JP2000040656A - 露光方法及び露光装置 - Google Patents
露光方法及び露光装置Info
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Abstract
光を融合し、所定の形状のパターン像が容易に得られる
マスク及びそれを用いた露光方法を得ること。 【解決手段】 通常露光との多重露光により所望のパタ
ーンを感光基板上にパターンを転写する為のマスクであ
って、該マスクは基板上に透過率又は/及び位相が市松
模様に異なるように構成したこと。
Description
装置に関し、特に微細な回路パターンで感光基板上を露
光し、例えばIC,LSI等の半導体チップ、液晶パネ
ル等の表示素子、磁気ヘッド等の検出素子、CCD等の
撮像素子といった各種デバイスの製造に用いられる際に
好適なものである。
のデバイスをフォトリソグラフィー技術を用いて製造す
るときには、フォトマスク又はレチクル等(以下、「マ
スク」と記す。)の面上に形成した回路パターンを投影
光学系によってフォトレジスト等が塗布されたシリコン
ウエハ又はガラスプレート等(以下、「ウエハ」と記
す。)の感光基板上に投影し、そこに転写する(露光す
る)投影露光方法及び投影露光装置が使用されている。
て、ウエハに転写するパターンの微細化、即ち高解像度
化とウエハにおける1チップの大面積化とが要求されて
いる。
を成す上記投影露光方法及び投影露光装置においても、
現在、0.5/μm以下の寸法(線幅)の像(回路パタ
ーン像)を広範囲に形成するべく、解像度の向上と露光
面積の拡大が計られている。
す。図37中、191は遠紫外線露光用の光源であるエ
キシマーレーザ、192は照明光学系、193は照明光
学系192から照射される照明光、194はマスク、1
95はマスク194から出て光学系(投影光学系)19
6に入射する物体側露光光、196は縮小型の投影光学
系、197は投影光学系196から出て基板198に入
射する像側露光光、198は感光基板であるウエハ、1
99は感光基板を保持する基板ステージを、示す。
光は、引き回し光学系(190a,190b)によって
照明光学系192に導光され、照明光学系192により
所定の光強度分布、配光分布、開き角(関口数NA)等
を持つ照明光193となるように調整され、マスク19
4を照明する。マスク194にはウエハ198上に形成
する微細パターンを投影光学系196の投影倍率の逆数
倍(例えば2倍や4倍や5倍)した寸法のパターンがク
ロム等によって石英基板上に形成されており、照明光1
93はマスク194の微細パターンによって透過回折さ
れ、物体側露光光195となる。投影光学系196は、
物体側露光光195を、マスク194の微細パターンを
上記投影倍率で且つ充分小さな収差でウエハ198上に
結像する像側露光光197に変換する。
に示されるように、所定の開口数NA(=Sin
(θ))でウエハ198上に収束し,ウエハ198上に
微細パターンの像を結ぶ。基板ステージ199は、ウエ
ハ198の互いに異なる複数の領域(ショット領域:1
個又は複数のチップとなる領域)に順次、微細パターン
を形成する場合に、投影光学系の像平面に沿ってステッ
プ移動することによりウエハ198の投影光学系196
に対する位置を変えている。
ーザを光源とする投影露光装置は高い投影解像力を有し
ているが、例えば0.15μm以下のパターン像を形成
することが技術的に困難である。
長に起因する光学的な解像度と焦点深度との間のトレー
ドオフによる解像度の限界がある。投影露光装置による
解像パターンの解像度Rと焦点深度DOFは,次の
(1)式と(2)式の如きレーリーの式によって表され
る。
さを表す像側の開口数、k1 ,k2 はウエハ198の
現像プロセス特性等によって決まる定数であり、通常
0.5〜0.7程度の値である。この(1)式と(2)
式から、解像度Rを小さい値とする高解像度化には開口
数NAを大きくする「高NA化」がある。しかしなが
ら、実際の露光では投影光学系196の焦点深度DOF
をある程度以上の値にする必要があるため、高NA化を
ある程度以上に進めることが難しいこと、この為、高解
像度化には結局、露光波長λを小さくする「短波長化」
が必要となることとが分かる。
と重大な問題が発生してくる。それは投影光学系196
を構成するレンズの硝材がなくなってしまうことであ
る。殆どの硝材の透過率は遠紫外線領域では0に近く、
特別な製造方法を用いて露光装置用(露光波長約248
nm)に製造された硝材として溶融石英が現存するが、
この溶融石英の透過率も波長193nm以下の露光波長
に対しては急激に低下するし。線幅0.15μm以下の
微細パターンに対応する露光波長150nm以下の領域
では実用的な硝材の開発は非常に困難である。また遠紫
外線領域で使用される硝材は、透過率以外にも、耐久
牲,屈折率均一性,光学的歪み,加工性等の複数条件を
満たす必要があり、この事から、実用的な硝材の存在が
危ぶまれている。
光鼓置では、ウエハ上に線幅0.15μm以下のパター
ンを形成する為には150nm程度以下まで露光波長の
短波長化が必要である。これに対し、現在のところ、こ
の波長領域では実用的な硝材が存在しないので、ウエハ
に線幅0.15μm以下のパターンを形成することがで
きなかった。
干渉露光によって敏細パターンを形成する技術を開示し
ており、この2光束干渉露光によれば、ウエハに線幅
0.15μm以下のパターンを形成することができる。
明する。2光束干渉露光は、レーザ151からの可干渉
牲を有し且つ平行光線束であるレーザ光L151をハー
フミラー152によってレーザ光L151a,L151
abの2光束に分割し、分割した2光束を夫々平面ミラ
ー153a,153bによって反射することにより2個
のレーザ光(可干渉性の平行光線束)を0より大きく9
0度末満のある角度を成してウエハ154面上で交差さ
せることにより交差部分に干渉縞を形成している。この
干渉縞(の光強度分布)によってウエハ154を露光し
て感光させることで干渉縞の光強度分布に応じた微細な
周期パターンをウエハ154に形成するものである。
54面の立てた垂線に対して互いに逆方向に同じ角度だ
け傾いた状態でウエハ面で交差する場合、この2光束干
渉露光における解像度Rは次の(3)式で表される。
々の幅、即ち干渉縞の明部と暗部の夫々の幅を示してい
る。又βは2光束の夫々の像面に対する入射角度(絶対
値)を表し、NA=Sinθである。
(l)式と2光束干渉露光における解像度の式である
(3)式とを比較すると、2光束干渉露光の解像度Rは
(1)式においてk1 =0.25とした場合に相当す
るから、2光束干渉露光ではk1 =0.5〜0.7で
ある通常の投影露光の解像度より2倍以上の解像度を得
ることが可能である。
えばλ=0.248nm(KrFエキシマ)でNA=
0.6の時は、R=0.10μmが得られる。
本的に干渉縞の光強度分(露光量分布)に相当する単純
な縞パターンしか得られないので、所望の形状の回路パ
ターンをウエハに形成することが難しい。
報は、2光束干渉露光によって単純な縞パターン(周期
パターン)即ち2値的な露光量分布をウエハ(のレジス
ト)に与えた後、露光装置の分解能の範囲内の大きさの
ある開口が形成されたマスクを用いて通常リソグラフィ
ー(露光)を行なって更に別の2値的な露光量分布をウ
エハに与えることにより、孤立の線(パターン)を得る
ことを提案している。
5号公報の露光方法は、2光束干渉露光と通常露光の2
つの露光法の夫々において通常の2値的な露光量分布し
か形成していないので、より複雑な形状の回路パターン
を得ることが難しい。
報は2光束干渉露光と通常露光の2つの露光法を組み合
わせることは開示しているが、このような組み合せを達
成する露光装置を具体的に示してはいない。
ターン露光として市松模様のパターン露光と通常の回路
パターン露光(通常露光)の2つの露光方法を用いるこ
とにより、複雑な形状の回路パターンをウエハに形成す
ることが可能な露光方法及び露光装置の提供を目的とす
る。
以下の部分を備える回路パターンを容易に得ることが可
能な露光方法及び露光装置の提供にある。
露光と通常露光の2つの露光法が実施できる露光装置を
提供することにある。
に転写する為のマスクであって、該マスクは基板上に透
過率又は/及び位相が市松模様に異なるように構成した
ことを特徴としている。
上に該マスクのパターンを露光転写していることを特徴
としている。
ン露光と粗パターン露光の多重露光を行って、所定形状
のパターンを得ていることを特徴としている。
であることを特徴としている。
3)の露光方法を用いて、感光性の基板にマスク上のパ
ターンを転写していることを特徴としている。
3)の露光方法を用いて、レチクル面上のパターンをウ
エハ面上に転写した後、該ウエハを現像処理工程を介し
てデバイスを製造していることを特徴としている。
いて、レチクル面上のパターンをウエハ面上に転写した
後、該ウエハを現像処理工程を介してデバイスを製造し
ていることを特徴としている。
態1の要部概略図である。本実施形態は2光束干渉を互
いに直交する2方向で1組又は2組(4光束干渉)で同
時に行い、感光基板上に市松模様のパターンを1度の投
影露光で形成している。そして、このときの市松模様の
パターン(微細パターン)とゲートパターンなどの回路
パターン( 通常パターン) との多重露光を行い、後述す
るように感光基板のしきい値を適切に設定することによ
り、任意のパターンを得ている。
渉状態を示している。尚、ここで多重露光とは現像処理
工程を介さずに、互いに異なったパターンで感光基板上
を複数回露光することである。
る。図1は例えば全屈折系によって従来から実現されて
いる投影光学系を用いた露光装置であり、現状で波長24
8nm に対してNA0.6 以上のものも存在する。図中、8
0は照明系であり、コヒーレント照明と部分的コヒーレ
ント照明ができるようになっている。81はマスク、8
2は物体側露光光、83は投影光学系、84は開口絞
り、85は像側露光光、86は感光基板をそれぞれ表
し、また87は投影光学系83の瞳面での光束の位置を
示す摸式図である。
っている状態の摸式図であり、物体側露光光82および
像側露光光85は共に2つの平行光束からなっている。
実際には紙面と直交する方向においても同様の2光束干
渉を行っている。
光束干渉露光を行うための実施形態について説明する。
まず、マスク81と照明方法を図2、図3のように設定
した例について説明する。
スク90の要部断面図であり、クロム遮光部91の水平
方向と垂直方向のピッチを式(a1)、シフター92の
ピッチを式(a2)でそれぞれ構成したものである。
率、λは波長、NAは投影光学系83の像側NAをそれ
ぞれ示す。
フトマスク90の要部平面図である。また、図2(B)
はクロムの遮光部のないシフターエッジ型の位相シフト
マスク94であり、レベンソン型と同様にシフター92
の水平方向と垂直方向のピッチP0S を式(a2)で構成
したものである。
は共に、照明系の有効光源を図6に示すように照明を垂
直入射の平行光束(コヒーレンスファクターσ=0)で
行った場合、0次回折方向、即ち垂直方向の透過光に関
してはシフターにより隣り合う透過光の位相πであるこ
とから打ち消し合い、存在しなくなる。そして互いに強
め合う±1 次の回折光の2光束はパターン列方向と45
°をなし、投影光学系の光軸に対して対称に発生する。
また、2 次以上の高次の回折光は投影光学系のNAの制
限により結像には寄与しない。尚、図7はこのときの瞳
87上での光強度分布である。
3,74の4光束が干渉する。これにより感光基板86
上に市松模様の光強度分布(微細パターン)を形成して
いる。
系として斜入射照明したときの有効光源の説明図であ
る。照明系は図8に示すように、0°,90°,180
°,270°の方向に4つの有効光源が位置する4重極
照明としている。
ある。図9(A)は斜入射照明しないと瞳87内に回折
光が形成されず像ができない状態を示している。
とにより(4方向からの斜入射光により)瞳(87a〜
87d)に各々±1次光が入射する状態を重ねて示して
いる。
87a〜87dで示す4つの瞳面上での光強度分布の合
成より成っていることの説明図である。瞳87a〜87
dはそれぞれ各光源(黒点で示す)からの光束で2 光束
干渉を起こしている。
2光束干渉と87cでの2光束干渉と87dでの2光束
干渉が同時におこり、これらの重ね合せ像が感光基板上
に形成される。この場合、有効光源の4点照明系におい
て、ハエの目等のインテグレータにより互いにインコヒ
ーレントな関係にあるとすれば、強度重ね合せとなる。
いて説明する。図3のマスクは通常のクロムマスク10
1であるが、そのクロム遮光部102の水平方向と垂直
方向のピッチは式(a3)で与えられる。なおこれは式
(a1)と同一である。
ある。図3の位相シフト法でないマスクの場合には照明
光が照明系の有効光源を例えば図11に示すような0
°,90°,180°,270°の4つの有効光源が位
置する4重極となるような斜入射照明とする。この場合
の入射光は角度θ0 の平行光束となる。ただしここでθ
0 は式(a4)で表される。
は、同じく角度θ0 に直進する0次光と、それと投影光
学系の光軸に対して対称に進む角度−θ0 方向の−1次
光の2光束が投影光学系の瞳を通過し、結像に寄与す
る。
の説明図である。図12(A)は照明系が垂直入射照明
だと瞳87上に0次光のみしか入射せず、パターン像が
形成されない状態を示している。
ことにより(4方向からの斜入射光により)瞳面(87
a〜87d)に各々0次光と+1次光(又は−1次光)
が入射する状態を重ねて示している。
度分布が87a〜87dで示す4つの瞳面上での光強度
分布の合成より成っていることの説明図である。
干渉露光を行うためのマスクと照明方法の例の説明であ
り、以上のように設定すれば投影光学系のNAの最大領
域を用いることができる。
パターンを露光し、市松模様のパターンを得ることがで
きる構成より成っている。図14は本実施形態におい
て、2次元的な2光束干渉露光を行った場合の感光基板
上での露光パターンを露光量のマップとして表した摸式
図である。本実施形態では最終的に得られる露光パター
ンのために、2光束干渉露光の2つの方向の露光量を同
じ値としている。
束干渉露光の結果、露光量は0から2までの3段階とな
っている。これに対し、通常投影露光により、干渉露光
の最小サイズの2倍の大きさの粗いパターンを0〜3の
4段階の路光量で二重露光する。
渉露光の露光量の最大値である2より大きく、かつ図1
5に示すように通常パターンの投影露光の露光量の最大
値3未満に設定する。例えば2.5とする。図15は2
光束干渉露光と通常パターンの投影露光との2重露光に
よって得られるパターンの説明図である。
を有する通常パターンのマスクを摸式的に示している。
4段階(0,1,2,3) の露光量を与えるマスクM
での投影露光を行った結果の露光パターンの各露光量を
図15の下方に示した。またハッチング部は露光しきい
値以上の場所を表し、これが多重露光による最終的な露
光パターンとなる。
説明図である。上述した図15に示すブロック単位で投
影露光の露光量を変化させてより広い面積に複雑でかつ
微細なパタ−ンを形成した。
光量での投影露光を図15に示した多値の透過率を持
ち、位相差は2πの整数倍となる。ハーフトーンマスク
Mを用いることにより1回の露光で行った。
ば、2光束干渉のみによって図16に示すようなパター
ンが得られ、図15に示したように、4段階の露光量を
生じるために4段階の透過率を有している。このうち0
%のブロックはクロムにより遮光した。また、100%
のブロックは透明な石英基板のみで構成されている。
ロックはそれぞれ、 n/c=(mλ)/(−1nT) を満たす屈折率nと吸収係数cを持つ物質を真空蒸着し
て形成したものである。ただしここでTは0.25,
0.50であり、mはそれぞれ1,2の整数である。ま
たλは波長である。
れ透過率の変化する境界部においても位相変化量が2π
の整数倍となり、露光パタ−ンに位相シフト効果による
変化を受けることがなく、2光束干渉露光と重ね合わせ
ることにより、図17の所望のパタ−ンを形成すること
ができた。
フトーンマスクについて説明したが、反射型のハーフト
ーンマスクであっても基本構成は全く同様である。
4つの有効光源S1とS3の強度とが等しく、光源S2
と光源S4との強度が等しいが、光源S1,S3より弱
い場合である。
いている。図40(A)は照明系として斜入射照明した
ときの有効光源の説明図である。有効光源は図39に示
すように、0°,90°,180°,270°の4つの
有効光源が位置する4重極照明としている。
ある。図40(A)は瞳87内に回折光が形成されず像
ができない状態を示している。
ことにより(4方向からの斜入射光により)瞳(87a
〜87d)に各々±1次光が入射する状態を重ねて示し
ている。
が87a〜87dで示す4つの瞳面上での光強度分布の
合成より成っていることの説明図である。図42は本実
施形態において、2次元的な2光束干渉露光を行った場
合の感光基板上での露光パターンを露光量のマップとし
て表した摸式図である。本実施形態では最終的に得られ
る露光パターンのために、2光束干渉露光の2つの方向
の露光量を異なった値としている。
束干渉露光の結果、露光量は0から3までの4段階とな
っている。これに対し、通常投影露光により粗いパター
ンを0から4の5段階の露光量で二重露光する。
渉露光の露光量の最大値である3より大きく、かつ図4
3に示すように通常パターンの投影露光の露光量の最大
値4未満に設定する。
投影露光との2重露光によって得られるパターンの説明
図である。
を有する通常パターンのマスクを摸式的に示している。
5段階(0,1,2,3,4)の露光量を与えるマスク
Mでの投影露光を行った結果の露光パターンの各露光量
を図43の下方に示した。またハッチング部は露光しき
い値以上の場所を表し、これが多重露光による最終的な
露光パターンとなる。
ンを示す説明図である。上述した図43に示すブロック
単位で投影露光の露光量を変化させてより広い面積にパ
タ−ンを形成した。
の露光量での投影露光を図43に示した多値のハーフト
ーンマスクMを用いることにより1回の露光で行った。
生じるために5段階の透過率を有している。このうち0
%のブロックはクロムにより遮光した。また、100%
のブロックは透明な石英基板のみで構成されている。
5%のブロックはそれぞれ、 n/c=(mλ)/(−1nT) を満たす屈折率nと吸収係数cを持つ物質を真空蒸着し
て形成したものである。ただしここでTは0.25,
0.50,0.75であり、mはそれぞれ1,2,3の
整数である。またλは波長である。このような構成をと
ることにより、それぞれ透過率の変化する境界部におい
ても位相変化量が2πの整数倍となり、露光パタ−ンに
位相シフト効果による変化を受けることがなく、2光束
干渉露光と重ね合わせることにより、図43の所望のパ
タ−ンを形成することができた。尚、以上の各実施形態
では、透過型のハーフトーンマスクについて説明した
が、反射型のハーフトーンマスクであっても基本構成は
全く同様である。
光装置の実施形態2について以下に図18を用いて説明
する。
摸式図である。図中、11は露光光源、12は照明光学
系、13は照明モードの摸式図、14は本発明で用いる
クロムマスク(図19)、15は交換用マスク、16は
マスクチェンジャー、17はマスクステージ、18は投
影光学系、19は瞳フィルター、20は瞳フィルターチ
ェンジャー、21はウエハ、22はウエハステージをそ
れぞれ表す。
には照明光学系12の有効光源を図22に示すようにし
て、図18の13aで示したように、照明はコヒーレン
ト照明(マスクに垂直に入射する平行又は略平行光束を
用いる所謂σ(シグマ)の小さな照明) で瞳フィルター
19aを用い、後述する2光束干渉用マスク14に切り
替える。また、通常の投影露光を行う場合には図中13
bで示したように、照明は適宜部分コヒーレント照明等
に切り替え、また瞳フィルターも適宜切り替えるかある
いは退避させ使用せず、マスクも適宜切り替える。
露光を行う原理を瞳フィルターと2光束干渉用マスクの
構成の説明を含めて、図20,図21の摸式図を用いて
説明する。
実現されている投影光学系を用いた露光装置であり、現
状で波長248nm に対してNA0.6 以上のものも存在す
る。図中、161は2光束干渉用マスクであり、例えば
図19に示すパターンより成っている。162は物体側
露光光、163は投影光学系、164は開口絞り、16
5は像側露光光、166は感光基板(ウエハ)、167
は瞳面164での光束の位置を示す摸式図である。
態の摸式図であり、物体側露光光162および像側露光
光165は共に2つの平行光束からなっている。
光束干渉露光を行うために本発明では2光束干渉用マス
ク161と照明方法を図21のように設定している。以
下これについて説明する。
垂直方向のピッチを式(b1)でそれぞれ構成した2次
元周期パターンを持つ2光束干渉用マスクの断面図であ
る。
161上の周期パターンのピッチ、Pは感光基板166
上の周期パターンのピッチ、Mは投影光学系163の倍
率、λは波長、NAは投影光学系の像側NAをそれぞれ
示す。
垂直な光束を用いた略コヒーレント照明とした。この照
明下では通常、2光束干渉用マスク161を透過する光
は、直進する0次光と、それを中心に投影光学系163
の光軸163aに対して対称に進む角度−θ0 方向の−
1次光および角度+θ0 方向の+1次光の3光束が投影
光学系163を通過し、結像に寄与するが、本発明では
投影光学系の瞳近傍に配置し、出し入れ可能な瞳フィル
タ(開口絞り)164により0次光を除去して結像に寄
与しないようにしている。瞳フィルタ164としては、
この他透過振幅、又は透過光位相を制御するものであっ
ても良い。
光軸中央領域を遮光部とするフィルターAや十字状の領
域を遮光部とするフィルターBが適用できる。
4つの有効光源LS1〜LS4のみ通過すればどのよう
なフィルターでも良い。
(物体スペクトル)の説明図である。同図は0次光と±
1次光の合わせて5つの光が分布している状態を示して
いる。
ター(例えば図46)により0次光をカットした状態を
示している。
つの有効光源LS1〜LS4を用いて4光束干渉露光を
行った場合の感光基板上での露光パターンを露光量のマ
ップとして表した摸式図である。4光束干渉では光の振
幅を加え合わせた結果の干渉状態を取り扱うことにな
る。
ーンのために、4光束干渉露光の各光源からの露光量を
同じ値としている。
露光の結果、露光量は0と1の2段階となっている。こ
れに対し、通常露光により、粗いパターンを0〜2の3
段階の露光量で二重露光する。
渉露光の露光量の最大値である1より大きく、かつ図4
9に示すように通常パターンの投影露光の露光量の最大
値2未満に設定する。例えば1.5とする。
投影露光との2重露光によって得られるパターンの説明
図である。
を有する通常パターンのマスクを摸式的に示している。
3段階(0,1,2) の露光量を与えるマスクMでの投影露光
を行った結果の露光パターンの各露光量を図49の下方
に示した。またハッチング部は露光しきい値以上の場所
を表し、これが多重露光による最終的な露光パターンと
なる。
説明図である。上述した図49に示すブロック単位で投
影露光の露光量を変化させてより広い面積にパタ−ンを
形成した。
影露光を図49に示した多値のハーフトーンマスクMを
用いることにより1回の露光で行った。
生じるために3段階の透過率を有している。このうち透
過率の値は任意であり、例えば0.50,100%とし
ている。このうち0%のブロックはクロムにより遮光し
た。また、100%のブロックは透明な石英基板のみで
構成されている。
それぞれ、 n/c=(mλ)/(−1nT) を満たす屈折率nと吸収係数c を持つ物質を真空蒸着し
て形成したものである。ただしここでTは0.50であ
り、mはそれぞれ1の整数である。またλは波長であ
る。
れ透過率の変化する境界部においても位相変化量が2π
の整数倍となり、露光パタ−ンに位相シフト効果による
変化を受けることがなく、2光束干渉露光と重ね合わせ
ることにより、図50の所望のパタ−ンを形成すること
ができた。
フトーンマスクについて説明したが、反射型のハーフト
ーンマスクであっても基本構成は全く同様である。
同様の投影露光装置を共用して、2光束干渉露光を行っ
ている。さらに、この方法によれば、±1次光を用いる
ため、2光束干渉用マスクのピッチを、露光倍率からい
って、通常の2倍で構成することができ、しかもレベン
ソン型のようにマスクに微細な位相膜をつける必要がな
い為、マスク作成等で有利となっている。
干渉露光を行うための2光束干渉用マスク161と照明
方法の例の説明であり、以上のように各要素を設定すれ
ば投影光学系のNAの最大領域を用いることができる。
24(B)は本実施形態において瞳フィルター19aを
用いて0次光をカットして2光束干渉を水平方向と垂直
方向の2方向で行い、感光基板21面上で得られる市松
模様のパターン像を示している。
に周期的に形成されている状態を示しているが、限界解
像付近以下では、空間的高周波成分がなくなり、レジス
トのスレッショルドレベル似よっては、市松模様の矩形
部が丸くなって円形となった微細マトリクス状の分布を
つくることができることを示す。
の高解像度のパターン露光のみでは感光基板のしきい値
の設定により、一見消失するパターンを通常の回路パタ
ーンの投影露光と多重露光することによって、双方のパ
ターン露光の融合効果により選択的に復活させて任意形
状の回路パターンを得ることを目的としている。
ついて説明する。本発明では市松模様のパターン露光と
回路パターンとの2重露光によって任意形状のパターン
を得ているが、以下の2重露光では簡単の為に市松模様
のパターンの代わりに周期的パターンを用い、これと回
路パターンとの2重露光によって任意の形状のパターン
を得る場合について説明する。
説明図である。図25は本発明に係る露光方法を示すフ
ローチャートである。図25には本発明の露光方法を構
成する周期パターン露光ステップ、投影露光ステップ
(通常パターン露光ステップ)、現像ステップの各ブロ
ックとその流れが示してある。同図において周期パター
ン露光ステップと投影露光ステップの順序は、逆でもい
いし、どちらか一方のステップが複数回の露光段階を含
む場合は各ステップを交互に行うことも可能である。
合わせを行なうステップ等があるが、ここでは図示を略
した。
露光基板(感光基板)に対して周期パターン露光と通常
のパターン露光の二重露光を行うことを特徴としてい
る。
露光より解像度が低いが任意のパターンで露光が行える
露光であり、投影光学系によってマスクのパターンを投
影する投影露光があげられる。
ーン(通常パターン)は解像度以下の微細なパターンを
含み、周期パターン露光はこの微細なパターンと略同線
幅の周期パターンを形成するようにする。通常パターン
露光の解像度以上の大きなパターンは、周期パターン露
光の線幅に限定されないが整数倍が効果的である。
のでいろいろな方向を向いていてもよい。一般にICパ
ターンでは、方向がある方向とそれに直行する方向の2
方向を向いている場合が多く、最も微細なパターンはあ
る特定の1方向のみに限定される場合が多い。
の通常パターンの最も微細なパターンの方向に、周期パ
ターンの方向を合致させることが重要である。
常パターンにおける解像度以下の微細なパターンの中心
に合致するように露光する。
露光と通常パターン露光の二重露光という意味であっ
て、周期パターン露光は、通常パターン露光の最も微細
なパターンの方向に平行にして何回繰り返して露光して
も良い。
パターン露光と通常パターン露光のそれぞれは、1回ま
たは、複数回の露光段階よりなり、複数回の露光段階を
取る場合は、各露光階ごとに異なる露光量分布を感光基
板に与えている。
合、まず周期パターンによりウエハ(感光基板)を図2
6に示すような周期パターンで露光する。図26中の数
字は露光量を表しており、図26(A)の斜線部は露光
量1(実際は任意)で白色部は露光量0である。
する場合、通常,感光基板のレジストの露光しきい値E
thは図26(B)の下部のグラフに示す通り露光量0
と1の間に設定する。尚、図26(B)の上部は最終的
に得られるリソグラフィーパターン(凹凸パターン)を
示している。
に関して、現像後の膜厚の露光量依存性と露光しきい値
とをポジ型レジスト(以下、「ポジ型」と記す。)とネ
ガ型レジスト(以下、「ネガ型」配す。)の各々につい
て示す。ポジ型の場合は露光しきい値Eth以上の場合
に、ネガ型の場合は露光しきい値Eth以下の場合に、
現像後の膜厚が0となる。
像とエッチングプロセスを経てリソグラフィーパターン
が形成される様子を、ネガ型とポジ型の場合に関して示
した摸式図である。
度設定とは異なり、図29(図26(A)と同じ)及び
図30に示す通り、周期パターン露光での中心露光量を
1としたとき、露光基板のレジストの露光しきい値Et
hを1よりも大きく設定している。
露光のみ行った露光パターン(露光量分布)を現像した
場合は露光量が不足するので、多少の膜厚変動はあるも
のの現像によって膜厚が0となる部分は生じず、エッチ
ングによってリソグラフィーパターンは形成されない。
これは即ち周期パターンの消失と見做すことができる
(尚、ここではネガ型を用いた場合の例を用いて本発明
の説明を行うが、本発明はポジ型の場合も実施でき
る。)。
ーパターンを示し(何もできない)、下部のグラフは露
光量分布と露光しきい値の関係を示す。尚、下部に記載
のE1は周期パターン露光における露光量を、E2は通
常の投影露光における露光量を表している。
みでは一見消失する高解像度の露光パターンを通常の投
影露光による露光装置の分解能以下の大きさのパターン
を含む任意の形状の露光パターンと融合して所望の領域
のみ選択的にレジストの露光しきい値以上の露光をし、
最終的に所望のリソグラフィーパターンを形成できると
ころにある。
ン露光)による露光パターンであり、微細なパターンで
ある為、解像できずに被露光物体上での強度分布はぼけ
て広がっている。本実施形態では通常の投影露光の解像
度の約半分の紙幅の微細パターンとしている。
光を、図29の周期パターン露光の後に、現像工程なし
で、同一レジストの同一領域に重ねて行ったとすると、
このレジスト面上への合計の露光量分布は図31(B)
の下部のグラフのようになる。尚、ここでは周期パター
ン露光の露光量E1 と投影露光の露光量E2 の比が
1:1、レジストの露光しきい値Ethが露光量E1
(=1)と露光量E1 と投影露光の露光量E2 の和
(=2)の間に設定されている為、図31(B)の上部
に示したリソグラフィーパターンが形成される。
ンのピークと合致させておく。又、通常パターンの方向
と周期パターンの方向とを合致させている。
は、解像度が周期パターン露光のものであり且つ単純な
周期パターンもない。従って通常の投影露光で実現でき
る解像度以上の高解像度のパターンが得られたことにな
る。
投影露光(図29の露光パターンの2倍の線幅で露光し
きい値以上(ここではしきい値の2倍の露光量)の投影
露光)を、図29の周期パターン露光の後に、現像工程
なしで、同一レジストの同一領域に重ねる。この際、通
常パターンの中心が周期パターン露光のピーク位置と合
致させることで重ね合わせたパターンの対称性が良く、
良好なるパターン像が得られる。
(B)のようになり、2光束干渉露光(周期パターン露
光)の露光パターンは消失して最終的に投影露光による
リソグラフィーパターンのみが形成される。
パターンの3倍の線幅で行う場合も理屈は同様であり、
4倍以上の線幅の露光パターンでは、基本的に2倍の線
幅の露光パターンと3倍の線幅の露光パターンの組み合
わせから、最終的に得られるリソグラフィーパターンの
線幅は自明でであり、投影露光で実現できるリソグラフ
ィーパターンは全て、本実施形態でも、形成可能であ
る。
影露光の夫々による露光量分布(絶対値及び分布)と感
光基板のレジストのしきい値の調整を行うことにより、
図30,図31(B),図32(B),及び図33
(B)で示したような多種のパターンの組み合わせより
成り且つ最小線幅が周期パターン露光の解像度(図31
(B)のパターンとなる回路パターンを形成することが
できる。
領域即ちレジストの露光しきい値以下の周期露光パター
ンは現像により消失する。
量で行った投影露光のパターン領域に関しては投影露光
と周期パターン露光のパターンの組み合わせにより決ま
る周期パターン露光の解像度を持つ露光パターンが形成
される。
投影露光のパターン領域は投影露光のみでは解像しなか
った微細パターンも同様に(マスクに対応する)形成す
る。
して、最も解像力の高い周期パターン露光を2光束干渉
露光で行えば、通常の露光に比してはるかに大きい焦点
深度が得られることが挙げられる。
光の順番は周期パターン露光を先としたが、この順番に
限定されない。
な光学系の一実施形態の説明図である。
ミクロン以下のリソグラフィー用のステップアンドリピ
ート方式またはステップアンドスキャン方式の露光装置
に適用した場合を示している。
ビーム整形ユニット205でビーム径を拡大してオプテ
ィカルインテグレータ206の入射面206aに入射さ
せている。オプティカルインテグレータ206は断面が
4角形状や円柱状の複数の微小レンズ(ハエの目レン
ズ)6−i(i=1〜N)を2次元的に所定のピッチで
配列して構成しており、その射出面206b近傍に2次
光源像を形成している。
定している。絞り207は照明条件に応じて絞り交換機
構(アクチュエータ)216によって種々の絞り207
a,207bが光路中に位置するように切り替え可能と
なっている。絞り207としては、例えば通常の円形開
口の絞りや、投影レンズ213の瞳面214上の光強度
分布を変化させる輪帯照明用絞りや、4重極照明用絞
り、小σ値照明用絞り等を有し、これらのうちの1つを
選択して光路中に配置している。
ことにより、集光レンズ208に入射する光束を種々と
変えて投影光学系213の瞳面214上の光強度分布を
適切に制御している。集光レンズ208はオプティカル
インテグレータ206の射出面206b近傍の複数の2
次光源から射出し、絞り207を透過した複数の光束を
集光し、ミラー209で反射させて被照射面としてのマ
スキングブレード210面を重畳させて、その面上を均
一に照射している。マスキングブレード210は複数の
可動の遮光板より成り、任意の開口形状が形成されるよ
うにしている。
レード210の開口形状を被照射面としてのレチクル
(マスク)212面に転写し、レチクル212面上の必
要な領域を均一に照明している。
り、レチクル212面上の回路パターンをウエハチャッ
クに載置したウエハ(基板)215面上に縮小投影して
いる。214は投影光学系213の瞳面である。この瞳
面214に図18で示した種々の開口絞りを挿脱可能に
配置している。
グブレード210とレチクル212とウエハ215が互
いに共役関係となっている。又、絞り207aと投影光
学系213の瞳面214とが略共役関係となっている。
レチクル212面上のパターンをウエハ215面上に縮
小投影露光している。そして所定の現像処理過程を経
て、デバイス(半導体素子)を製造している。
るレチクル212面上のパターン形状に応じて開口形状
の異なった絞りを選択して用いて、投影光学系213の
瞳面214上に形成される光強度分布を種々と変えてい
る。
レーザー、ArFエキシマレーザー又はF2エキシマレ
ーザーから光でマスクパターンを照明することが適用可
能である。
屈折系、又は反射系のいずれかより成る投影光学系によ
って前記マスクパターンを投影することが適用可能であ
る。
ピート方式やステップアンドスキャン方式が適用可能で
ある。
半導体デバイスの製造方法の実施形態を説明する。
の半導体チップ、或いは液晶パネルやCCD等)の製造
のフローを示す。
スの回路設計を行なう。ステップ2(マスク製作)では
設計した回路パターンを形成したマスクを製作する。
コン等の材料を用いてウエハを製造する。ステップ4
(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、前記用意したマ
スクとウエハを用いてリソグラフィ技術によってウエハ
上に実際の回路を形成する。
れ、ステップ4によって作製されたウエハを用いて半導
体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシ
ング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封
入)等の工程を含む。
された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト
等の検査を行なう。こうした工程を経て半導体デバイス
が完成し、これが出荷(ステップ7)される。
ーを示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸
化させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶
縁膜を形成する。
電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン打
込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ15
(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステ
ップ16(露光)では前記説明した露光装置によってマ
スクの回路パターンをウエハに焼付露光する。
を現像する。ステップ18(エッチング)では現像した
レジスト以外の部分を削り取る。ステップ19(レジス
ト剥離)ではエッチングがすんで不要となったレジスト
を取り除く。これらのステップを繰り返し行なうことに
よってウエハ上に多重に回路パターンが形成される。
製造が難しかった高集積度の半導体デバイスを容易に製
造することができる。
パターン露光(通常露光)の2つの露光方法を用いるこ
とにより、複雑な形状の回路パターンをウエハに形成す
ることが可能な露光方法及び露光装置。
る回路パターンを容易に得ることが可能な露光方法及び
露光装置。
光法が実施できる露光装置。を、達成することができ
る。
0.15μm以下の微細な線幅を有する複雑なパターン
を得ることができる。
概略図
例を示す説明図
例を示す説明図
ーンの説明図
の説明図
明図
明図
示す説明図
ターンを示す説明図
ターン(リソグラフィーパターン)の一例を示す説明図
ターン(リソグラフィーパターン)の他の一例を示す説
明図
パターン(リソグラフィーパターン)の一例を示す説明
図
ト
ト
略図
説明図
説明図
明図
露光の説明図
図
図
の光パターンの説明図
光の説明図
たパターンの説明図
Claims (7)
- 【請求項1】 多重露光により所望のパターンを感光基
板上に転写する為のマスクであって、該マスクは基板上
に透過率又は/及び位相が市松模様に異なるように構成
したことを特徴とするマスク。 - 【請求項2】 請求項1のマスクを用いて、感光基板上
に該マスクのパターンを露光転写していることを特徴と
する露光方法。 - 【請求項3】 感光基板上に市松模様のパターン露光と
粗パターン露光の多重露光を行って、所定形状のパター
ンを得ていることを特徴とする露光方法。 - 【請求項4】 前記粗パターン露光は多値露光であるこ
とを特徴とする請求項3の露光方法。 - 【請求項5】 請求項2,3又は4の露光方法を用い
て、感光性の基板にマスク上のパターンを転写している
ことを特徴とする露光装置。 - 【請求項6】 請求項2,3又は4の露光方法を用い
て、レチクル面上のパターンをウエハ面上に転写した
後、該ウエハを現像処理工程を介してデバイスを製造し
ていることを特徴とするデバイスの製造方法。 - 【請求項7】 請求項5の露光装置を用いて、レチクル
面上のパターンをウエハ面上に転写した後、該ウエハを
現像処理工程を介してデバイスを製造していることを特
徴とするデバイスの製造方法。
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-
1998
- 1998-07-21 JP JP22109798A patent/JP3323815B2/ja not_active Expired - Fee Related
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