JP2000037460A - リラックス装置 - Google Patents
リラックス装置Info
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- JP2000037460A JP2000037460A JP10208276A JP20827698A JP2000037460A JP 2000037460 A JP2000037460 A JP 2000037460A JP 10208276 A JP10208276 A JP 10208276A JP 20827698 A JP20827698 A JP 20827698A JP 2000037460 A JP2000037460 A JP 2000037460A
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- JP
- Japan
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- vibration
- human body
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- frequency
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 人体を確実にリラックス状態に導くことがで
きる 【解決手段】 人体を支持する支持手段と、この支持手
段に振動を与える加振手段と、加振手段の動作を制御す
る制御手段とを備えたリラックス装置である。支持手段
で支持された人体に加振手段が与える振動を、25Hz
以下である複数の特定振動周波数が交互に且つ1/fゆ
らぎ間隔となっている振動とするとともに、加速度レベ
ルを鉄道車輛の車体振動についての乗り心地係数による
評価で1.5以下とする。心地良い鉄道の揺れの感覚を
使用者に与えることができる。
きる 【解決手段】 人体を支持する支持手段と、この支持手
段に振動を与える加振手段と、加振手段の動作を制御す
る制御手段とを備えたリラックス装置である。支持手段
で支持された人体に加振手段が与える振動を、25Hz
以下である複数の特定振動周波数が交互に且つ1/fゆ
らぎ間隔となっている振動とするとともに、加速度レベ
ルを鉄道車輛の車体振動についての乗り心地係数による
評価で1.5以下とする。心地良い鉄道の揺れの感覚を
使用者に与えることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は人体に振動を与える
ことによってリラックス状態や睡眠状態に導くリラック
ス装置に関するものである。
ことによってリラックス状態や睡眠状態に導くリラック
ス装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】揺り籠やロッキングチェアから明らかな
ように、人体にゆっくりとした振動を与えることで人体
をリラックスさせ得ることが古くから知られており、こ
のような観点に基づくものとして、特開平4−2167
43号公報には床面をゆらすことによって床面上に横た
わる人体をリラックスさせるものが示されている。
ように、人体にゆっくりとした振動を与えることで人体
をリラックスさせ得ることが古くから知られており、こ
のような観点に基づくものとして、特開平4−2167
43号公報には床面をゆらすことによって床面上に横た
わる人体をリラックスさせるものが示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】身体の一部に与えられ
る振動は皮膚表面に存在する加速度検出器官によって検
知されるが、人体に与えられたゆっくりとした身体全体
の揺れや振動は主に耳内部の三半器官や小脳で検知され
るものであり、人体をリラックス状態とするには後者の
揺れや振動の方がよく、この点において、上記公報に示
されたものは好ましい存在となっている。
る振動は皮膚表面に存在する加速度検出器官によって検
知されるが、人体に与えられたゆっくりとした身体全体
の揺れや振動は主に耳内部の三半器官や小脳で検知され
るものであり、人体をリラックス状態とするには後者の
揺れや振動の方がよく、この点において、上記公報に示
されたものは好ましい存在となっている。
【0004】しかし、単に人体に揺れ振動を与えればよ
いというものではなく、加速度や振動方向、振動周波数
によっては不快感を人体に与えてしまうことがあり、こ
の場合には十分なリラックス状態を導くことができな
い。
いというものではなく、加速度や振動方向、振動周波数
によっては不快感を人体に与えてしまうことがあり、こ
の場合には十分なリラックス状態を導くことができな
い。
【0005】本発明はこのような点に鑑み為されたもの
であり、その目的とするところは人体を確実にリラック
ス状態に導くことができるリラックス装置を提供するに
ある。
であり、その目的とするところは人体を確実にリラック
ス状態に導くことができるリラックス装置を提供するに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、人体
を支持する支持手段と、この支持手段に振動を与える加
振手段と、加振手段の動作を制御する制御手段とを備え
たリラックス装置であって、支持手段で支持された人体
に加振手段が与える振動を、25Hz以下である複数の
特定振動周波数が交互に且つ1/fゆらぎ間隔となって
いる振動とするとともに、加速度レベルを鉄道車輛の車
体振動についての乗り心地係数による評価で1.5以下
としていることに特徴を有している。
を支持する支持手段と、この支持手段に振動を与える加
振手段と、加振手段の動作を制御する制御手段とを備え
たリラックス装置であって、支持手段で支持された人体
に加振手段が与える振動を、25Hz以下である複数の
特定振動周波数が交互に且つ1/fゆらぎ間隔となって
いる振動とするとともに、加速度レベルを鉄道車輛の車
体振動についての乗り心地係数による評価で1.5以下
としていることに特徴を有している。
【0007】25Hz以上の周波数の振動は、加速度実
効値が小さくとも頭部に著しい振動感を覚えてリラック
スすることが難しくなる。また、鉄道車輛に乗った場
合、睡眠状態に陥りやすいことはよく知られているが、
この鉄道車輛の振動について考察された文献(振動工学
ハンドブック編集委員会編「振動工学ハンドブック」養
賢堂発行 p1142〜p1146)によれば、鉄道車
輛のボギー車の車体固有振動には直線振動として、前後
振動、上下(垂直)振動、左右(水平)振動、回転振動
としてローリング、ピッチング、ヨーイングがあり、そ
れぞれの固有振動数は前後方向が1.5〜2.5Hz、
上下方向が1〜3Hz、左右方向が2.0Hzとなって
おり、これに7〜13Hzの車体曲げ振動が加わってい
るとともに、新しい車両ほどこれらの振動数が低くなる
ことが報告されており、また、上記文献には乗り心地と
振動周波数と加速度との相関が乗り心地係数として示さ
れており、該乗り心地係数が1.5以下であれば、よい
乗り心地であることが示されている。しかも、上記の振
動をその出力間隔が1/fゆらぎとなるようにしている
ために、1/fゆらぎのリズム特性を持つ生体とのマッ
チングがよく、このために、人体をより早くリラックス
状態に導くことができる。
効値が小さくとも頭部に著しい振動感を覚えてリラック
スすることが難しくなる。また、鉄道車輛に乗った場
合、睡眠状態に陥りやすいことはよく知られているが、
この鉄道車輛の振動について考察された文献(振動工学
ハンドブック編集委員会編「振動工学ハンドブック」養
賢堂発行 p1142〜p1146)によれば、鉄道車
輛のボギー車の車体固有振動には直線振動として、前後
振動、上下(垂直)振動、左右(水平)振動、回転振動
としてローリング、ピッチング、ヨーイングがあり、そ
れぞれの固有振動数は前後方向が1.5〜2.5Hz、
上下方向が1〜3Hz、左右方向が2.0Hzとなって
おり、これに7〜13Hzの車体曲げ振動が加わってい
るとともに、新しい車両ほどこれらの振動数が低くなる
ことが報告されており、また、上記文献には乗り心地と
振動周波数と加速度との相関が乗り心地係数として示さ
れており、該乗り心地係数が1.5以下であれば、よい
乗り心地であることが示されている。しかも、上記の振
動をその出力間隔が1/fゆらぎとなるようにしている
ために、1/fゆらぎのリズム特性を持つ生体とのマッ
チングがよく、このために、人体をより早くリラックス
状態に導くことができる。
【0008】支持手段で支持された人体に加振手段が与
える振動の振動方向が上下方向と左右方向であり、各方
向振動が共に25Hz以下である複数の特定振動周波数
が交互に且つ1/fゆらぎ間隔となっていることが好ま
しい。
える振動の振動方向が上下方向と左右方向であり、各方
向振動が共に25Hz以下である複数の特定振動周波数
が交互に且つ1/fゆらぎ間隔となっていることが好ま
しい。
【0009】上記文献で示された振動軸方向別の振動特
性と乗り心地係数との関係からすれば、平衡感覚によっ
て認知される3Hz以下の低周波数領域において、前後
方向では他の軸方向と比較しても振動レベルが非常に小
さいために乗り心地に殆ど影響を及ぼさないことや、前
後方向振動において乗り心地に重要となる5〜10Hz
の振動は、そのレベルが小さいほど乗り心地がよくなる
ことがわかっている。このために、振動としては上下と
左右の振動の組み合わせとすることで、好ましい結果を
得ることができる。
性と乗り心地係数との関係からすれば、平衡感覚によっ
て認知される3Hz以下の低周波数領域において、前後
方向では他の軸方向と比較しても振動レベルが非常に小
さいために乗り心地に殆ど影響を及ぼさないことや、前
後方向振動において乗り心地に重要となる5〜10Hz
の振動は、そのレベルが小さいほど乗り心地がよくなる
ことがわかっている。このために、振動としては上下と
左右の振動の組み合わせとすることで、好ましい結果を
得ることができる。
【0010】また本発明は、人体を支持する支持手段
と、この支持手段に振動を与える加振手段と、加振手段
の動作を制御する制御手段とを備えたリラックス装置で
あって、支持手段で支持された人体に加振手段が与える
振動を、5Hz以下の振動と6〜7Hz以上25Hz以
下の振動との組み合わせとするとともに、後者の振動は
そのオンオフ間隔が1/fゆらぎ特性を持つものとし、
加速度レベルを鉄道車輛の車体振動についての乗り心地
係数による評価で1.5以下としていることに特徴を有
している。
と、この支持手段に振動を与える加振手段と、加振手段
の動作を制御する制御手段とを備えたリラックス装置で
あって、支持手段で支持された人体に加振手段が与える
振動を、5Hz以下の振動と6〜7Hz以上25Hz以
下の振動との組み合わせとするとともに、後者の振動は
そのオンオフ間隔が1/fゆらぎ特性を持つものとし、
加速度レベルを鉄道車輛の車体振動についての乗り心地
係数による評価で1.5以下としていることに特徴を有
している。
【0011】鉄道車輛の振動は、「動揺」と称される5
Hz以下の振動数を持つ振動(この場合の車体は剛体と
して運動する)と、6〜7Hz以上の振動数を持つ「高
周波振動」(この場合の車体は弾性体として運動する)
とに分類されているが、支持手段に与える振動もこの
「動揺」と「高周波振動」とを組み合わせたものとする
とともに、「高周波振動」のオンオフ間隔を1/fゆら
ぎ特性を持つものとすることで生体をリラックスさせる
ことができるものとなる。
Hz以下の振動数を持つ振動(この場合の車体は剛体と
して運動する)と、6〜7Hz以上の振動数を持つ「高
周波振動」(この場合の車体は弾性体として運動する)
とに分類されているが、支持手段に与える振動もこの
「動揺」と「高周波振動」とを組み合わせたものとする
とともに、「高周波振動」のオンオフ間隔を1/fゆら
ぎ特性を持つものとすることで生体をリラックスさせる
ことができるものとなる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例につい
て説明すると、図1は全身を支持する手段として、足載
せ台2を備えたリクライニング椅子1を用いたものを示
している。なお、図示例のリクライニング椅子1は、上
端部にヘッドレスト12を備えた背もたれ11と座部1
0とのなす角度が背もたれ11の回動で可変となってい
るだけでなく、足載せ台2と座部10とがなす角度も足
載せ台2の回動で可変となっている。図中13はアーム
レストである。そして上記リクライニング椅子1はその
座部10が加振装置3と該加振装置3の動作制御を行う
制御装置8とを備えた基台5上に設置されて加振装置3
の作動時に足載せ台2を含むリクライニング椅子1全体
が振動するものとなっており、このために人体が背もた
れ11に背をもたれさせるとともに足載せ台2に足を載
せている時、加振装置3はその作動によってリクライニ
ング椅子1を介してリクライニング椅子1に座っている
人体の全身に振動を与えることができるものとなってい
る。
て説明すると、図1は全身を支持する手段として、足載
せ台2を備えたリクライニング椅子1を用いたものを示
している。なお、図示例のリクライニング椅子1は、上
端部にヘッドレスト12を備えた背もたれ11と座部1
0とのなす角度が背もたれ11の回動で可変となってい
るだけでなく、足載せ台2と座部10とがなす角度も足
載せ台2の回動で可変となっている。図中13はアーム
レストである。そして上記リクライニング椅子1はその
座部10が加振装置3と該加振装置3の動作制御を行う
制御装置8とを備えた基台5上に設置されて加振装置3
の作動時に足載せ台2を含むリクライニング椅子1全体
が振動するものとなっており、このために人体が背もた
れ11に背をもたれさせるとともに足載せ台2に足を載
せている時、加振装置3はその作動によってリクライニ
ング椅子1を介してリクライニング椅子1に座っている
人体の全身に振動を与えることができるものとなってい
る。
【0013】上記加振装置3は振動周波数が25Hz以
下の揺れ振動をリクライニング椅子1及び足載せ台2を
介して人体に与えることができるものであれば、与える
振動方向及び振動発生機構の種類を問うものではない
が、上下と左右方向の振動を与えることができるもので
あることが好ましい。殊に、左右方向については2Hz
以下の低周波振動(動揺)と、7〜13Hzの高周波振
動とを出力することができ、上下方向については1〜3
Hzの低周波振動(動揺)と、8〜13Hzの高周波振
動とを出力することができるものを好適に用いることが
できる。 図2及び図3に振動発生機構の一例を示す。
ベース30には2つのモータ31,32が固定されてお
り、モータ31の出力軸には偏心カム33が、モータ3
2の出力軸にはねじ軸34が装着されており、ねじ軸3
4には支点ピン35が一体となったスライダー36が螺
合している。
下の揺れ振動をリクライニング椅子1及び足載せ台2を
介して人体に与えることができるものであれば、与える
振動方向及び振動発生機構の種類を問うものではない
が、上下と左右方向の振動を与えることができるもので
あることが好ましい。殊に、左右方向については2Hz
以下の低周波振動(動揺)と、7〜13Hzの高周波振
動とを出力することができ、上下方向については1〜3
Hzの低周波振動(動揺)と、8〜13Hzの高周波振
動とを出力することができるものを好適に用いることが
できる。 図2及び図3に振動発生機構の一例を示す。
ベース30には2つのモータ31,32が固定されてお
り、モータ31の出力軸には偏心カム33が、モータ3
2の出力軸にはねじ軸34が装着されており、ねじ軸3
4には支点ピン35が一体となったスライダー36が螺
合している。
【0014】ベース30に設けた長孔37と可動アーム
38に設けた長孔39とに挿通されている上記支点ピン
35は、モータ32によるねじ軸34の回転方向に応じ
た直線移動により、長孔37,39内における位置を変
化させる。そして上記偏心カム33も可動アーム38の
長孔39の一端側に位置しており、モータ31にて偏心
カム33を回転させたならば、可動アーム38は支点ピ
ン35を中心に揺動する。ここで、支点ピン35の位置
が可動アーム38の長手方向に可動となっていることか
ら、図3に示すように、支点ピン35が偏心カム33寄
りの位置にある時には、可動アーム38他端の揺れ幅S
L が大きくなり、支点ピン35が偏心カム33から離れ
た時には可動アーム38他端の揺れ幅SS が小さくな
る。従って、可動アーム38の他端に連結ピン41で連
結されるとともに摺動ガイド42によって摺動方向ガイ
ドがなされている図2中の揺動ベース40は、モータ3
1の回転に伴い、支点ピン35の位置に応じたストロー
クの振動を行う。そして、モータ31の回転数を可変と
しておくことで揺動ベース40は振動周波数が変化する
ものであり、また支点ピン35の位置に応じたストロー
クと上記振動周波数とにより、振動加速度が定められ
る。
38に設けた長孔39とに挿通されている上記支点ピン
35は、モータ32によるねじ軸34の回転方向に応じ
た直線移動により、長孔37,39内における位置を変
化させる。そして上記偏心カム33も可動アーム38の
長孔39の一端側に位置しており、モータ31にて偏心
カム33を回転させたならば、可動アーム38は支点ピ
ン35を中心に揺動する。ここで、支点ピン35の位置
が可動アーム38の長手方向に可動となっていることか
ら、図3に示すように、支点ピン35が偏心カム33寄
りの位置にある時には、可動アーム38他端の揺れ幅S
L が大きくなり、支点ピン35が偏心カム33から離れ
た時には可動アーム38他端の揺れ幅SS が小さくな
る。従って、可動アーム38の他端に連結ピン41で連
結されるとともに摺動ガイド42によって摺動方向ガイ
ドがなされている図2中の揺動ベース40は、モータ3
1の回転に伴い、支点ピン35の位置に応じたストロー
クの振動を行う。そして、モータ31の回転数を可変と
しておくことで揺動ベース40は振動周波数が変化する
ものであり、また支点ピン35の位置に応じたストロー
クと上記振動周波数とにより、振動加速度が定められ
る。
【0015】図4は上記振動発生機構を3段として順次
連結するとともに、各段の振動発生機構が発生する振動
方向を左右方向X、前後方向Y、上下方向Zとしたもの
であり、X,Y,Zの3軸方向の振動を最終段の振動発
生機構の揺動ベース40上に設置される前記リクライニ
ング椅子1及び足載せ台2に付与することができるよう
にしている。
連結するとともに、各段の振動発生機構が発生する振動
方向を左右方向X、前後方向Y、上下方向Zとしたもの
であり、X,Y,Zの3軸方向の振動を最終段の振動発
生機構の揺動ベース40上に設置される前記リクライニ
ング椅子1及び足載せ台2に付与することができるよう
にしている。
【0016】なお、3段の振動発生機構をすべて同時に
作動させる必要はなく、各軸方向のみ、あるいは2つの
軸方向のみの振動を発生させてもよいが、上下方向Zの
振動については、1〜2.5Hzと8〜15Hzの振動
数の振動が乗り心地に関する上で重要であることが既に
報告されており、このために、たとえば図5(a)に示す
ように上下方向Zに関して、1.5Hzと2Hzの振動
とを交互に且つその時間間隔が1/fゆらぎ特性を示す
ように出力するようにするのが好ましい。また、左右方
向Xの振動を与える場合には、たとえば図5(b)に示す
ように、左右方向Xについて、0.4Hzと0.6Hz
の振動とを交互に且つその時間間隔が1/fゆらぎ特性
を示すように出力するようにするのが好ましい。もちろ
ん、上下方向Zに関して1.5Hzと2Hzの振動とを
交互に且つその時間間隔が1/fゆらぎ特性を示すよう
に出力するようにすると同時に、左右方向Xに関して
0.4Hzと0.6Hzの振動とを交互に且つその時間
間隔が1/fゆらぎ特性を示すように出力するようにし
てもよい。
作動させる必要はなく、各軸方向のみ、あるいは2つの
軸方向のみの振動を発生させてもよいが、上下方向Zの
振動については、1〜2.5Hzと8〜15Hzの振動
数の振動が乗り心地に関する上で重要であることが既に
報告されており、このために、たとえば図5(a)に示す
ように上下方向Zに関して、1.5Hzと2Hzの振動
とを交互に且つその時間間隔が1/fゆらぎ特性を示す
ように出力するようにするのが好ましい。また、左右方
向Xの振動を与える場合には、たとえば図5(b)に示す
ように、左右方向Xについて、0.4Hzと0.6Hz
の振動とを交互に且つその時間間隔が1/fゆらぎ特性
を示すように出力するようにするのが好ましい。もちろ
ん、上下方向Zに関して1.5Hzと2Hzの振動とを
交互に且つその時間間隔が1/fゆらぎ特性を示すよう
に出力するようにすると同時に、左右方向Xに関して
0.4Hzと0.6Hzの振動とを交互に且つその時間
間隔が1/fゆらぎ特性を示すように出力するようにし
てもよい。
【0017】使用者が高周波を好む場合、上下方向ある
いは左右方向、もしくは上下左右方向に8〜15Hzの
範囲内の周波数を複数選択(たとえば8Hzと12H
z)し、その時間間隔が1/fゆらぎ特性を示すように
出力するようにしてもよい。この場合、選択した複数の
周波数が12Hzと13Hzのように近似していると、
周波数の違いを判別することが非常に難しいために、常
時同じ周波数の振動が与えられているように感じて、慣
れ現象が短時間のうちに生じてリラックス効果が減少す
ることから、選択する複数の周波数は、高低差がある程
度あることが好ましい。また、上下方向あるいは左右方
向、もしくは上下左右方向にたとえば12〜13Hzの
振動を与えるとともに、この振動のオンオフの時間間隔
が1/fゆらぎ特性を示すように出力するようにしても
よい。
いは左右方向、もしくは上下左右方向に8〜15Hzの
範囲内の周波数を複数選択(たとえば8Hzと12H
z)し、その時間間隔が1/fゆらぎ特性を示すように
出力するようにしてもよい。この場合、選択した複数の
周波数が12Hzと13Hzのように近似していると、
周波数の違いを判別することが非常に難しいために、常
時同じ周波数の振動が与えられているように感じて、慣
れ現象が短時間のうちに生じてリラックス効果が減少す
ることから、選択する複数の周波数は、高低差がある程
度あることが好ましい。また、上下方向あるいは左右方
向、もしくは上下左右方向にたとえば12〜13Hzの
振動を与えるとともに、この振動のオンオフの時間間隔
が1/fゆらぎ特性を示すように出力するようにしても
よい。
【0018】心地よい電車の振動感覚が得られるように
するために、たとえば上下方向Zに1.5Hz及び2.
0Hzの振動を交互に且つその時間間隔が1/fゆらぎ
特性を示すように出力すると同時に、左右方向Xに12
〜13Hzの振動を常時与えたり、あるいは左右方向X
に0.4Hzと0.6Hzの振動を交互に且つその時間
間隔が1/fゆらぎ特性を示すように出力すると同時に
上下方向Zに12〜13Hzの振動を常時与えるように
してもよい。
するために、たとえば上下方向Zに1.5Hz及び2.
0Hzの振動を交互に且つその時間間隔が1/fゆらぎ
特性を示すように出力すると同時に、左右方向Xに12
〜13Hzの振動を常時与えたり、あるいは左右方向X
に0.4Hzと0.6Hzの振動を交互に且つその時間
間隔が1/fゆらぎ特性を示すように出力すると同時に
上下方向Zに12〜13Hzの振動を常時与えるように
してもよい。
【0019】このほか、上下方向Zに1.5Hz及び
2.0Hzの振動を交互に且つその時間間隔が1/fゆ
らぎ特性を示すように出力すると同時に、左右方向Xに
12Hzの振動をオンオフの時間間隔が1/fゆらぎ特
性を示すように出力したり、左右方向Xに0.4Hzと
0.6Hzの振動を交互に且つその時間間隔が1/fゆ
らぎ特性を示すように出力すると同時に上下方向Zに1
2Hzの振動をオンオフの時間間隔が1/fゆらぎ特性
を示すように出力するようにしてもよい。
2.0Hzの振動を交互に且つその時間間隔が1/fゆ
らぎ特性を示すように出力すると同時に、左右方向Xに
12Hzの振動をオンオフの時間間隔が1/fゆらぎ特
性を示すように出力したり、左右方向Xに0.4Hzと
0.6Hzの振動を交互に且つその時間間隔が1/fゆ
らぎ特性を示すように出力すると同時に上下方向Zに1
2Hzの振動をオンオフの時間間隔が1/fゆらぎ特性
を示すように出力するようにしてもよい。
【0020】振動加速度(座面の中央位置での振動加速
度)に関しては、鉄道車輛の車体振動の乗り心地係数が
1.5以下となるレベルにしておく。たとえば上下方向
Zについては振動周波数が1.5Hzであれば約0.0
4〜0.1m/s2rms(好ましくは0.05〜0.
06m/s2rms)、振動周波数が2.0Hzであれ
ば約0.8〜1.3m/s2rms、振動周波数が12
Hzであれば0.07〜0.12m/s2rmsとし、
左右方向Xについては振動周波数が0.4Hzであれば
約0.05m/s2rms、振動周波数が0.6Hzで
あれば約0.07〜0.12m/s2rms(好ましく
は0.08〜0.10m/s2rms)、振動周波数が
12Hzであれば約0.1〜0.15m/s2rms
(好ましくは0.12〜0.13m/s2rms)とす
る。振動出力時間は15分程度以下が好ましいが、多少
時間を延長してもよい。振動波形は正弦波、あるいは正
弦波に近似した滑らかな波形が好ましい。
度)に関しては、鉄道車輛の車体振動の乗り心地係数が
1.5以下となるレベルにしておく。たとえば上下方向
Zについては振動周波数が1.5Hzであれば約0.0
4〜0.1m/s2rms(好ましくは0.05〜0.
06m/s2rms)、振動周波数が2.0Hzであれ
ば約0.8〜1.3m/s2rms、振動周波数が12
Hzであれば0.07〜0.12m/s2rmsとし、
左右方向Xについては振動周波数が0.4Hzであれば
約0.05m/s2rms、振動周波数が0.6Hzで
あれば約0.07〜0.12m/s2rms(好ましく
は0.08〜0.10m/s2rms)、振動周波数が
12Hzであれば約0.1〜0.15m/s2rms
(好ましくは0.12〜0.13m/s2rms)とす
る。振動出力時間は15分程度以下が好ましいが、多少
時間を延長してもよい。振動波形は正弦波、あるいは正
弦波に近似した滑らかな波形が好ましい。
【0021】加振装置3によってリクライニング椅子1
上に座っている人体に振動を与えるにあたっては、図6
(a)に示すように、周波数または加速度実効値あるいは
この両者を一定としたままで作動させる変化のない単調
な振動パターンとしてもよいが、図6(b)に示すよう
に、加速度が漸次小さくなる振動パターン(図中にA,
B,Cで示す3種に限るものではない)、加速度が1/
fゆらぎで変化する振動パターン、図6(c)に示すよう
に加速度を一定としつつ所定時間が経過すれば小さくし
ていく振動パターン等、各種振動パターンを採用するこ
とができるとともに、複数種の振動パターンを合成した
ものであってもよく、振動パターンを限定するものでは
ないが、いずれの場合も、加振手段が支持手段を介して
人体に与える加速度はその変化が滑らかで唐突に感じな
いレベル変化であることが好ましい。
上に座っている人体に振動を与えるにあたっては、図6
(a)に示すように、周波数または加速度実効値あるいは
この両者を一定としたままで作動させる変化のない単調
な振動パターンとしてもよいが、図6(b)に示すよう
に、加速度が漸次小さくなる振動パターン(図中にA,
B,Cで示す3種に限るものではない)、加速度が1/
fゆらぎで変化する振動パターン、図6(c)に示すよう
に加速度を一定としつつ所定時間が経過すれば小さくし
ていく振動パターン等、各種振動パターンを採用するこ
とができるとともに、複数種の振動パターンを合成した
ものであってもよく、振動パターンを限定するものでは
ないが、いずれの場合も、加振手段が支持手段を介して
人体に与える加速度はその変化が滑らかで唐突に感じな
いレベル変化であることが好ましい。
【0022】加速度の制御に際しては、図1に示すよう
に、加速度センサー6を設けて、フィードバック制御が
できるようにするのが好ましい。被験者の体重の違いと
いった負荷の影響を抑えて所要の加速度の振動を与える
ことができることになる。また、振動を変化させる場合
は、人体のリラックス度を検出することができるリラッ
クス度センサー7を設けて、検出されるリラックス度が
大きくなるにつれて、図7に示すように、加速度を小さ
くしてもよい。ちなみにリラックス度は、脳波、脈波、
心拍、皮膚温、皮膚電気抵抗、血圧などの変化から推測
することができるが、これらの生理変化のうち、心拍ま
たは脈波に基づいてリラックス度を検出するものがその
精度及び使用に際しての手軽さなどの点で好ましい。具
体的には特願平8−5256号で出願したものなどを好
適に用いることができる。
に、加速度センサー6を設けて、フィードバック制御が
できるようにするのが好ましい。被験者の体重の違いと
いった負荷の影響を抑えて所要の加速度の振動を与える
ことができることになる。また、振動を変化させる場合
は、人体のリラックス度を検出することができるリラッ
クス度センサー7を設けて、検出されるリラックス度が
大きくなるにつれて、図7に示すように、加速度を小さ
くしてもよい。ちなみにリラックス度は、脳波、脈波、
心拍、皮膚温、皮膚電気抵抗、血圧などの変化から推測
することができるが、これらの生理変化のうち、心拍ま
たは脈波に基づいてリラックス度を検出するものがその
精度及び使用に際しての手軽さなどの点で好ましい。具
体的には特願平8−5256号で出願したものなどを好
適に用いることができる。
【0023】リラックスさせるという点においては、図
8に示すように、リクライニング椅子1として、背もた
れ11の角度及び足載せ台2の角度を電動で変化させる
電動リクライニングユニット85を備えたものを用いて
もよい。特に背もたれ11の角度の調節と足載せ台2の
角度の調節とを個別に行うことができるようにしておく
のはもちろん、背もたれ11が所定の角度αより倒され
れば、足載せ台2がほぼ水平状態となるまで自動的に角
度が変わるようにしておくとよい。足載せ台2は水平状
態よりもさらに先端が高くなる位置まで動かせるものを
用いてもよい。前記リラックス度センサー7の出力によ
って検出されるリラックス度が増せば、あるいは単に時
間が経過したり振動回数が所定回数に達すれば、背もた
れ11が倒れるとともに足載せ台2が起き上がるように
しておくのもよい。
8に示すように、リクライニング椅子1として、背もた
れ11の角度及び足載せ台2の角度を電動で変化させる
電動リクライニングユニット85を備えたものを用いて
もよい。特に背もたれ11の角度の調節と足載せ台2の
角度の調節とを個別に行うことができるようにしておく
のはもちろん、背もたれ11が所定の角度αより倒され
れば、足載せ台2がほぼ水平状態となるまで自動的に角
度が変わるようにしておくとよい。足載せ台2は水平状
態よりもさらに先端が高くなる位置まで動かせるものを
用いてもよい。前記リラックス度センサー7の出力によ
って検出されるリラックス度が増せば、あるいは単に時
間が経過したり振動回数が所定回数に達すれば、背もた
れ11が倒れるとともに足載せ台2が起き上がるように
しておくのもよい。
【0024】以上の説明では、加振装置3によって全体
が同じ振動パターンで振動するものを示したが、特定の
部位、たとえば背中・腰部あるいは足部に対して局所的
な振動を加振装置3による揺れ振動に付加するようにし
てもよい。図9はこの場合の一例を示しており、足載せ
台2と背もたれ11の下部とには別途局所振動発生手段
86を内蔵させている。足載せ台2に載せた足や背もた
れ11下部で支えられる腰部は、加振装置3による揺れ
振動に局所振動発生手段86によって発生する振動が重
畳された振動が与えられることになる。局所振動発生手
段86によって発生させる振動は、全身に与える揺れ振
動と異なり、周波数が300Hz以下であればよく、1
0〜60Hzが好適であり、この時の全身振動周波数は
数Hz以下のゆっくりとしたものが好ましい。
が同じ振動パターンで振動するものを示したが、特定の
部位、たとえば背中・腰部あるいは足部に対して局所的
な振動を加振装置3による揺れ振動に付加するようにし
てもよい。図9はこの場合の一例を示しており、足載せ
台2と背もたれ11の下部とには別途局所振動発生手段
86を内蔵させている。足載せ台2に載せた足や背もた
れ11下部で支えられる腰部は、加振装置3による揺れ
振動に局所振動発生手段86によって発生する振動が重
畳された振動が与えられることになる。局所振動発生手
段86によって発生させる振動は、全身に与える揺れ振
動と異なり、周波数が300Hz以下であればよく、1
0〜60Hzが好適であり、この時の全身振動周波数は
数Hz以下のゆっくりとしたものが好ましい。
【0025】加熱手段Hを設けてもよい。図10に示す
ように、加熱手段Hは背もたれ11と座部10と足載せ
台2のいずれに内蔵させてもよいが、一部のみに加熱手
段Hを設けるのであれば、図11に示すように足載せ台
2に設けることが好ましい。加熱手段Hによって適度に
人体を暖めることはリラックスさせる点において有効に
作用する。
ように、加熱手段Hは背もたれ11と座部10と足載せ
台2のいずれに内蔵させてもよいが、一部のみに加熱手
段Hを設けるのであれば、図11に示すように足載せ台
2に設けることが好ましい。加熱手段Hによって適度に
人体を暖めることはリラックスさせる点において有効に
作用する。
【0026】加振装置3の動作制御を行う制御手段8と
しては、マイクロコンピュータを好適に用いることがで
きる。前記加速度センサー6やリラックス度センサー7
で検出される値に応じた振動としたり、振動を変化させ
る場合の動作制御が容易である。もちろん前述の電動リ
クライニングユニット85、局所振動発生手段86、加
熱手段H等についても上記制御手段8によって動作の制
御を行うことができる。 支持手段としては上記リクラ
イニング椅子1及び足載せ台2のほか、寝台型のものも
好適に用いることができる。
しては、マイクロコンピュータを好適に用いることがで
きる。前記加速度センサー6やリラックス度センサー7
で検出される値に応じた振動としたり、振動を変化させ
る場合の動作制御が容易である。もちろん前述の電動リ
クライニングユニット85、局所振動発生手段86、加
熱手段H等についても上記制御手段8によって動作の制
御を行うことができる。 支持手段としては上記リクラ
イニング椅子1及び足載せ台2のほか、寝台型のものも
好適に用いることができる。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明においては、支持手
段で支持された人体に加振手段が与える振動が、25H
z以下である複数の特定振動周波数が交互に且つ1/f
ゆらぎ間隔となっているとともに、加速度レベルが鉄道
車輛の車体振動についての乗り心地係数による評価で
1.5以下となっているために、心地良い鉄道の揺れの
感覚を使用者に与えることができるものであり、生体の
リズム感覚とのマッチングも良いために、生体を速やか
にリラックス状態に導くことができる。
段で支持された人体に加振手段が与える振動が、25H
z以下である複数の特定振動周波数が交互に且つ1/f
ゆらぎ間隔となっているとともに、加速度レベルが鉄道
車輛の車体振動についての乗り心地係数による評価で
1.5以下となっているために、心地良い鉄道の揺れの
感覚を使用者に与えることができるものであり、生体の
リズム感覚とのマッチングも良いために、生体を速やか
にリラックス状態に導くことができる。
【0028】支持手段で支持された人体に加振手段が与
える振動の振動方向が上下方向と左右方向であり、各方
向振動が共に25Hz以下である複数の特定振動周波数
が交互に且つ1/fゆらぎ間隔となっていると、さらに
人体をリラックス状態に導くことが容易となる。
える振動の振動方向が上下方向と左右方向であり、各方
向振動が共に25Hz以下である複数の特定振動周波数
が交互に且つ1/fゆらぎ間隔となっていると、さらに
人体をリラックス状態に導くことが容易となる。
【0029】また本発明においては、支持手段で支持さ
れた人体に加振手段が与える振動が5Hz以下の振動と
6〜7Hz以上25Hz以下の振動との組み合わせであ
るとともに、後者の振動はそのオンオフ間隔が1/fゆ
らぎ特性を持つものとなっており、加速度レベルが鉄道
車輛の車体振動についての乗り心地係数による評価で
1.5以下となっているために、この場合においても心
地良い鉄道の揺れの感覚を使用者に与えることができる
ものであり、生体のリズム感覚とのマッチングも良いた
めに、生体を速やかにリラックス状態に導くことができ
る。
れた人体に加振手段が与える振動が5Hz以下の振動と
6〜7Hz以上25Hz以下の振動との組み合わせであ
るとともに、後者の振動はそのオンオフ間隔が1/fゆ
らぎ特性を持つものとなっており、加速度レベルが鉄道
車輛の車体振動についての乗り心地係数による評価で
1.5以下となっているために、この場合においても心
地良い鉄道の揺れの感覚を使用者に与えることができる
ものであり、生体のリズム感覚とのマッチングも良いた
めに、生体を速やかにリラックス状態に導くことができ
る。
【図1】本発明の実施の形態の一例の概略側面図であ
る。
る。
【図2】同上の加振装置の振動発生機構の一例を示すも
ので、(a)は断面図、(b)は可動アームの正面図である。
ので、(a)は断面図、(b)は可動アームの正面図である。
【図3】同上の振動発生機構の振動ストロークの調整動
作の説明図である。
作の説明図である。
【図4】同上の振動発生機構を用いた加振装置の概略断
面図である。
面図である。
【図5】(a)(b)(c)は夫々振動周波数の変化パターンの
一例の説明図である。
一例の説明図である。
【図6】(a)(b)(c)は夫々振動パターンの一例の説明図
である。
である。
【図7】リラックス度に応じた振動変化の一例の説明図
である。
である。
【図8】電動リクライニングユニットを備えた例の概略
側面図である。
側面図である。
【図9】局部振動を与える局所振動発生手段を備えた例
の概略側面図である。
の概略側面図である。
【図10】加熱手段を備えた例の概略側面図である。
【図11】冷却手段を備えた例の概略側面図である。
1 リクライニング椅子 2 足載せ台 3 加振装置
Claims (3)
- 【請求項1】 人体を支持する支持手段と、この支持手
段に振動を与える加振手段と、加振手段の動作を制御す
る制御手段とを備えたリラックス装置であって、支持手
段で支持された人体に加振手段が与える振動を、25H
z以下である複数の特定振動周波数が交互に且つ1/f
ゆらぎ間隔となっている振動とするとともに、加速度レ
ベルを鉄道車輛の車体振動についての乗り心地係数によ
る評価で1.5以下としていることを特徴とするリラッ
クス装置。 - 【請求項2】 支持手段で支持された人体に加振手段が
与える振動の振動方向が上下方向と左右方向であり、各
方向振動が共に25Hz以下である複数の特定振動周波
数が交互に且つ1/fゆらぎ間隔となっていることを特
徴とする請求項1記載のリラックス装置。 - 【請求項3】 人体を支持する支持手段と、この支持手
段に振動を与える加振手段と、加振手段の動作を制御す
る制御手段とを備えたリラックス装置であって、支持手
段で支持された人体に加振手段が与える振動を、5Hz
以下の振動と6〜7Hz以上25Hz以下の振動との組
み合わせとするとともに、後者の振動はそのオンオフ間
隔が1/fゆらぎ特性を持つものとし、加速度レベルを
鉄道車輛の車体振動についての乗り心地係数による評価
で1.5以下としていることを特徴とするリラックス装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10208276A JP2000037460A (ja) | 1998-07-23 | 1998-07-23 | リラックス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10208276A JP2000037460A (ja) | 1998-07-23 | 1998-07-23 | リラックス装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000037460A true JP2000037460A (ja) | 2000-02-08 |
Family
ID=16553566
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10208276A Pending JP2000037460A (ja) | 1998-07-23 | 1998-07-23 | リラックス装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000037460A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010075407A (ja) * | 2008-09-25 | 2010-04-08 | Panasonic Electric Works Co Ltd | リラックス装置 |
JP2010082205A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Panasonic Electric Works Co Ltd | リラックス装置 |
JP6977218B1 (ja) * | 2020-09-28 | 2021-12-08 | 株式会社モノプロダイム | 睡眠促進装置 |
-
1998
- 1998-07-23 JP JP10208276A patent/JP2000037460A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010075407A (ja) * | 2008-09-25 | 2010-04-08 | Panasonic Electric Works Co Ltd | リラックス装置 |
JP4572974B2 (ja) * | 2008-09-25 | 2010-11-04 | パナソニック電工株式会社 | リラックス装置 |
JP2010082205A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Panasonic Electric Works Co Ltd | リラックス装置 |
JP6977218B1 (ja) * | 2020-09-28 | 2021-12-08 | 株式会社モノプロダイム | 睡眠促進装置 |
JP2022055270A (ja) * | 2020-09-28 | 2022-04-07 | 株式会社モノプロダイム | 睡眠促進装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060221 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060704 |