JP2000041376A - 永久磁石異極式回転エネルギー増幅装置 - Google Patents

永久磁石異極式回転エネルギー増幅装置

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JP2000041376A
JP2000041376A JP10240995A JP24099598A JP2000041376A JP 2000041376 A JP2000041376 A JP 2000041376A JP 10240995 A JP10240995 A JP 10240995A JP 24099598 A JP24099598 A JP 24099598A JP 2000041376 A JP2000041376 A JP 2000041376A
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JP
Japan
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magnet
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rotor magnet
input rotor
input
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JP10240995A
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Shunichi Matsutani
俊一 松谷
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】無公害低コストでエネルギーを増巾する。 【解決手段】入力ローター磁石1、及びその外周に一定
の間隙を保持して回転軸方向式それぞれ単独に一定寸法
往復スライドするように均等配列し取り付けられた出力
スライドステーター磁石2を備え、入力ローター磁石1
を回転させると、磁石同士の吸引力により、出力スライ
ドステーター磁石2が回転軸方向に往復スライドを繰り
返すような回転軸方向に全周の一部を一定寸法ずらした
形状とされ、出力側には、出力スライドステーター磁石
2の往復スライド力を連結装置によって出力変換スライ
ドステーター磁石3に伝え、これを回転力に変えるため
の出力ローター磁石4が備えられる。

Description

【発明の詳細な説明】 【 0001 】 【 産業上の利用分野 】本発明による回転エネルギー
増幅装置は、永久磁石の保有しているエネルギーを利用
して、入力エネルギーより相当大きな出力エネルギーを
得る事が出来るため、出力エネルギーの一部を入力エネ
ルギーに充当すれば完全に無公害となり、発電、自動車
用、各種交通機関、小型航空機、船舶その他、現存の化
石燃料を使用する原動機や、電気を使用する電気機器類
の大多数にとってかわる原動機として利用出来る。又、
コンパクトであり更に、運転コストが殆どかからず、従
っていかなる場所においても使用可能である。 【 0002 】 【 従来の技術 】従来は化石燃料を使用する原動機
や、水力、火力、原子力発電による電気エネルギーを使
用する電動機であった。 【 0003 】 【 発明が解決しようとする課題 】化石燃料の利用に
より、人類の文明が発達してきたがその排出ガスの長い
間の蓄積により大気汚染、海洋汚染、森林破壊、酸性
雨、地球温暖化現象といった地球上の自然環境の破壊が
進行し、逆に人間生活に対して大きな悪影響を与える様
になった。現状のままではその化石燃料資源の残量にも
限界があり、後世の人類に残すことが出来なくなってし
まう。更に生産活動、経済活動にとって、エネルギーコ
ストの占める割合が非常に大きいことによる発展の障害
や、低開発国等エネルギー資源に乏しい地域の森林伐採
による砂漠化現象の拡大、原子力発電の使用済核燃料処
理が大きな問題となっている。本発明はこの様な課題を
解決すべく成されたものである。 【 0004 】 【課題を解決するための手段 】上記目的を達成するた
めに、本発明における永久磁石異極式回転エネルギー増
幅装置は、永久磁石の基本的特性である磁石同士の吸引
力を応用して、軸受けで支持された回転軸に一定の外径
寸法及び、回転軸方向の寸法の円筒形でかつ、全周の外
側に向かって異磁極の強力な磁石を取り付ける。この磁
石(入力ローター磁石)は回転軸方向に全周のある部
分、又はその倍数が交互に両側に一定寸法ずらした形状
にする。この入力ローター磁石の外周面と一定の間隙を
保持して、回転軸方向に一定寸法往復スライドするよう
に、又入力ローター磁石の回転軸方向のずれの数と相関
関係の数の磁石(出力スライドステーター磁石)を入力
ローター磁石と異極が対面するように取り付ける。又、
入力ローター磁石を回転させる誘導電動機等を取り付け
る。この入力ローター磁石の回転軸と同軸線の別の回転
軸に一定の外径及び、回転軸方向の寸法の円筒形でか
つ、全周が出力スライドステーター磁石の数と相関関係
の数の磁石が磁極(N極、S極)が交互になるように、
又回転軸方向に一定の寸法で磁極が交互になるように強
力な磁石(出力ローター磁石) を取り付ける。この出
力ローター磁石の外周面と一定の間隙を保持して、回転
軸方向に一定寸法往復スライドするように、又出力ロー
ター磁石の回転軸方向の磁極の寸法及び数と相関関係に
あり、又出力スライドステーター磁石の寸法及び数とも
相関関係の磁石(出力変換スライドステーター磁石)を
取り付ける。この出力変換スライドステーター磁石は、
出力スライドステーター磁石と連結装置によって連結さ
れている。 【 0005 】 【 作用 】図1、2において、入力ローター磁石
(1)を誘導電動機(7)によって一定方向に回転させ
ると、入力ローター磁石(1)の回転軸(5)方向のず
れの位置と出力スライドステーター磁石(2)との位置
関係により、磁石同士の吸引力が作用して出力スライド
ステーター磁石(2)が回転軸(5)方向にスライドす
る。入力ローター磁石(1)を連続回転させると出力ス
ライドステーター磁石(2)は往復スライドを繰り返
す。この場合入力ローター磁石(1)を回転させる動力
は、入力ローター磁石(1)の回転軸(5)方向のずれ
の部分と出力スライドステーター磁石(2)との吸引力
によって決まり、このずれの寸法を一定にして入力ロー
ター磁石(1)及び出力スライドステーター磁石(2)
の外径及び回転軸(5)方向の寸法を大きくする程入力
ローター磁石(1)と出力スライドステーター磁石
(2)との吸引力は大きくなり、出力スライドステータ
ー磁石(2)の往復スライド力は大きくなる。従って、
この寸法を或る一定の寸法以上にすると、入力より出力
(出力スライドステーター磁石の往復スライド力)が大
きくなり、この往復スライド力を出力変換スライドステ
ーター磁石(3)に伝え出力ローター磁石(4)を回転
させることにより、出力側回転軸(6)より、入力より
相当大きな回転出力を得る。 【 0006 】 【 実施例 】実施例について図面を参照して説明す
る。図1、2において、軸受け(9)で支持された入力
側回転軸(5)に一定の外径寸法及び回転軸方向の寸法
の円筒形でかつ、全周の外側に向かって異磁極の強力な
磁石(入力ローター磁石)が取り付けてある。この入力
ローター磁石(1)は入力側回転軸(5)方向に全周の
約半分が交互に両側に一定寸法ずらした形状にしてあ
る。この入力ローター磁石(1)の外周面と一定の間隙
を保持して、入力側回転軸(5)方向に一定寸法往復ス
ライドするように、出力スライドステーター磁石(2)
を4個均等配列し、ガイド(11)をスムーズに往復ス
ライドするように取り付けてある。又、入力ローター磁
石(1)を回転させるため、誘導電動機(8)を取り付
けてある。この入力ローター磁石(1)の入力側回転軸
(5)と同軸線の別の出力側回転軸(6)に一定の外径
寸法及び出力側回転軸(6)方向の寸法の円筒形でか
つ、出力側回転軸(6)方向に一定寸法で半円状の磁石
の磁極(N極、S極)が交互になるように入力ローター
磁石(1)の寸法とも相関関係にある寸法になるように
配列して取り付けてある。この出力ローター磁石(4)
の外周面と一定の間隙を保持して、出力側回転軸(6)
方向に一定寸法往復スライドするように、又出力ロータ
ー磁石(4)の出力側回転軸(6)方向の磁極寸法及び
数と相関関係の寸法、数で出力スライドステーター磁石
(2)の寸法とも相関関係の寸法の出力変換スライドス
テーター磁石(3)が出力スライドステーター磁石
(2)と同じ4個が均等配列し、取り付けてある。この
出力変換スライドステーター磁石(3)は、出力スライ
ドステーター磁石(2)と同様のスライド方式にしてあ
り、これと連結装置(7)により連結してある。これら
はケーシング(10)に取り付け、又はケーシング内に
設置されている。 【 0007 】入力並びに出力は、入力ローター磁石
(1)の、回転数を制御する事によって行う。この場合
は、入力用誘導電動機の回転数をインバーターによって
制御する。以上の構造及びシステムによって、強力な永
久磁石(例えば、希土類ネオジム−鉄−ボロン系磁石)
の吸引力から入力より相当大きな回転出力を得る事が出
来る。 【 発明の効果 】本発明は上述のとうり構成されてい
るので、次に記載する効果を奏する。 【 0009 】入力より大きな出力を得ることが出
来、かつ完全無公害である。 【 0010 】現在、例えば希土類ネオジム−鉄−ボ
ロン系の永久磁石のように保磁力、残留磁束密度、最大
エネルギー積の非常に大きな磁石が開発されているが、
実験装置による実験結果のデータから、この永久磁石を
使用した場合、理論的計算上、600Φ×1000L位
の寸法で、約50KWの出力を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】 【図1】 側面図(断面図) 【図2】 正面図(断面図) 【符号】 1 入力ローター磁石 2 出力スライドステーター磁石 3 出力変換スライドステーター磁石 4 出力ローター磁石 5 入力側回転軸 6 出力側回転軸 7 連結装置 8 誘導電動機 9 軸受け 10 ケーシング 11 ガイド
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】 【提出日】平成10年10月15日(1998.10.
15) 【手続補正1】 【補正対象書類名】図面 【補正対象項目名】全図 【補正方法】変更 【補正内容】 【図1】 【図2】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【 請求項1 】 永久磁石の基本的特性である異極同
    士の吸引力を応用して、軸受けで支持された回転軸に一
    定の外径寸法及び回転軸方向の寸法の円筒形でかつ、全
    周の外側に向かって異極の強力な磁石を取り付ける。こ
    の磁石(入力ローター磁石)は、回転軸方向に全周の或
    る部分又はその倍数が交互に両側に一定寸法ずらした形
    状似してある。この入力ローター磁石の外周と一定の間
    隙を保持して、回転軸方向に一定寸法往復スライドする
    ように、又入力ローター磁石の回転軸方向のずれの数と
    相関関係の数の磁石(出力スライドステーター磁石)が
    入力ローター磁石と異極が対面するように取り付ける。
    以上において、入力側回転軸を何らかの動力によって回
    転させると、入力ローター磁石が回転し、入力ローター
    磁石の回転軸方向のずれの位置と出力スライドステータ
    ー磁石との位置関係により磁石同士の吸引力が作用して
    出力スライドステーター磁石は回転軸方向の一方向にス
    ライドする。入力ローター磁石を連続回転させると出力
    スライドステーター磁石は順次往復スライドを繰り返
    す。入力ローター磁石を回転させる動力は、入力ロータ
    ー磁石の回転軸方向のずれの部分と出力ステーター磁石
    との吸引力によって決まり、このずれの寸法を一定にし
    て、入力ローター磁石及び出力スライドステーター磁石
    の外径及び回転軸方向の寸法を大きくする程、入力ロー
    ター磁石と出力スライドステーター磁石の吸引力は大き
    くなり、出力スライドステーター磁石の往復スライド力
    は比例して大きくなる。従って、この寸法を或る一定の
    寸法以上にすると、入力より出力(出力スライドステー
    ター磁石の往復スライド力)が大きくなる。この出力ス
    ライドステーター磁石の往復スライド力をこれと同様に
    強力な磁石の吸引力と反発力を利用する等の方法で回転
    力に変換する事によって、 入力より相当大きな回転力を得る事が出来る方式の永久
    磁石異極式回転エネルギー増幅装置。
JP10240995A 1998-07-22 1998-07-22 永久磁石異極式回転エネルギー増幅装置 Pending JP2000041376A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004011803A1 (ja) * 2002-07-30 2004-02-05 Shunichi Matsuya 永久磁石式回転エネルギ増幅装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004011803A1 (ja) * 2002-07-30 2004-02-05 Shunichi Matsuya 永久磁石式回転エネルギ増幅装置

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