JP2000034721A - 高圧ジェット噴射混合処理方法および装置 - Google Patents

高圧ジェット噴射混合処理方法および装置

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JP2000034721A JP10203120A JP20312098A JP2000034721A JP 2000034721 A JP2000034721 A JP 2000034721A JP 10203120 A JP10203120 A JP 10203120A JP 20312098 A JP20312098 A JP 20312098A JP 2000034721 A JP2000034721 A JP 2000034721A
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  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 超高圧水での切削能力を高められることで、
引上速度を高めることができるので、施工性能が向上す
る。 【解決手段】 注入管1の先端に、高圧水ノズルと空気
ノズルを組合わせ、高圧水と圧縮空気を同時に噴射し
て、所定造成範囲の土砂を切削する噴射ノズル11を設
け、この噴射ノズル11の下方に硬化材を噴射する硬化材
ノズル12を設けたモニター1bを取付け、注入管1の頂
部に注入管本体部1aの各流路に超高圧水、圧縮空気、
硬化材を送る注入管スイべル1cを設けた高圧ジェット
噴射混合処理装置を使用し、注入管1を回転させて引き
上げ、圧縮空気2を伴った超高圧水3を噴射ノズル11か
ら地盤に噴出させて地盤を切削するとともに硬化材5を
充填させ、円柱状の固結体を造成する高圧ジェット噴射
混合処理方法において、前記噴射ノズル11は注入管1の
軸直方向で相互に反対方向に向くように対に設け、2方
向を同時切削する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軟弱地盤の改良、
建設構造物基礎等を目的として施工される地盤硬化材注
入工法において、定型均一なる良質な地盤改良体を形成
し得る高圧ジェット噴射混合処理工法いわゆるジェット
グラウト工法で使用する高圧ジェット噴射混合処理方法
および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高圧ジェット噴射混合処理工法は、水に
高い圧力を加えて得られる強力なエネルギーによって地
盤の組織を破壊し、スライムを地表に排出することによ
って地中に人為的空間を作り、硬化材を充填して強固な
固結体を造成するものである。
【0003】図8に示すように、注入管1として三重管
を使用し、圧縮空気2を伴った超高圧水3を地盤に回転
して噴出させて地盤を切削し、そのスライム4を地表に
排出させるとともに硬化材5を同時充填させ、円柱状の
固結体を造成する三重管工法(コラムジェトグラウト工
法)について説明する。
【0004】図9に示すように、注入管1は、超高圧水
流路6、圧縮空気流路7、硬化材流路8の各流路を有す
る注入管本体部1aの先端にモニター1bを取付け、頂
部に前記注入管本体部1aの各流路に超高圧水、圧縮空
気、硬化材を送る注入管スイべル1cを設けたものであ
る。
【0005】モニター1bでは高圧水ノズル9と空気ノ
ズル10を組合わせ、超高圧水3と圧縮空気2を同時に噴
射して、所定造成範囲の土砂を切削する噴射ノズル11を
設け、この噴射ノズル11の下方に硬化材5を噴射する硬
化材ノズル12を設けた。図中13は先端シューである。
【0006】三重管工法(コラムジェトグラウト工法)
の施工手順は、図10に示すように、ボーリングマシン14
で先端にメタルクラウン15、スタビライザー16を有する
ケーシングパイプ17でガイドホールを施工し、図11に示
すように、トラッククレーン等でこのケーシングパイプ
17内に三重管による注入管1の注入管本体部1aを建込
む。
【0007】図12に示すように、ケーシングパイプ17を
引き抜き(状況によってはケーシングパイプを残すこと
もある)、図13に示すように造成マシン18を設置し、ま
た注入管本体部1aの上端に注入管スイべル1cを設置
し、圧縮空気2、超高圧水3、硬化材5を注出して注入
管1を回転しながら引き上げ、図14に示すようにコラム
施工完了となる。
【0008】このように噴射ノズル11からは、周囲を圧
縮空気により包合された超高圧水が噴射され、これが地
中の土粒子を撹乱するとととにに人為的空間を作り、こ
の空隙部に、次には硬化材ノズル12から抽出される硬化
材が充填されることとなる。この噴射ノズル11の周囲よ
り噴射される圧縮空気は、エアーリフト効果と称される
絶妙な効果を与える上で欠くことのできない要因の一つ
と目されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の三
重管工法(コラムジェトグラウト工法)では、噴射ノズ
ル11は1個のみであり、地盤の切削能力には限界がある
ので、注入管1の引上速度には限界がある。ちなみに、
噴射ノズル11から周囲を圧縮空気で包合され噴射される
超高圧水の超高圧ポンプの能力は、70リットル/min
400kgf/cm2 であるとして、回転数5〜6rpm 、引上速
度は16〜25min /m が適切とされた。
【0010】なお、特公平6-54007 号公報では、重合構
造の四つの流路を有する注入ロッドの先端に設置された
モニターの側壁に、各々ロッド内流路に通ずるととも
に、噴射口において重合する重合構造の上部噴射ノズル
と下部噴射ノズルの2つを設けたものが示されている。
【0011】この2つのノズルは、各ノズルの周囲ノズ
ルから加圧気体を、上部ノズルからは超高圧水を、下部
ノズルからは超高圧硬化材を噴射するものである。
【0012】従って、この特公平6-54007 号公報のもの
は硬化材を超高圧で噴射できるという効果はあるが、周
囲を圧縮空気で包合され噴射される超高圧水での切削能
力を高められるものではない。
【0013】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、超高圧水での切削能力を高められることで、引上速
度を高めることができるので、施工性能が向上する高圧
ジェット噴射混合処理方法および装置を提供することに
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、高圧ジェット噴射混合処理方法としては、超
高圧水、圧縮空気、硬化材の流路を有する注入管の先端
に、高圧水ノズルと空気ノズルを組合わせ、高圧水と圧
縮空気を同時に噴射して、所定造成範囲の土砂を切削す
る噴射ノズルと、その下方に硬化材を噴射する硬化材ノ
ズルを設けたモニターを取付け、注入管の頂部に注入管
本体部の各流路に超高圧水、圧縮空気、硬化材を送る注
入管スイべルを設けた高圧ジェット噴射混合処理装置を
使用し、注入管を回転させて引き上げる際に、圧縮空気
を伴った超高圧水を噴射ノズルから地盤に噴出させて地
盤を切削するとともに硬化材を充填させ、円柱状の固結
体を造成する高圧ジェット噴射混合処理方法において、
前記噴射ノズルは注入管の軸直方向で相互に反対方向に
向くように対に設け、2方向を同時切削することを要旨
とするものである。
【0015】高圧ジェット噴射混合処理装置としては、
超高圧水、圧縮空気、硬化材の流路を有する注入管の先
端に、高圧水ノズルと空気ノズルを組合わせ、高圧水と
圧縮空気を同時に噴射して、所定造成範囲の土砂を切削
する噴射ノズルを設け、この噴射ノズルの下方に硬化材
を噴射する硬化材ノズルを設けたモニターを取付け、注
入管本体部の頂部に前記注入管本体部の各流路に超高圧
水、圧縮空気、硬化材を送る注入管スイべルを設けた高
圧ジェット噴射混合処理装置において、注入管本体部を
超高圧水流路を形成する内管、圧縮空気流路を形成する
中内管、中外管、硬化材流路を形成する外管の4重管で
構成し、モニターで高圧水ノズルと空気ノズルを組合わ
せる噴射ノズルは注入管軸直方向で相互に反対方向に向
くように対に設け、高圧水ノズルは前記の双方が内管の
超高圧水流路に連通し、空気ノズルは一方が中内管の圧
縮空気流路に、他方が中外管の圧縮空気流路にそれぞれ
連通させたこと、または、注入管本体部は中央の超高圧
水流路の回りに圧縮空気流路と硬化材流路を並べて形成
した多孔管で構成し、モニターで高圧水ノズルと空気ノ
ズルを組合わせる噴射ノズルは注入管軸直方向で相互に
反対方向に向くように対に設け、高圧水ノズルは双方が
中央管の超高圧水流路に連通し、空気ノズルはそれぞれ
個別の圧縮空気流路に連通させたこと、および、注入管
軸直方向で相互に反対方向に向くように対に設ける噴射
ノズルは、上下で位置をわずかにずらしたことを要旨と
するものである。
【0016】請求項1および請求項2記載の本発明によ
れば、モニターで高圧水ノズルと空気ノズルを組合わせ
る噴射ノズルは注入管軸直方向で相互に反対方向に向く
ように対に設けたので、従来と比較して周囲を圧縮空気
により包合された超高圧水での地盤の切削能力は倍増化
し、その結果、注入管の引き上げ速度を倍程度に増やし
て引き上げ時間を減少しても支障がなく、施工性能を上
げることができる。
【0017】また、このように切削能力を高めることに
より、場合によっては、硬化材は従来配合と比較して比
重大、粘性高のものを使用でき、硬化材の希釈が少ない
ので、地盤中の歩留まりがよく、早く引き上げての品質
(強度)を確保できる。
【0018】請求項2記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、2個の高圧水ノズルと空気ノズルを組合わせ
る噴射ノズルは、圧縮空気流路については独自の流路、
すなわち、別系統ラインとすることで、仮に一方の噴射
ノズルが閉塞しても、閉塞による圧力差で他の噴射ノズ
ルに影響を与えることがない。このようにして、地盤、
深度により1本の造成中に、エアーの風量・圧力を各噴
射ノズル毎に調整することが可能となる。
【0019】請求項3記載の本発明によれば、前記請求
項1および請求項2記載の発明の作用に加えて、注入管
本体部は中央の超高圧水流路の回りに圧縮空気流路と硬
化材流路を並べて形成した多孔管で構成することで、管
の構成を簡単にすることができる。
【0020】請求項4記載の本発明によれば、注入管軸
直方向で相互に反対方向に向くように対に設ける噴射ノ
ズルは、これを上下で位置をわずかにずらしたので、注
入管を回転するときに圧縮空気により包合された超高圧
水での地盤の切削平面は完全に重なることはなく、その
分上下で広がりが確保できるとともに、上下に間隔を存
して完全に分離することもないので相乗作用も期待でき
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。先に本発明の高圧ジェット噴射混合処理方
法を図1について説明すると、基本的には前記従来例で
説明した三重管工法(コラムジェトグラウト工法)の施
工手順と変わりはなく、超高圧水3、圧縮空気2、硬化
材5の流路を有する注入管1の先端に、高圧水ノズルと
空気ノズルを組合わせ、高圧水と圧縮空気を同時に噴射
して、所定造成範囲の土砂を切削する噴射ノズル11を設
け、この噴射ノズル11の下方に硬化材5を噴射する硬化
材ノズル12を設けたモニター1bを取付け、注入管本体
部1aの頂部に前記注入管本体部1aの各流路に超高圧
水、圧縮空気、硬化材を送る注入管スイべル1cを設け
た高圧ジェット噴射混合処理装置を使用し、注入管1の
引き上げの際に、圧縮空気2を伴った超高圧水3を噴射
ノズル11から地盤に回転して噴出させて地盤を切削し、
そのスライムを地表に排出させるとともに硬化材5を同
時充填させ、円柱状の固結体を造成するものである。
【0022】本発明は前記噴射ノズル11はこれを注入管
1の軸直方向で相互に反対方向に向くように対に設け、
この2つの噴射ノズル11から圧縮空気2を伴った超高圧
水3を噴射して2方向を同時切削することとした。
【0023】そして、圧縮空気2は各噴射ノズル11に対
しては別系統ラインで送るものとし、各ライン毎に風量
・圧力計等によるセンサー19a,19bを設けて監視・制
御する。
【0024】次にこのような方法を行うための装置につ
いて説明する。図2は注入管1の第1実施形態を示す縦
断側面図であり、図中1aは注入管本体部、1bはその
下端に取り付けるモニター、1cは注入管本体部1aの
頂部に設ける注入管スイべルである。
【0025】注入管本体部1aは、超高圧水流路6を形
成する内管20、圧縮空気流路7を形成する中内管21、中
外管22、硬化材流路8を形成する外管23の4重管で構成
した。
【0026】モニター1b、注入管スイべル1cは図示
は省略するが、カップリングで注入管本体部1aに着脱
自在に嵌合するもので、前記内管20、中内管21、中外管
22、外管23に端部が嵌合する管を有する構造である。
【0027】そしてモニター1bでは高圧水ノズル9と
空気ノズル10を組合わせる噴射ノズル11は注入管1の軸
直方向で相互に反対方向に向くように対に、しかも、上
下で位置を多少ずらせるようにして設け、高圧水ノズル
9は前記の双方の噴射ノズル11のものが内管20の超高圧
水流路6に連通し、空気ノズル10は一方の噴射ノズル11
のもの(図示では上側)が中内管21内の圧縮空気流路7
に、他方が中外管22内の圧縮空気流路7にそれぞれ連通
させた。
【0028】また、前記外管23が形成する硬化材流路8
は図2にも示すようにモニター1bでは多孔管24の各孔
24aに分岐して、前記噴射ノズル11を避け、下方の硬化
材ノズル12に連通させる。図中25はメタルクラウンであ
る。
【0029】注入管スイべル1cは、超高圧水流路6を
形成する内管20に連通する高圧水注入口26、圧縮空気流
路7を形成する中内管21に連通する圧縮空気注入口27
a、圧縮空気流路7を形成する中外管22に連通する圧縮
空気注入口27b、硬化材流路8を形成する外管23に連通
する硬化材注入口28を有するもので、これら高圧水注入
口26と、圧縮空気注入口27a,27b、硬化材注入口28は
相互に独立して回転可能となるようにベアリングやOリ
ングでスイベル機構が設定される。
【0030】図5、図6は注入管1の第2実施形態を示
す縦断側面図で、注入管本体部1aは、中央に超高圧水
流路6を形成する孔29aを形成し、その回りに圧縮空気
流路7を形成する孔29b,29b′と硬化材流路8を形成
する孔29cとを並べて形成した多孔管29をもって構成す
る。図示の例では孔29b,29b′は孔29aを中にして左
右に配置し、孔29cはこれら孔29bと29b′の間に2個
ずつ並べて形成した。
【0031】本実施形態でも、モニター1bでは高圧水
ノズル9と空気ノズル10を組合わせる噴射ノズル11は注
入管1の軸直方向で相互に反対方向に向くように対に、
しかも、上下で位置を多少ずらせるようにして設け、前
記多孔管29による注入管本体部1aに合わせて高圧水ノ
ズル9は前記の双方の噴射ノズル11のものが超高圧水流
路6を形成する孔29aに連通し、空気ノズル10は一方の
噴射ノズル11のもの(図示では上側)が圧縮空気流路7
を形成する孔29bに、他方が圧縮空気流路7を形成する
孔29b′にそれぞれ連通させた。(図示せず)
【0032】さらにモニター1bでは前記2つの噴射ノ
ズル11の下方に硬化材ノズル12を設けるが、この硬化材
ノズル12は前記硬化材流路8を形成する孔29cに連通さ
せる。本実施形態ではモニター1bの先端にはメタルク
ラウン25を設けた。
【0033】注入管スイべル1cは、注入管本体部1a
の超高圧水流路6を形成する孔29aに連通する高圧水注
入口26、圧縮空気流路7を形成する孔29bに連通する圧
縮空気注入口27a、圧縮空気流路7を形成する孔29bに
連通する圧縮空気注入口27b、硬化材流路8を形成する
孔29cに連通する硬化材注入口28を有するもので、これ
ら高圧水注入口26と、圧縮空気注入口27a,27b、硬化
材注入口28は相互に独立して回転可能となるようにスイ
ベル機構が設定される。
【0034】なお、この第2実施形態の場合も前記第1
実施形態と同じくモニター1b、注入管スイべル1cカ
ップリングで注入管本体部1aに着脱自在に嵌合する構
成が採用し得る。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように本発明の高圧ジェット
噴射混合処理方法および装置は、超高圧水での切削能力
を高められることで、引上速度を高めることができるの
で、施工性能が向上するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高圧ジェット噴射混合処理工法の1実
施形態を示す説明図である。
【図2】本発明の高圧ジェット噴射混合処理装置の第1
実施形態を示す1部省略した縦断側面図である。
【図3】本発明の高圧ジェット噴射混合処理装置の第1
実施形態を示すモニター部分の縦断側面図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】本発明の高圧ジェット噴射混合処理装置の第2
実施形態を示す1部省略した縦断側面図である。
【図6】図5のB−B線断面図である。
【図7】図5のC−C線断面図である。
【図8】三重管工法(コラムジェトグラウト工法)を示
す縦断側面図である。
【図9】三重管工法(コラムジェトグラウト工法)で使
用する三重管の縦断側面図である。
【図10】三重管工法(コラムジェトグラウト工法)の
第1工程の縦断側面図である。
【図11】三重管工法(コラムジェトグラウト工法)の
第2工程の縦断側面図である。
【図12】三重管工法(コラムジェトグラウト工法)の
第3工程の縦断側面図である。
【図13】三重管工法(コラムジェトグラウト工法)の
第4工程の縦断側面図である。
【図14】三重管工法(コラムジェトグラウト工法)の
第5工程の縦断側面図である。
【符号の説明】
1…注入管 1a…注入管本体 1b…モニター 1c…注入管スイ
ベル 2…圧縮空気 3…超高圧水 4…スライム 5…硬化材 6…超高圧水流路 7…圧縮空気流路 8…硬化材流路 9…高圧水ノズル 10…空気ノズル 11…噴射ノズル 12…硬化材ノズル 13…先端シュー 14…ボーリングマ
シン 15…メタルクラウン 16…スタビライザ
ー 17…ケーシングパイプ 18…造成マシン 19a,19b…センサー 20…内管 21…中内管 22…中外管 23…外管 24…多孔管 25…メタルクラウン 26…高圧水注入口 27a,27b…圧縮空気注入口 28…硬化材注入口 29…多孔管 29a,29b,29
b′, 29c…孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江藤 政継 東京都中央区銀座8丁目14番14号 日特建 設株式会社内 (72)発明者 西 寿三男 東京都中央区銀座8丁目14番14号 日特建 設株式会社内 (72)発明者 梶田 文彦 東京都中央区銀座8丁目14番14号 日特建 設株式会社内 Fターム(参考) 2D040 AA01 AB01 BA01 BA02 BB03 BD05 CA00 CB03 CD01 DA03 DA17 DC06 FA08 FA09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超高圧水、圧縮空気、硬化材の流路を有
    する注入管の先端に、高圧水ノズルと空気ノズルを組合
    わせ、高圧水と圧縮空気を同時に噴射して、所定造成範
    囲の土砂を切削する噴射ノズルと、その下方に硬化材を
    噴射する硬化材ノズルを設けたモニターを取付け、注入
    管の頂部に注入管本体部の各流路に超高圧水、圧縮空
    気、硬化材を送る注入管スイべルを設けた高圧ジェット
    噴射混合処理装置を使用し、注入管を回転させて引き上
    げる際に、圧縮空気を伴った超高圧水を噴射ノズルから
    地盤に噴出させて地盤を切削するとともに硬化材を充填
    させ、円柱状の固結体を造成する高圧ジェット噴射混合
    処理方法において、前記噴射ノズルは注入管の軸直方向
    で相互に反対方向に向くように対に設け、2方向を同時
    切削することを特徴とした高圧ジェット噴射混合処理方
    法。
  2. 【請求項2】 超高圧水、圧縮空気、硬化材の流路を有
    する注入管の先端に、高圧水ノズルと空気ノズルを組合
    わせ、高圧水と圧縮空気を同時に噴射して、所定造成範
    囲の土砂を切削する噴射ノズルを設け、この噴射ノズル
    の下方に硬化材を噴射する硬化材ノズルを設けたモニタ
    ーを取付け、注入管本体部の頂部に前記注入管本体部の
    各流路に超高圧水、圧縮空気、硬化材を送る注入管スイ
    べルを設けた高圧ジェット噴射混合処理装置において、
    注入管本体部を超高圧水流路を形成する内管、圧縮空気
    流路を形成する中内管、中外管、硬化材流路を形成する
    外管の4重管で構成し、モニターで高圧水ノズルと空気
    ノズルを組合わせる噴射ノズルは注入管軸直方向で相互
    に反対方向に向くように対に設け、高圧水ノズルは前記
    の双方が内管の超高圧水流路に連通し、空気ノズルは一
    方が中内管の圧縮空気流路に、他方が中外管の圧縮空気
    流路にそれぞれ連通させたことを特徴とする高圧ジェッ
    ト噴射混合処理装置。
  3. 【請求項3】 超高圧水、圧縮空気、硬化材の流路を有
    する注入管本体部の先端に、高圧水ノズルと空気ノズル
    を組合わせ、高圧水と圧縮空気を同時に噴射して、所定
    造成範囲の土砂を切削する噴射ノズルを設け、この噴射
    ノズルの下方に硬化材を噴射する硬化材ノズルを設けた
    モニターを取付け、注入管本体部の頂部に前記注入管本
    体部の各流路に超高圧水、圧縮空気、硬化材を送る注入
    管スイべルを設けた高圧ジェット噴射混合処理装置にお
    いて、注入管本体部は中央の超高圧水流路の回りに圧縮
    空気流路と硬化材流路を並べて形成した多孔管で構成
    し、モニターで高圧水ノズルと空気ノズルを組合わせる
    噴射ノズルは注入管軸直方向で相互に反対方向に向くよ
    うに対に設け、高圧水ノズルは双方が中央管の超高圧水
    流路に連通し、空気ノズルはそれぞれ個別の圧縮空気流
    路に連通させたことを特徴とする高圧ジェット噴射混合
    処理装置。
  4. 【請求項4】 注入管軸直方向で相互に反対方向に向く
    ように対に設ける噴射ノズルは、上下で位置をわずかに
    ずらした請求項2または請求項3記載の高圧ジェット噴
    射混合処理装置。
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