JP2000043839A - 絞り出し容器 - Google Patents
絞り出し容器Info
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- JP2000043839A JP2000043839A JP22869498A JP22869498A JP2000043839A JP 2000043839 A JP2000043839 A JP 2000043839A JP 22869498 A JP22869498 A JP 22869498A JP 22869498 A JP22869498 A JP 22869498A JP 2000043839 A JP2000043839 A JP 2000043839A
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- JP
- Japan
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- pigment
- vinyl acetate
- acetate copolymer
- squeezable container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
性、外観良好性さらには衛生安全性に優れ、しかも安価
なものにする。 【解決手段】 絞り出し容器1は、液状食品等を収容す
るためのものであって、柔軟性を有する胴部2と、胴部
2の一端側に連設された口部3を備えている。そして絞
り出し容器1は、外層11および内層15を形成してい
る顔料の配合されていない透明性に優れた軟質ポリオレ
フィン層と、外層11および内層15の間に所定の間隔
をおいて設けられた一対のエチレン−酢酸ビニル共重合
体けん化物層12,14と、一対のエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体けん化物層12,14の間に設けられた顔料
を配合した軟質ポリオレフィンからなる介在層13とを
備えた積層体10から構成されている。
Description
ャップのような粘性のある液状食品等を収容するのに適
した絞り出し容器に関するものである。
ブロー成形により成形され多層構造の中空容器が提案さ
れている。
および内層と、ガスバリヤ性熱可塑性樹脂からなる中間
層と、前記外層と前記中間層の間および前記内層と前記
中間層の間にフレーク状充填剤を配合した熱可塑性樹脂
ブレンド物からなる接着層を備えた多層構造のエアバッ
ク防止性に優れた絞り出し容器であって、前記外層およ
び前記内層には低密度ポリエチレン、前記中間層にはエ
チレン−ビニルアルコール共重合体、前記接着層には最
大径が100〜1000μmのフレーク状の雲母を配合
した酸変性低密度ポリエチレンを用いたもの(特公昭6
2−41942号公報参照)。
の光沢性外表面を有するプラスチック中空体であって、
前記内層には顔料を配合した高密度ポリエチレン、前記
外層には無着色の低密度ポリエチレンを用いたもの(特
開平1−216838号公報参照)。
の(イ)は、接着層に最大径が100〜1000μmの
フレーク状の雲母を配合した酸変性低密度ポリエチレン
を用いているので、前記接着層を薄くすると酸変性低密
度ポリエチレンが存在しない層間界面が発生して接着性
が損なわれるおそれがある。このため、前記接着層を厚
肉にして酸変性低密度ポリエチレンのマトリックス中に
フレーク状の雲母を良好に分散させておく必要があり、
比較的高価な酸変性低密度ポリエチレンの使用量が多く
なる。また、使用する熱可塑性樹脂の種類が多種である
ため、多層パリスンを共押出しする際における成形条件
の調整等が煩雑となる。その結果、製造コスト高を招く
という問題点がある。
いるため、顔料が溶出するおそれがあり、厳しく衛生安
全性が要求される食品等の収容容器に使用する際には衛
生安全上問題のない顔料を選択する必要がある等の制約
を受けるという問題点がある。
に鑑みてなされたものであって、スクイズ性、酸素バリ
ヤ性、耐湿性、遮光性、外観良好性さらには衛生安全性
に優れ、しかも安価な絞り出し容器を実現することを目
的とするものである。
に、本発明の絞り出し容器は、顔料が配合されていない
透明性に優れた軟質ポリオレフィン層と、前記軟質ポリ
オレフィン層中に互いに離間して設けられた複数のエチ
レン−酢酸ビニル共重合体けん化物層と、前記エチレン
−酢酸ビニル共重合体けん化物層の間に設けられた顔料
を配合した軟質ポリオレフィンからなる介在層とを備え
た積層体から構成されていることを特徴とするものであ
る。
づいて説明する。
1は、マヨネーズやケチャップ等の粘性のある液状食品
等を収容するためのものであって、柔軟性を有する胴部
2と、胴部2の一端側に連設された口部3を備え、口部
3の外周面に形成された図示しないねじ部に栓体4を螺
合することにより口部3の開口部を閉鎖できるように構
成されている。
に示すように、外層11および内層15を形成している
顔料の配合されていない透明性に優れた軟質ポリオレフ
ィン層と、外層11および内層15の間に所定の間隔を
おいて設けられた一対のエチレン−酢酸ビニル共重合体
けん化物層12,14と、一対のエチレン−酢酸ビニル
共重合体けん化物層12,14の間に設けられた顔料を
配合した軟質ポリオレフィンからなる介在層13とを備
えた5層構造の積層体10から構成されている。
層体10は、外層11、内層15および介在層13が軟
質ポリオレフィン層からなり、該軟質ポリオレフィン層
が積層体10の肉厚比率において大半を占めることか
ら、胴部2を押圧変形させることによって収容されてい
る粘性のある液状食品等を絞り出すことができる柔軟性
(スクイズ性)に優れている。
レン−酢酸ビニル共重合体けん化物層12,14は、耐
水性に優れた軟質ポリオレフィンからなる外層11およ
び内層15の間に挟まれているため、耐湿性が著しく向
上し、エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物層本来の
酸素バリヤ性が長期にわたって良好に維持される。ま
た、一対のエチレン酢酸ビニル共重合体けん化物層1
2,14における同一部位にピンホール等が同時に発生
する確率は極めて低くなるため、エチレン−酢酸ビニル
共重合体けん化物層12,14の総肉厚を薄くしても酸
素バリヤ性が損なわれるおそれがない。
ンからなる介在層13の内面側には、顔料が配合されて
いない透明性に優れた軟質ポリオレフィンからなる内層
15およびエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物層1
4が存在するため、顔料が溶出することがなく衛生安全
性が著しく向上する。
ンからなる介在層13の外面側には、顔料が配合されて
いない透明性に優れた軟質ポリオレフィンからなる外層
11およびエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物層1
2が存在するため、絞り出し容器1の外観は介在層13
の色彩がクリヤになるとともに深みのある光沢感のある
良好なものとなる。
重合体けん化物層は、上述した一対に限らず、3層以上
の複数のエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物層を互
いに離間して顔料が配合されていない透明性に優れた軟
質ポリオレフィン層の内部に設け、前記エチレン−酢酸
ビニル共重合体けん化物層の間に顔料を配合した軟質ポ
リオレフィンからなる介在層を設けるように変更できる
ことはいうまでもない。
ては、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、直鎖
状低密度ポリエチレンを用いる。
化物としては、エチレン含有量25〜60モル%、けん
化度95モル%以上のエチレン−酢酸ビニル共重合体け
ん化物を用いる。
で、次に記載するような効果を奏する。
性、外観良好性に優れているばかりでなく、介在層に配
合された顔料が溶出するおそれがなく衛生安全性におい
ても優れている。
(a)は模式正面図、(b)は絞り出し容器を構成する
積層体の模式部分断面図である。
層 13 介在層 15 内層
Claims (1)
- 【請求項1】 顔料が配合されていない透明性に優れた
軟質ポリオレフィン層と、前記軟質ポリオレフィン層中
に互いに離間して設けられた複数のエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体けん化物層と、前記エチレン−酢酸ビニル共
重合体けん化物層の間に設けられた顔料を配合した軟質
ポリオレフィンからなる介在層とを備えた積層体から構
成されていることを特徴とする絞り出し容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22869498A JP2000043839A (ja) | 1998-07-29 | 1998-07-29 | 絞り出し容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22869498A JP2000043839A (ja) | 1998-07-29 | 1998-07-29 | 絞り出し容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000043839A true JP2000043839A (ja) | 2000-02-15 |
Family
ID=16880346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22869498A Pending JP2000043839A (ja) | 1998-07-29 | 1998-07-29 | 絞り出し容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000043839A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011088636A (ja) * | 2009-10-20 | 2011-05-06 | Q P Corp | 多層プラスチック容器詰め製品 |
JP2013244668A (ja) * | 2012-05-25 | 2013-12-09 | Daikyo Seiko Ltd | ゴム成形品 |
-
1998
- 1998-07-29 JP JP22869498A patent/JP2000043839A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011088636A (ja) * | 2009-10-20 | 2011-05-06 | Q P Corp | 多層プラスチック容器詰め製品 |
JP2013244668A (ja) * | 2012-05-25 | 2013-12-09 | Daikyo Seiko Ltd | ゴム成形品 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050729 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080208 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080311 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080501 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080902 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090407 |