JP2000043551A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JP2000043551A
JP2000043551A JP23005498A JP23005498A JP2000043551A JP 2000043551 A JP2000043551 A JP 2000043551A JP 23005498 A JP23005498 A JP 23005498A JP 23005498 A JP23005498 A JP 23005498A JP 2000043551 A JP2000043551 A JP 2000043551A
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JP
Japan
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vehicle
evaporator core
dash panel
cooling unit
air conditioner
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JP23005498A
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Hitoshi Yoshino
等 吉野
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Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、空調装置のクーリングユニットの
アッパケースとロアケース間に配設されるエバポレータ
コアの配設状態を変更し、従来のレイアウトにおいて配
管接続作業が困難な場合でも、別部品を追加させること
なく、且つ性能に影響を与えることなく、配管接続作業
を行うことができるとともに、同一クーリングユニット
を使用する場合に、使用条件に応じた表面積を有するエ
バポレータコアを選択し得ることを目的としている。 【構成】 このため、車両ダッシュパネルの車室内側に
配設されるクーリングユニットを、アッパケースと、ロ
アケースと、アッパケースとロアケース間に配設される
エバポレータコアとにより形成した車両用空調装置にお
いて、エバポレータコアを車両ダッシュパネルに対して
所定角度を有すべく傾斜させて配設している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は車両用空調装置に
係り、特に空調装置のクーリングユニットのアッパケー
スとロアケース間に配設されるエバポレータコアの配設
状態を変更し、従来のレイアウトにおいて配管接続作業
が困難な場合でも、別部品を追加させることなく、且つ
性能に影響を与えることなく、配管接続作業を行うこと
ができるとともに、同一クーリングユニットを使用する
場合に、使用条件に応じた表面積を有するエバポレータ
コアを選択し得る車両用空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両においては、ほとんどの車両に、車
室内の空調を行う空調装置が装着されている。
【0003】この空調装置は、車室内に配置されたクー
リングユニット内のエバポレータコアを冷媒が通過する
際に、空気中の水分が結露し、エバポレータコアに付着
してできた水を車室外に排出するために、ドレンホース
を有している。
【0004】このドレンホースは、エバポレータコアに
付着した水を車室外に排出してクーリングユニット内に
水が溜まるのを防止し、エバポレータコアの凍結による
空調性能の低下を防止する機能を有する。
【0005】前記車両用空調装置としては、実開平3−
122908号公報に開示されるものがある。この公報
に開示される自動車の空気調和装置は、エバポレータの
下流側端面を上方から下方にいくにしたがって後方へ向
かう傾斜面としている。
【0006】また、出願人は、ブレーキバルブを傾斜さ
せて取り付けたブレーキバルブ取付構造の特許出願を既
に完了している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の車両
用空調装置においては、図12に示す如く、車両ダッシ
ュパネル108に空調装置110のクーリングユニット
112とエアインレットボックス114とヒータ116
とを配設する際に、クーリングユニット112のエバポ
レータコア122を、車両ダッシュパネル108に対し
て直角(平面視において)に配設している。
【0008】この結果、エバポレータコア122の直前
部位に車両ブラケットやフロントアッパメンバ等の図示
しない構造物がある場合には、エバポレータコア122
に経路形成部材130を配管接続することが困難とな
り、実用上不利であるという不都合がある。
【0009】また、前記構造物からヒータ側にエバポレ
ータコアを離間させて配設すると、経路形成部材の配管
接続は可能となるが、エバポレータコアとヒータとの距
離が短くなることにより、風の流れにムラが生じ易く、
温度ムラが発生して空調装置の性能低下を惹起するとい
う不都合がある。
【0010】更に、エバポレータコアの配設位置を変更
させないために、前記構造物を迂回するジョイント部品
を使用すると、部品点数が増加し、コストが大となっ
て、経済的に不利であるとともに、配管接続作業が困難
となり、実用上不利であるという不都合がある。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去するために、車両ダッシュパネルの車室
内側にクーリングユニットを配設するとともに、このク
ーリングユニットを、アッパケースと、ロアケースと、
アッパケースとロアケース間に配設されるエバポレータ
コアとにより形成した車両用空調装置において、前記エ
バポレータコアを前記車両ダッシュパネルに対して所定
角度を有すべく傾斜させて配設したことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】上述の如く発明したことにより、
空調装置のクーリングユニットのアッパケースとロアケ
ース間にエバポレータコアを配設する際には、エバポレ
ータコアを車両ダッシュパネルに対して所定角度を有す
べく傾斜させて配設し、従来のレイアウトにおいて配管
接続作業が困難な場合でも、別部品を追加させることな
く、且つ性能に影響を与えることなく、配管接続作業を
可能とするとともに、同一クーリングユニットを使用す
る場合に、所定角度に応じてエバポレータコアの大きさ
を変更可能とし、使用条件に応じた表面積を有するエバ
ポレータコアを選択し得るようにしている。
【0013】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
に説明する。
【0014】図1〜図8はこの発明の第1実施例を示す
ものである。図1〜図3において、2は車両、4は車
室、6は車室4外側たる収容部、8は車両ダッシュパネ
ル、10は空調装置である。
【0015】前記車両2のフロント部分において、車室
4内側と車室4外側の収容部6とが車両ダッシュパネル
8によって区画され、車両ダッシュパネル8の車室4内
側に空調装置10が配設される。
【0016】この空調装置10は、クーリングユニット
12とエアインレットボックス14とヒータ16とを有
している。
【0017】また、クーリングユニット12は、アッパ
ケース18と、ロアケース20と、アッパケース18と
ロアケース20間に配設されるエバポレータコア22と
からなる。
【0018】そして、前記空調装置10とコンデンサ2
4とコンプレッサ26とレシーバドライバ28とを、デ
ィスチャージホースやレシーバドライヤアウトパイプ等
の経路形成部材30によって接続して設け、冷媒の循環
経路を構成している。
【0019】このとき、前記エバポレータコア22を、
前記車両ダッシュパネル8に対して所定角度θを有すべ
く傾斜させて配設する構成とする。
【0020】詳述すれば、図1の実線及び図7に示す如
く、前記車両ダッシュパネル8に空調装置10を配設す
る際に、クーリングユニット12やエアインレットボッ
クス14、ヒータ16等の配設状態は変化させずに、ク
ーリングユニット12内のエバポレータコア22のみ
を、前記車両ダッシュパネル8に対して平面視にて所定
角度θ、つまり車両前方側を図1において右側方向に傾
斜させて配設するものである。
【0021】また、前記車両ダッシュパネル8の図1に
おいて左側部位に車両ブラケット32が装着されている
ことにより、この車両ブラケット32から離間させるこ
とのできる傾斜角度が前記エバポレータコア22の所定
角度θとなる。
【0022】更に、前記車両ダッシュパネル8によって
車室4と車両前方に位置する車室4外側の収容部6とが
区画形成されており、車室4側から空調装置10を車両
ダッシュパネル8に装着した際に、空調装置10のクー
リングユニット12のエバポレータコア22に連絡する
コンデンサ24を、前記収容部6に配設している。
【0023】なお符号34はロアメンバ、36はゴムブ
ッシュである。
【0024】次に作用について説明する。
【0025】前記空調装置10のクーリングユニット1
2内にエバポレータコア22を配設する際には、平面視
にて所定角度θだけ車両前方側を図1において右側方向
に傾斜させて配設する。
【0026】そして、部組された空調装置10を車両ダ
ッシュパネル8に車室4内側から配設し、前記空調装置
10とコンデンサ24とコンプレッサ26とレシーバド
ライバ28とを、ディスチャージホースやレシーバドラ
イヤアウトパイプ等の経路形成部材30によって接続
し、冷媒の循環経路を構成する。
【0027】このとき、クーリングユニット12内のエ
バポレータコア22が、平面視にて所定角度θだけ車両
前方側を図1において右側方向に傾斜させて配設されて
おり、エバポレータコア22と経路形成部材30との配
管接続作業が前記車両ブラケット32から離間させつつ
行われる。
【0028】これにより、従来のレイアウトにおいて配
管接続作業が困難な場合でも、別部品を追加させること
なく、配管接続作業を行うことができ、コストを低廉に
維持し得て、経済的に有利であるとともに、エバポレー
タコア22を配設しても、エバポレータコア22とヒー
タ16との距離が短くならず、風の流れのムラによる温
度ムラが発生せず、空調装置10の性能を低下させるこ
とがなく、すなわち性能に影響を与えることなく、配管
接続作業を行うことができ、実用上有利である。
【0029】また、前記クーリングユニット12の車両
前後方向の長さと平面視におけるエバポレータコア22
の対角線の長さとを合致させてエバポレータコア22を
配設することにより、同一クーリングユニット12を使
用する場合には、所定角度θに応じてエバポレータコア
22の大きさを変更させることができ、使用条件に応じ
た表面積を有するエバポレータコア22を選択し得るも
のである。
【0030】更に、前記クーリングユニット12内のエ
バポレータコア22のみを、前記車両ダッシュパネル8
に対して平面視にて所定角度θだけ傾斜させて配設する
ことにより、クーリングユニット12の変形時に、この
クーリングユニット12の変形動作を妨げないように、
エバポレータコア22が車両ダッシュパネル8に対して
平行な状態に移動し易く、外力吸収構造となっており、
実用上有利である。
【0031】更にまた、前記車両ダッシュパネル8によ
って車室4と車両前方に位置する車室4外側の収容部6
とを区画形成し、車室4側から空調装置10を車両ダッ
シュパネル8に装着した際に、空調装置10のクーリン
グユニット12のエバポレータコア22に連絡するコン
デンサ24を収容部6に配設したことにより、車室4内
を広く使用することができるとともに、空調装置10の
クーリングユニット12のエバポレータコア22とコン
デンサ24とを容易に連結させることができ、作業性を
向上し得る。
【0032】図9はこの発明の第2実施例を示すもので
ある。この第2実施例において、上述第1実施例と同一
機能を果たす箇所には同一符号を付して説明する。
【0033】この第2実施例の特徴とするところは、前
記空調装置10のクーリングユニット12にエバポレー
タコア42を配設する際に、車両ダッシュパネル8に対
して側面視にて所定角度θ1だけ傾斜させて配設した点
にある。
【0034】すなわち、前記空調装置10のクーリング
ユニット12にエバポレータコア42を配設する際に
は、図9に実線で示す如く、車両ダッシュパネル8に対
して側面視にて所定角度θ1、つまりエバポレータコア
42の上端側を車両後方側に傾斜させて配設するもので
ある。
【0035】さすれば、従来のレイアウトにおいて配管
接続作業が困難な場合でも、第1実施例のものと同様
に、別部品を追加させることなく、配管接続作業を行う
ことができ、コストを低廉に維持し得て、経済的に有利
であるとともに、エバポレータコア42を配設しても、
エバポレータコア42とヒータとの距離が短くならず、
風の流れのムラによる温度ムラが発生せず、空調装置1
0の性能を低下させることがなく、すなわち性能に影響
を与えることなく、配管接続作業を行うことができ、実
用上有利である。
【0036】また、前記クーリングユニット12の車両
上下方向の長さと側面視におけるエバポレータコア22
の対角線の長さとを合致させてエバポレータコア42を
配設することにより、第1実施例のものと同様に、同一
クーリングユニット12を使用する場合には、所定角度
θ1に応じてエバポレータコア42の大きさを変更させ
ることができ、使用条件に応じた表面積を有するエバポ
レータコア42を選択し得るものである。
【0037】更に、前記クーリングユニット12内のエ
バポレータコア42のみを、前記車両ダッシュパネル8
に対して側面視にて所定角度θ1だけ傾斜させて配設す
ることにより、クーリングユニット12の変形時に、こ
のクーリングユニット12の変形動作を妨げないよう
に、エバポレータコア42が車両ダッシュパネル8に対
して垂直、つまり水平な状態に移動し易く、外力吸収構
造となっており、実用上有利である。
【0038】なお、この発明は上述第1及び第2実施例
に限定されるものではなく、種々の応用改変が可能であ
る。
【0039】例えば、この発明の第1実施例におけるク
ーリングユニット内のエバポレータコアを車両ダッシュ
パネルに対して平面視にて所定角度だけ傾斜させて配設
する構成、あるいは第2実施例におけるエバポレータコ
アを車両ダッシュパネルに対して側面視にて所定角度だ
け傾斜させて配設する構成としたが、前記エバポレータ
コアを配設する際に、車両ダッシュパネルに対して平面
視及び側面視のいずれにおいても、所定角度だけ傾斜さ
せて配設する構成とすることも可能である。
【0040】さすれば、従来のレイアウトにおいて配管
接続作業が困難な場合でも、別部品を追加させることな
く且つ性能に影響を与えることなく、配管接続作業を行
うことができるとともに、クーリングユニット変形時の
外力吸収構造を確実なものとし得る。
【0041】また、この発明の第1実施例においては、
前記エバポレータコア22を、車両ダッシュパネル8に
対して所定角度θを有すべく傾斜させて配設する構成と
したが、エバポレータコアの少なくとも一部を湾曲ある
いは折曲させて傾斜状態の構成(SG1)とすることも
可能である。
【0042】つまり、図10に示す如く、エバポレータ
コア52の少なくとも一部、例えば中央位置から前側部
位を湾曲させて形成し、このエバポレータコア52を空
調装置10のクーリングユニット12のアッパケースと
ロアケース間に配設する。
【0043】さすれば、従来のレイアウトにおいて配管
接続作業が困難な場合でも、第1及び第2実施例のもの
と同様に、別部品を追加させることなく、配管接続作業
を行うことができ、コストを低廉に維持し得て、経済的
に有利であるとともに、エバポレータコア52を配設し
ても、エバポレータコア52とヒータとの距離が短くな
らず、風の流れのムラによる温度ムラが発生せず、空調
装置10の性能を低下させることがなく、すなわち性能
に影響を与えることなく、配管接続作業を行うことがで
き、実用上有利である。また、前記クーリングユニット
12の車両前後方向の長さに対してエバポレータコア5
2の表面積を大とすることができ、空調装置10の熱交
換を良好とし得る。更に、前記クーリングユニット12
のアッパケースとロアケース間に中央位置から前側部位
を湾曲させたエバポレータコア52を配設することによ
り、クーリングユニット12の変形時に、このクーリン
グユニット12の変形動作を妨げないように、エバポレ
ータコア52が車両ダッシュパネルに対して平行な状
態、つまり湾曲する方向に移動し易く、外力吸収構造と
なっており、実用上有利である。
【0044】更に、エバポレータコア62を、複数個、
例えば2個の第1、第2エバポレータコア62−1、6
2−2にて形成するとともに、図11に示す如く、車両
前方の車両ダッシュパネル側に位置する第2エバポレー
タコア62−2を車両ダッシュパネルに対して所定角度
θ2を有すべく傾斜させて配設する構成(SG2)とす
ることも可能である。
【0045】つまり、図11に示す如く、空調装置10
のクーリングユニット12の車両後方側に、車両ダッシ
ュパネルに対して平面視にて直角に第1エバポレータコ
ア62−1を配設し、この第1エバポレータコア62−
1の車両前方側の端部から前記車両ダッシュパネル8に
対して平面視にて所定角度θ2、つまり車両前方側を図
11において右側方向に傾斜させて前記第2エバポレー
タコア62−2を配設するものである。
【0046】さすれば、従来のレイアウトにおいて配管
接続作業が困難な場合でも、別部品を追加させることな
く、配管接続作業を行うことができ、コストを低廉に維
持し得て、経済的に有利であるとともに、第1、第2エ
バポレータコア62−1、62−2を配設しても、エバ
ポレータコア62とヒータとの距離が短くならず、風の
流れのムラによる温度ムラが発生せず、空調装置10の
性能を低下させることがなく、すなわち性能に影響を与
えることなく、配管接続作業を行うことができ、実用上
有利である。また、前記クーリングユニット12のアッ
パケースとロアケース間に、車両ダッシュパネル8に対
して平面視にて直角な第1エバポレータコア62−1と
所定角度θ2だけ傾斜させた第2エバポレータコア62
−2を配設することにより、クーリングユニット12の
変形時に、このクーリングユニット12の変形動作を妨
げないように、第2エバポレータコア62−2が車両ダ
ッシュパネルに対して平行な状態に移動し易く、外力吸
収構造となっており、実用上有利である。
【0047】
【発明の効果】以上詳細に説明した如くこの発明によれ
ば、車両ダッシュパネルの車室内側にクーリングユニッ
トを配設するとともに、このクーリングユニットを、ア
ッパケースと、ロアケースと、アッパケースとロアケー
ス間に配設されるエバポレータコアとにより形成した車
両用空調装置において、エバポレータコアを車両ダッシ
ュパネルに対して所定角度を有すべく傾斜させて配設し
たので、従来のレイアウトにおいて配管接続作業が困難
な場合でも、別部品を追加させることなく、配管接続作
業を行うことができ、コストを低廉に維持し得て、経済
的に有利であるとともに、エバポレータコアを配設して
も、エバポレータコアとヒータとの距離が短くならず、
風の流れのムラによる温度ムラが発生せず、空調装置の
性能を低下させることがなく、すなわち性能に影響を与
えることなく、配管接続作業を行うことができ、実用上
有利である。また、前記クーリングユニットにエバポレ
ータコアを傾斜させて配設することにより、同一クーリ
ングユニットを使用する場合には、所定角度に応じてエ
バポレータコアの大きさを変更させることができ、使用
条件に応じた表面積を有するエバポレータコアを選択し
得るものである。更に、前記クーリングユニット内のエ
バポレータコアのみを、前記車両ダッシュパネルに対し
て所定角度だけ傾斜させて配設することにより、クーリ
ングユニットの変形時にエバポレータコアがこのクーリ
ングユニットの変形動作を妨げない状態に移動し易く、
外力吸収構造となっており、実用上有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示す車両用空調装置の
概略平面図である。
【図2】車両用空調装置の概略斜視図である。
【図3】車両前部の概略図である。
【図4】車両前部に形成される収容部における組付状態
を示す斜視図である。
【図5】車両ダッシュパネルに空調装置を配設した状態
の概略左側面図である。
【図6】車両ダッシュパネル部分の概略拡大左側面図で
ある。
【図7】車両用空調装置の平面図である。
【図8】車両用空調装置の正面図である。
【図9】この発明の第2実施例を示す車両ダッシュパネ
ルに空調装置を配設した状態の概略左側面図である。
【図10】この発明の他の第1の実施例を示すクーリン
グユニットの概略平面図である。
【図11】この発明の他の第2の実施例を示すクーリン
グユニットの概略平面図である。
【図12】この発明の従来の技術を示す車両用空調装置
の概略平面図である。
【符号の説明】
2 車両 4 車室 6 収容部 8 車両ダッシュパネル 10 空調装置 12 クーリングユニット 14 エアインレットボックス 16 ヒータ 18 アッパケース 20 ロアケース 22 エバポレータコア 24 コンデンサ 26 コンプレッサ 28 レシーバドライバ 30 経路形成部材 32 車両ブラケット 34 ロアメンバ 36 ゴムブッシュ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両ダッシュパネルの車室内側にクーリ
    ングユニットを配設するとともに、このクーリングユニ
    ットを、アッパケースと、ロアケースと、アッパケース
    とロアケース間に配設されるエバポレータコアとにより
    形成した車両用空調装置において、前記エバポレータコ
    アを前記車両ダッシュパネルに対して所定角度を有すべ
    く傾斜させて配設したことを特徴とする車両用空調装
    置。
  2. 【請求項2】 前記空調装置は、車両前部に配設する際
    に、車両ダッシュパネルによって車室と車両前方に位置
    する車室外側の収容部とを区画形成し、クーリングユニ
    ットのエバポレータコアに連絡するコンデンサを前記収
    容部に配設した請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. 【請求項3】 前記クーリングユニットは、アッパケー
    スとロアケース間に配設されるエバポレータコアを、車
    両ダッシュパネルに対して少なくとも一部を湾曲させて
    設けた請求項1に記載の車両用空調装置。
  4. 【請求項4】 前記クーリングユニットは、アッパケー
    スとロアケース間に複数個のエバポレータコアを配設す
    るとともに、車両ダッシュパネル側に位置するエバポレ
    ータコアを車両ダッシュパネルに対して所定角度を有す
    べく傾斜させて配設した請求項1に記載の車両用空調装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6923020B2 (en) 2003-09-23 2005-08-02 Hyundai Motor Company Evaporator core with a separable tube and a fin for a vehicle
CN106975527A (zh) * 2017-04-01 2017-07-25 北京赤帝鸿鹄科技有限责任公司 倾斜式消解罐加热回流装置

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