JP2000035345A - 光学式ロータリエンコーダ - Google Patents

光学式ロータリエンコーダ

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JP2000035345A
JP2000035345A JP10201914A JP20191498A JP2000035345A JP 2000035345 A JP2000035345 A JP 2000035345A JP 10201914 A JP10201914 A JP 10201914A JP 20191498 A JP20191498 A JP 20191498A JP 2000035345 A JP2000035345 A JP 2000035345A
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JP
Japan
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plate
light
slit
zone plate
fresnel zone
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JP10201914A
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English (en)
Inventor
Kazuaki Yamada
和明 山田
Kashiko Kodate
香椎子 小舘
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Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精度な光学式ロータリエンコーダを提供す
る。 【解決手段】 光源2と受光素子4との間に、矩形開口
を形成するフレネルゾーンプレート(又はバイナリーゾ
ーンプレート)11を有する固定板1と、スリット3a
を有する回転スリット板3とを配置し、矩形開口により
集光効率を高めるとともに、フレネルゾーンプレート
(又はバイナリーゾーンプレート)11の最内周円の半
径を適宜選択することにより固定板1と回転スリット板
3との間の距離を製作可能な値に維持しつつ、光を微小
なビーム径に収束させてスリット3aを通過させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学式ロータリエ
ンコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の一般的な光学式ロータリ
エンコーダの構造を示す斜視図である。図において、L
ED(又はレーザダイオード)等の光源101と受光素
子102との間の光路には、スリットを有する2つの部
材が介在している。このうち、光源101側の部材は被
測定物とともに回転する回転スリット部材103であ
り、円板に放射状に、かつ、周方向に等間隔でスリット
103aが形成されている。他方の部材は固定された固
定スリット部材104であり、回転スリット部材103
と等間隔にスリット104aが形成されている。
【0003】光源101からの光、例えばLED光は、
回転スリット部材103の前方から照射され、スリット
103a及び104aを通り抜けた光は固定スリット部
材104の後方に配置された受光素子102によって検
出される。従って、受光素子102においては、可動ス
リット部材103のスリット間隔Lsに相当する回転量
ごとに光が検出され、パルス出力が得られる。このパル
ス出力をカウントすることにより、回転量を検出するこ
とができる。従って、回転量あたりの出力パルス数で検
出精度が決まり、検出精度を向上させるためにはスリッ
ト103a及び104aの各々のスリット間隔Lsを小
さくする必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の光学式ロータリエンコーダでは、検出精度
を向上させるためにスリット103a及び104aの各
々のスリット間隔Lsを小さくしようとすると、スリッ
ト間隔Lsの2乗に比例して回転スリット部材103と
固定スリット部材104との間の距離dを小さくしなけ
ればならない。ところが、距離dを小さくするには製作
上の限界があるため、スリット間隔Lsの縮小も制限さ
れ、従って検出精度に限界が生じていた。
【0005】上記のような従来の問題点に鑑み、本発明
は、さらに高精度な検出を可能にする光学式ロータリエ
ンコーダを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の光学式ロータリ
エンコーダは、光源と、前記光源から投射される光の光
軸に直交して配置され、矩形開口を有する少なくとも1
個のフレネルゾーンプレート又はバイナリーゾーンプレ
ートを有する固定板と、前記固定板から前記光の投射方
向に前記フレネルゾーンプレート又はバイナリーゾーン
プレートの結像距離だけ隔てた位置において回転自在に
保持され、前記光軸との交差位置の全周に所定間隔でス
リットが形成された回転スリット板と、前記回転スリッ
ト板に近接して配置され、前記スリットを通過した光を
検出する受光素子とを備えたものである(請求項1)。
このように構成された光学式ロータリエンコーダにおい
ては、フレネルゾーンプレート又はバイナリーゾーンプ
レートの矩形開口の全域によって収束させた光をスリッ
トに入射させ、受光素子により検出させる。フレネルゾ
ーンプレート又はバイナリーゾーンプレートの結像距離
は当該フレネルゾーンプレート又はバイナリーゾーンプ
レートの最内周の円の半径によって決まるため、当該半
径を適宜選択することにより結像距離すなわち固定板と
回転スリット板との距離を製造可能な程度の値に確保し
ながら、その一方で回折限界に近い値までビーム径を絞
ることができる。また、矩形開口は集光効率が高く、受
光量及びS/N比の向上に寄与する。
【0007】また、上記ロータリエンコーダ(請求項
1)において、フレネルゾーンプレート又はバイナリー
ゾーンプレートが前記スリットの配列方向に複数個形成
され、当該フレネルゾーンプレート又はバイナリーゾー
ンプレートの中心間の距離は、各スリット間の距離をL
sとすると、n・Lsによって表される(但し、nは整
数)ように構成することもできる(請求項2)。この場
合は、複数のフレネルゾーンプレート又はバイナリーゾ
ーンプレートの存在によって、これらを通過した光量の
総和が増加するので、受光素子による検出が容易にな
る。
【0008】また、本発明の光学式ロータリエンコーダ
は、光源と、前記光源からの光の投射方向前方に配置さ
れ、矩形基板と、この矩形基板の一面上の中央円領域に
形成された同心輪帯群と、前記中央円領域を除く前記一
面上の残余領域に、前記同心輪帯群と同心に形成された
同心円弧帯群とを有してなるフレネルゾーンプレート又
はバイナリーゾーンプレートを含む固定板と、前記固定
板から前記光の投射方向に前記フレネルゾーンプレート
又はバイナリーゾーンプレートの結像距離だけ隔てた位
置において回転自在に保持され、前記フレネルゾーンプ
レート又はバイナリーゾーンプレートによって収束させ
た光を通過させるスリットが回転方向に連続して形成さ
れた回転スリット板と、前記回転スリット板に近接して
配置され、前記スリットを通過した光を検出する受光素
子とを備えたものである(請求項3)。このように構成
された光学式ロータリエンコーダにおいては、フレネル
ゾーンプレート又はバイナリーゾーンプレートによって
光を収束させる際に、同心輪帯群のみならず、同心円弧
帯群もが集光に寄与する。従って、矩形基板の一面全域
が開口となり、集光効率が高くなる。これによって、充
分な光量のビームスポットがスリットに入射し、受光素
子により検出されるので、S/N比が向上する。また、
フレネルゾーンプレート又はバイナリーゾーンプレート
の焦点距離は、各輪帯の半径から決まり、各輪帯の半径
は最内周の円の半径を基に算出されるので、フレネルゾ
ーンプレート又はバイナリーゾーンプレートの焦点距離
は当該フレネルゾーンプレート又はバイナリーゾーンプ
レートの最内周の円の半径によって決まる。従って、当
該半径を適宜選択することにより結像距離すなわち固定
板と回転スリット板との距離を製造可能な程度の値に確
保しながら、その一方で回折限界に近い値までビームス
ポット径を絞ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図4は、本発明の光学式ロータリ
エンコーダに用いるフレネルゾーンプレート(又はバイ
ナリーゾーンプレート)11を示す図である。また、図
5は、このフレネルゾーンプレート11に光源2から光
を当てた場合の、光の収束を示す斜視図である。図4及
び図5において、フレネルゾーンプレート11は、その
基本的構成として、光透過性の矩形基板(例えばガラ
ス)11aと、この矩形基板11aの一面上の中央円領
域に形成された同心輪帯群11bと、中央円領域を除く
当該一面上の残余領域に、同心輪帯群と同心に形成され
た同心円弧帯群11cとを備えている。同心輪帯群11
b及び同心円弧帯群11cは、例えばリソグラフィプロ
セス等の半導体パターン描画技術を用いて、形成するこ
とができる。このように構成されたフレネルゾーンプレ
ート11に直交する方向を光軸とする光源2からの光に
対しては、矩形基板11aの一面の全域が開口となっ
て、光軸上に光を収束させる。
【0010】一方、図6は、上記フレネルゾーンプレー
ト11との比較のために示す他のフレネルゾーンプレー
ト111であり、矩形の外形寸法は互いに同一である。
このフレネルゾーンプレート111においては、輪帯は
中央の円領域にのみ設けられ、それ以外の、矩形基板の
周辺部分は光を透過しない。この場合、開口は円形であ
り、開口の領域は円形部の最外輪(白い部分)で決まる
範囲となる。図6のフレネルゾーンプレート111と、
図4のフレネルゾーンプレート11とを比較すれば、図
4に示す矩形開口のフレネルゾーンプレート11は、図
6に示す円形開口のフレネルゾーンプレート111より
開口面積が大きく、中央円領域のみならず周辺の領域ま
ですべて集光に寄与する。従って、光の損失が少なく、
集光される光量が多い。以下、このような矩形開口のフ
レネルゾーンプレート11を用いた光学式ロータリエン
コーダの構成について説明する。
【0011】図1は本発明の一実施形態による光学式ロ
ータリエンコーダの主要な構成をXYZ直交座標系にお
いて示す斜視図である。図は、より明瞭に主要な構成を
示すべく、実際の長さや大きさの比例尺にとらわれずに
描かれている。図において、X−Y平面に平行に固定さ
れて設けられた固定板1は、複数のフレネルゾーンプレ
ート11の集合体により構成されている。本例における
固定板1は、X方向に等間隔で5列に、かつ、Y方向に
2段に、計10個分のフレネルゾーンプレート11を一
体構成してなるものである。図2は、固定板1の正面図
である。図1に戻り、単一の、又は複数のLEDからな
る光源2は固定板1に直交するZ方向に光軸を形成する
ように配置され、各フレネルゾーンプレート11に向け
て光が投射される。なお、光源2は各フレネルゾーンプ
レート11に対応させて複数個設けてもよい。
【0012】回転スリット板3は、回転量検出対象物体
とともに回転する部材であって、固定板1からZ方向に
距離dだけ隔ててX−Y平面に平行に配置されている。
回転スリット板3の全体形状は図3に示すような円盤状
であり、回転中心Oから半径rsの位置において光軸と
直交交差するように配置され、その位置の全周にわたっ
て、放射状の複数のスリット3aが周方向に一定の間隔
Ls(図1)ごとに形成されている。各列の各一対のフ
レネルゾーンプレート11はスリット3aに合わせて放
射状に配置されており、従って、各段の各5個のフレネ
ルゾーンプレート11は、厳密にいうと円弧上に配列さ
れている。受光素子4は、回転スリット板3の背面側に
近接して、X−Y平面と平行に配置されている。なお、
上記半径rsに比して上記間隔Ls(以下、スリット間隔
Lsという。)は非常に小さいため、図1に示す程度の
個数のスリット3aの配列は、直線上にあるとみなすこ
とができる。従って、フレネルゾーンプレート11はX
方向に直線的に配置してもよい。
【0013】以上の構成において、回転スリット板3の
1回転当たりに受光素子4によって検出されるパルス数
をPsとすると、各スリット間隔Lsは、 Ls=2π・rs/Ps となる。スリット幅Wはスリット間隔Lsの1/2倍に
設定されるので、 W=π・rs/Ps である。固定板1と回転スリット板3とのZ方向におけ
る距離dは、平面波光源の場合には、フレネルゾーンプ
レート11の焦点距離dでもあり、 d=(s1)/λ により与えられる。ここで、s1はフレネルゾーンプレ
ート11の最内周円の半径であり、λはLED波長であ
る。
【0014】従来のロータリエンコーダと類似の光学系
構成とするために、フレネルゾーンプレート11をスリ
ット間隔Lsの整数倍の間隔で配置する。すなわち、各
フレネルゾーンプレート11間の間隔は、n・Lsであ
ればよい。フレネルゾーンプレート11のリング数をζ
maxとしたときの整数nの最小値は、
【0015】
【数1】
【0016】によって求められる。この式によって求め
られたnを用いることにより、各ゾーンプレート間の間
隔を最小とすることができる。なお、必要なフレネルゾ
ーンプレート11の数は、スリット3aを通して同一受
光素子に集められる光量と、素子の最小感度との関係か
ら決定される。具体的な数値例で示すと、以下のように
なる。
【0017】LED波長λ=0.74μm パルス数Ps=5000パルス/回転 焦点距離d=200μm 半径rs=14mm として、
【0018】
【数2】
【0019】(但し、ρ2は2番目のゾーン半径、ρ3
は3番目のゾーン半径、Ioはフレネルゾーンプレート
焦点での明るさ、Iooはフレネルゾーンプレートがない
場合のゾーンプレート焦点での明るさ、Nはゾーン数で
ある。)となる。
【0020】上記のような構成において、フレネルゾー
ンプレート11に向けて光源2から光が投射されると、
等間隔に並んだ複数のフレネルゾーンプレート11のレ
ンズ作用により、収束した微小スポット光が等間隔に並
んだ形で得られる。微小スポット光の間隔はスリット3
aの間隔Lsの整数倍(n・Ls)であるため、回転スリ
ット板3の移動に応じて一斉にスリット3aを通過し、
その後一斉に不通過となる過程が繰り返される。これに
より、回転スリット板3の回転量に応じたオンオフ信号
が、受光素子4から出力される。
【0021】フレネルゾーンプレート11の焦点距離、
すなわち平面波光源の場合には固定板1と回転スリット
板3との距離dが、d=(s1)/λであることか
ら、フレネルゾーンプレートの最内周円の半径s1を変
化させることにより距離dを任意に設定することができ
る。また、フレネルゾーンプレート11によって収束さ
せたビームは回折限界に近いビーム径にまで収束させう
ることが知られている。従って、例えばリソグラフィ等
の半導体描画技術を駆使して、フレネルゾーンプレート
11の描画精度を高めるとともに最小スポット径を所定
の値に作成することによって、固定板1と回転スリット
板3との距離dを任意の製作可能な値に保ちながらスリ
ット3aの間隔Lsを極めて小さくして精度を向上させ
ることが可能になる。また、LED光をフレネルゾーン
プレート11によってスポット状に絞ることと、前述の
矩形開口による集光効率の向上とによって、LED光が
スリット3aを通過/不通過になることによる信号オン
オフ時のS/N比を大きくすることができる。さらに、
受光する光量はフレネルゾーンプレート11の数、中心
円の半径及びゾーン帯数で調整できるために設計の自由
度が大きい。
【0022】また、フレネルゾーンプレートの中心をL
s/4だけずらして描画することにより容易に、いわゆ
るA/B2相の出力を得ることができる。なお、上記実
施形態においては、2段5列にフレネルゾーンプレート
11を配置した例を示したが、これは一例であり、他に
も種々の配置が可能である。また、基本的には、1個の
フレネルゾーンプレート11によっても同様の光学式ロ
ータリエンコーダを構成することができる。さらに、フ
レネルゾーンプレートに代えてバイナリーゾーンプレー
トを用いた場合でも、同様な作用効果を得ることができ
る。
【0023】
【発明の効果】以上のように構成された本発明は以下の
効果を奏する。請求項1の光学式ロータリエンコーダに
よれば、フレネルゾーンプレート又はバイナリーゾーン
プレートの矩形開口の全域によって収束させた光をスリ
ットに入射させ、受光素子により検出させる構成とな
り、フレネルゾーンプレート又はバイナリーゾーンプレ
ートの焦点距離は当該フレネルゾーンプレート又はバイ
ナリーゾーンプレートの最内周の円の半径によって決ま
る。従って、当該半径を適宜選択することにより結像距
離すなわち固定板と回転スリット板との距離を製造可能
な程度の値に確保しながら、その一方で回折限界に近い
値までビーム径を絞ることができる。従って、スリット
の間隔を極めて小さくすることができ、回転量の検出に
高い精度を得ることができる。また、矩形開口によって
集光効率が高くなり、受光量及びS/N比が向上するの
で、高い検出精度とともに、検出の安定性も得られる。
【0024】また、請求項2の光学式ロータリエンコー
ダによれば、複数のフレネルゾーンプレート又はバイナ
リーゾーンプレートの存在によって、これらを通過した
光量の総和が増加するので、受光素子による検出が容易
になる。
【0025】また、請求項3の光学式ロータリエンコー
ダによれば、フレネルゾーンプレート又はバイナリーゾ
ーンプレートによって光を収束させる際に、同心輪帯群
のみならず、同心円弧帯群もが集光に寄与するので、矩
形基板の一面全域が開口となり、集光効率が高くなる。
これによって、充分な光量のビームスポットがスリット
に入射し、受光素子により検出されるので、S/N比が
向上する。また、フレネルゾーンプレート又はバイナリ
ーゾーンプレートの焦点距離は、各輪帯の半径から決ま
り、各輪帯の半径は最内周の円の半径を基に算出される
ので、フレネルゾーンプレート又はバイナリーゾーンプ
レートの焦点距離は当該フレネルゾーンプレート又はバ
イナリーゾーンプレートの最内周の円の半径によって決
まる。従って、当該半径を適宜選択することにより結像
距離すなわち固定板と回転スリット板との距離を製造可
能な程度の値に確保しながら、その一方で回折限界に近
い値までビームスポット径を絞ることができる。従っ
て、スリットの間隔を極めて小さくすることができ、S
/N比の向上と相まって、回転量の検出に高い精度と安
定性とを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による光学式ロータリエン
コーダの主要な構成を示す斜視図である。
【図2】図1中の固定板の正面図である。
【図3】図1中の回転スリット板の全体形状を示す正面
図である。
【図4】図1に示す光学式ロータリエンコーダに用いら
れるフレネルゾーンプレートの1個分の正面図である。
【図5】図4に示すフレネルゾーンプレートによる光の
収束を示す斜視図である。
【図6】従来一般に用いられているフレネルゾーンプレ
ートの正面図である。
【図7】従来の光学式ロータリエンコーダの主要な構成
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 固定板 2 光源 3 回転スリット板 3a スリット 4 受光素子 11 フレネルゾーンプレート 11a 矩形基板 11b 同心輪帯群 11c 同心円弧帯群

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源と、 前記光源から投射される光の光軸に直交して配置され、
    矩形開口を形成する少なくとも1個のフレネルゾーンプ
    レート又はバイナリーゾーンプレートを有する固定板
    と、 前記固定板から前記光の投射方向に前記フレネルゾーン
    プレート又はバイナリーゾーンプレートの結像距離だけ
    隔てた位置において回転自在に保持され、前記光軸との
    交差位置の全周に所定間隔でスリットが形成された回転
    スリット板と、前記回転スリット板に近接して配置さ
    れ、前記スリットを通過した光を検出する受光素子とを
    備えたことを特徴とする光学式ロータリエンコーダ。
  2. 【請求項2】前記フレネルゾーンプレート又はバイナリ
    ーゾーンプレートが前記スリットの配列方向に複数個形
    成され、当該フレネルゾーンプレート又はバイナリーゾ
    ーンプレートの中心間の距離は、各スリット間の距離を
    Lsとすると、n・Lsによって表される(但し、nは整
    数)ことを特徴とする請求項1記載の光学式ロータリエ
    ンコーダ。
  3. 【請求項3】光源と、 前記光源からの光の投射方向前方に配置され、矩形基板
    と、この矩形基板の一面上の中央円領域に形成された同
    心輪帯群と、前記中央円領域を除く前記一面上の残余領
    域に、前記同心輪帯群と同心に形成された同心円弧帯群
    とを有してなるフレネルゾーンプレート又はバイナリー
    ゾーンプレートを含む固定板と、 前記固定板から前記光の投射方向に前記フレネルゾーン
    プレート又はバイナリーゾーンプレートの結像距離だけ
    隔てた位置において回転自在に保持され、前記フレネル
    ゾーンプレート又はバイナリーゾーンプレートによって
    収束させた光を通過させるスリットが回転方向に連続し
    て形成された回転スリット板と、 前記回転スリット板に近接して配置され、前記スリット
    を通過した光を検出する受光素子とを備えたことを特徴
    とする光学式ロータリエンコーダ。
JP10201914A 1998-07-16 1998-07-16 光学式ロータリエンコーダ Pending JP2000035345A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002117406A (ja) * 2000-10-06 2002-04-19 Japan Science & Technology Corp 光学的顔画像認識方法及びその装置
CN104730602A (zh) * 2015-03-24 2015-06-24 南京理工大学 一种聚焦透镜
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JPWO2017145348A1 (ja) * 2016-02-26 2018-12-13 株式会社日立製作所 撮像装置

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