JP2000038997A - 自動給水装置の停止水量検出装置 - Google Patents

自動給水装置の停止水量検出装置

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JP2000038997A
JP2000038997A JP10206206A JP20620698A JP2000038997A JP 2000038997 A JP2000038997 A JP 2000038997A JP 10206206 A JP10206206 A JP 10206206A JP 20620698 A JP20620698 A JP 20620698A JP 2000038997 A JP2000038997 A JP 2000038997A
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JP
Japan
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pump
temperature
stop
value
difference
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JP10206206A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Ito
徹也 伊東
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Teral Kyokuto Inc
Original Assignee
Teral Kyokuto Inc
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  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 停止水量検出装置の異常により停止条件が満
たされず、1つのポンプが締切り運転状態で運転してい
る場合、たとえ機械式停止水量検出器が作動しない場合
でも、ポンプを停止させる 【解決手段】 少水量を給水する際の攪拌熱上昇を、ポ
ンプに取り付けた複数個の温度センサーによって検知
し、これらの検出温度の差が所定値を越えた時にポンプ
の停止を指令するようにした。前記方法を実施する装置
の一実施例として、ポンプの吐出側および吸込側に各1
個の温度センサーを取付け、ホンプの吸込側と、吐出側
との温度差が基準値以上になった場合、水が使用されて
いないと判断して、停止信号を発するようにした制御装
置を設け、この装置の演算部から直接ポンプを停止させ
る信号をポンプに送りポンプを停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建造物や施設へ
の自動給水装置における停止水量検出方法および装置の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動給水装置は使用水量が減少す
ると、ポンプの吐出側に取り付けた少水量検出器によっ
て、少水量の信号を検出してポンプを停止させている。
図2に従来の自動給水装置を示す。受水槽1から吸込み
管2を経てポンプ3に送られる水は、仕切り弁4、逆止
弁5、圧力検出器6、少水量検出器7、圧力タンク8等
を介して需要端部に向けて給水される。給水装置の制御
部9は演算部9a及び処理部9bからなり、演算部9a
は圧力検出器6や少水量検出器7からの信号によりポン
プの回転数、運転停止の信号を処理部9bに送り、電源
10からの電源がポンプのモータに送られる過程で、ポ
ンプの制御を行なう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】少水量検出器7は通
常、一端を丁着した仕切り板を配管中に垂下させ、配管
中の流量が一定値以下に下がった時にスイッチオン信号
を制御部9に送るようにしている。このような簡単な機
械式検出器は製作および維持費が低廉である反面、機械
可動部の故障等によりしばしば誤動作を引き起こすこと
がある。もし配管中の流量が所定値以下に下がっている
にもかかわらす、発信しない場合、ポンプ3が仕切り弁
4を締め切ったと同じ締切り運転をすることになり、攪
拌熱によってポンプ温度が上昇し、遂にはポンプの破損
等不測の事態が起こる。万一この停止水量検出装置に異
常が生じた場合、ポンプの運転を停止すべき水量になっ
ているにもかかわらず、ポンプが運転し続け、締切り運
転の状態になり、加熱によりついにはポンプの破損を引
き起こす。
【0004】このような機械的停止水量検出装置に代わ
るものとして、例えば特開昭62−225797号公報
に示すように、ポンプ本体に温度センサを設け、前記ポ
ンプ締切り運転状態を検知して、この温度センサによる
測定値が一定温度を越える場合に、締切り運転状態と判
断して、ポンプ運転を停止させる方法が発明された。し
かし、この方法によると、季節による水温の違いが原因
となる誤動作を避けるために、検知温度を高くしておく
必要があり、ポンプ寿命に悪影響を及ぼす恐れがあっ
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこでこの発明では、締
切運転を開始してからの攪拌熱上昇を、ポンプの複数箇
所に取り付けた2個以上の温度センサーによって把握
し、この温度差が所定値を越えた場合にポンプの停止を
指令するようにした自動給水装置における停止水量検出
方法を生み出した。前記方法を実施する装置の一実施例
として、ポンプの吐出側及び吸込側に各1個の温度セン
サーを取付け、ホンプの吸込側と、吐出側との温度差が
基準値以上になった場合、停止信号を発するようにした
制御装置を設け、この装置の演算部から直接、ポンプを
停止させる信号をポンプに送りポンプを停止させる。
【0006】一般的に機械式で誤作動の多い停止水量検
出装置に比べると、温度センサーは可動部がなく、測定
装置への導通線さえ確保すれば半永久的に使用できるの
で、給水装置の信頼性は向上する。またこの発明による
ポンプ停止方式は、単に流量が小さいというのではなく
ポンプの締切り運転状態を検出するものであるから、漏
水等によるポンプの起動頻度の増加、またそれに伴うポ
ンプの温度上昇とそれに伴う故障の発生を、未然に防止
することが出来る。
【0007】
【発明の実施の形態】図1にこの発明の自動給水装置の
停止水量検出装置を示す。先に図2に示した従来例と同
じ部品は同じ番号を付してある。11、12はポンプの
吸込口と吐出口に夫々装着された温度センサーである。
演算部9aは温度センサー11、12からの信号を受
け、それらが示す温度の差を基準値と比較して、この基
準値よりも大きくなった場合に信号を処理部9bに送
り、この処理部9bが電源10からポンプ3への電源供
給をカットして、ポンプ3を停止させる。
【0008】すなわち、ポンプが締切り運転を行うと、
図3に示すように、攪拌熱によりまず吸込み側の水温曲
線T1 が温度t1 からt2 に上昇し、吐出側の温度曲線
2との間に温度差が出来る。この温度差が基準値Lを
越えた場合、水が使用されていないと判断して、演算部
9aからポンプ停止信号を処理部9bに送る。
【0009】図4に、実用されているポンプ(SX-501
-1.5型) を吐出締切り周波数46Hzで運転した場合の吸
込温度(°C)と吐出温度(°C)の計時変化の実測値
を示す。初期温度が共に18.5°Cであった吸込温度と吐
出温度の差は、2分経過後に1.2 °Cとなり、4分後に
は最大差 1.7°Cとなった後、両者の温度上昇につれて
次第にその差は縮まり、25分経過後には23°〜23.5°
C近傍で略同一温度となることが判明した。従って計測
誤差を考慮して基準値Lを 1.0°Cとすれば、ポンプの
締切り運転状態を確実に検出して、ポンプ運転を停止さ
せる。
【0010】
【発明の効果】この発明は以上のような構成であるの
で、従来の機械式停止水量検出装置に加えて、簡単な構
造の温度センサーをポンプの吸込側および吐出側に取付
け、その測定値を演算処理し、温度差がある定められた
値以上になったことを検出することでポンプの停止制御
を行うために、機械式停止水量検出器と比較してより確
実に作動し、装置の信頼性を増大させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の自動給水装置の停止水量検出装置を
模式的に示す。
【図2】従来の自動給水装置を示す。
【図3】図1に示す実施例の、ポンプの吸込側と吐出側
の温度差を検出する場合の、両者の温度曲線の変化を示
すグラフである。
【図4】この発明の一実施例において、ポンプの吸込側
と吐出側の温度差を検出した実測値を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
1 受水槽 2 吸込み管 3 ポンプ 4 仕切り弁 5 逆止弁 6 圧力検出器 7 少流量検出器 8 圧力タンク 9 制御装置 9a 演算部 9b 処理部 10 電源 11 吸込側温度センサー 12 吐出側温度センサー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプの吸込み側及び吐出側に夫々1個
    の温度センサーを設け、各温度センサーによる温度を比
    較し、両者の温度差が所定値を越えた場合にポンプ停止
    信号を発する制御装置を設け、1台で運転しているポン
    プの停止を、ポンプの吸込側に設けた温度センサー温度
    と吐出側に設けた温度センサー温度との温度差が基準値
    を越えた場合に、前記制御装置の演算部からポンプ停止
    信号を発生させポンプを停止させるようにした、自動給
    水装置の停止水量検出装置。
  2. 【請求項2】 前記基準値を 1.0°Cとする、請求項1
    に記載の自動給水装置の停止水量検出装置。
JP10206206A 1998-07-22 1998-07-22 自動給水装置の停止水量検出装置 Withdrawn JP2000038997A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100638489B1 (ko) * 2002-04-12 2006-10-25 한라공조주식회사 압축기용 중공 피스톤과 그 제조방법 및 장치
CN103162869A (zh) * 2013-02-05 2013-06-19 中国长江三峡集团公司 深水水库垂向水温分布的测量方法
KR101468069B1 (ko) * 2014-06-24 2014-12-02 (주)그린텍 온도센서가 구비된 펌프

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CN103162869A (zh) * 2013-02-05 2013-06-19 中国长江三峡集团公司 深水水库垂向水温分布的测量方法
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Effective date: 20051004