JP2000046935A - 車位置検知装置 - Google Patents
車位置検知装置Info
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- JP2000046935A JP2000046935A JP10217018A JP21701898A JP2000046935A JP 2000046935 A JP2000046935 A JP 2000046935A JP 10217018 A JP10217018 A JP 10217018A JP 21701898 A JP21701898 A JP 21701898A JP 2000046935 A JP2000046935 A JP 2000046935A
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 15
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 claims abstract description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 14
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 claims description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 視界が悪くても正確な車位置を検知すること
ができ、しかも車位置に関係なく位置検知精度が高い車
位置検知装置を提供すること。 【解決手段】 路側に配置した漏洩ケーブル3と、漏洩
ケーブルの一端に設置した送受信装置1と、漏洩ケーブ
ルの他端に設置した受信装置2と、受信装置と送受信装
置の間を結ぶ信号線路8とで構成されている。送受信装
置1は信号を漏洩ケーブルに送信してそれが目標物であ
る車に当たって戻ってくるまでの時間差Aを測定する。
受信装置2は送受信装置からダイレクトに漏洩ケーブル
を通ってくる信号と目標物である車に当たって遅れてく
る信号との時間差Bを測定する。そしてこれら時間差A
とBから車の位置を検知する。
ができ、しかも車位置に関係なく位置検知精度が高い車
位置検知装置を提供すること。 【解決手段】 路側に配置した漏洩ケーブル3と、漏洩
ケーブルの一端に設置した送受信装置1と、漏洩ケーブ
ルの他端に設置した受信装置2と、受信装置と送受信装
置の間を結ぶ信号線路8とで構成されている。送受信装
置1は信号を漏洩ケーブルに送信してそれが目標物であ
る車に当たって戻ってくるまでの時間差Aを測定する。
受信装置2は送受信装置からダイレクトに漏洩ケーブル
を通ってくる信号と目標物である車に当たって遅れてく
る信号との時間差Bを測定する。そしてこれら時間差A
とBから車の位置を検知する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば高速道路
などの道路上の車の位置を検知する車位置検知装置に関
するものである。
などの道路上の車の位置を検知する車位置検知装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、道路上の車の位置を検知する装置
として、路側にカメラ装置を設置し、このカメラ装置で
とらえた画像を処理することによって車位置を検知する
ものが知られている。
として、路側にカメラ装置を設置し、このカメラ装置で
とらえた画像を処理することによって車位置を検知する
ものが知られている。
【0003】ところで、前記のような従来の検知装置で
は、夜間や霧などの視界が悪いときには車の識別ができ
ず、誤動作が起きて正確な車位置を検知することができ
なかったり、或いは遠方の車に対して、位置検知精度が
悪いという問題があった。
は、夜間や霧などの視界が悪いときには車の識別ができ
ず、誤動作が起きて正確な車位置を検知することができ
なかったり、或いは遠方の車に対して、位置検知精度が
悪いという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、前
記のような従来の問題点を解決し、視界が悪くても正確
な車位置を検知することができ、しかも車位置に関係な
く位置検知精度が高い車位置検知装置を提供することを
目的とする。
記のような従来の問題点を解決し、視界が悪くても正確
な車位置を検知することができ、しかも車位置に関係な
く位置検知精度が高い車位置検知装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、路側に配置した漏洩ケーブル
と、この漏洩ケーブルの一端に設置した送受信装置と、
漏洩ケーブルの他端に設置した受信装置と、この受信装
置と送受信装置の間を結ぶ信号線路とで構成され、送受
信装置は信号を漏洩ケーブルに送信してそれが目標物で
ある車に当たって戻ってくるまでの時間差Aを測定し、
受信装置は送受信装置からダイレクトに漏洩ケーブルを
通ってくる信号と目標物である車に当たって遅れてくる
信号との時間差Bを測定し、これら時間差AとBから車
の位置を検知するようになっていることを特徴とする。
め、請求項1の発明は、路側に配置した漏洩ケーブル
と、この漏洩ケーブルの一端に設置した送受信装置と、
漏洩ケーブルの他端に設置した受信装置と、この受信装
置と送受信装置の間を結ぶ信号線路とで構成され、送受
信装置は信号を漏洩ケーブルに送信してそれが目標物で
ある車に当たって戻ってくるまでの時間差Aを測定し、
受信装置は送受信装置からダイレクトに漏洩ケーブルを
通ってくる信号と目標物である車に当たって遅れてくる
信号との時間差Bを測定し、これら時間差AとBから車
の位置を検知するようになっていることを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、請求項1において、時
間差の測定にパルス方式、スペクトラム拡散方式、FM
CW方式のいずれかを用いることを特徴とする。請求項
3の発明は、請求項1において、車位置情報の時間変化
を記憶する装置を付設し、この時間変化から交通量の変
化や停止車両等を検出することを特徴とする。
間差の測定にパルス方式、スペクトラム拡散方式、FM
CW方式のいずれかを用いることを特徴とする。請求項
3の発明は、請求項1において、車位置情報の時間変化
を記憶する装置を付設し、この時間変化から交通量の変
化や停止車両等を検出することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を図面を
参照して説明する。この実施形態の車位置検知装置は図
1に示すように、路側に2本ほぼ平行に配置した漏洩ケ
ーブル3と、漏洩ケーブル3の一端に設置した送受信装
置1と、漏洩ケーブル3の他端に設置した受信装置2
と、受信装置2と送受信装置1の間を結ぶ信号線路8と
で構成されている。送受信装置1は信号を漏洩ケーブル
2に送信してそれが目標物である車7に当たって戻って
くるまでの時間差A(送信信号4を送信してから反射信
号5を受信するまでの時間)を測定し、受信装置2は送
受信装置1からダイレクトに漏洩ケーブル3を通ってく
る信号4と目標物である車7に当たって遅れてくる反射
信号6との時間差Bを測定するようになっている。この
とき送受信装置1から車7までの距離をX(道路上の車
の縦位置)、漏洩ケーブル3から車7までの距離をY
(道路上の車の横位置)、漏洩ケーブル3中の信号伝搬
速度をV、空中の信号伝搬速度をCとすると、次の式
(1)ないし(4)が成り立つ。 A=2X/V+2Y/C (1) B=2Y/C (2) これらから Y=BC/2 (3) X=(A−B)V/2 (4) 時間差AとBは前記のように送受信装置1と受信装置2
で測定され、CとVは既知であるため距離XとYを求め
ることができ、車位置がわかる。実際には送受信装置1
と受信装置2の間で時間差A又はBの受け渡しが必要に
なるため信号線路8を用いる。時間差AとBから距離X
とYを求め、車7の位置を検知するのは送受信装置1又
は受信装置2で行うようになっている。このように信号
という無線電波を用いることにより視界が悪くても、従
来のように誤動作を起こすことなく正確に車7の位置を
検知することが可能となる。しかも、車7が遠く離れた
位置にあってもその検知が可能である。
参照して説明する。この実施形態の車位置検知装置は図
1に示すように、路側に2本ほぼ平行に配置した漏洩ケ
ーブル3と、漏洩ケーブル3の一端に設置した送受信装
置1と、漏洩ケーブル3の他端に設置した受信装置2
と、受信装置2と送受信装置1の間を結ぶ信号線路8と
で構成されている。送受信装置1は信号を漏洩ケーブル
2に送信してそれが目標物である車7に当たって戻って
くるまでの時間差A(送信信号4を送信してから反射信
号5を受信するまでの時間)を測定し、受信装置2は送
受信装置1からダイレクトに漏洩ケーブル3を通ってく
る信号4と目標物である車7に当たって遅れてくる反射
信号6との時間差Bを測定するようになっている。この
とき送受信装置1から車7までの距離をX(道路上の車
の縦位置)、漏洩ケーブル3から車7までの距離をY
(道路上の車の横位置)、漏洩ケーブル3中の信号伝搬
速度をV、空中の信号伝搬速度をCとすると、次の式
(1)ないし(4)が成り立つ。 A=2X/V+2Y/C (1) B=2Y/C (2) これらから Y=BC/2 (3) X=(A−B)V/2 (4) 時間差AとBは前記のように送受信装置1と受信装置2
で測定され、CとVは既知であるため距離XとYを求め
ることができ、車位置がわかる。実際には送受信装置1
と受信装置2の間で時間差A又はBの受け渡しが必要に
なるため信号線路8を用いる。時間差AとBから距離X
とYを求め、車7の位置を検知するのは送受信装置1又
は受信装置2で行うようになっている。このように信号
という無線電波を用いることにより視界が悪くても、従
来のように誤動作を起こすことなく正確に車7の位置を
検知することが可能となる。しかも、車7が遠く離れた
位置にあってもその検知が可能である。
【0008】信号の時間差AとBを求める方式として
は、送受信信号として単パルスを用いて送信パルスと受
信パルスの時間差を求める方式、送信信号として3角波
状にFM変調した信号を用いてFMCWで時間差を求め
る方式や、疑似ランダム状に変調した信号を用いてスペ
クトラム拡散方式で時間差を求める方式があり、このい
ずれによってもよい。
は、送受信信号として単パルスを用いて送信パルスと受
信パルスの時間差を求める方式、送信信号として3角波
状にFM変調した信号を用いてFMCWで時間差を求め
る方式や、疑似ランダム状に変調した信号を用いてスペ
クトラム拡散方式で時間差を求める方式があり、このい
ずれによってもよい。
【0009】また、車位置情報の時間変化を記憶する装
置9を送受信装置1又は受信装置2に付設してもよく
(この実施の形態においては図示のように送受信装置1
と接続して設けている)、この車位置情報記憶装置9を
付設すると、車位置の時間変化から車の速度を算出し、
渋滞などの交通量の変化や停止車両等を検知することが
できるという効果が期待できる。
置9を送受信装置1又は受信装置2に付設してもよく
(この実施の形態においては図示のように送受信装置1
と接続して設けている)、この車位置情報記憶装置9を
付設すると、車位置の時間変化から車の速度を算出し、
渋滞などの交通量の変化や停止車両等を検知することが
できるという効果が期待できる。
【0010】さらに、他の実施の形態として、1車線の
道路など、道路の横方向の位置が制限されている場合に
は、送受信装置1のみの装置構成とし、時間差Bを道路
中心から漏洩ケーブル3までの距離で換算して式(4)
で距離Xを計算するようにしてもよい。また、この場合
も前記と同様に車位置情報記憶装置9を付設し、この車
位置の時間変化から渋滞などの交通量の変化や停止車両
等を検知するようにしてもよい。
道路など、道路の横方向の位置が制限されている場合に
は、送受信装置1のみの装置構成とし、時間差Bを道路
中心から漏洩ケーブル3までの距離で換算して式(4)
で距離Xを計算するようにしてもよい。また、この場合
も前記と同様に車位置情報記憶装置9を付設し、この車
位置の時間変化から渋滞などの交通量の変化や停止車両
等を検知するようにしてもよい。
【0011】
【発明の効果】請求項1ないし3の発明は、前記のよう
な構成からなるので、視界が悪くても正確な車位置を検
知することができる。しかも車位置に関係なく位置検知
精度が高いという優れた効果がある。請求項3の発明
は、さらに車位置の時間変化から車の速度を算出し、渋
滞などの交通量の変化や停止車両等を検知することがで
きるという効果がある。
な構成からなるので、視界が悪くても正確な車位置を検
知することができる。しかも車位置に関係なく位置検知
精度が高いという優れた効果がある。請求項3の発明
は、さらに車位置の時間変化から車の速度を算出し、渋
滞などの交通量の変化や停止車両等を検知することがで
きるという効果がある。
【図1】この発明の一実施の形態を示す装置構成の概略
ブロック図である。
ブロック図である。
1 送受信装置 2 受信装置 3 漏洩ケーブル 4 送信信号 5 反射信号 6 反射信号 7 車 8 信号線路 9 車位置情報記憶装置
Claims (3)
- 【請求項1】 路側に配置した漏洩ケーブルと、この漏
洩ケーブルの一端に設置した送受信装置と、前記漏洩ケ
ーブルの他端に設置した受信装置と、この受信装置と送
受信装置の間を結ぶ信号線路とで構成され、送受信装置
は信号を漏洩ケーブルに送信してそれが目標物である車
に当たって戻ってくるまでの時間差Aを測定し、受信装
置は送受信装置からダイレクトに漏洩ケーブルを通って
くる信号と目標物である車に当たって遅れてくる信号と
の時間差Bを測定し、これら時間差AとBから車の位置
を検知するようになっていることを特徴とする車位置検
知装置。 - 【請求項2】 時間差の測定にパルス方式、スペクトラ
ム拡散方式、FMCW方式のいずれかを用いる請求項1
記載の車位置検知装置。 - 【請求項3】 車位置情報の時間変化を記憶する装置を
付設し、この時間変化から交通量の変化や停止車両等を
検出する請求項1記載の車位置検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10217018A JP2981888B1 (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | 車位置検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10217018A JP2981888B1 (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | 車位置検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2981888B1 JP2981888B1 (ja) | 1999-11-22 |
JP2000046935A true JP2000046935A (ja) | 2000-02-18 |
Family
ID=16697547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10217018A Expired - Lifetime JP2981888B1 (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | 車位置検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2981888B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8421622B2 (en) | 2010-01-06 | 2013-04-16 | Mitsubishi Electric Corporation | Monitoring system for moving object |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5222506B2 (ja) * | 2007-08-28 | 2013-06-26 | 株式会社Nttファシリティーズ | 位置検出システム、位置検出方法及び基地局 |
JP5554029B2 (ja) * | 2009-07-29 | 2014-07-23 | 三菱電機株式会社 | 侵入検知装置 |
JP2010237230A (ja) * | 2010-07-29 | 2010-10-21 | Mitsubishi Electric Corp | 接近検知システム |
-
1998
- 1998-07-31 JP JP10217018A patent/JP2981888B1/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8421622B2 (en) | 2010-01-06 | 2013-04-16 | Mitsubishi Electric Corporation | Monitoring system for moving object |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2981888B1 (ja) | 1999-11-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |