JP2000048019A - 入力予測装置、入力予測方法及び入力予測プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
入力予測装置、入力予測方法及び入力予測プログラムを記録した記録媒体Info
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- JP2000048019A JP2000048019A JP10211118A JP21111898A JP2000048019A JP 2000048019 A JP2000048019 A JP 2000048019A JP 10211118 A JP10211118 A JP 10211118A JP 21111898 A JP21111898 A JP 21111898A JP 2000048019 A JP2000048019 A JP 2000048019A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】文字列の入力中に任意の位置で自動的に入力予
測を行い、既に表示されている漢字かな表記との整合性
やユーザによる候補採用/不採用の指示を考慮し、不要
な候補を排除してユーザに提示する。 【解決手段】入力部101から入力された文字列を検索
文字列切り出し部105に渡して最後尾の文字を含む部
分文字列群を生成する。この部分文字列群を予測辞書検
索部106に渡して予測候補を得、これを出力部103
により提示する。ここで、提示された予測候補が採用さ
れなかった場合に、予測制御部104は当該予測候補の
生成時に参照された文字列を含む文字列に基づいて入力
予測を行う間は当該予測候補の出力を禁止する。また、
既に表示されている文字列の表記と矛盾する予測候補の
出力を禁止する。これにより、不要な候補を排除してユ
ーザに提示することが可能となる。
測を行い、既に表示されている漢字かな表記との整合性
やユーザによる候補採用/不採用の指示を考慮し、不要
な候補を排除してユーザに提示する。 【解決手段】入力部101から入力された文字列を検索
文字列切り出し部105に渡して最後尾の文字を含む部
分文字列群を生成する。この部分文字列群を予測辞書検
索部106に渡して予測候補を得、これを出力部103
により提示する。ここで、提示された予測候補が採用さ
れなかった場合に、予測制御部104は当該予測候補の
生成時に参照された文字列を含む文字列に基づいて入力
予測を行う間は当該予測候補の出力を禁止する。また、
既に表示されている文字列の表記と矛盾する予測候補の
出力を禁止する。これにより、不要な候補を排除してユ
ーザに提示することが可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータやワードプロセッサ等で日本語文章を作成するた
めに使用される日本語入力システムにおいて、ユーザが
入力した文字列を元に、それに続いてユーザが入力しよ
うとする文字列を予測する入力予測装置に係り、特に既
に表示されている漢字かな表記との整合性やユーザによ
る候補採用/不採用の指示を考慮した入力予測を行う入
力予測装置と、この装置に用いられる入力予測方法及び
入力予測プログラムを記録した記録媒体に関する。
ュータやワードプロセッサ等で日本語文章を作成するた
めに使用される日本語入力システムにおいて、ユーザが
入力した文字列を元に、それに続いてユーザが入力しよ
うとする文字列を予測する入力予測装置に係り、特に既
に表示されている漢字かな表記との整合性やユーザによ
る候補採用/不採用の指示を考慮した入力予測を行う入
力予測装置と、この装置に用いられる入力予測方法及び
入力予測プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ネットワークが急速に整備され、
計算機を用いたコミュニケーションが一般化しつつあ
る。それに伴い、デスクトップ計算機を用いたビジネス
文書の作成、論文の執筆といった、文書作成の従来から
の主な用途に加えて、携帯情報機器を利用した電子メー
ルの利用、メモの作成といった、より個人的な場面でも
計算機で日本語文章を入力する機会が増大している。こ
のような状況の中で、キーボード操作に熟練していない
人でも、少ないキータッチで情報を正確に入力するため
の技術が求められている。
計算機を用いたコミュニケーションが一般化しつつあ
る。それに伴い、デスクトップ計算機を用いたビジネス
文書の作成、論文の執筆といった、文書作成の従来から
の主な用途に加えて、携帯情報機器を利用した電子メー
ルの利用、メモの作成といった、より個人的な場面でも
計算機で日本語文章を入力する機会が増大している。こ
のような状況の中で、キーボード操作に熟練していない
人でも、少ないキータッチで情報を正確に入力するため
の技術が求められている。
【0003】一方、コンピュータを初めとする種々の電
子装置は小型化し、携帯機器の普及も著しい。携帯機器
においては、入力操作部のサイズが小さいことから、文
書の入力作業の負担はさらに大きく、ユーザの入力に関
わる負担を軽減することが望まれる。
子装置は小型化し、携帯機器の普及も著しい。携帯機器
においては、入力操作部のサイズが小さいことから、文
書の入力作業の負担はさらに大きく、ユーザの入力に関
わる負担を軽減することが望まれる。
【0004】このような要請に対する一つの解決方法と
して、入力したい熟語の読み文字列の先頭を入力し、そ
れをキーとして、ユーザが望む熟語を検索して提示する
文書入力装置(特開昭60−105029号公報)や、
変換確定された単語に連接する単語を検索提示するワー
ドプロセッサ(特開平1−260568号公報)、入力
したい読み文字列の先頭を入力し、それをキーとして読
みを検索して提示するかな漢字変換システム(特開平8
−147289号公報)などが提案されている。
して、入力したい熟語の読み文字列の先頭を入力し、そ
れをキーとして、ユーザが望む熟語を検索して提示する
文書入力装置(特開昭60−105029号公報)や、
変換確定された単語に連接する単語を検索提示するワー
ドプロセッサ(特開平1−260568号公報)、入力
したい読み文字列の先頭を入力し、それをキーとして読
みを検索して提示するかな漢字変換システム(特開平8
−147289号公報)などが提案されている。
【0005】特開昭60−105029号公報では、熟
語の読みの頻度情報を記憶し、これによって候補の順位
付けを行っている。特開平1−260568号公報で
は、過去の入力履歴により候補の優先度付けを行ってい
る。特開平8−147289号公報では、変換候補の単
語の頻度情報を記憶し、これによって候補の優先度付け
を行っている。
語の読みの頻度情報を記憶し、これによって候補の順位
付けを行っている。特開平1−260568号公報で
は、過去の入力履歴により候補の優先度付けを行ってい
る。特開平8−147289号公報では、変換候補の単
語の頻度情報を記憶し、これによって候補の優先度付け
を行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従
来、ユーザの入力負担を軽減するための種々の方法が提
案されている。しかしながら、これらの方法はいずれ
も、ユーザが望む文字列の先頭が入力されることを前提
とし、それをキーにして辞書から前方一致する文字列を
予測候補として抽出する仕組みとなっており、文章の入
力中に任意の位置で、それに続く文字列を自動的に予測
できるような機能は備えていない。
来、ユーザの入力負担を軽減するための種々の方法が提
案されている。しかしながら、これらの方法はいずれ
も、ユーザが望む文字列の先頭が入力されることを前提
とし、それをキーにして辞書から前方一致する文字列を
予測候補として抽出する仕組みとなっており、文章の入
力中に任意の位置で、それに続く文字列を自動的に予測
できるような機能は備えていない。
【0007】このため、一般的な連文節入力方式(複数
の文節を連続して入力する方式)を用いた場合での入力
予測では、入力の途中で一度変換キーを押して入力操作
を中断した後、改めて入力したい文字列の先頭を入力す
るか、あるいは、予測を行いたい位置で予測検索を明示
的に指示するなどのキー操作が必要となり、操作が繁雑
になる問題がある。
の文節を連続して入力する方式)を用いた場合での入力
予測では、入力の途中で一度変換キーを押して入力操作
を中断した後、改めて入力したい文字列の先頭を入力す
るか、あるいは、予測を行いたい位置で予測検索を明示
的に指示するなどのキー操作が必要となり、操作が繁雑
になる問題がある。
【0008】また、これらの方法はいずれも、入力され
た文字列が辞書に登録されている文字列の先頭に一致し
たら、必ずそれを予測候補として提示する。したがっ
て、予測検索を命令せずに自動的に入力予測を行うと、
誤った予測を行う可能性が高い。また、学習等により辞
書に登録されている表現が増えるに連れ、予測候補が大
量に提示され、その中から所望の候補を探して指定する
操作が繁雑になる可能性が高い。
た文字列が辞書に登録されている文字列の先頭に一致し
たら、必ずそれを予測候補として提示する。したがっ
て、予測検索を命令せずに自動的に入力予測を行うと、
誤った予測を行う可能性が高い。また、学習等により辞
書に登録されている表現が増えるに連れ、予測候補が大
量に提示され、その中から所望の候補を探して指定する
操作が繁雑になる可能性が高い。
【0009】なお、入力中の任意の位置から自動的に入
力予測を行うためには、既に表示されている漢字かな表
記との整合性や、ユーザによる候補採用/不採用の指示
を考慮した表示方法の開発が必要である。
力予測を行うためには、既に表示されている漢字かな表
記との整合性や、ユーザによる候補採用/不採用の指示
を考慮した表示方法の開発が必要である。
【0010】本発明は上記のような点に鑑みなされたも
ので、文字列の入力中に任意の位置で自動的に入力予測
を行い、既に表示されている漢字かな表記との整合性や
ユーザによる候補採用/不採用の指示を考慮し、不要な
候補を排除してユーザに提示することにより、文書入力
の効率を向上させ、入力操作の負担を一層軽減すること
のできる入力予測装置、入力予測方法及び入力予測プロ
グラムを記録した記録媒体を提供することを目的とす
る。
ので、文字列の入力中に任意の位置で自動的に入力予測
を行い、既に表示されている漢字かな表記との整合性や
ユーザによる候補採用/不採用の指示を考慮し、不要な
候補を排除してユーザに提示することにより、文書入力
の効率を向上させ、入力操作の負担を一層軽減すること
のできる入力予測装置、入力予測方法及び入力予測プロ
グラムを記録した記録媒体を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の入力予測装置
は、文字列を入力する入力手段と、この入力手段によっ
て入力された文字列から最後尾の文字を含む部分文字列
群を生成する部分文字列生成手段と、各単語の部分文字
列とそれに対応する見出しが登録された辞書と、上記部
分文字列生成手段によって生成された部分文字列群を検
索文字列として用い、上記辞書から部分文字列が前方一
致あるいは完全一致する見出しを予測候補として検索す
る辞書検索手段と、この辞書検索手段によって得られた
予測候補を提示する候補提示手段と、この候補提示手段
によって提示された予測候補が採用されなかった場合
に、当該予測候補の生成時に参照された文字列を含む文
字列に基づいて入力予測を行う間は当該予測候補の出力
を禁止する候補制御手段とを具備したことを特徴とする
(請求項1)。
は、文字列を入力する入力手段と、この入力手段によっ
て入力された文字列から最後尾の文字を含む部分文字列
群を生成する部分文字列生成手段と、各単語の部分文字
列とそれに対応する見出しが登録された辞書と、上記部
分文字列生成手段によって生成された部分文字列群を検
索文字列として用い、上記辞書から部分文字列が前方一
致あるいは完全一致する見出しを予測候補として検索す
る辞書検索手段と、この辞書検索手段によって得られた
予測候補を提示する候補提示手段と、この候補提示手段
によって提示された予測候補が採用されなかった場合
に、当該予測候補の生成時に参照された文字列を含む文
字列に基づいて入力予測を行う間は当該予測候補の出力
を禁止する候補制御手段とを具備したことを特徴とする
(請求項1)。
【0012】このような構成によれば、辞書検索の結果
として提示された予測候補が採用されなかった場合に、
当該予測候補の生成時に参照された文字列を含む文字列
に基づいて入力予測を行う間は、当該予測候補の出力が
禁止される。したがって、採用しなかった候補が次の文
字を入力した際に続けて提示されるといった煩わしさが
解消される。
として提示された予測候補が採用されなかった場合に、
当該予測候補の生成時に参照された文字列を含む文字列
に基づいて入力予測を行う間は、当該予測候補の出力が
禁止される。したがって、採用しなかった候補が次の文
字を入力した際に続けて提示されるといった煩わしさが
解消される。
【0013】この場合、提示された予測候補を不採用と
する指示を行うようにし、この不採用の指示がなされた
予測候補の生成時に参照された文字列を含む文字列に基
づいて入力予測を行う間は上記不採用の指示がなされた
予測候補の出力を禁止することで(請求項2)、不採用
として指示した候補が次の文字を入力した際に続けて提
示されるこを回避できる。
する指示を行うようにし、この不採用の指示がなされた
予測候補の生成時に参照された文字列を含む文字列に基
づいて入力予測を行う間は上記不採用の指示がなされた
予測候補の出力を禁止することで(請求項2)、不採用
として指示した候補が次の文字を入力した際に続けて提
示されるこを回避できる。
【0014】また、提示された予測候補を採用とする指
示を行うようにし、この採用の指示がなされなかった予
測候補の生成時に参照された文字列を含む文字列に基づ
いて入力予測を行う間は上記採用の指示がなされなかっ
た予測候補の出力を禁止することで(請求項3)、明示
的に不採用の指示を行わなくとも、意図しない候補が次
の文字を入力した際に続けて提示されるこを回避でき
る。
示を行うようにし、この採用の指示がなされなかった予
測候補の生成時に参照された文字列を含む文字列に基づ
いて入力予測を行う間は上記採用の指示がなされなかっ
た予測候補の出力を禁止することで(請求項3)、明示
的に不採用の指示を行わなくとも、意図しない候補が次
の文字を入力した際に続けて提示されるこを回避でき
る。
【0015】さらに、辞書検索によって得られた予測候
補を提示する際に、既に表示されている文字列の表記と
矛盾する予測候補の出力を禁止することで(請求項
4)、入力補完された文字列を用いて入力予測を行う場
合などにおいて、既に表示されている文字列の表記と矛
盾しない予測候補のみを提示することができる。
補を提示する際に、既に表示されている文字列の表記と
矛盾する予測候補の出力を禁止することで(請求項
4)、入力補完された文字列を用いて入力予測を行う場
合などにおいて、既に表示されている文字列の表記と矛
盾しない予測候補のみを提示することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に係る
入力予測装置の構成を示すブロック図である。なお、本
実施形態における入力予測装置は、例えば磁気ディスク
等の記録媒体に記録されたプログラムを読み込み、この
プログラムによって動作が制御されるコンピュータによ
って実現される。
実施形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に係る
入力予測装置の構成を示すブロック図である。なお、本
実施形態における入力予測装置は、例えば磁気ディスク
等の記録媒体に記録されたプログラムを読み込み、この
プログラムによって動作が制御されるコンピュータによ
って実現される。
【0017】図1において、入力手段としての入力部1
01は、例えばキーボード、マウス、ペン入力装置、音
声入力装置などからなり、文字列の入力や、カーソルの
移動、文字列の挿入・削除などの編集指示、次候補表
示、候補選択などのコマンド入力を取り込む。
01は、例えばキーボード、マウス、ペン入力装置、音
声入力装置などからなり、文字列の入力や、カーソルの
移動、文字列の挿入・削除などの編集指示、次候補表
示、候補選択などのコマンド入力を取り込む。
【0018】制御部102は、入力部101が取り込ん
だ情報を解析して、各処理部へ必要な情報を送る。各処
理部での処理結果は再び制御部102に返され、必要な
情報は出力部103を介して出力され、例えばディスプ
レイに表示される。
だ情報を解析して、各処理部へ必要な情報を送る。各処
理部での処理結果は再び制御部102に返され、必要な
情報は出力部103を介して出力され、例えばディスプ
レイに表示される。
【0019】ここで、入力部101から入力される各種
の情報のうち、読み文字列は制御部102を介して予測
制御部104に送られる。予測制御部104では、取り
込んだ情報を解析して各処理部へ必要な情報を送る。各
処理部での処理結果は再び予測制御部104に返され、
予測された読み文字列や漢字かな表記文字列など、必要
な情報は制御部102に返される。さらに、予測候補を
提示した場合には、提示された候補の情報と、もし採用
された候補があった場合はその候補番号が制御部102
を介して候補選択状況処理部108に送られる。
の情報のうち、読み文字列は制御部102を介して予測
制御部104に送られる。予測制御部104では、取り
込んだ情報を解析して各処理部へ必要な情報を送る。各
処理部での処理結果は再び予測制御部104に返され、
予測された読み文字列や漢字かな表記文字列など、必要
な情報は制御部102に返される。さらに、予測候補を
提示した場合には、提示された候補の情報と、もし採用
された候補があった場合はその候補番号が制御部102
を介して候補選択状況処理部108に送られる。
【0020】候補選択状況処理部108は、それらの情
報を候補選択状況バッファ112bに記憶し、再び制御
部102に返す。受け取った情報は予測制御部104に
送られ、候補生成の際に、表記照合部111で参照され
る。
報を候補選択状況バッファ112bに記憶し、再び制御
部102に返す。受け取った情報は予測制御部104に
送られ、候補生成の際に、表記照合部111で参照され
る。
【0021】メモリ112は、各処理の結果を一時的に
保持するための記憶領域であり、例えばRAMなどから
なる。このメモリ112には、予測対象読み文字列バッ
ファ112a、候補選択状況バッファ112b、出力候
補バッファ112c、検索文字列リスト112d、辞書
検索結果リスト112e、候補リスト112fなどが設
けられている。
保持するための記憶領域であり、例えばRAMなどから
なる。このメモリ112には、予測対象読み文字列バッ
ファ112a、候補選択状況バッファ112b、出力候
補バッファ112c、検索文字列リスト112d、辞書
検索結果リスト112e、候補リスト112fなどが設
けられている。
【0022】予測対象読み文字列バッファ112aは、
入力された読み文字列を予測対象として格納する。候補
選択状況バッファ112bは、提示された予測候補の選
択状況を格納するものであって、採用されなかった候補
を格納するための不採用候補リストと、採用された候補
を格納するための採用候補リストを有する(図15参
照)。出力候補バッファ112cは、最終的にユーザに
提示すべき予測候補を格納する。
入力された読み文字列を予測対象として格納する。候補
選択状況バッファ112bは、提示された予測候補の選
択状況を格納するものであって、採用されなかった候補
を格納するための不採用候補リストと、採用された候補
を格納するための採用候補リストを有する(図15参
照)。出力候補バッファ112cは、最終的にユーザに
提示すべき予測候補を格納する。
【0023】検索文字列リスト112dは、入力された
読み文字列から作成される部分読み文字列を検索用の文
字列として格納する(図9参照)。辞書検索結果リスト
112eは、予測辞書検索部106によって辞書検索結
果として得られた予測候補を格納する。候補リスト11
2fは、候補選択状況処理部108、予測候補絞り込み
部109、予測候補評価部110、表記照合部111に
よって処理された予測候補を格納する(図10〜図13
参照)。
読み文字列から作成される部分読み文字列を検索用の文
字列として格納する(図9参照)。辞書検索結果リスト
112eは、予測辞書検索部106によって辞書検索結
果として得られた予測候補を格納する。候補リスト11
2fは、候補選択状況処理部108、予測候補絞り込み
部109、予測候補評価部110、表記照合部111に
よって処理された予測候補を格納する(図10〜図13
参照)。
【0024】次に、予測制御部104に関わる処理につ
いて説明する。予測制御部104は、制御部102を介
して、入力あるいは予測補完された読み文字列と候補選
択状況を受け取る。この読み文字列は、まず、検索文字
列切り出し部105に送られる。検索文字列切り出し部
105は、検索用の文字列群を生成し、その結果を予測
制御部104に返す。
いて説明する。予測制御部104は、制御部102を介
して、入力あるいは予測補完された読み文字列と候補選
択状況を受け取る。この読み文字列は、まず、検索文字
列切り出し部105に送られる。検索文字列切り出し部
105は、検索用の文字列群を生成し、その結果を予測
制御部104に返す。
【0025】この検索用の文字列群は、入力読み文字列
の最後尾の文字を含む部分文字列の集合である。例え
ば、「よろしくお」といった読み文字列の入力では、
「よろしくお」に加えて、「ろしくお」、「しくお」、
「くお」といったように、先頭から1文字ずつ短くした
部分文字列を作成することである。この検索文字列切り
出し部105の具体的な処理については後に詳述する。
の最後尾の文字を含む部分文字列の集合である。例え
ば、「よろしくお」といった読み文字列の入力では、
「よろしくお」に加えて、「ろしくお」、「しくお」、
「くお」といったように、先頭から1文字ずつ短くした
部分文字列を作成することである。この検索文字列切り
出し部105の具体的な処理については後に詳述する。
【0026】予測制御部104は、検索文字列切り出し
部105から受け取った検索用の文字列群を予測辞書検
索部106に送る。予測辞書検索部106は、予測辞書
107を参照しながら、検索用の読み文字列で辞書の読
みと前方一致あるいは完全一致する見出しの読み、漢字
かな表記、その他付属する各種情報、例えば品詞や頻度
情報などを取り出して、予測制御部104に返す。
部105から受け取った検索用の文字列群を予測辞書検
索部106に送る。予測辞書検索部106は、予測辞書
107を参照しながら、検索用の読み文字列で辞書の読
みと前方一致あるいは完全一致する見出しの読み、漢字
かな表記、その他付属する各種情報、例えば品詞や頻度
情報などを取り出して、予測制御部104に返す。
【0027】次に、予測制御部104は、予測辞書検索
部106から得られた見出しを予測候補評価部110に
送る。予測候補評価部110は、送られてきた見出しに
対し、付属する各種情報により各種評価点を算出・付与
し、さらにそれらを代表する代表評価点を算出・付与し
て予測制御部104に返す。
部106から得られた見出しを予測候補評価部110に
送る。予測候補評価部110は、送られてきた見出しに
対し、付属する各種情報により各種評価点を算出・付与
し、さらにそれらを代表する代表評価点を算出・付与し
て予測制御部104に返す。
【0028】次に、予測制御部104は各種評価点を予
測候補絞り込み部109に送る。予測候補絞り込み部1
09は、各種評価点に対して設定可能な閾値を参照し、
各種評価点が設定されている閾値以上の候補のみを選別
して、判定結果を予測制御部104に返す。
測候補絞り込み部109に送る。予測候補絞り込み部1
09は、各種評価点に対して設定可能な閾値を参照し、
各種評価点が設定されている閾値以上の候補のみを選別
して、判定結果を予測制御部104に返す。
【0029】さらに、予測制御部104は、予測候補絞
り込み部109からの判定結果が「○」であった候補
を、表記照合部111に送る。表記照合部111は、候
補の読みと表記と、候補選択状況バッファ112bに記
憶される採用候補リスト、不採用候補リストとを照合し
て、条件に適合する候補のみを選別して、判定結果を予
測制御部104に返す。予測制御部104では、予測候
補絞り込み部109と表記照合部111の判定条件を両
方満たした候補を代表評価点順にソートし、上位M個
(Mは任意の正の整数)の候補を出力候補バッファ11
2cにセットし、制御部102に送る。
り込み部109からの判定結果が「○」であった候補
を、表記照合部111に送る。表記照合部111は、候
補の読みと表記と、候補選択状況バッファ112bに記
憶される採用候補リスト、不採用候補リストとを照合し
て、条件に適合する候補のみを選別して、判定結果を予
測制御部104に返す。予測制御部104では、予測候
補絞り込み部109と表記照合部111の判定条件を両
方満たした候補を代表評価点順にソートし、上位M個
(Mは任意の正の整数)の候補を出力候補バッファ11
2cにセットし、制御部102に送る。
【0030】以上が本システムの概要である。次に、各
処理の詳細についてフローチャートを用いて説明する。 (a)制御部102の処理動作 まず、制御部102の処理動作について説明する。
処理の詳細についてフローチャートを用いて説明する。 (a)制御部102の処理動作 まず、制御部102の処理動作について説明する。
【0031】図2は同実施形態における制御部102の
処理動作を示すフローチャートである。ステップS20
1において、制御部102は、メモリ112に設けられ
た予測対象読み文字列バッファ112a、候補選択状況
バッファ112bを初期化した後、以下のような処理を
実行する。
処理動作を示すフローチャートである。ステップS20
1において、制御部102は、メモリ112に設けられ
た予測対象読み文字列バッファ112a、候補選択状況
バッファ112bを初期化した後、以下のような処理を
実行する。
【0032】すなわち、ステップS202で、ユーザの
入力を待ち、入力があったらステップS203に進む。
ステップS203で、その入力情報が読み文字かどうか
を判定し、読み文字である場合はステップS204に進
み、そうでない場合はステップS210に進む。なお、
入力情報が読み文字であるかどうかの判定は、予め読み
文字に関する情報が登録されたテーブルを参照する等の
処理で行うことが可能である。ここでは、句読点は読み
文字ではないとする。また、入力が所謂ローマ字入力で
ある場合には、読み1文字にあたる入力があるまで、こ
こでバッファリングを行うものとする。
入力を待ち、入力があったらステップS203に進む。
ステップS203で、その入力情報が読み文字かどうか
を判定し、読み文字である場合はステップS204に進
み、そうでない場合はステップS210に進む。なお、
入力情報が読み文字であるかどうかの判定は、予め読み
文字に関する情報が登録されたテーブルを参照する等の
処理で行うことが可能である。ここでは、句読点は読み
文字ではないとする。また、入力が所謂ローマ字入力で
ある場合には、読み1文字にあたる入力があるまで、こ
こでバッファリングを行うものとする。
【0033】ステップS204で、予測候補が表示され
ているかどうか判定し、表示されている場合はステップ
S205に進み、そうでない場合はステップS206に
進む。
ているかどうか判定し、表示されている場合はステップ
S205に進み、そうでない場合はステップS206に
進む。
【0034】ステップS206に進んだ場合は、出力候
補バッファ112cの情報を候補選択状況処理部108
に送り、起動モード「不採用」で候補選択状況処理部1
08をスタートさせ、ステップS207に進む。ステッ
プS207で、候補選択状況処理部108から結果を受
け取り、ステップS205に進む。ステップS205で
は、入力された読み1文字を予測対象読み文字列バッフ
ァ112aに追加し、ステップS208に進む。ステッ
プS208で、予測対象読み文字列バッファ112aの
情報と候補選択状況バッファ112bの情報を予測制御
部104に送り、入力予測をスタートさせ、ステップS
209に進む。
補バッファ112cの情報を候補選択状況処理部108
に送り、起動モード「不採用」で候補選択状況処理部1
08をスタートさせ、ステップS207に進む。ステッ
プS207で、候補選択状況処理部108から結果を受
け取り、ステップS205に進む。ステップS205で
は、入力された読み1文字を予測対象読み文字列バッフ
ァ112aに追加し、ステップS208に進む。ステッ
プS208で、予測対象読み文字列バッファ112aの
情報と候補選択状況バッファ112bの情報を予測制御
部104に送り、入力予測をスタートさせ、ステップS
209に進む。
【0035】ステップS209で、予測制御部104か
ら出力候補バッファ112cの情報を受け取り、表示処
理を行い、ステップS202に戻り、次のユーザ入力を
待つ。表示処理については後に詳述する。
ら出力候補バッファ112cの情報を受け取り、表示処
理を行い、ステップS202に戻り、次のユーザ入力を
待つ。表示処理については後に詳述する。
【0036】ステップS210に進んだ場合は、入力が
予測候補選択を指示するキー、例えば選択キーであるか
どうかを判定する。選択キーである場合はステップS2
11に進み、そうでない場合はステップS215に進
む。ステップS211に進んだ場合は、出力候補バッフ
ァ112cの情報と採用された候補の番号を候補選択状
況処理部108に送り、起動モード「採用」で候補選択
状況処理部108をスタートさせ、ステップS212に
進む。
予測候補選択を指示するキー、例えば選択キーであるか
どうかを判定する。選択キーである場合はステップS2
11に進み、そうでない場合はステップS215に進
む。ステップS211に進んだ場合は、出力候補バッフ
ァ112cの情報と採用された候補の番号を候補選択状
況処理部108に送り、起動モード「採用」で候補選択
状況処理部108をスタートさせ、ステップS212に
進む。
【0037】ステップS212で、候補選択状況処理部
108から結果を受け取り、ステップS213に進む。
ステップS213で、予測対象読み文字列バッファ11
2aに予測補完された読み文字列を追加し、ステップS
214に進む。ステップS214で、選択された候補を
文書入力領域に表示させるなどの表示処理を行い、ステ
ップS202に戻り、次のユーザ入力を待つ。
108から結果を受け取り、ステップS213に進む。
ステップS213で、予測対象読み文字列バッファ11
2aに予測補完された読み文字列を追加し、ステップS
214に進む。ステップS214で、選択された候補を
文書入力領域に表示させるなどの表示処理を行い、ステ
ップS202に戻り、次のユーザ入力を待つ。
【0038】ステップS215に進んだ場合は、入力情
報が句読点または改行文字であるかどうか判定する。句
読点または改行文字である場合は、ステップS216に
進み、そうでない場合は、ステップS218に進み、別
途定義されている処理を行う。ステップS216では、
候補選択状況バッファ112bをクリアし、ステップS
217に進む。ステップS217で、予測対象読み文字
列バッファ112aをクリアし、ステップS202に戻
り、次のユーザ入力を待つ。
報が句読点または改行文字であるかどうか判定する。句
読点または改行文字である場合は、ステップS216に
進み、そうでない場合は、ステップS218に進み、別
途定義されている処理を行う。ステップS216では、
候補選択状況バッファ112bをクリアし、ステップS
217に進む。ステップS217で、予測対象読み文字
列バッファ112aをクリアし、ステップS202に戻
り、次のユーザ入力を待つ。
【0039】以上の繰り返しにより、制御部102は、
入力あるいは予測補完された読み文字列の情報と候補選
択の状況を予測制御部104へ、出力候補とユーザの採
用/不採用指示情報を候補選択状況処理部108へと受
け渡し、結果を受け取って次の処理へと進む。
入力あるいは予測補完された読み文字列の情報と候補選
択の状況を予測制御部104へ、出力候補とユーザの採
用/不採用指示情報を候補選択状況処理部108へと受
け渡し、結果を受け取って次の処理へと進む。
【0040】なお、上記実施形態では、句読点または改
行文字の入力があったときに、候補選択状況バッファ1
12bをクリアしているが、他の特定記号やキーの入力
を条件にして候補選択状況バッファ112bをクリアす
るようにしてもよい。
行文字の入力があったときに、候補選択状況バッファ1
12bをクリアしているが、他の特定記号やキーの入力
を条件にして候補選択状況バッファ112bをクリアす
るようにしてもよい。
【0041】(b)予測制御部104の処理動作 次に、予測制御部104の処理動作について説明する。
図3は同実施形態における予測制御部104の処理動作
を示すフローチャートである。まず、ステップS301
において、予測制御部104は、制御部102から予測
対象読み文字列バッファ112aの情報と候補選択状況
バッファ112bの情報を受け取った後、以下のような
処理を実行する。
図3は同実施形態における予測制御部104の処理動作
を示すフローチャートである。まず、ステップS301
において、予測制御部104は、制御部102から予測
対象読み文字列バッファ112aの情報と候補選択状況
バッファ112bの情報を受け取った後、以下のような
処理を実行する。
【0042】すなわち、ステップS302において、受
け取った予測対象読み文字列バッファ112aの情報を
検索文字列切り出し部105に送る。検索文字列切り出
し部105は検索文字列リスト112dを返すので、ス
テップS303でその情報を受け取り、ステップS30
4に進む。
け取った予測対象読み文字列バッファ112aの情報を
検索文字列切り出し部105に送る。検索文字列切り出
し部105は検索文字列リスト112dを返すので、ス
テップS303でその情報を受け取り、ステップS30
4に進む。
【0043】ここで、検索文字列リスト112dについ
て説明する。図9に検索文字列リスト112dのフォー
マットと処理結果の格納例を示す。検索文字列リスト1
12dは、検索文字列切り出し部105によって作成さ
れる部分文字列群を記憶したものであって、「番号」と
「部分読み文字列」からなっている。
て説明する。図9に検索文字列リスト112dのフォー
マットと処理結果の格納例を示す。検索文字列リスト1
12dは、検索文字列切り出し部105によって作成さ
れる部分文字列群を記憶したものであって、「番号」と
「部分読み文字列」からなっている。
【0044】例えば、「しんに」という3文字の予測対
象読み文字列に対しては、図9(a)に示すように、
「しんに」、「んに」、「に」といったように、最後尾
の文字「に」を含む3つの部分読み文字列が検索文字列
リスト112dに作成される。
象読み文字列に対しては、図9(a)に示すように、
「しんに」、「んに」、「に」といったように、最後尾
の文字「に」を含む3つの部分読み文字列が検索文字列
リスト112dに作成される。
【0045】同様に、予測対象読み文字列「しんにゅ」
に対しては、図9(b)に示すように、「しんにゅ」、
「んにゅ」、「にゅ」、「ゆ」といった4つの部分読み
文字列が検索文字列リスト112dに作成される。
に対しては、図9(b)に示すように、「しんにゅ」、
「んにゅ」、「にゅ」、「ゆ」といった4つの部分読み
文字列が検索文字列リスト112dに作成される。
【0046】また、予測対象読み文字列「しんにゅうし
ゃいんけ」に対しては、図9(c)に示すように、「し
んにゅうしゃいんけ」、「んにゅうしゃいんけ」、「に
ゅうしゃいんけ」、「ゅうしゃいんけ」、「うしゃいん
け」、「しゃいんけ」、「ゃいんけ」、「いんけ」、
「んけ」、「け」といった10個の部分読み文字列が索
文字列リスト112dに作成される。
ゃいんけ」に対しては、図9(c)に示すように、「し
んにゅうしゃいんけ」、「んにゅうしゃいんけ」、「に
ゅうしゃいんけ」、「ゅうしゃいんけ」、「うしゃいん
け」、「しゃいんけ」、「ゃいんけ」、「いんけ」、
「んけ」、「け」といった10個の部分読み文字列が索
文字列リスト112dに作成される。
【0047】なお、この検索文字列切り出し部105の
具体的な処理動作については後に詳述する。図3の説明
に戻り、ステップS304で、検索文字列リスト112
dの件数を変数Rにセットし、ステップS305に進
む。ステップS305で、検索文字列リスト112dの
リスト番号を示す変数iの値を1にセットすると共に、
候補リスト112fのリスト番号を示す変数CNTの値
を1にセットし、ステップS306に進む。ステップS
306で、i≦Rが成立するかどうかを判定し、i≦R
が成立する場合はステップS307に進み、成立しない
場合はステップS312に進む。
具体的な処理動作については後に詳述する。図3の説明
に戻り、ステップS304で、検索文字列リスト112
dの件数を変数Rにセットし、ステップS305に進
む。ステップS305で、検索文字列リスト112dの
リスト番号を示す変数iの値を1にセットすると共に、
候補リスト112fのリスト番号を示す変数CNTの値
を1にセットし、ステップS306に進む。ステップS
306で、i≦Rが成立するかどうかを判定し、i≦R
が成立する場合はステップS307に進み、成立しない
場合はステップS312に進む。
【0048】ステップS307に進んだ場合は、検索文
字列リスト112dのi番目を予測辞書検索部106に
送り、ステップS308に進む。予測辞書検索部106
は、予測辞書107を参照して、読みと前方一致あるい
は完全一致する見出しを検索するので、ステップS30
8で、予測辞書検索部106から辞書検索結果リスト1
12eを受け取り、ステップS309に進む。
字列リスト112dのi番目を予測辞書検索部106に
送り、ステップS308に進む。予測辞書検索部106
は、予測辞書107を参照して、読みと前方一致あるい
は完全一致する見出しを検索するので、ステップS30
8で、予測辞書検索部106から辞書検索結果リスト1
12eを受け取り、ステップS309に進む。
【0049】ここで、予測辞書107の構成について説
明する。図14に予測辞書107に登録されている情報
の例を示す。予測辞書107は、日本語文の一部を構成
する漢字かな表記およびその読み文字列などの情報を記
憶したものであって、ここでは「読み」、「漢字かな表
記」、「品詞」、「表記頻度」、「読み頻度」、「読み
分割可能位置」、「表記分割可能位置」からなる。
明する。図14に予測辞書107に登録されている情報
の例を示す。予測辞書107は、日本語文の一部を構成
する漢字かな表記およびその読み文字列などの情報を記
憶したものであって、ここでは「読み」、「漢字かな表
記」、「品詞」、「表記頻度」、「読み頻度」、「読み
分割可能位置」、「表記分割可能位置」からなる。
【0050】例えば、「新入社員」という表記(見出
し)に対しては、「しんにゅうしゃいん」という読み、
「名詞」という品詞が付与されている。また、表記の頻
度を表す値として「53」、読みの頻度を表す値として
「35058,2181,240,238,117,5
8,53,53」が付与されており、読み分割可能位置
を表す値として「1,6」、表記分割可能位置を表す値
として「1,3」が付与されている。
し)に対しては、「しんにゅうしゃいん」という読み、
「名詞」という品詞が付与されている。また、表記の頻
度を表す値として「53」、読みの頻度を表す値として
「35058,2181,240,238,117,5
8,53,53」が付与されており、読み分割可能位置
を表す値として「1,6」、表記分割可能位置を表す値
として「1,3」が付与されている。
【0051】ここで、「表記頻度」の「53」は、「新
入社員」という表記が使用される頻度を示す数値であ
り、具体的には、あるコーパス中で「新入杜員」という
表記の出現した回数などで代表することができる。コー
パスとは、多数の文書(テキスト)の集合を言う。
入社員」という表記が使用される頻度を示す数値であ
り、具体的には、あるコーパス中で「新入杜員」という
表記の出現した回数などで代表することができる。コー
パスとは、多数の文書(テキスト)の集合を言う。
【0052】また、「読み頻度」は、部分読み文字列毎
に「,」で区切られており、この例では「しんにゅうし
ゃいん」という9文字の読みに対して、その部分読み文
字列8個に対ずる8個の数値が付与されている。すなわ
ち、1番目の「35058」は「しん」という部分読み
文字列の頻度、2番目の「2181」は「しんに」とい
う部分読み文字列の頻度を示し、以降、「240」は
「しんにゅ」、「238」は「しんにゅう」、「11
7」は「しんにゅうし」、「58」は「しんにゅうし
ゃ」、「53」は「しんにゅうしゃい」、「53」は
「しんにゅうしゃいん」という部分読み文字列の頻度を
示している。
に「,」で区切られており、この例では「しんにゅうし
ゃいん」という9文字の読みに対して、その部分読み文
字列8個に対ずる8個の数値が付与されている。すなわ
ち、1番目の「35058」は「しん」という部分読み
文字列の頻度、2番目の「2181」は「しんに」とい
う部分読み文字列の頻度を示し、以降、「240」は
「しんにゅ」、「238」は「しんにゅう」、「11
7」は「しんにゅうし」、「58」は「しんにゅうし
ゃ」、「53」は「しんにゅうしゃい」、「53」は
「しんにゅうしゃいん」という部分読み文字列の頻度を
示している。
【0053】具体的には、あるコーパスに対する読みを
付与したコーパス中で、「しん」、「しんに」、「しん
にゅ」などの文字列の出現した回数などで代表すること
ができる。
付与したコーパス中で、「しん」、「しんに」、「しん
にゅ」などの文字列の出現した回数などで代表すること
ができる。
【0054】また、「読み分割可能位置」は、読み文字
列を分割できる位置を示すものであって、それぞ
れ「,」で区切られている。この例では、「しんにゅう
しゃいん」という9文字の読みに対して、何文字目から
分割して読みを開始できるかを示している。すなわち、
1番目の「1」は1文字目から読みを開始できること
を、2番目の「6」は、6文字目から読みを開始できる
ことを示している。すなわち、「しんにゅうしゃいん」
といった読み文字列に対しては、1文字目から5文字目
までの部分文字列「しんにゅう」と、6文字目から9文
字目までの部分文字列「しゃいん」の2つに分割可能で
あることが示されている。
列を分割できる位置を示すものであって、それぞ
れ「,」で区切られている。この例では、「しんにゅう
しゃいん」という9文字の読みに対して、何文字目から
分割して読みを開始できるかを示している。すなわち、
1番目の「1」は1文字目から読みを開始できること
を、2番目の「6」は、6文字目から読みを開始できる
ことを示している。すなわち、「しんにゅうしゃいん」
といった読み文字列に対しては、1文字目から5文字目
までの部分文字列「しんにゅう」と、6文字目から9文
字目までの部分文字列「しゃいん」の2つに分割可能で
あることが示されている。
【0055】また、「表記分割可能位置」は、漢字かな
表記(見出し)の文字列を分割できる位置を示すもので
あって、それぞれ「,」で区切られている。この例で
は、「新入社員」という4文字の表記に対して、何文字
目から分割して表記を開始できるかを示している。すな
わち、1番目の「1」は1文字目から表記を開始できる
ことを、2番目の「3」は、3文字目から表記を開始で
きることを示している。つまり、「新入社員」といった
表記に対しては、1文字目から2文字目までの部分文字
列「新入」と、3文字目から4文字目までの部分文字列
「社員」の2つに分割可能であることが示されている。
表記(見出し)の文字列を分割できる位置を示すもので
あって、それぞれ「,」で区切られている。この例で
は、「新入社員」という4文字の表記に対して、何文字
目から分割して表記を開始できるかを示している。すな
わち、1番目の「1」は1文字目から表記を開始できる
ことを、2番目の「3」は、3文字目から表記を開始で
きることを示している。つまり、「新入社員」といった
表記に対しては、1文字目から2文字目までの部分文字
列「新入」と、3文字目から4文字目までの部分文字列
「社員」の2つに分割可能であることが示されている。
【0056】再び、図3の説明に戻り、ステップS30
9で、辞書検索結果リスト112eの件数を変数Nにセ
ットし、ステップS310に進む。ステップS310
で、辞書検索結果リスト112eを候補リスト112f
のCNT番目から順にコピーし、ステップS311に進
む。ステップS311で、変数CNTをNインクリメン
ト、変数iを1インクリメントしてステップS306に
戻る。
9で、辞書検索結果リスト112eの件数を変数Nにセ
ットし、ステップS310に進む。ステップS310
で、辞書検索結果リスト112eを候補リスト112f
のCNT番目から順にコピーし、ステップS311に進
む。ステップS311で、変数CNTをNインクリメン
ト、変数iを1インクリメントしてステップS306に
戻る。
【0057】ステップS306からステップS311の
繰り返しにより、検索文字列リスト112dに作成され
た部分読み文字列が辞書検索部106に送られ、図10
乃至図13に示すような候補リスト112fが作成され
る。
繰り返しにより、検索文字列リスト112dに作成され
た部分読み文字列が辞書検索部106に送られ、図10
乃至図13に示すような候補リスト112fが作成され
る。
【0058】例えば、図9(a)に示す検索文字列リス
ト112dの場合には、i=1のとき、部分読み文字列
「しんに」が予測辞書検索部106に送られ、予測辞書
107の読みと前方一致あるいは完全一致する見出しが
検索される。その結果、候補リスト112fには、図1
0(a)の1番目から3番目の候補がセットされる。こ
の候補リスト112fの「読み」、「表記」、「品
詞」、「表記頻度」、「読み頻度」、「読み分割可能位
置」、「表記分割可能位置」の各情報は、辞書情報のコ
ピーである。また、「一致長さ」は、辞書検索で一致し
た読みの長さである。つまり、部分読み文字列「しん
に」の文字数3が格納される。
ト112dの場合には、i=1のとき、部分読み文字列
「しんに」が予測辞書検索部106に送られ、予測辞書
107の読みと前方一致あるいは完全一致する見出しが
検索される。その結果、候補リスト112fには、図1
0(a)の1番目から3番目の候補がセットされる。こ
の候補リスト112fの「読み」、「表記」、「品
詞」、「表記頻度」、「読み頻度」、「読み分割可能位
置」、「表記分割可能位置」の各情報は、辞書情報のコ
ピーである。また、「一致長さ」は、辞書検索で一致し
た読みの長さである。つまり、部分読み文字列「しん
に」の文字数3が格納される。
【0059】i=2のとき、部分読み文字列「んに」が
予測辞書検索部106に送られるが、予測辞書107に
は「んに」と読みが前方一致あるいは完全一致する見出
しはないので、候補リスト112fには何もセットされ
ない。
予測辞書検索部106に送られるが、予測辞書107に
は「んに」と読みが前方一致あるいは完全一致する見出
しはないので、候補リスト112fには何もセットされ
ない。
【0060】i=3のとき、部分読み文字列「に」が予
測辞書検索部106に送られ、予測辞書107の読みと
前方一致あるいは完全一致する見出しが検索され、その
結果、候補リスト112fには、図10(a)の4番目
と5番目の候補がセットされる。この場合、「一致長
さ」の情報として、部分読み文字列「に」の文字数1が
格納される。
測辞書検索部106に送られ、予測辞書107の読みと
前方一致あるいは完全一致する見出しが検索され、その
結果、候補リスト112fには、図10(a)の4番目
と5番目の候補がセットされる。この場合、「一致長
さ」の情報として、部分読み文字列「に」の文字数1が
格納される。
【0061】再び、図3の説明に戻り、ステップS31
2に進んだ場合は、カレントの候補を示す変数jに1を
セットし、ステップS313に進む。ステップS313
で、j≦CNTが成立するかどうかを判定し、j≦CN
Tが成立する場合はステップS314に進み、成立しな
い場合はステップS321に進む。
2に進んだ場合は、カレントの候補を示す変数jに1を
セットし、ステップS313に進む。ステップS313
で、j≦CNTが成立するかどうかを判定し、j≦CN
Tが成立する場合はステップS314に進み、成立しな
い場合はステップS321に進む。
【0062】ステップS314に進んだ場合は、候補リ
スト112fのj番目を予測候補評価部110に送り、
ステップS315に進む。ステップS315で、予測候
補評価部110から評価値を受け取り、候補リスト11
2fに書き込み、それを予測候補絞り込み部109に送
り、ステップS316に進む。
スト112fのj番目を予測候補評価部110に送り、
ステップS315に進む。ステップS315で、予測候
補評価部110から評価値を受け取り、候補リスト11
2fに書き込み、それを予測候補絞り込み部109に送
り、ステップS316に進む。
【0063】ステップS316で、予測候補絞り込み部
109から判定結果を受け取り、候補リスト112fに
書き込み、ステップS317に進む。ステップS317
で、候補絞り込み判定が「○」かどうかを判定する。
「○」である場合はステップS318に進み、そうでな
い場合はステップS320に進む。
109から判定結果を受け取り、候補リスト112fに
書き込み、ステップS317に進む。ステップS317
で、候補絞り込み判定が「○」かどうかを判定する。
「○」である場合はステップS318に進み、そうでな
い場合はステップS320に進む。
【0064】ステップS318では、受け取った結果を
表記照合部111に送り、ステップS319に進む。ス
テップS319で、表記照合部111から照合判定結果
を受け取り、候補リスト112fに書き込み、ステップ
S320に進む。ステップS320で、変数jを1イン
クリメン卜し、ステップS313に戻る。
表記照合部111に送り、ステップS319に進む。ス
テップS319で、表記照合部111から照合判定結果
を受け取り、候補リスト112fに書き込み、ステップ
S320に進む。ステップS320で、変数jを1イン
クリメン卜し、ステップS313に戻る。
【0065】このステップS313からステップS32
0の繰り返しにより、候補リスト112fに対して、尤
度、有用度、評価値、絞り込み判定、表記照合判定が算
出・付与される。
0の繰り返しにより、候補リスト112fに対して、尤
度、有用度、評価値、絞り込み判定、表記照合判定が算
出・付与される。
【0066】例えば、図10(a)に示す候補リスト1
12fに対して、図12(a)のような情報が付与され
た候補リスト112fが作成される。評価値等の具体的
な算出方法については後に詳述する。
12fに対して、図12(a)のような情報が付与され
た候補リスト112fが作成される。評価値等の具体的
な算出方法については後に詳述する。
【0067】ステップS321に進んだ場合は、候補リ
スト112fのうち、候補絞り込み判定結果と表記照合
判定結果が共に「○」であるものを選別し、評価値順に
ソートし、上位M個(Mは任意の正の整数)の情報を出
力候補バッファ112cにセットし、ステップS322
に進む。ステップS322で、出力候補バッファ112
cの情報を制御部102に返し、ここでの処理を終了す
る。
スト112fのうち、候補絞り込み判定結果と表記照合
判定結果が共に「○」であるものを選別し、評価値順に
ソートし、上位M個(Mは任意の正の整数)の情報を出
力候補バッファ112cにセットし、ステップS322
に進む。ステップS322で、出力候補バッファ112
cの情報を制御部102に返し、ここでの処理を終了す
る。
【0068】例えば、図12(a)示す候補リスト11
2fに対して、M=2と設定すると、絞り込み判定と表
記照合判定が共に「○」である候補は1番目から3番目
の候補である。よって、この1番目から3番目の候補が
評価値順にソートされ、上位2個の1番目と2番目の候
補が出力候補バッファ112cにセットされる。なお、
出力候補バッファ112cの形式は候補リスト112f
の形式と同様であるのでここでは省略する。
2fに対して、M=2と設定すると、絞り込み判定と表
記照合判定が共に「○」である候補は1番目から3番目
の候補である。よって、この1番目から3番目の候補が
評価値順にソートされ、上位2個の1番目と2番目の候
補が出力候補バッファ112cにセットされる。なお、
出力候補バッファ112cの形式は候補リスト112f
の形式と同様であるのでここでは省略する。
【0069】このように、検索文字列切り出し部105
から入力読み文字列に対応する検索用の文字列(部分読
み文字列)を取得し、これを予測辞書検索部106に送
り、その検索結果を予測候補評価部110、予測候補絞
り込み部109、表記照合部111に送って、候補の絞
り込みと評価を行い、最終的に評価値の高い候補を出力
候補バッファ112cに格納する処理を行う。以上が、
予測制御部104の処理の流れである。
から入力読み文字列に対応する検索用の文字列(部分読
み文字列)を取得し、これを予測辞書検索部106に送
り、その検索結果を予測候補評価部110、予測候補絞
り込み部109、表記照合部111に送って、候補の絞
り込みと評価を行い、最終的に評価値の高い候補を出力
候補バッファ112cに格納する処理を行う。以上が、
予測制御部104の処理の流れである。
【0070】(c)検索文字列切り出し部105の処理
動作 次に、検索文字列切り出し部105の処理動作について
説明する。図4は同実施形態における検索文字列切り出
し部105の処理動作を示すフローチャートである。ま
ず、ステップS401において、検索文字列切り出し部
105は、検索文字列リスト112dを初期化した後、
以下のような処理を実行する。
動作 次に、検索文字列切り出し部105の処理動作について
説明する。図4は同実施形態における検索文字列切り出
し部105の処理動作を示すフローチャートである。ま
ず、ステップS401において、検索文字列切り出し部
105は、検索文字列リスト112dを初期化した後、
以下のような処理を実行する。
【0071】すなわち、ステップS402で、予測制御
部104から予測対象読み文字列バッファ112aの情
報を受け取り、ステップS403に進む。ステップS4
03で、予測対象読み文字列の文字列長を変数LENに
セットし、ステップS404に進む。
部104から予測対象読み文字列バッファ112aの情
報を受け取り、ステップS403に進む。ステップS4
03で、予測対象読み文字列の文字列長を変数LENに
セットし、ステップS404に進む。
【0072】ステップS404で、部分文字列として切
り出すべき文字位置を示す変数iに1をセットし、ステ
ップS405に進む。ステップS405で、i≦LEN
が成立するかどうか判定する。i≦LENが成立する場
合はステップS406に進み、成立しない場合はステッ
プS408に進む。ステップS406で、予測対象読み
文字列のi文字目からLEN文字目までの文字列を検索
文字列リスト112dのi番目にコピーし、ステップS
407に進む。ステップS407で、変数iを1インク
リメントし、ステップS405に戻る。一方、ステップ
S408に進んだ場合は、検索文字列リスト112dを
予測制御部104に返し、ここでの処理を終了する。
り出すべき文字位置を示す変数iに1をセットし、ステ
ップS405に進む。ステップS405で、i≦LEN
が成立するかどうか判定する。i≦LENが成立する場
合はステップS406に進み、成立しない場合はステッ
プS408に進む。ステップS406で、予測対象読み
文字列のi文字目からLEN文字目までの文字列を検索
文字列リスト112dのi番目にコピーし、ステップS
407に進む。ステップS407で、変数iを1インク
リメントし、ステップS405に戻る。一方、ステップ
S408に進んだ場合は、検索文字列リスト112dを
予測制御部104に返し、ここでの処理を終了する。
【0073】例えば、予測対象読み文字列が「しんにゅ
うしゃいんけ」であったとする。「しんにゅうしゃいん
け」は10文字なので、変数LENに10がセットされ
る。i=1のとき、1文字目から10文字目までの部分
読み文字列「しんにゅうしゃいんけ」が検索文字列リス
ト112dの1番目にコピーされる。
うしゃいんけ」であったとする。「しんにゅうしゃいん
け」は10文字なので、変数LENに10がセットされ
る。i=1のとき、1文字目から10文字目までの部分
読み文字列「しんにゅうしゃいんけ」が検索文字列リス
ト112dの1番目にコピーされる。
【0074】また、i=2のとき、2文字目から10文
字目までの部分読み文字列「んにゅうしゃいんけ」が検
索文字列リスト112dの2番目にコピーされる。同様
にして、i=10まで進み、10文字目の部分読み文字
列「け」が、検索文字列リスト112dの10番目にコ
ピーされ、その結果として、図9(c)に示すような検
索文字列リスト112dが作成される。
字目までの部分読み文字列「んにゅうしゃいんけ」が検
索文字列リスト112dの2番目にコピーされる。同様
にして、i=10まで進み、10文字目の部分読み文字
列「け」が、検索文字列リスト112dの10番目にコ
ピーされ、その結果として、図9(c)に示すような検
索文字列リスト112dが作成される。
【0075】このように、入力された読み文字列の最後
尾の文字を含む部分読み文字列の集合を作成していく。
これらの部分読み文字列は辞書検索用の文字列として用
いられる。以上が、検索文字列切り出し部105の処理
の流れである。
尾の文字を含む部分読み文字列の集合を作成していく。
これらの部分読み文字列は辞書検索用の文字列として用
いられる。以上が、検索文字列切り出し部105の処理
の流れである。
【0076】(d)予測候補評価部110の処理動作 次に、予測候補評価部110の処理動作について説明す
る。図5は同実施形態における予測候補評価部110の
処理動作を示すフローチャートである。まず、ステップ
S501において、予測候補評価部110は予測制御部
104から候補リスト112fのj番目の候補を受け取
り、以下のような処理を実行する。
る。図5は同実施形態における予測候補評価部110の
処理動作を示すフローチャートである。まず、ステップ
S501において、予測候補評価部110は予測制御部
104から候補リスト112fのj番目の候補を受け取
り、以下のような処理を実行する。
【0077】すなわち、ステップS502で、候補見出
しの読み文字列の長さを変数LENにセットし、ステッ
プS503に進む。ステップS503で、見出しと読み
の一致長さを変数BASEにセットし、ステップS50
4に進む。
しの読み文字列の長さを変数LENにセットし、ステッ
プS503に進む。ステップS503で、見出しと読み
の一致長さを変数BASEにセットし、ステップS50
4に進む。
【0078】ステップS504で、BASE≧2が成立
するかどうかを判定する。BASE≧2が成立する場合
はステップS505に進み、成立しない場合はステップ
S506に進む。ステップS505では、式(1)によ
り尤度(当該候補の尤もらしさの度合い)を計算し、ス
テップS507に進む。
するかどうかを判定する。BASE≧2が成立する場合
はステップS505に進み、成立しない場合はステップ
S506に進む。ステップS505では、式(1)によ
り尤度(当該候補の尤もらしさの度合い)を計算し、ス
テップS507に進む。
【0079】 尤度:=100* 表記頻度/読み頻度の(BASE−1)番目の値 …(1) ステップS506では、尤度に0をセットし、ステップ
S507に進む。ステップS507で、式(2)により
有用度(当該候補が有益に使われる度合い)を計算し、
ステップS508に進む。
S507に進む。ステップS507で、式(2)により
有用度(当該候補が有益に使われる度合い)を計算し、
ステップS508に進む。
【0080】 有用度:=LEN−BASE …(2) ステップS508で、式(3)により、評価値を計算
し、ステップS509に進む。
し、ステップS509に進む。
【0081】 評価値:=10*尤度+表記頻度+有用度 …(3) なお、評価値の計算方法については、上記式(3)の他
にも、必要に応じて適宜各項目に対する定数倍の値を変
えるなど、種々の計算方法が可能である。
にも、必要に応じて適宜各項目に対する定数倍の値を変
えるなど、種々の計算方法が可能である。
【0082】ステップS509で、上記のようにして算
出した評価値を予測制御部104に返し、ここでの処理
を終了する。例えば、図10(a)の候補リスト112
fの場合、j=1のとき、候補リスト112fの1番目
の「侵入」が候補評価部110に送られる。この場合、
読み文字列の長さは5であるので、変数LENに5がセ
ットされ、変数BASEに一致長さ3がセットされる。
出した評価値を予測制御部104に返し、ここでの処理
を終了する。例えば、図10(a)の候補リスト112
fの場合、j=1のとき、候補リスト112fの1番目
の「侵入」が候補評価部110に送られる。この場合、
読み文字列の長さは5であるので、変数LENに5がセ
ットされ、変数BASEに一致長さ3がセットされる。
【0083】上記式(1)により尤度を計算する。 尤度:=100*105/2181 =5 上記式(2)により有用度を計算する。
【0084】 有用度:=5−3 =2 上記式(3)により評価値を計算する。
【0085】 評価値:=10*5+l05+2 =157 以上の処理により、候補リスト112fの1番目には、
図10(b)に示すように、尤度=5、有用度=2、評
価値=157といった情報が書き込まれる。
図10(b)に示すように、尤度=5、有用度=2、評
価値=157といった情報が書き込まれる。
【0086】このように、辞書検索により得られた候補
リスト112fの各候補毎に評価値を求め、その結果を
予測制御部104に返す。以上が、予測候補評価部11
0の処理の流れである。
リスト112fの各候補毎に評価値を求め、その結果を
予測制御部104に返す。以上が、予測候補評価部11
0の処理の流れである。
【0087】(e)予測候補絞り込み部109の処理動
作 次に、予測候補絞り込み部109の処理動作について説
明する。図6は同実施形態における予測候補絞り込み部
109の処理動作を示すフローチャートである。まず、
ステップS601において、予測候補絞り込み部109
は、予測制御部104から候補リスト112fのj番目
を受け取り、以下のような処理を実行する。
作 次に、予測候補絞り込み部109の処理動作について説
明する。図6は同実施形態における予測候補絞り込み部
109の処理動作を示すフローチャートである。まず、
ステップS601において、予測候補絞り込み部109
は、予測制御部104から候補リスト112fのj番目
を受け取り、以下のような処理を実行する。
【0088】すなわち、ステップS602で、尤度≧5
が成立するかどうかを判定する。尤度≧5が成立する場
合は、ステップS603に進み、成立しない場合はステ
ップS605に進む。
が成立するかどうかを判定する。尤度≧5が成立する場
合は、ステップS603に進み、成立しない場合はステ
ップS605に進む。
【0089】ステップS603に進んだ場合は、有用度
≧2が成立するかどうかを判定する。有用度≧2が成立
する場合はステップS604に進み、成立しない場合は
ステップS605に進む。
≧2が成立するかどうかを判定する。有用度≧2が成立
する場合はステップS604に進み、成立しない場合は
ステップS605に進む。
【0090】ステップS604では、尤度≧5および有
用度≧2が成立したことにより、その判定結果を「○」
としてステップS606に進む。判定結果「○」は予測
候補として有効であることを示す。ステップS605で
は、尤度≧5または有用度≧2が不成立であったことに
より、その判定結果を「×」としてステップS606に
進む。判定結果「×」は予測候補として無効であること
を示す。なお、ここで用いた尤度の条件値2や有用度の
条件値5という数値は、適宜設定を変更して利用可能な
値である。
用度≧2が成立したことにより、その判定結果を「○」
としてステップS606に進む。判定結果「○」は予測
候補として有効であることを示す。ステップS605で
は、尤度≧5または有用度≧2が不成立であったことに
より、その判定結果を「×」としてステップS606に
進む。判定結果「×」は予測候補として無効であること
を示す。なお、ここで用いた尤度の条件値2や有用度の
条件値5という数値は、適宜設定を変更して利用可能な
値である。
【0091】ステップS606で、各候補に対する判定
結果「○」または「×」を予測制御部104に返し、こ
こでの処理を終了する。例えば、図10(b)の候補リ
スト112fの場合、j=1のとき、候補リスト112
fの1番目の「侵入」が候補絞り込み部109に送られ
る。この場合、尤度は5、有用度は2であるので、ステ
ップS602、ステップS603の不等式が成立し、判
定結果は「○」となる。これにより、候補リスト112
fの1番目には、図11(a)に示すような絞り込み判
定情報が書き込まれる。
結果「○」または「×」を予測制御部104に返し、こ
こでの処理を終了する。例えば、図10(b)の候補リ
スト112fの場合、j=1のとき、候補リスト112
fの1番目の「侵入」が候補絞り込み部109に送られ
る。この場合、尤度は5、有用度は2であるので、ステ
ップS602、ステップS603の不等式が成立し、判
定結果は「○」となる。これにより、候補リスト112
fの1番目には、図11(a)に示すような絞り込み判
定情報が書き込まれる。
【0092】このように、辞書検索により得られた候補
リスト112fの各候補に対し、尤度および有用度の値
に基づいて有効か否かを判定し、その判定結果を予測制
御部104に返す。以上が、予測候補絞り込み部109
の処理の流れである。
リスト112fの各候補に対し、尤度および有用度の値
に基づいて有効か否かを判定し、その判定結果を予測制
御部104に返す。以上が、予測候補絞り込み部109
の処理の流れである。
【0093】(f)表記照合部111の処理動作 次に、表記照合部111の処理動作について説明する。
図7は同実施形態における表記照合部111の処理動作
を示すフローチャートである。まず、ステップS701
において、表記照合部111は、予測制御部104から
候補リスト112fのj番目を受け取り、以下のような
処理を実行する。
図7は同実施形態における表記照合部111の処理動作
を示すフローチャートである。まず、ステップS701
において、表記照合部111は、予測制御部104から
候補リスト112fのj番目を受け取り、以下のような
処理を実行する。
【0094】すなわち、ステップS702で、変数CN
Tに読み分割可能位置数、変数YLENに候補見出しの
読み文字列の長さ、変数HLENに候補見出しの表記文
字列の長さ、変数「判定」に初期値として「○」をセッ
トし、ステップS703に進む。
Tに読み分割可能位置数、変数YLENに候補見出しの
読み文字列の長さ、変数HLENに候補見出しの表記文
字列の長さ、変数「判定」に初期値として「○」をセッ
トし、ステップS703に進む。
【0095】ステップS703で、制御部102から候
補選択状況バッファ112b(採用候補リスト、不採用
候補リスト)を受け取り、ステップS704に進む。ス
テップS704で、変数SAIYOに採用候補リストの
件数、変数FUSAIYOに不採用候補リストの件数を
セットすると共に、変数Sおよび変数Tにそれぞれ1を
セットしてステップS705に進む。ステップS705
で、S≦FUSAIYOが成立するかどうか判定する。
S≦FUSAIYOが成立する場合は、ステップS70
6に進み、成立しない場合はステップS708に進む。
補選択状況バッファ112b(採用候補リスト、不採用
候補リスト)を受け取り、ステップS704に進む。ス
テップS704で、変数SAIYOに採用候補リストの
件数、変数FUSAIYOに不採用候補リストの件数を
セットすると共に、変数Sおよび変数Tにそれぞれ1を
セットしてステップS705に進む。ステップS705
で、S≦FUSAIYOが成立するかどうか判定する。
S≦FUSAIYOが成立する場合は、ステップS70
6に進み、成立しない場合はステップS708に進む。
【0096】ステップS706に進んだ場合は、不採用
候補リストのS番目は候補に含まれるか否かを判定す
る。候補に含まれる場合は、ステップS719に進み、
含まれない場合はステップS707に進む。ステップS
707に進んだ場合は、変数Sを1インクリメントし、
ステップS705に戻る。一方、ステップS705から
ステップS708に進んだ場合は、T≦SAIYOが成
立するかどうかを判定する。T≦SAIYOが成立する
場合は、ステップS709に進み、成立しない場合は、
ステップS719に進む。
候補リストのS番目は候補に含まれるか否かを判定す
る。候補に含まれる場合は、ステップS719に進み、
含まれない場合はステップS707に進む。ステップS
707に進んだ場合は、変数Sを1インクリメントし、
ステップS705に戻る。一方、ステップS705から
ステップS708に進んだ場合は、T≦SAIYOが成
立するかどうかを判定する。T≦SAIYOが成立する
場合は、ステップS709に進み、成立しない場合は、
ステップS719に進む。
【0097】ステップS709に進んだ場合は、変数M
に1、変数YSに1、変数HSに1をセットし、ステッ
プS710に進む。ステップS710で、M≦CNTが
成立するかどうかを判定する。M≦CNTが成立する場
合は、ステップS711に進み、成立しない場合はステ
ップS719に進む。
に1、変数YSに1、変数HSに1をセットし、ステッ
プS710に進む。ステップS710で、M≦CNTが
成立するかどうかを判定する。M≦CNTが成立する場
合は、ステップS711に進み、成立しない場合はステ
ップS719に進む。
【0098】ステップS711に進んだ場合は、M=C
NTが成立するかどうかを判定する。M=CNTが成立
する場合はステップS712に進み、成立しない場合は
S713に進む。ステップS712では、変数YEにY
LEN、変数HEにHLENをセットし、ステップS7
14に進む。ステップS713では、変数YEに「M番
目の読み分割可能位置−1」、変数HEに「M番目の表
記分割可能位置−1」をセットし、ステップS714に
進む。ステップS714で、YS文字目からYE文字目
までの候補見出しの読み文字列が採用候補リストのT番
目の読みに含まれるかどうかを判定する。含まれる場合
はステップS715に進み、含まれない場合はステップ
S716に進む。
NTが成立するかどうかを判定する。M=CNTが成立
する場合はステップS712に進み、成立しない場合は
S713に進む。ステップS712では、変数YEにY
LEN、変数HEにHLENをセットし、ステップS7
14に進む。ステップS713では、変数YEに「M番
目の読み分割可能位置−1」、変数HEに「M番目の表
記分割可能位置−1」をセットし、ステップS714に
進む。ステップS714で、YS文字目からYE文字目
までの候補見出しの読み文字列が採用候補リストのT番
目の読みに含まれるかどうかを判定する。含まれる場合
はステップS715に進み、含まれない場合はステップ
S716に進む。
【0099】ステップS715に進んだ場合は、HS文
字目からHE文字目までの候補見出しの表記文字列は採
用候補リストのT番目の表記に含まれるかどうかを判定
する。含まれる場合はステップS716に進み、含まれ
ない場合はステップS718に進む。ステップS716
では、変数YSに「YE+1」、変数HSに「HE+
1」をセットし、ステップS717に進む。ステップS
717で、変数Tを1インクリメントし、ステップS7
08に戻る。
字目からHE文字目までの候補見出しの表記文字列は採
用候補リストのT番目の表記に含まれるかどうかを判定
する。含まれる場合はステップS716に進み、含まれ
ない場合はステップS718に進む。ステップS716
では、変数YSに「YE+1」、変数HSに「HE+
1」をセットし、ステップS717に進む。ステップS
717で、変数Tを1インクリメントし、ステップS7
08に戻る。
【0100】ステップS718に進んだ場合は、判定結
果を「×」とし、ステップS719に進む。ステップS
719で、判定結果を予測制御部104に返し、ここで
の処理を終了する。
果を「×」とし、ステップS719に進む。ステップS
719で、判定結果を予測制御部104に返し、ここで
の処理を終了する。
【0101】例えば、図11(a)の候補リスト112
fの場合、j=1のとき、候補リスト112fの1番目
の「侵入」が表記照合部111に送られる。この時点で
は、候補選択状況バッファ112bは空であるので、ス
テップS704で、変数SAIYOにも、変数FUSA
IYOにも0がセットされる。したがって、ステップS
702でセットされる初期値「○」が判定結果として、
予測制御部104に返され、候補リスト112fの1番
目には、図11(b)に示すような表記照合判定情報が
書き込まれる。
fの場合、j=1のとき、候補リスト112fの1番目
の「侵入」が表記照合部111に送られる。この時点で
は、候補選択状況バッファ112bは空であるので、ス
テップS704で、変数SAIYOにも、変数FUSA
IYOにも0がセットされる。したがって、ステップS
702でセットされる初期値「○」が判定結果として、
予測制御部104に返され、候補リスト112fの1番
目には、図11(b)に示すような表記照合判定情報が
書き込まれる。
【0102】このように、予測候補絞り込み部109か
らの判定結果が「○」であった候補に対し、その候補の
読みと表記と候補選択状況バッファ112bに記憶され
る採用候補リスト、不採用候補リストとを照合して、条
件に適合する候補のみを選別し、その判定結果を予測制
御部104に返す処理を行う。以上が、表記照合部11
1の処理の流れである。
らの判定結果が「○」であった候補に対し、その候補の
読みと表記と候補選択状況バッファ112bに記憶され
る採用候補リスト、不採用候補リストとを照合して、条
件に適合する候補のみを選別し、その判定結果を予測制
御部104に返す処理を行う。以上が、表記照合部11
1の処理の流れである。
【0103】(g)候補選択状況処理部108の処理動
作 次に、候補選択状況処理部108の処理動作について説
明する。図8は同実施形態における候補選択状況処理部
108に処理動作を示すフローチャートである。まず、
ステップS801において、候補選択状況処理部108
は、制御部102から候補選択状況バッファ112b
(採用候補リスト、不採用候補リスト)の情報と、出力
候補バッファ112cの情報を受け取り、以下のような
処理を実行する。
作 次に、候補選択状況処理部108の処理動作について説
明する。図8は同実施形態における候補選択状況処理部
108に処理動作を示すフローチャートである。まず、
ステップS801において、候補選択状況処理部108
は、制御部102から候補選択状況バッファ112b
(採用候補リスト、不採用候補リスト)の情報と、出力
候補バッファ112cの情報を受け取り、以下のような
処理を実行する。
【0104】すなわち、ステップS802で、変数CN
Tに出力候補バッファ112cの件数、変数SAIYO
に採用候補リストの件数、変数FUSAIYOに不採用
候補リストの件数をセットし、ステップS803に進
む。
Tに出力候補バッファ112cの件数、変数SAIYO
に採用候補リストの件数、変数FUSAIYOに不採用
候補リストの件数をセットし、ステップS803に進
む。
【0105】ステップS803で、候補選択状況処理部
108の起動モードが「採用」かどうかを判定する。起
動モードが「採用」である場合は、ステップS804に
進み、そうでない場合にはステップS808に進む。
108の起動モードが「採用」かどうかを判定する。起
動モードが「採用」である場合は、ステップS804に
進み、そうでない場合にはステップS808に進む。
【0106】ステップS804に進んだ場合は、制御部
102から選択候補番号を受け取り、ステップS805
に進む。ステップS805で、変数SELECTに候補
番号をセットし、ステップS806に進む。ステップS
806で、出力候補バッファ112cのSELECT番
目を採用候補リストの(SAIYO+1)番目にコピー
し、ステップS807に進む。ステップS807で、候
補選択状況バッファ112bの情報を制御部102に送
り、ここでの処理を終了する。
102から選択候補番号を受け取り、ステップS805
に進む。ステップS805で、変数SELECTに候補
番号をセットし、ステップS806に進む。ステップS
806で、出力候補バッファ112cのSELECT番
目を採用候補リストの(SAIYO+1)番目にコピー
し、ステップS807に進む。ステップS807で、候
補選択状況バッファ112bの情報を制御部102に送
り、ここでの処理を終了する。
【0107】一方、ステップS803からステップS8
08に進んだ場合には、変数iに1をセットし、ステッ
プS809に進む。そして、ステップS809で、i≦
CNTが成立するかどうかを判定し、i≦CNTが成立
する場合にはステップS810に進む。
08に進んだ場合には、変数iに1をセットし、ステッ
プS809に進む。そして、ステップS809で、i≦
CNTが成立するかどうかを判定し、i≦CNTが成立
する場合にはステップS810に進む。
【0108】ステップS810で、出力候補バッファ1
12cのi番目を不採用候補リストの(FUSAIYO
+1)番目にコピーし、ステップS811に進む。ステ
ップS811で、変数iを1インクリメント、変数FU
SAIYOを1インクリメントし、ステップS809に
戻る。一方、ステップS809で、条件が成立しなかっ
たときは、ステップS807に進み、候補選択状況バッ
ファ112bの情報を制御部102に送り、ここでの処
理を終了する。
12cのi番目を不採用候補リストの(FUSAIYO
+1)番目にコピーし、ステップS811に進む。ステ
ップS811で、変数iを1インクリメント、変数FU
SAIYOを1インクリメントし、ステップS809に
戻る。一方、ステップS809で、条件が成立しなかっ
たときは、ステップS807に進み、候補選択状況バッ
ファ112bの情報を制御部102に送り、ここでの処
理を終了する。
【0109】このように、候補採用時に、そのとき選択
された予測候補の番号を候補選択状況バッファ112b
の採用候補リストに登録し、不採用時には、各予測候補
の番号を候補選択状況バッファ112bの不採用候補リ
ストに登録する処理を行う。以上が、候補選択状況処理
部108の処理の流れである。
された予測候補の番号を候補選択状況バッファ112b
の採用候補リストに登録し、不採用時には、各予測候補
の番号を候補選択状況バッファ112bの不採用候補リ
ストに登録する処理を行う。以上が、候補選択状況処理
部108の処理の流れである。
【0110】ここで、図15と図16を用いて、予測候
補の表示例と候補選択状況バッファ112bのフォーマ
ットと処理結果の格納例、およびそれに関わる制御部1
02の動きを説明する。
補の表示例と候補選択状況バッファ112bのフォーマ
ットと処理結果の格納例、およびそれに関わる制御部1
02の動きを説明する。
【0111】図16(a)は、制御部102が予測制御
部104から予測結果を受け取り、入力された読み情報
と予測された漢字かな表記をディスプレイ画面上に表示
してユーザに提示した例である。ここでは、「し」、
「ん」、「に」と順番に読み文字列が入力され、「しん
に」まで入力が進んだ時点で、先に述べたような予測制
御部104の処理により、該当する予測候補が出力され
た場合の例を示している。
部104から予測結果を受け取り、入力された読み情報
と予測された漢字かな表記をディスプレイ画面上に表示
してユーザに提示した例である。ここでは、「し」、
「ん」、「に」と順番に読み文字列が入力され、「しん
に」まで入力が進んだ時点で、先に述べたような予測制
御部104の処理により、該当する予測候補が出力され
た場合の例を示している。
【0112】この「しんに」という読み文字列が予測制
御部104に送られる。そして、図12(a)に示す候
補リスト112fが作成され、予測候補が制御部102
に返され、図16(a)のように候補表示が行われる。
なお、図中の下線は入力した読みに対する表記が未確定
であることを示している。また、文字列の直後の四角形
はカーソルの位置を示している。
御部104に送られる。そして、図12(a)に示す候
補リスト112fが作成され、予測候補が制御部102
に返され、図16(a)のように候補表示が行われる。
なお、図中の下線は入力した読みに対する表記が未確定
であることを示している。また、文字列の直後の四角形
はカーソルの位置を示している。
【0113】予測候補ウインドウ1601が開き、そこ
に2つの予測候補「侵入」、「進入」が表示され、その
中の1つ目の候補「侵入」が反転表示されている。ここ
で、ユーザが次候補キー、例えば下矢印キーを押せば、
2つ目の候補「進入」が反転表示される。また、ユーザ
が候補採用キー、例えばエンターキーを押せば、反転表
示されている候補が採用される。
に2つの予測候補「侵入」、「進入」が表示され、その
中の1つ目の候補「侵入」が反転表示されている。ここ
で、ユーザが次候補キー、例えば下矢印キーを押せば、
2つ目の候補「進入」が反転表示される。また、ユーザ
が候補採用キー、例えばエンターキーを押せば、反転表
示されている候補が採用される。
【0114】この例では、表示されている2つの予測候
補はどちらも望む候補ではないため、そのどちらの候補
も採用せず、続けて、図16(b)のように「ゅ」を入
力する。このとき、前の候補表示は取り消される。
補はどちらも望む候補ではないため、そのどちらの候補
も採用せず、続けて、図16(b)のように「ゅ」を入
力する。このとき、前の候補表示は取り消される。
【0115】ここで、前回採用しなかった2つの予測候
補「侵入」と「進入」が制御部102から候補選択状況
処理部108に送られ、これらの候補に関する情報が候
補選択状況バッファ112bの不採用候補リストにセッ
トされる。その結果、候補選択状況バッファ112bは
図15(a)に示すような状態になる。このとき、候補
採用リストは空である。
補「侵入」と「進入」が制御部102から候補選択状況
処理部108に送られ、これらの候補に関する情報が候
補選択状況バッファ112bの不採用候補リストにセッ
トされる。その結果、候補選択状況バッファ112bは
図15(a)に示すような状態になる。このとき、候補
採用リストは空である。
【0116】続けて、「しんにゅ」という読み文字列と
図15(a)に示す候補選択状況バッファ112bの情
報が予測制御部104に送られる。これにより、図12
(b)に示すような候補リスト112fが作成され、そ
の予測候補が制御部102に返され、図16(b)のよ
うに候補表示が行われる。
図15(a)に示す候補選択状況バッファ112bの情
報が予測制御部104に送られる。これにより、図12
(b)に示すような候補リスト112fが作成され、そ
の予測候補が制御部102に返され、図16(b)のよ
うに候補表示が行われる。
【0117】この場合、「侵入」と「進入」も候補とし
て候補リスト112fに格納されるが、これらは前回採
用されなかったため、その表記照合判定結果は「×」と
なり、今回の入力に対する候補としては表示されない。
て候補リスト112fに格納されるが、これらは前回採
用されなかったため、その表記照合判定結果は「×」と
なり、今回の入力に対する候補としては表示されない。
【0118】ここで、ユーザが候補採用キーを押すと、
反転表示されている「新入社員」が採用され、図16
(c)に示すように、ディスプレイの表示画面が変更さ
れる。さらに、このとき採用された候補「新入社員」が
制御部102を介して候補選択状況処理部108に送ら
れ、候補選択状況バッファ112bの採用候補リストに
セットされる。その結果、候補選択状況バッファ112
bは図15(b)に示すような状態になる。
反転表示されている「新入社員」が採用され、図16
(c)に示すように、ディスプレイの表示画面が変更さ
れる。さらに、このとき採用された候補「新入社員」が
制御部102を介して候補選択状況処理部108に送ら
れ、候補選択状況バッファ112bの採用候補リストに
セットされる。その結果、候補選択状況バッファ112
bは図15(b)に示すような状態になる。
【0119】続けて、図16(d)のように「け」を入
力したとする。この入力により、「しんにゅうしゃいん
け」という入力読み文字列および予測補完された読み文
字列と、図15(b)の情報が予測制御部104に送ら
れる。そして、図13に示すような候補リスト112f
が作成され、その予測候補が制御部102に返され、図
16(d)のような候補表示が行われる。
力したとする。この入力により、「しんにゅうしゃいん
け」という入力読み文字列および予測補完された読み文
字列と、図15(b)の情報が予測制御部104に送ら
れる。そして、図13に示すような候補リスト112f
が作成され、その予測候補が制御部102に返され、図
16(d)のような候補表示が行われる。
【0120】この場合、「社印ケース入れ」、「社員研
修」などの候補も候補リスト112fに格納されるが、
「新入社員」といった文字列が既に表示されていること
から、「社印ケース入れ」の「社印」のように、「新入
社員」の「社員」と表記が矛盾する候補は排除される。
これにより、「社員研修」が表示されることになる。
修」などの候補も候補リスト112fに格納されるが、
「新入社員」といった文字列が既に表示されていること
から、「社印ケース入れ」の「社印」のように、「新入
社員」の「社員」と表記が矛盾する候補は排除される。
これにより、「社員研修」が表示されることになる。
【0121】このように、辞書検索の結果として提示さ
れた予測候補が採用されなかった場合に、当該予測候補
の生成時に参照された文字列を含む文字列に基づいて入
力予測を行う間は、当該予測候補の出力が禁止されるた
め、採用しなかった候補が次の文字を入力した際に続け
て提示されるといった煩わしさが解消される。
れた予測候補が採用されなかった場合に、当該予測候補
の生成時に参照された文字列を含む文字列に基づいて入
力予測を行う間は、当該予測候補の出力が禁止されるた
め、採用しなかった候補が次の文字を入力した際に続け
て提示されるといった煩わしさが解消される。
【0122】さらに、辞書検索によって得られた予測候
補を提示する際に、既に表示されている文字列の表記と
矛盾する予測候補の出力が禁止されるため、入力補完さ
れた文字列を用いて入力予測を行う場合などにおいて、
既に表示されている文字列の表記と矛盾しない予測候補
のみを提示することができる。
補を提示する際に、既に表示されている文字列の表記と
矛盾する予測候補の出力が禁止されるため、入力補完さ
れた文字列を用いて入力予測を行う場合などにおいて、
既に表示されている文字列の表記と矛盾しない予測候補
のみを提示することができる。
【0123】なお、上記実施形態では、かなで表現され
る読み文字列をキーボード等で入力する場合を例にとっ
て説明したが、入力する文字列の形態はかなの読みに限
るものではなく、例えばタブレット等の入力装置に文字
認識処理を備えたものでは、漢字も直接入力することが
できるので、この場合は、入力される文字列は漢字かな
混じり文字列となる。このような漢字かな混じり文字列
を部分文字列として辞書を検索するようにしても良い。
る読み文字列をキーボード等で入力する場合を例にとっ
て説明したが、入力する文字列の形態はかなの読みに限
るものではなく、例えばタブレット等の入力装置に文字
認識処理を備えたものでは、漢字も直接入力することが
できるので、この場合は、入力される文字列は漢字かな
混じり文字列となる。このような漢字かな混じり文字列
を部分文字列として辞書を検索するようにしても良い。
【0124】例えば、手書きで「新」を入力するのは画
数が多いため、「しん入」といったような漢字かな混じ
り文字列の入力から「新入社員」を得たい場合である。
このような場合には、図14に示した予測辞書107の
読み情報欄をかな文字列に限定せず、漢字かな混じり文
字列にまで拡張しておけば、実現可能である。
数が多いため、「しん入」といったような漢字かな混じ
り文字列の入力から「新入社員」を得たい場合である。
このような場合には、図14に示した予測辞書107の
読み情報欄をかな文字列に限定せず、漢字かな混じり文
字列にまで拡張しておけば、実現可能である。
【0125】要するに、本発明は、上記実施形態に限定
されず、要旨を変更しない範囲で適宜変更して実施可能
である。また、上述した実施形態において記載した手法
は、コンピュータに実行させることのできるプログラム
として、例えば磁気ディスク(フロッピーディスク、ハ
ードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD
等)、半導体メモリなどの記録媒体に書き込んで各種装
置に適用したり、通信媒体により伝送して各種装置に適
用することも可能である。本装置を実現するコンピュー
タは、記録媒体に記録されたプログラムを読み込み、こ
のプログラムによって動作が制御されることにより、上
述した処理を実行する。
されず、要旨を変更しない範囲で適宜変更して実施可能
である。また、上述した実施形態において記載した手法
は、コンピュータに実行させることのできるプログラム
として、例えば磁気ディスク(フロッピーディスク、ハ
ードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD
等)、半導体メモリなどの記録媒体に書き込んで各種装
置に適用したり、通信媒体により伝送して各種装置に適
用することも可能である。本装置を実現するコンピュー
タは、記録媒体に記録されたプログラムを読み込み、こ
のプログラムによって動作が制御されることにより、上
述した処理を実行する。
【0126】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、文
字列の入力中に任意の位置で自動的に入力予測を行い、
既に表示されている漢字かな表記との整合性やユーザに
よる候補採用/不採用の指示を考慮し、不要な候補を排
除してユーザに提示することができる。これにより、文
書入力の効率が向上し、入力操作の負担を一層軽減して
簡易に日本語入力を行うことができるようになる。
字列の入力中に任意の位置で自動的に入力予測を行い、
既に表示されている漢字かな表記との整合性やユーザに
よる候補採用/不採用の指示を考慮し、不要な候補を排
除してユーザに提示することができる。これにより、文
書入力の効率が向上し、入力操作の負担を一層軽減して
簡易に日本語入力を行うことができるようになる。
【図1】本発明の一実施形態に係る入力予測装置の概略
構成を示すブロック図。
構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態における制御部の処理動作を示すフ
ローチャート。
ローチャート。
【図3】同実施形態における予測制御部の処理動作を示
すフローチャート。
すフローチャート。
【図4】同実施形態における検索文字列切り出し部の処
理動作を示すフローチャート。
理動作を示すフローチャート。
【図5】同実施形態における予測候補評価部の処理動作
を示すフローチャート。
を示すフローチャート。
【図6】同実施形態における予測候補絞り込み部の処理
動作を示すフローチャート。
動作を示すフローチャート。
【図7】同実施形態における表記照合部の処理動作を示
すフローチャート。
すフローチャート。
【図8】同実施形態における候補選択状況処理部の処理
動作を示すフローチャート
動作を示すフローチャート
【図9】同実施形態における検索文字列リストのフォー
マットと処理結果の格納例を示す図。
マットと処理結果の格納例を示す図。
【図10】同実施形態における候補リストのフォーマッ
トと処理結果の格納例を示す図。
トと処理結果の格納例を示す図。
【図11】同実施形態における候補リストのフォーマッ
トと処理結果の格納例を示す図。
トと処理結果の格納例を示す図。
【図12】同実施形態における候補リストのフォーマッ
トと処理結果の格納例を示す図。
トと処理結果の格納例を示す図。
【図13】同実施形態における候補リストのフォーマッ
トと処理結果の格納例を示す図。
トと処理結果の格納例を示す図。
【図14】同実施形態における予測辞書に登録される情
報の例を示す図。
報の例を示す図。
【図15】同実施形態における候補選択状況バッファの
フォーマットと処理結果の格納例を示す図。
フォーマットと処理結果の格納例を示す図。
【図16】同実施形態における文書入力時の画面表示例
を示す図。
を示す図。
101…入力部 102…制御部 103…出力部 104…予測制御部 105…検索文字列切り出し部 106…予測辞書検索部 107…予測辞書 108…候補選択状況処理部 109…予測候補絞り込み部 110…予測候補評価部 111…表記照合部 112…メモリ 112a…予測対象読み文字列バッファ 112b…候補選択状況バッファ 112c…出力候補バッファ 112d…検索文字列リスト 112e…辞書検索結果リスト 112f…候補リスト
Claims (8)
- 【請求項1】文字列を入力する入力手段と、 この入力手段によって入力された文字列から最後尾の文
字を含む部分文字列群を生成する部分文字列生成手段
と、 各単語の部分文字列とそれに対応する見出しが登録され
た辞書と、 上記部分文字列生成手段によって生成された部分文字列
群を検索文字列として用い、上記辞書から部分文字列が
前方一致あるいは完全一致する見出しを予測候補として
検索する辞書検索手段と、 この辞書検索手段によって得られた予測候補を提示する
候補提示手段と、 この候補提示手段によって提示された予測候補が採用さ
れなかった場合に、当該予測候補の生成時に参照された
文字列を含む文字列に基づいて入力予測を行う間は当該
予測候補の出力を禁止する候補制御手段とを具備したこ
とを特徴とする入力予測装置。 - 【請求項2】上記候補提示手段によって提示された予測
候補を不採用とする指示を行う指示手段を有し、 上記候補制御手段は、この指示手段によって不採用の指
示がなされた予測候補の生成時に参照された文字列を含
む文字列に基づいて入力予測を行う間は上記不採用の指
示がなされた予測候補の出力を禁止することを特徴とす
る請求項1記載の入力予測装置。 - 【請求項3】上記候補提示手段によって提示された予測
候補を採用とする指示を行う指示手段を有し、 上記候補制御手段は、この指示手段によって採用の指示
がなされなかった予測候補の生成時に参照された文字列
を含む文字列に基づいて入力予測を行う間は上記採用の
指示がなされなかった予測候補の出力を禁止することを
特徴とする請求項1記載の入力予測装置。 - 【請求項4】文字列を入力する入力手段と、 この入力手段によって入力された文字列から最後尾の文
字を含む部分文字列群を生成する部分文字列生成手段
と、 各単語の部分文字列とそれに対応する見出しが登録され
た辞書と、 上記部分文字列生成手段によって生成された部分文字列
群を検索文字列として用い、上記辞書から部分文字列が
前方一致あるいは完全一致する見出しを予測候補として
検索する辞書検索手段と、 この辞書検索手段によって得られた予測候補を提示する
候補提示手段と、 この候補提示手段によって予測候補を提示する際に、既
に表示されている文字列の表記と矛盾する予測候補の出
力を禁止する候補制御手段とを具備したことを特徴とす
る入力予測装置。 - 【請求項5】入力された文字列から最後尾の文字を含む
部分文字列群を生成し、 この部分文字列群を検索文字列として用い、各単語の部
分文字列とそれに対応する見出しが登録された辞書から
部分文字列が前方一致あるいは完全一致する見出しを予
測候補として検索し、 この辞書検索によって得られた予測候補を提示するもの
であって、 提示された予測候補が採用されなかった場合に、当該予
測候補の生成時に参照された文字列を含む文字列に基づ
いて入力予測を行う間は当該予測候補の出力を禁止する
ようにしたことを特徴とする入力予測方法。 - 【請求項6】入力された文字列から最後尾の文字を含む
部分文字列群を生成し、 この部分文字列群を検索文字列として用い、各単語の部
分文字列とそれに対応する見出しが登録された辞書から
部分文字列が前方一致あるいは完全一致する見出しを予
測候補として検索し、 この辞書検索によって得られた予測候補を提示するもの
であって、 予測候補を提示する際に、既に表示されている文字列の
表記と矛盾する予測候補の出力を禁止するようにしたこ
とを特徴とする入力予測方法。 - 【請求項7】入力された文字列を元に、それに続く文字
列を予測するための入力予測プログラムを記録した記録
媒体であって、 入力文字列から最後尾の文字を含む部分文字列群を生成
する手順と、 この部分文字列群を検索文字列として用い、各単語の部
分文字列とそれに対応する見出しが登録された辞書から
部分文字列が前方一致あるいは完全一致する見出しを予
測候補として検索する手順と、 この辞書検索によって得られた予測候補を提示する手順
と、 提示された予測候補が採用されなかった場合に、当該予
測候補の生成時に参照された文字列を含む文字列に基づ
いて入力予測を行う間は当該予測候補の出力を禁止する
手順とをコンピュータに実行させるプログラムを記録し
たコンピュータ読取り可能な記録媒体。 - 【請求項8】入力された文字列を元に、それに続く文字
列を予測するための入力予測プログラムを記録した記録
媒体であって、 入力文字列から最後尾の文字を含む部分文字列群を生成
する手順と、 この部分文字列群を検索文字列として用い、各単語の部
分文字列とそれに対応する見出しが登録された辞書から
部分文字列が前方一致あるいは完全一致する見出しを予
測候補として検索する手順と、 この辞書検索によって得られた予測候補を提示する手順
と、 予測候補を提示する際に、既に表示されている文字列の
表記と矛盾する予測候補の出力を禁止する手順とをコン
ピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュー
タ読取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10211118A JP2000048019A (ja) | 1998-07-27 | 1998-07-27 | 入力予測装置、入力予測方法及び入力予測プログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10211118A JP2000048019A (ja) | 1998-07-27 | 1998-07-27 | 入力予測装置、入力予測方法及び入力予測プログラムを記録した記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000048019A true JP2000048019A (ja) | 2000-02-18 |
Family
ID=16600709
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10211118A Pending JP2000048019A (ja) | 1998-07-27 | 1998-07-27 | 入力予測装置、入力予測方法及び入力予測プログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000048019A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7231610B2 (en) | 2002-11-29 | 2007-06-12 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Text editing assistor |
JP2010240586A (ja) * | 2009-04-07 | 2010-10-28 | Panasonic Corp | フィルタ装置およびそれを搭載したファンフィルタユニット |
US8712756B2 (en) | 2007-05-28 | 2014-04-29 | Sony Corporation | Character input device and program for displaying next word candidates based on the candidates' usage history |
-
1998
- 1998-07-27 JP JP10211118A patent/JP2000048019A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7231610B2 (en) | 2002-11-29 | 2007-06-12 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Text editing assistor |
US8712756B2 (en) | 2007-05-28 | 2014-04-29 | Sony Corporation | Character input device and program for displaying next word candidates based on the candidates' usage history |
JP2010240586A (ja) * | 2009-04-07 | 2010-10-28 | Panasonic Corp | フィルタ装置およびそれを搭載したファンフィルタユニット |
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