JP2000045667A - 梯子体の補助具 - Google Patents
梯子体の補助具Info
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- JP2000045667A JP2000045667A JP10216689A JP21668998A JP2000045667A JP 2000045667 A JP2000045667 A JP 2000045667A JP 10216689 A JP10216689 A JP 10216689A JP 21668998 A JP21668998 A JP 21668998A JP 2000045667 A JP2000045667 A JP 2000045667A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、非常に便利で画期的な梯子体の補
助具を提供することを目的とする。 【解決手段】 左右の基体1a間に足掛け体1bを複数
所定間隔をおいて上下方向に架設して成る梯子体1の該
左右基体1aの上部に連結する連結部2を有し、この連
結部2には間隔保持体3が設けられ、この間隔保持体3
の先端には壁面Aに当接する当接体4が設けられたもの
である。
助具を提供することを目的とする。 【解決手段】 左右の基体1a間に足掛け体1bを複数
所定間隔をおいて上下方向に架設して成る梯子体1の該
左右基体1aの上部に連結する連結部2を有し、この連
結部2には間隔保持体3が設けられ、この間隔保持体3
の先端には壁面Aに当接する当接体4が設けられたもの
である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、梯子体の補助具に
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら、例えば建築物の壁面Aにエアコンの室外機などを設
置する設備作業や壁面Aへのペンキ塗り作業は、建築物
の壁面Aに左右の基体1aとこの基体1aに架設される
複数の足掛け体1bとから成る梯子体1を立て掛け、こ
の梯子体1の足掛け体1b上に乗って行うのが一般であ
る(本実施例と同一構成部分には同一符号を付し
た。)。
ら、例えば建築物の壁面Aにエアコンの室外機などを設
置する設備作業や壁面Aへのペンキ塗り作業は、建築物
の壁面Aに左右の基体1aとこの基体1aに架設される
複数の足掛け体1bとから成る梯子体1を立て掛け、こ
の梯子体1の足掛け体1b上に乗って行うのが一般であ
る(本実施例と同一構成部分には同一符号を付し
た。)。
【0003】ところで、この種の作業を行う場合、建築
物の壁面Aに突出部、例えば出窓Bがある場合には、こ
の出窓Bの庇に梯子体1を直接立て掛けている為、該出
窓Bの庇を傷めてしまう問題がある。また、この出窓B
を避けて梯子体1を立て掛けようとすると、長い梯子体
1が必要となり、それだけ運搬作業等が厄介になる。
物の壁面Aに突出部、例えば出窓Bがある場合には、こ
の出窓Bの庇に梯子体1を直接立て掛けている為、該出
窓Bの庇を傷めてしまう問題がある。また、この出窓B
を避けて梯子体1を立て掛けようとすると、長い梯子体
1が必要となり、それだけ運搬作業等が厄介になる。
【0004】本発明は、このような問題点を解決する梯
子体の補助具を提供するものである。
子体の補助具を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
明の要旨を説明する。
【0006】左右の基体1a間に足掛け体1bを複数所
定間隔をおいて上下方向に架設して成る梯子体1の該左
右基体1aの上部に連結する連結部2を有し、この連結
部2には間隔保持体3が設けられ、この間隔保持体3の
先端には壁面Aに当接する当接体4が設けられているこ
とを特徴とする梯子体の補助具に係るものである。
定間隔をおいて上下方向に架設して成る梯子体1の該左
右基体1aの上部に連結する連結部2を有し、この連結
部2には間隔保持体3が設けられ、この間隔保持体3の
先端には壁面Aに当接する当接体4が設けられているこ
とを特徴とする梯子体の補助具に係るものである。
【0007】また、請求項1記載の梯子体の補助具にお
いて、前記左右の間隔保持体3の先端に設けられる左右
の当接体4が連結されていることを特徴とする梯子体の
補助具に係るものである。
いて、前記左右の間隔保持体3の先端に設けられる左右
の当接体4が連結されていることを特徴とする梯子体の
補助具に係るものである。
【0008】また、請求項1,2いずれか1項に記載の
梯子体の補助具において、左右の間隔保持体3の先端に
設けられる当接体4は少なくとも該間隔保持体3の左右
外方に所定長さ突出していることを特徴とする梯子体の
補助具に係るものである。
梯子体の補助具において、左右の間隔保持体3の先端に
設けられる当接体4は少なくとも該間隔保持体3の左右
外方に所定長さ突出していることを特徴とする梯子体の
補助具に係るものである。
【0009】また、請求項1〜3いずれか1項に記載の
梯子体の補助具において、間隔保持体3は壁面Aに対し
て直交する状態に配設せしめられるように構成され、当
接体4による壁面Aへの押圧力が壁面Aに対して直交方
向に加わるように構成されていることを特徴とする梯子
体の補助具に係るものである。
梯子体の補助具において、間隔保持体3は壁面Aに対し
て直交する状態に配設せしめられるように構成され、当
接体4による壁面Aへの押圧力が壁面Aに対して直交方
向に加わるように構成されていることを特徴とする梯子
体の補助具に係るものである。
【0010】
【発明の作用及び効果】本発明は、使用に際し、例えば
梯子体1の左右基体1aの上部に連結部2を連結し、こ
の状態で梯子体1を壁面Aに立て掛けると、梯子体1は
連結部2に設けられた間隔保持体3により壁面Aとの間
に所定の間隔をおいた状態で立て掛けられることにな
る。この際、壁面Aには間隔保持体3の先端に設けられ
た当接体4が当接することになる。
梯子体1の左右基体1aの上部に連結部2を連結し、こ
の状態で梯子体1を壁面Aに立て掛けると、梯子体1は
連結部2に設けられた間隔保持体3により壁面Aとの間
に所定の間隔をおいた状態で立て掛けられることにな
る。この際、壁面Aには間隔保持体3の先端に設けられ
た当接体4が当接することになる。
【0011】従って、この間隔保持体3により梯子体1
は壁面Aから所定の間隔をおいた状態となり、よって、
壁面Aに例えば出窓Bが存していても、該出窓Bの庇に
梯子体1を立て掛けることなく、該出窓Bの庇を避けて
梯子体1を立て掛けることが可能となる。従って、出窓
の庇の損傷をそれだけ防止し得ることになる。
は壁面Aから所定の間隔をおいた状態となり、よって、
壁面Aに例えば出窓Bが存していても、該出窓Bの庇に
梯子体1を立て掛けることなく、該出窓Bの庇を避けて
梯子体1を立て掛けることが可能となる。従って、出窓
の庇の損傷をそれだけ防止し得ることになる。
【0012】また、請求項2記載の発明においては、前
記請求項1記載の発明の作用効果に加え、左右の間隔保
持体3の先端に設けられ、壁面Aに当接する当接体4が
連結されているから、従来は、建築物の壁面Aに梯子体
1の基体1aの上端角部を直接当接させて立て掛けてい
た故に、基体1aの角部という面積の小さい部分が壁面
Aに当接することにな為、梯子体1が該壁面Aに対して
横方向に滑り易く非常に危険であるなどの問題があった
が、本発明によれば、それだけ壁面Aへの当接面積が広
くなるとともに梯子体1の安定した立て掛けが達成され
ることになり、よって、梯子体1が壁面Aに対して滑っ
たりせず安定的に作業が行え作業性も向上し得ることに
なるなど非常に便利で画期的な梯子体の補助具となる。
記請求項1記載の発明の作用効果に加え、左右の間隔保
持体3の先端に設けられ、壁面Aに当接する当接体4が
連結されているから、従来は、建築物の壁面Aに梯子体
1の基体1aの上端角部を直接当接させて立て掛けてい
た故に、基体1aの角部という面積の小さい部分が壁面
Aに当接することにな為、梯子体1が該壁面Aに対して
横方向に滑り易く非常に危険であるなどの問題があった
が、本発明によれば、それだけ壁面Aへの当接面積が広
くなるとともに梯子体1の安定した立て掛けが達成され
ることになり、よって、梯子体1が壁面Aに対して滑っ
たりせず安定的に作業が行え作業性も向上し得ることに
なるなど非常に便利で画期的な梯子体の補助具となる。
【0013】また、請求項3記載の発明においては、前
記請求項1,2記載の発明の作用効果に加え、左右の間
隔保持体3の先端に付設される当接体4を、少なくとも
該間隔保持体3の左右外方に所定長さ突出するように構
成したから、例えば従来のように単に梯子体1だけで
は、実際に作業者が梯子体1上で作業を行う場合、梯子
体1を避けて該梯子体1の側方から手を延ばして壁面A
に近づく為、一方の基体1aに偏荷重となり、梯子体1
がねじれるように偏荷重を受けた基体1aを軸として梯
子体1は反転し、作業者が転落してしまう危険性があっ
たが、本発明によれば、この梯子体1だけの場合に比
し、当接体4が間隔保持体3の左右外方に突出した分だ
け梯子体1がねじれ方向に挙動するのを確実に防止する
ことができ極めて安全となるなど非常に便利で画期的な
梯子体の補助具となる。
記請求項1,2記載の発明の作用効果に加え、左右の間
隔保持体3の先端に付設される当接体4を、少なくとも
該間隔保持体3の左右外方に所定長さ突出するように構
成したから、例えば従来のように単に梯子体1だけで
は、実際に作業者が梯子体1上で作業を行う場合、梯子
体1を避けて該梯子体1の側方から手を延ばして壁面A
に近づく為、一方の基体1aに偏荷重となり、梯子体1
がねじれるように偏荷重を受けた基体1aを軸として梯
子体1は反転し、作業者が転落してしまう危険性があっ
たが、本発明によれば、この梯子体1だけの場合に比
し、当接体4が間隔保持体3の左右外方に突出した分だ
け梯子体1がねじれ方向に挙動するのを確実に防止する
ことができ極めて安全となるなど非常に便利で画期的な
梯子体の補助具となる。
【0014】また、請求項4記載の発明においては、前
記請求項1〜3記載の発明の作用効果に加え、間隔保持
体3は壁面Aに対して直交する状態に配設せしめられる
ように構成され、当接体4による壁面Aへの押圧力が壁
面Aに対して直交方向に加わるように構成されているか
ら、従来は、建築物の壁面Aに梯子体1の基体1aの上
端角部を直接当接させて立て掛けていた故に、梯子体1
に登った作業者の荷重が直接壁面Aにかかり該壁面Aを
傷めてしまうなどの問題があったが、本発明によれば、
梯子体1に登った作業者による壁面Aへの荷重は緩和さ
れ、当該壁面Aを傷めてしまうのを可及的に防止するこ
とができることになるなど非常に便利で画期的な梯子体
の補助具となる。
記請求項1〜3記載の発明の作用効果に加え、間隔保持
体3は壁面Aに対して直交する状態に配設せしめられる
ように構成され、当接体4による壁面Aへの押圧力が壁
面Aに対して直交方向に加わるように構成されているか
ら、従来は、建築物の壁面Aに梯子体1の基体1aの上
端角部を直接当接させて立て掛けていた故に、梯子体1
に登った作業者の荷重が直接壁面Aにかかり該壁面Aを
傷めてしまうなどの問題があったが、本発明によれば、
梯子体1に登った作業者による壁面Aへの荷重は緩和さ
れ、当該壁面Aを傷めてしまうのを可及的に防止するこ
とができることになるなど非常に便利で画期的な梯子体
の補助具となる。
【0015】
【発明の実施の態様】図面は本発明の一実施例を図示し
たものであり、以下に説明する。
たものであり、以下に説明する。
【0016】連結部2は、図1,2に図示したように適
宜な金属製の部材を横断面視方形状に形成した一対の管
状体であり、この連結部2は、周知の梯子体1の基体1
aの上部に被嵌し得るように構成され且つその一端部内
側面には梯子体1に係る最上段の足掛け体1bに合致す
るU状溝2aが形成されている。
宜な金属製の部材を横断面視方形状に形成した一対の管
状体であり、この連結部2は、周知の梯子体1の基体1
aの上部に被嵌し得るように構成され且つその一端部内
側面には梯子体1に係る最上段の足掛け体1bに合致す
るU状溝2aが形成されている。
【0017】また、連結部2の他端部両側面には、貫通
孔2bが2個ずつ計4個設けられている。この貫通孔2
bは、間隔保持体3の一端部にボルト7aとナット7b
と座金7cとからなる止着部材7を介して突き合わせ状
態で連設するための孔である。
孔2bが2個ずつ計4個設けられている。この貫通孔2
bは、間隔保持体3の一端部にボルト7aとナット7b
と座金7cとからなる止着部材7を介して突き合わせ状
態で連設するための孔である。
【0018】また、連結部2の正面略中央部にはL字棒
5を螺着し得る貫通ナット孔2cが設けられている。こ
の貫通ナット孔2cとL字棒5とは、連結部2を梯子体
1の基体1aに被嵌させた際、L字棒5を連結部2の管
孔内に突出させて基体1aの周面に当接させることで連
結部2が抜けるのを防止するストッパー機構6である。
5を螺着し得る貫通ナット孔2cが設けられている。こ
の貫通ナット孔2cとL字棒5とは、連結部2を梯子体
1の基体1aに被嵌させた際、L字棒5を連結部2の管
孔内に突出させて基体1aの周面に当接させることで連
結部2が抜けるのを防止するストッパー機構6である。
【0019】また、連結部2の他端面はテーパー状に形
成されている。このテーパー面は、連結部2を間隔保持
体3に突き合わせ状態で連設せしめた際、間隔保持体3
に対して連結部2が所定の傾斜した角度R1で連設され
るように構成したものである。この角度R1は、間隔保
持体3の上面を水平状態として梯子体1を壁面Aに立て
掛けた際、梯子体1の地面に対する立て掛け角度R2が
常に安全な角度とされる約75°となる角度R1(約1
05°)に設定されている(図4参照)。このことに伴
い、本実施例は、梯子体1に連結した状態で建築物の壁
面Aに立て掛ける際、作業者は意識的に間隔保持体3の
上面が水平状態となるように立て掛けることになり、よ
って、間隔保持体3は壁面Aに対して直交する状態に配
設せしめられることになり、当接体4による壁面Aへの
押圧力は壁面Aに対して直交方向に加わることになる。
成されている。このテーパー面は、連結部2を間隔保持
体3に突き合わせ状態で連設せしめた際、間隔保持体3
に対して連結部2が所定の傾斜した角度R1で連設され
るように構成したものである。この角度R1は、間隔保
持体3の上面を水平状態として梯子体1を壁面Aに立て
掛けた際、梯子体1の地面に対する立て掛け角度R2が
常に安全な角度とされる約75°となる角度R1(約1
05°)に設定されている(図4参照)。このことに伴
い、本実施例は、梯子体1に連結した状態で建築物の壁
面Aに立て掛ける際、作業者は意識的に間隔保持体3の
上面が水平状態となるように立て掛けることになり、よ
って、間隔保持体3は壁面Aに対して直交する状態に配
設せしめられることになり、当接体4による壁面Aへの
押圧力は壁面Aに対して直交方向に加わることになる。
【0020】間隔保持体3は、図1,2に図示したよう
に適宜な金属製の部材を横断面視コ字形状に形成した一
対の長尺体であり、この間隔保持体3の一端部両側面に
は貫通孔3aが2個づつ計4個設けられている。この間
隔保持体3の一端部両側面に設けられた貫通孔3aは、
前記連結部2の他端部を間隔保持体3の凹所内に突き合
わせた際、連結部2の他端部両側面に設けた貫通孔2a
と合致する孔である。従って、間隔保持体3に係る貫通
孔3aと連結部2に係る貫通孔2aとを合致させた状態
で止着部材7を介して止着することで、間隔保持体3に
対して連結部2を突き合わせた状態で連結することがで
きることになる。尚、図3に図示したように貫通孔3a
を間隔保持体3の一端部両側面にだけでなく中央部両側
面に設けることで連結部2の連設位置を可変して長さ調
整を行えるように構成しても良く、更に、連結部2と間
隔保持体3との連設部に適宜角度を可変し得る角度調節
機構を設けても良い。
に適宜な金属製の部材を横断面視コ字形状に形成した一
対の長尺体であり、この間隔保持体3の一端部両側面に
は貫通孔3aが2個づつ計4個設けられている。この間
隔保持体3の一端部両側面に設けられた貫通孔3aは、
前記連結部2の他端部を間隔保持体3の凹所内に突き合
わせた際、連結部2の他端部両側面に設けた貫通孔2a
と合致する孔である。従って、間隔保持体3に係る貫通
孔3aと連結部2に係る貫通孔2aとを合致させた状態
で止着部材7を介して止着することで、間隔保持体3に
対して連結部2を突き合わせた状態で連結することがで
きることになる。尚、図3に図示したように貫通孔3a
を間隔保持体3の一端部両側面にだけでなく中央部両側
面に設けることで連結部2の連設位置を可変して長さ調
整を行えるように構成しても良く、更に、連結部2と間
隔保持体3との連設部に適宜角度を可変し得る角度調節
機構を設けても良い。
【0021】また、間隔保持体3の一端部上面には貫通
孔3bが1個設けられている。この貫通孔3bは、該間
隔保持体3一端部を当接体4の凹所内に直交状態で突き
合わせた際、当接体4に係る長窓4aと合致する孔であ
る。従って、当接体4に係る長窓4aの所望の部位と間
隔保持体3に係る貫通孔3bとを合致させた状態で止着
部材7で止着することで、当接体4に対して間隔保持体
3を突き合わせた状態で巾調整自在に連結することがで
き、故に、本実施例を巾寸法の異なる梯子体1に合わせ
て確実に連結することができることになる。
孔3bが1個設けられている。この貫通孔3bは、該間
隔保持体3一端部を当接体4の凹所内に直交状態で突き
合わせた際、当接体4に係る長窓4aと合致する孔であ
る。従って、当接体4に係る長窓4aの所望の部位と間
隔保持体3に係る貫通孔3bとを合致させた状態で止着
部材7で止着することで、当接体4に対して間隔保持体
3を突き合わせた状態で巾調整自在に連結することがで
き、故に、本実施例を巾寸法の異なる梯子体1に合わせ
て確実に連結することができることになる。
【0022】当接体4は、図1,2に図示したように、
前記間隔保持体3と同様に、適宜な金属製の部材を横断
面視コ字形状に形成した長尺体であり、この当接体4の
上面両端部には長窓4aが2個設けられている。この長
窓4aは当接体4に間隔保持体3を止着する為の止着部
材7に係るボルト7aを貫挿し得る6個の孔を連通状態
で形成して構成したものである。従って、当接体4に間
隔保持体3を6段階の巾調整自在となるように連結する
ことができることになる。
前記間隔保持体3と同様に、適宜な金属製の部材を横断
面視コ字形状に形成した長尺体であり、この当接体4の
上面両端部には長窓4aが2個設けられている。この長
窓4aは当接体4に間隔保持体3を止着する為の止着部
材7に係るボルト7aを貫挿し得る6個の孔を連通状態
で形成して構成したものである。従って、当接体4に間
隔保持体3を6段階の巾調整自在となるように連結する
ことができることになる。
【0023】また、当接体4は、間隔保持体3と連結し
た際、少なくとも左右の間隔保持体3の左右外方に所定
長さ突出するようにその長さ及び長窓4aの位置を設定
している。従って、壁面Aに立て掛けた梯子体1上で作
業を行った際、当接体4が間隔保持体3の左右外方に突
出した分だけ梯子体1がねじれ方向に挙動するのを確実
に防止することができることになる。
た際、少なくとも左右の間隔保持体3の左右外方に所定
長さ突出するようにその長さ及び長窓4aの位置を設定
している。従って、壁面Aに立て掛けた梯子体1上で作
業を行った際、当接体4が間隔保持体3の左右外方に突
出した分だけ梯子体1がねじれ方向に挙動するのを確実
に防止することができることになる。
【0024】また、当接体4の正面には、その中央部及
び両端部夫々の三箇所に適度な柔軟性を有するゴム製の
滑動防止部材8が付設されている。従って、壁面Aに当
接体4を当接させて梯子体1を立て掛けた際、壁面Aに
対する梯子体1の横方向への滑動は可及的に防止され、
しかも、壁面Aを傷めることが可及的に防止されること
になる。尚、当接体4は一本タイプでなく左右の間隔保
持体3夫々の先端に別個に連設する二本タイプでも良
い。
び両端部夫々の三箇所に適度な柔軟性を有するゴム製の
滑動防止部材8が付設されている。従って、壁面Aに当
接体4を当接させて梯子体1を立て掛けた際、壁面Aに
対する梯子体1の横方向への滑動は可及的に防止され、
しかも、壁面Aを傷めることが可及的に防止されること
になる。尚、当接体4は一本タイプでなく左右の間隔保
持体3夫々の先端に別個に連設する二本タイプでも良
い。
【0025】符号1は周知の梯子体、Aは梯子体1を立
て掛ける壁面、Bは壁面Aから突出する突出部としての
出窓である。
て掛ける壁面、Bは壁面Aから突出する突出部としての
出窓である。
【0026】本実施例は上述のように構成したから、使
用に際し、例えば梯子体1の左右基体1aの上部に連結
部2を連結し、この状態で梯子体1を壁面Aに立て掛け
ると、梯子体1は連結部2に設けられた間隔保持体3に
より壁面Aとの間に所定の間隔をおいた状態で立て掛け
られることになる。この際、壁面Aには間隔保持体3の
先端に設けられた当接体4が当接することになる。
用に際し、例えば梯子体1の左右基体1aの上部に連結
部2を連結し、この状態で梯子体1を壁面Aに立て掛け
ると、梯子体1は連結部2に設けられた間隔保持体3に
より壁面Aとの間に所定の間隔をおいた状態で立て掛け
られることになる。この際、壁面Aには間隔保持体3の
先端に設けられた当接体4が当接することになる。
【0027】従って、この間隔保持体3により梯子体1
は壁面Aから所定の間隔をおいた状態となり、よって、
壁面Aに例えば出窓Bが存していても、該出窓Bの庇に
梯子体1を立て掛けることなく、該出窓Bの庇を避けて
梯子体1を立て掛けることが可能となる。従って、出窓
の庇の損傷をそれだけ防止し得ることになる。
は壁面Aから所定の間隔をおいた状態となり、よって、
壁面Aに例えば出窓Bが存していても、該出窓Bの庇に
梯子体1を立て掛けることなく、該出窓Bの庇を避けて
梯子体1を立て掛けることが可能となる。従って、出窓
の庇の損傷をそれだけ防止し得ることになる。
【0028】また、本実施例は、左右の間隔保持体3の
先端に設けられる左右の当接体4が連結されているか
ら、従来は、建築物の壁面Aに梯子体1の基体1aの上
端角部を直接当接させて立て掛けていた故に、基体1a
の角部という面積の小さい部分が壁面Aに当接すること
にな為、梯子体1が該壁面Aに対して横方向に滑り易く
非常に危険であるなどの問題があったが、本実施例によ
れば、それだけ壁面Aへの当接面積が広くなるとともに
梯子体1の安定した立て掛けが達成されることになり、
よって、梯子体1が壁面Aに対して滑ったりせず安定的
に作業が行え作業性も向上し得ることになる。
先端に設けられる左右の当接体4が連結されているか
ら、従来は、建築物の壁面Aに梯子体1の基体1aの上
端角部を直接当接させて立て掛けていた故に、基体1a
の角部という面積の小さい部分が壁面Aに当接すること
にな為、梯子体1が該壁面Aに対して横方向に滑り易く
非常に危険であるなどの問題があったが、本実施例によ
れば、それだけ壁面Aへの当接面積が広くなるとともに
梯子体1の安定した立て掛けが達成されることになり、
よって、梯子体1が壁面Aに対して滑ったりせず安定的
に作業が行え作業性も向上し得ることになる。
【0029】また、本実施例は、左右の間隔保持体3の
先端に付設される当接体4を、少なくとも該間隔保持体
3の左右外方に所定長さ突出するように構成したから、
例えば従来のように単に梯子体1だけでは、実際に作業
者が梯子体1上で作業を行う場合、梯子体1を避けて該
梯子体1の側方から手を延ばして壁面Aに近づく為、一
方の基体1aに偏荷重となり、梯子体1がねじれるよう
に偏荷重を受けた基体1aを軸として梯子体1は反転
し、作業者が転落してしまう危険性があったが、本実施
例によれば、この梯子体1だけの場合に比し、当接体4
が間隔保持体3の左右外方に突出した分だけ梯子体1が
ねじれ方向に挙動するのを確実に防止することができ極
めて安全となる。
先端に付設される当接体4を、少なくとも該間隔保持体
3の左右外方に所定長さ突出するように構成したから、
例えば従来のように単に梯子体1だけでは、実際に作業
者が梯子体1上で作業を行う場合、梯子体1を避けて該
梯子体1の側方から手を延ばして壁面Aに近づく為、一
方の基体1aに偏荷重となり、梯子体1がねじれるよう
に偏荷重を受けた基体1aを軸として梯子体1は反転
し、作業者が転落してしまう危険性があったが、本実施
例によれば、この梯子体1だけの場合に比し、当接体4
が間隔保持体3の左右外方に突出した分だけ梯子体1が
ねじれ方向に挙動するのを確実に防止することができ極
めて安全となる。
【0030】また、本実施例は、間隔保持体3は壁面A
に対して直交する状態に配設せしめられるように構成さ
れ、当接体4による壁面Aへの押圧力が壁面Aに対して
直交方向に加わるように構成されているから、従来は、
建築物の壁面Aに梯子体1の基体1aの上端角部を直接
当接させて立て掛けていた故に、梯子体1に登った作業
者の荷重が直接壁面Aにかかり該壁面Aを傷めてしまう
などの問題があったが、本実施例によれば、梯子体1に
登った作業者による壁面Aへの荷重は緩和され、当該壁
面Aを傷めてしまうのを可及的に防止することができる
ことになる。
に対して直交する状態に配設せしめられるように構成さ
れ、当接体4による壁面Aへの押圧力が壁面Aに対して
直交方向に加わるように構成されているから、従来は、
建築物の壁面Aに梯子体1の基体1aの上端角部を直接
当接させて立て掛けていた故に、梯子体1に登った作業
者の荷重が直接壁面Aにかかり該壁面Aを傷めてしまう
などの問題があったが、本実施例によれば、梯子体1に
登った作業者による壁面Aへの荷重は緩和され、当該壁
面Aを傷めてしまうのを可及的に防止することができる
ことになる。
【0031】また、本実施例は、出窓Bがない場合でも
梯子体1を安定させるだけの目的で使用しても良く、梯
子体1と壁面Aとの間に所定の間隔(スペース)を設け
ることで、エアコンの室外機などの設置物の設置作業が
良好に行えることになる。
梯子体1を安定させるだけの目的で使用しても良く、梯
子体1と壁面Aとの間に所定の間隔(スペース)を設け
ることで、エアコンの室外機などの設置物の設置作業が
良好に行えることになる。
【図1】本実施例を説明する斜視図である。
【図2】本実施例を説明する側断面図である。
【図3】別実施例を示す側面図である。
【図4】本実施例の使用状態を説明する側面図である。
1 梯子体 1a 基体 1b 足掛け体 2 連結部 3 間隔保持体 4 当接体
Claims (4)
- 【請求項1】 左右の基体間に足掛け体を複数所定間隔
をおいて上下方向に架設して成る梯子体の該左右基体の
上部に連結する連結部を有し、この連結部には間隔保持
体が設けられ、この間隔保持体の先端には壁面に当接す
る当接体が設けられていることを特徴とする梯子体の補
助具。 - 【請求項2】 請求項1記載の梯子体の補助具におい
て、前記左右の間隔保持体の先端に設けられる左右の当
接体が連結されていることを特徴とする梯子体の補助
具。 - 【請求項3】 請求項1,2いずれか1項に記載の梯子
体の補助具において、左右の間隔保持体の先端に設けら
れる当接体は少なくとも該間隔保持体の左右外方に所定
長さ突出していることを特徴とする梯子体の補助具。 - 【請求項4】 請求項1〜3いずれか1項に記載の梯子
体の補助具において、間隔保持体は壁面に対して直交す
る状態に配設せしめられるように構成され、当接体によ
る壁面への押圧力が壁面に対して直交方向に加わるよう
に構成されていることを特徴とする梯子体の補助具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21668998A JP3432424B2 (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | 梯子体の補助具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21668998A JP3432424B2 (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | 梯子体の補助具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000045667A true JP2000045667A (ja) | 2000-02-15 |
JP3432424B2 JP3432424B2 (ja) | 2003-08-04 |
Family
ID=16692389
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21668998A Expired - Fee Related JP3432424B2 (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | 梯子体の補助具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3432424B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2386920A (en) * | 2002-03-26 | 2003-10-01 | Alan John Dinham | Attachment for supporting the head of a ladder over a window or opening |
KR200452864Y1 (ko) * | 2008-05-15 | 2011-03-25 | 주식회사 케이티 | 사다리 |
JP2011202363A (ja) * | 2010-03-24 | 2011-10-13 | Akimasa Kawahara | 梯子 |
CN107795266A (zh) * | 2016-09-03 | 2018-03-13 | 张如裕 | 一种家用分段梯 |
-
1998
- 1998-07-31 JP JP21668998A patent/JP3432424B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2386920A (en) * | 2002-03-26 | 2003-10-01 | Alan John Dinham | Attachment for supporting the head of a ladder over a window or opening |
KR200452864Y1 (ko) * | 2008-05-15 | 2011-03-25 | 주식회사 케이티 | 사다리 |
JP2011202363A (ja) * | 2010-03-24 | 2011-10-13 | Akimasa Kawahara | 梯子 |
CN107795266A (zh) * | 2016-09-03 | 2018-03-13 | 张如裕 | 一种家用分段梯 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3432424B2 (ja) | 2003-08-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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R250 | Receipt of annual fees |
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