JP2000037997A - 発光置物 - Google Patents
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- JP2000037997A JP2000037997A JP20952498A JP20952498A JP2000037997A JP 2000037997 A JP2000037997 A JP 2000037997A JP 20952498 A JP20952498 A JP 20952498A JP 20952498 A JP20952498 A JP 20952498A JP 2000037997 A JP2000037997 A JP 2000037997A
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- A41G1/00—Artificial flowers, fruit, leaves, or trees; Garlands
- A41G1/001—Artificial flowers, fruit, leaves, or trees; Garlands characterised by their special functions
- A41G1/005—Artificial flowers, fruit, leaves, or trees; Garlands characterised by their special functions luminous or luminescent
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ＬＥＤをゆっくりと点灯させ、且つゆっくり
と消灯させることにより、電飾効果を高めるこのできる
発光置物を提供することが課題である。 【解決手段】 矩形波パルスを発振する発振器ＯＳＣ
と、この発振器ＯＳＣより得られるパルス信号のオン、
オフ動作に応じ所定時間を要して充電、放電を繰り返す
コンデンサとを有し、コンデンサの充電、放電に伴って
ＬＥＤをゆっくりと点灯させ、且つゆっくりと消灯させ
る。そして、例えばフラワーポット１の造花の花びら２
の部分にＬＥＤを設置して点滅動作させると、ＬＥＤが
ゆっくりと点滅動作することにより電飾効果を高めるこ
とができるようになる。
と消灯させることにより、電飾効果を高めるこのできる
発光置物を提供することが課題である。 【解決手段】 矩形波パルスを発振する発振器ＯＳＣ
と、この発振器ＯＳＣより得られるパルス信号のオン、
オフ動作に応じ所定時間を要して充電、放電を繰り返す
コンデンサとを有し、コンデンサの充電、放電に伴って
ＬＥＤをゆっくりと点灯させ、且つゆっくりと消灯させ
る。そして、例えばフラワーポット１の造花の花びら２
の部分にＬＥＤを設置して点滅動作させると、ＬＥＤが
ゆっくりと点滅動作することにより電飾効果を高めるこ
とができるようになる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、フラワー
ポットの花びら中央部に発光ダイオード（ＬＥＤ）を設
置これを点滅させることにより美観を得る装飾品として
使用される発光置物に係り、特に、点灯、消灯を徐変さ
せることにより、高い電飾効果を得ることのできる技術
に関する。
ポットの花びら中央部に発光ダイオード（ＬＥＤ）を設
置これを点滅させることにより美観を得る装飾品として
使用される発光置物に係り、特に、点灯、消灯を徐変さ
せることにより、高い電飾効果を得ることのできる技術
に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば、クリスマスツリーの電飾や工事
現場のバリケードに設置される電飾として、ＬＥＤを点
滅動作させるものが多く使用されている。また、昨今に
おいては、置物として使用されるフラワーポットにＬＥ
Ｄを設置し、該ＬＥＤを発振回路に接続して点滅させ、
電飾効果を得るものが広く普及している。例えば、装飾
品として作成されたバラの花びらの中心部に赤色のＬＥ
Ｄを設置し、該ＬＥＤを所望の周期にて点滅動作させれ
ば、置物としての美観が向上し、パーティ会場やレスト
ラン、ショーウインド等に置かれる装飾品としては極め
て有用である。
現場のバリケードに設置される電飾として、ＬＥＤを点
滅動作させるものが多く使用されている。また、昨今に
おいては、置物として使用されるフラワーポットにＬＥ
Ｄを設置し、該ＬＥＤを発振回路に接続して点滅させ、
電飾効果を得るものが広く普及している。例えば、装飾
品として作成されたバラの花びらの中心部に赤色のＬＥ
Ｄを設置し、該ＬＥＤを所望の周期にて点滅動作させれ
ば、置物としての美観が向上し、パーティ会場やレスト
ラン、ショーウインド等に置かれる装飾品としては極め
て有用である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た如くの従来におけるＬＥＤを使用した置物において
は、ＬＥＤに供給する電源電圧を単にオン、オフさせて
ＬＥＤを点灯、消灯させる構成であるので、オン、オフ
の周期を変化させる等の手法により若干の抑揚を付ける
ことは可能であるが、点灯、消灯を徐変させることがで
きない。この発明はこのような従来の課題を解決するた
めになされたものであり、その目的とするところは、Ｌ
ＥＤを所望の速度でゆっくりと点灯させ、また、ゆっく
りと消灯させることにより、より一層電飾効果を高める
ことのできる発光置物を提供することにある。
た如くの従来におけるＬＥＤを使用した置物において
は、ＬＥＤに供給する電源電圧を単にオン、オフさせて
ＬＥＤを点灯、消灯させる構成であるので、オン、オフ
の周期を変化させる等の手法により若干の抑揚を付ける
ことは可能であるが、点灯、消灯を徐変させることがで
きない。この発明はこのような従来の課題を解決するた
めになされたものであり、その目的とするところは、Ｌ
ＥＤを所望の速度でゆっくりと点灯させ、また、ゆっく
りと消灯させることにより、より一層電飾効果を高める
ことのできる発光置物を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願請求項１に記載の発明は、置物の適所に設置し
た１または複数個のＬＥＤを点滅動作させることによ
り、美観を得る発光置物において、パルス信号を発振す
る発振器と、該発振器より得られるパルス信号のオン、
オフ動作に応じ所定時間を要して充電、放電を繰り返す
コンデンサと、から成る点滅回路を有し、前記コンデン
サの充電、放電に伴って前記ＬＥＤの点灯、消灯を徐変
させることが特徴である。また、請求項２に記載の発明
は、前記点滅回路を複数個設置し、複数のＬＥＤに対
し、それぞれ異なる周期で点灯、消灯を徐変させること
を特徴とする。
め、本願請求項１に記載の発明は、置物の適所に設置し
た１または複数個のＬＥＤを点滅動作させることによ
り、美観を得る発光置物において、パルス信号を発振す
る発振器と、該発振器より得られるパルス信号のオン、
オフ動作に応じ所定時間を要して充電、放電を繰り返す
コンデンサと、から成る点滅回路を有し、前記コンデン
サの充電、放電に伴って前記ＬＥＤの点灯、消灯を徐変
させることが特徴である。また、請求項２に記載の発明
は、前記点滅回路を複数個設置し、複数のＬＥＤに対
し、それぞれ異なる周期で点灯、消灯を徐変させること
を特徴とする。
【０００５】上述の如く構成された本願請求項１に記載
の発明によれば、発振器出力が「Ｌ」レベルの時には、
電源電圧によりコンデンサが充電された状態とされ、こ
れによりＬＥＤは点灯状態となる。そして、発振器出力
が「Ｈ」レベルに変化すると、コンデンサの充電電圧が
徐々に放電されるので、これに伴って、ＬＥＤに印加さ
れる電圧値が徐々に下降し、該ＬＥＤは点灯状態からゆ
っくりと消灯することになる。また、発振器出力が
「Ｈ」レベルから「Ｌ」レベルに変化すると、電源電圧
が徐々にコンデンサに充電され、これに伴ってＬＥＤに
印加される電圧値は徐々に上昇するので、ＬＥＤはゆっ
くりと点灯することになる。そして、これを繰り返すこ
とにより、ＬＥＤはゆっくりと点滅することになり、該
ＬＥＤをフラワーポットなどの置物に設置することによ
り、高い電飾効果を得ることができるようになる。
の発明によれば、発振器出力が「Ｌ」レベルの時には、
電源電圧によりコンデンサが充電された状態とされ、こ
れによりＬＥＤは点灯状態となる。そして、発振器出力
が「Ｈ」レベルに変化すると、コンデンサの充電電圧が
徐々に放電されるので、これに伴って、ＬＥＤに印加さ
れる電圧値が徐々に下降し、該ＬＥＤは点灯状態からゆ
っくりと消灯することになる。また、発振器出力が
「Ｈ」レベルから「Ｌ」レベルに変化すると、電源電圧
が徐々にコンデンサに充電され、これに伴ってＬＥＤに
印加される電圧値は徐々に上昇するので、ＬＥＤはゆっ
くりと点灯することになる。そして、これを繰り返すこ
とにより、ＬＥＤはゆっくりと点滅することになり、該
ＬＥＤをフラワーポットなどの置物に設置することによ
り、高い電飾効果を得ることができるようになる。
【０００６】また、請求項２に記載の発明では、周波数
の異なる複数の発振器を使用して複数個のＬＥＤを点滅
動作させるので、より一層電飾効果を高めることがで
き、美観を向上させることができるようになる。
の異なる複数の発振器を使用して複数個のＬＥＤを点滅
動作させるので、より一層電飾効果を高めることがで
き、美観を向上させることができるようになる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図１は、本発明の一実施形態が適用
された発光置物としての、フラワーポット１の構成を示
す斜視図であり、同図に示すように、該フラワーポット
１は、バラを形取った造花が複数本配置され、該バラの
花びら２の中央部には赤色に発光する発光ダイオードＬ
ＥＤが設置されている。そして、本実施形態では、この
ＬＥＤをゆっくりと点灯、消灯させることにより、電飾
効果を高め、美観を向上させるものである。
基づいて説明する。図１は、本発明の一実施形態が適用
された発光置物としての、フラワーポット１の構成を示
す斜視図であり、同図に示すように、該フラワーポット
１は、バラを形取った造花が複数本配置され、該バラの
花びら２の中央部には赤色に発光する発光ダイオードＬ
ＥＤが設置されている。そして、本実施形態では、この
ＬＥＤをゆっくりと点灯、消灯させることにより、電飾
効果を高め、美観を向上させるものである。
【０００８】図２は、ＬＥＤを点滅動作させて電飾効果
を得るための駆動回路であり、同図に示すように、この
駆動回路は、例えば周波数１Ｈｚ、デューティー比１：
１の矩形波を発振する発振器ＯＳＣと、第１〜第３のト
ランジスタＴＲ１〜ＴＲ３、コンデンサＣ１、抵抗Ｒ１
〜Ｒ５から構成されている。即ち、発振器ＯＳＣの出力
端子は第１のトランジスタＴＲ１のベースに接続され、
該トランジスタＴＲ１のエミッタはグランドに接続され
ている。また、コレクタは抵抗Ｒ１を介して点Ｐ１に接
続される。点Ｐ１は更に３系統に分岐され、このうち１
つめの分岐は抵抗Ｒ２を介して電源に接続され、２つめ
の分岐はコンデンサＣ１を介してグランドに接続され、
３つめの分岐は第２のトランジスタＴＲ２のベースに接
続されている。
を得るための駆動回路であり、同図に示すように、この
駆動回路は、例えば周波数１Ｈｚ、デューティー比１：
１の矩形波を発振する発振器ＯＳＣと、第１〜第３のト
ランジスタＴＲ１〜ＴＲ３、コンデンサＣ１、抵抗Ｒ１
〜Ｒ５から構成されている。即ち、発振器ＯＳＣの出力
端子は第１のトランジスタＴＲ１のベースに接続され、
該トランジスタＴＲ１のエミッタはグランドに接続され
ている。また、コレクタは抵抗Ｒ１を介して点Ｐ１に接
続される。点Ｐ１は更に３系統に分岐され、このうち１
つめの分岐は抵抗Ｒ２を介して電源に接続され、２つめ
の分岐はコンデンサＣ１を介してグランドに接続され、
３つめの分岐は第２のトランジスタＴＲ２のベースに接
続されている。
【０００９】第２のトランジスタＴＲ２のエミッタは、
グランドに接続され、コレクタ（点Ｐ２）は抵抗Ｒ３を
介して電源に接続されると共に、抵抗Ｒ４を介して第３
のトランジスタＴＲ３のベースに接続されている。第３
のトランジスタＴＲ３のエミッタは電源に接続され、コ
レクタは抵抗Ｒ５を介してＬＥＤに接続されている。
グランドに接続され、コレクタ（点Ｐ２）は抵抗Ｒ３を
介して電源に接続されると共に、抵抗Ｒ４を介して第３
のトランジスタＴＲ３のベースに接続されている。第３
のトランジスタＴＲ３のエミッタは電源に接続され、コ
レクタは抵抗Ｒ５を介してＬＥＤに接続されている。
【００１０】次に、上記の如く構成された本実施形態の
作用を、図３に示すタイミングチャートを参照しながら
説明する。発振器ＯＳＣより矩形波が出力されていない
場合には、コンデンサＣ１の両端には、抵抗Ｒ２を介し
て直流電圧が印加されるので、該コンデンサＣ１は充電
状態とされる。従って、コンデンサＣ１の両端には一定
の電圧が発生し、この電圧が第２のトランジスタＴＲ２
のベース、エミッタ間に印加されるので、該トランジス
タＴＲ２のコレクタ、エミッタ間は導通状態とされる。
これにより、第３のトランジスタＴＲ３のベースにベー
ス電流が流れ込み、トランジスタＴＲ３のコレクタ、エ
ミッタ間が導通され、従って、ＬＥＤは点灯することに
なる。
作用を、図３に示すタイミングチャートを参照しながら
説明する。発振器ＯＳＣより矩形波が出力されていない
場合には、コンデンサＣ１の両端には、抵抗Ｒ２を介し
て直流電圧が印加されるので、該コンデンサＣ１は充電
状態とされる。従って、コンデンサＣ１の両端には一定
の電圧が発生し、この電圧が第２のトランジスタＴＲ２
のベース、エミッタ間に印加されるので、該トランジス
タＴＲ２のコレクタ、エミッタ間は導通状態とされる。
これにより、第３のトランジスタＴＲ３のベースにベー
ス電流が流れ込み、トランジスタＴＲ３のコレクタ、エ
ミッタ間が導通され、従って、ＬＥＤは点灯することに
なる。
【００１１】いま、発振器ＯＳＣを駆動させ、該発振器
ＯＳＣの出力が「Ｈ」レベルとなると（図３（ａ）ｔ１
参照）、第１のトランジスタＴＲ１のベースに電流が流
れ込むので、コレクタ、エミッタ間が導通され、コンデ
ンサＣ１の充電電圧は抵抗Ｒ１の抵抗値［Ω］と、コン
デンサＣ１の静電容量［Ｆ］とによって決定される時定
数により、放電されることになる。これにより、点Ｐ１
における電位が徐々に低くなり、第２のトランジスタＴ
Ｒ２のベースに流れ込む電流もまた小さくなるので、点
Ｐ２の電位は徐々に大きくなる。その結果、第３のトラ
ンジスタＴＲ３のベースに流れ込む電流値が徐々に小さ
くなるので、ＬＥＤに流れる電流もまた徐々に小さくな
る。従って、ＬＥＤはゆっくりと点灯状態から消灯状態
へと変化することになる。（図３（ｂ）ｔ２参照）。
ＯＳＣの出力が「Ｈ」レベルとなると（図３（ａ）ｔ１
参照）、第１のトランジスタＴＲ１のベースに電流が流
れ込むので、コレクタ、エミッタ間が導通され、コンデ
ンサＣ１の充電電圧は抵抗Ｒ１の抵抗値［Ω］と、コン
デンサＣ１の静電容量［Ｆ］とによって決定される時定
数により、放電されることになる。これにより、点Ｐ１
における電位が徐々に低くなり、第２のトランジスタＴ
Ｒ２のベースに流れ込む電流もまた小さくなるので、点
Ｐ２の電位は徐々に大きくなる。その結果、第３のトラ
ンジスタＴＲ３のベースに流れ込む電流値が徐々に小さ
くなるので、ＬＥＤに流れる電流もまた徐々に小さくな
る。従って、ＬＥＤはゆっくりと点灯状態から消灯状態
へと変化することになる。（図３（ｂ）ｔ２参照）。
【００１２】次いで、発振器ＯＳＣの出力が「Ｌ」レベ
ルとなると（図３（ａ）ｔ３参照）、今度は第１のトラ
ンジスタＴＲ１がオフ状態となるので、コンデンサＣ１
への充電が開始される。このときの充電時間は、抵抗Ｒ
２の抵抗値［Ω］とコンデンサＣ１の静電容量［Ｆ］と
の時定数により決定される。充電が開始されコンデンサ
Ｃ１両端の電圧値が徐々に大きくなると、点Ｐ１の電位
が徐々に大きくなるので、第２のトランジスタＴＲ２の
ベースに流れ込む電流が大きくなる。従って、第２のト
ランジスタＴＲ２のコレクタ、エミッタ間に流れ込む電
流値が徐々に増大し、点Ｐ２の電位は低下する。その結
果、第３のトランジスタＴＲ３のベースに流れ込む電流
値は徐々に増大することになるので、ＬＥＤに流れる電
流値もまた徐々に増大する。従って、ＬＥＤはゆっくり
と消灯状態から点灯状態へと変化することになる（図３
（ｂ）ｔ４参照）。こうして、発振器ＯＳＣより出力さ
れる矩形波によりＬＥＤの点滅を徐変させることができ
るのである。
ルとなると（図３（ａ）ｔ３参照）、今度は第１のトラ
ンジスタＴＲ１がオフ状態となるので、コンデンサＣ１
への充電が開始される。このときの充電時間は、抵抗Ｒ
２の抵抗値［Ω］とコンデンサＣ１の静電容量［Ｆ］と
の時定数により決定される。充電が開始されコンデンサ
Ｃ１両端の電圧値が徐々に大きくなると、点Ｐ１の電位
が徐々に大きくなるので、第２のトランジスタＴＲ２の
ベースに流れ込む電流が大きくなる。従って、第２のト
ランジスタＴＲ２のコレクタ、エミッタ間に流れ込む電
流値が徐々に増大し、点Ｐ２の電位は低下する。その結
果、第３のトランジスタＴＲ３のベースに流れ込む電流
値は徐々に増大することになるので、ＬＥＤに流れる電
流値もまた徐々に増大する。従って、ＬＥＤはゆっくり
と消灯状態から点灯状態へと変化することになる（図３
（ｂ）ｔ４参照）。こうして、発振器ＯＳＣより出力さ
れる矩形波によりＬＥＤの点滅を徐変させることができ
るのである。
【００１３】このようにして、本実施形態の発光置物で
は、バラの花びら２の中央部に設置した発光ダイオード
ＬＥＤを図２に示した点滅回路に接続することにより、
ゆっくりと点灯させ、且つゆっくりと消灯させることが
できるので、電飾効果を高めることができ、装飾品とし
て極めて有用である。また、電飾用の発光体としてＬＥ
Ｄを使用しており、ＬＥＤは通常の電球と比較した場
合、発熱量が小さいので、温度上昇を考慮することなく
設置することができる。
は、バラの花びら２の中央部に設置した発光ダイオード
ＬＥＤを図２に示した点滅回路に接続することにより、
ゆっくりと点灯させ、且つゆっくりと消灯させることが
できるので、電飾効果を高めることができ、装飾品とし
て極めて有用である。また、電飾用の発光体としてＬＥ
Ｄを使用しており、ＬＥＤは通常の電球と比較した場
合、発熱量が小さいので、温度上昇を考慮することなく
設置することができる。
【００１４】更に、上記した実施形態では、フラワーポ
ット１に搭載されたバラの花びら２にＬＥＤを設置する
例について説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、電飾器具を搭載した各種置物に適用すること
ができる。例えば、図４に示す如くの緑葉植物を形取っ
た造花の葉の部分に黄色に発光するＬＥＤを設置し、こ
れをゆっくりと点灯、消灯させれば、あたかも葉の部分
にホタルが止まっているかのように見せることができ、
発光置物としての電飾効果は極めて大きい。
ット１に搭載されたバラの花びら２にＬＥＤを設置する
例について説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、電飾器具を搭載した各種置物に適用すること
ができる。例えば、図４に示す如くの緑葉植物を形取っ
た造花の葉の部分に黄色に発光するＬＥＤを設置し、こ
れをゆっくりと点灯、消灯させれば、あたかも葉の部分
にホタルが止まっているかのように見せることができ、
発光置物としての電飾効果は極めて大きい。
【００１５】また、上記した実施形態では、１個の発光
ダイオードＬＥＤを点滅させる例について説明したが、
複数のＬＥＤを点滅させることも勿論可能であり、更
に、点滅の周期、点灯、消灯の速度を種々変更すること
により、多様性に富む電飾効果を得ることができる。即
ち、発振器ＯＳＣより出力される矩形波の周波数を変更
すれば、ＬＥＤの点滅周期を適宜変更することができ、
また、抵抗Ｒ１とコンデンサＣ１とによる時定数を変更
すれば、ＬＥＤの点灯速度を変化させることができ、更
に、抵抗Ｒ２とコンデンサＣ１とによる時定数を変更す
れば、ＬＥＤの消灯速度を変化させることができる。ま
た、トランジスタＴＲ３のベース抵抗Ｒ４（図２参照）
の抵抗値を変化させることにより、ＬＥＤ点灯時の明る
さを調整することができる。
ダイオードＬＥＤを点滅させる例について説明したが、
複数のＬＥＤを点滅させることも勿論可能であり、更
に、点滅の周期、点灯、消灯の速度を種々変更すること
により、多様性に富む電飾効果を得ることができる。即
ち、発振器ＯＳＣより出力される矩形波の周波数を変更
すれば、ＬＥＤの点滅周期を適宜変更することができ、
また、抵抗Ｒ１とコンデンサＣ１とによる時定数を変更
すれば、ＬＥＤの点灯速度を変化させることができ、更
に、抵抗Ｒ２とコンデンサＣ１とによる時定数を変更す
れば、ＬＥＤの消灯速度を変化させることができる。ま
た、トランジスタＴＲ３のベース抵抗Ｒ４（図２参照）
の抵抗値を変化させることにより、ＬＥＤ点灯時の明る
さを調整することができる。
【００１６】図５（ａ）、（ｂ）は、複数のＬＥＤａ〜
ＬＥＤｄをランダムに点滅させる際の具体的な回路構成
図を示しており、この例では、出力周波数及び出力電圧
の異なる２個の発振器ＯＳＣａ，ＯＳＣｂを使用して４
個の発光ダイオードＬＥＤａ〜ＬＥＤｄを点滅させる構
成としている（Ｋ２，Ｋ３，Ｋ４に示す回路は、Ｋ１に
示す回路と同一であるので記載を省略している）。即
ち、第１の発振器ＯＳＣａの出力、及び反転出力を用い
ることにより、図６（ｂ）、（ｄ）に示す如くの出力波
形を得ることができ、第２の発振器ＯＳＣｂの出力、及
び反転出力を用いることにより、図６（ｆ）、（ｈ）に
示す如くの出力波形を得ることができる。そして、この
ように構成することにより、ランダムなＬＥＤの点灯、
消灯が可能となり、より自然な感じを与えることができ
るようになる。
ＬＥＤｄをランダムに点滅させる際の具体的な回路構成
図を示しており、この例では、出力周波数及び出力電圧
の異なる２個の発振器ＯＳＣａ，ＯＳＣｂを使用して４
個の発光ダイオードＬＥＤａ〜ＬＥＤｄを点滅させる構
成としている（Ｋ２，Ｋ３，Ｋ４に示す回路は、Ｋ１に
示す回路と同一であるので記載を省略している）。即
ち、第１の発振器ＯＳＣａの出力、及び反転出力を用い
ることにより、図６（ｂ）、（ｄ）に示す如くの出力波
形を得ることができ、第２の発振器ＯＳＣｂの出力、及
び反転出力を用いることにより、図６（ｆ）、（ｈ）に
示す如くの出力波形を得ることができる。そして、この
ように構成することにより、ランダムなＬＥＤの点灯、
消灯が可能となり、より自然な感じを与えることができ
るようになる。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る発光
置物では、電飾用に設置されたＬＥＤをゆっくりと点灯
させ、且つ、ゆっくりと消灯させることができるので、
電飾効果を高めることができ、ショーウインドやレスト
ラン、パーティ会場等に設置する置物として、極めて有
用である。また、電飾用の発光体としてＬＥＤを使用し
ているので発熱量が小さく、温度上昇が忌避される場所
においても設置することができる。
置物では、電飾用に設置されたＬＥＤをゆっくりと点灯
させ、且つ、ゆっくりと消灯させることができるので、
電飾効果を高めることができ、ショーウインドやレスト
ラン、パーティ会場等に設置する置物として、極めて有
用である。また、電飾用の発光体としてＬＥＤを使用し
ているので発熱量が小さく、温度上昇が忌避される場所
においても設置することができる。
【図１】本発明の一実施形態に係る発光置物としてのフ
ラワーポットの構成を示す斜視図である。
ラワーポットの構成を示す斜視図である。
【図２】ＬＥＤを点滅させる回路の構成を示す説明図で
ある。
ある。
【図３】発振器出力とＬＥＤに供給される電圧変化を示
すタイミングチャート図である。
すタイミングチャート図である。
【図４】本発明の変形例に係る発光置物としての、緑葉
植物の造花の葉にホタルが止まっている如くに構成した
様子を示す斜視図である。
植物の造花の葉にホタルが止まっている如くに構成した
様子を示す斜視図である。
【図５】ＬＥＤ点滅回路の具体的な構成例を示す回路図
である。
である。
【図６】図５に示した各点滅回路のＬＥＤに供給される
電圧変化を示すタイミングチャート図であり、（ａ）は
ＯＳＣａの出力波形、（ｂ）はＬＥＤａに印加される電
圧波形、（ｃ）はＯＳＣａの反転波形、（ｄ）はＬＥＤ
ｂに印加される電圧波形、（ｅ）はＯＳＣｂの出力波
形、（ｆ）はＬＥＤｃに印加される電圧波形、（ｇ）は
ＯＳＣｂの反転波形、及び（ｈ）はＬＥＤｄに印加され
る電圧波形をそれぞれ示す。
電圧変化を示すタイミングチャート図であり、（ａ）は
ＯＳＣａの出力波形、（ｂ）はＬＥＤａに印加される電
圧波形、（ｃ）はＯＳＣａの反転波形、（ｄ）はＬＥＤ
ｂに印加される電圧波形、（ｅ）はＯＳＣｂの出力波
形、（ｆ）はＬＥＤｃに印加される電圧波形、（ｇ）は
ＯＳＣｂの反転波形、及び（ｈ）はＬＥＤｄに印加され
る電圧波形をそれぞれ示す。
１ フラワーポット ２ 花びら ３ 緑葉植物の造花 ＬＥＤ 発光ダイオード ＯＳＣ 発振器 ＴＲ１〜ＴＲ３ 第１〜第３のトランジスタ Ｃ１ コンデンサ Ｒ１〜Ｒ５ 抵抗
Claims (2)
- 【請求項１】 置物の適所に設置した１または複数個の
ＬＥＤを点滅動作させることにより、美観を得る発光置
物において、 パルス信号を発振する発振器と、該発振器より得られる
パルス信号のオン、オフ動作に応じ所定時間を要して充
電、放電を繰り返すコンデンサと、から成る点滅回路を
有し、 前記コンデンサの充電、放電に伴って前記ＬＥＤの点
灯、消灯を徐変させることを特徴とする発光置物。 - 【請求項２】 前記点滅回路を複数個設置し、複数のＬ
ＥＤに対し、それぞれ異なる周期で点灯、消灯を徐変さ
せることを特徴とする請求項１記載の発光置物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20952498A JP2000037997A (ja) | 1998-07-24 | 1998-07-24 | 発光置物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20952498A JP2000037997A (ja) | 1998-07-24 | 1998-07-24 | 発光置物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000037997A true JP2000037997A (ja) | 2000-02-08 |
Family
ID=16574224
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20952498A Pending JP2000037997A (ja) | 1998-07-24 | 1998-07-24 | 発光置物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000037997A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006236875A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-07 | Toki Corporation Kk | 照明装置 |
| US8057552B2 (en) * | 2006-10-06 | 2011-11-15 | Becvar James E | System and method for creating ink art |
| US8157872B2 (en) | 2006-10-06 | 2012-04-17 | Becvar James E | System and method for creating ink art |
| JP2016091982A (ja) * | 2014-10-30 | 2016-05-23 | 利也 川端 | イルミネーション装置 |
| JP2017124138A (ja) * | 2016-01-15 | 2017-07-20 | オルガ ワダ | 発光ダイオードランプを使用したフラワー装飾。 |
-
1998
- 1998-07-24 JP JP20952498A patent/JP2000037997A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US8616885B2 (en) | 2006-10-06 | 2013-12-31 | James E. Becvar | System and method for creating ink art |
| US8974230B2 (en) | 2006-10-06 | 2015-03-10 | James E. Becvar | System and method for creating ink art |
| JP2016091982A (ja) * | 2014-10-30 | 2016-05-23 | 利也 川端 | イルミネーション装置 |
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