2974129B2 (ja) 信号スペクトラム計測装置
JP2018147129A (ja) 基準電流源回路
JPH0722950A (ja) Ad変換回路
JPH0754911B2 (ja) A/d変換器
RU2017087C1 (ru) Датчик температуры с частотным выходом
JPH059969B2 (ja)
JP5426992B2 (ja) A/d変換器
JP3216303B2 (ja) 血圧計の圧力測定装置
JPH02294113A (ja) パルス発生回路
JPH11298317A (ja) 計数装置、静電容量型センサ及び周波数差測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040707

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040707

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060525

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060606

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060630

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120707

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees