JP2000045118A - シ―ト状可撓素材およびその組合せ素材 - Google Patents
シ―ト状可撓素材およびその組合せ素材Info
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Abstract
よび通気性を確保して、衣服に装着するプロテクターな
どの多くの用途に適応できる、汎用性の高いシート状可
撓素材およびその組合せ素材を提供する。 【解決手段】 透き目2を通しての通気性を有する可撓
シートに、弾力性を有する塊状物3を所望のパターンで
可撓シートに絡み合わせて固着したことを特徴とするシ
ート状可撓素材であって、特に、可撓シートが、所要の
透き目を有し、通気性を保持した織布1、不織布、編
布、あるいは、これらを基材とする組成シートで構成さ
れ、塊状物3が、天然もしくは合成の軟質樹脂あるいは
これにフィラー等を分散させた成形体である。
Description
を要求されるスポーツ競技用衣服、建築現場などで着用
される安全服、その他、種々の用途に使用されるシート
状可撓素材およびその組合せ素材に関するものである。
撃負荷に対する競技者の身体防護のために、あるいは建
築現場において、移動する建築資材との衝突などの危険
から作業者の身体を防護するために、プロテクターが、
単独で、あるいは、衣服の一部または全部に装備するこ
とで、採用されている。しかしながら、多くの場合、競
技者や作業者が、この着用を忌避する傾向にある。
ロテクターでは、その可撓性が低下したり、あるいは軽
くなくなり、これが身体の動きを抑制するため、運動機
能や作業動作機能を阻害するためである。また、その第
2の理由は、運動や作業の動作過程で、発汗した場合
に、プロテクターの装着された箇所で、これを蒸発、排
除するのが難しく、不快感を与えるためである。
や身体障害者が、転倒等による衝撃から身を守る手段と
しても用いられることは予測される。しかしながら、そ
のようなプロテクターとしては十分なものはなく、上述
したスポーツ競技や建築現場にて使用されるヘルメット
や厚い収縮性の布からなる膝サポーター等が知られてい
るが、これらは身体を保護することが第一の目的であ
り、やはり通気性や使用感は二の次とされているのが現
状である。
なくされている高齢者や、病人にとって、床ずれが大き
な問題となっている。床ずれに対する対策としては、従
来からいわゆるエアマット等の床ずれ防止シートが知ら
れているが、これらのシートは通気性が不十分であっ
て、かぶれ等の問題もあった。そこで、体重による負荷
を緩和できて、床ずれを十分に防ぐことができ、通気性
等が確保されたシートの開発が望まれていた。
基づいてなされたもので、充分な衝撃緩衝性を保持しな
がら、可撓性、通気性、涼しさあるいは軽さ等を確保し
て、衣服に装着するプロテクターや床ずれ防止シートな
どの多くの用途に適応できる、汎用性の高いシート状可
撓素材およびその組合せ素材を提供することを目的とす
るものである。
め、本発明に係るシート状可撓素材は、表裏に貫通する
透き目を有する可撓シートと、弾力性を有する塊状物と
を備え、塊状物を所望のパターンで透き目を通しての通
気性を保持しつつ可撓シートに絡み合わせて固着したこ
とにある。
形態として、可撓シートの透き目が、面積比で15%〜
85%、好ましくは30%〜70%を占有するように設
定する。この可撓シートが織布、不織布、編布、あるい
は、これらを基材とする組成シートで構成されるので、
この透き目からの通気性が確保されることとなる。そし
て、具体的な構成として、可撓シートが織布、不織布、
編布、あるいは、これらを基材とする組成シートで構成
され、この可撓シートの一面もしくは両面に塊状物の一
端もしくは両端を固着させた構成であることが特徴とな
る。
通気性をそのまま確保しながら、しかも、弾力性を有す
る塊状物で、所要の衝撃緩衝性(衝撃吸収性)などを維
持できることになり、衣服などのプロテクター、その他
の多用途において、有効に機能する優れた素材あるいは
組合せ素材となる。特に、通気性あるいは涼しさなどに
関して、透き目を通しての十分な配慮がなされること
で、身体に装着される衣服、その他の用品、あるいは、
身体に触れる用品として、快適な使用感が保持される。
また、塊状物に可撓シートをくい込み固着する如く絡み
合わせることで、塊状物と可撓シートとが一体化され、
衝撃耐久性が向上される。さらに、塊状物に種々の工夫
を施すことで衝撃に対する緩衝性に、状況に応じた機能
性を加えて、使用者の要求が繊細に満されることとな
る。
として、可撓シートが編布であり、この編布が、メッシ
ュ編みの第1布地と第2布地との間を弾力性のある渡り
糸によって橋絡した立体編布であり、その立体編布の片
面もしくは両面に塊状物の一端もしくは両端を絡み合わ
せて固着させた構成であること、また、可撓シートが編
布であり、この編布が、メッシュ編みの第1布地と第2
布地との間を弾力性のある渡り糸によって橋絡した立体
編布であり、その立体編布の厚さ方向の内部まで塊状物
をくい込みさせた構成であることが有効である。
に合わせて、編布自体の厚さ方向の弾力性が機能し、負
荷の分散が細密となり、プロテクターとして、衣服など
に採用した際、より高い安全性を確保できる。また、編
布の持つ通気性に加えて、その内部空間での空気保有性
によって、他の素材との組み合わせ次第で保温、断熱性
も確保できる。
は、可撓シートに対して、所望な分布状態、整列状態、
あるいはランダム状態にて配列されることが有効であ
る。この塊状物は、可撓シートの平面に関して、面積比
で10%〜70%、好ましくは20%〜60%の範囲を
占有するように固着される。同様に、可撓シートの平面
において、塊状物の各々は、径4mm〜20mm、好ま
しくは径6mm〜15mmの範囲の大きさに形成される
ことが望ましい。また、可撓シートの表面において、塊
状物は高さ方向に3mmより低いと耐衝撃性に欠け、1
8mmより高いと重量が増えることとなるが、軽量弾性
素材や筒体形状などによっては数mm増えても重量に影
響しない。塊状物の高さは、耐衝撃性を要求する際には
4mm〜16mmの範囲に突出されることが望ましい。
さらに、塊状物は、少なくとも高さ方向に衝撃緩衝性を
有する軟質樹脂あるいはこれに中空フィラー、発泡フィ
ラー、もしくは発泡ビーズの何れか一種乃至全部や、遠
赤外線放射材等の機能性材料を分散させた成形体とする
ことができる。このような塊状物を固着した可撓シート
では、それが厚手ではあるが、シート全体としての可撓
性と通気性が保持されつつ衝撃緩衝機能を有する布地と
して、衣服、その他の多用途への広い適応性に優れてい
るという利点がある。しかも、塊状物が可撓シートに対
して配列して固定されれば、シート全体における衝撃緩
衝性などの均質性を得、あるいは、局所的により効果的
な衝撃緩衝性を得るなどの、可撓素材としての使用目的
に適応した選択ができる。
トの厚さ方向に関して均一な状態で、可撓シートに対し
て固着され、あるいは、その高さが可撓シートの厚さ方
向に関して異なる複数種のもので、それらが、可撓シー
トに対して規則的あるいはランダムな配列で固着されて
いる構成であるとよい。
平面に関して均一面積の大きさを持っている柱状体、半
球状体ないしは矩形体であり、可撓シートに対して固着
され、あるいは、可撓シートの平面に関して異なる面積
の大きさを持っている複数種の柱状体、半球状体ないし
は矩形体であり、可撓シートに対して規則的あるいはラ
ンダムな配列で固着されている構成であることが望まし
い。
ート状可撓素材を、あるいは、それと他の織布、不織布
あるいは編布、または、例えば、合成樹脂板などの、硬
質素材を重ね合わせて、所望の使用目的に合った組合せ
素材として、構成されてもよい。
材として好適に用いることができる。この床ずれ防止シ
ートは通気性を十分に有しているため、発汗等により蒸
れたりすることがなく清潔であり、また熱を逃がしやす
いため非常に快適である。特に、可撓シートとして立体
編布を用いた場合には、編布が厚み方向に撓むことによ
り通気が促進される一方、布地の間の空気が暖められて
適度な保温性をも有する。
バンド、ヘッドギア、ゴーグルバンド、又はサポーター
などのプロテクターの素材としても用いることができ
る。これらは軽量であって、通気性、可撓性、及び衝撃
緩衝性等に優れるため、特に高齢者、身体障害者やスポ
ーツ競技者等の身体を保護するのに好適である。
素材としても用いることができる。この枕カバーは適度
な可撓性を有しており通気性に優れるため、頭の近傍が
涼しく感じられ快眠を約束するものである。
トの素材として用いることができる。この車椅子のシー
トは長時間使用しても発汗等による不快感がなく、適度
な可撓性を有して疲れにくいので好ましい。
て、具体的に説明する。基本となる構成は、透き目を有
する可撓シートに、弾力性を有する塊状物を所望のパタ
ーンで配列固定した点にある。特に、この可撓シート
は、基布への通気性と基布への塊状物の接着性等を考慮
すると、面積比で15%〜85%、好ましくは30%〜
70%に開孔されることが望ましい。ここで、透き目と
は、可撓シートの表裏を通して肉視可能あるいは透視可
能な程度に表裏貫通して通気性に富む無数の孔群を意味
し、例えば網体の如き網目間に形成される空隙に相当す
るものであって、縦横に糸を連続組み合わせた例えば織
布の織り目に通常形成される隙間とは区別される概念で
ある。したがって、透き目は可撓シートとなる織布、不
織布、編布、あるいは、これらを基材とする組成シート
の平面あるいは立体において、肉視可能あるいは透視可
能な程度相互に離間して布あるいはシート構成されて存
在することとなる。本発明では透き目の外郭の布あるい
はシートをメッシュ布と称する。なお、立体編布の場合
には、表裏にある第1布地と第2布地との各透き目が僅
かに位置ずれしていることがあるが、位置ずれによって
表裏に連続する各透き目が第1布地または第2布地の単
独よりも減少することとなるので、全体の透き目も考慮
したとしても叙述の数値に包含される。
の存在とメッシュ布の存在とシート自体の素材などによ
って人体の動作作業機能や運動機構を阻害せずに撓むこ
とができるものをいい、必ずしも柔軟性に富むことを必
須としない。しかも、可撓シートは薄いフィルム状から
厚みを有するシート状、あるいは立体的なシートまでを
含む概念である。
繊維の撚糸などを使用したもの、これに合成繊維(例え
ば、アセテート、ナイロン、ポリエステル、塩化ビニル
などのビニル系繊維、その他、ポリウレタン、ポリ塩化
ビニリデンなどの合成樹脂繊維)を混紡したもの、さら
には、合成繊維のみで構成したものなどが挙げられ、通
気性の観点から、上述の透き目の開口率を確保するよう
な粗い織目のもの、例えば、シナマイクロス、コットン
芯、ポーラー、ジョーゼットなどが採用される。また、
不織布には、多数の透き目と言える範囲の通気孔を備え
た合成樹脂シート等も包含される。
地と第2布地との間を弾力性のある渡り糸によって橋絡
した立体編布が採用される。この立体編布は、所謂、透
き目のある「ラッセル編」と称せられる構成で、渡り糸
が合成樹脂フィラメントまたはそのフィラメント束で構
成され、両布地間の間隔を維持するに足る自立性のある
強度を持っている。なお、前述の布地には、吸湿性のあ
る木綿や毛などの天然繊維を用いた粗い織目の織布が好
適である。勿論、これらは、可撓シートとして、単独で
使用されるが、前述のように、同材質のものを基材とし
て、あるいは、異質の材質のものを基材として組み合わ
せることで、組成シートを構成してもよい。このような
構成では、塊状物の衝撃緩衝性に合わせて、編布自体の
厚さ方向の弾力性が機能し、負荷の分散が細密となり、
プロテクターとして、衣服などに採用した際、より高い
安全性を確保できる。
の透き目を閉塞しないようにメッシュ布にわたって塊状
物が配列されるが、塊状物を径15mm、最大としても
径20mmよりも大きくするとシートの可撓性を損な
い、径6mm、最小としても径4mmよりも小さくする
と間隔が広すぎて対衝撃性に難があることが判明した。
ここで、径は円形の他に矩形の外寸を含む概念であっ
て、塊状物は可撓シートより突出するものであれば、形
状に限定されないものである。このサイズの塊状物は、
可撓シートの平面に関して面積比で10%〜70%、好
ましくは20%〜60%の占有面積に設定することが好
ましい。したがって、可撓シートの通気性は、可撓シー
トの閉塞されていない透き目の実質面積で決定される
が、塊状物が可撓シートの透き目よりもその外郭である
メッシュ布に大部分が位置して配列されるために、塊状
物の占有面積が見掛け数値となって、十分な広さの透き
目が確保されることとなる。
る塊状物には、例えば、エラストマー樹脂として知られ
るポリウレタンエラストマー、シリコーンゲル、シリコ
ーンゴム、アクリルゴム、スチレンゴムなどが用いられ
る。特に、コストの面で有利な例えばウレタン樹脂を用
いるのが好ましい。また、軽量化や弾力性の調整のため
に、この樹脂に中空フィラー(例えば、フィライト(登
録商標・日本フィライト(株)製造)やエクスパンセル
(登録商標・日本フィライト(株)製造))を、添加・
分散させることができるが、さらに、このフィラーに代
えて、あるいは、これに加えて、発泡フィラーあるいは
発泡性ビーズ(例えば、ポリスチレンやポリ塩化ビニリ
デンなどの発泡性樹脂)を添加・分散させることができ
る。
するが、これを前述の可撓シートに配列固定するには、
例えば、その配列パターンで凹部や孔を形成した凹版や
孔版に樹脂材料を充填し、スキージして、可撓シートを
載せ、弱い圧力で可撓シートに、約80℃で40分程度
のヒートプレス(10g/cm2 )し、塊状物と可撓シ
ートを絡み合わせて固着させる。ここでいう「絡み合わ
せて固着」とは、塊状物の端面あるいは周面から内部に
可撓シートがくい込んで一体化されているほかに、塊状
物の端面を凹ませて可撓シートが一体化されていること
をいい、単に塊状物の端面と可撓シートとが面接触して
接着等している場合とは異なる。したがって、塊状物が
可撓シート上でずれたり、脱落するような事態が起こら
ない。この実施の形態(1)〜(3)として、その具体
的構成が、図1〜図6に示されている。図1及びその断
面図である図4に示す具体例には、可撓シートとして織
布1が採用され、織布1には透き目2が表裏に無数貫通
されている。また、図2及びその断面図である図5に示
す具体例には、可撓シートとして不織布4が採用され、
例えば、メッシュの大きな孔からなる透き目5を、均等
に分布し、かつ、整列した状態で形成してある。さら
に、図3及びその断面図である図6に示す具体例には、
可撓シートとして不織布8が採用され、例えばメッシュ
が不均一なサイズの孔からなる透き目9、10が不均一
に点在した状態で形成してある。
は、例えば、その頭部が平坦な円柱状の塊状物3が、あ
るいは、頭部が半球形の柱状の塊状物6が、均等な間隔
で、縦横に整列した状態で配列固定されている。上記塊
状物3あるいは6は、可撓シート1あるいは4の平面に
関して均一面積の大きさを持っている柱状体であって、
可撓シート1あるいは4の通気性を阻害しないように形
成されている。しかし、図3に示すように、塊状物11
が、可撓シート8の平面に関して異なる面積の大きさを
持っている複数種の柱状体12,13であり、可撓シー
ト8に対してランダムな配列で固着されてもよい。した
がって、その使用途にもよるが、可撓シート1,4,8
とこれに対する塊状物3、6、11の配列は、規則的あ
るいはランダム状態であってもよく、可撓シート1,
4,8と塊状物3、6、11との組合せもシート全体に
おける衝撃緩衝性などの均質性を得、あるいは、局所的
により効果的な衝撃緩衝性を得るなどの、可撓素材とし
ての使用目的に適応した選択ができる。
フィラー7を添加・分散することが可能である。ここで
いうフィラーには、中空フィラー、発泡フィラー、ある
いは発泡ビーズ等が含まれ、これらは何れか一種を用い
ることができるし、複数種を組み合わせて用いることも
できる。同様にこのフィラー7に代えて、あるいはこれ
に加えて、図示しないが、各種の機能性材料を粒状ある
いは粉状などとして添加することが可能である。例え
ば、遠赤外線放射効果を奏する各種セラミック材料、脱
臭や抗菌効果を奏するTiO2 /SiO2 等の光触媒材
料やTZ・SZ等の脱臭材料、ヒノキチオール等の天然
由来の抗菌剤、指圧等の刺激効果を奏する磁石粉、殺菌
効果を奏するキチン,キトサン等あるいは銀粉や銅粉等
の材料、軽量化や緩衝効果を奏する硼化珪素系セラミッ
ク等の中空材料、蓄光効果を奏する蓄光体微粉末、光で
発・変色するフォトクロミズム性材料、あるいは滑り止
めとして作用するホタテ粉末などの貝殻粉末などを挙げ
ることができる。これらの機能性材料は一種乃至複数種
添加することができる。
可撓シートとして透き目15を有する編布14(例えば
ラッセル編地)が採用されている。この場合の塊状物1
9の配列固定には、上述の方法が採用される。この編布
14は、例えば図8に示すように、メッシュ編みの第1
布地16と第2布地17との間を弾力性のある渡り糸1
8によって橋絡した立体構造の編布である。なお、編布
14に塊状物19を絡み合わせて固着させる際、その熱
処理に際して、例えば、加熱状態(温度および時間)や
加圧状態などを調整することで、図8〜図10に示すよ
うに、絡み合いの程度を調整することができる。図8に
おいては、塊状物19の端面に凹みを設けたり、あるい
は一部がくい込みして第1布地16に絡み合わせて固着
させた場合であり、可撓シートの厚み方向のみならず、
面方向の通気性にも優れているものである。また、図9
は、塊状物を立体編布内部の渡り糸18までくい込ませ
て絡み合わせて固着させた場合であり、可撓シートの面
方向の通気性をなお確保しつつも、塊状物が抜けないよ
うに、より強固に固着させたものである。さらに図10
は、塊状物との絡み合いを第2布地17付近にまで及ぼ
したものであり、塊状物の抜け防止機能が最も強化され
た場合である。
材は、外からの衝撃P1が加わった時に、弱い衝撃力に
対しては図11に示すように主に立体編布14の渡り糸
18が撓むことによって緩衝し、強い衝撃P2に対して
は図12に示すように塊状物19が弾性変形することに
より衝撃を吸収することができる。したがって、様々な
衝撃に対して複合的に対応することができる。
シート状可撓素材を、例えばプロテクター等の衝撃緩衝
材として用いた場合、このシート状可撓素材に対して斜
めもしくは面方向に外力P3が加わると、図13に示す
ように、渡り糸18のみが斜めに移動するために、矢印
で表す第1布地16のずれの大きさに比較して、例えば
皮膚40に接触している第2布地17のずれを小さくす
ることができる。すなわち、皮膚等に接する側の布地が
外力に追従せずに皮膚に対してずれ難くなるため、擦過
熱や擦過傷を防ぐことができる。
うに、可撓シート1の両面に塊状物20が配列固定され
る。この事例では織布を図示したが、例えば、編布につ
いては図8〜図10の両面に図14に示すように配列固
定できる。したがって、この場合に編布14の両面から
同様に図9〜図10に示すごとく編布14の内部までく
い込ませることも可能である。両面に配列固定する際に
は、図3および図6に示すように、塊状物の高さが可撓
シートの厚さ方向に関して異なる複数種のもので、可撓
シートに対して、規則的あるいはランダムに配列可能で
ある。
を固着させることもできるし、あるいは両端を固着させ
ることもできる。両端を固着させる場合としては、複数
の可撓シートを離間して積層させ、それらの可撓シート
間に塊状物を、その両端を可撓シートと絡み合わせつつ
固着させる場合が挙げられる。
うに、塊状物21が、可撓シート1に配列固定される。
この事例では塊状物21が図16のような筒体であっ
て、中空部22を通しての通気性と弾力性とが確保され
る。この塊状物は可撓シート1として織布を図示した
が、例えば、不織布4、8や編布14にも配列固定する
ことができ、編布14については図9〜図10のごとく
編布14の内部までくい込みさせ、図14に示すように
両面にも配列固定できる。両面に配列固定する際には、
図3および図6に示すように、塊状物の高さが可撓シー
トの厚さ方向に関して異なる複数種のもので、可撓シー
トに対して、規則的あるいはランダムに配列可能であ
る。
塊状物が、可撓シートの厚さ方向に関して弾性の異なる
成形体である場合を、図17および図18の具体例で示
す。図17では、可撓シート22(この事例では、編
布)上の塊状物23は、弾性の異なる成形体を上下二層
24、25に積層したものである。この実施の形態で
は、上側の層24の弾性は、下側の層25の弾性よりも
小さく設定されている。なお、同じ条件を、その成形体
の高さ方向のフィラーの分散の程度で変えたものが、図
18に示す事例であって、この場合には、塊状物26の
上側から下側に掛けて弾性が増大している。上述したよ
うに、ここでいうフィラーには中空フィラー、発泡フィ
ラー、あるいは発泡ビーズ等の各種フィラーが含まれ
る。
層させる場合、実施の形態(9)として図19に示すよ
うに、上側の層27、及び下側の層28を相異なる大き
さにした塊状物29とすることができる。上側の層27
及び下側の層28の大きさは、所望の耐衝撃特性を考慮
して適宜設定される。
1)として、図20および図21に示すように、塊状物
30、31の頭部を凸凹形状とすることもできる。凸凹
にすることによって、滑り止め効果が付与される。
(11)に係るシート状可撓素材は、その可撓性(柔軟
性)や透き目を通しての通気性をそのまま確保しなが
ら、しかも、弾力性を有する塊状物で、所要の衝撃緩衝
性を維持できることになり、そのようなシート状可撓素
材を、あるいは、それと他の織布、不織布、編布、もし
くは合成樹脂板などの硬質素材を重ね合わせて、所望の
使用目的に合った組合せ素材として種々の用途に応用さ
れる。
の他の多用途(例えば、スポーツ用衣服や作業用安全服
の裏地、床の下敷き、自動車、自転車などの座席シー
ト、老人ホームや障害者センターなどで採用される床ず
れ防止用のベッドシート、車椅子用のシート、その他、
腰痛治療用ベルト、帽子、ヘッドバンド、ヘッドギア、
サポーター、ゴーグルバンド、枕カバー、ヘッドレス
ト、靴の中敷き、靴底緩衝材、ヘルメット内側緩衝材な
ど)において、有効に機能する優れた素材となる。特
に、通気性に関して、可撓シートにおける開孔率などの
十分な配慮がなされることで、身体に装着される衣服、
その他の用品、あるいは、身体に触れる用品として、快
適な使用感を保持でき、また、塊状物に、その形状、高
さ、平面積、柔軟性の調整、高さ方向に関する弾力の調
整などの種々の工夫を施すことで、衝撃に対する緩衝性
に、状況に応じた機能性を加えて、使用者の要求を繊細
に満たすことができる。
合を図22に示す。図22においては、ベッド50の全
面を覆うように床ずれ防止シート51を取り付け、ある
いは単に載置している。この他にも、人体の床ずれが起
きやすい部位に当たるようにベッド上の一部に床ずれ防
止シートを用いたりすることができる。この床ずれ防止
シートは通気性を十分に有しているため、発汗等により
蒸れたりすることがなく、長期間使用しても表面を清潔
に保つことができ、また熱を逃がしやすいため涼しく感
じられ非常に快適である。特に、可撓シートとして上述
の立体編布を用いた場合には、編布が厚み方向に撓むこ
とにより布地間の空気が押出されて通気が促進される一
方、布地の間に熱を保つため適度な保温性をも有する。
サポーター、又はゴーグルバンド等のプロテクターの素
材として用いた場合、素材が主に樹脂で構成されるため
非常に軽量であり、通気性、可撓性、及び衝撃緩衝性等
に優れるため、特に高齢者やスポーツ競技者等の身体を
保護するのに好適である。また、運動能力を阻害するこ
となく、装着していて不快感を覚えることがない。例え
ば、帽子の素材として用いた場合を図23に示す。図2
3では帽子52の頭を覆う部分の外表面に組合せ素材5
3を用いているが、この他にも帽子の内部に埋め込んだ
り、帽子の内面を組合せ素材で形成することができる。
またヘッドバンドの素材として用いた場合を図24に示
す。図24ではヘッドバンド54の外表面を組合せ素材
55で形成している。上記の帽子の場合と同様に、組合
せ素材はヘッドバンドの内部に埋め込むこともできる
し、内周面(頭に接触する面)に用いることもできる。
上記のヘッドギアやゴーグルバンド等もヘッドバンドと
同様にして形成できる。さらに、サポーターの素材とし
て用いた場合を図25に示す。図25では人体の足56
を保護する膝サポーター57の素材のうち、特に保護す
る必要がある膝部に組合せ素材58を用いているが、そ
の他としてサポーターの全部分を組合せ素材で形成でき
ることは無論である。
場合は、皮膚に接触する側、あるいは皮膚に近い側を可
撓シートで構成し、外面側、すなわち外力を受ける側を
塊状物で構成することが好ましい。このようにすると、
皮膚に対してより柔軟な可撓シートが接触することとな
るため、体に感じられる衝撃をより小さくすることがで
きる。
す。図26においては、枕59に取り付ける枕カバー6
0の素材として組合せ素材61を用いている。なお、枕
カバーは、図26に示すような枕の周面を囲むタイプの
枕カバーの他に、枕の表面全体を覆うタイプの枕カバー
等が選択可能であり、特に限定されるものではない。こ
の枕カバーは、適度な可撓性を有しており通気性に優れ
るため、頭を載せた時に体温が逃げやすく頭の近傍が涼
しく感じられ、心地良く眠ることができる。
た場合を図27に示す。図27においては、車椅子62
のシート63の全体を組合せ素材64で形成している。
組合せ素材は、シートの特に人体に接触する箇所のみに
設けることもできる。このような車椅子は長時間その上
に座っていてもシートの温度の上昇が少なく、発汗等に
よる不快感もなく、適度な可撓性を有しているので疲れ
にくい。
撓シートと塊状物との組合せ、及び組合せ素材の用途は
説明以外にも種々実施することを妨げないものである。
サント社製、編布型番T1820)を用い、この編布
(105mm×145mmのテストピース)の一面に径
12mmの塊状物を規則的(8列×11列に=88個)
に配列固定した。塊状物は、編布の平面に関して65%
の範囲を占有し、塊状物に遮蔽されない通気性(開孔
率)は編布の平面に関して35%となった。具体的な塊
状物としては、ウレタン樹脂(三井化学社製:T−30
6(主剤)を100重量%に対してMC−506(硬化
剤)を17重量%混合したもの)を用い、この合成樹脂
中に、エクスパンセルを2重量%、更に、これら全量に
対して発泡ビーズ((株)JSP社販売:EPPビーズ
(30倍発泡))を13重量%を添加したものを用い
た。この可撓シートは、可撓性と通気性と軽量性とが確
保された。
可撓素材は、表裏に貫通する透き目をを有する可撓シー
トと、弾力性を有する塊状物とを備え、塊状物を所望の
パターンで透き目を通しての通気性を保持しつつ可撓シ
ートに絡み合わせて固着させたことを特徴とし、特に、
面積比15%〜85%、好ましくは30%〜70%を占
める透き目を塊状物で阻害しないように構成されてい
る。したがって、可撓シートの可撓性や透き目を通して
の通気性をそのまま確保しながら、しかも、弾力性を有
する塊状物で、所要の衝撃緩衝性を維持できることにな
り、衣服などのプロテクター、その他の多用途におい
て、有効に機能する優れた素材あるいは組合せ素材とな
る。特に、通気性に関して、十分な配慮がなされること
で、身体に装着される衣服、その他の用品、あるいは、
身体に触れる用品として、快適な使用感を保持でき、ま
た、塊状物に種々の工夫を施すことで衝撃に対する緩衝
性に、状況に応じた機能性を加えて、使用者の要求を繊
細に満たすことができる。
ことにより、編布の渡り糸が撓むことによる衝撃緩衝
と、塊状物の弾性変形による衝撃緩衝との複合的な緩衝
機能が発揮され、様々な強さの衝撃負荷に対応すること
ができる。
は組合せ素材は、軽量で、通気性、可撓性、及び衝撃緩
衝性等に優れるため、床ずれ防止シートや、帽子、ヘッ
ドバンド、ヘッドギア、サポーター、又はゴーグルバン
ド等のプロテクター、あるいは枕カバー、車椅子のシー
ト等の素材として好適である。
視図である。
視図である。
視図である。
るXーX線断面図である。
るYーY線断面図である。
るZーZ線断面図である。
視図である。
る断面図である。
拡大して説明する断面図である。
を拡大して説明する断面図である。
を説明する図である。
を説明する図である。
を説明する図である。
断面図である。
斜視図である。
断面図である。
断面図である。
断面図である。
断面図である。
大断面図である。
大断面図である。
示す図である。
る。
図である。
である。
ある。
す図である。
(可撓シート) 2、5、9、10、15 透き目 3、6、11、19、21、23、 塊状物 26、29、30、31 4、8 不織布
(可撓シート) 7 フィラ
ー 14、22 編布
(可撓シート) 16 第1布
地 17 第2布
地 18 渡り糸 12、13 柱状体 24、27 上側の
層 25、28 下側の
層 40 皮膚 50 ベッド 51 床ずれ
防止シート 52 帽子 54 ヘッド
バンド 56 足 57 膝サポ
ーター 53、55、58、61、64 組合せ
素材 59 枕 60 枕カバ
ー 62 車椅子 63 シート P1、P2 衝撃 P3 外力
Claims (14)
- 【請求項1】 表裏に貫通する透き目を有する可撓シー
トと、弾力性を有する塊状物とを備え、塊状物を所望の
パターンで透き目を通しての通気性を保持しつつ可撓シ
ートに絡み合わせて固着してなるシート状可撓素材。 - 【請求項2】 可撓シートの透き目が、面積比15%〜
85%、好ましくは30%〜70%を占め、織布、不織
布、編布、あるいは、これらを基材とする組成シートで
構成され、これらの一面もしくは両面に塊状物の一端も
しくは両端を固着させた構成であることを特徴とする請
求項1記載のシート状可撓素材。 - 【請求項3】 編布がメッシュ編みの第1布地と第2布
地との間を弾力性のある渡り糸によって橋絡した立体編
布であり、この立体編布の第1布地と第2布地のいずれ
か一面もしくは両面に塊状物の一端もしくは両端を絡み
合わせて固着させた構成であることを特徴とする請求項
2記載のシート状可撓素材。 - 【請求項4】 立体編布の厚さ方向の内部まで塊状物が
くい込み固着されていることを特徴とする請求項3記載
のシート状可撓素材。 - 【請求項5】 塊状物は、可撓シートに対して、所望な
分布状態、整列状態、あるいは、ランダム状態にて配列
され、面積比10%〜70%、好ましくは、20〜60
%の占有面積で固着されることを特徴とする請求項1〜
4の何れかに記載のシート状可撓素材。 - 【請求項6】 塊状物は、可撓シートに対して、所望な
分布状態、整列状態、あるいは、ランダム状態にて配列
され、可撓シートの平面に、径4mm〜20mm、好ま
しくは径6mm〜15mmの範囲に形成されていること
を特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のシート状可
撓素材。 - 【請求項7】 塊状物は、可撓シートの表面において、
高さ方向に3mm〜18mm、好ましくは4mm〜15
mmの範囲に突出されていることを特徴とする請求項1
〜6の何れかに記載のシート状可撓素材。 - 【請求項8】 塊状物は、少なくとも高さ方向に弾力性
を有する軟質樹脂、あるいはこれに中空フィラー、発泡
フィラー、発泡ビーズの何れか一種乃至すべてを分散さ
せた成形体であることを特徴とする請求項1〜7の何れ
かに記載のシート状可撓素材。 - 【請求項9】 塊状物は、機能性材料を分散させた成形
体であることを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載
のシート状可撓素材。 - 【請求項10】 請求項1〜9の何れかに記載のシート
状可撓素材を、あるいは、それと他の織布、不織布もし
くは編布、または、硬質素材を重ね合わせて構成された
ことを特徴とする組合せ素材。 - 【請求項11】 組合せ素材が、床ずれ防止シートの素
材であることを特徴とする請求項10記載の組合せ素
材。 - 【請求項12】 組合せ素材が、帽子、ヘッドバンド、
ヘッドギア、ゴーグルバンド又はサポーター等のプロテ
クターの素材であることを特徴とする請求項10記載の
組合せ素材。 - 【請求項13】 組合せ素材が、枕カバーの素材である
ことを特徴とする請求項10記載の組合せ素材。 - 【請求項14】 組合せ素材が、車椅子シートの素材で
あることを特徴とする請求項10記載の組合せ素材。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP11141796A JP2000045118A (ja) | 1998-05-21 | 1999-05-21 | シ―ト状可撓素材およびその組合せ素材 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13906898 | 1998-05-21 | ||
JP10-139068 | 1998-05-21 | ||
JP11141796A JP2000045118A (ja) | 1998-05-21 | 1999-05-21 | シ―ト状可撓素材およびその組合せ素材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000045118A true JP2000045118A (ja) | 2000-02-15 |
Family
ID=26471970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP11141796A Pending JP2000045118A (ja) | 1998-05-21 | 1999-05-21 | シ―ト状可撓素材およびその組合せ素材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000045118A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2011041815A1 (de) | 2009-10-08 | 2011-04-14 | Astrotech Advanced Elastomerproducts Gmbh | Protektor für ein kleidungsstück, kleidungsstück mit einem solchen protektor und herstellungsverfahren |
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US20220338641A1 (en) * | 2021-04-27 | 2022-10-27 | Soft-Tex International, Inc. | Mattresses, cushions, and body-support pads or mats with deformable walls having fiber strands embedded therein |
-
1999
- 1999-05-21 JP JP11141796A patent/JP2000045118A/ja active Pending
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