JP2000031128A - エッチング処理装置及びエッチング処理方法、並びに半導体装置の製造方法及び半導体装置 - Google Patents

エッチング処理装置及びエッチング処理方法、並びに半導体装置の製造方法及び半導体装置

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JP2000031128A
JP2000031128A JP11070970A JP7097099A JP2000031128A JP 2000031128 A JP2000031128 A JP 2000031128A JP 11070970 A JP11070970 A JP 11070970A JP 7097099 A JP7097099 A JP 7097099A JP 2000031128 A JP2000031128 A JP 2000031128A
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gas
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JP11070970A
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Hirotoshi Ise
博利 伊勢
Takayuki Ikushima
貴之 生島
Minoru Hanazaki
稔 花崎
Nobuhiro Nishizaki
展弘 西崎
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Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フォトレジストに対して高選択比エッチング
をすることができ、かつ反応性生成物の堆積による異物
の影響がなく、被エッチング膜中の疎密パターン間に生
じるエッチング速度差が無いエッチングを実現する。 【解決手段】 処理容器の内部に1対の電極を対向して
配置し、この処理容器に主エッチング処理ガスとしてCl
2、BCl3を導入し、これにCHF3ガス又はCF4ガスなどC、
H、F系を含んだデポ系ガスを添加し、被エッチング試料
を保持した1対の電極にパルス波形変調した高周波電圧
を印加してプラズマを発生させ、被エッチング試料をエ
ッチングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエッチング処理装置
及びエッチング処理方法に関するものである。さらに詳
しくは、パルス変調してプラズマを発生させてエッチン
グするプラズマエッチング処理装置及びブラズマエッチ
ング処理方法に関するものである。また、これを用いた
半導体装置の製造方法および半導体装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体素子等の集積度の増大に伴
い、パターンの微細化による高密度化が急速に進展して
きた。特に、DRAM、ASIC等の技術分野では、ハーフミク
ロン以下の垂直加工形状が要求されており、高精度に対
応し得るエッチング技術を必要とし、その一つの手段と
してドライエッチング技術が広く使用されている。
【0003】図14は、従来のRFバイアス印加によるエ
ッチング装置の構成を示す図である。これは、ドライエ
ッチング技術としてRFバイアスを用いた最も代表的なも
のの一例である。図14において、1は真空を保持する
ための反応容器であり、真空排気口2、真空圧力表示器
3、真空圧力設定バルブ4bにより反応容器1の圧力制
御を行う。4aは流量制御器であり、エッチングガス、
例えばCl2、BCl3等々の流量制御をおこない、ガス導入
口5より反応容器1に導入する。被エッチング試料6と
しての半導体基板は、キャパシタを形成する1対の対向
電極7に保持され、この対向電極7は、プラズマインピ
ーダンス制御を行うマッチングボックス10及び高周波
電源8に接続されている。高周波電源8からは正弦波状
の電圧が印加される。
【0004】このようなエッチング装置では、生成され
たプラズマから供給される電子がイオンに比べ数十倍多
いためキャパシタを形成する電極7の試料側に負の電荷
が蓄積される。このキャパシタ電荷のため、図15のよ
うに負にシフトした電圧が被エッチング試料6である半
導体基板上に現れる。この負電圧によりエッチング種で
ある正イオンが加速され半導体基板に入射することによ
り異方性形状エッチングが可能となる。特開平6‐61
182号、特開平8‐241885号、特開平8‐20
880号等の公報に示されるように、パルス波形を用い
た電圧をバイアスとしたドライエッチング処理方法も既
に考案されている。
【0005】パルス波形を用いたバイアス電圧印加によ
るエッチング処理方法では、被エッチング膜である試料
膜のエッチング速度と、被エッチング膜をマスクするフ
ォトレジストのエッチング速度との比、すなわち、(試
料膜エッチング速度)/(被エッチング膜をマスクする
フォトレジストのエッチング速度)による対フォトレジ
スト選択比において高選択比エッチングが可能で微細加
工マージンは向上する。しかし、被エッチング試料膜へ
のイオン入射が減少するため、マスクとなる例えばフォ
トレジストとエッチングガスにて形成される反応生成物
が減少し、被エッチング試料膜、例えばメタル配線エッ
チング時の側壁保護膜が減少する。よってメタル配線で
はサイドエッチング・配線側壁荒れ等が発生し良好な加
工形状を得ることは困難であった。
【0006】また、特開平9−260359号公報等に
も示されるように、エッチング処理ガスとしてCl2、デ
ポ系ガスとしてCHF3を使用し、パルス波形を使用したエ
ッチング処理方法も既に考案されているが、CHF3とCI-
等のイオンとで生じる反応性生成物における過剰な堆積
物、それに伴うエッチング残渣、配線ショート、被エッ
チング膜の疎密間パターン差における形状差等、近年の
微細加工エッチングでは被エッチング膜にとって致命的
ともいえる問題発生の懸念がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記のよ
うな従来の課題を解決するためになされたもので、高周
印加電圧をパルス波形変調するエッチング処理装置及び
処理方法において、処理ガスとして例えばCl2、BCl3
スを使用し、側壁保護膜形成のアシストとしてデポ系ガ
ス、例えばCHF3を使用し、対フォトレジストにおける高
選択比エッチングをすることができ、かつ反応性生成物
の堆積による異物の影響がなく、さらにRIE-lag(被エ
ッチング膜中の疎密パターン間に生じるエッチング速度
差)が無く、良好な垂直エッチング形状を得ることがで
きるようにしたエッチング処理装置及び処理方法を提供
しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1にか
かるエッチング処理装置は、処理容器と、この処理用容
器の内部に対向して配置され被エッチング試料を保持す
る1対の電極と、上記処理容器にCl2ガスとBCl3ガスと
を含む主エッチング処理ガスにC、H、F系を含んだデポ
系ガスを添加したエッチング処理ガスを導入する導入手
段と、上記処理容器からエッチング処理ガスを排気する
排気手段と、上記1対の電極にパルス波形変調した高周
波電圧を印加し上記1対の電極間にプラズマを発生させ
る電圧印加手段とを備え、上記プラズマにより上記被エ
ッチング試料をエッチングするようにしたことを特徴と
するものである。
【0009】また、この発明の請求項2にかかるエッチ
ング処理装置は、上記電圧印加手段は、上記1対の電極
に印加する高周波電圧のパルス変調周波数を1Hz〜50
KHzの範囲内に設定されたこと特徴とするものである。
【0010】また、この発明の請求項3にかかるエッチ
ング処理装置は、上記電圧印加手段は、上記1対の電極
にパルス変調して印加する高周波電圧のデューティ比を
デューティ比20%〜75%の範囲内に設定されたこと特
徴とするものである。
【0011】また、この発明の請求項4にかかるエッチ
ング処理装置は、上記電圧印加手段は、上記1対の電極
にパルス変調して印加する高周波電圧を、放電の休止時
において0V以上の第1の所定電圧とし、放電時におい
て上記第1の所定電圧より高い第2の所定電圧に設定さ
れたこと特徴とするものである。
【0012】また、この発明の請求項5にかかるエッチ
ング処理方法は、処理容器にCl2ガスとBCl3ガスとを含
む主エッチング処理ガスにC、H、F系を含んだデポ系ガ
スを添加したエッチング処理ガスを導入し、上記処理容
器の内部に対向して配置され被エッチング試料を保持し
た1対の電極にパルス波形変調した高周波電圧を印加
し、上記1対の電極間にプラズマを発生させ、上記被エ
ッチング試料をエッチングするようにしたことを特徴と
するものである。
【0013】また、この発明の請求項6にかかるエッチ
ング処理方法は、上記デポ系ガスとして、CHF3ガス又は
CF4ガスを添加することを特徴とするものである。
【0014】また、この発明の請求項7にかかるエッチ
ング処理方法は、上記デポ系ガスの添加量を、上記Cl2
ガスに対して流量比1%〜45%の範囲内としたことを特
徴とするものである。
【0015】また、この発明の請求項8にかかるエッチ
ング処理方法は、上記エッチングをする処理圧力を0.
665Pa〜13.3Pa(5mTorr〜100mTorr)の範囲
内としたことを特徴とするものである。
【0016】また、この発明の請求項9にかかるエッチ
ング処理方法は、上記パルス波形変調において、上記1
対の電極に印加する高周波電圧を、変調周波数1Hz〜5
0KHzの範囲内でオン・オフさせること特徴とするもの
である。
【0017】また、この発明の請求項10にかかるエッ
チング処理方法は、上記パルス波形変調において、上記
1対の電極に印加する高周波電圧を、デューティ比20
%〜75%までの範囲内でオン・オフさせること特徴とす
るものである。
【0018】また、この発明の請求項11にかかるエッ
チング処理方法は、上記パルス波形変調において、上記
1対の電極に印加する高周波電圧を、放電の休止時にお
いて0V以上の第1の所定電圧とし、放電時において上
記第1の所定電圧より高い第2の所定電圧とすること特
徴とするものである。
【0019】また、この発明の請求項12にかかる半導
体装置の製造方法は、半導体基板の被エッチング層を、
上記いずれかのエッチング処理方法によりエッチング処
理する工程を含むことを特徴とするものである。
【0020】また、この発明の請求項13にかかる半導
体装置は、上記の製造方法により製造されたことを特徴
とするものである。
【0021】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1による、パルス波形の電圧を印加するエ
ッチング処理装置の構成を示す図である。図1におい
て、1は真空を保持する反応処理室を内部に有する反応
容器(処理容器)、2はその真空排気口、3は反応容器
1内の真空度を表示する真空圧力表示器、4aは導入ガ
スの流量を制御する流量制御器、4bは真空圧力設定バ
ルブ、5は処理ガスを反応処置室に導入するガス穴、6
は被エッチング試料、7はプラズマを発生させるための
上下電極、8は上下電極7にパルス変調電圧を印加する
ための高周波電源、9はパルス波形による放電の周期及
び印加電圧制御を行う制御信号ジェネレータ、10はプ
ラズマインピーダンス制御を行なうマッチングボック
ス、11は3対ソレノイドコイルであり、プラズマ生成
時、磁界によりプラズマ密度を制御する。
【0022】反応容器1には、流量制御器4aで設定し
た処理ガスA及びBをガス穴5より導入する。この実施の
形態では、処理ガスAとしてCl2、処理ガスBとしてBCl3
を導入する。
【0023】反応容器1内の反応処理室の圧力制御は、
流量制御器4a、真空圧力設定バルブ4b、真空圧力表
示器3、真空排気口2により行う。上下電極7は、被エ
ッチング試料6を介して高周波電源8より電圧が供給さ
れ、キャパシタを形成する。制御信号ジェネレータ9は
高周波電源8(RF電力供給電源)に接続され、高周波電
源8からRF電力がマッチングボックス10を介して上下
電極7に供給される。なお、流量制御器4aを含むガス
導入管によりガス導入手段を構成し、真空圧力設定バル
ブ4bを含む排気管によりガス排気手段を構成する。ま
た、高周波電源8、ジェネレータ9、マッチングボック
ス10により電圧印加手段を構成する。
【0024】このようなエッチング装置により、高周波
電源8からパルス変調された高周波電圧を上下電極7に
印加し、上下電極間でプラズマを発生させる。そして、
プラズマにより生じたイオンを、半導体ウェーハなどの
被エッチング試料6の表面に引き込み、化学反応及びス
パッタにより被エッチング試料6をエッチングする。
【0025】図2は、パルス波形による電圧印加によっ
て、被エッチング試料6である半導体基板に発生した基
板バイアス電圧の一例である。放電ON/OFFが断続的に
実行されるため、放電OFF時、荷電粒子である陽イオン
のエネルギーは減少し、例えばClラジカル成分のみでエ
ッチングを行う。その際、被エッチング試料6である、
例えばアルミニウム配線及びフォトレジスト等による反
応生成物は減少する。
【0026】図3は、パルス波形による電圧印加におけ
るパルス変調の一例を示す。21は放電ON状態であり、
22は放電OFF状態である。図3の縦軸のゲート電圧
は、図1の制御信号ジェネレータ9に示すゲート信号の
電圧である。これによりRF高調波電源8を制御する。図
4は、パルス波形による電圧印加におけるパルス変調の
他の一例を示す。図4に示すように、放電OFF状態22
が0V以上で、放電ON状態21がこれより高電圧の場合
もパルス波形として同様の効果を得られる。
【0027】図5は、パルス波形による電圧印加を行う
エッチング処理方法における、パルス変調の一例を示
す。パルス放電の周期を表すものとしてデューティ比
(duty比)が用いられる。デューティ比とは、放電時間
と休止時間の全体に対する放電時間の割合、すなわち、
放電時間/(放電時間+休止時間)を示すものである。
例えば、パルス周波数1KHzでデューティ比を75%とし
たパルス放電の場合は、0.75msecの放電と0.25ms
ecの休止を繰り返す放電状態となる。
【0028】図6は、図1のエッチング処理装置を使用
し、パルス波形による電圧を印加したエッチング処理方
法において、デューティ比の変化によるエッチング処理
傾向の一例を示す図である。パルス波形の周波数を1KH
zに固定し、被エッチング試料はアルミニウム配線と
し、デューティ比を20%から100%まで変化させた。
デューティ比を減少させると、放電OFF時間が長くな
り、被エッチング試料であるウェーハへのイオン入射、
例えばClイオン等が減少しマスクであるフォトレジスト
との化学反応が減少する。しかし、放電OFF時間にアル
ミニウム配線は、例えばClラジカル等によってエッチン
グされる。この化学反応により、対フォトレジスト高選
択比のエッチングが可能となる。ここで、対フォトレジ
スト選択比は、フォトレジストエッチング速度に対する
アルミ配線エッチング速度、すなわち、アルミ配線エッ
チング速度/フォトレジストエッチング速度を意味す
る。図6に示すように、デューティ比20%から75%の
範囲内で対フォトレジスト選択比が顕著に向上する。
【0029】なお、本実施の形態ではパルス波形の電圧
印加のパルス変調周波数を最適周波数として1KHに固定
したが、少なくとも1Hzから50KHzの範囲内で、ま
た、デューティ比が少なくとも20%から75%の範囲内
であれば、上記と同様の効果を得ることができる。
【0030】図7は、図1のエッチング処理装置を使用
し、パルス波形による電圧印加を行った場合の、パルス
周波数によるエッチング処理傾向の変化の一例を示す図
である。この場合、パルス変調はデューティ比50%に
固定した。また、被エッチング試料は、アルミニウム+
銅膜等の被エッチング膜で、メタル配線開口率が60%
以下で、比較的フォトレジストの占有面積がウェーハ面
内で多く、かつメタル配線の最小密パターン部の アス
ペクト比(エッチング深さ/配線開口幅)が少なくとも
0.5から25.0の範囲内にあるDRAMやASIC等の半導体
を製造するウェーハを用いた。また、処理ガスとしてCl
2ガス:80sccm、BCl3ガス:20sccmでエッチングし
た。
【0031】周波数が1Hzから10KHzの範囲内で、ア
ルミニウムエッチング速度とフォトレジストエッチング
速度との比、すなわち、アルミニウムエッチング速度/
フォトレジストエッチング速度、である対レジスト選択
比が顕著に上昇する。なお、本実施の形態ではパルス波
形の最適変調デューティ比として50%としたが、デュ
ーティ比が少なくとも20%から75%の範囲であれば、
周波数として1Hzから50KHzの範囲で、上記と同様の
効果を得ることができる。
【0032】図8は、図1のエッチング処理装置を使用
し、パルス波形による電圧を印加したエッチング処理方
法において、デューティ比の変化に対して、エッチング
処理によるフォトレジスト残膜量と、被エッチング膜に
形成された配線内疎密間差でのエッチング削れ量差(RI
E-lag量)の変化傾向の一例を示す図である。この場
合、被エッチング試料としては、アルミニウム+銅膜等
の被エッチング膜で、メタル配線開口率が60%以上
で、比較的フォトレジストの占有面積がウェーハ面内で
少なく、かつメタル配線の最小密パターン部のアスペク
ト比(エッチング深さ/配線開口幅)が少なくとも0.
5から25.0の範囲内にあるDRAMやASIC等の半導体を
製造するウェーハを用いた。
【0033】また、処理ガスとしてCl2ガス:80scc
m、BCl3ガス:20sccmを用いた。また、パルス波変
調:周波数1KHzで、デューティ比は100%から50%
まで変調した。このとき、被エッチング膜に形成された
配線内疎密間差でCl-等のイオンの反応速度及びプラズ
マ密度差等によりエッチング速度差が生じる。これを疎
密パターン間のエッチング削れ量差(RIE-lag量)とし
ている。
【0034】図8でのエッチング削れ量差(RIE-lag
量)は、疎パターンのエッチング量から密パターンのエ
ッチング量を引いた値を記載している。(RIE-lag量が
0Åのとき疎密間でのエッチング速度差は無いものとす
る。) 図8において、デューティ比が減少するにつれ、電力ON
時間比率が減少する。これによりCl-等のイオンの被エ
ッチング膜への引き込み量が減少するため、CHCl、CCl
系の反応が減少しフォトレジスト残膜は増加する。しか
し、Cl系ラジカルによるエッチングは進行する。これに
より高レジスト選択比エッチングが可能となる。
【0035】しかしCl2ガス単体では電力OFF時のCl系ラ
ジカルによる被エッチング膜へのサイドエッチ及び側壁
荒れ等の抑制は不十分であるため、BCl3ガスを導入する
ことによりフォトレジストをスパッタしCHCl、CCl系に
よる側壁保護膜を形成し、サイドエッチや側壁荒れを抑
制する必要がある。サイドエッチ抑制及び側壁荒れを抑
制するためにBCl3を導入しCHCl、CCl系を形成すること
と、高レジスト選択比とはトレードオフの状態となる。
処理ガスがCl2及びBCl3で、かつパルス変調を行ったエ
ッチング処理ではRIE-lag量は低減しない。
【0036】図9は、図1のエッチング装置を使用し、
パルス波形による電圧を印加したエッチング処理方法に
おいて、被エッチング膜開口率が60%以下の場合のエ
ッチング形状を示す図である。この場合、被エッチング
試料としては、アルミニウム+銅膜等の被エッチング膜
で、メタル配線開口率が60%以下で、比較的フォトレ
ジストの占有面積がウェーハ面内で多く、かつメタル配
線の最小密パターン部のアスペクト比(エッチング深さ
/配線開口幅)が少なくとも0.5から25.0の範囲内
にあるDRAMやASIC等の半導体を製造するウェーハを用い
た。また、エッチング処理ガスとしてCl 2の流量を80s
ccm、BCl3の流量を20sccm、処理圧力を1.33Pa〜
13.3Pa(10mTorr〜100mTorr)の範囲内で、パ
ルス変調を周波数:1KHz、duty比を50%とした。
【0037】図9において、31はフォトレジスト、3
2は反射防止膜(ARC)、33は被エッチング膜であるア
ルミニウム+銅の合金配線、34はチタニウム+チタン
の合金、35はTEOS絶縁膜、36は31及び32、3
3、34から生成された反応性生成物による側壁保護膜
である。図9に示すように、前述したところと同様の効
果により、対フォトレジスト選択比が顕著に向上した。
【0038】なお、本実施の形態のエッチング処理方式
ではマグネトロンRIE方式を用いたが、これに限らず他
の方式の高周波を使用するエッチング処理装置及びエッ
チング処理方式でも可能であることは言うまでも無い。
また、本実施の形態ではパルス変調波形の周波数を1KH
zとしているが、少なくとも1Hzから50KHzまでの範囲
であれば同様の効果を得ることができる。また、デュー
ティ比についても、少なくとも20%から75%の範囲で
あれば同様の効果を得ることできる。
【0039】図10は、図1のエッチング装置を使用
し、パルス波形による電圧を印加したエッチング処理方
法において、被エッチング膜開口率が60%以上の場合
のエッチング形状の例を示す図である。この場合、被エ
ッチング試料は、アルミニウム+銅膜等で、メタル配線
膜開口率が60%以上で、比較的フォトレジストの占有
面積がウェーハ面内で少なく、かつメタル配線の最小密
パターン部のアスペクト比(エッチング深さ/配線開口
幅)が0.5〜25.0の範囲内にあるDRAMやASIC等の半
導体を製造するウェーハを用いた。また、エッチング処
理ガスとしてCl2の流量を80sccm、BCl3の流量を20s
ccmとし、処理圧力を1.33Pa〜13.3Pa(10mTo
rr〜100mTorr)の範囲内とした。また、パルス変調
を周波数:1KHz、デューティ比を50%とした。
【0040】この場合にも、上記と同様にデューティ比
を減少させるとエッチング後のフォトレジスト残膜量が
増加し、対フォトレジスト選択比が向上した。しかし、
フォトレジストの占有面積が少ないため、フォトレジス
トとCl-等のイオンとの反応性生成物の供給量が少な
く、図10に示すように配線側壁部にサイドエッチ、側
壁荒れ及び膜剥がれ等が発生する。上記で述べたように
これらの問題を解決するため、より多くのBCl3ガスを流
すため高レジスト選択比と側壁荒れ及びサイドエッチ抑
制を両立することは困難であった。またメタル配線開口
率が60%以上の比較的フォトレジストの占有面積がウ
ェーハ面内で少ないとRIE-lag量も大きく良好な形状を
得ることは困難である。
【0041】実施の形態2.図11は、この発明の実施
の形態2による、パルス波形の電圧を印加するエッチン
グ処理装置の構成を示す図である。図11において、1
は真空を保持する反応処理室を内部に有する反応容器で
あり、真空排気口2、反応容器内の圧力を表示する真空
圧力表示器3、真空圧力設定バルブ4bにより反応処理
室内の圧力制御を行う。反応容器1は、流量制御器4で
設定した処理ガスA(Cl2)、B(BCl3)及びデポ系ガスC
(CHF3)をガス穴5より導入する。
【0042】ジェネレータ9は、パルス波形による放電
の周期及び印加電圧制御を行う。また、ジェネレータ9
は、RF電力を供給する高周波電源8に接続され、プラズ
マインピーダンス制御を行うマッチングボックス10を
介して上下電極7にRF電力が供給される。上下電極7
は、高周波電源8より電圧が供給され、被エッチング試
料6を介してキャパシタを形成する。また、3対ソレノ
イドコイル11により、プラズマ生成時、磁界によりプ
ラズマ密度を制御する。
【0043】このような装置により、被エッチング試料
6であるウェーハの表面にイオンを引き込み、化学反応
及びスパッタを行わせ、被エッチング試料6をエッチン
グする。この実施の形態によるエッチング処理装置は、
図1に示すエッチング処理装置と同様の構成に加え、デ
ポ系ガスとしてC、H、F 系を有する、例えばCHF3ガス又
はCF4ガスを添加することを特徴とするものである。こ
の実施の形態によるエッチング処理装置は、図1に示す
エッチング処理装置と同様の性能が得られるうえに、図
11に示すように、処理ガスCとして、C、H、Fを含むデ
ポ系ガスを導入し、エッチング特性をさらに向上させる
ものである。
【0044】実施の形態3.図12は、実施の形態2の
エッチング処理装置を使用し、パルス波形によるバイア
ス印加で、かつデポ系ガス添加を用いたエッチング処理
方法におけるRIE-lag量とフォトレジスト残膜量のエッ
チング処理傾向を示す図である。この場合、実施の形態
2のエッチング処理装置を使用し、被エッチング試料と
しては、アルミニウム+銅膜等の被エッチング膜で、メ
タル配線開口率が60%以上で、比較的フォントレジス
トの占有面積がウェーハ面内で少なく、かつメタル配線
の最小密パターン部のアスペクト比(エッチング深さ/
配線開口幅)が少なくとも0.5から25.0の範囲内に
あるDRAMやASIC等の半導体を製造するウェーハを用い
た。
【0045】また、エッチング処理ガスとしては、Cl2
の流量を80sccm、BCl3の流量を20sccm、処理圧力を
3.192Pa(24mTorr)とした。また、パルス変調を周波
数:1KHz、duty比を50%とし、デポ系ガスとしてCHF3
の添加量として、対Cl2流量比を少なくとも1%から45
%まで増加させた。この際のフォトレジスト残膜量と被
エッチング膜内に生じるRIE-lag量は、図12のような
傾向を示す。
【0046】図12に示すように、フォトレジスト残膜
量は上昇したにもかかわらず、RIE-lag量は顕著に減少
する。これはパルス変調での電力ON時にデポ系ガスであ
るCHF 3とCl-等のイオンとで生じる反応性生成物が、疎
パターン部で過剰反応し疎密パターン間に生じるエッチ
ング速度差を低減しているためである。図12で示すRI
E-lag量は、疎パターン部のエッチング量から密パター
ンのエッチング量を引いた値を記載している。(RIE-la
g量が0Åのとき疎密間でのエッチング速度差は無いも
のとする。)
【0047】なお、本実施の形態ではマグネトロンRIE
方式であるが、これに限らず他の方式の高周波を使用す
るエッチング処理装置及びエッチング処理方式でも可能
であることは言うまでも無い。また、本実施の形態では
パルス変調波形の周波数を1KHzとしているが、少なく
とも1Hzから50KHzまでの範囲であれば同様の効果を
得ることができる。また、デューティ比についても少な
くとも20%から75%の範囲であれば同様の効果を得る
ことできる。また、本実施の形態では処理圧力を3.192P
a(24mTorr)としているが、少なくとも0.665Pa〜13.
3Pa(5mTorr〜100mTorr)の範囲で、デポ系ガスで
あるCHF3を添加することにより、同様の効果を得ること
ができる。
【0048】図13は、図11のエッチング装置を使用
し、パルス波形による電圧を印加し、かつデポ系ガス添
加を用いたエッチング処理方法において、被エッチング
膜開口率が60%以上の場合のエッチング形状を示す図
である。この場合、図11に示すエッチング装置を使用
し、この発明によるパルス波形の電圧を印加し、かつ処
理ガスとしてCl2,BCl3及びCHF3ガスを導入した。ま
た、被エッチング試料であるアルミニウム+銅膜等のメ
タル配線膜開口率が60%以上で、比較的フォトレジス
トの占有面積がウェーハ面内で少なく、かつメタル配線
の最小密パターン部のアスペクト比(エッチング深さ/
配線開口幅)が少なくとも0.5から25.0の範囲内に
あるDRAMやASIC等の半導体を製造するウエーハを用い
た。また、エッチング処理ガスとしてCl2の流量を80s
ccm、BCl3の流量を20sccm、処理圧力を少なくとも
1.33Pa〜13.3Pa(10mTorr〜100mTorr)の
範囲内で、パルス変調を少なくとも周波数1Hzから50
KHzの範囲で、デューティ比を少なくとも20%から75
%とした。
【0049】図13において、37はフォトレジスト及
び配線から生成された反応性生成物及びC、H、Fを含ん
だデポ系ガスによる反応性生成物による側壁保護膜であ
る。また、CHF3を少なくとも対Cl2流量比が1%から45
%の範囲内で添加することにより、BCl3のフォトレジス
トへのスパッタによるCHCl、CCl系の反応性生成量をCl-
等のイオンとCHF3との反応性生成物がアシストし、かつ
図12に示すようにRIE-lag量を低減し、かつ高フォト
レジスト選択比エッチングを得られ、かつBCl3のアシス
トとして最適な流量のCHF3を添加することにより、過剰
な反応性生成物を抑制し異物・残渣の無く、かつRIE-la
gが無く良好な垂直形状を得た。
【0050】なお、実施の形態2の図11に示すエッチ
ング処理装置及びエッチング処理方法において、被エッ
チング試料であるアルミニウム+銅膜等のメタル配線膜
開口率が60%以下で、比較的フォトレジストの占有面
積がウェーハ面内で多く、かつメタル配線の最小密パタ
ーン部のアスペクト比(エッチング深さ/配線開口幅)
が少なくとも0.5から25.0の範囲内にあるDRAMやAS
IC等の半導体を製造するウェーハについて、上記の効果
を同様に得られることは言うまでもない。
【0051】また本実施の形態ではエッチング処理ガス
の流量の最適流量としてCl2を80sccm及びBCl3を20s
ccmとしたが、流量比及び総流量を増量及び減少させて
も上記の効果を得ることは言うまでも無い。
【0052】また、実施の形態1で示した図6、図7、
図8のような特性は、デポ系ガスを添加した実施の形態
3においても、同様に得られるが、重複した説明は省略
する。ここで、C、H、F系を含んだデポ系ガスは、C、
H、Fのうち少なくとも2種をふくむ化合物で、レジスト
と反応して反応生成物を生じ、エッチングパターンの側
壁に付着させるものである。CHF3ガス又はCF4ガスが、
その代表的な例である。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のエッチ
ング処理装置及びエッチング処理方法によれば、高周波
印加電圧をパルス波形変調して所定の条件でエッチング
し、主エッチング処理ガスとしてCl2、BCl3ガスを使用
し、側壁保護膜形成のアシストとしてデポ系ガス、例え
ばCHF3を使用するので、対フォトレジストにおける高選
択比エッチングをすることができる。また、反応性生成
物の堆積による異物の影響なくエッチングをすることが
できる。さらにRIE-lag(被エッチング膜中の疎密パタ
ーン間に生じるエッチング速度差)が無く、良好な垂直
エッチング形状を得ることができる。また、このような
エッチング処理方法を適用した半導体装置の製造方法、
並びにこの製造方法による半導体装置を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による、パルス波形に
よるバイアス印加に用いるエッチング処理装置の全体構
成図である。
【図2】 本発明の実施の形態1による、パルス波形に
よるバイアス印加時での自己バイアス電圧波形を示す図
である。
【図3】 本発明の実施の形態1による、パルス波形に
よるバイアス印加時での入力電圧波形の概要を示す図で
ある。
【図4】 本発明の実施の形態1による、パルス波形に
よるバイアス印加時での他の入力電圧波形の概要を示す
図である。
【図5】 本発明の実施の形態1による、パルス波形に
よるバイアス印加時での入力電圧波形(ON/OFF時間)
の概要を示す図である。
【図6】 本発明の実施の形態1による、パルス波形に
よるバイアス印加時でのデューティ比変調によるエッチ
ング処理傾向図である。
【図7】 本発明の実施の形態1による、パルス波形に
よるバイアス印加時での周波数変調によるエッチング処
理傾向図である。
【図8】 本発明の実施の形態1による、パルス波形の
みのバイアス印加時でのRIE-lag量とレジスト残膜量の
傾向図である。
【図9】 本発明の実施の形態1による、パルス波形に
よるバイアス印加時での被エッチング膜開口率が60%
以下の場合のエッチング形状図である。
【図10】 本発明の実施の形態1による、パルス波形
によるバイアス印加時での被エッチング膜間口率が60
%以上の場合のエッチング形状図である。
【図11】 本発明の実施の形態2による、パルス波形
によるバイアス印加で、かつデポ系ガス添加を用いたエ
ッチング処理装置の全体構成図である。
【図12】 本発明の実施の形態3による、パルス波形
によるバイアス印加で、かつデポ系ガス添加を用いたエ
ッチング処理方法におけるRIE-lag量とフォトレジスト
残膜量のエッチング処理傾向図である。
【図13】 本発明の実施の形態3による、パルス波形
によるバイアス印加で、かつデポ系ガス添加を用いたエ
ッチング処理方法における被エッチング膜開口率が60
%以上の場合のエッチング形状図である。
【図14】 従来のRFバイアス印加に用いるエッチング
装置の構成を示す図である。
【図15】 従来のRFバイアス印加の場合の自己バイア
ス電圧波形を示す図である。
【符号の説明】
1 反応容器(処理容器)、 2 真空排気口、 3
真空圧力表示器、 4a 流量制御器、 4b 真空圧
力設定バルブ、 5 ガス穴、 6 被エッチング試
料、 7 上下電極(1対の電極)、 8 高周波電
源、 9 ジェネレータ、 10 マッチングボック
ス、 11 3対ソレノイドコイル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 生島 貴之 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 花崎 稔 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 西崎 展弘 東京都千代田区大手町2丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理容器と、この処理用容器の内部に対
    向して配置され被エッチング試料を保持する1対の電極
    と、上記処理容器にCl2ガスとBCl3ガスとを含む主エッ
    チング処理ガスにC、H、F系を含んだデポ系ガスを添加
    したエッチング処理ガスを導入する導入手段と、上記処
    理容器からエッチング処理ガスを排気する排気手段と、
    上記1対の電極にパルス波形変調した高周波電圧を印加
    し上記1対の電極間にプラズマを発生させる電圧印加手
    段とを備え、上記プラズマにより上記被エッチング試料
    をエッチングするようにしたことを特徴とするエッチン
    グ処理装置。
  2. 【請求項2】 上記電圧印加手段は、上記1対の電極に
    印加する高周波電圧のパルス変調周波数を1Hz〜50KH
    zの範囲内に設定されたこと特徴とする請求項1に記載
    のエッチング処理装置。
  3. 【請求項3】 上記電圧印加手段は、上記1対の電極に
    パルス変調して印加する高周波電圧のデューティ比をデ
    ューティ比20%〜75%の範囲内に設定されたこと特徴
    とする請求項1又は2に記載のエッチング処理装置。
  4. 【請求項4】 上記電圧印加手段は、上記1対の電極に
    パルス変調して印加する高周波電圧を、放電の休止時に
    おいて0V以上の第1の所定電圧とし、放電時において
    上記第1の所定電圧より高い第2の所定電圧に設定され
    たこと特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のエッ
    チング処理装置。
  5. 【請求項5】 処理容器にCl2ガスとBCl3ガスとを含む
    主エッチング処理ガスにC、H、F系を含んだデポ系ガス
    を添加したエッチング処理ガスを導入し、上記処理容器
    の内部に対向して配置され被エッチング試料を保持した
    1対の電極にパルス波形変調した高周波電圧を印加し、
    上記1対の電極間にプラズマを発生させ、上記被エッチ
    ング試料をエッチングするようにしたことを特徴とする
    被エッチング試料のエッチング処理方法。
  6. 【請求項6】 上記デポ系ガスとして、CHF3ガス又はCF
    4ガスを添加することを特徴とする請求項5に記載のエ
    ッチング処理方法。
  7. 【請求項7】 上記デポ系ガスの添加量を、上記Cl2
    スに対して流量比1%〜45%の範囲内としたことを特徴
    とする請求項5又は6に記載のエッチング処理方法。
  8. 【請求項8】 上記エッチングをする処理圧力を0.6
    65Pa〜13.3Pa(5mTorr〜100mTorr)の範囲内
    としたことを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載
    のエッチング処理方法。
  9. 【請求項9】 上記パルス波形変調において、上記1対
    の電極に印加する高周波電圧を、変調周波数1Hz〜50
    KHzの範囲内でオン・オフさせること特徴とする請求項
    5〜8のいずれかに記載のエッチング処理方法。
  10. 【請求項10】 上記パルス波形変調において、上記1
    対の電極に印加する高周波電圧を、デューティ比20%
    〜75%までの範囲内でオン・オフさせること特徴とす
    る請求項5〜9のいずれかに記載の被エッチング試料の
    エッチング処理方法。
  11. 【請求項11】 上記パルス波形変調において、上記1
    対の電極に印加する高周波電圧を、放電の休止時におい
    て0V以上の第1の所定電圧とし、放電時において上記
    第1の所定電圧より高い第2の所定電圧とすること特徴
    とする請求項5〜10のいずれかに記載のエッチング処
    理方法。
  12. 【請求項12】 半導体基板の被エッチング層を、請求
    項5〜11のいずれかに記載のエッチング処理方法によ
    りエッチング処理する工程を含むことを特徴とする半導
    体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の製造方法により製
    造されたことを特徴とする半導体装置。
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