JP2000033620A - 電鋳成形型の製造方法 - Google Patents

電鋳成形型の製造方法

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JP2000033620A
JP2000033620A JP10214751A JP21475198A JP2000033620A JP 2000033620 A JP2000033620 A JP 2000033620A JP 10214751 A JP10214751 A JP 10214751A JP 21475198 A JP21475198 A JP 21475198A JP 2000033620 A JP2000033620 A JP 2000033620A
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JP
Japan
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pipe
solder
shell
electroforming
cooling water
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JP10214751A
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English (en)
Inventor
Takahide Kobayashi
隆英 小林
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Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】冷却水用パイプを隙間なく半田付けにより電鋳
殻に添設した電鋳成形型の製造方法を提供する。 【解決手段】電鋳殻２の裏面のパイプ添設部位に半田４
をセットし、この半田４上にパイプ３を載置してパイプ
３内に加熱流体５を流通させ、加熱流体５により半田４
を溶融してパイプ３を電鋳殻２に半田付けする。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷却水による冷却
形式のプラスチック成形用電鋳成形型の製造方法に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の電鋳成形型を冷却水で冷却する構
造は、図６で示すように、電鋳殻２の裏面に冷却水を通
水するパイプ３をバックアップ部材７に設けたネット６
で保持して電鋳殻２の裏面に添設した構造や、図８で示
すように、電鋳殻２の裏面に冷却水を通水するパイプ３
を半田４によって半田付けし、バックアップ部材７で押
さえた構造であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の図６で示す
構造の場合は、ネット６に保持されたパイプ３の両側に
隙間Ｇが生じる。そのため、図７で示すように、電鋳殻
２とコア型９との間に高圧のプラスチック１０を流入し
たとき、電鋳殻２の表面に受ける圧力によって前記隙間
Ｇの部分が押圧され窪みＢが発生し、これが製品面に悪
影響を及ぼしている。図８で示す構造の場合も、半田付
け部分に隙間Ｇが生じ、図９で示すように、電鋳殻２と
コア型９との間に高圧のプラスチック１０を流入したと
き、電鋳殻２の表面に受ける圧力によって前記隙間Ｇの
部分が押圧され窪みＢが発生し、これが製品面に悪影響
を及ぼしている。
【０００４】本発明の目的は、冷却水用パイプを隙間な
く半田付けにより電鋳殻に添設した電鋳成形型の製造方
法を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の要旨は、電鋳殻の裏面に冷却水を通水する
パイプを添設したプラスチック成形用の電鋳成形型にお
いて、前記電鋳殻の裏面のパイプ添設部位に半田をセッ
トし、この半田上にパイプを載置してパイプ内に加熱流
体を流通させ、前記加熱流体により前記半田を溶融して
パイプを電鋳殻に半田付けするようにしたことを特徴と
するものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図１において、１は本発明方法によ
って製造した電鋳成形型であり、２は電鋳殻を示し、３
は前記電鋳殻２の裏面に添設した冷却水通水用のパイプ
を示す。
【０００７】本発明は図２で示すように、前記電鋳殻２
の裏面のパイプ添設部位に半田４をセットする。この半
田４のセットは図示のように帯状のものを載置してもよ
いし、予め半田付けしておいてもよい。その後、図３及
び図４で示すように、前記半田４上にパイプ３を載置す
る。
【０００８】そして、図５で示すように前記パイプ３内
に加熱流体５を流通させる。この加熱流体５は半田４が
溶融する温度に加熱された油が適当である。尚、油に限
定されるものではなく、半田４が溶融する温度に加熱さ
れた気体でもよい。
【０００９】前記加熱流体５をパイプ３内に流通させる
ことにより図５で示すように、半田４はパイプ３の周面
に沿って隙間なく溶融してパイプ３を電鋳殻２の裏面に
半田付けするものである。
【００１０】
【発明の効果】以上のように本発明によると、電鋳殻の
裏面に冷却水を通水するパイプを隙間なく半田付けする
ことができるため、低圧成形から高圧成形に対応した幅
広いプラスチック成形を可能とした電鋳成形型が得られ
る利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明方法により製造した電鋳成形型の斜視図
【図２】本発明方法の半田を電鋳殻の裏面にセットした
状態の斜視図
【図３】半田上にパイプを載置した状態の斜視図
【図４】パイプ加熱前の断面図
【図５】パイプ加熱後の断面図
【図６】従来のパイプ添設構造の断面図
【図７】図６の構造の不具合状態の断面図
【図８】従来の他のパイプ添設構造の断面図
【図９】図７の構造の不具合状態の断面図
【符号の説明】
１ 電鋳成形型 ２ 電鋳殻 ３ パイプ ４ 半田 ５ 加熱流体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 電鋳殻の裏面に冷却水を通水するパイプ
    を添設したプラスチック成形用の電鋳成形型において、 前記電鋳殻の裏面のパイプ添設部位に半田をセットし、
    この半田上にパイプを載置してパイプ内に加熱流体を流
    通させ、 前記加熱流体により前記半田を溶融してパイプを電鋳殻
    に半田付けするようにしたことを特徴とする電鋳成形型
    の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009047394A (ja) * 2007-08-22 2009-03-05 Mitsubishi Electric Corp 捩り管形熱交換器の製造方法
JP2009083429A (ja) * 2007-10-02 2009-04-23 Kanto Auto Works Ltd 温度調節部材を有する金型殻の製造方法

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