JP2000028019A - 水処理器用分岐栓 - Google Patents
水処理器用分岐栓Info
- Publication number
- JP2000028019A JP2000028019A JP10198205A JP19820598A JP2000028019A JP 2000028019 A JP2000028019 A JP 2000028019A JP 10198205 A JP10198205 A JP 10198205A JP 19820598 A JP19820598 A JP 19820598A JP 2000028019 A JP2000028019 A JP 2000028019A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- water
- raw water
- water treatment
- lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Devices For Dispensing Beverages (AREA)
- Multiple-Way Valves (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
- Water Treatment By Sorption (AREA)
Abstract
岐栓に戻す2ウェイタイプの水処理器用の分岐栓におい
ては、1レバー3モード(原水ストレート、原水シャワ
ー、原水の水処理器給水及び生成水吐水)のものがほと
んど開発されていなく、従来のボール弁方式の構造で
は、水密性的に水漏れ、生成水と原水との混合等の障害
が発生しやすい。又、水処理器の負圧発生による分岐栓
流出口側からの原水吸い込み等の防止対策のために逆止
弁を内蔵しているので、カラカラと異音が発生する。 【解決手段】 従来構造より水密性及び耐久性向上のた
め、弁本体を弁操作体と弁切替体とに分割形成し、弁切
替体内周壁の貫通孔を面取りして、シリンダに環装され
た摺動Oリングに傷を付けないようにして、操作レバー
に連動するガイド軸とシリンダとが水中摺動するスプー
ル弁とし、逆止弁を不要とする。
Description
浄化する浄水器(各種ミネラル添加も含む。)、浄化水
(浄水器で浄化された水)を電気分解してイオン水(弱
アルカリ性水、弱酸性水)を生成するアルカリイオン整
水器等の水処理器に原水を導き、水処理器で生成された
浄化水又はイオン水等を分岐栓の流出口に導く、所謂2
ウェイタイプ水処理器用の分岐栓に係るものであり、詳
しくは分岐栓の流入口を水道蛇口に取り付けて、分岐栓
の流出口からは1つのレバー操作により、原水ストレー
ト吐水、原水シャワー吐水、水処理器生成水吐水の3段
階切り替え(1レバー3モード)ができて、従来にあり
がちな水密性等の信頼性や操作性の改善に関する。
冷水器等の水処理器には、1ウェイタイプと2ウェイタ
イプとがあり、市場では1ウェイタイプが主流である。
1ウェイタイプとは、分岐栓の流入口を水道蛇口に取り
付けて、分岐栓の分岐口(OUT側)と、水処理器の底
部流入口とを原水給水ホースで接続して、水処理器によ
る水処理後の生成水(浄化水、イオン水)を水処理器上
部の吐水パイプから吐水するもので、1ウェイタイプ用
の分岐栓には、例えば、特開平9−290255号公報
(スプール弁方式1レバー3モード)等で開示されてい
るものがある。
道蛇口に取り付けて、分岐栓の分岐口(OUT側)と、
水処理器の底部流入口とを原水給水ホースで、分岐栓の
帰着口(IN側)と、水処理器の底部流出口とを生成水
吐水ホースで接続して、分岐栓の流出口から生成水を吐
水(原水も同じ流出口から吐水するもので、原水とは別
に生成水専用の流出口を持つものは1ウェイタイプであ
る。)するようにしたもので、2ウェイタイプ用の分岐
栓には、例えば、実開平5−83546号公報(ボール
弁方式1レバーシャワー無し2モード又はストレート無
し2モード)、実開平6−22671号公報等で開示さ
れているものがある。分岐口には、水道水圧が所定圧以
上になったときに分岐栓の流入口を流れる原水の一部を
当該分岐栓外部に流出させることができるリリーフ弁機
構を設けて、異常水道水圧による部品破壊発生を防止さ
せる場合がある。帰着口には、水処理器の負圧発生によ
る流出口側からの原水吸い込み等の防止対策のために逆
止弁を設ける場合がある。また、流出口には、害虫進入
等の防止対策のために、例えば、特開平9−31398
9号公報等で開示されている泡沫網を設けると原水スト
レート吐水時の整流が良くなる。最近は、1ウェイタイ
プ用の分岐栓の通常機能であるシャワー切り替えに重宝
している消費者等から、2ウェイタイプ用の分岐栓にも
シャワー切り替えができるように要求されるケースが増
えている。
イタイプ水処理器用の分岐栓においては、特開平9−2
90255号公報等で開示されているような1レバー3
モードのものがほとんど開発されていないという問題点
があった。また、従来構造のボール弁を操作するものを
開発しても、水密性的に水漏れ、生成水と原水との混合
等の障害が発生しやすいという問題点があった。通常
は、帰着口に逆止弁を内蔵しているので、カラカラと異
音を発生しているという問題点があった。
問題点を鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、1レバー3モード操作が可能で、水密性が向上
された2ウェイタイプ水処理器用の分岐栓を提供しよう
とするものである。
に、本発明の2ウェイタイプ水処理器用の分岐栓におい
ては、水道蛇口固定部品類と、上ケースと、略コップ状
の弁操作体及び略中空円柱状の弁切替体を連結リングで
結合した弁本体と、流出口を有する下ケースと、からな
る分岐栓であって、弁切替体平面部には水道蛇口から弁
切替体に原水を送る流入口を設け、弁切替体背面部には
水処理器から弁切替体に水処理器生成水を送るホース類
が接続できる帰着口を設け、弁切替体底面部には原水ス
トレート吐水管路を設け、弁切替体左側面部には原水シ
ャワー吐水管路部品との嵌合孔を設け、弁切替体右側面
部には連結リング嵌合孔を設け、該帰着口には必要によ
り逆止弁を設け、弁操作体背面部には弁切替体から水処
理器に原水を送るホース類が接続できる分岐口を設け、
弁操作体左側面部には連結リング嵌合孔を設け、弁操作
体右側面部には下ケースの流出口から原水ストレート吐
水、原水シャワー吐水、水処理器生成水吐水の3段階切
り替え操作ができて弁操作体から接離動しないで規定角
度範囲内で回動するレバーを設け、該分岐口には必要に
より水道水圧が所定圧以上になったときに該流入口を流
れる原水の一部を当該分岐栓外部に流出させることがで
きるリリーフ弁機構を設け、弁本体内周壁にはスプール
弁を設け、弁本体左側面部には原水シャワー吐水管路部
品を嵌合し、下ケースの流出口には該原水シャワー吐水
管路部品と嵌合する原水シャワー吐水口と、該原水スト
レート吐水管路と嵌合する原水ストレート吐水口とを設
け、該原水ストレート吐水口には必要により泡沫網を設
け、弁本体は弁本体平面部から上ケースで、弁本体底面
部から下ケースで各々囲繞し、該流入口にはフィルタ
と、水密パッキンと、蛇口固定部品と、回転リング等の
水道蛇口固定部品類を取付け、該上ケースと該下ケース
とを結合したものにおいて、スプール弁はガイド軸の一
端部に水密Oリングを環装して弁操作体を貫装して該レ
バーと固定し、該レバーの操作回動により、該ガイド軸
の他端部に設けられた突起がシリンダ内壁に設けられた
スパイラル状凹溝を摺動して複数の摺動Oリングを環装
した該シリンダが弁本体内をガイド軸方向に移動するも
ので、該ガイド軸と該シリンダとが水中で摺動すること
を特徴とする。そして、水密性が高いことから、帰着口
には水処理器の負圧発生による流出口側からの原水吸い
込み等の防止対策のための逆止弁が不要であることを特
徴とする。さらには、弁切替体内周壁に設けられた流入
口等からの全ての貫通孔はスプール弁の摺動Oリングに
傷を付けないように面取りされたことを特徴とする。そ
して、前記の面取りを可能とするために、弁本体を弁操
作体と弁切替体とに分割形成したことを特徴とする。部
品点数削減等のために、レバーの切り替え操作後に吐水
される水の種類を表す文字をレバーに直接シルク印刷し
たことを特徴とする。ガイド軸とシリンダとの水中摺動
の耐久性向上のために、ガイド軸を炭素繊維入りポリア
セタール樹脂で形成したことを特徴とする。耐久性のあ
るスムーズなクリック感を得るために、弁操作体端面に
複数の凹部を設け、レバーにローラと円板状板バネとを
取り付け、該凹部と該ローラを摺動させることを特徴と
する。
参照して説明する。図1から図3は本発明の2ウェイタ
イプ水処理器用分岐栓10の平面断面図であり、図4か
ら図6は該分岐栓10の正面断面図であり、図7は該分
岐栓10の底面図である。詳しくは、図1及び図4は
「水処理器生成水吐水」モード時、図2及び図5は「原
水シャワー吐水」モード時、図3及び図6は「原水スト
レート吐水」モード時のスプール弁80の摺動状態を示
した図である。水道蛇口固定部品類においては、業界で
統一規格等を設定して汎用性のある水道用部品を販売し
ているので、なるべくそれらを使用して、メンテナンス
性を良くする。本発明の分岐栓10においては、市販の
フィルタ13(例えば、ポリエステル製網、ナイロン製
網、ステンレススチール製網、抗菌性銀銅合金網、不織
布製網)と、市販の水密パッキン14(例えば、ドーナ
ツ状の厚手ゴム板)と、市販の蛇口固定部品15(例え
ば、ポリアセタール樹脂製16mm径のCリング板)
と、螺刻された流入口41に螺着できる回転リング16
(例えば、ポリアセタール樹脂)等を使用する。
本体の流入口41を貫装して、弁本体の上部を覆うもの
である。カラーリングやデザインにより商品価値が左右
される部分であるので、形状はデザイナーに委ねるとよ
い。下ケース12(例えば、ABS樹脂)は流出口17
を有していて、弁本体の下部を覆うものである。上ケー
ス11同様、カラーリングやデザインにより商品価値が
左右される部分であるので、形状はデザイナーに委ねる
とよい。
(例えば、ポリアセタール樹脂)と略中空円柱状の弁切
替体40(例えば、ポリアセタール樹脂)とを分割形成
して、両端面外周壁部に水密Oリング22を環装した連
結リング21で結合したものである。弁切替体40平面
部には水道蛇口から弁切替体40に原水を送る流入口4
1(回転リング16が螺着されるので螺刻されている)
を設け、弁切替体40背面部には水処理器から弁切替体
40に水処理器生成水を送るホース類が接続できる帰着
口42(ホース固定リング50が螺着されるので螺刻さ
れている)を設け、弁切替体40底面部には原水ストレ
ート吐水管路43を設け、弁切替体40左側面部には原
水シャワー吐水管路部品60との嵌合孔44を設け、弁
切替体40右側面部には連結リング嵌合孔46を設け
た。通常は、水処理器の負圧発生による流出口側からの
原水吸い込み等の防止対策のために、該帰着口42には
逆止弁(例えば、シリコンゴム製ボール、Oリングを環
装した樹脂製コマ部品)を設けるが、本発明の分岐栓1
0は水密性が高いので不要である。さらには、弁切替体
40内周壁に設けられた流入口41等からの全ての貫通
孔45はスプール弁80の摺動Oリング81に傷を付け
ないように面取りされている。又同様に、連結リング2
1の内周壁も、スプール弁80の摺動Oリング81に傷
を付けないように面取りされている。
水処理器に原水を送るホース類が接続できる分岐口32
(ホース固定リング50が螺着されるので螺刻されてい
る)を設け、弁操作体30左側面部には連結リング嵌合
孔37を設け、弁操作体30右側面部には下ケース12
の流出口17から原水ストレート吐水、原水シャワー吐
水、水処理器生成水吐水の3段階切り替え操作ができて
弁操作体30から接離動しないで規定角度範囲内で回動
するレバー34(例えば、ABS樹脂)を設けた。カラ
ーリングやデザインにより商品価値が左右される部分で
あるので、形状はデザイナーに委ねるとよい。
印刷した表示リング等をレバー34に嵌合する場合があ
るが、部品点数削減等のために、レバー34の切り替え
操作後に吐水される水の種類を表す文字をレバー34に
直接シルク印刷した。
弁操作体端面に複数のお碗状凹部を設け、レバーに樹脂
製ボールとコイルバネとを取り付け、該お碗状凹部と該
ボールを摺動させているものが多いが、耐久性に問題が
あり、使用と共に該お碗状凹部は平面化に、該ボールは
すり減って球状で無くなってしまうために、次第にクリ
ック感が損なわれてしまっていた。耐久性的には10万
回程度であった。そこで、本発明においては、耐久性の
よいスムーズなクリック感を得るために、ポリプロピレ
ン樹脂製弁操作体30端面に複数の凹部33を設け、レ
バー34に真鍮製ローラ35とステンレススチール製円
板状板バネ36とを螺子39(例えば、ステンレススチ
ール製タッピングネジ)で取り付け、該凹部33と該ロ
ーラ35を摺動させている。そして、この機構が外部か
ら見えないように、レバー34にキャップ38を嵌めて
いる。この機構により、飛躍的に耐久性が向上し、50
万回以上もクリアし、寿命時においても、クリック感が
損なわれなくなった。
(例えば、通常の水道水においては水道水圧784kP
a(キロパスカル)以上)になったときに該流入口41
を流れる原水の一部を当該分岐栓10外部に流出させる
ことができるリリーフ弁機構71を設けた。本発明の分
岐栓10における一実施例のリリーフ弁機構71は、分
岐口32に直結するリリーフ管73と、例えば、φ1の
流入孔を有するリリーフ弁座74と、該リリーフ弁座7
4を閉鎖する弾性部材(例えば、シリコンゴム)の軟質
リリーフシート(弁体)75と、該リリーフシート75
を常時弾発付勢しているリリーフコイルスプリング76
(例えば、バネ荷重50グラム)と、流出孔を有する閉
塞キャップ77とから構成されている。
け、弁本体20左側面部には原水シャワー吐水管路部品
60を嵌合し、下ケース12の流出口17には該原水シ
ャワー吐水管路部品60と嵌合する原水シャワー吐水口
18と、該原水ストレート吐水管路43と嵌合する原水
ストレート吐水口19を設け、該原水ストレート吐水口
19には必要により泡沫網72を設けた。弁本体20は
弁本体20平面部から上ケース11で、弁本体20底面
部から下ケース12で各々囲繞し、該流入口41にはフ
ィルタ13と、水密パッキン14と、蛇口固定部品15
と、回転リング16等の水道蛇口固定部品類を取付け、
該上ケース11と該下ケース12とを結合して組み立て
が完了する。
しているスプール弁のものが多いが、おおきな摺動Oリ
ングを環装したシリンダで水密しているので、水密性に
問題がある。そこで、本発明におけるスプール弁80
は、ガイド軸83の一端部に水密Oリング84を環装し
て弁操作体30を貫装して該レバー34と固定し、該レ
バー34の操作回動により、該ガイド軸83の他端部に
設けられた突起85がシリンダ82内壁に設けられたス
パイラル状凹溝86を摺動して複数の摺動Oリング81
を環装した該シリンダ82が弁本体20内をガイド軸方
向に移動するもので、該ガイド軸83と該シリンダ82
とが水中で摺動することを特徴とさせた。これにより、
水密部が小さな該水密Oリング84でシールされている
ので、水密性が一段と向上した。ガイド軸83とシリン
ダ82とは、通常は互いに異質の射出成形樹脂部材で形
成するとよいのだが、やむをえず同質のポリアセタール
樹脂を使用する場合がある。しかし、同質では5万回が
限度となっている。そこで、本発明においては、ガイド
軸83とシリンダ82との水中摺動の耐久性向上のため
に、ガイド軸83は炭素繊維入りポリアセタール樹脂
で、シリンダ82は普通のポリアセタール樹脂で形成し
た。これにより、飛躍的に耐久性が向上し、50万回以
上もクリアしている。
種々の組合せ等を述べてきたが、本発明は上述する実施
の形態に限定されるものでなく、発明の精神を逸脱しな
い範囲で多くの組合せ、改変等を施し得るのはもちろん
である。
いては、1レバー3モード操作が可能で、水密性が向上
され逆止弁が不要となる効果を奏する。
吐水」モード時の平面断面図である。
水」モード時の平面断面図である。
吐水」モード時の平面断面図である。
吐水」モード時の正面断面図である。
水」モード時の正面断面図である。
吐水」モード時の正面断面図である。
…フィルタ、14…水密パッキン、15…蛇口固定部
品、16…回転リング、17…流出口、18…原水シャ
ワー吐水口、19…原水ストレート吐水口、20…弁本
体、21…連結リング、22…水密Oリング、30…弁
操作体、31…嵌合孔、32…分岐口、33…凹部、3
4…レバー、35…ローラ、36…円板状板バネ、37
…連結リング嵌合孔、38…キャップ、39…螺子、4
0…弁切替体、41…流入口、42…帰着口、43…原
水ストレート吐水管路、44…嵌合孔、45…貫通孔、
46…連結リング嵌合孔、50…ホース固定リング、6
0…原水シャワー吐水管路部品、71…リリーフ弁機
構、72…泡沫網、80…スプール弁、81…摺動Oリ
ング、82…シリンダ、83…ガイド軸、84…水密O
リング、85…突起、86…スパイラル状凹溝
Claims (7)
- 【請求項1】 水道蛇口固定部品類と、上ケースと、略
コップ状の弁操作体及び略中空円柱状の弁切替体を連結
リングで結合した弁本体と、流出口を有する下ケース
と、からなる分岐栓であって、弁切替体平面部には水道
蛇口から弁切替体に原水を送る流入口を設け、弁切替体
背面部には水処理器から弁切替体に水処理器生成水を送
るホース類が接続できる帰着口を設け、弁切替体底面部
には原水ストレート吐水管路を設け、弁切替体左側面部
には原水シャワー吐水管路部品との嵌合孔を設け、弁切
替体右側面部には連結リング嵌合孔を設け、弁操作体背
面部には弁切替体から水処理器に原水を送るホース類が
接続できる分岐口を設け、弁操作体左側面部には連結リ
ング嵌合孔を設け、弁操作体右側面部には下ケースの流
出口から原水ストレート吐水、原水シャワー吐水、水処
理器生成水吐水の3段階切り替え操作ができて弁操作体
から接離動しないで規定角度範囲内で回動するレバーを
設け、該分岐口には必要により水道水圧が所定圧以上に
なったときに該流入口を流れる原水の一部を当該分岐栓
外部に流出させることができるリリーフ弁機構を設け、
弁本体内周壁にはスプール弁を設け、弁本体左側面部に
は原水シャワー吐水管路部品を嵌合し、下ケースの流出
口には該原水シャワー吐水管路部品と嵌合する原水シャ
ワー吐水口と、該原水ストレート吐水管路と嵌合する原
水ストレート吐水口とを設け、該原水ストレート吐水口
には必要により泡沫網を設け、弁本体は弁本体平面部か
ら上ケースで、弁本体底面部から下ケースで各々囲繞
し、該流入口にはフィルタと、水密パッキンと、蛇口固
定部品と、回転リング等の水道蛇口固定部品類を取付
け、該上ケースと該下ケースとを結合したものにおい
て、スプール弁はガイド軸の一端部に水密Oリングを環
装して弁操作体を貫装して該レバーと固定し、該レバー
の操作回動により、該ガイド軸の他端部に設けられた突
起がシリンダ内壁に設けられたスパイラル状凹溝を摺動
して複数の摺動Oリングを環装した該シリンダが弁本体
内をガイド軸方向に移動するもので、該ガイド軸と該シ
リンダとが水中で摺動することを特徴とする2ウェイタ
イプ水処理器用分岐栓。 - 【請求項2】 帰着口には水処理器の負圧発生による流
出口側からの原水吸い込み等の防止対策のための逆止弁
が不要であることを特徴とする請求項1記載の2ウェイ
タイプ水処理器用分岐栓。 - 【請求項3】 弁切替体内周壁に設けられた流入口等か
らの全ての貫通孔はスプール弁の摺動Oリングに傷を付
けないように面取りされたことを特徴とする請求項1記
載の2ウェイタイプ水処理器用分岐栓。 - 【請求項4】 請求項3記載の面取りを可能とするため
に、弁本体を弁操作体と弁切替体とに分割形成したこと
を特徴とする請求項1記載の2ウェイタイプ水処理器用
分岐栓。 - 【請求項5】 部品点数削減等のために、レバーの切り
替え操作後に吐水される水の種類を表す文字をレバーに
直接シルク印刷したことを特徴とする請求項1記載の2
ウェイタイプ水処理器用分岐栓。 - 【請求項6】 ガイド軸とシリンダとの水中摺動の耐久
性向上のために、ガイド軸を炭素繊維入りポリアセター
ル樹脂で形成したことを特徴とする請求項1記載の2ウ
ェイタイプ水処理器用分岐栓。 - 【請求項7】 耐久性のあるスムーズなクリック感を得
るために、弁操作体端面に複数の凹部を設け、レバーに
ローラと円板状板バネとを取り付け、該凹部と該ローラ
を摺動させることを特徴とする請求項1記載の2ウェイ
タイプ水処理器用分岐栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10198205A JP2000028019A (ja) | 1998-07-14 | 1998-07-14 | 水処理器用分岐栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10198205A JP2000028019A (ja) | 1998-07-14 | 1998-07-14 | 水処理器用分岐栓 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000028019A true JP2000028019A (ja) | 2000-01-25 |
Family
ID=16387239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10198205A Pending JP2000028019A (ja) | 1998-07-14 | 1998-07-14 | 水処理器用分岐栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000028019A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110285239A (zh) * | 2019-07-29 | 2019-09-27 | 宁波市万泉环保科技有限公司 | 一种横轴式出水转换器及水龙头净水器 |
-
1998
- 1998-07-14 JP JP10198205A patent/JP2000028019A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110285239A (zh) * | 2019-07-29 | 2019-09-27 | 宁波市万泉环保科技有限公司 | 一种横轴式出水转换器及水龙头净水器 |
CN110285239B (zh) * | 2019-07-29 | 2024-05-03 | 宁波市万泉环保科技有限公司 | 一种横轴式出水转换器及水龙头净水器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6634380B2 (en) | Ceramic disc diverter valve | |
US6959731B2 (en) | Ceramic disc diverter valve | |
US20040045613A1 (en) | Diverter valve | |
CN213176855U (zh) | 一种旋转式水路切换结构 | |
JP2003201726A (ja) | 原水浄水切替型吐水器具 | |
JP4189027B1 (ja) | 弁体と流量制御弁 | |
JP2000028019A (ja) | 水処理器用分岐栓 | |
US6464871B1 (en) | Faucet assembly with a filtering device disposed in a faucet body | |
JP5302930B2 (ja) | 浄水器専用水栓 | |
JP3586007B2 (ja) | 切換コック | |
JPH09108665A (ja) | 蛇口浄水器 | |
JP3727328B1 (ja) | 吐水用部材 | |
CN217422277U (zh) | 水路切换组件和龙头净水器 | |
CN216951875U (zh) | 一种净水龙头 | |
KR20010094137A (ko) | 4방향 통로를 갖춘 연수기용 전환밸브 | |
US6779549B2 (en) | In-line vacuum breaker | |
JPH09280403A (ja) | 湯水混合水栓 | |
CN116357788A (zh) | 净水龙头 | |
JP6259204B2 (ja) | 扁平状切換コック | |
JPH06109149A (ja) | 切換えバルブ | |
KR20230146807A (ko) | 수전장치 | |
CN115680070A (zh) | 一种出水模块及龙头 | |
JPH068370Y2 (ja) | 流体流路切換え装置 | |
JPH02198684A (ja) | 浄水器 | |
JPH02245288A (ja) | 浄水器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040405 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20040413 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040825 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20040831 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040902 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040903 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041019 |