JP2000046578A - 歩幅測定装置 - Google Patents

歩幅測定装置

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JP2000046578A
JP2000046578A JP10216188A JP21618898A JP2000046578A JP 2000046578 A JP2000046578 A JP 2000046578A JP 10216188 A JP10216188 A JP 10216188A JP 21618898 A JP21618898 A JP 21618898A JP 2000046578 A JP2000046578 A JP 2000046578A
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Toshihiko Kachi
俊彦 加地
Yoshio Takahashi
好夫 高橋
Junichi Kida
純一 喜田
Tomoyasu Amano
智康 天野
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 GPSを用いた徘徊老人探査器では、GPS
による位置情報がアーケード、街路樹、ビル等により遮
られて入手できなくなることがあるのが問題である。そ
こでGPS情報を用いずに現在位置を測定する装置を提
供する。 【解決手段】 人体の左右の足首に送信機11と受信機
31を取り付け、100Hz程度の音波を送受信し、送信
した音波と受信した音波の位相差により歩幅を測定す
る。さらに歩行距離に補正をかけることにより、精度の
高い位置情報を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歩幅測定方法及び
装置に関し、特に歩行距離、及び歩行方向を正確に検出
できる方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年人口に占める高齢者の比率が高まる
につれて、老人介護についての問題が数多く発生してい
る。この内、痴呆老人の徘徊問題については徘徊を防
止、もしくは老人を速やかに保護する方法及び装置が数
多く提案されているが、中でもGPSにより得た位置情
報をPHS等の通信機器によって送信する徘徊老人探査
器が注目されている。
【0003】前記徘徊老人探査器は老人にGPS回路と
PHS等の通信機器により構成された携帯端末を装着さ
せ、家庭内に配置した基地局から必要なときに送信要求
を出せば、現在の老人の位置が前記携帯端末から送信さ
れて、基地局側の地図上に表示されるというシステムで
あり、多くの企業、地方自治体により検討がなされてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、GPSによる
位置情報の入手には下記のような問題点がある。 (1)アーケード、地下街、街路樹の多い歩道等の空が
見えないような場所では、 衛星の電波が到達しないた
めに位置情報が入手できない。
【0005】(2)市街地等、ビルが数多く立地したよ
うな所では、ビルに反射した電波が干渉するために、正
確な位置情報を得られない場合がある。
【0006】(3)位置情報に意図的に誤差成分が挿入
されているために、十分な精度が得られない場合があ
る。
【0007】これらの問題点を補うためには、人体に何
らかのセンサを取り付け、これにより歩行距離を測定し
て位置情報を補正する必要がある。現在普及が進んでい
るカーナビゲーションシステムでは、自動車に取り付け
た加速度センサや振動ジャイロを用いた、いわゆる自立
航法による補正が発達しているが、人間の歩行において
も加速度センサによる計測が提案されている(特開平9
−152355号公報)。またその他の方法として、振
動センサもしくは感圧センサを用いて歩行時の歩数を計
測して、あらかじめ計測しておいた歩幅と乗算すること
により歩行距離を求める方法が提案されている(特許登
録第2552135号、他)。
【0008】ところが、上記の加速度センサによる計測
では、人間の歩行は自動車と比較して速度が遅いために
加速度の変化が微量であり、検出が難しいために精度の
高い正確な計測が困難であり、また上記の振動センサに
よる歩数と歩幅による計測では、あらかじめ歩幅が一定
でまっすぐに歩くという条件が必要であり、一般の成人
に比較して歩行がおぼつかない老人では歩幅のばらつき
や蛇行が起こるために、距離が増すに従って誤差が拡大
するという問題点があった。
【0009】本発明では、以上のような問題点を解消す
るためになされたもので、GPSによる位置情報を用い
ずに、精度の高い現在位置を測定することのできる歩幅
測定装置を提供することを目的とする。
【0010】
【問題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
歩幅測定装置は、人体の左右の足首に装着し、音波を送
信する送信機と、上記送信機から送信した音波を受信
し、上記送信した音波と該受信した音波との位相差を測
定し、上記送信機と該受信機との間の距離を測定する受
信機とを備えたものである。
【0011】本発明の請求項2は、上記請求項1記載の
歩幅測定装置において、上記送信機及び上記受信機に、
それぞれ時計を内蔵させ、該送信機と該受信機を、相互
に接続して双方に内蔵した上記時計の時刻合わせを行う
ことを可能とするものである。
【0012】本発明の請求項3は、上記請求項1記載の
歩幅測定装置において、上記受信機が、上記送信機と該
受信機との間の距離の変化より、足の着地を判別するも
のである。
【0013】本発明の請求項4は、上記請求項1記載の
歩幅測定装置において、上記受信機が、上記送信機と該
受信機との間の距離の変化より、足の踏み出し方向を判
別するものである。
【0014】本発明の請求項5は、上記請求項1記載の
歩幅測定装置において、上記送信機、及び上記受信機の
足首への取付状態における、上記送信機に内蔵された送
信部、及び上記受信機に内蔵された受信部の位置が、一
方が足首の前方寄りであり、他方が足首の後方寄りであ
ることにより、上記受信機が、上記送信部と上記受信部
との間の距離の所定歩数以上の変化から、上記送信機、
及び該受信機のいずれを左足の足首に装着し、いずれを
右足の足首に装着したかを判別するものである。
【0015】本発明の請求項6は、上記請求項1ないし
5のいずれかに記載の歩幅測定装置において、上記受信
機に、GPS受信機、PHS等の通信装置、及び地磁気
センサを装着したものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
歩幅測定装置について、図を参照しつつ説明する。
【0017】実施の形態1.図1〜図4は、本実施の形
態1による歩幅測定装置の構成を説明するための図であ
り、図5〜図9は、この歩幅測定装置の動作を説明する
ための図である。
【0018】図1は本発明の実施の形態1による歩幅測
定装置の送信機の形状、及び左足への取付状態を示す図
である。11は、内部の足の踵寄りに送信部14が組み
込まれている送信機である。前記送信機11の爪先側の
側面には、該送信機11と図3における受信機31とを
接続するための接続コネクタ12が設けられている。前
記送信機11は、マジックテープ等13に取り付けられ
ており、左足15の足首に簡便に装着できるようになっ
ている。また図2は、前記送信機11の内部ブロック図
であり、該送信機11の内部には前記送信部14の他
に、CPU21、及び時計22が組み込まれている。
【0019】次に図3は本発明の実施の形態による歩幅
測定装置の受信機の形状、及び右足への取付状態を示す
図である。前記受信機31の内部には、足の爪先寄りに
受信部34が組み込まれている。前記受信機31の踵側
の側面には、該受信機31と前記送信機11とを接続す
るための接続コネクタ32が設けられている。前記受信
機31は、マジックテープ等33に取り付けられてお
り、右足35の足首に簡便に装着できるようになってい
る。また図4は、前記受信機31の内部ブロック図であ
り、該受信機31の内部には前記受信部34の他に、C
PU41、時計42、及び位相検出部43が組み込まれ
ている。
【0020】また、前記送信機11は、前記接続コネク
タ12に該送信機11の時刻を常時出力しており、前記
受信機31は、前記接続コネクタ12と前記接続コネク
タ32の接続により該送信機11の時刻が得られるよう
になると、自動的に該受信機31の時刻を該送信機11
の時刻に合わせるという機能を備える。
【0021】次に動作について説明する。図5は前記送
信機11から100Hzの音波を送信した場合の、前記
送信機11から送信した音波と、前記受信機31により
受信した音波の関係を示す図である。前記送信機11は
100Hzの送信音波51を送信し、前記受信機31は
受信した受信音波52の前記送信音波51との位相の遅
れ53により、前記送信機11と該受信機31との相対
距離を計算する。また100Hzの音波は10msが1
周期であり、前記受信機31は10ms間隔で送信音波
との位相を比較する。
【0022】次に図6は前記送信機11と前記受信機3
1とを足首に装着して歩行したときの状態を示す図であ
る。ここで61は左足を、62は右足をそれぞれ示し、
63は右足を踏み出したときの送受信機間の距離を、6
4は左足を踏み出したときの送受信機間の距離をそれぞ
れ示している。
【0023】図7は図6の状態における前記送信機11
と前記受信機31との間の距離の変化をグラフ化した図
である。ピーク71を、左足を前に踏み出したときとす
れば、ディップ72は右足が踏み出す途中で左足の横に
来たときであり、ピーク73は右足を前に踏み出したと
きである。従って前記送信機11と前記受信機31との
距離を連続的に測定していけば、ピーク時の距離を歩幅
と見なすことができる。
【0024】次に図8は、上記歩幅測定装置を装着して
の歩行状態における、足の踏み出し方向の変化による進
行方向に対する歩行距離の変化の補正方法を示す図であ
る。801,803,804,805は、前記送信機1
1を足首に装着した左足であり、802は前記受信機3
1を足首に装着した右足である。図において、測定を開
始する直前の前記左足801から、最初の1歩目の前記
右足802を踏み出したときに、前記左足801と前記
右足802との間隔821を固定値15cmと見なし、
基準座標831を決定する。この作業は測定開始時に1
度行うだけであり、前記基準座標831はあくまでも両
足の移動場所を座標上で表現するために必要なものであ
り、その後の進行方向と一致する必要はない。従って前
記両足の間隔821は任意の値でかまわない。ここでは
通常の平均的な両足の間隔として15cmに設定してい
る。次に、左足805は、これまでの進行方向と同じ向
きに足を踏み出した場合の左足803に対して微妙に角
度を持って踏み出した状態であり、前記左足801から
前記左足805まで移動している時間の中間点にある左
足804での前記右足802からの距離812を測定し
ておく。この距離812と、前記左足805と前記右足
802との距離813と、前記左足801と前記右足8
02との距離811の3つのパラメータに余弦定理をあ
てはめ、前記右足802から前記左足805への距離
を、前記基準座標831に対して平行移動距離822と
垂直移動距離823に分解して算出する。
【0025】以降、足を踏み出す毎に上記の作業を繰り
返すことにより、踏み出し方向を判別し、進行方向に対
する歩行距離の微妙な変化を補正する事ができ、精度の
良い歩行距離の測定をすることができる。
【0026】次に図9は前記送信機11と前記受信機3
1との距離の変化をグラフ化した図である。本実施の形
態1では前記送信部14が左足首の前方寄りで、前記受
信部34が右足首の後方寄りに取り付けられているの
で、前記送信部14、及び前記受信部34を足首の中心
に取り付けた場合の相対距離の変化91に対して、歩行
時に左足を前に踏み出したときの両足の相対距離92が
長くなり、右足を前に踏み出したときの両足の相対距離
93が短くなる。この相対距離の差を歩行データから検
出して、左右の足を判別する。これにより、図8で示し
た歩行距離の微妙な変化が、左右どちらの足で発生して
いるのかを認識することができる。
【0027】このように本実施の形態1によれば、歩幅
測定装置の装着者の歩行距離、及び歩行方向を、歩幅の
測定、及び踏み出し方向の判別によって正確に計測する
ことにより、精度の高い正確な現在位置を得ることがで
きる。
【0028】なお、上記実施の形態1では、内部の足の
踵寄りに送信部が組み込まれた送信機を左足に、内部の
足の爪先寄りに受信部が組み込まれた受信機を右足にそ
れぞれ取り付けたが、これは送信機を右足に、受信機を
左足にそれぞれ取り付けたものとしてもよく、あるい
は、送信機の内部の足の爪先寄りに送信部を組み込み、
受信機の内部の足の踵寄りに受信部を組み込んだものと
してもよい。
【0029】実施の形態2.図10は、上記実施の形態
1による歩幅測定装置の受信機にGPS、及びPHS、
及び地磁気センサを装着した本発明の実施の形態2にお
ける徘徊老人探査器を示す図であり、図11は、上記受
信機の内部ブロック図である。
【0030】図10及び図11において、105は内部
にGPSアンテナ101、及びGPSユニット113、
及び地磁気センサ103が組み込まれている受信機であ
り、外部のPHS104とは外部ケーブル102を介し
て接続されている。また、前記受信機105のその他の
構成については実施の形態1のものと同様に、受信部1
06,接続コネクタ107,CPU111,位相検出部
112,時計114をそれぞれ備える。なお送信機の構
成については、実施の形態1のものと同様である。
【0031】上記徘徊老人探査器は、前記受信機105
に装着した前記GPSアンテナ101から前記GPSユ
ニット113を通した位置情報を前記CPU111が入
手し、前記外部ケーブル102を介して前記PHS10
4より家庭内の基地局に一定時間間隔で自動的に送信す
るシステムである。あるいは家庭局側からの呼び出しに
応じて位置情報を送信するシステムであっても良い。
【0032】次に動作について説明する。まず、老人が
上記徘徊老人探査器を装着した状態で住宅から外出する
と、GPSによる位置情報が入手される。住宅の緯度経
度は既知の値であるから、あらかじめ住宅の位置を基準
として入力しておくことにより、初期のGPSによる位
置情報の誤差成分をキャンセルすることができる。前記
歩幅測定装置は、前記地磁気センサ103から方位を入
手し、歩行方向を判別して歩幅による移動距離測定を開
始する。GPSによる位置情報と前記歩幅測定装置によ
る位置情報が徐々にずれていくような状態では、前記歩
幅測定装置による位置情報が間違っていると判断して、
歩幅に一定の数値を乗ずることにより補正を行う。この
補正を一定間隔で行うことにより、歩幅測定の精度を向
上させる。
【0033】一方、通常はGPSによる位置情報を使用
するが、GPSによる位置情報と前記歩幅測定装置によ
る位置情報が大きく異なる場合には、GPSによる位置
情報の誤差成分が増大したと判断して、前記歩幅測定装
置による位置情報を用いるようにする。外出途中でアー
ケード、あるいは街路樹の多い場所等にさしかかり、G
PSによる位置情報が得られない状態になった場合は、
前記歩幅測定装置による位置情報と、前記地磁気センサ
103による方位情報により現在位置測定を行う。
【0034】図12はアーケード内で上記徘徊老人探査
器を携帯した老人が歩くのを止めて立ち止まり、次に元
の道を引き返し始めた状態を示す図である。アーケード
内のためGPS信号は得られないので、歩幅測定の波形
121と前記地磁気センサ103の示す方位122によ
り老人の行動を測定する。
【0035】今、老人が北の方角に歩いている状態を1
23とすると前記地磁気センサの示す方位122は北を
指し示す。そして、124の状態では、歩幅測定の波形
121が変動しなくなったことにより老人が立ち止まっ
たことが認識される。続いて125の状態では、前記地
磁気センサの示す方位122が方向の変化を捕らえ、老
人が逆の方向を向いたことが認識される。さらに126
の状態では、前記歩幅測定の波形121が変動を始め、
老人が再び歩き出したことが認識される。
【0036】また、さらなる悪条件として、住宅の玄関
がアーケード内にあって出発地点からGPSによる位置
情報が得られないような場合であっても、あらかじめ住
宅の位置を基準として入力しておけば、そこからの移動
距離として現在位置を測定できる。
【0037】このように本実施の形態2によるGPSを
用いた徘徊老人探査器では、上記実施の形態1の効果に
おいて、歩幅測定装置の装着者の歩行距離、及び歩行方
向を、歩幅の測定、及び踏み出し方向の判別によって正
確に計測することにより、精度の高い正確な現在位置を
得ることができたのに加え、GPSを用いたことによ
り、さらに、より高い精度で正確な現在位置を得ること
ができる。
【0038】なお、本実施の形態2では、位置情報を送
信するのにPHSを用いたが、これは、その他の通信手
段を用いたものとしてもよい
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に係る歩
幅測定装置によれば、人体の左右の足首に装着され、音
波を送信する送信機と、上記送信機から送信した音波を
受信し、上記送信した音波と該受信した音波との位相差
を測定し、上記送信機と該受信機との間の距離を測定す
る受信機とを備えたので、上記測定した距離により、歩
幅を計算することができるという効果がある。
【0040】本発明の請求項2によれば、請求項1の歩
幅測定装置において、上記送信機及び上記受信機は、そ
れぞれ時計を内蔵し、該送信機と該受信機は、相互に接
続して双方に内蔵した上記時計の時刻合わせを行うこと
が可能であるので、測定時において上記送信機と上記受
信機の両者をケーブル等で接続する必要が無くなるとい
う効果がある。
【0041】本発明の請求項3によれば、請求項1の歩
幅測定装置において、上記受信機は、上記送信機と該受
信機との間の距離の変化より、足の着地を判別するもの
であるので、足の裏への感圧センサやフットスイッチ等
を用いることなく足の着地を認識することができ、正確
な歩幅測定を行うことができるという効果がある。
【0042】本発明の請求項4によれば、請求項1の歩
幅測定装置において、上記受信機は、上記送信機と該受
信機との間の距離の変化より、足の踏み出し方向を判別
するものであるので、歩行中の微妙な進行方向の変化
を、特別なセンサを用いることなく認識できるという効
果がある。
【0043】本発明の請求項5によれば、請求項1の歩
幅測定装置において、上記送信機、及び上記受信機の足
首への取付状態における、上記送信機に内蔵された送信
部及び上記受信機に内蔵された受信部の位置は、一方が
足首の前方寄りで、他方が足首の後方寄りであり、上記
受信機は、上記送信部と該受信部との間の距離の所定歩
数以上の変化から、上記送信機、及び上記受信機のいず
れを左足の足首に装着し、いずれを右足の足首に装着し
たかを判別することができるので、左右どちらに向かお
うとしているかを、特別なセンサを用いることなく判別
できるという効果がある。
【0044】本発明の請求項6によれば、請求項1ない
し5のいずれかに記載の歩幅測定装置において、上記受
信機にGPS受信機、PHS等の通信装置、及び地磁気
センサを装着したので、アーケード内等でGPS信号が
受信できなくなった場合でも、地磁気センサと歩幅測定
による現在位置補正を行うことにより、正確に現在位置
を検出することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における歩幅測定装置の
送信機の外見図である。
【図2】上記歩幅測定装置の送信機の構成を示す内部ブ
ロック図である。
【図3】上記歩幅測定装置の受信機の外見図である。
【図4】上記歩幅測定装置の受信機の構成を示す内部ブ
ロック図である。
【図5】上記歩幅測定装置の送受信音波の位相比較図で
ある。
【図6】上記歩幅測定装置を装着しての歩行状態を示す
図である。
【図7】上記歩幅測定装置を装着しての歩行状態におけ
る送受信機間の相対距離を示す図である。
【図8】上記歩幅測定装置を装着しての歩行状態におけ
る、足の踏み出し方向の変化による進行方向に対する歩
行距離の変化の補正方法を示す図である。
【図9】上記歩幅測定装置を装着しての歩行状態におけ
る左右の足の判別方法を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態2における、上記歩幅測
定装置を備えた徘徊老人探査器を示す図である。
【図11】上記歩幅測定装置を備えた徘徊老人探査器の
受信機の構成を示す内部ブロック図である。
【図12】アーケード内で徘徊老人探査器を携帯した老
人が歩くのを止めて立ち止まり、次に元の道を引き返し
始めた状態を示す図である。
【符号の説明】
11 送信機 12,32,107 接続コネクタ 13,33 マジックテープ等 14 送信部 15 左足 21,41,111 CPU 22,42,114 時計 31 受信機 34,106 受信部 35 右足 43,112 位相検出部 61 左足 62 右足 63 右足を踏み出したときの送受信部間の距離 64 左足を踏み出したときの送受信部間の距離 101 GPSアンテナ 102 外部ケーブル 103 地磁気センサ 104 PHS 105 受信機 113 GPSユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 喜田 純一 香川県高松市古新町8番地の1 松下寿電 子工業株式会社内 (72)発明者 天野 智康 香川県高松市古新町8番地の1 松下寿電 子工業株式会社内 Fターム(参考) 2F024 BA01 BA09 BA10 BA15

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音波を用いる歩幅測定装置において、 人体の左右の足首に装着され、音波を送信する送信機
    と、 上記送信機から送信した音波を受信し、上記送信した音
    波と該受信した音波との位相差を測定し、上記送信機と
    該受信機との間の距離を測定する受信機とを備えたこと
    を特徴とする歩幅測定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の歩幅測定装置において、 上記送信機及び上記受信機は、それぞれ時計を内蔵し、 該送信機と該受信機は、相互に接続して双方に内蔵した
    上記時計の時刻合わせを行うことが可能であることを特
    徴とする歩幅測定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の歩幅測定装置において、 上記受信機は、上記送信機と該受信機との間の距離の変
    化より、足の着地を判別するものであることを特徴とす
    る歩幅測定装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の歩幅測定装置において、 上記受信機は、上記送信機と該受信機との間の距離の変
    化より、足の踏み出し方向を判別するものであることを
    特徴とする歩幅測定装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の歩幅測定装置において、 上記送信機、及び上記受信機の足首への取付状態におけ
    る、上記送信機に内蔵された送信部、及び上記受信機に
    内蔵された受信部の位置は、一方が足首の前方寄りで、
    他方が足首の後方寄りであり、 上記受信機は、上記送信部と上記受信部との間の距離の
    所定歩数以上の変化から上記送信機、及び該受信機のい
    ずれを左足の足首に装着し、いずれを右足の足首に装着
    したかを判別することができることを特徴とする歩幅測
    定装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の歩
    幅測定装置において、 上記受信機は、GPS受信機、PHS等の通信装置、及
    び地磁気センサを装着したことを特徴とする歩幅測定装
    置。
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Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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