JP2000043806A - 箱詰め装置 - Google Patents

箱詰め装置

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JP2000043806A
JP2000043806A JP10211227A JP21122798A JP2000043806A JP 2000043806 A JP2000043806 A JP 2000043806A JP 10211227 A JP10211227 A JP 10211227A JP 21122798 A JP21122798 A JP 21122798A JP 2000043806 A JP2000043806 A JP 2000043806A
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JP10211227A
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English (en)
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Fumihiko Takemoto
文彦 竹本
Osamu Okabe
修 岡部
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Yamato Scale Co Ltd
Original Assignee
Yamato Scale Co Ltd
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Priority to DE69928582T priority patent/DE69928582T2/de
Priority to EP08075071A priority patent/EP1914180A3/en
Priority to DE69919455T priority patent/DE69919455T2/de
Priority to EP08075073A priority patent/EP1911697A3/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品の箱詰めを確実にしかも高速に行えるよ
うにすること。 【解決手段】 予め設定されている個数の袋詰め品を整
列させ、この整列させた袋詰め品を両側に設けた拡縮装
置16の保持プレート9により挟み込んで保持し、この
保持プレート9により挟み込んで保持されている袋詰め
品を外装箱に詰める箱詰め装置において、拡縮装置16
は、整列した袋詰め品をその整列の長さ方向の両側から
挟み込む方向及びその反対方向に保持プレート9を移動
させる直動機構部63と、保持プレート9が整列した袋
詰め品を挟み込む方向に移動する際に袋詰め品の挟み込
む力を検出する力検出部64と、力検出部64の検出す
る挟み込む力が予め設定した力以上であると判定したと
きに、袋詰め品を挟み込む方向へ保持プレート9を移動
させる直動機構部63による駆動を停止させる移動停止
手段と、を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばポテトチ
ップ、豆、飴等の食品が袋詰め又は箱詰めされた製品
を、段ボールケースやダース箱等の外装箱の内部に整然
と自動収納する箱詰め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記従来の箱詰め装置の例として、特開
平9−77003号公報に開示されている装置がある。
この装置は、図19に示すような袋詰め品1や箱詰め品
(図示せず)の製品を外装箱2に収納するものである。
図19(a)において、導入コンベア4によって搬送さ
れてきた袋詰め品1は、整列コンベア3の移送面に設け
られている多数枚のフィン5によって形成されたギャッ
プ部6に対して1個ずつ投入されて、整列コンベア3の
移送面上に起立した状態で1列に整列する。
【0003】次に、図19(a)に示すように、所定数
の例えば5個の袋詰め品1が整列コンベア3上に整列す
ると、フィン5との干渉を避ける為のスリット12が設
けられている押し出しプレート11が整列コンベア3上
の5個の袋詰め品1を押し出し、これをコ字形の中継ぎ
体10を介して開閉自在のダンパー板7、7上にこの袋
詰め品1を供給する(図19(b)参照)。ダンパー板
7、7上には、5個の袋詰め品1が2回押し出されてい
る。
【0004】なお、押し出しプレート11は、袋詰め品
1を5個ずつダンパー板7、7上の所定位置に押し出す
と、整列コンベア3上に整列しつつある次の袋詰め品1
と干渉しないように、整列コンベア3の上方を押し出し
方向と逆方向にスライドして戻り、次の押し出し動作の
開始まで図19(a)に示す位置で待機する。次に、図
19(b)に示すように、ダンパー板7、7上に起立状
態で押し出された袋詰め品1は、一対の保持プレート
9、9によって前後から挟み込まれて保持される。次
に、図20(a)に示すように、ダンパー板7、7を閉
状態から開状態にして、下方位置で待機している段ボー
ルケース(外装箱)2を上昇させて、保持プレート9、
9により保持されている袋詰め品1を段ボールケース2
内に挿入する。この段ボールケース2は、ローラコンベ
ア(図示せず)により搬送されて所定の待機位置で待機
している。図20(a)に示す2aは、段ボールケース
2のフラップである。
【0005】そして、押し込みプレート13を下降させ
ると共に、この一対の保持プレート9、9を互いに広が
る方向に駆動して袋詰め品1に対する押圧力を解除す
る。このようにして、袋詰め品1は、段ボールケース2
内に収納される(図20(a)参照)。次に、図20
(b)に示すように、袋詰め品1が収容されている段ボ
ールケース2を下降させて、ダンパー板7、7を開状態
から閉状態に駆動する。このようにして、図19(a)
に示す元の状態に戻り、袋詰め品1の収納作業の1サイ
クルが完了し、以降、上記サイクルを自動的に繰り返し
て箱詰め作業を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の箱
詰め装置の保持プレート9、9は、予め設定されている
所定のストロークだけ前進して所定個数の袋詰め品1を
挟み込んで保持する構成であるので、例えば図20
(a)に示すように、整列方向に5個並ぶ袋詰め品1の
合計の厚みが比較的厚い場合には、袋詰めされている商
品を押し潰すことがあるし、5個並ぶ袋詰め品1の合計
の厚みが比較的薄い場合には、これら袋詰め品1が保持
プレート9、9の間から滑り落ちることがあり、確実に
綺麗に箱詰めできないという問題がある。つまり、従来
の保持プレート9、9では、袋詰め品1を常に適切な力
で挟み込んで保持することができないという問題があ
る。更に、袋詰め品1は、商品の酸化防止や外力による
破損を防止するために、例えば不活性ガスが充填されて
いる場合があるが、この場合は、袋詰め品1の厚みのば
らつきが大きく、従って、上記従来の箱詰め装置の保持
プレート9、9では、所定個数の袋詰め品1を適切な力
で挟み込んで保持することができず、袋詰め品1を押し
潰したり、袋詰め品1が保持プレート9、9の間から滑
り落ちることがある。
【0007】そして、図20(a)に示すように保持プ
レート9、9の間に袋詰め品1を挟み込んだ状態で、袋
詰め品1の個数が不足しているという異常があった場合
でも、その異常を検出することができないという問題が
ある。この場合は、外装箱2に適正な個数の袋詰め品1
が箱詰めされていることを別の工程でチェックする必要
がある。
【0008】また、従来の箱詰め装置では、図20
(a)に示すように、袋詰め品1をその整列方向の両端
から保持プレート9、9により挟み込んで保持している
ので、袋詰め品1がその整列方向(厚み方向)にずれる
ということはないが、その整列する袋詰め品1の全部又
は一部が幅方向にずれることがあり、これにより、袋詰
め品1が外装箱2の側壁の上縁に引っ掛かり、袋詰め品
1を外装箱2内に確実に挿入することができない場合が
ある。そして、保持プレート9、9により保持される袋
詰め品1の個数を多くしたために整列方向の長さが長い
場合は、保持プレート9、9に挟み込まれている袋詰め
品1が滑り落ちることがある。そこで、袋詰め品1が滑
り落ちないように保持プレート9、9による挟み込む力
を強くすると、袋詰め品1を破損することがあるので、
この挟み込む力を強くするにも限界がある。
【0009】更に、従来の箱詰め装置では、図20
(a)に示すように、整列する袋詰め品1を外装箱2内
に挿入する際に、袋詰め品1の縁部(例えばヒートシー
ル部)や角部が外装箱2の側壁の上縁に引っ掛かること
があり、袋詰め品1を外装箱2内に確実に綺麗に挿入す
ることができない場合がある。そのために、従来では袋
詰め品1を外装箱2に入れ易くするために、比較的大き
い挿入口の外装箱2を使用する必要があり、その結果、
外装箱2の嵩が大きくなり、箱詰めされた袋詰め品1を
保管するために比較的広いスペースを必要とする。
【0010】本発明は、箱詰めを確実に、しかも高速に
行えるようにする箱詰め装置、及び外装箱内に予め定め
た所定個数の物品を確実に箱詰めすることができる箱詰
め装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、予め定め
た数の物品を整列させ、この整列させた物品を保持機構
部の保持部により挟み込んで保持し、この保持部により
挟み込んで保持されている物品を外装箱に詰める箱詰め
装置において、上記保持機構部は、上記整列した物品を
その整列の長さ方向の両側から挟み込む方向及びその反
対方向に上記保持部を移動させる駆動部と、上記保持部
が上記整列した物品を挟み込む方向に移動する際に物品
の挟み込む力を検出する力検出部と、この力検出部の検
出する上記挟み込む力が予め設定した力以上であると判
定したときに、上記物品を挟み込む方向へ上記保持部を
移動させる上記駆動部による駆動を停止させる移動停止
手段と、を具備することを特徴とするものである。
【0012】第2の発明は、第1の発明の箱詰め装置に
おいて、上記保持部の物品を挟み込む方向の最大送り量
を予め設定するための設定部を設け、この最大送り量
は、上記駆動部が上記保持部を上記最大送り量だけ送る
ための駆動をした状態で、上記保持部が保持しようとす
る物品の数が上記予め定めた数よりも少ないときに、上
記力検出部の検出する上記保持部の挟み込む力が上記予
め設定されている力よりも小さくなるようにする送り量
であることを特徴とするものである。
【0013】第3の発明は、予め定めた数の物品を整列
させ、この整列させた物品をその整列の長さ方向の両端
を正背面保持部により挟み込んで保持し、この正背面保
持部により挟み込んで保持されている物品を外装箱に詰
める箱詰め装置において、上記正背面保持部により両端
を挟み込んで保持されている物品を、その整列の長さ方
向と直交する幅方向の両側を挟み込んで保持する側面保
持部を設けたことを特徴とするものである。
【0014】第4の発明は、予め定めた数の物品を整列
させ、この整列させた物品を保持部により挟み込んで保
持し、この保持部により挟み込んで保持されている物品
を漏斗状の案内部の入口内に押し込み、この案内部の出
口側に配置されている外装箱に詰める箱詰め装置におい
て、上記案内部の出口側開口縁部は、上記整列した物品
の通過によって押し広げられるようにゴム様弾性体又は
バネ材によって形成されていることを特徴とするもので
ある。
【0015】第5の発明は、予め定めた数の物品を整列
させ、この整列させた物品を保持部により挟み込んで保
持し、この保持部により挟み込んで保持されている物品
を漏斗状の案内部の入口内に押し込み、この案内部の出
口側に配置されている外装箱に詰める箱詰め装置におい
て、上記案内部の出口側開口縁部は、上記整列した物品
の通過によって押し広げられる方向及び元の位置に戻る
方向に揺動自在な案内板と、この押し広げられた上記案
内板を上記元の位置に戻す方向に付勢する付勢手段と、
を備えることを特徴とするものである。
【0016】第1の発明に係る箱詰め装置によると、保
持機構部の保持部が整列する物品を保持するために物品
を挟み込む方向に移動する際に、その挟み込む力を力検
出部が検出し、この力検出部の検出する物品を挟み込む
力が予め設定した力以上であると移動停止手段が判定し
たときに、物品を挟み込む方向へ保持部を移動させる駆
動部による駆動を停止させることができる。これによっ
て、整列する物品を予め設定した力で保持部により挟み
込んで保持することができる。
【0017】第2の発明に係る箱詰め装置は、整列する
物品の数が予め定めた数であれば、保持部が最大送り量
だけ送られるまでの間に力検出部が予め設定されている
力を検出することができるように厚みのばらつきが抑え
られている物品を箱詰めする場合に適している。つま
り、この箱詰め装置によると、物品を挟み込む方向の保
持部の最大送り量を設定部により予め設定することがで
きる。これにより、整列する物品の数が予め定めた数で
ある場合は、駆動部が保持部を最大送り量だけ送るため
の駆動を終えるまでの間に力検出部が予め設定されてい
る力を検出することとなり、このように、予め設定され
ている力を検出したときは、予め定めた数の物品を挟み
込んで保持することができたことになる。そして、整列
する物品の数が予め定めた数未満である場合は、駆動部
が保持部を最大送り量だけ送るための駆動を終えるまで
の間に力検出部が予め設定されている力を検出すること
ができない。従って、駆動部が保持部を最大送り量だけ
送るための駆動をした状態で、力検出部が予め設定され
ている力を検出することができない場合は、整列する物
品の数が予め定めた数未満であることを認識することが
できる。
【0018】第3の発明に係る箱詰め装置によると、整
列する物品を、その整列の長さ方向の両端を正背面保持
部により挟み込むと共に、その整列の幅方向の両側を側
面保持部により挟み込んで保持し、この保持されている
物品を外装箱に詰めることができる。
【0019】第4及び第5の各発明に係る箱詰め装置に
よると、整列した状態で保持部より保持されている物品
を、漏斗状の案内部の比較的大きい入口内に押し込んで
案内部の比較的小さい出口を通してその下方に配置して
ある外装箱に挿入することができる。そして、物品が案
内部の出口を通過するときは、案内部の出口側開口縁部
がその通過する物品によって押し広げられ、その押し広
げられる力の反力によって、整列する物品の外面を内側
に向かって押し付けることができる。なお、この反力
は、第4の発明では、ゴム様弾性体又はバネ材の弾性力
により発生し、第5の発明では付勢手段が発生する。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明に係る箱詰め装置の一実施
形態を各図を参照して説明する。図15乃至図18は、
この箱詰め装置による箱詰め工程を説明するための図で
ある。各図に示す1は、袋詰め品である。そして、この
実施の形態に係る箱詰め装置は、図18に示すように、
5個の袋詰め品1を段ボールケース(以下、外装箱とい
う。)2内に袋の底を下にして立てた状態で箱詰めする
ものである。なお、この箱詰め装置によると、袋詰め品
1以外に、例えば箱詰め品も外装箱2に箱詰めすること
ができる。
【0021】図15において、58は整列コンベアであ
り、この整列コンベア58に対して導入コンベア4が連
接しており、この導入コンベア(供給手段)4によって
袋詰め品1が整列コンベア58に移送される。即ち、導
入コンベア4によって搬送されてきた袋詰め品1は、整
列コンベア58の移送面に設けられている多数枚のフィ
ン(仕切り手段)5によって形成された各ギャップ部6
に対して1個ずつ順次供給され、しかも、整列コンベア
58の移送面に対して直角、即ち直立状態で装填され
る。因みに、整列コンベア58は、2台の第1及び第2
ステッピングモータ8a、8bとその制御装置によっ
て、間欠運動を行うように駆動制御されており、その間
欠運動は、図15(a)に示すように、導入コンベア4
により搬送されてきた1つの袋詰め品1が、1つのギャ
ップ部6に装填されるように設定してある。そして、図
には示さないが、整列コンベア58には、6枚で1組を
なす4組のフィン5のグループが第1及び第2ステッピ
ングモータ8a、8bにより駆動されており、4つの各
グループのフィン5によって袋詰め品1を順次取り出し
位置19に搬送することができる。
【0022】次に、図15(b)に示すように、例えば
5個の所定数の袋詰め品1が整列コンベア58のフィン
5間の5つの各ギャップ部6に装填されて取り出し位置
19に整列すると、フィン5との干渉を避ける為のスリ
ット12が設けられている押し出しプレート11(取り
出し手段)が整列コンベア58上に整列している5個の
袋詰め品1を押し出し、図15(b)に示す断面がコ字
形の中継ぎ体10を介して後述する開閉自在のダンパー
板7、7上に供給する(図15(c)参照)。即ち、押
し出しプレート11は、後述する直動機構55により整
列コンベア58上をこの整列コンベア58と直交する水
平方向にスライド動作することができ、これによって整
列コンベア58上の5個の袋詰め品1を中継ぎ体10を
通って保持位置の状態にあるダンパー板7上に押し出す
ことができる。図15(c)に示す34は、ダンパー板
7上に押し出されてきた袋詰め品1を1列に揃えて停止
させるためのストッパープレートである。なお、押し出
しプレート11が袋詰め品1を押し出す為のスライド動
作は、間欠運動により整列コンベア58が一時的に所定
位置に停止している時に行われるように制御されてい
る。また、押し出しプレート11の動作は、上記に限ら
れるものではなく、袋詰め品1の幅、或いは外装箱2内
に何列で収納するか等に応じて動作ストローク等を自由
に調整することができることとしている。
【0023】上記のようにして、押し出しプレート11
が、袋詰め品1をダンパー板7上の予め定めた位置に押
し出すと、この押し出しプレート11は押し出し方向と
逆方向に水平にスライドして整列コンベア58の袋詰め
品1が取り出されて空になった6枚の各フィン5の手前
で一時停止し(図16(a))、しかる後に、各フィン
5と干渉しないように更に水平方向にスライドして元の
原点位置に戻り、次の押し出し動作の開始まで待機する
(図16(b))。この際、図16(b)に示すよう
に、押し込みプレート13が所定の高さまで下降してダ
ンパー板7上の5個の袋詰め品1の上縁を押えて各袋詰
め品1の高さを揃える。
【0024】次に、図16(b)、(c)に示すよう
に、水平位置にあるサイドプレート35がサイド保持装
置60により駆動されて垂直位置に回転して、ダンパー
板7、7上の5個の袋詰め品1の整列コンベア58側の
各側縁を押えて各袋詰め品1の幅方向のずれを揃える。
更に、ダンパー板7、7上の5個1列の袋詰め品1は、
この袋詰め品1の整列方向の両端位置に垂直に設けられ
た保持プレート9、9によって左右両端から挟み込まれ
て、この保持プレート9、9の押圧力、ストッパープレ
ート34とサイドプレート35が袋詰め品1をその左側
縁と右側縁の両側から押圧する押圧力によって保持され
る(保持状態)。
【0025】上記のように、保持プレート9、9、スト
ッパープレート34及びサイドプレート35により袋詰
め品1が保持されると、図17(a)に示すように、袋
詰め品1の下側に位置する2枚のダンパー板7、7が閉
状態(保持位置の状態)から開状態(非保持位置の状
態)に駆動する。そして、図13に示す外装箱昇降台1
7上で待機している外装箱2(図示せず)が、外装箱昇
降機構98によって持ち上げられて、袋詰め品1の下方
位置に移動する。この外装箱2は、図13に示す搬入コ
ンベア96により搬送されて昇降台17上の所定位置で
待機している。図17に示す36は袋詰め品1を外装箱
2内に押し込む際に袋詰め品1を案内するための案内部
である。
【0026】次に、図17(b)に示すように、保持プ
レート9、9が、拡縮装置16、16(図12参照)に
よって広がる方向に若干移動して袋詰め品1を挟み込む
力を解除すると共に(非保持状態)、押し込みプレート
13が下降して5個の袋詰め品1を外装箱2の底に強制
的に押し込み、収納することができる。そして、図17
(c)に示すように、垂直位置にあるサイドプレート3
5を回転させて元の水平位置に戻し、図18に示すよう
に、開閉装置59を駆動して開状態にあるダンパー板
7、7を移動させて閉状態にする。
【0027】しかる後に、袋詰め品1が収納された外装
箱2は、元の下降位置まで下降して所定の排出位置に排
出され、次の外装箱2がダンパー板7、7の下方位置に
供給されると共に、押し込みプレート13が元の上昇位
置に戻り、保持プレート9、9が元の開状態に戻る。こ
れで袋詰め品1の箱詰め作業の1サイクルが終了する。
以降、上記工程を順次繰り返すことにより箱詰め作業を
自動的に繰り返すことができる。
【0028】次に、図16(c)に示すように、ダンパ
ー板7、7上で整列する5個の袋詰め品1を保持する保
持機構部を説明する。保持機構部は、図16(c)及び
図12に示すように、保持プレート9、9を駆動する第
1及び第2の拡縮装置16、16と、サイドプレート3
5を駆動するサイド保持装置60と、を備えている。な
お、保持プレート9、9は、請求項1に記載の保持部、
及び請求項3に記載の正背面保持部である。そして、サ
イドプレート35とストッパープレート34は、請求項
3に記載の側面保持部である。第1及び第2の拡縮装置
16、16は、整列する袋詰め品1を整列の長さ方向の
両端から挟み込む保持プレート9、9を進退駆動する装
置である。この2台の拡縮装置16、16は、同等のも
のであるので、第1の拡縮装置16を説明し、第2の拡
縮装置16の説明を省略する。
【0029】第1の拡縮装置16は、図1に示すよう
に、保持プレート9と、この保持プレート9を進退駆動
するための直動機構部(駆動部)63と、保持プレート
9の袋詰め品1を挟み込む力を検出する力検出部64
と、保持プレート9の前進移動を停止させるための移動
停止手段(図11に示すステップS114、S116)
と、を備えている。直動機構部63は、図1(a)に示
すように、タイミングベルト式のものである。このタイ
ミングベルト65には、往復テーブル66が結合してお
り、この往復テーブル66はリニアレール67に案内さ
れて往復移動自在である。タイミングベルト65は、従
動側タイミングプーリ68aと第1のステッピングモー
タ(請求項1に記載の駆動部)61aの回転軸に設けら
れている駆動側タイミングプーリ68bに掛けてある。
第1のステッピングモータ61aが正転、逆転駆動する
と、往復テーブル66が往復移動して、この往復テーブ
ル66に伴って保持プレート9が袋詰め品1を挟み込む
方向に沿って往復移動する。第1のステッピングモータ
61a、リニアレール67、従動側タイミングプーリ6
8a、及び駆動側タイミングプーリ68bは、本体フレ
ーム37に設けてある。ただし、直動機構部63をタイ
ミングベルト式としたが、他の駆動形式のものを使用し
て保持プレート9を往復移動させてもよい。
【0030】力検出部64は、図1に示すように、スプ
リングバネ69、69と第1の押し力センサ70とを備
えている。この力検出部64によると、保持プレート9
が直動機構部63により駆動されて前進移動して袋詰め
品1と当接し、この袋詰め品1を押し付けていくと、ス
プリングバネ69が圧縮され、そして、予め定めた長さ
だけスプリングバネ69が圧縮されて、予め定めた圧縮
力と対応する力が袋詰め品1に掛かったときに第1の押
し力センサ70がそのことを検出して検出信号を生成し
てコントローラ27に出力するものである。
【0031】即ち、保持プレート9には、図1(a)の
正面図、図1(b)の側面図に示すように、その側面に
互いに平行する2本の保持軸71、71を設けてあり、
各保持軸71は保持軸受72により支持されて軸方向に
摺動自在となっている。この2つの保持軸受72、72
はL字形部材73に取り付けてあり、L字形部材73は
摺動軸74を介して往復テーブル66と結合している。
この摺動軸74は、摺動軸受105によって摺動自在に
支持されている。また、各保持軸71に取り付けられて
いるスプリングバネ69、69は、そのバネ力によって
保持プレート9をダンパー板7、7上の袋詰め品1の側
に付勢している。2本の各保持軸71の保持プレート9
と反対側の端部には、保持軸71が保持軸受72から抜
け出ないようにするためのストッパー15、15を設け
てあり、図1(a)に示す上側のストッパー15(保持
軸71の端部)には第1の押し力センサ70を設けてあ
る。
【0032】第1の押し力センサ70は、フォトマイク
ロセンサであり、遮光板76により遮光されると検出信
号を生成する。この検出信号は、図10に示すコントロ
ーラ27に入力して、コントローラ27が第1のステッ
ピングモータ61aの駆動を停止させることができるも
のである。このコントローラ27が保持プレート9の移
動停止手段を構成している。遮光板76は、L字形部材
73の水平部材に設けてあり、取付け位置調整機構77
によってL字形部材73に対する取付け位置の変更が可
能である。取付け位置調整機構77は、摺動軸74と平
行してL字形部材73に設けてある案内軸78と、遮光
板76をL字形部材73に締め付け固定するためのボル
ト79a及びナット79bと、により構成されている。
この取付け位置調整機構77によると、ナット79bを
緩めた状態で遮光板76を案内軸78に沿って移動させ
ることにより、図1(a)に示す遮光板76と第1の押
し力センサ70との間隔を変更することができる。そし
て、遮光板76と第1の押し力センサ70との間隔を適
切な間隔に調整した状態で遮光板76をボルト79a及
びナット79bにより締め付けてL字形部材73に固定
した状態で使用可能である。
【0033】また、図10に示すように、コントローラ
27には設定表示部30が接続している。設定表示部3
0は、保持プレート9の袋詰め品1を挟み込む方向の最
大送り量を予め設定するためのものである。この最大送
り量は、直動機構部63が保持プレート9を最大送り量
だけ送るために駆動した状態で(予め設定されているパ
ルス数に応じた回転角度だけ第1のステッピングモータ
61aが回転駆動した状態で)、保持プレート9が保持
しようとする袋詰め品1の数が予め設定した数(5個)
よりも少ないときに、遮光板76が第1の押し力センサ
70を遮光することができず、その結果、第1の押し力
センサ70が検出信号を生成しない送り量である。そし
て、設定表示部30を操作して最大送り量X1 をプリセ
ットしておくことにより、直動機構部63が往復テーブ
ル66を開位置から最大送り量X1 だけ前進移動させた
ときに第1のステッピングモータ61aを自動的に停止
させることができる。
【0034】つまり、この最大送り量X1 は、図3
(a)に示すように、予め設定されている個数(5個)
の袋詰め品1よりも少ない個数の例えば4個の袋詰め品
1を保持プレート9の間に挟み込んだ場合に、第1の押
し力センサ70が遮光板76によって遮光されない(袋
詰め品1を所定の力未満の力で挟み込む)送り量であ
る。そして、予め設定されている5個の袋詰め品1を保
持プレート9と9の間に挟み込んだ場合は、図3(b)
に示すように、保持プレート9を開位置から送り量X 2
(<X1 )だけ前進移動して保持プレート9と袋詰め品
1とが当接した状態で往復テーブル66を更に前進させ
ると、第1の押し力センサ70が遮光板76によって遮
光されて(袋詰め品1を所定の力で挟み込み)第1のス
テッピングモータ61aが停止する。この時、往復テー
ブル66は、最大送り量X1 を移動する手前で停止して
いる。
【0035】上記のように構成された第1及び第2の拡
縮装置16、16によると、まず、図16(a)に示す
ように、ダンパー板7、7上に袋詰め品1が押し出され
ると、所定のタイミングで第1及び第2の各ステッピン
グモータ61a、61bが正転駆動して、袋詰め品1を
挟み込む方向に各保持プレート9、9を前進移動させ
る。そして、保持プレート9、9が袋詰め品1と当接し
た状態でも第1及び第2のステッピングモータ61a、
61bの駆動が続き、これにより、各往復テーブル66
と結合する夫々のL字形部材73がスプリングバネ69
を圧縮しながら対応する保持プレート9に接近してい
く。そして、袋詰め品1が予め設定されている個数の5
個である場合は、スプリングバネ69が圧縮されてこの
スプリングバネ69の力により予め設定されている適切
な力で保持プレート9、9が袋詰め品1を挟み込んだと
きに、各遮光板76が対応する第1及び第2の押し力セ
ンサ70、70を遮光することとなり、第1及び第2の
押し力センサ70、70が検出信号を生成する。これに
より、対応する第1及び第2のステッピングモータ61
a、61bの駆動を停止させることができ、整列する袋
詰め品1を予め設定した力で保持プレート9、9により
挟み込んで保持することができる。
【0036】従って、整列する5個の袋詰め品1のその
整列方向の合計の厚みが比較的厚い場合でも、袋詰め品
1を押し潰すことがないし、その整列方向の合計の厚み
が比較的薄い場合であっても、これら袋詰め品1が保持
プレート9、9の間から滑り落ちることがなく、袋詰め
品1を確実に保持して綺麗に箱詰めすることができる。
更に、袋詰め品1の内部に例えば不活性ガス等のガスが
充填されている場合では、袋詰め品1の厚みのばらつき
が大きいが、このような袋詰め品1であっても適切な力
で保持プレート9、9により挟み込んで保持することが
でき、袋詰め品1の中の商品を押し潰したり、袋詰め品
1が保持プレート9、9の間から滑り落ちることがな
く、確実に保持することができる。
【0037】そして、整列する袋詰め品1の数が予め設
定されている5個の個数である場合は、各往復テーブル
66、66が袋詰め品1を挟み込む方向に最大送り量X
1 だけ移動するまでの間に第1及び第2の各押し力セン
サ70、70が各遮光板76によって遮光されて検出信
号を生成する。即ち、力検出部64が予め設定されてい
る力を検出して検出信号を生成する。このように、第1
及び第2の押し力センサ70、70が検出信号を生成し
たときは、予め設定されている5個の袋詰め品1を保持
プレート9、9によって挟み込んで保持することができ
たことをコントローラ27が認識して次の工程の処理が
行われる。そして、整列する袋詰め品1の個数が予め設
定されている5個未満、例えば4個である場合は、各往
復テーブル66、66が袋詰め品1を挟み込む方向に最
大送り量X1 だけ移動した状態で第1及び第2の各押し
力センサ70、70が各遮光板76によって遮光されて
おらず、検出信号が生成されないこととなる。即ち、力
検出部64、64が予め設定されている力を検出するこ
とができない。このように、直動機構部63、63が各
往復テーブル66、66を最大送り量X1 だけ送るため
に駆動した状態で、力検出部64、64が予め設定され
ている力を検出することができない場合は、整列する袋
詰め品1の数が5個未満であることを認識してコントロ
ーラ27が警報器(図示せず)を作動させて警報信号を
生成させると共に、この箱詰め装置を停止させることが
できる。
【0038】このように、保持プレート9、9により挟
み込まれた袋詰め品1の数が5個未満であり、不足して
いる場合は、その異常を認識することができるので、外
装箱2に箱詰めされた袋詰め品1の数が不足していると
いう事態の発生を防止して、予め設定されている5個の
袋詰め品1を外装箱2に確実に箱詰めすることができ
る。また、直動機構部63が各往復テーブル66、66
を最大送り量X1 だけ送るために駆動した状態で、力検
出部64、64が予め設定されている力を検出すること
ができない場合として、保持される袋詰め品1の中に破
損して厚みの薄くなったものが含まれている場合もあ
り、この場合は、破損している袋詰め品1を検出するこ
とができる。
【0039】サイド保持装置60は、整列の長さ方向の
両端が保持プレート9、9により挟み込まれている袋詰
め品1を、その整列の長さ方向と直交する幅方向の両側
をサイドプレート35とストッパープレート34によっ
て挟み込んで保持する装置である。ストッパープレート
34は、本体フレーム37に固定されており、サイドプ
レート35は、このサイド保持装置60に設けられてい
る第3のステッピングモータ62によって駆動されて揺
動する。サイド保持装置60は、図4(a)の正面図に
示すように、矩形のサイドプレート35を有し、このサ
イドプレート35は取付板80を介して揺動軸81に設
けられている。揺動軸81は、両端が回動自在に軸受8
2、82で支持されており、ベース盤83に取り付けら
れている。このベース盤83の上面には、サイドプレー
ト35を揺動させるための第3のステッピングモータ6
2(揺動駆動部)を設けてある。この第3のステッピン
グモータ62により回転駆動する回転軸には駆動プーリ
84を設けてあり、この駆動プーリ84と揺動軸81に
設けられている従動プーリ85には、タイミングベルト
86を掛けてある。
【0040】そして、図4(b)に示すように、ベース
盤83にはサイドプレート35の揺動位置の原点を検出
するための揺動位置センサ87を設けてある。この揺動
位置センサ87は、揺動軸81に固定して設けられてい
る円形のスリット板88に形成してあるスリット88a
を検出してサイドプレート35の揺動の原点位置を検出
することができる。サイドプレート35の揺動の原点位
置は、図4(b)に一点鎖線で示してあり、略水平とな
る位置である。そして、実線で示す垂直位置に揺動した
状態でダンパー板7、7上に整列する5個の袋詰め品1
をこのサイドプレート35とストッパープレート34の
間に挟み込んで保持することができる。このサイド保持
装置60は、図14に示すように、本体フレーム37に
設けられている2本の取付け棒89、89に取り付けて
固定してある。図5は、サイド保持装置60の平面図で
ある。
【0041】上記のように構成されたサイド保持装置6
0によると、図16(c)に示すように、整列コンベア
58上の取り出し位置にある5個の袋詰め品1が押し出
しプレート11により押し出されてダンパー板7、7上
で整列すると、略水平位置にあるサイドプレート35を
90°揺動させて略垂直状態にしてこれら5個の袋詰め
品1を、サイドプレート35とストッパープレート34
との間に挟み込むことができる。これによって、5個の
各袋詰め品1の幅方向(押し出しプレート11の移動方
向)のずれを略真っ直ぐに揃えることができる。そし
て、この挟み込んだ状態で袋詰め品1の整列方向の両端
を保持プレート9、9により挟み込むので、整列する袋
詰め品1の塊の4つの各面を保持プレート9、9、サイ
ドプレート35、及びストッパープレート34により挟
み込んで保持することとなり、その結果、この5個の袋
詰め品1の縁部(例えばヒートシール部)や角部が外装
箱2のフラップ2aや側壁の上縁に引っ掛かることがな
く、袋詰め品1を外装箱2内に確実に挿入することがで
きる。そして、この挟み込まれた袋詰め品1の個数を多
くしたために整列方向の長さが長い場合や、袋詰め品1
の重量が重い場合でも、保持プレート9、9、サイドプ
レート35、及びストッパープレート34の比較的小さ
い挟み込む力により、袋詰め品1が保持部プレート9、
9等から滑り落ちないように確実に保持することがで
き、これによって、多数の袋詰め品1を破損することな
く確実にしかも綺麗に外装箱2内に詰めることができ
る。
【0042】次に、図17(a)及び図17(b)に示
すように、保持プレート9、9、サイドプレート35、
及びストッパープレート34により挟み込まれている袋
詰め品1が、押し込みプレート13により外装箱2内に
押し込まれる際に、袋詰め品1を外装箱2内に挿入し易
くするために案内する案内部90を説明する。この案内
部90は、図17(a)に示すように、保持プレート
9、9等により保持されている袋詰め品1と外装箱2の
フラップ2aの上縁との間であってダンパー板7、7よ
りも下側に水平に設けてある。案内部90は、図6及び
図7に示すように、案内枠91と板状体101〜104
とを備えている。案内枠91は、金属製の剛体であっ
て、図6に示すように、平面形状が矩形の漏斗状の枠体
であり、4枚の台形状の平板91a〜91dを結合して
形成したものである。案内枠91の矩形の入口側開口部
92a(図7(a)参照)は、外装箱2の挿入口よりも
少し大きく形成してあり、保持プレート9、9等により
保持されている袋詰め品1をこの案内枠91の入口側開
口部92aに挿入し易くしてある。案内枠91の矩形の
出口側開口部92bは、外装箱2の挿入口と略同じ大き
さに形成してある。
【0043】板状体101〜104は、合成ゴム等のゴ
ム様弾性体からなる台形状の4枚の平板であり、案内枠
91を構成する4枚の各平板91a〜91dの外側面に
配置してあり、図7(a)に示すように、各板状体10
1〜104は、対応する平板91a〜91dと押え板9
3a〜93dの間に挟み込まれた状態でボルトとナット
により締め付けられて固定されている。これら4枚の板
状体101〜104は、案内枠91の外周を包囲するよ
うに設けてあり、各板状体101〜104の下側縁部1
01a〜104aは、案内枠91の下側縁よりも斜め下
方に向かって伸延し、この板状体101〜104の下側
縁部101a〜104aが漏斗状の案内部90の出口側
開口縁部(請求項4、5に記載の出口側開口縁部)を構
成している。そして、この4つの出口側開口縁部101
a〜104aが形成する矩形の出口側開口部94は、外
装箱2の挿入口よりも少し小さく形成してあり、従っ
て、図7(a)に示すように、外装箱2の略垂直に起立
する4枚の各フラップ2aの上縁が各出口側開口縁部1
01a〜104aの外側に位置するように形成されてい
る。なお、図6及び図7に示すように、互いに平行する
一対の押え板93a、93cには取付け部材95、95
を設けてあり、この取付け部材95、95は案内部90
を本体フレーム37に取り付けるためのものである。
【0044】上記のように構成された漏斗状の案内部9
0によると、図9に示すように、整列した状態で保持プ
レート9、9等により保持されている袋詰め品1を、押
し込みプレート13により案内部90の比較的大きい入
口側開口部92a内に押し込んで案内部90の比較的小
さい出口側開口部94を通してその下側に配置してある
外装箱2内に挿入することができる。そして、袋詰め品
1が案内部90の出口側開口部94を通過するときは、
図7(b)に示すように、案内部90の合成ゴム製の出
口側開口縁部101a〜104aがその通過する袋詰め
品1によって外側に押し広げられ、その押し広げられる
力の反力によって、整列する袋詰め品1の外面を内側に
向かって押し付けることができる。なお、この反力は、
合成ゴム製板状体101〜104の弾性力により発生す
る。
【0045】このように、案内部90を漏斗状に形成し
てあるので、袋詰め品1を外装箱2内に挿入する際に、
袋詰め品1の縁部(例えばヒートシール部)や角部が外
装箱2の側壁の上縁に引っ掛かることがなく、袋詰め品
1を外装箱2内に隙間なく確実に挿入することができ
る。そして、案内部90の出口側開口縁部101a〜1
04aが袋詰め品1の大きさに応じて拡縮可能であるの
で、袋詰め品1の大きさがある程度変動しても袋詰め品
1の縁部等が外装箱2の側壁の上縁に引っ掛からないよ
うに外装箱2に確実に挿入することができる。これによ
り、従来よりも比較的小さい挿入口の外装箱2を使用す
ることができ、その結果、外装箱2の嵩が小さくて済
む。また、図9に示すように、外装箱2が案内部90の
下方位置に上昇した時に、外装箱2の4枚の各フラップ
2aの上縁が板状体101〜104の外側面に案内され
て外側に広がるので、袋詰め品1を外装箱2に挿入する
際に、袋詰め品1の縁部や角部がフラップ2aの上縁に
引っ掛からないようにすることができる。
【0046】次に、この箱詰め装置の電気回路を図10
に示すブロック図を参照して説明する。箱詰め装置は、
コントローラ(制御手段であるCPU)27を備えてお
り、このコントローラ27は、記憶部28に予め記憶さ
れているプログラムに従って各種演算処理を行って保持
プレート9、9を進退移動させるための第1及び第2の
ステッピングモータ61a、61b、及びサイドプレー
ト35を揺動動作させるための第3のステッピングモー
タ62等の各種駆動部を駆動することができるものであ
る。コントローラ27と接続する設定表示部30は、例
えば整列コンベア58から押し出され保持プレート9、
9により挟み込まれて保持される袋詰め品1の個数を設
定したり、第1及び第2のステッピングモータ61a、
61bが保持プレート9、9を前進移動させるときの最
大送り量X1 を設定することができ、更に、各駆動部の
動作タイミング及び動作量等を設定することができるも
のである。
【0047】更に、コントローラ27には、第1の押し
力センサ70、第2の押し力センサ70、揺動位置セン
サ87、取り出し位置センサ31、原点位置センサ42
が接続しており、更に、パルス発信器32a、32b、
38、ドライバ39a、39b、40、第1乃至第3の
ステッピングモータ61a、61b、62、記憶部2
8、及び図には示さないがこの箱詰め装置に設けられて
いる例えば整列コンベア58のステッピングモータ8
a、8b及び各種センサ等が接続している。取り出し位
置センサ31は、整列コンベア58のフィン5の1つの
グループに所定数の例えば5個の袋詰め品1が供給され
て、そのフィン5のグループが袋詰め品1が取り出され
る取り出し位置19の方向に搬送されたときに、そのフ
ィン5のグループを検出して、図15(b)に示す取り
出し位置19に停止させるためのものである。
【0048】原点位置センサ42は、図15(b)に示
すように、押し出しプレート11が原点位置にあるとき
にこの押し出しプレート11を検出するためのものであ
る。原点位置にある押し出しプレート11が検出される
と、取り出し位置19にあるフィン5のグループが保持
している袋詰め品1を押し出して取り出すことができ
る。各パルス発信器32a、32b、38は、コントロ
ーラ27により指示された数のパルスを発信するもので
あり、各ドライバ39a、39b、40は、この発信さ
れたパルスに応じた回転角度だけ対応する各第1乃至第
3のステッピングモータ61a、61b、62を回転駆
動させるものである。
【0049】上記のように構成された箱詰め装置の保持
機構部(拡縮装置16、16及びサイド保持装置60)
の動作を図11に示すフローチャートを参照して説明す
る。図11のフローチャートに示す処理は、記憶部28
に予め記憶されているプログラムに従ってコントローラ
27が行う。まず、袋詰め品1が整列コンベア58に供
給されて、この供給された袋詰め品1を保持するフィン
5のグループが図15(b)に示す取り出し位置19に
停止しているか否かを判定し(S100)、取り出し位
置19に停止しておりYESと判定したときに、押し出
しプレート11を進退駆動させる(S102)。これに
より、フィン5のグループに保持されている5個の袋詰
め品1をダンパー板7、7上に押し出すことができる。
そして、押し出しプレート11が原点位置に戻っている
か否かを判定し(S104)、押し出しプレート11が
原点位置に戻っておりYESと判定したときに、所定回
数の押し出しが完了したか否かを判定する(S10
6)。ここで、所定回数の押し出しが完了したか否かを
判定するのは、この実施形態では、図16(c)に示す
ように、ダンパー板7、7上に押し出された1列(5
個)の袋詰め品1を1つの外装箱2に箱詰めすることと
しているので、所定回数を1回として設定してあり、押
し出し回数が予め設定されている所定回数となったか否
かを判定するためである。ただし、ダンパー板7、7上
に5個の袋詰め品1を2回押し出して2列(合計10
個)をなす袋詰め品1を保持プレート9、9により挟み
込んで1つの外装箱2に箱詰めする場合は、所定回数を
2回として設定する。この場合は、ダンパー板7、7上
に5個の袋詰め品1が2回押し出されるまで待って、2
回押し出された時にYESと判定する。
【0050】次に、押し出しプレート11が所定の戻り
の途中位置に移動しているか否かを判定し(S10
8)、YESと判定したときは、第3のステッピングモ
ータ62を駆動させてサイドプレート35を図16
(b)に示す水平位置から図16(b)に示す垂直位置
に揺動させる(S110)。この状態で5個の袋詰め品
1をサイドプレート35、及びストッパープレート34
により挟み込むことができて保持することができる。な
お、押し出しプレート11が所定の戻りの途中位置に移
動した後にサイドプレート35を垂直位置に揺動させて
いるのは、押し出しプレート11が戻りの移動の際に、
垂直位置に揺動したサイドプレート35と衝突しないよ
うにするためである。
【0051】しかる後に、各保持プレート9、9を予め
設定されている最大送り量X1 だけ送るための駆動を第
1及び第2のステッピングモータ61a、61bに行わ
せる(S112)。そして、第1及び第2の押し力セン
サ70、70が対応する遮光板76によって遮光されて
検出信号が生成されたか否かを判定し(S114)、第
1、第2の押し力センサ70、70が検出信号を生成し
てYESと判定したときは、対応する第1、第2のステ
ッピングモータ61a、61bを停止させて保持プレー
ト9、9の前進移動を停止させる(S116)。このよ
うに、第1及び第2の押し力センサ70、70が検出信
号を生成し、これによって第1及び第2のステッピング
モータ61a、61bが停止したときは、予め設定され
ている個数である5個の袋詰め品1が予め設定されてい
る力で保持プレート9、9により挟み込まれている正常
な場合である。ステップS114、S116が移動停止
手段である。ただし、ステップS114において、第1
及び第2の押し力センサ70、70が検出信号を生成し
ておらずNOと判定し、しかもステップS118におい
て、第1及び第2のステッピングモータ61a、61b
が最大送り量X1 だけ送るための駆動を完了したと判断
したときは、対応する第1及び第2のステッピングモー
タ61a、61bを停止させて保持プレート9、9の前
進移動を停止させ(S120)、箱詰め装置を自動的に
停止させて警報信号を生成する(S122)。このよう
に、第1及び第2の押し力センサ70、70が検出信号
を生成していない状態で第1及び第2のステッピングモ
ータ61a、61bが最大送り量X1 だけ駆動して停止
したときは、保持プレート9、9により挟み込まれてい
る袋詰め品1の個数が4個以下である場合、又は袋詰め
品1が破損して厚みが薄くなっている場合である。
【0052】次に、作業者が設定表示部30に設けられ
ている確認スイッチをON操作すると(S124)、サ
イドプレート35が非保持位置(水平位置)に戻る(S
126)。その後、作業者が袋詰め品1を排除し、再度
確認スイッチをON操作すると(S128、S13
0)、サイドプレート35が保持位置(垂直位置)へ揺
動する(S132)。
【0053】このようにして、ステップS116又はS
132の処理が終わると、ダンパー板7、7を開位置に
駆動すると共に、外装箱2を所定の上昇位置に上昇させ
(S134)、押し込みプレート13を下降及び上昇駆
動させて保持プレート9、9等に保持されている袋詰め
品1を外装箱2内に挿入する(S136)。そして、サ
イドプレート35を水平位置に戻して、ダンパー板7、
7を閉位置に駆動し、更に、第1及び第2の保持プレー
ト9、9を元の後退位置に戻すと共に、袋詰め品1が挿
入された外装箱2を下降位置に下降させて排出する(S
138)。そして、押し出しプレート11が原点位置に
戻っているか否かを判定し(S140)、押し出しプレ
ート11が原点位置に戻っておりYESと判定したとき
は、ステップS100に戻り、上記の箱詰め処理を繰り
返し行う。なお、押し出しプレート11が原点位置に戻
っておらずNOと判定したときは、原点位置に戻った後
にステップS100に戻り上記処理を行う。このように
して、袋詰め品1を5個ずつ外装箱2内に順次箱詰めす
ることができる。
【0054】ただし、上記実施形態の案内部90の出口
側開口縁部101a〜104aを、合成ゴム製の板状体
101〜104により形成した構成としたが、これに代
えて、この案内部90の出口側開口部101a〜104
aを袋詰め品1が通過する際に、この袋詰め品1によっ
て押し広げられる程度の弾性力を有するバネ材からなる
板状体により形成した構成としてもよい。
【0055】そして、上記実施形態の案内部90の出口
側開口縁部101a〜104aを、図8の拡大断面図に
示すように、4枚の台形状の案内板(1枚の案内板97
を示す。)97と、各案内板97に設けられているコイ
ルバネ(付勢手段であり、図示せず)により形成しても
よい。4枚の各案内板97は、図8(a)に示すよう
に、案内枠91を構成する各平板91a〜91dの下側
縁から斜め下方に向かって伸延して漏斗状の案内部90
の出口側開口縁部101a〜104aを形成している。
4枚の各案内板97は、案内枠91の対応する各平板9
1a〜91dと平行する位置(図8(a)参照)よりも
内側に揺動しないように係止されており、対応する平板
91a〜91dと平行する位置から外側に約90°開く
位置までの範囲で揺動自在に枢支部99を介して支持さ
れている。そして、各案内板97は、夫々に設けられて
いるコイルバネのバネ力により内側に向かって揺動する
方向に付勢されている。図8(b)は、袋詰め品1によ
って案内板97が外側に押し広げられた状態を示し、4
枚の各案内板97は、コイルバネのバネ力によって整列
する袋詰め品1の外面を内側に向かって押し付けること
ができる。この案内板97とコイルバネは、上記実施形
態の板状体101〜104により形成されている出口側
開口縁部101a〜104aと同等の作用をなすので作
用の詳細な説明を省略する。
【0056】また、上記実施形態の力検出部64では、
図1に示すように、スプリングバネ69と第1の押し力
センサ70とを備える構成としたが、これに代えて図2
に示す構成とすることができる。図2(a)は正面図、
図2(a)は側面図である。即ち、保持プレート9が袋
詰め品1を押し付ける力を検出して荷重信号を生成する
ロードセル(荷重検出部)100を摺動軸74と保持プ
レート9との間に設け、保持プレート9が直動機構部6
3により駆動されて前進移動して袋詰め品1と当接し、
この袋詰め品1を更に押し続けて予め設定されている力
で袋詰め品1を押し付けたときに、その際にロードセル
100が生成する荷重信号に基づいてコントローラ27
が直動機構部63の駆動を停止させる構成としてもよ
い。勿論、図には示さないが、ロードセル100に代え
て圧力素子又は圧力センサを設けた構成としてもよい。
圧力センサを使用する場合は、流体を封入した伸縮体を
摺動軸74と保持プレート9との間に設け、この伸縮体
内の圧力が伝わるように圧力センサを接続して保持プレ
ート9に掛かる力を検出できるようにする。
【0057】そして、上記実施形態では、図15及び図
16に示すように、袋詰め品1を1列に5個並べたが、
5個以外の他の所定の複数個とすることができる。そし
て、袋詰め品1を1列にして外装箱2に収納したが、2
以上の所定の列とすることができる。また、1列に5個
並べて1段詰めとしたが複数段とすることができる。な
お、このように袋詰め品1の1列の個数、列数、及び段
数を変更する場合は、押し出しプレート11の形状、保
持プレート9と9の間隔、押し込みプレート13の昇降
ストローク、及びそれらの動作タイミング等を必要に応
じて変更することとする。
【0058】また、上記実施形態では、図15に示すよ
うに、袋詰め品1を1個ずつ導入コンベア4より整列コ
ンベア58に供給して、整列コンベア58上に袋詰め品
1を1列で5個整列する構成としたが、図には示さない
が、袋詰め品1を例えば2個以上の所定個数ずつ横1列
に並べた状態で導入コンベア4より整列コンベア58に
供給して、袋詰め品1を2個以上の所定個数ずつフィン
5どうしのギャップ部6に夫々投入し、2以上の所定の
列に整列させる構成としてもよい。その場合、押し出し
プレート11及び保持プレート9、9の形状、及びそれ
らの動作タイミング等を必要に応じて変更することとす
る。
【0059】
【発明の効果】第1の発明に係る箱詰め装置によると、
整列する物品を予め設定した力で保持部により挟み込ん
で保持することができる構成であるので、整列する物品
のその整列方向の合計の厚みが比較的厚い場合でも、物
品を押し潰すことがないし、その整列方向の合計の厚み
が比較的薄い場合であっても、これら物品が保持部の間
から滑り落ちることがなく、物品を確実に保持して綺麗
に箱詰めすることができるという効果がある。つまり、
整列する物品を保持部により常に適切な力で挟み込んで
保持することができる。更に、内部に例えば不活性ガス
等のガスが充填されている物品、即ち袋詰め品である場
合では、袋詰め品の厚みのばらつきが大きいが、このよ
うな袋詰め品であっても適切な力で保持部により挟み込
んで保持することができ、袋詰め品の中の商品を押し潰
したり、袋詰め品が保持部の間から滑り落ちることがな
く、確実に保持することができる。
【0060】第2の発明に係る箱詰め装置によると、保
持部により挟み込まれた物品の数が予め定めた数未満で
あり、不足している場合は、その異常を認識することが
できる構成であるので、外装箱に箱詰めされた物品の数
が不足しているという事態の発生を防止することがで
き、従って、予め定めた数の物品を外装箱に確実に箱詰
めすることができる。また、駆動部が保持部を最大送り
量だけ送るための駆動をした状態で、力検出部が予め設
定されている力を検出することができない場合として、
保持される物品の中に破損して厚みの薄くなったものが
含まれている場合もあり、この場合は、破損している物
品を検出することができる。
【0061】第3の発明に係る箱詰め装置によると、整
列する物品の正面、背面、及び両側面の4つの各面を正
背面保持部と側面保持部により挟み込んで保持すること
ができるので、整列する物品の整列方向(厚み方向)及
び幅方向のずれを防止することができるし、修正するこ
とができ、これにより、物品を外装箱内に確実に挿入す
ることができる。そして、この挟み込まれた物品の数が
多いために整列方向の長さが長い場合でも、比較的小さ
い挟み込む力により、物品が保持部から滑り落ちないよ
うに確実に保持することができ、これによって、多数の
物品を破損することなく確実に外装箱内に詰めることが
できる。
【0062】第4及び第5の各発明に係る箱詰め装置に
よると、案内部を漏斗状に形成してあるので、物品を外
装箱内に挿入する際に、物品の縁部(例えばヒートシー
ル部)や角部が外装箱の側壁の上縁に引っ掛かることが
なく、物品を外装箱内に隙間なく確実に挿入することが
できる。そして、案内部の出口側開口縁部が物品の大き
さに応じて拡縮可能であるので、物品の大きさに拘わら
ず出口側開口縁部が物品の外面を押し付けることがで
き、物品の縁部等が外装箱の側壁の上縁に引っ掛からな
いように外装箱に確実に挿入することができる。これに
より、従来よりも比較的小さい挿入口の外装箱を使用す
ることができ、その結果、外装箱の嵩が小さくて済み、
箱詰めされた物品を保管するためのスペースが比較的狭
くて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る箱詰め装置に設け
られている保持プレートの拡縮装置を示す図であり、
(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図2】同実施形態の力検出部の他の例を示す図であ
り、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図3】同実施形態の力検出部の作動内容を説明するた
めの図であり、(a)は袋詰め品が不足の場合を示す
図、(b)は袋詰め品が所定個数の場合を示す図であ
る。
【図4】同実施形態のサイド保持装置を示す図であり、
(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図5】同実施形態のサイド保持装置の平面図である。
【図6】同実施形態の案内部の平面図である。
【図7】同実施形態の案内部の部分拡大断面図であり、
(a)は板状体が真っ直ぐな状態を示す断面図、(b)
は板状体が袋詰め品によって押し広げられた状態を示す
断面図である。
【図8】同実施形態の案内部の他の例を示す部分拡大断
面図であり、(a)は案内板が真っ直ぐな状態を示す断
面図、(b)は案内体が袋詰め品によって押し広げられ
た状態を示す断面図である。
【図9】同実施形態の案内部が取り付けられている状態
を示す断面図である。
【図10】同実施形態に係る箱詰め装置の電気回路を示
すブロック図である。
【図11】同実施形態に係る拡縮装置及びサイド保持装
置の動作手順を示すフローチャートである。
【図12】同実施形態に係る箱詰め装置の平面図であ
る。
【図13】同実施形態に係る箱詰め装置の正面図であ
る。
【図14】同実施形態に係る箱詰め装置の側面図であ
る。
【図15】同実施形態に係る箱詰め装置による箱詰め手
順を示す図であり、(a)は袋詰め品を整列コンベア上
に供給する状態を示す斜視図、(b)は袋詰め品が整列
コンベア上に整列した状態を示す斜視図、(c)は押し
出しプレートが袋詰め品を押し出した状態を示す斜視図
である。
【図16】同実施形態に係る箱詰め装置による箱詰め手
順を示す図であり、(a)は押し出しプレートが整列コ
ンベアの手前で停止している状態を示す斜視図、(b)
は押し出しプレートが原点位置に戻った状態を示す斜視
図、(c)は袋詰め品が保持プレートとサイドプレート
によって挟み込まれた状態を示す斜視図である。
【図17】同実施形態に係る箱詰め装置による箱詰め手
順を示す図であり、(a)は外装箱が上昇しダンパー板
が開いた状態を示す斜視図、(b)は押し込みプレート
が下降し保持プレートが開いた状態を示す斜視図、
(c)は袋詰め品が外装箱内に押し込まれた状態を示す
斜視図である。
【図18】同実施形態に係る箱詰め装置による箱詰め手
順を示しダンパー板が閉じる方向に移動する状態を示す
図である。
【図19】従来の箱詰め装置による箱詰め手順を示す図
であり、(a)は袋詰め品が整列コンベア上に整列した
状態を示す斜視図、(b)は押し出しプレートが袋詰め
品を押し出した状態を示す斜視図である。
【図20】同従来の箱詰め装置による箱詰め手順を示す
図であり、(a)は外装箱が袋詰め品を覆う状態を示す
斜視図、(b)は袋詰め品が収納された外装箱を保持プ
レートから引き離す状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 袋詰め品 2 外装箱 5 フィン 6 ギャップ部 9 保持プレート(正背面保持部) 16 拡縮装置(保持機構部) 27 コントローラ 30 設定表示部 34 ストッパープレート(側面保持部) 35 サイドプレート(側面保持部) 58 整列コンベア 60 サイド保持装置 61a、61b ステッピングモータ(駆動部) 62 ステッピングモータ 64 力検出部 70 押し力センサ 90 案内部 97 案内板 101〜104 板状体 101a〜104a 出口側開口縁部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定めた数の物品を整列させ、この整
    列させた物品を保持機構部の保持部により挟み込んで保
    持し、この保持部により挟み込んで保持されている物品
    を外装箱に詰める箱詰め装置において、 上記保持機構部は、上記整列した物品をその整列の長さ
    方向の両側から挟み込む方向及びその反対方向に上記保
    持部を移動させる駆動部と、上記保持部が上記整列した
    物品を挟み込む方向に移動する際に物品の挟み込む力を
    検出する力検出部と、この力検出部の検出する上記挟み
    込む力が予め設定した力以上であると判定したときに、
    上記物品を挟み込む方向へ上記保持部を移動させる上記
    駆動部による駆動を停止させる移動停止手段と、を具備
    することを特徴とする箱詰め装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の箱詰め装置において、
    上記保持部の物品を挟み込む方向の最大送り量を予め設
    定するための設定部を設け、この最大送り量は、上記駆
    動部が上記保持部を上記最大送り量だけ送るための駆動
    をした状態で、上記保持部が保持しようとする物品の数
    が上記予め定めた数よりも少ないときに、上記力検出部
    の検出する上記保持部の挟み込む力が上記予め設定され
    ている力よりも小さくなるようにする送り量であること
    を特徴とする箱詰め装置。
  3. 【請求項3】 予め定めた数の物品を整列させ、この整
    列させた物品をその整列の長さ方向の両端を正背面保持
    部により挟み込んで保持し、この正背面保持部により挟
    み込んで保持されている物品を外装箱に詰める箱詰め装
    置において、上記正背面保持部により両端を挟み込んで
    保持されている物品を、その整列の長さ方向と直交する
    幅方向の両側を挟み込んで保持する側面保持部を設けた
    ことを特徴とする箱詰め装置。
  4. 【請求項4】 予め定めた数の物品を整列させ、この整
    列させた物品を保持部により挟み込んで保持し、この保
    持部により挟み込んで保持されている物品を漏斗状の案
    内部の入口内に押し込み、この案内部の出口側に配置さ
    れている外装箱に詰める箱詰め装置において、 上記案内部の出口側開口縁部は、上記整列した物品の通
    過によって押し広げられるようにゴム様弾性体又はバネ
    材によって形成されていることを特徴とする箱詰め装
    置。
  5. 【請求項5】 予め定めた数の物品を整列させ、この整
    列させた物品を保持部により挟み込んで保持し、この保
    持部により挟み込んで保持されている物品を漏斗状の案
    内部の入口内に押し込み、この案内部の出口側に配置さ
    れている外装箱に詰める箱詰め装置において、 上記案内部の出口側開口縁部は、上記整列した物品の通
    過によって押し広げられる方向及び元の位置に戻る方向
    に揺動自在な案内板と、この押し広げられた上記案内板
    を上記元の位置に戻す方向に付勢する付勢手段と、を備
    えることを特徴とする箱詰め装置。
JP10211227A 1998-06-25 1998-07-27 箱詰め装置 Pending JP2000043806A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002019707A (ja) * 2000-07-12 2002-01-23 Yamato Scale Co Ltd 箱詰め装置
US6866140B2 (en) 2001-09-26 2005-03-15 Ishida Co., Ltd. Conveyance apparatus and boxing system
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JP2016179821A (ja) * 2015-03-23 2016-10-13 セイコーエプソン株式会社 梱包装置、及び梱包方法
US10329042B2 (en) 2015-03-20 2019-06-25 Seiko Epson Corporation Packing apparatus and packing method

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