JP2000049378A - 発光素子用窒化物半導体及びその製造方法 - Google Patents

発光素子用窒化物半導体及びその製造方法

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JP2000049378A
JP2000049378A JP21713298A JP21713298A JP2000049378A JP 2000049378 A JP2000049378 A JP 2000049378A JP 21713298 A JP21713298 A JP 21713298A JP 21713298 A JP21713298 A JP 21713298A JP 2000049378 A JP2000049378 A JP 2000049378A
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Kyokukyo Chin
旭強 沈
Katsunobu Aoyanagi
克信 青柳
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短波長領域に高強度の発光スペクトルを有す
る窒化物半導体及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 高温でInフラックスを供給しながらG
a原子に対してIn原子が0.1〜0.45%取り込ま
れる条件でGaN薄膜を成長させることで、GaNにG
a原子に対してIn原子を0.1〜0.45%含有させ
た窒化物半導体を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、窒化物半導体及び
その製造方法に関し、特に発光素子として利用したとき
に短波長領域に強い発光強度を得ることのできる窒化物
半導体及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】広いバンドギャップを有するIII−V族
化合物半導体、特にGaN及び関連するIII−V窒化物
半導体材料は、光デバイスに対する潜在的な用途、特に
青色及び紫外線領域での発光ダイオード(LED)及び
レーザダイオード(LD)に対する潜在的な用途のため
に大きな注目を集めてきた(J. Vac. Sci. Technol. B1
0, 1237(1992); Appl. Phys. Lett. 70, 1417(1997)等
参照)。
【0003】現在までのところ、InGaN合金はLE
D及びLDへのデバイス応用の点で最も成功した材料で
あり、MOCVD及びモレキュラービーム・エピタキシ
ー(molecular beam epitaxy:MBE)によるInGa
N薄膜の成長について多くの論文が発表されている(例
えば、Microelectronics Journal 25, 651(1994); App
l. Phys. Lett. 70, 1089(1997); Appl. Phys. Lett. 6
8, 57(1996); J. Appl.Phys. 81, 7966(1997); Appl. P
hys. Lett. 72, 1078(1998))。InGaN合金を得る
には、Inを取り込むために、成長温度をGaN薄膜成
長の場合に比較して下げなければならない。Appl. Phy
s. Lett. 70, 2822(1997)及びPhys. Rev.B55, R1938(19
77)には、InGaN薄膜からのルミネッセンスは、三
元合金中のあるポテンシャル極小に局在するエキシトン
の放射再結合に起因するものであることが報告されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、InGaNよ
りも短波長側に発光スペクトルを有する、紫外線LED
あるいは紫外線LDへの応用に好適なGaNは未だ広く
用いられてはいない。その主な理由は、GaNはInG
aN材料に比較してルミネッセンス効率が低いためであ
ると考えられる。非放射再結合過程によるキャリアの消
滅が、GaNのルミネッセンス特性に重要な役割を演じ
ている可能性がある。J. Cryst. Growth 115, 648(199
1)及びJ. Appl. Phys. 72, 651(1992)には、GaNのエ
ピタキシャル層中の欠陥及び酸素含有量がGaNの光学
的特性に大きな影響を及ぼしていると報告されている。
従って、非発光センターなどのルミネッセンスキラーを
減少させることが、GaNのルミネッセンス効率を高め
る上で重要である。
【0005】Mat. Res. Soc. Symp. Proc. 482, 637(19
98)及びAppl. Phys. Lett. 71, 921(1997)は、バンド端
放射のルミネッセンス強度はGaN薄膜中にSiをドー
ピングすることによって増大すること、及びそのSi濃
度を高めるとルミネッセンスのピークがブロードになる
ことを報告している。このようなルミネッセンス強度増
大のメカニズムは十分には分かっていない。J. Appl. P
hys. 81, 7966(1997)中のデータから、GaN薄膜中の
非放射欠陥の濃度はドーピング濃度とともに大きくは増
大しないことが示唆される。Siをドーピングする方法
以外に、GaNを紫外線LDに応用する際に必要となる
室温でのGaNの高強度フォトルミネッセンス(photol
uminescence:PL)を実現する方法は試みられていな
い。本発明は、このような窒化物半導体開発の現状に鑑
みてなされたもので、短波長領域に高強度の発光スペク
トルを有する窒化物半導体及びその製造方法を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】我々は、ガスソース・モ
レキュラービーム・エピタキシー(gas-source molecul
ar beam epitaxy:GSMBE)によってAl23(0
001)基板上に成長したGaN薄膜の光学的特性を調
べた。その結果、GaN薄膜の成長中に微量のIn原子
(GaN中でGa原子に対して0.45%以下)を導入
することによってGaN薄膜のPL強度が大幅に増大す
ることがわかった。Inフラックスや成長温度などの成
長条件を最適化することによって、Inを含まない試料
に比較して室温で約35倍強いPL強度が得られた。こ
れは、In原子によってGaN中の非発光センターが補
償された結果、PL強度が増大したものと考えられる。
【0007】本発明はこのような検討に基づいてなされ
たもので、本発明による窒化物半導体は、GaNに、G
a原子に対する割合で0.1〜0.45%、より好まし
くは0.1〜0.2%のIn原子を含有させたことを特
徴とする。また、本発明による窒化物半導体の製造方法
は、基板上にバッファー層としてGaNアモルファス層
を形成するステップと、高温でInフラックスを供給し
ながらGa原子に対してIn原子が0.1〜0.45%
の割合で取り込まれる条件でGaN薄膜を成長させるス
テップとを含むことを特徴とする。バッファー層である
GaNアモルファス層は、通常のGaN薄膜の成長温度
より低い温度で成長させることにより得られる。また、
前記高温とは、InGaN薄膜の成長温度に比較して成
長温度が高いということを意味する。本発明によると、
発光効率を向上させたGaN薄膜を製造することがで
き、このGaN薄膜を利用すると、紫外線領域での発光
が可能な発光ダイオードあるいはレーザダイオードを製
造することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。ここでは、Al23(0001)基板上に
ガスソース・モレキュラービーム・エピタキシー(gas-
source molecular beam epitaxy:GSMBE)によっ
てGaN薄膜を成長させる例について説明する。III及
びV成長源としては、固体Gaとアンモニアガス(NH
3)を用いた。より詳細には、基板上にバッファー層と
してGaN薄膜を低温で成長させ、そのバッファー層の
上に微量のInを含有するGaN薄膜を形成して、その
光学特性を評価した。
【0009】図1は、基板上にGaN薄膜を成長させる
のに使用した装置の概略図である。この装置は、成長チ
ャンバー(GSMBEチャンバー)11と、準備室13
を備える。成長チャンバー11はゲートバルブGV1を
介してターボ分子ポンプTMP1に接続され、ターボ分
子ポンプTMP1はロータリーポンプRP1によって排
気されている。こうして成長チャンバー11は、10-9
Torr程度の高真空に真空排気される。また、ゲート
バルブGV2を介して成長チャンバー11に接続された
準備室13は、ターボ分子ポンプTMP2によって真空
排気され、ターボ分子ポンプTMP2はロータリーポン
プRP2によって排気される。こうして準備室13は、
10-8Torr程度に真空排気される。成長チャンバー
11には、窒素源としてのアンモニアガス(NH3)を
供給するガス供給ライン15、Gaフラックスを供給す
るためのGaクヌーセンセル17、及びInフラックス
を供給するためのInクヌーセンセル19が接続されて
いる。
【0010】基板は最初、準備室13に導入され、準備
室13を真空排気した後、ゲートバルブGV2を開けて
成長チャンバー11に移され、成長チャンバー11中の
基板ホルダ23上に保持される。基板ホルダ23はヒー
ター25及び温度センサを備え、その上に保持した基板
21を所望の温度に加熱することができる。基板ホルダ
23は図示しないマニピュレータによって姿勢を変える
ことができ、基板21を受け取った後、基板表面にアン
モニアガス及び原子ビームが供給されるように180度
回転して図1の状態とされる。また、成長チャンバー1
1には電子ビーム27が入射可能になっており、基板2
1に成長中の薄膜に電子線を照射してその回折パターン
を図示しないスクリーンで受けることにより、薄膜の成
長状態を実時間で観察することができるようになってい
る。
【0011】次に、図1の装置を用いたGaN薄膜試料
の製造方法について説明する。Al23(0001)基
板を、通常の洗浄工程の後、10%HF溶液中で20分
間エッチングし、N2ガスによって乾燥させた。その基
板を図1に示した成長チャンバー11中に導入し、10
-8Torrの真空中にて750℃でアニールした。次
に、NH3によって基板を5分間窒化処理した後、最初
に基板温度500℃でガス供給ライン15からアンモニ
アを15cc/minの割合で供給すると共に、Gaク
ヌーセンセル17からGaフラックスを1800Å/h
の成長速度を達成する条件で供給して、GaNバッファ
ー層を250Åの厚さに成長させた。
【0012】次に、基板温度を高温にしてGaN薄膜を
成長させた。この高温でのGaN薄膜成長の間、Inク
ヌーセンセル19からInフラックスを供給した。成長
温度(基板温度)は690〜800℃の間に設定した。
この成長温度は、通常のGaN薄膜成長には適当である
が、通常600℃以下の温度で行われるInGaN薄膜
の成長には高すぎる温度である。InフラックスはIn
クヌーセンセル19の温度を675〜750℃に変化さ
せることで制御した。GaN薄膜の成長速度は180n
m/hに固定し、GaN薄膜の総厚はバッファー層を含
めて約400nmとした。比較のために、同一の条件で
Inを供給しないGaN薄膜試料も作成した。
【0013】図2は、こうして作成された微量のInを
含むGaN薄膜試料の模式的断面図である。Al2
3(0001)基板31上に、厚さ250ÅのGaNバ
ッファー層33が形成され、その上に厚さ約3500Å
の微量In含有GaN薄膜35が形成されている。こう
して作成された本発明によるGaN薄膜試料及び比較用
のInを含有しないGaN薄膜試料に対し、励起源とし
てHeCdレーザを用いて室温でフォトルミネッセンス
(PL)の測定を行った。
【0014】図3に、本発明の試料及び比較例の試料に
対して室温で測定された典型的なPLスペクトルを示
す。実線で示したスペクトルは本発明の試料のものであ
り、破線で示したスペクトルは比較例の試料のものであ
る。2つの試料は、いずれも基板温度700℃で成長さ
せたものである。いずれの試料も良好なPL特性を示し
ており、バンド端PL放射が優勢である。極めて弱い黄
色帯の放射が観察されたが、その強度はバンド端放射の
強度と比べると1%以下であった。また、主ピークの位
置(365nm)にはほとんど変化がない。しかし、2
つの試料のPLピーク強度には大きな差が見られる。微
量のInを含む本発明の試料は、Inを含まない比較例
の試料に比べて極めて強いPL強度を示した。2つの試
料のPLの主ピーク位置はほとんど同じであることか
ら、本発明ではInフラックスを供給はしたが、この高
強度のPLはInGaNエピタキシャル層とは異なる起
源を有するものと考えられる。
【0015】図4は、GaN:In試料のPL強度のI
nフラックス依存性を示すものである。横軸はGaN薄
膜成長中にInフラックスを供給するInクヌーセンセ
ル19の温度を表し、縦軸はそうして得られたIn含有
GaN薄膜試料のPL強度と比較例の試料のPL強度の
比である。いずれの試料においても、Inクヌーセンセ
ル温度以外の条件、すなわちInGaN含有GaN薄膜
成長中の基板温度は700℃とし、アンモニアガスの供
給量及びGaクヌーセンセルの温度は一定とした。In
クヌーセンセル19の温度が675℃で、Inクヌーセ
ンセル19からのInフラックスが非常に小さいとき、
In含有GaN薄膜試料のPL強度の増大はわずかであ
る。Inクヌーセンセル温度を上昇させてInフラック
スを増大するとともに、Inの効果が明瞭に現れ、In
含有GaN薄膜試料のPL強度はInを含まないGaN
薄膜試料の数倍に達する。PLピークの全幅半値(FW
HM)は、Inを含有しない純粋なGaN薄膜試料(比
較試料)のFWHMと比較してほとんど変わりがない。
しかし、Inクヌーセンセルの温度をさらに上昇させて
750℃とし、Inフラックスを十分に大きくすると、
PLピークは突然低下する。同時に、PLピークは広く
なる。この理由は、今のところ未だ明らかではない。
【0016】図5は、図4に示した試料のPLピークエ
ネルギーを示す図であり、横軸はInクヌーセンセル温
度、縦軸はPLピークエネルギー(単位はeV)であ
る。成長温度は700℃で一定に保った。図5から、I
nフラックスが少ないとき、PLのピークエネルギーは
純粋なGaN薄膜試料である比較試料のピークエネルギ
ーと比較してシフトしていないことが分かる。Inクヌ
ーセンセルの温度を上げてInフラックスを増大する
と、わずかなシフトが観測される。最大のシフトは、I
nクヌーセンセル温度が750℃の時、低エネルギー側
に約25meVである。このシフトがGaN薄膜中への
Inの取り込みによると考えてIn組成を計算した結果
は、0.0%、0.0%、0.1%、0.2%、0.4
5%、0.6%であり、全てのGaN薄膜試料中のIn
組成が0.6%以下であることを示している。In組成
の計算は、次の〔数1〕によった。また、X線回折の結
果は、InGaNの形成を示してはいなかった。
【0017】
【数1】Eg(x)=xEgInN+(1−x)EgGaN−b
x(1−x)
【0018】ここで、Eg(x)はPLのピークエネル
ギーの測定値、EgInNは純粋なInNのバンドギャッ
プエネルギー、EgGaNは純粋なGaNのバンドギャッ
プエネルギー、xはIn組成、bはパラメータであり、
今の場合、EgInN=1.95eV、EgGaN=3.4e
V、b=1eVである(Microelectronics Journal25,
651(1994)参照)。
【0019】図4と図5を総合すると、GaN薄膜に導
入した微量Inの高強度PLに対する効果は、PLピー
クエネルギーがGaNバンド端放射から低エネルギー側
にシフトを始める境界で顕著に生じていると結論され
る。更に、In原子の取り込みによってPLピークは弱
く、広くなる。従って、Inフラックスは適当な値に制
御しなければならない。
【0020】InをドーピングしたGaN薄膜の高強度
PLに対する成長条件を最適化するために、Inクヌー
センセル温度を690℃に保って、成長温度(基板温
度)を690〜800℃の間で変化させた試料を作成し
た。図4から、このInクヌーセンセル温度690℃
は、本実験に使用した装置においては、高強度PL実現
のために最適な温度である。
【0021】図6は、PL強度の成長温度依存性を示す
ものであり、横軸は成長温度、縦軸はIn含有GaN薄
膜試料のPL強度とInを含有しないGaN薄膜試料の
PL強度の比である。いずれの試料においても、Inク
ヌーセンセル温度は690℃で一定とした。図6は、高
強度PLに対するInの効果が成長温度に極めて敏感で
あることを示している。成長温度を増大するとき、PL
強度は成長温度715℃までは成長温度とともに増大す
る。しかし、成長温度が715℃を越えて上昇すると、
PL強度は次第に減少する。PL強度が最大の試料は、
成長中にInを供給しなかったGaN薄膜試料の約35
倍のPL強度を示した。これは、本発明のGaN薄膜の
光学デバイスへの応用を考えたとき、大きな意義を有す
る。
【0022】本発明の微量In含有GaN薄膜は、成長
が通常のInGaN成長温度よりずっと高い成長温度で
行われたため、ほとんどのIn原子は主に脱離プロセス
にあり、ほとんどGaN薄膜中に取り込まれることはな
い。これに対して、In原子の表面拡散は高温であるほ
ど強い。これは、非発光センターが存在する場所にIn
原子が取り込まれるのを容易にする。従って、表面拡散
及び脱離プロセスが成長中に同時に起こる。図6の結果
は、PL強度がGaN薄膜に取り込まれた有効Inフラ
ックスに敏感なことを示し、このような推察に根拠を与
えている。現在のところ、GaN薄膜の成長中にInを
供給することで得られる高強度PLの起源が何であるか
断言はできないが、In原子はGaN薄膜中の非発光セ
ンターの補償において重要な役割を担っているように見
える。
【0023】以上では、ガスソース・モレキュラービー
ム・エピタキシーによって本発明によるIn含有GaN
薄膜を成長させる例について説明した。しかし、本発明
の効果はGaN薄膜の製造方法に依存するものではな
い。基板としてSiC(0001)を用い、基板上にバ
ッファー層としてAlGaN層を形成し、その上に微量
In含有GaN薄膜を成長させる工程をMOCVDによ
って約850℃で行っても、得られたGaN薄膜試料は
前記と同様のPL特性を示した。
【0024】
【発明の効果】本発明によると、フォトルミネッセンス
強度が高く発光ダイオードやレーザダイオードとして利
用することのできる窒化物半導体を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】GaN薄膜の成長に用いた装置の概略図。
【図2】微量のInを含むGaN薄膜試料の模式的断面
【図3】In供給の有無以外は同じ条件で成長させたG
aN薄膜試料の室温PLスペクトルを示す図。
【図4】Inを含むGaN薄膜試料とInを含まないG
aN薄膜試料の室温PL強度比のInフラックス依存性
を示す図。
【図5】室温PLピークエネルギーシフトのInフラッ
クス依存性を示す図。
【図6】Inを含むGaN薄膜試料とInを含まないG
aN薄膜試料の室温PL強度比の成長温度依存性を示す
図。
【符号の説明】
11…成長チャンバー、13…準備室、15…ガス供給
ライン、17…Gaクヌーセンセル、19…Inクヌー
センセル、21…基板、23…基板ホルダ、25…ヒー
ター、27…電子ビーム、TMP1,TMP2…ターボ
分子ポンプ、RP1,RP2…ロータリーポンプ、GV
1,GV2…ガス弁、31…基板、33…バッファー
層、35…微量In含有GaN薄膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F041 AA03 AA40 CA40 CA57 5F045 AA04 AA05 AA14 AB14 AB17 AC12 AD09 AD10 AD11 AD12 AF02 AF09 AF13 CA10 CA12 DA53 DA59 EB08 EG03 HA06 5F103 AA05 BB08 BB24 BB47 BB48 BB57 DD01 HH03 HH04 KK10 LL02 LL03 PP02 RR05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 GaNに、Ga原子に対する割合で0.
    1〜0.45%のIn原子を含有させたことを特徴とす
    る窒化物半導体。
  2. 【請求項2】 基板上にバッファー層としてGaNアモ
    ルファス層を形成するステップと、 高温でInフラックスを供給しながらGa原子に対して
    In原子が0.1〜0.45%の割合で取り込まれる条
    件でGaN薄膜を成長させるステップとを含むことを特
    徴とする窒化物半導体の製造方法。
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