JP2000031932A - 時分割多重伝送システム及びチャネル識別方式 - Google Patents

時分割多重伝送システム及びチャネル識別方式

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JP2000031932A
JP2000031932A JP10194519A JP19451998A JP2000031932A JP 2000031932 A JP2000031932 A JP 2000031932A JP 10194519 A JP10194519 A JP 10194519A JP 19451998 A JP19451998 A JP 19451998A JP 2000031932 A JP2000031932 A JP 2000031932A
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time division
signal
reference channel
hec
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Hajime Ishikawa
肇 石川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】チャネルに収容されるATMセルベースフロー
の仕様を変更せず、また、新たなオーバーヘッドを付加
することなくチャネル識別機能を実現する。 【解決手段】送信装置1には4つのチャネル信号3a〜
3dが入力される。チャネル信号3aはATMセルベー
スフローであり、チャネル識別子付加回路4に入力して
PLOAMのHECバイトを反転され、基準チャネル信
号3xとなる。基準チャネル信号3xはチャネル信号3
b〜3dと共に多重化回路5に入力され、時分割ビット
多重され、時分割多重伝送信号6として、受信装置7の
チャネル識別回路8に送出され、チャネル毎に分離され
る。チャネル識別回路8はPLOAMセルのHECバイ
トが反転されていることに基づいて、4つのチャネル信
号の中から基準チャネルを検出し、基準チャネルとの位
相差から全てのチャネルを識別する。識別されたチャネ
ル信号はチャネル識別回路8から出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は時分割多重方式に関
し、特に、時分割多重された複数のチャネルを個々に識
別するためのチャネル識別方式に関する。
【0002】
【従来の技術】これまで多くのチャネル識別方式が提案
されている(例えば、特開平6−103866号公報、
特開平8−56225号公報、特開平8−223182
号公報など)。例えば、特許公報第2704106号
(特開平7−177136号公報)は、データ信号多重
伝送装置用フレーム同期方式によるチャネル識別方式を
提案している。
【0003】この従来例では、チャネル毎にCRC(C
yclic RedundancycHECk)演算を
行い、演算結果を冗長ビットとしてデータに付加する。
送信側は、このCRC演算を行う際の生成多項式を他の
チャネルとは異なるものを用いることによって、基準チ
ャネルを設定し、受信側では、この生成多項式の相違を
検出することによって、基準チャネルを識別していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来例では、チ
ャネル識別のためにCRC演算結果をデータ中に挿入し
なければならない。このため、チャネル識別のための冗
長な領域を付加しなければならず、伝送容量の増大をも
たらすという問題があった。
【0005】また、基準チャネルがATMセルベースフ
ローである場合には、ATMセルのヘッダ内にCRC演
算結果を挿入する領域(HECバイト)があるため、チ
ャネル識別のための冗長な領域は必要なくなる。しかし
ながら、ATMセルにおけるCRC演算の生成多項式に
ついては標準仕様が規定されており、上記の従来例を適
応すると、生成多項式がその標準仕様から外れるという
問題があった。
【0006】さらに、標準仕様と異なった生成多項式を
用いた場合、誤り検出時のハミング(Hamming)
距離等が変わるため、信号の品質にも悪影響を与えると
いう問題があった。
【0007】本発明はこのような従来例の問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的は、時分割多重システ
ムにおいて、新たな冗長領域を付加することなく、ま
た、チャネルに収容されるATMセルベースフローの仕
様に大きな変更をもたらすことなくチャネル識別機能を
実現することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のうち、請求項1
は、複数のチャネルを時分割多重して伝送する時分割多
重伝送システムにおけるチャネル識別方式であって、複
数のチャネルのうち少なくとも1つが非同期転送モード
(ATM)セルベースフローを収容しており、送信側
は、該ATMセルベースフロー中に一定の周期で挿入さ
れる物理レイヤ保守管理セル(PLOAMセル)を固有
の形に変形する変形手段を備えており、送信側は該変形
手段により基準チャネルを設定し、受信側は、固有の形
に変形された物理レイヤ保守管理セルを検出する第一検
出手段を備えており、受信側は該第一検出手段により基
準チャネルを識別することを特徴とするチャネル識別方
式を提供する。
【0009】請求項2に記載されているように、送信側
は物理レイヤ保守管理セルのヘッダ内のHECバイトを
反転するHECバイト反転手段を備え、受信側はHEC
バイトが反転された物理レイヤ保守管理セルを検出する
第二検出手段を備えていることが好ましい。受信側は該
第一検出手段により基準チャネルを識別する。請求項3
に記載されているように、チャネルの時分割多重はビッ
ト多重又はバイト多重の何れをも採用することができ
る。
【0010】本発明のうち、請求項4は、複数のチャネ
ルを時分割多重して伝送する時分割多重伝送システムに
おいて、複数のチャネルのうち少なくとも1つがATM
セルベースフローを収容しており、送信側は、ATMセ
ルベースフローを収容したチャネルの物理レイヤ保守管
理セルを固有の形に変形して基準チャネル信号に変換す
るチャネル識別子付加回路と、該基準チャネル信号を含
む各チャネル信号を入力し、それらのチャネル信号を時
分割多重し、時分割多重伝送信号として出力する多重化
回路とを有する送信装置を備え、受信側は、送信装置か
ら送信された時分割多重伝送信号を時分割分離する分離
回路と、該分離回路から出力される複数のチャネル信号
のうち1つを入力し、固有の形に変形された物理レイヤ
保守管理セルの有無を検出することにより、基準チャネ
ルを検出する少なくとも1つの基準チャネル検出回路と
を有する受信装置を備えることを特徴とする時分割多重
伝送システムを提供する。
【0011】請求項5に記載されているように、チャネ
ル識別子付加回路は、例えば、物理レイヤ保守管理セル
のHECに同期をとる同期手段と、物理レイヤ保守管理
セルのHECを反転する反転手段と、を備えることが好
ましい。
【0012】請求項6に記載されているように、基準チ
ャネル検出回路は、例えば、分離されたチャネルを入力
してCRC演算を実行するCRC演算手段と、CRC演
算手段の演算結果に基づいて、ATMセルに同期するA
TMセル同期手段と、物理レイヤ保守管理セルのHEC
を反転してCRC演算を実行するHEC反転CRC演算
手段と、を備えることが好ましい。
【0013】請求項7に記載されているように、基準チ
ャネル検出回路は、例えば、CRC演算手段の演算結果
と、ATMセル同期手段から発信されたATMセル同期
信号と、を受信し、双方の不一致の有無を判定し、不一
致を検出したときには不一致検出信号を発信する不一致
検出回路と、不一致検出信号と、HEC反転CRC演算
手段の演算結果とを受信し、基準チャネルを検出する基
準チャネル判定回路と、を備えることが好ましい。
【0014】また、請求項8に記載されているように、
本時分割多重伝送システムは、基準チャネル判定回路に
おいて一定時間以上基準チャネルが検出されない場合に
ビットローテート信号を出力するタイムアウトカウンタ
を備えていることが好ましい。
【0015】請求項9は、受信装置は、基準チャネル検
出回路から発信された基準チャネル検出信号を受信し、
基準チャネルの位相に基づいて他のチャネルを識別し、
その結果に基づいて、接続を切り換えて出力するスイッ
チを備えていることを特徴とする時分割多重伝送システ
ムを提供する。
【0016】請求項10に記載されているように、反転
手段は、物理レイヤ保守管理セルのHECの一部を反転
するものであることが好ましい。この場合、請求項11
に記載されているように、反転手段が反転させるHEC
の一部は基準チャネル信号毎に異なるようにすることが
できる。
【0017】請求項12に記載されているように、チャ
ネルの時分割多重はビット多重又はバイト多重の何れで
あってもよい。
【0018】本発明のうち、請求項13は、複数のチャ
ネルを時分割多重して伝送する時分割多重伝送における
チャネル識別方法であって、複数のチャネルのうち少な
くとも1つが非同期転送モード(ATM)セルベースフ
ローを収容しており、該ATMセルベースフロー中に一
定の周期で挿入される物理レイヤ保守管理セル(PLO
AMセル)を送信側が固有の形に変形することにより、
基準チャネルを設定する過程と、受信側が固有の形に変
形された物理レイヤ保守管理セルを検出することによ
り、基準チャネルを識別する過程と、を備えることを特
徴とするチャネル識別方法を提供する。
【0019】請求項14に記載されているように、本チ
ャネル識別方法は、送信側が物理レイヤ保守管理セルの
ヘッダ内のHECバイトを反転する過程と、受信側が、
HECバイトが反転された物理レイヤ保守管理セルを検
出し、基準チャネルを識別する過程と、をさらに備えて
いることが好ましい。
【0020】請求項16は、複数のチャネルを時分割多
重して伝送する時分割多重伝送方法において、複数のチ
ャネルのうち少なくとも1つがATMセルベースフロー
を収容しており、送信側が、ATMセルベースフローを
収容したチャネルの物理レイヤ保守管理セルを固有の形
に変形して基準チャネル信号に変換する第一の過程と、
該基準チャネル信号を含む各チャネル信号を入力し、そ
れらのチャネル信号を時分割多重し、時分割多重伝送信
号として出力する第二の過程と、受信側が、時分割多重
伝送信号を時分割分離する第三の過程と、第三の過程に
おいて出力される複数のチャネル信号のうち1つを入力
し、固有の形に変形された物理レイヤ保守管理セルの有
無を検出することにより、基準チャネルを検出する第四
の過程と、を備えることを特徴とする時分割多重伝送方
法を提供する。
【0021】請求項17に記載されているように、第一
の過程は、例えば、物理レイヤ保守管理セルのHECに
同期をとる過程と、物理レイヤ保守管理セルのHECを
反転する過程と、を備えることが好ましい。
【0022】請求項18に記載されているように、第四
の過程は、例えば、分離されたチャネルを入力してCR
C演算を実行する過程と、CRC演算の演算結果に基づ
いて、ATMセルに同期する過程と、物理レイヤ保守管
理セルのHECを反転してCRC演算を実行する過程
と、を備えることが好ましい。
【0023】請求項19に記載されているように、第四
の過程は、例えば、CRC演算の演算結果とATMセル
同期過程の結果との不一致の有無を判定する過程と、不
一致の有無の判定結果と、HEC反転CRC演算の演算
結果とに基づいて基準チャネルを検出する過程と、を備
えることが好ましい。
【0024】請求項20に記載されているように、本時
分割多重伝送方法は、例えば、一定時間以上基準チャネ
ルが検出されない場合にはビットローテート信号を出力
する過程を備えていることが好ましい。
【0025】請求項21に記載されているように、本時
分割多重伝送方法は、例えば、基準チャネルの位相に基
づいて他のチャネルを識別し、その結果に基づいて、接
続を切り換えて出力する過程を備えていることが好まし
い。
【0026】請求項22に記載されているように、物理
レイヤ保守管理セルのHECを反転する過程において
は、物理レイヤ保守管理セルのHECの一部のみを反転
させることができる。この場合、請求項23に記載され
ているように、反転されるHECの一部は基準チャネル
信号毎に異なるものであるようにすることができる。
【0027】本発明によれば、物理レイヤ保守管理セル
(PLOAMセル)のHECバイトを反転することによ
り、特定のATMセルベースフローを他のATMセルベ
ースフローを含む信号群から差別化して、基準チャネル
を設定する。従って、複数のATMセルベースフローを
各々チャネルに収容して伝送する場合、あるいは、この
構成に更に他のフォーマットが加わる場合であっても、
基準チャネルを容易に識別することができる。
【0028】さらに、基準チャネルとの位相差に基づい
て、他のチャネルを識別することが可能である。
【0029】また、本発明によれば、新たな冗長領域を
付加することはもはや必要ではなくなる。
【0030】さらに、本発明に係るチャネル識別方式又
は時分割多重伝送システムは、ATMセルベースフロー
の伝送方式の標準仕様に準拠している。従って、時分割
多重伝送用の装置を構成する場合でも、標準品の採用が
可能となり、低コストな装置を構築できるという効果が
得られる。
【0031】なお、ATMセルベースフローは加入者系
の通信システムであるATM−PONシステム等で採用
されており、今後、特に、加入者系への展開が見込まれ
る。
【0032】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る時分割多重
伝送システムの一実施形態の構成を表すブロック図であ
る。
【0033】送信装置1と受信装置7との間において張
られる大容量回線は2.5Gbpsの伝送容量を持ち、
各々622Mbpsの伝送容量のチャネルが4つに時分
割多重された構成をとる。各チャネルに収容される4つ
のチャネル信号3a、3b、3c、3dのうちのチャネ
ル信号3aはATMセルベースフローであり、チャネル
識別子付加回路4に入力され、物理レイヤ保守管理セル
のHECバイト8ビットを反転され基準チャネル信号3
xとなる。
【0034】基準チャネル信号3xは他のチャネル信号
3b、3c、3dとともに多重化回路5に入力する。多
重化回路5は、入力された信号を時分割ビット多重し、
時分割多重伝送信号6として送出する。
【0035】一方、受信装置7では、送信装置1の多重
化回路5から送信された時分割多重伝送信号6はチャネ
ル識別回路8に入力され、チャネル識別回路8において
チャネル毎に分離される。チャネル識別回路8は、さら
に、4つのチャネル信号の中から基準チャネル信号3x
を検出し、時分割多重伝送信号6内における基準チャネ
ル信号3xとの位相差に基づいて、全てのチャネル信号
3b、3c、3dを識別する。基準チャネル信号3xは
チャネル識別回路8内でチャネル信号3aに再変換され
る。このようにして、個々に識別を受けたチャネル信号
3a、3b、3c、3dは、全てまたは一部がチャネル
識別回路8から出力される。
【0036】チャネル識別回路8には4つの終端回路1
4a、14b、14c、14dが接続されており、チャ
ネル識別回路8から出力されたチャネル信号3a、3
b、3c、3dは終端回路14a、14b、14c、1
4dにおいて終端される。
【0037】図2は、送信装置1内のチャネル識別子付
加回路4におけるチャネル識別子付加方法を示す。
【0038】チャネル信号3aはATMセルが連結した
セルベースのフローである。図2(A)に示すように、
ATMセル20は5バイトのヘッダ21と48バイトの
ペイロード22からなる固定長のフォーマットを持ち、
ヘッダ21にはコネクションを表すVCI/VPI等の
領域が確保されている。このヘッダ21を保護するため
のCRC演算の結果が、ヘッダ21の5バイト目のHE
Cバイト23に記述されている。
【0039】ATMセルベースフロー上におけるATM
セル同期は、53バイト周期でCRC演算が成り立つ位
相をHECバイト23と判断することにより、行ってい
る。また、ATMセルベースフロー中には、システムの
物理レイヤの保守管理用に定義された物理レイヤ保守管
理セル(PLOAMセル)24が周期的に挿入されてい
る。図2においては、PLOAMセル24は、F個(F
は正の整数)のセルの間隔の周期を持つことを示してい
る。
【0040】PLOAMセル24のヘッダには固有のヘ
ッダ値が与えられており、図2(A)に示すように、5
バイト目にはPLOAM−HEC25が挿入されてい
る。チャネル識別子付加回路4においては、CRC演算
によりATMセル同期をとった後、PLOAMセル24
に固有のヘッダを検出し、PLOAM−HEC25を反
転し、基準チャネル信号3xに変換する。このように、
図2(B)に示すように、基準チャネル信号3xのPL
OAMセル24はPLOAM−反転HEC26を有す
る。
【0041】チャネル信号3b、3c、3dがATMセ
ルベースフローである場合、PLOAMセル24にPL
OAM−HEC25が挿入されているか、あるいは、P
LOAM−反転HEC26が挿入されているかを検出す
ることによって、基準チャネル信号3xと他のATMセ
ルベースフローとを明確に区別することが可能である。
また、チャネル信号3b、3c、3dがATMセルベー
スフロー以外のものである場合、PLOAM−反転HE
C26を検出することにより、基準チャネル信号3xと
他のチャネル信号3b、3c、3dとを区別することが
可能である。
【0042】図3は送信装置1におけるチャネル識別子
付加回路4の構成を表すブロック図である。
【0043】チャネル識別子付加回路4に入力したチャ
ネル信号3aは2つに分岐されPLOAMセル同期回路
30と反転回路31とに入力される。PLOAMセル同
期回路30はチャネル信号3aのATMセルベースフロ
ーにATMセル同期をかけた後、PLOAMセル24の
ヘッダを検出し、このヘッダ内のPLOAM−HECバ
イト25に同期したPLOAM−HECバイトタイミン
グ信号32を反転回路31に向けて出力する。
【0044】反転回路31は、入力したPLOAM−H
ECバイトタイミング信号32のタイミングに従って、
PLOAM−HEC25を反転する。PLOAM−HE
C25を反転されたATMセルベースフロー、すなわ
ち、基準チャネル信号3xがチャネル識別子付加回路4
から出力され、多重化回路5に入力される。
【0045】図4は、受信装置7におけるチャネル識別
回路8の第1の構成例を表すブロック図である。
【0046】送信装置1の多重化回路5から出力された
時分割多重伝送信号6は、ビットローテート機能付き分
離回路9−1に入力し、4つのチャネル信号に分離され
る。ビットローテート機能付き分離回路9−1の4つの
出力ポート10A、10B、10C、10Dのうちの第
1の出力ポート10Aにはビットローテート対応基準チ
ャネル検出回路15−1が接続されている。
【0047】ビットローテート対応基準チャネル検出回
路15−1は入力されたチャネル信号を一定時間モニタ
し、PLOAM−反転HEC26が検出できなかった場
合には、入力するチャネル信号を切り替えるためにビッ
トローテート信号16を出力する。このビットローテー
ト信号16はビットローテート機能付き分離回路9−1
に入力され、ビットローテート機能付き分離回路9−1
のビットローテート機能を動作させる。このビットロー
テート機能によって、ビットローテート機能付き分離回
路9−1の各出力ポートから出力するチャネル信号はイ
ンクリメントあるいはデクリメントされる。
【0048】このように、ビットローテート対応基準チ
ャネル検出回路15−1は、PLOAM−反転HEC2
6が検出できるまでビットローテート信号16の出力を
繰り返して、チャネルを順次切り替えてモニタを行う。
【0049】PLOAM−反転HEC26が検出された
時点、すなわち、基準チャネルが検出された時点では、
第1の出力ポート10Aから出力されるのは常に基準チ
ャネル信号3xである。同時に、第2の出力ポート10
Bからはチャネル信号3b、第3の出力ポート10Cか
らはチャネル信号3c、第4の出力ポート10Dからは
チャネル信号3dがそれぞれ終端回路14a、14b、
14c、14dに出力される。
【0050】図5は、ビットローテート対応基準チャネ
ル検出回路15―1の一構成例を表すブロック図であ
り、図6は、ビットローテート対応基準チャネル検出回
路15−1の一動作例を表すタイミングチャートであ
る。
【0051】ビットローテート対応基準チャネル検出回
路15−1に入力した信号はCRC演算回路40とHE
Cバイト反転CRC演算回路41とにそれぞれ入力す
る。CRC演算回路40ではATMセル同期のためのC
RC演算を行い、CRC演算が成立するタイミングをC
RC演算結果50としてATMセル同期回路42に向け
て出力する。
【0052】ATMセルベースフロー上においては、C
RC演算はHECバイト23で成り立つが、基準チャネ
ル信号3xが入力したときはPLOAM−反転HEC2
6の部分でCRC演算が成立しない。従って、CRC演
算回路40から出力されるCRC演算結果50の信号波
形において、図6に示すように、PLOAMセル24の
位相のときのみフラグが立たない。
【0053】このCRC演算結果50を入力したATM
セル同期回路42は、ATMセル20と一致する周期を
有するカウンタ(図示せず)を備えており、このカウン
タをCRC演算結果50に基づいてATMセル20の位
相に同期させてATMセル同期をとる。ATMセル同期
の際は同期保護をかけるので、PLOAM−反転HEC
26によってCRC演算結果50にフラグが立たない箇
所が存在しても、十分にATMセル同期を行うことが可
能である。従って、ATMセル同期回路42の出力であ
るATMセル同期信号51は、図6に示すように、PL
OAMセル24を含む各ATMセル20ごとにフラグが
立つ波形となる。
【0054】また、ATMセル同期回路42によってA
TMセル同期がとれない場合は、入力しているチャネル
信号は基準チャネル信号3xではないと判断される。
【0055】CRC演算結果50とATMセル同期信号
51の双方は遅延差なく、不一致検出回路43に入力す
る。両者を比較すると、基準チャネル信号3xが入力し
た場合に限って、PLOAM−反転HEC26の位相の
ときにはCRC演算結果50にはフラグが立たず、AT
Mセル同期信号51にはPLOAM−反転HEC26の
位相のときもフラグが立つ。よって、不一致検出回路4
3ではPLOAM−反転HEC26の位相の時にのみ不
一致が検出され、不一致検出回路43から発信された不
一致検出信号52にフラグが立つ。
【0056】一方、HECバイト反転CRC演算回路4
1ではHECバイト23に相当する部分を反転した後、
CRC演算を行い、演算結果をHECバイト反転CRC
演算結果53として出力する。従って、HECバイト反
転CRC演算回路41では基準チャネル信号3xが入力
した場合、PLOAM−反転HEC26の位相のときの
みCRC演算が成立し、HECバイト反転CRC演算結
果53にフラグが立つ。
【0057】従って、不一致検出信号52とHECバイ
ト反転CRC演算結果53とは、基準チャネル信号3x
が入力した場合にのみ、図6に示すように、波形が一致
することになる。
【0058】基準チャネル判定回路44は不一致検出信
号52とHECバイト反転CRC演算結果53とをモニ
タし、双方が一致した場合には基準チャネル検出信号1
7を出力する。基準チャネル検出信号17が一定時間以
上出力されない場合には、タイムアウトカウンタ47が
ビットローテート信号16を出力する。
【0059】なお、ビットローテート対応基準チャネル
検出回路15―1は、基準チャネルを検出した場合、基
準チャネル信号3xのPLOAM−反転HEC26を再
反転し、チャネル信号3aに変換したうえで出力する機
能をも有する。すなわち、再反転回路45は、HECバ
イト反転CRC演算結果53に同期をとって、ビットロ
ーテート対応基準チャネル検出回路15―1に入力して
いるチャネル信号のPLOAM−反転HEC26を再反
転する。
【0060】反転を受けたチャネル信号3aは基準チャ
ネルスイッチ46に入力する。基準チャネルスイッチ4
6には反転回路45の出力及び基準チャネル検出回路1
5−2に入力した信号が入力している。基準チャネルス
イッチ46は基準チャネル検出信号17が出力された場
合は反転回路45の出力を、基準チャネル検出信号17
が出力されない場合は基準チャネル検出回路15−1に
入力した信号をそのまま出力する。
【0061】従って、ビットローテート対応基準チャネ
ル検出回路15―1に基準チャネル信号3xが入力した
場合は、PLOAM−反転HEC26が反転され、チャ
ネル信号3aが出力される。
【0062】図7はチャネル識別回路8の第2の構成例
を表すブロック図である。
【0063】入力した時分割多重伝送信号6は分離回路
9−2に入力し、4つのチャネル信号に分離される。分
離回路9−2には第1、第2、第3、第4の出力ポート
10A、10B、10C、10Dが設けられており、そ
れぞれスイッチ対応基準チャネル検出回路15−2A、
15−2B、15−2C、15−2Dに接続されてい
る。
【0064】これらのスイッチ対応基準チャネル検出回
路15−2A、15−2B、15−2C、15−2Dの
内で基準チャネルを検出したものは基準チャネル検出信
号17を出力する。
【0065】スイッチ12は基準チャネル検出信号17
を受信し、基準チャネルの位相に基づいて他のチャネル
を識別する。次いで、各チャネル信号に対応した後段の
終端回路14a、14b、14c、14dに向けて各チ
ャネル信号を出力するように接続を切り替える。
【0066】スイッチ対応基準チャネル検出回路15−
2A、15−2B、15−2C、15−2Dの構成はビ
ットローテート対応基準チャネル検出回路15−1と同
様にすることができる。ただし、その場合には、タイム
アウトカウンタ47は必要ない。
【0067】また、ビットローテート対応基準チャネル
検出回路15−1の場合と同様に、基準チャネルスイッ
チ46によりスイッチ対応基準チャネル検出回路15−
2A、15−2B、15−2C、15−2Dに基準チャ
ネル信号3xが入力された場合は、PLOAM−反転H
EC26が反転され、チャネル信号3aが出力される。
これに加えて、チャネル信号3b3dがスイッチ対応基
準チャネル検出回路15−2A、15−2B、15−2
C、15−2Dに入力された場合は、そのままチャネル
信号3b、3c、3dが出力される。
【0068】なお、本実施形態においては、時分割多重
をビット多重としたが、本実施形態はバイト多重に対し
ても適用可能である。
【0069】また、本実施形態においては、PLOAM
セル24のHECバイト23を反転する場合は、バイト
全体を反転するものとしたが、HECバイト23の一部
のみを反転させてもよい。 さらに、HECバイト23
の一部のみを反転させる場合、基準チャネル信号毎に反
転する位置に違いを持たせることにより、複数の基準チ
ャネル信号を導入することが可能になる。 さらに、本
実施形態においては、チャネルの数は4つと規定した
が、チャネルの数はそれには限定されない。本実施形態
はチャネルの数が3つ以下又は5つ以上の場合にも適用
することができる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は次のよう
な効果を奏する。
【0071】本発明により、時分割多重伝送システムに
おいて、ATMセルベースフローを基準とするチャネル
識別機能を実現できる。本発明によるチャネル識別方式
は、チャネル識別のための冗長な領域の付加を必要とせ
ず、ATMセルベースフローの標準仕様に準拠すること
が可能である。従って、本発明は汎用性のある回路や標
準品の回路の採用を可能とし、低コストの装置によるシ
ステムを構築することを可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る時分割多重伝送システムの一実施
形態の構成を表すブロック図である。
【図2】(A)及び(B)はともに図1に示した実施形
態における信号フォーマットを示す概略図である。
【図3】図1に示した時分割多重伝送システムにおける
チャネル識別子付加回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】図1に示した時分割多重伝送システムにおける
チャネル識別回路の第1の構成例を示すブロック図であ
る。
【図5】図1に示した時分割多重伝送システムにおける
ビットローテート対応基準チャネル検出回路の構成例を
示すブロック図である。
【図6】図5に示したビットローテート対応基準チャネ
ル検出回路の動作を表すタイムチャートである。
【図7】図1に示した時分割多重伝送システムにおける
チャネル識別回路の第2の構成例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 送信装置 3a、3b、3c、3d チャネル信号 3x 基準チャネル信号 4 チャネル識別子付加回路 5 多重化回路 6 時分割多重伝送信号 7 受信装置 8 チャネル識別回路 9−1 ビットローテート機能付き分離回路 9−2 分離回路 10A、10B、10C、10D 第1、第2、第3、
第4の出力ポート 12 スイッチ 14a、14b、14c、14d 終端回路 15−1 ビットローテート対応基準チャネル検出回路 15−2A、15−2B、15−2C、15−2D ス
イッチ対応基準チャネル検出回路 16 ビットローテート信号 17 基準チャネル検出信号 20 ATMセル 21 ヘッダ 22 ペイロード 23 HECバイト 24 PLOAMセル 25 PLOAM−HEC 26 PLOAM−反転HEC 30 PLOAMセル同期回路 31 反転回路 32 PLOAM−HECバイトタイミング信号 40 CRC演算回路 41 HECバイト反転CRC演算回路 42 ATMセル同期回路 43 不一致検出回路 44 基準チャネル判定回路 45 再反転回路 46 基準チャネルスイッチ 47 タイムアウトカウンタ 50 CRC演算結果 51 ATMセル同期信号 52 不一致検出信号 53 HECバイト反転CRC演算結果
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 3/00 H04L 11/20 D

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のチャネルを時分割多重して伝送す
    る時分割多重伝送システムにおけるチャネル識別方式で
    あって、 複数のチャネルのうち少なくとも1つが非同期転送モー
    ド(ATM)セルベースフローを収容しており、 送信側は、該ATMセルベースフロー中に一定の周期で
    挿入される物理レイヤ保守管理セル(PLOAMセル)
    を固有の形に変形する変形手段を備えており、送信側は
    該変形手段により基準チャネルを設定し、 受信側は、前記固有の形に変形された前記物理レイヤ保
    守管理セルを検出する第一検出手段を備えており、受信
    側は該第一検出手段により前記基準チャネルを識別する
    ことを特徴とするチャネル識別方式。
  2. 【請求項2】 前記送信側は前記物理レイヤ保守管理セ
    ルのヘッダ内のHECバイトを反転するHECバイト反
    転手段を備えており、 前記受信側は前記HECバイトが反転された物理レイヤ
    保守管理セルを検出する第二検出手段を備えており、前
    記受信側は該第一検出手段により基準チャネルを識別す
    ることを特徴とする請求項1に記載のチャネル識別方
    式。
  3. 【請求項3】 前記チャネルの時分割多重はビット多重
    又はバイト多重であることを特徴とする請求項1又は2
    に記載のチャネル識別方式。
  4. 【請求項4】 複数のチャネルを時分割多重して伝送す
    る時分割多重伝送システムにおいて、 前記複数のチャネルのうち少なくとも1つがATMセル
    ベースフローを収容しており、 送信側は、 前記ATMセルベースフローを収容したチャネルの物理
    レイヤ保守管理セルを固有の形に変形して基準チャネル
    信号に変換するチャネル識別子付加回路と、 該基準チャネル信号を含む各チャネル信号を入力し、そ
    れらのチャネル信号を時分割多重し、時分割多重伝送信
    号として出力する多重化回路と、 を有する送信装置を備え、 受信側は、 前記送信装置から送信された前記時分割多重伝送信号を
    時分割分離する分離回路と、 該分離回路から出力される複数のチャネル信号のうち1
    つを入力し、前記固有の形に変形された物理レイヤ保守
    管理セルの有無を検出することにより、基準チャネルを
    検出する少なくとも1つの基準チャネル検出回路と、 を有する受信装置を備えることを特徴とする時分割多重
    伝送システム。
  5. 【請求項5】 前記チャネル識別子付加回路は、 前記物理レイヤ保守管理セルのHECに同期をとる同期
    手段と、 前記物理レイヤ保守管理セルのHECを反転する反転手
    段と、 を備えることを特徴とする請求項4に記載の時分割多重
    伝送システム。
  6. 【請求項6】 前記基準チャネル検出回路は、 分離されたチャネルを入力してCRC演算を実行するC
    RC演算手段と、 前記CRC演算手段の演算結果に基づいて、ATMセル
    に同期するATMセル同期手段と、 前記物理レイヤ保守管理セルのHECを反転してCRC
    演算を実行するHEC反転CRC演算手段と、 を備えることを特徴とする請求項4又は5に記載の時分
    割多重伝送システム。
  7. 【請求項7】 前記基準チャネル検出回路は、 前記CRC演算手段の演算結果と、前記ATMセル同期
    手段から発信されたATMセル同期信号と、を受信し、
    双方の不一致の有無を判定し、不一致を検出したときに
    は不一致検出信号を発信する不一致検出回路と、 前記不一致検出信号と、HEC反転CRC演算手段の演
    算結果とを受信し、基準チャネルを検出する基準チャネ
    ル判定回路と、 を備えることを特徴とする請求項6に記載の時分割多重
    伝送システム。
  8. 【請求項8】 前記基準チャネル判定回路において一定
    時間以上基準チャネルが検出されない場合にビットロー
    テート信号を出力するタイムアウトカウンタを備えてい
    ることを特徴とする請求項7に記載の時分割多重伝送シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 前記受信装置は、 前記基準チャネル検出回路から発信された基準チャネル
    検出信号を受信し、基準チャネルの位相に基づいて他の
    チャネルを識別し、その結果に基づいて、接続を切り換
    えて出力するスイッチを備えていることを特徴とする請
    求項4乃至8の何れか一項に記載の時分割多重伝送シス
    テム。
  10. 【請求項10】 前記反転手段は、前記物理レイヤ保守
    管理セルのHECの一部を反転するものであることを特
    徴とする請求項5乃至9の何れか一項に記載の時分割多
    重伝送システム。
  11. 【請求項11】 前記反転手段が反転させるHECの一
    部は基準チャネル信号毎に異なるものであることを特徴
    とする請求項10に記載の時分割多重伝送システム。
  12. 【請求項12】 前記チャネルの時分割多重はビット多
    重又はバイト多重であることを特徴とする請求項4乃至
    11の何れか一項に記載の時分割多重伝送システム。
  13. 【請求項13】 複数のチャネルを時分割多重して伝送
    する時分割多重伝送におけるチャネル識別方法であっ
    て、 複数のチャネルのうち少なくとも1つが非同期転送モー
    ド(ATM)セルベースフローを収容しており、 該ATMセルベースフロー中に一定の周期で挿入される
    物理レイヤ保守管理セル(PLOAMセル)を送信側が
    固有の形に変形することにより、基準チャネルを設定す
    る過程と、 受信側が前記固有の形に変形された前記物理レイヤ保守
    管理セルを検出することにより、前記基準チャネルを識
    別する過程と、 を備えることを特徴とするチャネル識別方法。
  14. 【請求項14】 前記送信側が前記物理レイヤ保守管理
    セルのヘッダ内のHECバイトを反転する過程と、 前記受信側が、前記HECバイトが反転された物理レイ
    ヤ保守管理セルを検出し、基準チャネルを識別する過程
    と、 を特徴とする請求項13に記載のチャネル識別方法。
  15. 【請求項15】 前記チャネルの時分割多重はビット多
    重又はバイト多重であることを特徴とする請求項13又
    は14に記載のチャネル識別方法。
  16. 【請求項16】 複数のチャネルを時分割多重して伝送
    する時分割多重伝送方法において、 前記複数のチャネルのうち少なくとも1つがATMセル
    ベースフローを収容しており、 送信側が、前記ATMセルベースフローを収容したチャ
    ネルの物理レイヤ保守管理セルを固有の形に変形して基
    準チャネル信号に変換する第一の過程と、 該基準チャネル信号を含む各チャネル信号を入力し、そ
    れらのチャネル信号を時分割多重し、時分割多重伝送信
    号として出力する第二の過程と、 受信側が、前記時分割多重伝送信号を時分割分離する第
    三の過程と、 前記第三の過程において出力される複数のチャネル信号
    のうち1つを入力し、前記固有の形に変形された物理レ
    イヤ保守管理セルの有無を検出することにより、基準チ
    ャネルを検出する第四の過程と、 を備えることを特徴とする時分割多重伝送方法。
  17. 【請求項17】 前記第一の過程は、前記物理レイヤ保
    守管理セルのHECに同期をとる過程と、 前記物理レイヤ保守管理セルのHECを反転する過程
    と、 を備えることを特徴とする請求項16に記載の時分割多
    重伝送方法。
  18. 【請求項18】 前記第四の過程は、 分離されたチャネルを入力してCRC演算を実行する過
    程と、 前記CRC演算の演算結果に基づいて、ATMセルに同
    期する過程と、 前記物理レイヤ保守管理セルのHECを反転してCRC
    演算を実行する過程と、 を備えることを特徴とする請求項16又は17に記載の
    時分割多重伝送方法。
  19. 【請求項19】 前記第四の過程は、 前記CRC演算の演算結果と前記ATMセル同期過程の
    結果との不一致の有無を判定する過程と、 不一致の有無の判定結果と、HEC反転CRC演算の演
    算結果とに基づいて基準チャネルを検出する過程と、 を備えることを特徴とする請求項18に記載の時分割多
    重伝送方法。
  20. 【請求項20】 一定時間以上基準チャネルが検出され
    ない場合にはビットローテート信号を出力する過程を備
    えていることを特徴とする請求項19に記載の時分割多
    重伝送方法。
  21. 【請求項21】 基準チャネルの位相に基づいて他のチ
    ャネルを識別し、その結果に基づいて、接続を切り換え
    て出力する過程を備えていることを特徴とする請求項1
    6乃至20の何れか一項に記載の時分割多重伝送方法。
  22. 【請求項22】 前記物理レイヤ保守管理セルのHEC
    を反転する過程においては、前記物理レイヤ保守管理セ
    ルのHECの一部を反転するものであることを特徴とす
    る請求項17乃至21の何れか一項に記載の時分割多重
    伝送方法。
  23. 【請求項23】 反転されるHECの一部は基準チャネ
    ル信号毎に異なるものであることを特徴とする請求項2
    2に記載の時分割多重伝送方法。
  24. 【請求項24】 前記チャネルの時分割多重はビット多
    重又はバイト多重であることを特徴とする請求項16乃
    至23の何れか一項に記載の時分割多重伝送方法。
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EP99929727A EP1096731A1 (en) 1998-07-09 1999-07-07 Time division multiplex transmission system, and communication system using time division multiplex transmission access method
PCT/JP1999/003662 WO2000003514A1 (fr) 1998-07-09 1999-07-07 Systeme de transmission a repartition temporelle, et systeme de communication recourant a un procede d'acces par transmission a multiplexage temporel

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015198343A (ja) * 2014-04-01 2015-11-09 日本放送協会 非圧縮デジタル映像信号を伝送する送信装置及び受信装置
CN114325156A (zh) * 2021-11-22 2022-04-12 惠州市德赛西威汽车电子股份有限公司 一种对车载仪表外发的多路复用信号的测试系统及方法

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