JP2000040923A - マイクロ波送信機 - Google Patents

マイクロ波送信機

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JP2000040923A
JP2000040923A JP10206290A JP20629098A JP2000040923A JP 2000040923 A JP2000040923 A JP 2000040923A JP 10206290 A JP10206290 A JP 10206290A JP 20629098 A JP20629098 A JP 20629098A JP 2000040923 A JP2000040923 A JP 2000040923A
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setting circuit
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JP10206290A
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Kazuo Oikawa
和夫 及川
Eiichiro Otobe
英一郎 乙部
Shinsuke Iizuka
伸介 飯塚
Masaaki Uchida
雅明 内田
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New Japan Radio Co Ltd
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New Japan Radio Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アッテネータを使用することなく、送信電力
の可変設定を容易に行い、かつ低消費電力化、コスト低
減を図る。 【解決手段】 飽和領域の動作で高周波電力の送信を行
う飽和出力型送信機において、電力増幅器として複数段
の電力増幅用FET22A〜22Cを配置し、また分圧
抵抗アレー25、多極スイッチ26を有するドレイン電
圧設定回路24を設け、上記多極スイッチ26の切換え
により可変設定したドレイン電圧を、全てのFET22
A〜22Cのドレイン電極に与えることにより、出力送
信電力を変え得るようにする。これにより、アッテネー
タが不要となる。更に、上記ドレイン電圧設定回路24
には、サーミスタ等が配置された温度補償回路を付加す
れば、最終段増幅トランジスタの飽和電力の温度特性以
上の温度安定度が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマイクロ波送信機、
特にマイクロ波衛星通信の地上局等で用いられる飽和出
力型送信機の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】図6には、従来におけるマイクロ波衛星
通信の地上局の構成が示されており、図示されるよう
に、屋外のバラボラアンテナ1にフィードホーン2を有
する送信機室外ユニット3が取り付けられる。この送信
機室外ユニット3に、同軸ケーブル4を介して送信機室
内ユニット5が接続される。
【0003】図7には、上記送信機室外ユニット3内の
構成が示されており、この室外ユニット3では、飽和出
力型の送信機7に、電力調整用固定減衰器として機能す
るアッテネータ(導波管減衰器)8を介在させて送受分
波器9が接続され、この送受分波器9には、LNBダウ
ンコンバータ(Low Noise Block Down Converter)10が
接続される。上記飽和出力型送信機7は、増幅出力電力
が入力電力に拘わらずほぼ一定となる飽和領域を利用し
たもので、当該送信機室外ユニット3において小型、高
効率、低価格を実現するための一つの方法として用いら
れる。
【0004】図8には、上記飽和出力型送信機7の構成
が示されており、当該例では、中間周波(IF)信号を
入力し増幅するIF帯増幅器12を有するIF増幅部、
局部発振器13と周波数変換器14からなる周波数変換
部、高周波(RF)帯増幅器15を有する高周波電力増
幅部、アイソレータ16、同軸導波管変換器(又はマイ
クロストリップ線路を用いた導波管変換器)17、電源
回路18から構成される。
【0005】このような構成のマイクロ波送信機によれ
ば、ケーブルでの損失を防ぎ、効率よくマイクロ波電力
を送信するため、送信機室内ユニット5から数十MHz
から約1GHz程度の中間周波(IF)が送出される。
そして、送信機室外ユニット3では、入力したIF信号
に局部発振信号が混合されることにより送信高周波(R
F)へ周波数変換され、このRF信号は電力増幅された
後にアンテナ1から衛星に送信される。
【0006】図9には、増幅器の入出力特性が示されて
おり、上記送信機等においては、図示の非飽和領域、即
ち入力値に応じて出力値が直線的に増加する線形領域を
用いる線形出力型送信機と、入力値に拘わらず出力値が
一定となる飽和領域を用いる飽和出力型送信機とがあ
る。
【0007】上述したように、当該例の送信機7は飽和
出力型を採用しており、この飽和出力型送信機7は上記
線形出力型送信機と比較すると、1)同じ送信電力を得
るための増幅器の段数が少なくてよい、2)消費電力が
少なくなる、3)送信電力が最終段の増幅用デバイスの
飽和特性のみで決まるため、温度変動が比較的小さい、
4)周波数特性が平坦となる等の利点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
マイクロ波送信機では、上述した送信機室外ユニット3
の入力電力レベルを変えても出力電力が変わらないこと
から、送信電力を上記室内ユニット5からコントロール
することはできない。そのため、従来はアンテナ設置時
に、図7で示したように、上記室外ユニット3の出力導
波管と送受分波器16との間に導波管型のアッテネータ
8を挿入し、このアッテネータ8の減衰量を変えること
により送信電力の調整を行っている。
【0009】しかしながら、このようなアッテネータ8
による送信電力の調整は、減衰量の異なる数種類のアッ
テネータを用意し、取付け、取外しを繰り返して最適な
ものを選択する作業が必要で、これらの作業が煩雑であ
り、またコスト的にも高くなるという問題があった。更
に、出力送信電力を低く設定する場合でも、アッテネー
タ8を使用することから送信機室外ユニット3自体の消
費電流は変わらず、この場合は無駄に電力を消費するこ
とになるという問題がある。
【0010】また、送信機出力電力の温度特性は、線形
出力型送信機の場合では利得が増幅トランジスタの各段
の温度特性の合計となるのに対し、飽和出力型送信機の
場合では最終段の増幅トランジスタの飽和電力の温度特
性のみによって決まるので、比較的安定している。しか
し、この最終段増幅トランジスタの飽和電力の温度特性
以上の温度安定度が求められることもあり、このような
要請に応えた送信機は存在しない。
【0011】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、アッテネータを使用することな
く、送信電力の可変設定を容易に行い、かつ低消費電力
化、コストの低減を図ることができ、また最終段増幅ト
ランジスタの飽和電力特性以上の温度安定度が得られる
マイクロ波送信機を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るマイクロ波送信機は、出力値が入力値
に拘わらずほぼ一定となる飽和領域で動作させる電力増
幅器を用いて高周波電力の送信を行う飽和出力型送信機
において、上記電力増幅器として配置された複数段の電
力増幅用電界効果トランジスタと、最終段を含む二段以
上の上記電界効果トランジスタのドレイン電圧を変化さ
せるドレイン電圧設定回路とを設け、このドレイン電圧
設定回路の調整により送信電力を変え得るようにしたこ
とを特徴とする。請求項2に係る発明は、上記ドレイン
電圧設定回路では、上記ドレイン電圧を設定するための
抵抗値を切り換える切換え回路を含んでなることを特徴
とする。請求項3に係る発明は、上記ドレイン電圧設定
回路に、温度変化があっても安定した上記送信電力が得
られるようにする温度補償回路を付加したことを特徴と
する。
【0013】本発明は、電力増幅を行う素子として複数
の電界効果トランジスタ(FET)を用いるが、この複
数段のFETのドレイン電圧VDを変化させて送信機の
飽和出力電力を調整するようにしたものである。即ち、
図2に示されるように、FETは通常、ドレイン電圧V
DSとゲート電圧VGSを加えることで動作し、この場合の
FETの静特性と伝達特性は図3に示されるようにな
る。この図3に基づいて、バイアス電圧とFETの飽和
出力及び利得の関係を説明する。
【0014】図3のグラフ縦軸の右側に、ゲート電圧V
GSが一定の場合のドレイン電圧VDSに対するドレイン電
流IDの変化(静特性)が示されており、ドレイン電圧
DSが変わってもドレイン電流IDの値がほとんど変化
しない領域が飽和領域であり、FET増幅器では通常こ
の飽和領域を用いることになる。
【0015】一方、グラフ縦軸の左側にドレイン電圧V
DSが一定の場合のゲート電圧VGSの変化に対するドレイ
ン電流IDの変化(伝達特性)が示されており、このド
レイン電流IDは、ピンチオフ電圧をV、ドレイン電
流の飽和値をIDSSとすると、
【数式1】ID=IDSS{1−(VGS/V)}2 で表される。
【0016】また、このFETの相互コンダクタンスg
mは、
【数式2】gm=dID/dVGS=2・IDSS{1−(V
GS/V)}/V で表され、これはこのグラフの傾きに相当する。
【0017】そして、これらの特性から、次のことがい
える。まず、飽和領域でドレイン電圧VDを変化させて
も動作点はあまり変化せず、上記相互コンダクタンスg
mも変わらない。そして、このFET増幅器での電力利
得は、上記gmの二乗に比例するので、飽和領域内で
は、ゲート電圧VGSが一定のままドレイン電圧VDSを変
えても、入力電力が小さい場合の電力利得はほとんど変
化しない。
【0018】次に、ゲートに入力される高周波入力電圧
波形がVGS=0〜VPの範囲を越えた場合、出力電流波
形は矩形波に近づくが、この矩形波の基本波成分のみ
を、フーリエ変換により取り出すと、飽和出力時の出力
電力POSATは、
【数式3】POSAT=2・IDSS(Vmax−Vk)/π2 (ここで、Vmax,Vkは図示の点のドレイン電圧値で
ある)で表わされる。この数式3において、上記Vmax
はドレイン電圧VDとVkを結んだ線の延長であるか
ら、飽和出力電圧POSATはドレイン電圧VDを変えるこ
とで変化・調整できることが理解される。
【0019】本発明は、このような特性を飽和出力型送
信機に適用することで、送信出力の調整制御を可能とし
たものであり、例えば切換え回路を操作してドレイン電
圧を設定する設定回路により、最終段を含む二段以上の
FETのドレイン電圧を変化させれば、送信電力を容易
に調整することができる。
【0020】しかも、最終段だけでなく、数段のFET
を調整制御の対象とすることにより、該当する各段のF
ETの飽和出力レベルが同時に下がるので、各FETの
信頼性を損なうことなく、送信電力の可変幅を大きくす
ることが可能となる。即ち、送信電力の制御を最終段の
FETのみで行う場合は、出力電力の制御幅を大きくす
る必要があるが、この場合は最終段FETが過飽和状態
となってゲートに過大な順方向の電流が流れることにな
り、これが熱の発生原因となり素子の劣化等を生じさせ
る。
【0021】また、請求項3の発明によれば、上記ドレ
イン電圧設定回路に、温度変化があっても安定した出力
電力が得られるようにする温度補償回路を付加したの
で、出力送信電力において最終段増幅トランジスタの飽
和電力特性以上の温度安定度が得られるという利点があ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】図1には、実施形態の第1例に係
るマイクロ波送信機の構成が示され、この例は図7の飽
和出力型送信機(室外ユニット)の高周波電力増幅器に
適用したものである。図1において、第1例では、周波
数変換器(例えば図8の14)から出力された高周波信
号を供給する入力端子T1とその出力端子T2との間に、
コンデンサ21Aを介して第1段FET(電力増幅用F
ET)22A、コンデンサ21Bを介して第2段FET
22B、コンデンサ21Cを介して第3(最終段)FE
T22C、そしてコンデンサ21Dが配置される(な
お、このFETの段数は任意である)。また、各段のF
ET22A〜22Cのゲート電圧設定用の抵抗23A〜
23Fが図示されるように配置され、端子T3には電源
電圧−Vが与えられる。
【0023】そして、上記の各FET22A,22B,
22Cのドレイン電圧(VD)を設定するためのドレイ
ン電圧設定回路24が設けられ、このドレイン電圧設定
回路24は、電圧設定用分圧抵抗アレー25、この分圧
抵抗アレー25の抵抗値を選択する多極スイッチ(切換
えスイッチ)26、電圧比較器27、基準電圧源28、
安定化電源部29からなり、この安定化電源部29に電
源電圧+Vが供給される。
【0024】即ち、このドレイン電圧設定回路24は上
記分圧抵抗アレー25で選択された抵抗値に基づいて設
定された電圧と基準電圧を上記電圧比較器27で比較
し、その差電圧をゼロとするように安定化電源部29に
対しフィードバックを実行することにより(安定化電源
回路)、安定したドレイン電圧を設定するものである。
当該例では、上記多極スイッチ26を操作することによ
り、1dB間隔で送信電力(出力電力)を可変設定でき
るようになっている。なお、この送信電力の可変幅は任
意であり、また上記ドレイン電圧の可変設定は、全ての
FET22A〜22Cに対して行わず、最終段とその他
の一段(3段以上の場合はその他の数段)に対して実行
することもできる。
【0025】第1例は以上の構成からなり、図1のドレ
イン電圧設定回路24によれば、上述のように、多極ス
イッチ26を切り換えて分圧抵抗アレー25の抵抗値を
選択すれば、所望の値に可変設定したドレイン電圧VD
を全段のFET22A〜22Cのドレイン電極に与える
ことができる。これにより、送信電力を可変調整するこ
とができ、第1例ではこのときの送信電力の可変幅を大
きくすることが可能となる。
【0026】即ち、この飽和出力型送信機において、送
信電力の制御を最終段のFET22Cのみで行うと、こ
のFET22Cに入力する電力が変わっていないため、
出力電力の制御幅を大きくしなければならない。しか
し、この制御幅を大きくし過ぎると、この最終段のFE
T22Cが過飽和状態になり、当該FET23Cのゲー
トに過大な順方向の電流が流れる。例えば、上述した図
3の右側の飽和出力時の出力電流波形において飽和電流
値(IDSS)を超えるG部分の電流がゲート電流として
流れ、これが熱の発生原因となって素子の劣化を生じさ
せる等により、信頼性が損なわれる。
【0027】そこで、当該例では最終段だけでなく、全
段(最終段とその前段の2段でもよい)のFET22A
〜22Cにおいてドレイン電圧を可変制御しており、こ
れにより出力電力の大きな可変幅を得ることができる。
【0028】図4には、第1例の高周波電力増幅器の入
出力特性[図(A)]と電流特性[図(B)]が示され
ており、これはドレイン電圧VDを4Vから2ボルト単
位で10Vまで変化させたものである。まず、図4
(A)の入出力特性に示されるように、飽和領域Fにお
いて出力Poutがドレイン電圧VDに応じて変化してお
り、実用的に充分なレベルで考えると、マイクロ波帯の
送信電力において約6〜7dB(図の1目盛が1dBに
相当する)の調整幅が得られる。例えば、最終段のFE
T22Cのみで調整を行う場合は、2dB程度が限界で
あるから、大きい可変幅で送信電力を調整できることに
なる。
【0029】次に、図4(B)には入力電力に対するド
レイン電流Idd(mA)の変化が示されており、図示さ
れるように、ドレイン電圧VDが小さくなる程、各段F
ET22A〜22Cのドレイン電流Iddが小さくなって
いる。このことは、送信電力を低く設定する場合に、各
段のFET22A〜22Cで消費される電流が小さくな
ることを意味しており、当該例では消費電力の低下が図
れることになる。
【0030】図5には、実施形態の第2例の構成が示さ
れており、この第2例は上記ドレイン電圧設定回路に温
度補償手段を設けたものである。図5のドレイン電圧設
定回路31では、電圧設定用分圧抵抗アレー32の中に
分圧用抵抗として、通常用いられる抵抗33A〜33N
とサーミスタ(又はその他の感温抵抗)34A〜34N
が直列接続され、また図1の回路と同様に多極スイッチ
26、電圧比較器27、基準電圧源28、安定化電源部
29が設けられる。
【0031】この第2例によれば、上記多極スイッチ2
6で設定されたドレイン電圧毎に、温度変化に応じてサ
ーミスタ34A〜34Nの抵抗値が変化することによ
り、ドレイン電圧を一定に維持することが可能となる。
従って、送信電力の出力において温度による影響を確実
に防止でき、最終段FET22Cの飽和電力の温度特性
以上の温度安定度を得ることが可能となる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
飽和出力型送信機において、最終段を含む二段以上の電
界効果トランジスタのドレイン電圧を変化させるドレイ
ン電圧設定回路を設け、このドレイン電圧の調整により
送信電力を変え得るようにしたので、アッテネータを使
用することなく、送信電力の可変設定を容易に行うこと
ができる。また、送信電力を低く設定する場合は、各段
のトランジスタのドレイン電流を小さくすることができ
るので、アッテネータを使用する場合に比べると、低消
費電力化を図ることが可能となる。更に、コスト高のア
ッテネータを用いないので、コストも低減することがで
きる。
【0033】請求項3の発明によれば、上記ドレイン電
圧設定回路に、温度変化があっても安定した出力電力が
得られるようにする温度補償回路を付加したので、最終
段増幅トランジスタの飽和電力特性以上の温度安定度が
得られるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の第1例に係るマイクロ波送
信機の構成を示す回路図である。
【図2】実施形態のFETのバイアス回路を示す図であ
る。
【図3】実施形態のFETの静特性と伝達特性を示すグ
ラフである。
【図4】実施形態例の高周波電力増幅器の入出力特性
[図(A)]と電流特性[図(B)]を示すグラフであ
る。
【図5】実施形態の第2例に係るドレイン電圧設定回路
の構成を示す回路図である。
【図6】マイクロ波衛星通信地上局(送信部)の構成を
示す図である。
【図7】従来の送信機室外ユニットの構成を示す図であ
る。
【図8】従来の送信機室外ユニット内における飽和出力
型送信機の構成を示す回路図である。
【図9】一般の増幅器の入出力特性を示す図である。
【符号の説明】
3 … 送信機室外ユニット、 7 … 飽和出力型送信機、 8 … アッテネータ、 22A〜22C … FET(電界効果トランジス
タ)、 24,31 … ドレイン電圧設定回路、 25,32 … 電源電圧設定用分圧抵抗アレー、 26 … 多極スイッチ、 34A〜34N … サーミスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯塚 伸介 埼玉県上福岡市福岡二丁目1番1号 新日 本無線株式会社川越製作所内 (72)発明者 内田 雅明 埼玉県上福岡市福岡二丁目1番1号 新日 本無線株式会社川越製作所内 Fターム(参考) 5J092 AA01 AA41 AA51 CA02 CA36 CA92 FA18 HA09 HA25 HA29 HA38 HA43 KA11 KA23 KA49 MA08 MA22 SA14 TA01 TA02 VL03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力値が入力値に拘わらずほぼ一定とな
    る飽和領域で動作させる電力増幅器を用いて高周波電力
    の送信を行う飽和出力型送信機において、 上記電力増幅器として配置された複数段の電力増幅用電
    界効果トランジスタと、 最終段を含む二段以上の上記
    電界効果トランジスタのドレイン電圧を変化させるドレ
    イン電圧設定回路とを設け、 このドレイン電圧設定回路の調整により送信電力を変え
    得るようにしたことを特徴とするマイクロ波送信機。
  2. 【請求項2】 上記ドレイン電圧設定回路は、上記ドレ
    イン電圧を設定するための抵抗値を切り換える切換え回
    路を含んでなることを特徴とする請求項1記載のマイク
    ロ波送信機。
  3. 【請求項3】 上記ドレイン電圧設定回路に、温度変化
    があっても安定した上記送信電力が得られるようにする
    温度補償回路を付加したことを特徴とする請求項1又は
    2記載のマイクロ波送信機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001284972A (ja) * 2000-03-29 2001-10-12 Sanyo Electric Co Ltd 高周波信号増幅装置、携帯電話機
JP2005269351A (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 高周波電力増幅器
JP2015149593A (ja) * 2014-02-06 2015-08-20 株式会社東芝 増幅器

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