JP2000043266A - インクジェットプリンタヘッド - Google Patents

インクジェットプリンタヘッド

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JP2000043266A
JP2000043266A JP36431098A JP36431098A JP2000043266A JP 2000043266 A JP2000043266 A JP 2000043266A JP 36431098 A JP36431098 A JP 36431098A JP 36431098 A JP36431098 A JP 36431098A JP 2000043266 A JP2000043266 A JP 2000043266A
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JP
Japan
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plate
liquid chamber
reservoir
restrictor
nozzle
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Pending
Application number
JP36431098A
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English (en)
Inventor
Il Kim
日 金
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Samsung Electro Mechanics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electro Mechanics Co Ltd
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Publication date
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動板の作動周波数を高めるとともに、液室
間の機械的干渉を最大限防止して、安定した作動性と信
頼性を大幅向上させるためのインクジェットプリンタヘ
ッドを提供することである。 【解決手段】 液室の側壁をなす液室板と液室の上部面
をなす振動板を金属薄板のプレス工程により一つの板構
造に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェットプリ
ンタヘッドに関するもので、より詳しくは金属薄板をプ
レス加工して、所望大きさ及び形状の液室を同時に有す
る振動板により、より簡便で低廉に製作できるインクジ
ェットプリンタヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、インクジェットプリンタヘッド
は、酸化物圧電体のようなアクチュエータを用いて、イ
ンクを液滴状態で噴射させる構成である。
【0003】図24は、現在、主として使用されている
インクジェットプリンタにおける一般的なヘッドを構造
を示すものである。同図に示すように、ヘッドには、相
違した大きさ及び形状のノズル110、リザーバ21
0、流路310、リストリクタ410及び液室のような
インクの移動路が形成される。
【0004】しかし、相違した大きさ及び形状の移動路
を一枚の板構造に同時に形成させるのには、現在の加工
技術が未だ後押しされていなくて、現実的には適用が不
可能な実情である。
【0005】したがって、多数の板構造、つまりノズル
110が形成されているノズル板100と、リザーバ2
10が形成されるリザーバ板200と、流路310が形
成される流路板300と、リストリクタ410が形成さ
れるリストリクタ板400と、液室510が形成される
液室板500と、アクチュエータとを順次積層して、ヘ
ッドを形成している。
【0006】言い換えれば、ノズル板100の一側にノ
ズル110が形成され、ノズル板100の上部には、一
側にリザーバ210が形成されたリザーバ板200が接
着剤などで付着されて積層されるようにし、リザーバ板
200の上部には、一側にリザーバ210と連通される
小径の流路310が形成された流路板300が積層さ
れ、流路板300の上部には、一側に流路310と連通
されるリストリクタ410が形成されたリストリクタ4
10が形成されたリストリクタ400が付着されて積層
されるようにする。
【0007】そして、リストリクタ板400の上部に
は、リストリクタ410と連通される、比較的広い空間
の液室510を備えた液室板500が積層されるように
した後、液室板500の上部に、さらに、振動板60
0、下部電極700、圧電体800及び上部電極900
が順次積層されてなるアクチュエータが積層されるよう
にする。
【0008】また、多層板の積層構造において、特にリ
ザーバ板200、流路板300及びリストリクタ板40
0には、リザーバ210、流路310及びリストリクタ
410が形成された位置の反対側に、液室板500の液
室510とノズル板100のノズル110とを連通させ
る流路220、320、420がそれぞれ形成されるよ
うにする。
【0009】一方、振動板600は、液室板500に形
成された液室510の上部をカバーし、下部電極70
0、圧電体800及び上部電極900は、液室板500
の液室510をカバーする振動板600に、液室510
の大きさとほぼ同じか、小さい大きさでパターニングし
て積層する。
【0010】ところで、最近には、流路板300と液室
板500間に介在されるリストリクタ400を除去し、
流路板300に液室板500が直接積層されるように
し、液室板500の液室510の側壁を、図25に示す
ように、内側に突出して、液室510内に直接リストリ
クタ520が形成される構造で液室板500を製作する
こともある。
【0011】したがって、図25の例においては、リス
トリクタ板400が省略され、液室板500の液室51
0の一側にリストリクタ520が一体に備えられるの
で、比較的面積が大きく形成される液室510の上部を
カバーする振動板600に下部電極700、圧電体80
0及び上部電極900がパターニングにより積層される
ようにして、ヘッドを形成させることもある。
【0012】しかし、前記ヘッドの構造は、各々の板構
造を別に製作し、これらを互いに接着剤で接合して積層
するか、一枚の板構造をまず製作した後、その上にスク
リーンプリンティング又は金属拡散法で積層させるの
で、製作工程が非常に複雑であり、特に、各板構造を正
確に整列させることが非常に難しいだけでなく、整列の
ための別のジグを高価で購入すべきであるのに比べて生
産性は非常に低い欠点がある。
【0013】特に、接着剤を用いて液室板500と振動
板600を接合させる場合には、接着剤の性質又は接着
方法によってヘッドの特性が変わって、ヘッドの作動信
頼性を低下させることになる。
【0014】そして、液室板500の液室510の側壁
を両方で供給するので、液室510間の機械的干渉を誘
発させる問題がある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明
は、金属薄板をプレス加工して、振動板と液室板を一体
に形成することにより、ヘッドの製作工程を短縮して、
生産性を増大させることに主目的がある。
【0016】本発明は、振動板の固有振動数を増大させ
て、インクの噴射効率を向上させることにほかの目的が
ある。
【0017】本発明は、機械的剛性を増大させて、耐久
力と信頼性を向上させることにさらにほかの目的があ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、金属薄板をプレス加工して、板面に長溝
の液室を有する多数の突起を形成して液室と振動板を一
体にした液室板をノズル板、リザーバ板及びリストリク
タ板に続いて順次積層して、構造を簡素化させる構成に
特徴がある。
【0019】また、インクを噴射させる振動力を発生す
る液室の側壁とその上部の振動板を一体に形成させるこ
とにより、振動板の固有振動数をより高めて噴射力を向
上させるとともに、接合部の省略により機械的剛性を増
大させるものである。特に、液室と振動面をともに有す
る液室板の底部に接合されるノズル板とリザーバ板を、
液室板と同一金属薄板を加工してノズルとリザーバを同
時に形成した薄板構造に形成させることにより、ヘッド
の製作工程を短縮させて生産性と製造原価を大幅節減さ
せ得るものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面を参照し
て詳細に説明する。
【0021】図1は本発明による第1実施例を示すもの
で、最下部には一側にノズル11が形成されたノズル板
10が備えられる。
【0022】ノズル板10の上部には、一側に多量のイ
ンクが貯蔵するリザーバ21が形成され、他側にノズル
板10のノズル11に連通される流路22が形成された
リザーバ20を積層する。
【0023】リザーバ板20の上部には、一側にリザー
バ21に連通され、リザーバ21から流入されるインク
の流れを大きく制限する小径のリストリクタ31が形成
され、他側にリザーバ板20の流路22と同一形状及び
大きさを有し、それに連通される流路32が形成された
リストリクタ板30を積層する。
【0024】リストリクタ板30の上部には、平板の一
部が上部に突出された液室板40を積層する。
【0025】すなわち、図2に示すように、液室板40
は、平板面の一部を上向突出させて液室部41を形成す
ることにより構成され、液室部41は液室板40に一定
間隔に多数形成されている。
【0026】液室板40から上部に突出して形成される
液室部41は、リストリクタ板30のリストリクタ31
及び流路32をカバーする液室板40の一部を上部に突
出させたものである。
【0027】液室部41は、大別して、リストリクタ板
30に平行した水平面をなす上部の振動板41aと、振
動板41aの外側端部が下向に折曲され、リストリクタ
板30と面接触する平板端部に一体に連結される液室壁
41bとからなる。
【0028】そして、振動板41aと液室壁41bとリ
ストリクタ板30により、リザーバ板20のリザーバ2
1よりは小さい断面積を有する液室41cが形成され、
液室41cはリストリクタ板30に形成されたリストリ
クタ31と流路32の両方に同時に連通される。
【0029】このように、液室板40をリストリクタ板
30の上部に積層させ、液室板40の上部に突出された
振動板41aの上部には、振動板41aの上部面より実
質的に小さいか同じ面積を有する圧電体50を積層し、
圧電体50の上部にはさらに圧電体50の上部面より実
質的に小さいか同じ面積を有する上部電極60を積層す
ることにより、所望のインクジェットプリンタヘッドを
形成する。
【0030】図3は本発明による第2実施例を示すもの
で、最下部には、第1実施例と同様に、インクを外部に
吐き出すノズル11が形成されたノズル板10を備え
る。ノズル板10の上部には、平板の両側にそれぞれ液
室部41とリザーバ部42が形成された液室板40を積
層する。
【0031】すなわち、液室板40は、図4に示すよう
に、板面の両側をそれぞれ上向に突出させて液室部41
とリザーバ部42を形成し、液室部41とリザーバ部4
2は液室部41より断面積を小さくしたリストリクタ部
43により一体に連結したことが本実施例の最も著しい
特徴である。
【0032】液室板40の一側で上向に突出される液室
部41は、大別して、ノズル板10に平行した水平面を
なす上部の振動板41aと、振動板41aの外側端部を
下向に折曲し、ノズル板10と面接触する平板端部と一
体に連結した液室壁41bとからなる。
【0033】そして、振動板41aと液室壁41bとノ
ズル板10により、一側でノズル板10に形成されたノ
ズル11に連通され、ノズル11よりは大きい断面積を
有する液室41cが形成される。
【0034】液室板40の他側で上向に突出されるリザ
ーバ部42は多量のインクを貯蔵する部分で、上部に突
出された突出面とノズル板10により形成されるリザー
バ42aは江基質41cより断面積を大きくした構造で
ある。
【0035】このように液室板40から上向に突出され
るリザーバ部42は液室部41の高さより低く形成する
ことがより好ましい。
【0036】一方、液室部41とリザーバ部42は、液
室部41より断面積の小さいリストリクタ部43により
連結されるようにする。
【0037】このようなリストリクタ部43には、ノズ
ル板10との間に、液室41cより断面積が小さく形成
されたリストリクタ43aが形成され、リストリクタ4
3aはその両側で液室部41の液室41cとリザーバ部
42のリザーバ部42aに同時に連通される。
【0038】したがって、リストリクタ部43は、液室
部41の液リストリクタ43aを有するので、室41b
に比べて断面積が小さいリストリクタ有するので、リザ
ーバ42から流入されるインクの流れを大幅制限するこ
とになる。
【0039】このような構成の液室板40をノズル板1
0の上部に積層させ、次いで、液室板40の上部に突出
された振動板41aの上部には、振動板41aの上面よ
り小さいか同じ面積の圧電体50を積層させ、圧電体5
0の上部にはさらに圧電体50の上部面より小さいか同
じ面積の上部電極60を積層することにより、インクジ
ェットプリンタヘッドを形成する。
【0040】図5は本発明による第3実施例を示すもの
で、最下部には、第1、2実施例と同様に、一側にイン
クを吐出すノズル11が形成されたノズル板10が備え
られるようにする。
【0041】ノズル板10の上部にはリザーバ板20を
積層し、リザーバ板20には、一側にインクを貯蔵する
リザーバ21を形成し、他側には流路22を形成する。
したがって、リザーバ板20がノズル板10に積層され
ると、他側の流路22はノズル板10のノズル11に連
通する状態となる。
【0042】ノズル板10に積層させたリザーバ板20
の上部には液室板40を積層する。
【0043】液室板40は、図6に示すように、リザー
バ板20に積層される平板の一部を所定高さで上向に突
出させて、断面積の相違した液室部41とリストリクタ
部43が互いに一体に連結されるように形成した構造で
ある。
【0044】液室板40において、リストリクタ部43
に比べて相対的に大きい断面積を有する液室部41は、
大別して、リザーバ板20に平行した水平面をなす上部
の振動板41aと、振動板41aの外側端部が下向に折
曲され、リザーバ板20と面接触する平板の端部と一体
に連結される液室壁41bとからなる。
【0045】振動板41a、液室壁41b及びリザーバ
板20により、リザーバ板20のリザーバ21よりは小
さい面積を有する液室41cが形成されるようにする。
【0046】この際に、液室41cは一側でリザーバ板
20の流路22に連通される。
【0047】そして、液室部41に比べて小さい断面積
を有するリストリクタ部43は、液室部41と一体に連
結される突出面とリザーバ板20との間に、液室部41
の液室41cよりは小さい断面積を有するリストリクタ
43aが形成される。
【0048】リストリクタ43aはリザーバ板20のリ
ザーバ21から流入されるインクの流れを制限するため
に備えられるもので、一側は液室41cに連通され、他
側の底部はリザーバ21に連通される構造である。
【0049】このように、液室板40をリザーバ板20
の上部に積層させ、次いで、液室板40の上部に突出さ
れた振動板41aの上部には、振動板41aの上部面よ
り実質的に小さいか同じ面積の圧電体50を積層し、圧
電体50の上部には、さらに圧電体50の上部面より実
質的に小さいか同じ面積の上部電極60を積層すること
により、所望のインクジェットプリンタヘッドを形成す
る。
【0050】図7ないし図12は本発明によるさらにほ
かの実施例を示すもので、本実施例において、大きい特
徴は、ノズル板の代わりに平板のカバー板80を最下部
に備え、液室板40にノズル44aを直接形成したもの
である。
【0051】すなわち、図7の第4実施例においては、
平板であるカバー板80の上部に、第1実施例と同様
に、リザーバ板20とリストリクタ板30を順次積層
し、リストリクタ板30にはさらに液室板40を積層す
る。
【0052】この際に、リザーバ板20とリストリクタ
板30には、一側にそれぞれインクを貯蔵するリザーバ
21とインクの流れを制限するリストリクタ31のみを
形成する。
【0053】図8に示すように、液室板40には、平板
の板面が一部上向に突出されてなる液室部41を形成
し、液室部41は液室板40に一定間隔に多数が同時に
形成されるようにする。
【0054】このような多数の液室部41には液室部4
1より小さい断面積を有するノズル部44がそれぞれ形
成されるようにする。
【0055】すなわち、液室板40から上部に突出され
てなった液室部41は、リストリクタ板30のリストリ
クタ31をカバーする液室板40の一部が上部に突出さ
れるようにしたものである。
【0056】液室部41は、大別して、リストリクタ板
30に平行した水平面をなす上部の振動板41aと、振
動板41aの外側端部が下向に折曲され、リストリクタ
板30と面接触する平板の端部に一体に連結される液室
壁41bとからなる。
【0057】そして、振動板41a、液室壁41b及び
リストリクタ板30により、リザーバ板20のリザーバ
21より小さい断面積を有する液室41cが形成され、
液室41cはリストリクタ板30に形成された一側のリ
ストリクタ31に連通される。
【0058】以上の液室板40の構造は第1実施例の液
室板40と同一構造であるが、本実施例においては、液
室部41の一側、つまり一側の液室壁41bから、液室
部41の断面積より実質的に小さい大きさのノズル部4
4が延長形成される構成が特徴である。
【0059】ノズル部44は液室部41の液室壁41b
から延長される部分が、底部のリストリクタ板30との
間に、液室部41の液室41cより実質的に小さい断面
積を有するノズル44aを形成するようにする。
【0060】したがって、リザーバ板20のリザーバ2
1を底部でカバー板80によりカバーし、液室板40に
直接ノズル44aを形成することにより、リザーバ板2
0とリストリクタ板30の製作及び加工がより容易にな
る。
【0061】そして、液室41cに流入されるインクは
一側の液室壁41bに一体に形成されるノズル部44の
ノズル44aを通じて外部に吐き出されることになる。
【0062】このように、液室板40をリストリクタ板
30の上部に積層させ、次いで、液室板40の上部に突
出された振動板41aの上部には、振動板41aの上部
面より実質的に小さいか同じ面積の圧電体50を積層
し、圧電体50の上部には、さらに圧電体50の上部面
より実質的に小さいか同じ面積の上部電極60を積層す
ることにより、所望のインクジェットプリンタヘッドを
形成する。
【0063】図9は本発明による第5実施例を示すもの
で、本実施例においては、第4実施例と同様に、最下部
に平板のカバー板80を備え、カバー板80の上部には
液室板40を積層する。
【0064】この際に、液室板40は、図10に示すよ
うに、板面の両側をそれぞれ上向に突出させて、多数の
液室部41と大型のリザーバ部42を形成し、液室部4
1とリザーバ部42は、液室部41より小さい断面積の
リストリクタ部43により連結されるようにし、リスト
リクタ部43が連結される面の反対側の各々の液室部4
1には、液室部41より小さい断面積を有するノズル部
44がそれぞれ形成されるようにしたことが本実施例の
最も著しい特徴である。
【0065】液室板40の一側で上向に突出される液室
部41は、大別して、カバー板80に平行した水平面を
なす上部の振動板41aと、振動板41aの外側端部が
下向に折曲され、カバー板80と面接触する平板の端部
に一体に連結される液室壁41bとからなる。
【0066】そして、振動板41a、液室壁41b及び
カバー板80により、液室41cが形成される。
【0067】液室板40の他側で上向に突出されるリザ
ーバ部42は多量のインクを貯蔵する部分で、上部に突
出された突出面とカバー板80により形成されるリザー
バ42aは液室41cより断面積を大きくした構造であ
る。
【0068】このように液室板40から上向に突出され
るリザーバ部42は液室部41の高さよりは低く形成す
ることがより好ましい。
【0069】一方、液室部41とリザーバ部42は液室
部41よりは断面積が小さいリストリクタ部30により
連結されるようにする。
【0070】このようなリストリクタ部43は、カバー
板80との間に、液室41cより断面積を小さく形成し
たリストリクタ43aを形成し、リストリクタ43aは
その両側で液室部41の液室41cとリザーバ部42の
リザーバ42aに同時に連通される。
【0071】したがって、リストリクタ部43は液室部
41の液室41cに比べて断面積の小さいリストリクタ
43aを有するので、リザーバ43aから流入されるイ
ンクの流れを大幅制限することができる。
【0072】また、リストリクタ部43が連結される面
の反対側の液室壁41bからは、液室部41の断面積よ
り実質的に小さい断面積を有するノズル部44を一体に
延長形成し、ノズル部44には、カバー板80との間
に、液室部41の液室41cより断面積の小さいノズル
44aを形成する。
【0073】このような構成の液室板40をカバー板8
0の上部に積層させ、次いで液室板40の上部に突出さ
れた振動板41aの上部には、振動板41aの上面部よ
り実質的に小さいか同じ面積の圧電体50が積層され、
圧電体50の上部には、さらに圧電体50の上部面より
実質的に小さいか同じ面積の上部電極60を積層するこ
とにより、所望のインクジェットプリンタヘッドを形成
する。
【0074】図11は本発明による第6実施例を示すも
ので、本実施例において、最下部には、第4実施例及び
第5実施例と同様、平板のカバー板80を備える。
【0075】カバー板80の一側には、インクを貯蔵す
るリザーバ21のみが形成されたリザーバ板20を積層
し、リザーバ板20の上部には液室板40を積層する。
【0076】図12に示すように、液室板40は、リザ
ーバ板20に積層される平板の一部を所定高さで上向に
突出させ、断面積の相違した液室部41、リストリクタ
部43及びノズル部44が互いに一体に連結されるよう
にした構造である。
【0077】液室板40において、リストリクタ部43
に比べて相対的に大きい断面積を有する液室部41は、
大別して、リザーバ板20に平行した水平面をなす上部
の振動板41a、振動板41aの外側端部が下向に折曲
され、リザーバ板20と面接触する平板の端部に一体に
連結される液室壁41bとからなる。
【0078】振動板41a、液室壁41b及びリザーバ
板20により、リザーバ板20のリザーバ21より小さ
い断面積を有する液室41cが形成されるようにする。
【0079】そして、液室部41に比べて小さい断面積
を有するリストリクタ部43は、液室部41に一体に連
結される突出面とリザーバ板20との間に、液室部41
の液室41cよりは小さい断面積のリストリクタ43a
を形成する。
【0080】リストリクタ43aはリザーバ板20のリ
ザーバ21から流入されるインクの流れを制限するため
のもので、一側は液室41cに連通され、他側の底部は
リザーバ21に連通される構造である。
【0081】このような構造において、特に液室部41
の一側、つまりリストリクタ部43が連結される面の反
対側の液室壁41bから延長され、液室部41の断面積
より実質的に小さい断面積のノズル部44が一体に形成
され、ノズル部44は、リザーバ板20との間に、液室
部41の液室41cより断面積を小さくしたノズル44
aが形成される。
【0082】このような構成の液室板40をリザーバ板
20の上部に積層させ、次いで液室板40の上部に突出
された振動板41aの上部には振動板41aの上面部よ
り実質的に小さいか同じ面積の圧電体50を積層し、圧
電体50の上部には、さらに圧電体50の上部面より実
質的に小さいか同じ面積の上部電極60を積層すること
により、所望のインクジェットプリンタヘッドを形成す
る。
【0083】図13は本発明による第7実施例を示すも
ので、本実施例の最も著しい特徴は、第5実施例のよう
な液室板40、つまり平板の両側をそれぞれ上向に突出
させて多数の液室部41と大型のリザーバ部42を形成
し、液室部41とリザーバ部42は、液室部41よりは
断面積が小さいリストリクタ部43により一体に連結さ
れるようにし、リストリクタ部43が連結される面の反
対側の各々の液室部41には、液室部41より小さい断
面積を有するノズル部44がそれぞれ形成された液室板
40を互いに対応して接合した構造である。
【0084】この際に、液室部41の液室壁41bから
延長されるノズル部44は、第5実施例のノズル部44
の断面積の約1/2の大きさに形成する。
【0085】このような一対の液室板40を上下に相互
対応するように接合すると、簡単にインクジェットプリ
ンタヘッドを形成することができる。
【0086】一対の液室板40を接合させると、板面か
ら突出された液室部41の上下に突出された振動板41
aの間には自然に液室41cが形成され、このように上
下に突出されたリザーバ板42の内部には液室41cの
断面積より大きいリザーバ42aが形成され、液室部4
1とリザーバ42を連結するリストリクタ部43によっ
ても、その内部に液室41cの断面積より小さく形成さ
れるリストリクタ43aが形成される。
【0087】特に、一対の液室板40を接合した状態
で、各液室板40の一側で突出された液室部41の突出
面である振動板41aの外側面に、振動板41aより実
質的に小さいか同じ面積の圧電体50を積層し、圧電体
50には、さらに圧電体50より実質的に小さいか同じ
面積の上部電極60を積層する。
【0088】このように、上下部振動板41aにそれぞ
れ圧電体50と上部電極60を積層すると、実際に、一
つのプリンタヘッドに一対の駆動アクチュエータが備え
られるので、インクの吐出力が倍加されるとともに、必
要によっては上下部アクチュエータを交互に作動するこ
とにより、インクの吐出量及び速度をより広範囲に制御
し得るインクジェットプリンタヘッドを提供することに
なる。
【0089】一方、図15乃至図17は本発明のさらに
他の実施例を示すもので、前記実施例らにおいては、す
べて上部の液室板40を従来の振動板と一体に合わせた
ものであるが、本実施例においては、液室板にリザーバ
板、リストリクタ板及びノズル板の機能を付加して、積
層構造をより簡素化したものである。
【0090】次の実施例の特徴は、液室板40のみなら
ず、従来の液室板40の底部に積層されるノズル板、リ
ザーバ板及びリストリクタ板を選択的に一つの板構造と
して備えることにより、ヘッドの構造を簡素化したもの
である。
【0091】すなわち、図15は本発明の第8実施例を
示すもので、リストリクタ板30の上部に液室板40を
積層した構造は第1実施例と同様であるが、本実施例に
おいては、最下部に、平板の板面の一部を突出させて、
一側にはインクを貯蔵するリザーバ91を形成し、他側
にはインクを吐き出す流路92とノズル93を同時に形
成したノズル板90を備えるものである。
【0092】ノズル板90の上部には、リザーバ91か
ら流入されるインクの流れを制限するため、ノズル板9
0のリザーバ91より小さい断面積を有するリストリク
タ31とノズル板90の流路92に連通される流路32
が形成されたリストリクタ板30を積層する。
【0093】リストリクタ板30の上部には、さらに平
板の一部が上部に突出された液室板40を積層する。
【0094】液室板40の一部が突出されてなる液室部
41は、リストリクタ板30のリストリクタ31及び流
路32を同時にカバーする平板の一部が上向に突出さ
れ、リストリクタ板30に平行した水平面をなす上部の
振動板41aと、振動板41aの外側端部が下向に折曲
され、リストリクタ板30と面接触する平板の端部に一
体に連結される液室壁41bとからなる構造である。
【0095】振動板41a、液室壁41b及びリストリ
クタ板30により、リザーバ板20のリザーバ21より
小さい断面積を有し、リストリクタ板30に形成された
リストリクタ31及び流路32に同時に連通される液室
41cが形成される。
【0096】このように、液室板40に液室部41を同
一板上に一体に形成させた構造である。
【0097】一方、液室板40の振動板41aには、前
記振動板41aと実質的に小さいか同じ面積を有する圧
電体50を積層し、圧電体50の上部には、さらに圧電
体50と実質的に小さいか同じ面積を有する上部電極6
0を積層して、より簡素化された構造のインクジェット
プリンタヘッドを形成する。
【0098】図16は本発明による第9実施例を示すも
ので、最下部には、平板の板面の一部を下向に突出させ
て、一側にインクを貯蔵するリザーバ91が形成され、
他側にはインクを吐き出す流路92及びのずる93が同
時に形成されるノズル板90を備える。
【0099】ノズル板90の上部には、平板の一部を所
定高さに上向に突出させて、断面積の相違した液室部4
1とリストリクタ部43が互いに一体に連結される液室
板40を積層する。
【0100】液室板40において、リストリクタ部43
に比べて相対的に大きい断面積を有する液室部41は、
大別して、ノズル板90に平行した水平面をなす上部の
振動板41a、振動板41aの外側端部が下向に折曲さ
れ、ノズル板90と面接触する平板の端部に一体に連結
される液室壁41bとからなる。
【0101】振動板41a、液室壁41b及びノズル板
90により、ノズル板90のリザーバ91より小さい断
面積を有する液室41cが形成される。
【0102】ここで、液室41cは一側でノズル板90
の流路92に連通される。
【0103】そして、液室部41に比べて小さい断面積
を有するリストリクタ部43は、液室部41に一体に連
結される突出面とノズル板90との間に、液室部41の
液室41cより小さい断面積のリストリクタ43aが形
成される。
【0104】リストリクタ43aはノズル板90のリザ
ーバ91から流入されるインクの流れを制限するための
もので、一側は液室41cに連通され、他側の底部はリ
ザーバ91に連通される構造である。
【0105】このように、液室板40をノズル板90の
上部に積層させ、次いで液室板40の上部に突出された
振動板41aの上部には、振動板41aの上部面より実
質的に小さいか同じ面積の圧電体50を積層し、圧電体
50の上部には、さらに圧電体50の上部面より実質的
に小さいか同じ面積の上部電極60を積層することによ
り、所望のインクジェットプリンタヘッドを形成する。
【0106】図17は本発明による第10実施例を示す
もので、最下部に、第9実施例と同様に、平板の板面の
一部を下向に突出させて、一側にインクを貯蔵するリザ
ーバ91が形成され、他側にはインクを吐き出す流路及
びノズル93が同時に形成されたノズル板90を備え
る。
【0107】ノズル板90の上部には、一側にノズル板
90の流路92に連通される流路92が形成され、他側
にはノズル板90のリザーバ91に連通され、リザーバ
91から流入されるインクの流れを制限するため、リザ
ーバ91より小さい断面積を有するリストリクタ31が
形成されたリストリクタ板30を積層する。
【0108】リストリクタ板30の上部には、リストリ
クタ板30のリストリクタ31及び流路32に同時に連
通され、液室壁により液室41cが形成された液室板4
0を積層する。
【0109】また、液室板40の上部には、液室壁とと
もに液室41cの上部をカバーする振動板41を積層す
る。
【0110】この振動板41aの上部には、振動板41
aの上部面より実質的に小さいか同じ面積の圧電体50
を積層し、圧電体50の上部には、さらに圧電体50の
上部面より実質的に小さいか同じ面積の上部電極60を
積層することにより、所望のインクジェットプリンタヘ
ッドを形成する。
【0111】以上の実施例において、特に第1実施例、
第4実施例及び第8実施例の場合においては、リザーバ
板20とリストリクタ30との間に、そして第3実施
例、第6実施例及び第9実施例の場合においては、リザ
ーバ板20と液室板40との間に、一側にリザーバ板2
0のリザーバ21とリストリクタ板30のリストリクタ
31に同時に連通される流路が形成され、他側にはリザ
ーバ板20とリストリクタ板30の各流路に連通される
流路が形成された流路板を挿入することもできる。
【0112】そして、図18に示すように、液室板40
の振動板41aには、まず下部電極70を積層した後、
圧電体50を積層することも好ましい。
【0113】各実施例に適用される液室板40は、通常
厚さ6〜500μmの薄板を使用し、材質は析出硬化系
ステンレス(SUS304、SUS304L、SUS3
02、SUS301、SUS301S、SUS321、
SUS316、SUS316L、SUS347)又はフ
ェライト系ステンレス(SUS430、SUS434)
又はマルテンサイト系ステンレス(SUS410S、S
US420J2)を使用し、特に金属板の化学成分のう
ち、チタン(Ti)、ニオビウム(Nb)又はモリブデ
ン(Mo)が90%以上含有されたものを使用するか、
ニッケル(Ni)と鉄(Fe)が30以上含有されたも
のを使用することもできる。
【0114】これとは異なり、液室板40の化学成分の
うち、ニッケル(Ni)が50%以上含有され、ニッケ
ル(Ni)とコバルト(Co)を合わせたものが全体の
95%以上含まれるか、クロム(Cr)が5%以上含ま
れるか、モリブデン(Mo)が2%以上含有されたもの
を使用することもできる。
【0115】また、液室板40の化学成分のうち、アル
ミニウム(Al)が80%以上含有されたものである場
合には、マグネシウム(Mg)が1%以上含まれている
ものを使用することもでき、銅(Cu)が2%以上含ま
れているものを使用することもできる。
【0116】また、液室板40は化学成分のうち、銅
(Cu)が60%以上含有されたものを使用する場合に
は、亜鉛(Zn)が5%以上であるか又は珪素(Si)
が5%以上又はジルコニウム(Zr)が5%以上含まれ
たものを使用する。
【0117】また、液室板40は、化学成分のうち、銅
(Cu)が70%以上である薄板である場合、ベリリウ
ム(Be)が1%以上含まれたものを使用することが最
も好ましい。
【0118】一方、液室40と同様に、第8実施例、第
9実施例及び第10実施例において、最下部に備えるノ
ズル板90も金属薄板をプレス工程で加工して成形する
ことが最も好ましい。
【0119】そして、液室板40に形成される突出部、
つまり液室部41、リザーバ部42又はリストリクタ部
43は、各実施例の図に示すように、単純に一列に形成
し得るが、図19に示すように、板上に2列又は3列の
複数列としても形成し得る。
【0120】このように、板面に多数の突出部を形成さ
せると、板全体の剛性がより強くなり、取扱いも非常に
便利になる。
【0121】特に、図20に示すように、液室板40に
形成される各液室部41の液室壁41b間の凹部空間に
エポキシ系列の樹脂、酸化物などのペースト又はスラリ
形態の衝撃吸収用充填物100を満たすと、各液室壁4
1bの剛性をより増強させることができる。このような
衝撃吸収用充填物100による液室壁41b間の補強は
液室41間の機械的干渉を多少誘発し得るが、液室壁4
1bをより堅固に支持するので、振動面41aの作動周
波数をより高めることができる。
【0122】一方、第2実施例、第3実施例、第5実施
例及び第6実施例においては、リストリクタ部43を、
図21に示すように、液室部41又はリザーバ部42と
同じ高さに形成し、幅方向に流路を狭くなる形状にも実
施することができる。
【0123】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるイン
クジェットプリンタヘッドは、まず既存の液室板と振動
板を一つの板構造である液室板40に形成させるので、
従来のような多数の接合工程を簡素化して、ヘッドの製
作工程を大幅短縮させることができる。
【0124】このような工程縮小は、第8実施例、第9
実施例及び第10実施例のように、液室板40とノズル
板90をプレス加工で同時に形成させるので、ヘッドの
効果をより極大化し得る。
【0125】このように、液室板40を製作すると同時
に振動板41aと液室41cを形成させると、液室41
cを通じて振動板41aにより噴射する秒当たり液滴
数、つまり作動周波数を従来よりさらに高めることがで
きる。
【0126】一方、プレス加工により液室板40と同時
に製作されるノズル板90は、リザーバ91、流路92
及びノズル93の形成時、液室板40の液室部41が一
列に形成される場合には同一構造に形成すべきである
が、一列以上に形成される場合には、図22又は図23
に示すように、リザーバ91を中央に形成し、その両側
にそれぞれ流路92とノズル93を同一線上に又はジグ
ザグ形状に形成することができる。
【0127】液室41cの側壁である液室壁41bの高
さを液室41cの形成面積に比べてあまり高くないよう
に制限すると(通常、1000μm以下)、液室壁41
bの弾性をより高めることができるので、液室41cの
変形を防止するとともに振動板41aの作動周波数をさ
らに増幅させることができる。
【0128】液室41cを振動させるアクチュエータで
ある圧電体50と上部電極60は、振動板41aに順次
接着剤で接合するか、金属拡散法で積層する。そして、
圧電体50と上部電極60は従来のようにスクリーンプ
リンティング又は真空蒸着によっても形成可能であり、
この時には、従来のようなマスクを用いるパターニング
作業を省略し得るので、ヘッドを製作することがさらに
便利である。
【0129】すなわち、振動板41aは液室壁41bの
くらい上部に突出形成されるので、圧電体50と上部電
極60をスクリーンプリンティングするか真空蒸着して
も、振動板41aの上部面にだけ電極物質及び圧電体物
質が蒸着されるので、整列工程又はマスクを用いるパタ
ーニング工程を全く省略することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による第1実施例の側断面図である。
【図2】 第1実施例の液室板の斜視図である。
【図3】 本発明による第2実施例の側断面図である。
【図4】 第2実施例の液室板の斜視図である。
【図5】 本発明による第3実施例の側断面図である。
【図6】 第3実施例の液室板の斜視図である。
【図7】 本発明による第4実施例の側断面図である。
【図8】 第4実施例の液室板の斜視図である。
【図9】 本発明による第5実施例の側断面図である。
【図10】 第5実施例の液室板の斜視図である。
【図11】 本発明による第6実施例の側断面図であ
る。
【図12】 第6実施例の液室板の斜視図である。
【図13】 本発明による第7実施例の側断面図であ
る。
【図14】 第7実施例の液室板の斜視図である。
【図15】 本発明による第8実施例の側断面図であ
る。
【図16】 本発明による第9実施例の側断面図であ
る。
【図17】 本発明による第10実施例の側断面図であ
る。
【図18】 本発明の下部電極が適用される一例を示す
ヘッドの側断面図である。
【図19】 本発明による液室板の液室部の形成を示す
斜視図である。
【図20】 本発明の液室板の液室部間に衝撃吸収用充
填物を満たした状態を示す要部断面図である。
【図21】 本発明による液室板のリストリクタのほか
の実施例を示す斜視図である。
【図22】 本発明によるノズル板の一実施例の構造を
示す平面図である。
【図23】 本発明によるノズル板のほかの実施例の構
造を示す平面図である。
【図24】 一般のインクジェットプリンタヘッドの一
例を示す断面図である。
【図25】 一般のインクジェットプリンタヘッドのほ
かの例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 ノズル板 11 ノズル 20 リザーバ板 21 リザーバ 22 流路 30 リストリクタ板 31 リストリクタ 32 流路 40 液室板 41 液室部 41a 振動板 41b 液室壁 41c 液室 42 リザーバ部 43 リストリクタ部 43a リストリクタ 44 ノズル部 44a ノズル 50 圧電体 60 上部電極 70 下部電極 80 カバー板 90 ノズル板 91 リザーバ 92 流路 93 ノズル 100 充填物

Claims (73)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを吐き出すノズルが形成されたノ
    ズル板と;前記ノズル板の上部に積層され、一側に、前
    記ノズル板のノズルに連通される流路が形成され、他側
    には、インクを貯蔵するリザーバが形成されたリザーバ
    板と;前記リザーバ板の上部に積層され、一側に、前記
    リザーバ板の流路に連通される流路が形成され、他側に
    は、前記リザーバ板のリザーバに連通され、前記リザー
    バから流入されるインクの流れを制限するため、前記リ
    ザーバより小さい断面積のリストリクタが形成されたリ
    ストリクタ板と;前記リストリクタ板の上部に積層さ
    れ、前記リストリクタ板の前記リストリクタ及び前記流
    路を同時にカバーする平板の一部が上向に突出された形
    状であり、前記リストリクタ板に平行した水平面をなす
    上部の振動板と、前記振動板の外側端部が下向に折曲さ
    れ、前記リストリクタ板と面接触する平板の端部に一体
    に連結される液室壁とからなり、前記振動板、前記液室
    壁及び前記リストリクタ板により、前記リザーバ板の前
    記リザーバより小さい断面積を有し、前記リストリクタ
    板に形成された前記リストリクタ及び前記流路に同時に
    連通される液室を有する液室部が一体に形成された液室
    板と;前記液室板の上部に突出された前記振動板に積層
    され、前記振動板より実質的に小さいか同じ面積を有す
    る圧電体と;前記圧電体より実質的に小さいか同じ面積
    を有し、前記圧電体の上部に積層される上部電極と;か
    らなり、 これにより、前記振動板と前記上部電極に電源を印加し
    て前記圧電体を振動させると、インクの貯蔵された前記
    リザーバから前記リストリクタを介して前記液室にイン
    クが充填され、前記流路と前記ノズルを通じてインクが
    吐き出されることを特徴とするインクジェットプリンタ
    ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記液室板は厚さ6〜500μmの薄板
    であることを特徴とする請求項1記載のインクジェット
    プリンタヘッド。
  3. 【請求項3】 前記液室板は金属薄板であることを特徴
    とする請求項1記載のインクジェットプリンタヘッド。
  4. 【請求項4】 前記振動板の上部には前記振動板の上部
    面より実質的に小さいか同じ面積の下部電極が積層さ
    れ、その上部に圧電体が積層されることを特徴とする請
    求項1記載のインクジェットプリンタヘッド。
  5. 【請求項5】 前記液室板はプレス加工により成形され
    ることを特徴とする請求項1記載のインクジェットプリ
    ンタヘッド。
  6. 【請求項6】 前記液室板には、上部に突出される振動
    板が複数の列で形成されることを特徴とする請求項1記
    載のインクジェットプリンタヘッド。
  7. 【請求項7】 前記液室板の液室壁間には衝撃吸収用充
    填物が満たされることを特徴とする請求項1記載のイン
    クジェットプリンタヘッド。
  8. 【請求項8】 前記リザーバ板と前記リストリクタ板と
    の間には、一側に、前記リザーバ板に形成された前記リ
    ザーバより小さい断面積を有し、前記リザーバ及び前記
    リストリクタに同時に連通される流路が形成され、他側
    には、前記リザーバ板に形成される流路と同じ面積を有
    し、前記リザーバ板の流路及び前記リストリクタ板の流
    路に同時に連通される流路が形成された流路板が介在さ
    れることを特徴とする請求項1記載のインクジェットプ
    リンタヘッド。
  9. 【請求項9】 インクを吐き出すノズルが形成されたノ
    ズル板と;前記ノズル板の上部に積層され、平板の一側
    が上向に突出された形状であり、前記ノズル板に平行し
    た水平面をなす上部の振動板と、前記振動板の外側端部
    が下向に折曲され、前記ノズル板と面接触する平板の端
    部に一体に連結される液室壁とからなり、前記振動板、
    前記液室壁及び前記ノズル板により、一側に前記ノズル
    板の前記ノズルに連通される液室が形成された液室部
    と、前記平板の他側が上向に突出された形状であり、突
    出面とノズル板との間に、前記液室より大きい断面積を
    有し、インクを貯蔵するリザーバが形成されたリザーバ
    部と、前記液室部と前記リザーバ部を一体に連結して、
    前記液室部の液室と前記リザーバ部のリザーバを連通さ
    せ、前記液室より小さい断面積を有するリストリクタを
    有するリストリクタ部とが形成された液室板と;前記液
    室板の上部に突出された前記振動板に積層され、前記振
    動板より実質的に小さいか同じ面積を有する圧電体と;
    前記圧電体より実質的に小さいか同じ面積を有し、前記
    圧電体の上部に積層される上部電極と;からなり、 これにより、前記振動板と前記上部電極に電源を印加し
    て前記圧電体を振動させると、インクの貯蔵された前記
    リザーバから前記リストリクタを介して前記液室にイン
    クが充填され、前記ノズルを通じてインクが吐き出され
    ることを特徴とするインクジェットプリンタヘッド。
  10. 【請求項10】 前記液室板は厚さ6〜500μmの薄
    板であることを特徴とする請求項9記載のインクジェッ
    トプリンタヘッド。
  11. 【請求項11】 前記液室板は金属薄板であることを特
    徴とする請求項9記載のインクジェットプリンタヘッ
    ド。
  12. 【請求項12】 前記振動板の上部には前記振動板の上
    部面より実質的に小さいか同じ面積の下部電極が積層さ
    れ、その上部に圧電体が積層されることを特徴とする請
    求項9記載のインクジェットプリンタヘッド。
  13. 【請求項13】 前記液室板はプレス加工により成形さ
    れることを特徴とする請求項9記載のインクジェットプ
    リンタヘッド。
  14. 【請求項14】 前記液室板には、上部に突出される振
    動板が複数の列で形成されることを特徴とする請求項9
    記載のインクジェットプリンタヘッド。
  15. 【請求項15】 前記液室板の液室壁間には衝撃吸収用
    充填物が満たされることを特徴とする請求項9記載のイ
    ンクジェットプリンタヘッド。
  16. 【請求項16】 インクを吐き出すノズルが形成された
    ノズル板と;前記ノズル板の上部に積層され、一側に、
    前記ノズル板のノズルに連通される流路が形成され、他
    側にはインクを貯蔵するリザーバが形成されたリザーバ
    板と;前記リザーバ板の上部に積層され、平板の一部が
    上向に突出された形状であり、前記リザーバ板に平行し
    た水平面をなす上部の振動板と、前記振動板の外側端部
    が下向に折曲され、前記ノズル板と面接触する平板の端
    部に一体に連結される液室壁とからなり、前記振動板、
    前記液室壁及び前記ノズル板により、一側に前記リザー
    バ板の流路に連通され、前記リザーバ板のリザーバより
    小さい断面積を有する液室が形成された液室部と、前記
    液室部に一体に連結された突出面と前記リザーバ板との
    間に、前記リザーバ板のリザーバから流入されるインク
    の流れを制限するため、前記液室部の前記液室より小さ
    い断面積で形成され、前記液室部の前記液室と前記リザ
    ーバ板の前記リザーバに前記液室より小さい断面積で連
    通されるリストリクタ部とが形成された液室板と;前記
    液室板の上部に突出された前記振動板に積層され、前記
    振動板より実質的に小さいか同じ面積を有する圧電体
    と;前記圧電体より実質的に小さいか同じ面積を有し、
    前記圧電体の上部に積層される上部電極と;からなり、 これにより、前記振動板と前記上部電極に電源を印加し
    て前記圧電体を振動させると、インクの貯蔵された前記
    リザーバから前記リストリクタを介して前記液室にイン
    クが充填され、前記流路と前記ノズルを通じてインクが
    吐き出されることを特徴とするインクジェットプリンタ
    ヘッド。
  17. 【請求項17】 前記液室板は厚さ6〜500μmの薄
    板であることを特徴とする請求項16記載のインクジェ
    ットプリンタヘッド。
  18. 【請求項18】 前記液室板は金属薄板であることを特
    徴とする請求項16記載のインクジェットプリンタヘッ
    ド。
  19. 【請求項19】 前記振動板の上部には前記振動板の上
    部面より実質的に小さいか同じ面積の下部電極が積層さ
    れ、その上部に圧電体が積層されることを特徴とする請
    求項16記載のインクジェットプリンタヘッド。
  20. 【請求項20】 前記液室板はプレス加工により成形さ
    れることを特徴とする請求項16記載のインクジェット
    プリンタヘッド。
  21. 【請求項21】 前記液室板には、上部に突出される振
    動板が複数の列で形成されることを特徴とする請求項1
    6記載のインクジェットプリンタヘッド。
  22. 【請求項22】 前記液室板の液室壁間には衝撃吸収用
    充填物が満たされることを特徴とする請求項16記載の
    インクジェットプリンタヘッド。
  23. 【請求項23】 前記リザーバ板と前記液室板との間に
    は、一側に、前記リザーバ板に形成された前記リザーバ
    より小さい断面積を有し、前記リザーバ及び前記リスト
    リクタに同時に連通される流路が形成され、他側には、
    前記リザーバ板に形成される流路と同じ面積を有し、前
    記リザーバ板の流路及び前記液室部の液室に同時に連通
    される流路が形成された流路板が介在されることを特徴
    とする請求項16記載のインクジェットプリンタヘッ
    ド。
  24. 【請求項24】 平板のカバー板と;前記カバー板の上
    部に積層され、一側にインクを貯蔵するリザーバが形成
    されたリザーバ板と;前記リザーバ板の上部に積層さ
    れ、一側に前記リザーバ板のリザーバに連通され、前記
    リザーバから流入されるインクの流れを制限するため、
    前記リザーバ板のリザーバより小さい断面積のリストリ
    クタが形成されたリストリクタ板と;前記リストリクタ
    板の上部に積層され、前記リストリクタ板の前記リスト
    リクタをカバーする平板の一部が上向に突出された形状
    であり、前記リストリクタ板に平行した水平面をなす上
    部の振動板と、前記振動板の外側端部が下向に折曲さ
    れ、前記リストリクタ板と面接触する平板の端部に一体
    に連結される液室壁とからなり、前記振動板、前記液室
    壁及び前記リストリクタ板により、前記リザーバ板の前
    記リザーバより小さい断面積を有し、前記リストリクタ
    板に形成された前記リストリクタに連通される液室を有
    する液室部と、前記液室壁の一側から一体に延長される
    突出面と前記リストリクタ板との間に形成され、インク
    を外部に吐き出すため、前記液室部の前記液室より小さ
    い断面積を有するノズルが形成されたノズル部とが形成
    された液室板と;前記液室板の上部に突出された前記振
    動板に積層され、前記振動板より実質的に小さいか同じ
    面積を有する圧電体と;前記圧電体より実質的に小さい
    か同じ面積を有し、前記圧電体の上部に積層される上部
    電極と;からなり、 これにより、前記振動板と前記上部電極に電源を印加し
    て前記圧電体を振動させると、インクの貯蔵された前記
    リザーバから前記リストリクタを介して前記液室にイン
    クが充填され、前記ノズルを通じてインクが吐き出され
    ることを特徴とするインクジェットプリンタヘッド。
  25. 【請求項25】 前記液室板は厚さ6〜500μmの薄
    板であることを特徴とする請求項24記載のインクジェ
    ットプリンタヘッド。
  26. 【請求項26】 前記液室板は金属薄板であることを特
    徴とする請求項24記載のインクジェットプリンタヘッ
    ド。
  27. 【請求項27】 前記振動板の上部には前記振動板の上
    部面より実質的に小さいか同じ面積の下部電極が積層さ
    れ、その上部に圧電体が積層されることを特徴とする請
    求項24記載のインクジェットプリンタヘッド。
  28. 【請求項28】 前記液室板はプレス加工により成形さ
    れることを特徴とする請求項24記載のインクジェット
    プリンタヘッド。
  29. 【請求項29】 前記液室板には、上部に突出される振
    動板が複数の列で形成されることを特徴とする請求項2
    4記載のインクジェットプリンタヘッド。
  30. 【請求項30】 前記液室板の液室壁間には衝撃吸収用
    充填物が満たされることを特徴とする請求項24記載の
    インクジェットプリンタヘッド。
  31. 【請求項31】 前記リザーバ板と前記リストリクタ板
    との間には、一側に、前記リザーバ板に形成された前記
    リザーバより小さい断面積を有し、前記リザーバ及び前
    記リストリクタ板の前記リストリクタに同時に連通され
    る流路が形成された流路板が介在されることを特徴とす
    る請求項24記載のインクジェットプリンタヘッド。
  32. 【請求項32】 平板のカバー板と;前記カバー板の上
    部に積層され、平板の一側が上向に突出された形状であ
    り、前記カバー板に平行した水平面をなす上部の振動板
    と、前記振動板の外側端部が下向に折曲され、前記カバ
    ー板と面接触する平板の端部に一体に連結される液室壁
    とからなり、前記振動板、前記液室壁及び前記カバー板
    により、液室が形成された液室部と、前記平板の他側が
    上向に突出された形状であり、突出面とカバー板との間
    に、前記液室より大きい断面積を有し、インクを貯蔵す
    るリザーバが形成されたリザーバ部と、前記液室部と前
    記リザーバ部を一体に連結して、前記液室部の液室と前
    記リザーバ部のリザーバを連通させ、前記液室より小さ
    い断面積のリストリクタを有するリストリクタ部と、前
    記液室壁の一側から一体に延長される突出面と前記カバ
    ー板との間に形成され、インクを外部に吐き出すため、
    前記液室部の前記液室より小さい断面積を有するノズル
    が形成されたノズル部とが形成された液室板と;前記液
    室板の上部に突出された前記振動板に積層され、前記振
    動板より実質的に小さいか同じ面積を有する圧電体と;
    前記圧電体より実質的に小さいか同じ面積を有し、前記
    圧電体の上部に積層される上部電極と;からなり、 これにより、前記振動板と前記上部電極に電源を印加し
    て前記圧電体を振動させると、インクの貯蔵された前記
    リザーバから前記リストリクタを介して前記液室にイン
    クが充填され、前記ノズルを通じてインクが吐き出され
    ることを特徴とするインクジェットプリンタヘッド。
  33. 【請求項33】 前記液室板は厚さ6〜500μmの薄
    板であることを特徴とする請求項32記載のインクジェ
    ットプリンタヘッド。
  34. 【請求項34】 前記液室板は金属薄板であることを特
    徴とする請求項32記載のインクジェットプリンタヘッ
    ド。
  35. 【請求項35】 前記振動板の上部には前記振動板の上
    部面より実質的に小さいか同じ面積の下部電極が積層さ
    れ、その上部に圧電体が積層されることを特徴とする請
    求項32記載のインクジェットプリンタヘッド。
  36. 【請求項36】 前記液室板はプレス加工により成形さ
    れることを特徴とする請求項32記載のインクジェット
    プリンタヘッド。
  37. 【請求項37】 前記液室板には、上部に突出される振
    動板が複数の列で形成されることを特徴とする請求項3
    2記載のインクジェットプリンタヘッド。
  38. 【請求項38】 前記液室板の液室壁間には衝撃吸収用
    充填物が満たされることを特徴とする請求項32記載の
    インクジェットプリンタヘッド。
  39. 【請求項39】 平板のカバー板と;前記カバー板の上
    部に積層され、一側にインクを貯蔵するリザーバが形成
    されたリザーバ板と;前記リザーバ板の上部に積層さ
    れ、平板の一部が上向に突出された形状であり、前記リ
    ザーバ板に平行した水平面をなす上部の振動板と、前記
    振動板の外側端部が下向に折曲され、前記リザーバ板と
    面接触する平板の端部に一体に連結される液室壁とから
    なり、前記振動板、前記液室壁及び前記リザーバ板によ
    り、前記リザーバ板のリザーバより小さい断面積を有す
    る液室が形成された液室部と、前記液室部に一体に連結
    された突出面と前記リザーバ板との間に、前記リザーバ
    板のリザーバから流入されるインクの流れを制限するた
    め、前記液室部の前記液室より小さい断面積で形成さ
    れ、前記液室部の前記液室と前記リザーバ板の前記リザ
    ーバに前記液室より小さい断面積で連通されるリストリ
    クタ部と、前記液室壁の一側から一体に延長される突出
    面と前リザーバとの間に、インクを外部に吐き出すた
    め、前記液室部の前記液室より小さい断面積を有するノ
    ズルが形成されるノズル部とが形成された液室板と;前
    記液室板の上部に突出された前記振動板に積層され、前
    記振動板より実質的に小さいか同じ面積を有する圧電体
    と;前記圧電体より実質的に小さいか同じ面積を有し、
    前記圧電体の上部に積層される上部電極と;からなり、 これにより、前記振動板と前記上部電極に電源を印加し
    て前記圧電体を振動させると、インクの貯蔵された前記
    リザーバから前記リストリクタを介して前記液室にイン
    クが充填され、前記ノズルを通じてインクが吐き出され
    ることを特徴とするインクジェットプリンタヘッド。
  40. 【請求項40】 前記液室板は厚さ6〜500μmの薄
    板であることを特徴とする請求項39記載のインクジェ
    ットプリンタヘッド。
  41. 【請求項41】 前記液室板は金属薄板であることを特
    徴とする請求項39記載のインクジェットプリンタヘッ
    ド。
  42. 【請求項42】 前記振動板の上部には前記振動板の上
    部面より実質的に小さいか同じ面積の下部電極が積層さ
    れ、その上部に圧電体が積層されることを特徴とする請
    求項39記載のインクジェットプリンタヘッド。
  43. 【請求項43】 前記液室板はプレス加工により成形さ
    れることを特徴とする請求項39記載のインクジェット
    プリンタヘッド。
  44. 【請求項44】 前記液室板には、上部に突出される振
    動板が複数の列で形成されることを特徴とする請求項3
    9記載のインクジェットプリンタヘッド。
  45. 【請求項45】 前記液室板の液室壁間には衝撃吸収用
    充填物が満たされることを特徴とする請求項39記載の
    インクジェットプリンタヘッド。
  46. 【請求項46】 前記リザーバ板と前記リストリクタ板
    との間には、一側に、前記リザーバ板に形成された前記
    リザーバより小さい断面積を有し、前記リザーバ及び前
    記液室板の前記リストリクタ部のリストリクタに同時に
    連通される流路が形成された流路板が介在されることを
    特徴とする請求項39記載のインクジェットプリンタヘ
    ッド。
  47. 【請求項47】 平板の一側が上向に突出された形状で
    あり、上部の突出面である振動板と、前記振動板の外側
    端部が下向に折曲され、平板の端部に一体に連結された
    液室壁とからなり、前記振動板と前記液室壁により液室
    を形成する液室部と、前記平板の他側が上向に突出され
    た形状であり、突出面の内部に、前記液室より大きい断
    面積を有し、インクを貯蔵するリザーバが形成されたリ
    ザーバ部と、前記液室部と前記リザーバ部を一体に連結
    して、前記液室部の液室と前記リザーバ部のリザーバを
    連通し、前記液室より小さい断面積を有するリストリク
    タが形成されたリストリクタ部と、前記液室壁の一側か
    ら一体に延長される突出面の内部に、インクを外部に吐
    き出すため、前記液室部の前記液室より小さい断面積を
    有するノズルが形成されたノズル部とが形成され、上下
    から相互対応して接合される一対の液室板と;前記一対
    の液室板からそれぞれ外側に突出された前記各振動板に
    積層され、前記振動板より実質的に小さいか同じ面積を
    有する圧電体と;前記圧電体より実質的に小さいか同じ
    面積を有し、前記圧電体の上部に積層される上部電極
    と;からなり、 これにより、前記振動板と前記上部電極に電源を印加し
    て前記圧電体を振動させると、インクの貯蔵された前記
    リザーバから前記リストリクタを介して前記液室にイン
    クが充填され、前記ノズルを通じてインクが吐き出され
    ることを特徴とするインクジェットプリンタヘッド。
  48. 【請求項48】 前記液室板は厚さ6〜500μmの薄
    板であることを特徴とする請求項47記載のインクジェ
    ットプリンタヘッド。
  49. 【請求項49】 前記液室板は金属薄板であることを特
    徴とする請求項47記載のインクジェットプリンタヘッ
    ド。
  50. 【請求項50】 前記振動板の上部には前記振動板の上
    部面より実質的に小さいか同じ面積の下部電極が積層さ
    れ、その上部に圧電体が積層されることを特徴とする請
    求項47記載のインクジェットプリンタヘッド。
  51. 【請求項51】 前記液室板はプレス加工により成形さ
    れることを特徴とする請求項47記載のインクジェット
    プリンタヘッド。
  52. 【請求項52】 前記液室板には、上部に突出される振
    動板が複数の列で形成されることを特徴とする請求項4
    7記載のインクジェットプリンタヘッド。
  53. 【請求項53】 前記液室板の液室壁間には衝撃吸収用
    充填物が満たされることを特徴とする請求項47記載の
    インクジェットプリンタヘッド。
  54. 【請求項54】 平板の板面の一部が下向に突出され、
    一側にはインクを貯蔵するリザーバが形成され、他側に
    はインクを吐き出す流路及びノズルが同時に形成される
    ノズル板と;前記ノズル板の上部に積層され、一側に、
    前記ノズル板の前記リザーバから流入されるインクの流
    れを制限するため、前記ノズル板の前記リザーバより小
    さい断面積を有するリストリクタが形成され、他側に
    は、前記ノズル板の流路に連通される流路が形成された
    リストリクタ板と;前記リストリクタ板の前記リストリ
    クタ及び前記流路を同時にカバーする平板の一部が上向
    に突出された形状であり、前記リストリクタ板に平行し
    た水平面をなす上部の振動板と、前記振動板の外側端部
    が下向に折曲され、前記リストリクタ板と面接触する平
    板の端部に一体に連結される液室壁とからなり、前記振
    動板、前記液室壁及び前記リストリクタ板により、前記
    リザーバ板の前記リザーバより小さい断面積を有し、前
    記リストリクタ板に形成された前記リストリクタ及び前
    記流路に同時に連通される液室を有する液室部が一体に
    形成された液室板と;前記液室板の上部に突出された前
    記振動板に積層され、前記振動板より実質的に小さいか
    同じ面積を有する圧電体と;前記圧電体より実質的に小
    さいか同じ面積を有し、前記圧電体の上部に積層される
    上部電極と;からなり、 これにより、前記振動板と前記上部電極に電源を印加し
    て前記圧電体を振動させると、インクの貯蔵された前記
    リザーバから前記リストリクタを介して前記液室にイン
    クが充填され、前記流路と前記ノズルを通じてインクが
    吐き出されることを特徴とするインクジェットプリンタ
    ヘッド。
  55. 【請求項55】 前記ノズル板は金属薄板であることを
    特徴とする請求項54記載のインクジェットプリンタヘ
    ッド。
  56. 【請求項56】 前記ノズル板はプレス加工により成形
    されることを特徴とする請求項54記載のインクジェッ
    トプリンタヘッド。
  57. 【請求項57】 前記液室板は厚さ6〜500μmの薄
    板であることを特徴とする請求項54記載のインクジェ
    ットプリンタヘッド。
  58. 【請求項58】 前記液室板は金属薄板であることを特
    徴とする請求項54記載のインクジェットプリンタヘッ
    ド。
  59. 【請求項59】 前記振動板の上部には前記振動板の上
    部面より実質的に小さいか同じ面積の下部電極が積層さ
    れ、その上部に圧電体が積層されることを特徴とする請
    求項54記載のインクジェットプリンタヘッド。
  60. 【請求項60】 前記液室板はプレス加工により成形さ
    れることを特徴とする請求項54記載のインクジェット
    プリンタヘッド。
  61. 【請求項61】 前記液室板には、上部に突出される振
    動板が複数の列で形成されることを特徴とする請求項5
    4記載のインクジェットプリンタヘッド。
  62. 【請求項62】 前記液室板の液室壁間には衝撃吸収用
    充填物が満たされることを特徴とする請求項54記載の
    インクジェットプリンタヘッド。
  63. 【請求項63】 前記ノズル板と前記リストリクタ板と
    の間には、一側に、前記ノズル板に形成された前記リザ
    ーバより小さい断面積を有し、前記リザーバ及び前記リ
    ストリクタ板の前記リストリクタに同時に連通される流
    路が形成され、他側には、前記ノズル板に形成される流
    路と同じ面積を有し、前記ノズル板の流路及び前記リス
    トリクタ板の流路に同時に連通される流路が形成された
    流路板が介在されることを特徴とする請求項54記載の
    インクジェットプリンタヘッド。
  64. 【請求項64】 平板の板面の一部が下向に突出され、
    一側にはインクを貯蔵するリザーバが形成され、他側に
    はインクを吐き出す流路及びノズルが同時に形成される
    ノズル板と;前記ノズル板の上部に積層され、平板の一
    部が上向に突出された形状であり、前記ノズル板に平行
    した水平面をなす上部の振動板と、前記振動板の外側端
    部が下向に折曲され、前記ノズル板と面接触する平板の
    端部に一体に連結される液室壁とからなり、前記振動
    板、前記液室壁及び前記ノズル板により、一側に、前記
    ノズル板の流路に連通され、前記ノズル板のリザーバよ
    り小さい断面積を有する液室が形成された液室部と、前
    記液室部に一体に連結された突出面と前記ノズル板間に
    形成され、前記ノズル板のリザーバから流入されるイン
    クの流れを制限するため、前記液室部の前記液室より小
    さい断面積で形成され、前記液室部の前記液室と前記ノ
    ズル板の前記リザーバに前記液室より小さい断面積で連
    通されるリストリクタ部とが形成される液室板と;前記
    液室板の上部に突出された前記振動板に積層され、前記
    振動板より実質的に小さいか同じ面積を有する圧電体
    と;前記圧電体より実質的に小さいか同じ面積を有し、
    前記圧電体の上部に積層される上部電極と;からなり、 これにより、前記振動板と前記上部電極に電源を印加し
    て前記圧電体を振動させると、インクの貯蔵された前記
    リザーバから前記リストリクタを介して前記液室にイン
    クが充填され、前記流路と前記ノズルを通じてインクが
    吐き出されることを特徴とするインクジェットプリンタ
    ヘッド。
  65. 【請求項65】 前記ノズル板は金属薄板であることを
    特徴とする請求項64記載のインクジェットプリンタヘ
    ッド。
  66. 【請求項66】 前記ノズル板はプレス加工により成形
    されることを特徴とする請求項64記載のインクジェッ
    トプリンタヘッド。
  67. 【請求項67】 前記液室板は厚さ6〜500μmの薄
    板であることを特徴とする請求項64記載のインクジェ
    ットプリンタヘッド。
  68. 【請求項68】 前記液室板は金属薄板であることを特
    徴とする請求項64記載のインクジェットプリンタヘッ
    ド。
  69. 【請求項69】 前記振動板の上部には前記振動板の上
    部面より実質的に小さいか同じ面積の下部電極が積層さ
    れ、その上部に圧電体が積層されることを特徴とする請
    求項64記載のインクジェットプリンタヘッド。
  70. 【請求項70】 前記液室板はプレス加工により成形さ
    れることを特徴とする請求項64記載のインクジェット
    プリンタヘッド。
  71. 【請求項71】 前記液室板には、上部に突出される振
    動板が複数の列で形成されることを特徴とする請求項6
    4記載のインクジェットプリンタヘッド。
  72. 【請求項72】 前記液室板の液室壁間には衝撃吸収用
    充填物が満たされることを特徴とする請求項64記載の
    インクジェットプリンタヘッド。
  73. 【請求項73】 平板の板面の一部が下向に突出され、
    一側にはインクを貯蔵するリザーバが形成され、他側に
    はインクを吐き出す流路及びノズルが同時に形成される
    ノズル板と;前記ノズル板の上部に積層され、一側に、
    前記ノズル板のノズルに連通される流路が形成され、他
    側には、前記ノズル板のリザーバに連通され、前記リザ
    ーバから流入されるインクの流れを制限するため、前記
    リザーバより小さい断面積を有するリストリクタが形成
    されたリストリクタ板と;前記リストリクタ板の上部に
    積層され、前記リストリクタ板のリストリクタ及び流路
    に同時に連通され、液室壁により前記リザーバより小さ
    い断面積を有する液室が形成された液室板と;前記液室
    板の上部に積層され、前記液室壁及び液室の上部をカバ
    ーする振動板と;前記振動板の上部に積層され、前記振
    動板より実質的に小さいか同じ面積を有する圧電体と;
    前記圧電体の上部に積層され、前記圧電体より実質的に
    小さいか同じ面積を有する上部電極と;からなり、 これにより、前記振動板と前記上部電極に電源を印加し
    て前記圧電体を振動させると、インクの貯蔵された前記
    リザーバから前記リストリクタを介して前記液室にイン
    クが充填され、前記流路と前記ノズルを通じてインクが
    吐き出されることを特徴とするインクジェットプリンタ
    ヘッド。
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