JP2000033372A - 電解水生成装置 - Google Patents

電解水生成装置

Info

Publication number
JP2000033372A
JP2000033372A JP10202945A JP20294598A JP2000033372A JP 2000033372 A JP2000033372 A JP 2000033372A JP 10202945 A JP10202945 A JP 10202945A JP 20294598 A JP20294598 A JP 20294598A JP 2000033372 A JP2000033372 A JP 2000033372A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
pipe
electrolytic cell
cathode
purification filter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10202945A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Yamashita
武司 山下
Fumio Nakagawa
文雄 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Sanyo Electric Co Ltd, Tottori Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP10202945A priority Critical patent/JP2000033372A/ja
Publication of JP2000033372A publication Critical patent/JP2000033372A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却装置の貯水量や冷却能力を大きくするこ
となく冷却された十分な量のアルカリ水を取り出すこと
ができる。 【解決手段】 水道水を貯水し冷却する冷却装置2と、
冷却装置による冷水の浄水フィルター8と、電気分解に
よりアルカリ水と酸性水を取り出す電解槽14とを備
え、前記電解槽の陽極室内には水道水を流入し、陰極室
内には冷水を流入するもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアルカリ水を冷却す
る電解水生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】アルカリ水はもともと飲用することによ
って健康によいとされて古くから電気分解により取り出
す様にしたものがある。
【0003】そして、このアルカリ水は冷やすことによ
ってより飲みやすくなることから、一旦冷水ポット等に
入れた後に冷蔵庫に入れて冷やしているが、手間がかか
ると共に飲用の都度、事前に数時間前から冷蔵庫に入れ
ておかねばならず使い勝手の悪いものであった。
【0004】そこで、特開平6−154758号公報に
見られるように冷却槽を設け、電解槽により取り出した
アルカリ水を冷却し、いつでも冷やした水が取り出せる
ようにしたものが提案された。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述の先行
技術によれば、確かに冷たいアルカリ水を取り出すこと
ができるものの一度に沢山のアルカリ水を取り出すには
大容量の水タンクを設けなければならず装置が大型化す
るのは勿論のこと、冷却装置(例えばコンプレッサー)
の冷却能力を上げなければならず装置全体の大型化、重
量増加につながった。
【0006】本発明は、冷却装置の貯水量や冷却能力を
大きくすることなく冷却された十分な量のアルカリ水を
得ることができるものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は水道水を所定温
度に冷却する冷却装置と、前記冷却装置から流出する冷
却水内の不純物を除去する浄水フィルターと、前記浄水
フィルターから流出する浄水を電気分解によりアルカリ
水と酸性水を取り出す電解槽とを備え、前記電解槽内に
は陽極室と該陽極室と区画した陰極室とを有し、前記陽
極室より酸性水、前記陰極水よりアルカリ水を取り出す
ものにおいて、前記浄水フィルターの浄水を陰極室に導
入し、且つ、原水パイプにより水道水を陽極室に導入す
るものである。
【0008】また、前記冷却装置と前記浄水フィルター
との間には切替バルブを設け、前記切替バルブの選択に
より浄水フィルターに冷水或は水道水を給水するもので
ある。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に基づいて
説明する。図1は本発明の電解水生成装置の概略配管
図、図2は同じく電解槽の電極部の斜視図、図3は同じ
く応用例を示す概略配管図である。
【0010】(1)は装置本体、(2)は冷却装置で、
約2リットル程度のタンク(3)と、このタンクの外側
壁に巻き付けた冷却パイプ(4)と、この冷却パイプに
冷媒を圧縮循環させるコンプレッサー(5)を内装し、
上部に吸水口(6)を有し下部に送水口(7)を設けて
いる。
【0011】(8)は内部に中空糸膜等の瀘過材(9)
を充填した浄水フィルターで、導水口(10)と流水口
(11)を設けている。
【0012】(12)は前記送水口(7)と導水口(1
0)とを連結する送水パイプ、(13)は前記吸水口
(6)に連結した通水パイプである。
【0013】(14)は平板状の陽極(15)を配設し
た陽極室(16)と平板状の2枚の陰極(17)、(1
7)を配設し、それぞれが連通した陰極室(18)、
(18)とを有した電解槽で、前記陽極室(16)と陰
極室(18)、(18)は微量の通水性を有する隔膜
(19)により形成され、これらはケース(20)によ
って囲んでいる。
【0014】前記陽極室(16)の上部には酸性水の取
出口(21)を設け、下部には水道水の連絡口(22)
を設けており、一方、陰極室(18)、(18)の上部
にはアルカリ水の取出口(23)を設け、下部には連結
パイプ(24)を介して前記流水口(11)に連通する
流入口(25)を設けている。(図2参照)(26)は
前記陽極室(16)の連絡口(22)に水道水を導く原
水パイプで、通水パイプ(13)に連結している。
【0015】(27)、(28)は前記連結パイプ(2
4)と原水パイプ(26)のそれぞれのパイプ路中に設
けた逆止弁で、水道水側の水が浄水フィルター(8)に
流れ込むのを防止し、浄水フィルター(8)側のアルカ
リ水が原水パイプ(26)に流れ込むのを防止するもの
である。
【0016】(29)は水道水を導く導水パイプ(3
0)と前記送水パイプ(12)間に配設した切替バルブ
で、選択により浄水フィルター(8)に流入する水を切
り替えて冷却水或は水道水を流入する。
【0017】次に動作について述べる。タンク(3)内
には通水パイプ(13)を介して流入した水道水を貯め
ており、常に冷却パイプ(4)を循環する圧縮冷媒によ
り約15度に保たれている。この15度の水温は、人間
が飲用する時に最もうまいとされる水温の範囲10〜1
5度のうちの上限側に設定したものであり、温度設定釦
を設けて10度〜15度の間の好みの温度に設定しても
よい。
【0018】始めに冷却したアルカリ水を取り出す場合
について説明する。この場合には切替バルブ(29)を
切り替えて浄水フィルター(8)の導水口(10)とタ
ンク(3)の送水口(7)を連通させて蛇口(図示せ
ず)を開放する。
【0019】これによりタンク(3)内の冷水が送水パ
イプ(12)を介して浄水フィルター(8)内に流入し
不純物を除去した後、流水口(11)から連結パイプ
(24)を介して流入口(25)より電解槽(14)の
陰極室(18)(18)内に流入する。
【0020】一方、原水パイプ(26)を介して導かれ
た水道水は、電解槽(14)の陽極室(16)内に流入
する。
【0021】この様にして陰極室(18)(18)内に
は冷水が充満し、陽極室(16)内には水道水が充満
し、陽極(15)と陰極(17)、(17)との間に直
流電圧を印加すると、それぞれの水は電気分解され冷水
はアルカリ水となって取出口(23)より流出し、水道
水は酸性水となって取出口(21)より流出する。
【0022】斯して、常温のアルカリ水を取り出す場合
には、切替バルブ(29)を切り替えてタンク(3)の
送水口(7)と浄水フィルター(8)の導水口(10)
との連通を止め、水道水を通す通水パイプ(13)と浄
水フィルター(8)の導水口(10)とを連通し蛇口を
開放する。
【0023】これにより水道水が直接導水パイプ(3
0)を介して浄水フィルター(8)内に流入した後、同
様に不純物を除去し電解槽(14)の陰極室(18)
(18)に流入する。
【0024】図3は通水パイプ(13)に元バルブ(3
1)を取り付け、且つ、切替バルブ(29)と電解槽
(14)の陽極室(16)との間に設けた原水パイプ
(26)の最低部に排水バルブ(32)を設けたもの
で、長期間使用しない場合には元バルブ(31)を閉じ
切替バルブ(29)を操作してタンク(3)の送水口
(7)と原水パイプ(26)とを連通した後、排水バル
ブ(32)を開けることによりタンク(3)内と電解槽
(14)内の水抜きを行ない水の腐敗を防止する。
【0025】
【発明の効果】以上の様に本発明は、冷却装置により冷
却された冷水を浄水フィルターを介して電解槽の陰極室
内に流入し、水道水を直接電解槽の陽極室内に流入させ
るものであるから、電解槽から酸性水として取り出す水
は水道水から供給されるため、結果として冷水は電解槽
からアルカリ水として取り出すことができる。
【0026】このことは冷却装置内に貯めた水の殆んど
をアルカリ水として使用することになり、電気分解して
取り出す必要量のアルカリ水に見合った量のみを冷却装
置に貯めることができ、冷却装置の小型化及び冷却能力
を小さくすることができる。
【0027】また、冷却装置と浄水フィルターとの間に
切替バルブを設け、このバルブの選択により浄水フィル
ターに冷水或は水道水を給水することができる。これ
は、例えば常時飲用に最適な冷却したアルカリ水を取り
出す場合には切替バルブを冷却装置側に切り替え、調理
や炊飯等に使用するに適した常温のアルカリ水を取り出
す場合には切替バルブを水道水側に切替えることにより
簡単に選択できる。
【0028】さらに、原水パイプに設けた排水バルブと
水道水の上流側の元バルブの併用操作によって冷却装置
内の水と電解槽内の水を同時に外部に排水できるため、
長期間使用しない場合には貯溜した水がなく臭いや雑菌
の繁殖が未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電解水生成装置の概略配管図である。
【図2】同じく電解槽の電極部の斜視図である。
【図3】同じく応用例を示す概略配管図である。
【符号の説明】
1 装置本体 2 冷却装置 3 タンク 8 浄水フィルター 16 陽極室 18 陰極室 26 原水パイプ 29 切替バルブ 32 排水バルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中川 文雄 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 Fターム(参考) 4D061 AA03 AB07 AB08 BA02 BB01 BB04 BB12 CA06 CA09 CA20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水道水を所定温度に冷却する冷却装置
    と、前記冷却装置から流出する冷却水内の不純物を除去
    する浄水フィルターと、前記浄水フィルターから流出す
    る浄水を電気分解によりアルカリ水と酸性水を取り出す
    電解槽とを備え、前記電解槽内には陽極室と該陽極室と
    区画した陰極室とを有し、前記陽極室より酸性水、前記
    陰極水よりアルカリ水を取り出すものにおいて、前記浄
    水フィルターの浄水を陰極室に導入し、且つ、原水パイ
    プにより水道水を陽極室に導入することを特徴とする電
    解水生成装置。
  2. 【請求項2】 前記冷却装置と前記浄水フィルターとの
    間には切替バルブを設け、前記切替バルブの選択により
    浄水フィルターに冷水或は水道水を給水することを特徴
    とする請求項1に記載の電解水生成装置。
  3. 【請求項3】 前記切替バルブを介して冷水装置と電解
    槽の陽極室とを連結する前記原水パイプには排水バルブ
    を設け、水道水の上流側に設けた元バルブとの併用操作
    により、前記冷却装置内と電解槽内の排水を行うことを
    特徴とする請求項1に記載の電解水生成装置。
JP10202945A 1998-07-17 1998-07-17 電解水生成装置 Pending JP2000033372A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10202945A JP2000033372A (ja) 1998-07-17 1998-07-17 電解水生成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10202945A JP2000033372A (ja) 1998-07-17 1998-07-17 電解水生成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000033372A true JP2000033372A (ja) 2000-02-02

Family

ID=16465774

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10202945A Pending JP2000033372A (ja) 1998-07-17 1998-07-17 電解水生成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000033372A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100896128B1 (ko) 2007-08-20 2009-05-07 한국식품연구원 냉각수 재활용시스템
US8230692B2 (en) 2009-02-23 2012-07-31 Clover Company Ltd. Water dispenser and method of purifying water

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100896128B1 (ko) 2007-08-20 2009-05-07 한국식품연구원 냉각수 재활용시스템
US8230692B2 (en) 2009-02-23 2012-07-31 Clover Company Ltd. Water dispenser and method of purifying water

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101717109B1 (ko) 물공급장치 살균 방법
JP5413709B2 (ja) 水処理装置。
KR101772527B1 (ko) 살균 시스템
KR20040053818A (ko) 이온수 겸용 냉온정수기
JP5110474B2 (ja) 水素含有電解水整水器及び浴槽設備
JP2000033372A (ja) 電解水生成装置
KR101305329B1 (ko) 정수기
JPH07232174A (ja) 6角水の製造装置
KR101902450B1 (ko) 정수기
KR101190779B1 (ko) 수소수 생성장치
JPH101989A (ja) 浄水器の取水装置用カップリング装置
CN219033371U (zh) 水供给装置
KR200412642Y1 (ko) 하이브리드 방식 환원수기
KR100476646B1 (ko) 이온수용 정수기의 배관구조
KR200401444Y1 (ko) 냉 상온 겸용 이온수기
KR200403537Y1 (ko) 상온 겸용 냉이온수기
KR200412954Y1 (ko) 하이브리드 전해조 방식 이온수기
CN217868506U (zh) 饮用水供给系统
KR200366454Y1 (ko) 알칼리 냉온 이온수기
JP3485813B2 (ja) 電解水生成器
KR20060006486A (ko) 정수시스템
JP3962460B2 (ja) 濃縮電解水の製造方法およびその装置
KR20060006485A (ko) 정수시스템
KR200410857Y1 (ko) 냉이온수기
KR100870366B1 (ko) 냉이온수기 및 그 작동방법