JP2000028506A - 保護膜強度評価装置 - Google Patents

保護膜強度評価装置

Info

Publication number
JP2000028506A
JP2000028506A JP10191874A JP19187498A JP2000028506A JP 2000028506 A JP2000028506 A JP 2000028506A JP 10191874 A JP10191874 A JP 10191874A JP 19187498 A JP19187498 A JP 19187498A JP 2000028506 A JP2000028506 A JP 2000028506A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
sample
tip
scanning
pressing load
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10191874A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuko Ando
康子 安藤
Toshibumi Okubo
俊文 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP10191874A priority Critical patent/JP2000028506A/ja
Publication of JP2000028506A publication Critical patent/JP2000028506A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】磁気ディスク等記録媒体表面保護膜の強度を評
価するために従来は起動・停止繰り返し試験、高速シー
ク試験、衝撃力印加試験、低速摺動試験等が行なわれて
きた。このためこれら評価試験を行なうためには多くの
測定器を揃え、長時間かけた測定が必要であった。さら
に、微細な錐状の硬質ティップを所定の荷重で保護膜表
面に押し付け、この状態で引っ掻き動作を行なうことに
より生じる摩擦痕の深さの変化が表面保護膜硬度および
保護膜と下層の記録膜との接着強度の関係することが知
られている。 【解決手段】上記引っ掻き動作中に次第に荷重を変化
(例えば増加)するように制御し、この時の摩擦痕の深
さと上記荷重の関係をプロットし、予め測定しておいた
標準媒体の摩擦痕の深さと上記荷重の関係とを比較する
ことにより上記課題を解決している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ヘッド等の電
磁変換素子を記録媒体に近接または接触させて情報を記
録・再生するための高密度記憶媒体における表面保護膜
の強度を評価する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、画像(静止画、動画)、多重情報
処理等により情報処理量が増大し、これに伴い、高速で
高密度・大容量かつ低価格なメモリ需要が強まってきて
いる。このため、コンピュータの外部記憶装置として代
表的な磁気ディスクメモリの高密度化・小形化が急速に
推し進められるようになった。磁気ディスク装置は、ヘ
ッドを含む周辺機構のコンパクトさや記録密度の高さか
ら、メカニカルな機構部を有するメモリの中では格段に
アクセス速度が速く、単位スピンドル当たりの記憶容量
が大きいなどの特長ゆえに、コンピュータシステムにお
ける外部記憶装置として、主要な地位を占めるに至った
ものである。
【0003】磁気ディスク装置は、その動作原理が表面
記録であるがゆえに、高い記録密度を実現するために
は、媒体と磁気ヘッドとの間隔(分離長)をできるだけ
低減し接近させることにより、記録時の磁気ヘッドから
の記録磁界の発散を抑制したり、再生時における記録媒
体表面に記録された記録ビットからの漏洩磁界を効率よ
く検出することが不可欠である。磁気ヘッド(電磁変換
部)を媒体に限りなく接近させて記録媒体と磁気ヘッド
の分離長を低減し、安定な情報の蓄積と読み出しを実現
するためには、上記磁気ヘッドが取り付けられているヘ
ッドスライダの小型軽量化による記録トラックに対する
追従性の向上はもちろんであるが、不測の接触や衝撃、
摺動に耐える媒体材料の組合せ、特に表層の保護・潤滑
剤の選択が極めて重要である。
【0004】従来、作製した記録媒体の耐久性や信頼性
を評価するために、種々の環境中でのヘッドスライダの
起動・停止繰り返し試験(CSS試験)や、高速シーク
試験、衝撃力印加試験、低速摺動試験などが行われてき
た。しかしながら、これらの試験には多くの時間や各種
設備を要し、短時間のうちに多くのサンプルを詳細に評
価することが困難であった。これに対して、媒体表層の
保護膜や潤滑膜の機械的特性に関する膜質、保護膜とそ
の下層に形成されている記録膜との密着強度を比較的短
時間に評価する方法として、ダイヤモンドのような硬質
材料で角錐状に形成されたティップを所定の微小荷重で
サンプルに押圧し、繰り返し摺動(引っ掻き)を行う試
験法が提案されている。この方法の基本構成を図6に示
す。図6において、41は数mmからサブmm長のカン
チレバーで、その先端にダイヤモンド等の硬質材料で角
錐状に形成されたティップ4が取り付けられている。こ
のティップ4は評価用の媒体サンプル1の表面に所定の
荷重で接しており、この所定の荷重は移動機構(スキャ
ナ)2の上下移動により生じるカンチレバ−41のたわ
みに比例した量として与えられる。同時に移動機構(ス
キャナ)2は上記のように荷重で押圧された状態で媒体
サンプル1表面の面方向に移動させることにより引っ掻
き動作を行うための走査を行うものである。このように
繰り返し引っ掻き動作により形成された摩擦痕は変位セ
ンサ5によりカンチレバ41のティップ4が取り付けら
れている先端部の変位すなわち媒体表面の微細な凹凸が
検出される。この検出された変位量(押圧荷重)を制御
部において所望の押圧荷重目標値と比較し、その誤差分
をサンプル移動機構を上下させることで常に一定の荷重
でティップを押圧しながら走査できる。
【0005】図7は、上記の機構に基づいて、所定の矩
形領域を一定の荷重で走査(引っ掻き)後、上記の摩擦
痕の形状に影響を及ぼさない軽微な荷重にて走査し、そ
の引っ掻き領域近傍の表面形状を観察した結果である。
図7のデータから定荷重で走査(引っ掻き)した領域が
一定深さで摩耗していることが知れる。
【0006】ティップ4による摩耗特性は、一般に、荷
重をかけ始めた軽荷重領域では荷重増加と共に緩やかな
比例関係を示し、ある押圧荷重(臨界荷重)を越えた時
点で急増する性質を示すことが知られている。ここで、
図8に示すように摩耗初期の比較的軽い荷重の領域での
緩やかな勾配は、表層保護膜の硬度等の膜質に関係し、
摩耗の急増する荷重(臨界荷重)の大小は表層保護膜と
下層の記録(磁性)膜との密着力に関係するとされてい
る。そこで、上述のCSS試験やシーク試験などにおい
て良好な耐久特性を示す記録媒体をリファレンス(標準
媒体)として上述の引っ掻き試験を行い、更に新たに作
製された被測定媒体サンプルにおいても同様の試験を行
う。これらの測定結果を、図8における標準媒体に対す
るデータと摩耗初期の勾配や臨界荷重に関して比較する
ことで、短時間に媒体の耐久性に関する良否を判定する
ことが可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の引っ掻き試験は、摩耗深さがnmオーダと微小で、ま
た押圧荷重もμgオーダの極めて軽微な範囲で行われる
ため、十分信頼性の高い摩耗特性のデータを得るために
は、ティップ4の押圧荷重を多水準に亘って変えなが
ら、図6に示すような引っ掻き試験のデータを得る必要
があり、CSS耐久試験やシーク試験などに比べれば、
はるかに簡便な方法ではあるものの、データ採取に多大
な時間と労力を要していた。
【0008】上記のことから、本発明においては、短時
間に高信頼で、媒体の耐久性を評価し得る装置を提供す
ることを目的としたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては標準媒体に対する図8に示すデー
タを基準として、被測定媒体に対して同様の測定を行な
い両者を比較することにより記録媒体表面保護膜強度の
評価を行なうこととしている。すなわち、請求項1にお
いては、円錐或いは角錐等尖頭部を有するティップを情
報記録媒体の表面に押圧した状態で上記表面の面内方向
に移動させる手段と、上記ティップの押圧荷重を制御す
る手段と、これにより生じる摩耗痕の断面形状を測定す
る手段と、かつ上記押圧荷重と上記摩耗痕の深さとの関
係を求める手段を有したことを特徴とする保護膜強度評
価装置について規定したものである。
【0010】請求項2は、上記請求項1で述べた評価装
置において、上記押圧荷重の制御手段は、上記ティップ
を上記情報記録媒体の面内方向への移動に比例して上記
ティップの押圧荷重を増加させる機能を有している保護
膜強度評価装置について規定したものである。
【0011】また、請求項3は上記摩耗痕を上記ティッ
プを用いて押圧荷重状態で走査して得られる複数の断面
形状のデータを平均化する手段と、この平均化されたデ
ータを上記ティップの移動距離に対して微分する演算手
段と、これにより得られた微分値と予め標準サンプルに
より得られている標準微分値とを比較する手段と、上記
演算手段により得られた微分値が急変する点での押圧荷
重と予め標準サンプルにより得られている微分値が急変
する点での押圧荷重とを比較する手段とを有している請
求項2項記載の保護膜強度評価装置について規定したも
のである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0013】図1は、本発明に係る一実施の形態を示し
たものである。
【0014】基本構成は、図6に示す従来の装置に、さ
らにサンプル表面走査の動作中にサンプル押圧荷重を変
化させるサンプル押圧荷重発生部6を含む制御ループを
設けたものである。このサンプル押圧荷重動作は以下の
様に制御されるものである。すなわち、動作切り替えス
イッチ9を引っ掻き動作のモードに設定しておき、制御
部8からサンプル走査電圧発生を行わせる信号をサンプ
ル走査電圧発生部7に供給する。このサンプル走査電圧
発生部7からはこの走査動作に同期した信号が発せら
れ、この同期した信号によりサンプル押圧荷重発生部6
でのサンプル押圧荷重が設定される。ここで設定された
サンプル押圧荷重信号は制御部8にフィードバックされ
変位センサ5からの変位信号と比較され、この比較結果
の信号によりティップ押しつけ用電圧発生部10を介し
てサンプルの移動機構2が移動し所定の設定された押圧
荷重が得られるように制御される。このティップ4の荷
重を制御するフィードバックループにより、その設定荷
重値を走査中に亘って可変とすることができる。このよ
うな構成とすることで、引っ掻き(走査)動作の始めか
ら終わりにかけた1サイクルの間で、押圧荷重が小から
大へと連続的に変化する引っ掻き動作が可能となる。以
上の引っ掻き動作終了後は、切り替えスイッチ9を表面
観察用低(定)荷重走査のモードに切り替え、走査範囲
を先の引っ掻き動作時よりやや拡大して引っ掻きによる
摩耗痕形状を観察する。
【0015】例えば上記のように、引っ掻き(走査)距
離に比例して変化する押圧荷重で行った引っ掻き摩耗痕
を図2に示す。ここで、最終到達荷重を十分に大きく設
定すれば、摩耗痕の深さの変化は荷重が比較的小さい範
囲では緩やかな傾斜を示し、あるところ(臨界荷重)か
ら急傾斜となる。このようにして得られた断面形状はと
りもなおさず図7に示した引っ掻き試験による摩耗特性
そのものであるので、この痕形状を詳細に分析すること
で短時間に連続的な荷重と摩耗特性を得ることができ
る。
【0016】ところで、すでに述べたように摩耗痕は実
際には摩耗深さのレベルがnm程度で極めて小さいこ
と、また押圧荷重が変化する範囲も極めて軽微な範囲で
の試験であるため、既存の表面の凹凸と摩耗痕の形状を
引っ掻き走査範囲で十分な高S/Nで計測・評価するこ
とは難しい。これを解決するための処理手続を図3に示
す。
【0017】まず図3(a)に示すように媒体表面がも
ともと有している凹凸から摩耗痕深さを高精度に検出す
るために、複数回の引っ掻きを繰り返し、個々の引っ掻
き断面の測定データ毎に適当なローパスフィルタを用い
て平均化し、さらにこのようにして得られた複数の断面
形状の測定データを算術平均することで、ノイズとなる
突発的な変動(突起や凹み)成分を除去することが出
来、図3(b)に示す測定データが得られる。次に、こ
れらの平均化断面の測定データを引っ掻き(走査)方向
に微分することにより、図3(c)に示すように勾配の
大小により2つのレベルを示す結果が得られる。ここ
で、微分値(勾配)の絶対値の小さい方のレベルは初期
摩耗特性を代表するものであり、保護膜の硬度が数値化
されることになり、また、上記勾配が急変する臨界荷重
の部分ではステップ状となり、臨界荷重の同定が客観的
で精密かつ容易に求めることが出来る。このように測定
することにより、参照サンプルとなる標準媒体の摩耗特
性との比較も、走査開始初期の緩やかな勾配の部分の微
分値と臨界荷重に対応する勾配急変点の2つの数値の比
較で済むため、測定者がモニタ上で測定されたサンプル
の特性と標準特性とを1点ずつ随時比較して良否を判別
する必要はなく、測定処理が自動的に行なわれるため高
スループットで評価・判定することが出来る。なお、微
分処理の際に、不要な雑音成分が発生する場合には、再
度微分データに対して適当なフィルタリング処理を施す
ことにより平均化処理を行うことも可能であることは勿
論である。
【0018】以上の一連のデータ処理は図1におけるテ
ィップ押し付け用電圧発生部10の出力から取り出され
た信号に対して実行される。すなわち、図1に示すよう
にローパスフィルタで媒体表面にもともと含まれている
微細な凹凸による雑音成分をローパスフィルタ11で除
去し、さらに加算器12およびメモリ13により平均化
処理が行なわれた後、微分器14により初期勾配と臨界
荷重とが検出される。このようにして得られた初期勾配
と臨界荷重との測定データは、予め登録されている標準
媒体のデータとコンパレータ15において比較され、こ
の比較結果はCRT或いはプロッタ等のディスレイ装置
16により表示される。
【0019】図4は上記の本発明における処理の流れを
示したものである。すなわち、測定条件である引っ掻き
速度、引っ掻き範囲および最大押圧荷重の各パラメータ
を入力し、同時に判定時の基準となる標準微分値、標準
臨界荷重を入力して初期設定を行なう。つぎに、引っ掻
き試験を行なうことにより摩耗痕を付けた後に引っ掻き
面形状測定を行ない図3(a)のデータを得る。このデ
ータは平均化処理が施され(図3(b))ることにより
初期摩耗痕の勾配が求められ、さらに微分演算が行なわ
れ(図3(c))臨界荷重が求められる。このようにし
て得られたデータは最初に入力されている標準微分値と
標準臨界荷重と比較され判定される(図3(d))。
【0020】上記の説明では、引っ掻き試験時に、押圧
荷重を走査距離に伴って線形に、あるいは連続的に変え
た場合について説明したが、1回毎の走査範囲を更に複
数の区間に区分して、これらの区間毎に押圧荷重をそれ
ぞれ一定として段階的に(不連続に)荷重を変えた走査
を行ってもよい。図5はこのようにして測定した結果を
示したものである。ここにおける測定データの処理につ
いては、図3および図4で説明したような平均化、微分
処理を同様に適用することが出来る。図5のような場合
には、図7のような個々の荷重と摩耗深さのデータセッ
トとして得られるので、これらのデータポイントを結ぶ
ことにより、初期勾配や臨界荷重を求めることができ
る。
【0021】なお、以上の説明では、図6に示す従来の
引っ掻き試験装置において、サンプル走査電圧に連動し
て押圧荷重を変える荷重発生部や、切替えスイッチ部な
どをハード構成として示したが、これらの制御はティッ
プの荷重制御ソフトによっても同様の機能として実現し
得ることは言うまでもない。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、錐
状のティップを情報記録媒体の表面に所望の荷重で押圧
して繰り返し引っ掻き動作を行ない、これにより生じた
摩耗痕の深さと押圧荷重の関係から、情報記録媒体の表
面保護膜の強度を評価する装置において、ティップの記
録媒体引っ掻き移動量に応じて押圧荷重を変化させ、こ
れによりえられた初期勾配と臨界荷重とから表面保護層
の強度および保護層と記録層との接着強度を短時間にか
つ高信頼で、媒体の耐久性を評価できる装置を提供する
ことが出来るようになった。また、ティップ移動に連動
した押圧荷重で引っ掻いた摩耗痕断面のプロファイルを
平均化する手段と、この平均された断面形状を引っ掻き
方向に沿って微分する手段、及びこれら微分値と標準微
分値もしくは微分値の急変荷重(臨界荷重)と、これの
標準の臨界(急変)荷重とを比較する手段を具備してお
り、精度よく媒体の良否を高速で自動判別できる装置を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る保護膜強度評価装置の構成図。
【図2】本発明に係る保護膜強度評価装置による引っ掻
き試験後の表面形状図。
【図3】本発明に係る保護膜強度評価装置による引っ掻
き試験における各ステップでの測定データを処理した結
果を示すグラフ。
【図4】本発明における測定手順を示すフローチャー
ト。
【図5】本発明に係る保護膜強度評価装置による引っ掻
き試験後の表面形状図。
【図6】従来の保護膜強度評価装置の構成図。
【図7】従来の保護膜強度評価装置による引っ掻き試験
後の表面形状図。
【図8】引っ掻き試験用ティップの押圧荷重と摩耗痕深
さの関係図。
【符号の説明】
1…評価用サンプル 2…サンプル走査および荷重印加用アクチュエータ 3…評価装置筐体 4…サンプル引っ掻き用ティップ 41…ティップ支持用カンチレバー 5…ティップ変位計測用変位センサ 6…サンプル押圧荷重発生部 7…サンプル走査電圧発生部 8…制御部 9…引っ掻き・形状測定切換部スイッチ 10…ティップ押し付け用電圧発生部 11…ローパスフィルタ 12…加算器 13…メモリ 14…微分器 15…コンパレータ 16…ディスプレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F063 AA15 AA43 BC09 BD07 BD13 BD20 CA11 DA02 DA04 DA21 DB03 DB05 DD02 EB01 EB15 EB18 EB23 KA01 LA12 LA16 LA22 LA23

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】尖頭部を有するティップを情報記録媒体の
    表面に押圧した状態で上記表面の面内方向に移動させる
    手段と、上記ティップの押圧荷重を制御する手段と、こ
    れにより生じる摩耗痕の断面形状を測定する手段と、か
    つ上記押圧荷重と上記摩耗痕の深さとの関係を求める手
    段と、この得られた関係を表示する手段とを有したこと
    を特徴とする保護膜強度評価装置。
  2. 【請求項2】上記押圧荷重を制御する手段は、上記ティ
    ップを上記情報記録媒体の面内方向への移動と共に上記
    ティップの押圧荷重を変化させる機能を有していること
    を特徴とする請求項1記載の保護膜強度評価装置。
  3. 【請求項3】上記摩耗痕を上記ティップを用いて押圧荷
    重状態で走査して得られる複数の断面形状のデータを平
    均化する手段と、この平均化されたデータを上記ティッ
    プの移動距離に対して微分する演算手段と、これにより
    得られた微分値と予め標準サンプルにより得られている
    標準微分値とを比較する手段と、上記演算手段により得
    られた微分値が急変する点での押圧荷重と予め標準サン
    プルにより得られている微分値が急変する点での押圧荷
    重とを比較する手段とを具備することを特徴とする請求
    項2記載の保護膜強度評価装置。
JP10191874A 1998-07-07 1998-07-07 保護膜強度評価装置 Pending JP2000028506A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10191874A JP2000028506A (ja) 1998-07-07 1998-07-07 保護膜強度評価装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10191874A JP2000028506A (ja) 1998-07-07 1998-07-07 保護膜強度評価装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000028506A true JP2000028506A (ja) 2000-01-28

Family

ID=16281919

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10191874A Pending JP2000028506A (ja) 1998-07-07 1998-07-07 保護膜強度評価装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000028506A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004083825A1 (en) * 2003-03-17 2004-09-30 Lg Electronics Inc. Apparatus and method for testing endurance of optical disc
WO2005026696A1 (en) * 2003-09-16 2005-03-24 Lg Electronics Inc. Apparatus and method for testing mechanical endurance of surface of optical disc.
KR100947232B1 (ko) 2008-11-11 2010-03-11 엘지전자 주식회사 광디스크 표면의 기계적 내구성 검사 장치 및 방법
KR100964704B1 (ko) 2009-02-25 2010-06-21 엘지전자 주식회사 디스크 표면의 내오염성 평가 방법
KR100964686B1 (ko) 2003-11-14 2010-06-21 엘지전자 주식회사 디스크 표면의 내오염성 평가 방법
JP2013205776A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Hoya Corp 眼鏡レンズの耐擦傷性評価方法及びこれに用いられる眼鏡レンズ用耐擦傷性評価装置
JPWO2014034938A1 (ja) * 2012-08-31 2016-08-08 イーエイチエス レンズ フィリピン インク 高強度のハードコート層を備えた光学物品

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004083825A1 (en) * 2003-03-17 2004-09-30 Lg Electronics Inc. Apparatus and method for testing endurance of optical disc
CN1761866B (zh) * 2003-03-17 2011-07-20 Lg电子株式会社 用于测试光盘耐用性的装置和方法
US7864643B2 (en) 2003-09-15 2011-01-04 Lg Electronics Inc. Apparatus and method for testing mechanical endurance of surface of optical disc, the optical disc of same kind as the tested optical disc
WO2005026696A1 (en) * 2003-09-16 2005-03-24 Lg Electronics Inc. Apparatus and method for testing mechanical endurance of surface of optical disc.
JP2007506093A (ja) * 2003-09-16 2007-03-15 エルジー エレクトロニクス インコーポレーテッド 光ディスク表面の機械的耐久性検査装置及び検査方法
US7626904B2 (en) 2003-09-16 2009-12-01 Lg Electronics Inc. Apparatus and method for testing mechanical endurance of surface of optical disc, the optical disc of same kind as the tested optical disc
KR100947230B1 (ko) 2003-09-16 2010-03-11 엘지전자 주식회사 광디스크 표면의 기계적 내구성 검사 장치 및 방법
KR100964686B1 (ko) 2003-11-14 2010-06-21 엘지전자 주식회사 디스크 표면의 내오염성 평가 방법
KR100947232B1 (ko) 2008-11-11 2010-03-11 엘지전자 주식회사 광디스크 표면의 기계적 내구성 검사 장치 및 방법
KR100964704B1 (ko) 2009-02-25 2010-06-21 엘지전자 주식회사 디스크 표면의 내오염성 평가 방법
JP2013205776A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Hoya Corp 眼鏡レンズの耐擦傷性評価方法及びこれに用いられる眼鏡レンズ用耐擦傷性評価装置
JPWO2014034938A1 (ja) * 2012-08-31 2016-08-08 イーエイチエス レンズ フィリピン インク 高強度のハードコート層を備えた光学物品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7107694B2 (en) Method for observation of microstructural surface features in heterogeneous materials
US20070127147A1 (en) Contact detecting apparatus, and method for detecting contact
US20190145878A1 (en) Methods for surface evaluation
JP2000028506A (ja) 保護膜強度評価装置
US5359879A (en) Scanning micro-sclerometer
Prabhakaran et al. Wear and hardness of carbon overcoats on magnetic recording sliders
JPH08267991A (ja) 筆記状態測定方法および装置
US20050022586A1 (en) High speed glide test for screening magnetic disc micro-waviness and a system therefor
US4091654A (en) Magnetic recording member abrasion tester
US6623158B2 (en) Method and apparatus for thermal proximity imaging using pulsed energy
JP3921414B2 (ja) 磁性体の特性評価装置及びその特性評価方法
Suh et al. Effect of molecularly thin lubricant on roughness and adhesion of magnetic disks intended for extremely high-density recording
DE2040741A1 (de) Verfahren und Vorrichtung zur Bestimmung des tribotechnischen Verhaltens von Reibstoffpaarungen fuer Bremsen und Kupplungen
Bogy et al. Nano-hardness, nano-friction and nano-wear of ultra-thin overcoats
Daugela et al. DLC Coatings Characterization on HDD Recording Heads
US20040135575A1 (en) Detection of slider-disk interference using a dynamic parametric test
JP3372335B2 (ja) 情報ディスクの形状測定方法及び装置
Wahl et al. Interferometric spacing measurements of the Bernoulli head/disk interface
Zhong et al. Flying height deviations in glide height tests
US7304751B2 (en) Apparatus and method for automatically measuring characteristics of a hard disk drive carriage arm
JP2590314B2 (ja) 超微小材料試験装置
Bhushan Tribology of solid contacts in magnetic recording devices
US11881239B1 (en) Determining fly height using readback signal distortion
Tan et al. Investigations of nano-and macro-wear of magnetic tape head materials
JPH0949804A (ja) 磁気ディスク評価装置