JP2000037924A - シリアルプリンタ - Google Patents

シリアルプリンタ

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JP2000037924A
JP2000037924A JP20919498A JP20919498A JP2000037924A JP 2000037924 A JP2000037924 A JP 2000037924A JP 20919498 A JP20919498 A JP 20919498A JP 20919498 A JP20919498 A JP 20919498A JP 2000037924 A JP2000037924 A JP 2000037924A
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Japan
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platen
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JP20919498A
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Katsuya Endo
克也 遠藤
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全印字領域において印字ギャップを均一に維
持する。 【解決手段】 印字ヘッド1をプラテン4に対して近接
離反する方向に駆動する駆動部を設け、プラテン4に沿
う方向の複数の位置Pn1、Pn2、…Pnnで印字ギ
ャップdが一定となる印字ヘッド1の位置情報Fn1、
Fn2、…Fnnを記憶し、記憶された印字ヘッド1の
位置情報Fn1、Fn2、…Fnnに従い駆動部を駆動
することによって印字ギャップdを一定に維持するよう
にした。これにより、プラテン4に沿う方向の複数位置
Pn1、Pn2、…Pnnで印字ギャップdが一定に維
持され、印字品質が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に対して
印字ヘッドが離反した状態でシリアル方式の印字を行う
シリアルプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】ドットインパクトプリンタやインクジェ
ットプリンタでは、記録媒体としての用紙に印字ヘッド
が離反した状態で印字を行う。この場合、用紙の紙幅方
向に印字ヘッドを往復動させながら印字を行うシリアル
方式のプリンタでは、プラテンに支持された用紙と印字
ヘッドとの間の印字ギャップが印字の良否に大きく影響
する。例えば、ドットインパクトプリンタでは、印字ギ
ャップが不適切であると、印字ヘッド内のニードルの先
端部が用紙や印字リボン等に引っ掛かって印字不良が生
じたり、インパクト力の変動により所定の印字濃度が得
られずに印字品質が低下するという不都合が生ずる。ま
た、インクジェットプリンタにおいても、印字ギャップ
が不適切であると、用紙に形成されるドット径が大きく
なりすぎたり小さくなりすぎたりすることによって印字
品質が低下する。
【0003】このようなことから、シリアル方式のドッ
トインパクトプリンタやインクジェットプリンタにおい
ては、印字ギャップを調整するための調整機構が設けら
れているのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、シリアル方
式のプリンタでは、プラテンの反りや印字ヘッドを往復
動させる機構の公差などが積み重なり、印字ヘッドの全
移動範囲において印字ギャップを一定に維持することは
困難である。このため、印字ヘッドの往復動に際して紙
幅方向の各位置で印字ギャップが変動してしまうという
問題がある。また、このような紙幅方向の各位置での印
字ギャップの変動は、機械の経年変化によっても生ずる
ことがある。このため、当初は紙幅方向の各位置での印
字ギャップの変動量が許容範囲であったとしても、経年
変化によるプラテンの反り等によって許容範囲を超えて
しまうようなこともある。
【0005】ここで、紙幅方向の各位置で印字ギャップ
が変動すると、ドットインパクトプリンタでは印字濃度
が紙幅方向でばらついて印字品質が低下してしまう。あ
るいは、経年変化によって紙幅方向の各位置での印字ギ
ャップの変動量が許容範囲を超えた場合には、印字ヘッ
ドのニードルが用紙やインクリボンに引っ掛かって印字
不良を生じたりすることさえある。また、インクジェッ
トプリンタでは、用紙に形成されるドット径がばらつい
たり、飛翔するインクの落下具合がばらついたりして、
やはり印字品質が低下してしまう。
【0006】図6に基づいてより詳細に説明する。図6
は、従来の一例を示す印字ヘッドとプラテンとの平面図
である。図6に示すように、印字ヘッド101は、プラ
テン102に沿って配置されたキャリアシャフト103
にスライド自在に取り付けられたキャリア104に搭載
されている。これにより、印字ヘッド101は、キャリ
アシャフト103の軸方向(図6中のX方向)に往復動
自在である。ここで、印字ヘッド101とプラテン10
2との間の印字ギャップdは、例えば印字ヘッド101
のホームポジションPc1において調整される。この場
合の調整は、例えば、キャリアシャフト103をプラテ
ン102に近接離反する方向(図6中のY方向)に移動
させ、プラテン102に対して所定距離だけ離反した位
置からキャリアシャフト103までの距離Fc1を変動
させることにより行う。ここで、図6に示すように、プ
ラテン102に反りが生じていると、印字ヘッド101
のスライド移動に伴い、印字ギャップdが変動する。こ
の場合、図6に示す程度にプラテン102が反っている
とすると、印字ヘッド101はプラテン102にぶつか
ってしまう。
【0007】本発明の目的は、全印字領域において印字
ギャップを均一に維持することである。
【0008】本発明の別の目的は、印字ギャップが変動
するような経年変化が生じても印字ギャップを容易に均
一に保てるようにすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
プラテンと、プラテンに沿って往復動自在に支持された
印字ヘッドと、印字ヘッドをプラテンに対して近接離反
する方向に移動自在に支持する印字ギャップ調整機構
と、印字ギャップ調整機構を駆動する駆動部と、プラテ
ンに沿う方向の複数の位置で印字ギャップが一定となる
印字ヘッドの位置情報を記憶する位置情報記憶手段と、
位置情報記憶手段に記憶された印字ヘッドの位置情報に
従い駆動部を駆動することによって印字ギャップを一定
に維持する印字ギャップ一定維持手段とを備える。
【0010】したがって、印字ギャップ一定維持手段に
よって印字ギャップが調整される。この場合、印字ギャ
ップ一定維持手段による印字ギャップの調整は、プラテ
ンに沿う方向の複数の位置で印字ギャップが一定となる
位置情報記憶手段に記憶された印字ヘッドの位置情報に
基づくため、印字ギャップ一定維持手段によって調整さ
れた印字ギャップは、プラテンに沿う方向の複数位置で
一定となる。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載のシ
リアルプリンタにおいて、プラテンに沿う方向の複数の
位置でプラテンに印字ヘッドを接離させることにより印
字ギャップが一定となる印字ヘッドの位置情報を得る位
置情報獲得手段と、位置情報獲得手段によって得られた
印字ヘッドの位置情報に従い位置情報記憶手段の記憶内
容を更新する位置情報更新手段とを備える。
【0012】ここで、位置情報獲得手段は、例えば、プ
ラテンに印字ヘッドを接離させた際の駆動部の状態に基
づいて「印字ギャップが一定となる印字ヘッドの位置情
報」を得る。この場合、駆動部がパルスモータであれば
パルス数、DCサーボモータであればエンコーダの出力
に基づいて印字ギャップが一定となる印字ヘッドの位置
情報を容易に得ることができる。
【0013】したがって、プラテンに沿う方向の複数位
置での印字ギャップが経年変化によって変化したとして
も、位置情報更新手段が位置情報獲得手段によって得ら
れた印字ヘッドの位置情報に従い位置情報記憶手段の記
憶内容を更新することにより、プラテンに沿う方向の複
数位置での印字ギャップが一定に調整される。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1記載のシ
リアルプリンタにおいて、プラテンは、平形プラテンで
ある。
【0015】したがって、回転駆動される円筒形プラテ
ンのような偏芯によるプラテンの位置精度のばらつきが
なく、一定の印字ギャップが得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図1ない
し図5に基づいて説明する。本実施の形態は、シリアル
方式のドットインパクトプリンタへの適用例である。図
1は印字ヘッド可動機構の側面図、図2は印字ヘッドと
プラテンとの平面図、図3は各部の電気的接続のブロッ
ク図である。
【0017】インパクトドットプリンタヘッドである印
字ヘッド1は、キャリアシャフト2にスライド自在に取
り付けられたキャリア3に搭載されている。キャリアシ
ャフト2は、平形のプラテン4に沿って紙幅方向と平行
に配置されている。キャリアシャフト2は、プラテン4
に対して近接離反する方向(図1中のY方向)に移動自
在に支持されており、これにより、印字ヘッド1とプラ
テン4との間の印字ギャップdが変化するように構成さ
れている。ここで、印字ギャップdの調整は、図3に示
す駆動部として機能する正逆回転自在のステッピングモ
ータであるギャップモータ5の駆動力が動力伝達機構6
を介してキャリアシャフト2に伝達されることにより行
われる。つまり、動力伝達機構6は、キャリアシャフト
2に回転自在に取り付けられた偏芯ギヤ7を備え、この
偏芯ギヤ7にギヤ列を介してギャップモータ5の駆動力
を伝達するような構造となっている。ここに、印字ギャ
ップdを可変する印字ギャップ調整機構8が構成されて
いる。
【0018】図2に基づいて各部の電気的接続を説明す
る。まず、各種演算処理を実行して各部を集中制御する
CPU9が設けられ、このCPU9には印字ヘッド1の
位置情報を記憶する記憶装置としての不揮発性のEEP
ROM10が接続され、可変データを書き換え自在に格
納するRAM11がゲートアレイ12を介して接続され
ている。ここで、各部の動作プログラムは、EEPRO
M10に格納されていても良く、また、別途ROMを設
けてCPU9に接続し、そのROMに格納しても良い。
【0019】印字ヘッド1は、ゲートアレイ12とヘッ
ドドライバ13とを介してCPU9に接続されており、
これにより、印字ヘッド1にはCPU9の命令によって
駆動信号が付与される。この駆動信号により、印字ヘッ
ド1が備える複数個の図示しないマグネットが励磁さ
れ、このマグネットに対応付けられている図示しないニ
ードルが駆動されて印字ヘッド1が印字動作を実行す
る。
【0020】また、CPU9にはキャリアモータドライ
バ14を介してキャリアモータ15も接続されている。
キャリアモータ15は、印字ヘッド1を搭載するキャリ
ア3を駆動してキャリア3をキャリアシャフト2の軸方
向に往復動させるモータである。これにより、印字ヘッ
ド1は紙幅方向にスライドして往復動する。
【0021】次いで、CPU9にはラインフィードモー
タドライバ16を介してラインフィードモータ17も接
続されている。ラインフィードモータ17は、図示しな
い用紙の搬送機構を駆動する。つまり、用紙はプラテン
4と印字ヘッド1との間を案内され、例えば駆動ローラ
とピンチローラとからなるような搬送機構によって所定
の経路を搬送される。この場合、ラインフィードモータ
17は、駆動ローラ等の搬送機構を駆動する。
【0022】次いで、印字ギャップdを可変するための
駆動源となるギャップモータ5は、ギャップモータドラ
イバ18を介してCPU9に接続され、CPU9の制御
によって駆動制御される。また、ギャップモータドライ
バ18には脱調検出回路19が接続されている。この脱
調検出回路19は、ギャップモータ5が脱調したことを
検出する回路であり、ギャップモータ5の脱調を検出す
るとその旨の信号をCPU9に出力する。
【0023】更に、CPU9には、各種のセンサ20も
接続されている。これらのセンサ20は、例えば、プラ
テン4に沿って移動する印字ヘッド1の紙幅方向の位置
や、用紙セットの有無、所定位置を通過する用紙の有無
等を検出する。
【0024】図4は、ギャップ調整処理の流れを示すフ
ローチャートである。印字ギャップdの調整は、パワー
オン後のギャップ調整モードにて行う。ギャップ調整モ
ードでは、そのための動作制御プログラムが呼び出され
(S1)、まず、ギャップモータ5を回転駆動して印字
ヘッド1を図1中のY方向に移動させる(S2)。これ
により、印字ヘッド1は、基準位置(図1参照)に位置
付けられる。次いで、キャリアモータ15が回転駆動さ
れ、印字ヘッド1が印字ギャップdを測定する位置Pn
xに位置付けられる(S3:図2参照)。このギャップ
測定位置Pnxは、プラテン4における紙幅方向に沿
い、印字ヘッド1のホームポジション側の端部の所定位
置であるPn1から印字ヘッド1の折り返しポジション
側の端部の所定位置であるPnnまでの複数箇所設けら
れている。キャリアモータ15が回転駆動されて印字ヘ
ッド1がPnxに位置付けられるとキャリアモータ15
が駆動停止処理され、次いで、ギャップモータ5が回転
駆動されて印字ヘッド1が基準位置からプラテン4の方
向に移動される(S4)。つまり、この時には、ギャッ
プモータ5が1ステップ進相され(S5)、その度にギ
ャップモータ5が脱調したかどうかが脱調検出回路19
において検出される(S6)。そして、ギャップモータ
5が脱調したと脱調検出回路19が検出すると、脱調検
出回路19はその旨の信号をCPU9に出力する。この
時、印字ヘッド1は、プラテン4に突き当たった状態と
なっている。そこで、CPU9は、ギャップモータ5が
脱調した旨の信号を受信すると、今度はギャップモータ
5を印字ギャップdの分だけ逆進相させ(S7)、ギャ
ップモータ5が脱調するまでのその進相数Cgnから逆
進相数を差し引いたステップ数を求め、この時の印字ヘ
ッド1の位置をFnxとして、位置Fnxと求めたステ
ップ数とを対応付けてEEPROM10に格納する(S
8)。ここで、S4からS7が位置情報獲得手段及び位
置情報更新手段に相当する。このような処理は、印字ヘ
ッド1の位置PnxがPnnとなるまで続けられ、印字
ヘッド1の位置PnxがPnnとなれば(S9)調整モ
ードを終了する。その結果、EEPROM10には、印
字ヘッド1の各位置Pnxにおけるステップ数が格納さ
れることになる。印字ヘッド1の各位置Pnxにおける
ステップ数は、図1に例示する基準位置から印字可能位
置まで印字ヘッド1が移動するのに必要なギャップモー
タ5の進相数である。このようなステップ数は、プラテ
ン4に沿う方向の複数の位置で印字ギャップdが一定と
なる印字ヘッド4の位置情報となる。また、印字ヘッド
1の位置情報を記憶する位置情報記憶手段は、書き替え
自在なEEPROM10であるので、経年変化によって
印字ヘッド1の位置情報が変化したとしても、ギャップ
調整モードでの印字ギャップdの調整処理を実行するこ
とで、その時の印字ヘッド1の位置情報を印字情報記憶
手段であるEEPROM10に格納し直すことが可能で
ある。このような処理は、位置情報更新手段によって実
行される。
【0025】図5は、印字動作の流れを示すフローチャ
ートである。CPU9は、外部からの印字データを受け
取ると(S11)、まず、印字ポジションの確認を行う
(S12)。この印字ポジションというのは、図2中の
位置Pnxを意味する。
【0026】次いで、印字ヘッド1が位置Pn1からP
nnまでの位置Pnxに位置するとすると、適正ヘッド
ポジション設定処理が実行される。この処理では、印字
ヘッド1を適正な位置に位置付けるための設定がなされ
る(S13)。つまり、EEPROM10に格納された
位置情報に基づいて、印字ヘッド1を適正位置、つま
り、印字ギャップdが維持される位置に位置付けるため
に必要なギャップモータ5の進相数又は逆進相数をCP
U9が演算処理により求める、という処理が実行され
る。例えば、EEPROM10の記憶内容として、位置
Pn1に対応するステップ数がFn1であり、位置Pn
2に対応するステップ数がFn2であり、位置Pnnに
対応するステップ数がFnnであるとすると(図2参
照)、位置Pn1では基準位置からFn1に対応する位
置に印字ヘッド1が位置付けられ、位置Pn2では基準
位置からFn2に対応する位置に印字ヘッド1が位置付
けられ、位置Pnnでは基準位置からFnnに対応する
位置に印字ヘッド1が位置付けられるよう、ギャップモ
ータ5の進相数又は逆進相数が設定されることになる。
【0027】次いで、設定された進相数又は逆進相数に
応じ、CPU9がギャップモータ5を駆動制御し、印字
ヘッド1を移動して印字ヘッド1を適正位置、つまり、
印字ギャップdが一定に維持される位置に位置付ける
(S14)。これにより、印字ヘッド1は、図2に例示
する各位置Pnxにおいて適正な印字ギャップdを保つ
ことになる。
【0028】そこで、この状態において印字処理が実行
される(S15)。つまり、図示しない用紙を搬送しつ
つ印字ヘッド1を用紙の紙幅方向に往復動させながら印
字を行うというシリアル方式の印字が実行される。この
際、印字ヘッド1がPnxに到達する毎に印字ギャップ
dの調整処理が実行される。したがって、印字ギャップ
dは全員時範囲で均一となり、印字品質の向上が図られ
る。
【0029】ここで、本実施の形態において、プラテン
1は平形プラテンであるので、印字ギャップdは確実に
一定に維持される。つまり、円筒形プラテンを用いた場
合、製造のばらつきによって回転軸が偏芯することがあ
り、この場合には、位置情報獲得手段によって位置情報
を得たときとは異なる周面で印字が実行されると、EE
PROM10に格納された位置情報に従い印字ヘッド1
を位置調整したとしても、正しい印字ギャップdが得ら
れない。これに対し、平型プラテンにはそのような不都
合がなく、印字ギャップdが確実に一定に維持される。
【0030】なお、実施に当たっては、印字ヘッド1の
各位置Pnxにおけるステップ数である位置情報が予め
ROMのような固定的記憶手段に固定的に記憶されてい
る構成であっても良い。また、インクジェットプリンタ
に適用しても、本実施の形態と同様の作用効果が得られ
る。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、プラテンに対し
て印字ヘッドを近接離反する方向に支持する印字ギャッ
プ調整機構を駆動する駆動部を設け、プラテンに沿う方
向の複数の位置で印字ギャップが一定となる印字ヘッド
の位置情報を記憶し、記憶された印字ヘッドの位置情報
に従い駆動部を駆動することによって印字ギャップを一
定に維持するようにしたので、プラテンに沿う方向の複
数位置で印字ギャップを一定に維持することができる。
したがって、印字品質を向上させることができる。
【0032】請求項2記載の発明は、請求項1記載のシ
リアルプリンタにおいて、プラテンに沿う方向の複数の
位置でプラテンに印字ヘッドを接離させることにより印
字ギャップが一定となる印字ヘッドの位置情報を得え、
得られた印字ヘッドの位置情報に従い記憶する印字ヘッ
ドの位置情報を更新するようにしたので、プラテンに沿
う方向の複数位置での印字ギャップが経年変化によって
変化したとしても、プラテンに沿う方向の複数位置での
印字ギャップを一定に調整することができる。したがっ
て、印字ギャップが経年変化により変化しても、印字品
質を高品質に維持することができる。
【0033】請求項3記載の発明は、請求項1記載のシ
リアルプリンタにおいて、プラテンを平形プラテンとし
たので、円筒形プラテンのような偏芯によるプラテンの
位置精度のばらつきがなく、記憶された印字ヘッドの位
置情報に従い駆動部を駆動することによって確実に一定
の印字ギャップを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す印字ギャップ調整
機構の側面図である。
【図2】印字ヘッドとプラテンとの平面図である。
【図3】各部の電気的接続のブロック図である。
【図4】ギャップ調整処理の流れを示すフローチャート
である。
【図5】印字動作の流れを示すフローチャートである。
【図6】従来の一例を示す印字ヘッドとプラテンとの平
面図である。
【符号の説明】
1 印字ヘッド 4 プラテン 5 ギャップモータ(駆動部) 8 印字ギャップ調整機構 10 EEPROM(位置情報記憶手段) d 印字ギャップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラテンと、 前記プラテンに沿って往復動自在に支持された印字ヘッ
    ドと、 前記印字ヘッドを前記プラテンに対して近接離反する方
    向に移動自在に支持する印字ギャップ調整機構と、 前記印字ギャップ調整機構を駆動する駆動部と、 前記プラテンに沿う方向の複数の位置で前記印字ギャッ
    プが一定となる前記印字ヘッドの位置情報を記憶する位
    置情報記憶手段と、 前記位置情報記憶手段に記憶された前記印字ヘッドの位
    置情報に従い前記駆動部を駆動することによって前記印
    字ギャップを一定に維持する印字ギャップ一定維持手段
    と、を備えるシリアルプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記プラテンに沿う方向の複数の位置で
    前記プラテンに前記印字ヘッドを接離させることにより
    前記印字ギャップが一定となる前記印字ヘッドの位置情
    報を得る位置情報獲得手段と、前記位置情報獲得手段に
    よって得られた前記印字ヘッドの位置情報に従い前記位
    置情報記憶手段の記憶内容を更新する位置情報更新手段
    とを備える請求項1記載のシリアルプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記プラテンは、平形プラテンである請
    求項1記載のシリアルプリンタ。
JP20919498A 1998-07-24 1998-07-24 シリアルプリンタ Pending JP2000037924A (ja)

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