JP2000025910A - 厨房領域の生ゴミ処理装置 - Google Patents
厨房領域の生ゴミ処理装置Info
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- JP2000025910A JP2000025910A JP10197746A JP19774698A JP2000025910A JP 2000025910 A JP2000025910 A JP 2000025910A JP 10197746 A JP10197746 A JP 10197746A JP 19774698 A JP19774698 A JP 19774698A JP 2000025910 A JP2000025910 A JP 2000025910A
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Abstract
れるシステムで厨房領域の生ゴミを投入するバケットを
傾斜させ、そのバケットを使い易くする。 【構成】生ゴミ排出領域で移動自在に支持され傾斜させ
られるバケット6の中の生ゴミを熱風乾燥器1に供給し
て粉体化する。熱風乾燥器1の本体は回転しない。乾燥
器1は、乾燥器本体1と、熱風を供給するための供給管
14と、供給管14を回転駆動するための原動機とを備
える。熱風乾燥器が生ゴミを受け取る位置は、乾燥器本
体の上半部分に設けられている。乾燥器は回転しないの
で、生ゴミの投入が常時に可能である。バケットの操作
は、無操作とし得る。
Description
処理装置に関し、更に詳しくは、ホテル、旅館、レスト
ラン等の厨房領域から大量に間断なく発生しバケットに
入れられてそこまで運搬される生ゴミを処理するために
厨房領域又はその近辺に設置される厨房領域の生ゴミ処
理装置に関する。
では、大量の生ゴミが発生する。その大量の生ゴミは、
厨房が大規模になれば、間断なく発生する。このような
生ゴミを地方自治体又は民間業者のゴミ収集日時まで貯
留するためには、広い貯留場所が必要である。このよう
に貯留したために夏場では数時間で発する悪臭は、ホテ
ル、旅館、レストランでは特に嫌われ、衛生管理上から
も絶対に回避されることが要求されている。
要求に応じて、ゴミ発生領域内に設備されている。生ゴ
ミ処理場では、焼却炉が用いられ、その焼却炉にトラッ
クで運搬されてきた生ゴミを搬入するクレーン等が用意
され、焼却処理までの待ち時間がある。
は、このようなクレーンはなく、間断なく生じる生ゴミ
を発生と同時に処理することが要求されている。発生し
た生ゴミは、即座にバケットに入れられる。搬送車であ
るバケットは、生ゴミ処理機の乾燥機に投入される。厨
房用の公知の処理機は、乾燥機、気体と粉体を分離する
サイクロン、粉体と揮発性・水溶性の気体を水に吸収さ
せる水洗器とから構成されている。このようなシステム
は、外食が加速度的に進む昨今、バケットの使いやすさ
に焦点が当てられた改善が要請されている。
ットに対する対応から乾燥器本体が固定されるシステム
の厨房領域の生ゴミ処理装置を提供することにある。
て用いるシステムの厨房領域の生ゴミ処理装置を提供す
ることにある。
させて用いるシステムにおいて乾燥が均質に行われる厨
房領域の生ゴミ処理装置を提供することにある。
易さを考慮しバケットを無操作で傾斜させる厨房領域の
生ゴミ処理装置を提供することにある。
生ゴミ処理装置は、生ゴミ排出領域で移動自在なバケッ
トと、前記バケットを支持して傾斜させる傾斜手段と、
前記傾斜手段により傾斜させられた前記バケットの中の
生ゴミを受容して後記熱風乾燥器に供給するための受容
供給器と、前記受容供給器から前記生ゴミを受け取る熱
風による乾燥器である回転しない熱風乾燥器と、前記熱
風乾燥器から前記熱風を排出する排出通路の途中に配置
される水洗器と、前記水洗器と水タンクとの間で水を循
環させるための循環通路とからなり、前記熱風乾燥器
は、不動の乾燥器本体と、熱風を前記乾燥器本体の中に
供給するための供給管と、前記供給管を回転駆動するた
めの原動機とを備え、前記受容供給器は前記生ゴミを粉
砕するための粉砕機を備える。
いるため、常時にその本体に生ゴミを投入することがで
きる。粉砕機に粉砕された生ゴミ断片は乾燥し熱風流に
煽られて舞い上がる乾燥粉体は、空気流に乗って恒常的
に乾燥器本体から排出されるが、水洗器内蔵のサイクロ
ン中でその粉体は気体から分離され水洗される。有害な
揮発性気体と粉体は水タンクに貯留される。水タンク中
の粉体と有害気体は、それらの濃度が飽和濃度に達する
前に、下水道に排出される。
燥器本体の上半部分特にその頂部に設けられることが好
ましい。供給管は、概ね水平方向に向く回転軸心線を有
することが好ましい。その軸心線方向に並ぶ複数の熱風
供給口は供給管と共に回転する。排出通路の入口側は乾
燥器本体の上半部分に設けられていることが好ましい。
分離するために水洗器の中で気体の勢力により気体の渦
流を発生させ、その渦流の中心域の気体を鉛直上方に排
出する渦流発生構造を有している。このような構造は、
サイクロンといわれる。このサイクロンは、その中心域
から放射方向に水を放出するための水流発生構造を有し
ている。
を有し回転する回転部分を備え、その回転部分は回転軸
心線から概ね放射方向に延びる攪拌翼を備えていること
が好ましい。その攪拌翼の端部は熱風放出口として形成
されている。その供給管は回転軸心線方向に延びる熱風
供給通路を有し、熱風放出口は熱風供給通路に接続され
ていることが好ましい。
側管とを備える2重管構造を持つことが好ましい。その
外側管は概ね水平方向に向く回転軸心線を有し回転する
回転部分を備え、その回転部分は回転軸心線から概ね放
射方向に延びる攪拌翼を備え、その攪拌翼の端部は熱風
放出口として形成され、その内側管は回転軸心線方向に
延びる熱風供給通路を有し、内側管は外側管の特定回転
位置で熱風放出口が熱風供給通路に接続される接続口で
ある熱風供給口を有していることが好ましい。熱風は間
欠的に勢いよく放出され乾燥中のゴミを攪乱しながらそ
れを乾燥させる。投入直後の生ゴミは、攪拌翼により攪
拌され、生ゴミと熱風との間で効率よく熱交換が行われ
る。その際に発生する熱水蒸気は、サイクロン中で水に
捕獲される。
に工夫されることが好ましい。バケットの中の生ゴミを
熱風乾燥器の側に排出するためにバケットを往復運動さ
せるための往復運動手段が設けられている。往復運動手
段は、これにより往復運動させられる往復運動体と、往
復運動体をバケットに係合させるための係合手段とを備
え、往復運動は、一定位置のバケットを上昇させる上昇
運動と、上昇運動の後のバケットを正方向に傾斜させる
正回転運動と、正回転運動の後のバケットを負方向に傾
斜させる負回転運動と、負回転運動の後のバケットを降
下させる降下運動とから形成され、係合手段は、往復運
動体に形成される往復運動体側係合手段と、バケットに
形成されるバケット側係合手段とから形成され、往復運
動体側係合手段は、一定位置のバケットの上下方向に離
隔する2位置で係合する往復運動体側上側係合部位と往
復運動体側下側係合部位を備え、バケット側係合手段
は、往復運動体側上側係合部位に係合するバケット側上
側係合部位と往復運動体側下側係合部位に係合するバケ
ット側下側側係合部位とを備え、往復運動体側上側係合
部位と往復運動体側下側係合部位との間に離隔用付勢手
段が介設されていることが好ましい。
動体に係合する操作が不要である。人手が足りない厨房
で人の手間を省くことは重要であるが、ゴミで汚れやす
い側にある係合部分に手で触れることがなく衛生管理上
特に好ましく、言い換えると、このような係合手段は、
マンマシンシステムのインタフェースとして特に好まし
く、固定本体を持つ乾燥機にふさわしいシステムであ
る。
は、移動自在なバケットと乾燥機の乾燥器とのインタフ
ェースが合理的に設計され、無休運転が可能である。バ
ケットのマンマシンシステムのインタフェースは、固定
された乾燥器本体に対してバケットを傾斜させることと
整合している。このインタフェースは、バケットの無操
作を可能にする。攪拌翼と熱風噴射により、乾燥は均質
に行われる。
式に行われ、乾燥器は回転しないので、連続投入が容易
である。バケットの上昇傾斜運動により、バケットから
直接に受容供給部に生ゴミを供給することができるの
で、搬送経路が単純化される。処理は焼却によらないの
で、連続処理が可能である。連続式のために熱風を用い
るが、気流に乗って排出される粉体は水洗される。この
ような技術の集積により、厨房でのゴミ処理技術が確立
する。
生ゴミ処理装置の実施の形態のマンマシンシステムを示
している。厨房領域の生ゴミ処理装置は、乾燥器1と、
サイクロン型式の水洗器2と、水タンク3と、受容供給
器4と、傾斜手段5と、バケット6とから構成されてい
る。その他には、熱風排出通路、水の循環通路などが設
けられている。
外壁を形成する乾燥器本体11を備えている。乾燥器本
体11は、直方体状又は円筒状に形成されている。以
下、乾燥器本体11は上半部分が直方体状であり下半部
分が円筒状である場合について述べられる。乾燥器本体
11の天井12には、生ゴミを取り入れるための取入口
13が開けられている。乾燥器本体11の中には高さ方
向に概ね中央に位置する供給管14が、乾燥器本体11
に支持されている。
心線を有している。供給管14は、軸心線方向に並ぶ複
数の熱風供給口15を有している。供給管14は、固定
された内側管16と回転する外側管17とを備えてい
る。外側管17と内側管16とは、同一の軸心線を共有
している。外側管17は、供給管14の回転部分に相当
する。外側管17の一端部は、乾燥器本体11の外側に
配置されている原動機121の出力軸に結合している。
回転自在に支持されている。内側管16は、相対的に回
転自在に外側管17に支持されている。内側管16の内
側は、軸心線方向に延びる軸線方向熱風供給通路120
を形成している。内側管16の一端部は、乾燥器本体1
1の外側で熱風供給源18に接続されている。熱風供給
源18は、慣用手段であり、ガス燃焼器、送風機などか
ら構成されている。攪拌翼19は、外側管17に固定さ
れ放射方向に延びている。軸線方向の同じ位置で、3体
の攪拌翼が120度の位相差で配置されている。
を示している。外側管17と内側管16との間には、ス
ペーサとしての環体122が介設されている。環体12
2は、外側管17に対してキー123により軸方向に移
動しないように固定されている。攪拌翼19は、固定具
124により外側管17の外周面に接合して固定されて
いる。
は、熱風が通る放射方向熱風供給通路125を形成して
いる。放射方向熱風供給通路125を中心方向に延長す
る延長領域が外側管17と環体122と内側管16にそ
れぞれに貫通する部位に、第1通路口126、第2通路
口127、第3通路口128がそれぞれに開けられてい
る。
3通路口128が形成する接続口である熱風供給口15
は、放射方向熱風供給通路125と軸線方向熱風供給通
路120を接続している。このような熱風供給口15
は、同じ軸心線方向位置で、複数箇所に設けることがで
きるが、図示される実施の形態では、最下端位置に1箇
所だけ設けられている。
ぞれの形態を示している。攪拌翼19は、図4に示すよ
うに、攪拌翼本体129と攪拌羽根131と熱風放出口
134を形成するノズル形成部材133とから構成され
ている。攪拌翼本体129は、既述の通り、円筒体であ
り内部に放射方向熱風供給通路125を形成している。
攪拌翼本体129の放射端は、閉じられているが、放射
端部の円筒部分に小さい断面積の熱風放出口134が開
けられている。
4を囲むように互いに直交する面上に配置され、放射方
向に延びる2枚の板材である。攪拌羽根131が攪拌作
用を主に有するが、攪拌翼本体129とノズル形成部材
133も攪拌作用を従に有する。攪拌羽根131の1面
136は、回転軌跡線である円135に概ね直交してい
る。
中心線に対して攪拌羽根131と反対側に配置されてい
る。ノズル形成部材133を構成する2枚の板材は、攪
拌羽根131の1面136に対してそれぞれに45度ほ
ど傾斜しているので、ノズル形成部材133が放出する
気流は、供給管14の軸心線に直交する鉛直面に対して
概ね45度傾斜した方向に向く。
の放射端は閉じられている。攪拌翼本体129とノズル
形成部材133は、攪拌羽根131の放射端137まで
延長することができる。ノズル形成部材133の2枚の
板材及びその角度は、熱風放出口134を粉体から防御
しその目詰まりを防止する。このような攪拌翼19の一
対は、隣り合う1対の攪拌翼に対して、図1に示すよう
に、更に位相がずれている。
は、排出通路71を介して乾燥器1に接続されている。
排出通路71の入口側である吸引口138は、乾燥器本
体11の天井12に配置されている。排出通路71に
は、吸引送風機72が介設されている。水洗器2は、サ
イクロンであり、円筒状本体21を備えている。排出通
路71は、円筒状本体21の円筒壁に接続されている。
気体を吸引して円筒状本体21の中に勢いよく導入す
る。円筒状本体21に導入される気体は渦流を形成す
る。その渦流の中心域に、水放出器22が設置されてい
る。水放出器22の中心部に気体放出管23が内装され
ている。気体放出管23の上下端は開放されている。
流の中心域の流体は気体放出管23の下端開放口から気
体放出管23に流れ込み、その上端開放口から大気中に
放出される。水放出器22は、その外周面上で開口する
複数の水放出ノズルを備えている。その水放出ノズルか
ら射出される水流は、概ね水平面上で流れる。円筒状本
体21から射出される水は、円筒状本体21の下方絞り
円錐状壁24を流下する。
熱風流に巻き上げられる有機物粉末、高温中で生ゴミか
ら発生する揮発性有機物質気体、乾燥器本体11に導入
される熱風である酸素ガス、炭酸ガス、水蒸気、その他
の空気成分である。無害である空気成分、炭酸ガスは、
円筒状本体21の中の霧状水の間を通り抜けて、大気中
に放出される。有害有機気体、水蒸気、粉体などは、水
に溶解し又は粘着して下記水タンク3に搬出される。
21の下端開放口に接続されている。水タンク3と水放
出器22との間が接続され、水放出器22又は水洗器2
と水タンク3は、水の循環通路の中に介設されている。
その循環通路の中に循環ポンプ25が介設されている。
循環する水タンク3の中の水は、円筒状本体21の中で
有害有機気体、水蒸気、粉体などを繰り返して捕獲する
ので、水タンク3中の有害有機気体、水蒸気、粉体など
はそれらの濃度を高める。飽和濃度になる前に、水タン
ク3中の水は、排液管26により下水道に排出される。
導部41と粉砕部42と送出部43とから形成されてい
る。引込誘導部41は、傾斜振動式動床(図示せず)な
どで形成されている。傾斜振動式動床の上面に投入され
た生ゴミを緩速度で粉砕部42に誘導する。粉砕部42
は、回転式カッタ(図示せず)等を含み、生ゴミを細か
く破砕する。破砕された生ゴミは、送出部43に繰り出
され、取入口13からから重力で落下して乾燥器本体1
1の中に投下される。
は、傾斜手段5に対して離脱自在である。バケット6と
傾斜手段5の係合・離脱は、無操作であることが好まし
い。その無操作性は、衛生管理、厨房作業の機動性の両
面で、機械的にすぐれたマンマシンインタフェースを実
現する。バケットBは、図1に示すように、容器本体6
3と、手押し用ハンドル64と、猫車型式の後側2輪の
みからなる走行車輪65と、接地具66とを備えてい
る。バケット6は、人が手押し用ハンドル64を握っ
て、容器本体を傾斜させて接地具66を床Fから浮か
し、手押し用ハンドル64を手押しして、いわゆる猫車
のように走行する運搬車である。
下のスプロケット51,52と、一方のスプロケット5
2を駆動するための電動機(図示せず)と、スプロケッ
ト51,52を周回する無端チェーン53とから構成さ
れている。
手段である。その係合手段は、バケット6とバケット6
を支持する支持部材との間に設けられる。図7は、その
ような支持部材としてプレート54示している。図7に
は、スプロケット51が現れている。スプロケット51
は、1鉛直面に対して面対称に左右に2体が設けられて
いる。フレーム55に回転軸56が回転自在に支持され
ている。
れている。無端チェーン53の要素リンク57に要素ピ
ン58が貫通している。要素リンク57は、軌道面に摺
動しその軌道面に対して一定の角度を保持する。
の周面である波形状の凹凸面を形成する凹溝513に嵌
合し始めた位置状態を示している。各要素ピン58は、
スプロケット51の凹溝513に嵌まりスプロケット5
1により駆動され円運動する。左右の要素ピン58は、
連結軸511により同軸に結合している。連結軸511
に左右2体の腕512が固定されている。2体の腕51
2の前端面に1枚のプレート54が固着されている。
に2体が設けられている。腕512が左右対称に2体1
組が設けられ、且つ、上下に2組が設けられている。プ
レート54は、4体の腕により4点で無端チェーン53
に吊り下げられて支持されされている。
囲の両端位置を点Pと点Qで示している。その中間点を
点Rで示している。線分RQは鉛直線分であり、線分P
Rは円弧である。特定点の運動は、点Qから点Rに向か
う鉛直方向上昇運動、点Rから点Pに向かう正方向円運
動、点Pから点Rに向かう負方向円運動、点Rから点Q
に向かう鉛直方向下降運動との4つの運動から形成され
る往復運動である。
合関係を示している。その係合手段は、往復運動体であ
るプレート54に形成される往復運動体側係合手段51
4U,Dと、バケット6に形成されるバケット側係合手
段61U,Dとから形成されている。往復運動体側係合
手段514U,Dは、一定位置のバケットの上下方向に
離隔する2位置で係合する往復運動体側上側係合部位5
14Uと往復運動体側下側係合部位514Dを備えてい
る。
動体側上側係合部位514Uに係合するバケット側上側
係合部位61Uと往復運動体側下側係合部位514Dに
係合するバケット側下側係合部位61Dとを備えてい
る。バケット側上側係合部位61Uは、バケット6の前
端部(傾斜手段5の位置から見て後端部)の上縁部で下
方に突出する部分として形成されている。
ト6の前端部の下方寄り部で前方に(傾斜手段5の位置
から見て後方に)突出する2箇所の部分に両端が支持さ
れ水平方向に延びるピン部材として形成されている。
レート54の前面側に固定されている。往復運動体側下
側係合部位514Dは、プレート54に対して可動に設
けられている。プレート54の後面にばね支持部材51
5が固定されている。可動体516は、図10に示すよ
うに、左右の案内体517に案内されて鉛直方向に昇降
する(図6に示す点Qと点Rとの間にある場合)。
動体516に固定され、図9に示されるように、プレー
ト54に開けられている窓531を通って前方に突出し
ている。往復運動体側下側係合部位514Dは、窓53
1の下端に当たってそこより下方には降下しない。プレ
ート54の後記する特定高さ位置では、可動体516
は、地面に固定されているストッパのストッパ面518
に当たってそこより下方には降下しない。ばね支持部材
515と可動体516の上端面との間に離隔用付勢手段
である離隔ばね519が介設されている。ばね支持部材
515の下端面に案内ピン521が固定され鉛直方向に
延びている。案内ピン521は、可動体516の上側部
分及び離隔ばね519の中心域を貫通している。
輪(図示せず)と、接地具66と手押し用ハンドルを備
えている。人は、接地具66が床から離れるようにバケ
ット6を傾けて手押し用ハンドル64で押して後2輪で
走行させることが好ましい。
点Qにあり、無端チェーン53が始動位置にあって、プ
レート54が最下端位置にある始動前の停止状態を示し
ている。この停止状態では、ストッパ522に当たって
可動体516は、下方限界位置で停止している。プレー
ト54の停止位置は、無端チェーン53の停止位置で定
まり可動体516はストッパ522の位置で定まるの
で、往復運動体側上側係合部位514Uの位置と往復運
動体側下側係合部位514Dの位置が定まり、従って、
往復運動体側上側係合部位514Uと往復運動体側下側
係合部位514Dとの間の離隔距離もある設計定数とし
て定まっている。
の調理員によりプレート54の前の定位置に誘導されて
くる。この定位置では、バケット側上側係合部位61U
は往復運動体側上側係合部位514Uより完全に上方に
あり互いに離脱して係合していない。同時に、バケット
側下側係合部位61Dは往復運動体側上側係合部位51
4Uより完全に下方にあり互いに離脱して係合していな
い。
と、図12に示すように、プレート54も距離Dだけ上
昇して、往復運動体側上側係合部位514Uはバケット
側上側係合部位61Uに完全に係合する。しかし、可動
体516は、プレート54に対して離隔ばね519によ
り下方に押されストッパ522に当接していてその位置
は不変であるから、往復運動体側下側係合部位514D
の位置も不変更であり、往復運動体側下側係合部位51
4Dとバケット側下側係合部位61Dの相対的距離も不
変である。
させると、図13に示されるように、プレート54も距
離Dだけ上昇して、往復運動体側上側係合部位514U
はバケット側上側係合部位61Uと同体に距離Dだけ上
昇してその係合関係を変えない。バケット側下側係合部
位61Dも距離Dだけ上昇するが、往復運動体側下側係
合部位514Dは離隔ばね519により更に下方に押さ
れ仮にストッパ522により制止されていても、往復運
動体側下側係合部位514Dとバケット側下側係合部位
61Dの相対的距離は縮まって、バケット側下側係合部
位61Dが往復運動体側下側係合部位514Dに対して
距離Dだけ上昇して、バケット側下側係合部位61Dも
往復運動体側下側係合部位514Dに完全に係合する。
だけ上昇すると、往復運動体下側係合部位514Dと往
復運動体側下側係合部位514Dの離隔距離は2Dだけ
増加して、バケット側上側係合部位61Uとバケット側
下側係合部位61Dの離隔距離に等しいか概ね一致す
る。この後に更に無端チェーン53が上昇し続ける間、
往復運動体側上側係合部位514Uと往復運動体側下側
係合部位514Dの離隔距離は一定値に増大したままで
ある。バケット6とプレート54は、上下位置で係合し
ているから、プレート54とバケット6の相対的姿勢関
係は不変である。
ーン53の搬送面上に位置して搬送方向に異なる2位置
の腕512を結ぶ直線は傾斜し始める。この直線の傾斜
角度は、円弧PR上の点でその円に接する接線の傾斜角
度に概ね一致する。この傾斜角度は、プレート54の傾
斜角度にも概ね一致する。図6に示すように、特定点が
点Pに進むと、バケット6は転倒して傾斜し、始動前の
位置のバケット6の上端開放面が下側になる。このよう
に転倒したバケット6は、プレート54から落下するこ
とはない。バケット6は、そのバケット側下側係合部位
61Dが往復運動体側下側係合部位514Dに係合して
いるから、プレートから落下することはない。
ミは、受容供給器4の引込誘導部41に投入され、粉砕
部42で粉砕され送出部43から乾燥器1の乾燥器本体
11にその天井域から投入される。攪拌翼19の攪拌羽
根131により生ゴミは攪拌される。熱風供給源18か
ら供給される内側管16に導入される熱風は、図2に示
す第1通路口126、第2通路口127、第3通路口1
28を介して放射方向熱風供給通路125に放出され
る。
室に放出される。第1通路口126は、図14に示すよ
うに、内側管16の最下端位置に1箇所だけ設けられて
いるので、1体の攪拌翼19は、1周する間に1回だけ
熱風を乾燥室内に放出する。攪拌翼19は、同一軸線方
向位置で3体が設けられているので、供給管14が1周
する間に同じ位置で3回の熱風の噴射が行われる。
熱風の噴射は行われない。図1に示すように、軸方向位
置が異なる複数の攪拌翼19は互いに位相が異なってお
り、軸方向に異なる熱風噴射位置は、交番的に移動す
る。熱風は鉛直面に対して斜め向き上方に噴射され、乾
燥器本体11の中で渦流となる。
てその一部は吸引送風機72により吸引され、吸引口1
38から水洗器2に向かうが、水洗器2の水洗作用を受
けて水タンク3に貯留される。酸素、窒素、炭酸ガス、
水蒸気などの無害ガスは、水放出器22の中心孔を通っ
て大気中に放出される。
式に行われ、乾燥器は回転しないので、連続投入が容易
である。バケットの上昇傾斜運動により、バケットから
直接に受容供給部に生ゴミを供給することができるの
で、搬送経路が単純化される。処理は焼却によらないの
で、連続処理が可能である。連続式のためねい熱風を用
いるが、気流に乗って排出される粉体は水洗される。こ
のような技術の集積により、厨房でのゴミ処理技術が確
立する。
置の実施の形態を示す断面図である。
る。
ある。
ある。
Claims (7)
- 【請求項1】生ゴミ排出領域で移動自在なバケットと、 前記バケットを支持して傾斜させる傾斜手段と、 前記傾斜手段により傾斜させられた前記バケットの中の
生ゴミを受容して後記熱風乾燥器に供給するための受容
供給器と、 前記受容供給器から前記生ゴミを受け取る熱風による乾
燥器である回転しない熱風乾燥器と、 前記乾燥器から前記熱風を排出する排出通路の途中に配
置される水洗器と、 前記水洗器と水タンクとの間で水を循環させるための循
環通路とからなり、 前記熱風乾燥器は、 不動の乾燥器本体と、 熱風を前記乾燥器本体の中に供給するための供給管と、 前記供給管を回転駆動するための原動機とを備え、 前記受容供給器は前記生ゴミを粉砕するための粉砕機を
備える厨房領域の生ゴミ処理装置。 - 【請求項2】請求項1において、 前記熱風乾燥器が前記生ゴミを受け取る位置は、前記乾
燥器本体の上半部分に設けられていることを特徴とする
厨房領域の生ゴミ処理装置。 - 【請求項3】請求項2において、 前記供給管は概ね水平方向に向く回転軸心線を有し、前
記軸心線方向に並ぶ複数の熱風供給口であり前記供給管
と共に回転する熱風供給口を有し、 前記排出通路の入口側は前記乾燥器本体の上半部分に設
けられていることを特徴とする厨房領域の生ゴミ処理装
置。 - 【請求項4】請求項3において、 前記水洗器は、 前記水洗器に導入される気体と粉体を分離するために前
記水洗器の中で前記気体の勢力により前記気体の渦流を
発生させ、前記渦流の中心域の前記気体を鉛直上方に排
出する渦流発生構造と、 前記中心域から放射方向に前記水を放出するための水流
発生構造とを備えていることを特徴とする厨房領域の生
ゴミ処理装置。 - 【請求項5】請求項1において、 前記供給管は、概ね水平方向に向く回転軸心線を有し回
転する回転部分を備え、 前記回転部分は前記回転軸心線から概ね放射方向に延び
る攪拌翼を備え、 前記攪拌翼の端部は熱風放出口として形成され、 前記供給管は前記回転軸心線方向に延びる熱風供給通路
を有し、 前記熱風放出口は前記熱風供給通路に接続されているこ
とを特徴とする厨房領域の生ゴミ処理装置。 - 【請求項6】請求項1において、 前記供給管は、固定された内側管と回転する外側管とを
備え、 前記外側管は概ね水平方向に向く回転軸心線を有し回転
する回転部分を備え、 前記回転部分は前記回転軸心線から概ね放射方向に延び
る攪拌翼を備え、 前記攪拌翼の端部は熱風放出口として形成され、 前記内側管は前記回転軸心線方向に延びる熱風供給通路
を有し、 前記内側管は前記外側管の特定回転位置で前記熱風放出
口が前記熱風供給通路に接続される接続口を有している
ことを特徴とする厨房領域の生ゴミ処理装置。 - 【請求項7】請求項1において、 前記傾斜手段は、 前記バケットの中の生ゴミを前記熱風乾燥器の側に排出
するために前記バケットを往復運動させるための往復運
動手段と、 前記往復運動手段により往復運動させられる往復運動体
と、 前記往復運動体を前記バケットに係合させるための係合
手段とを備え、 前記往復運動は、一定位置の前記バケットを上昇させる
上昇運動と、前記上昇運動の後の前記バケットを正方向
に傾斜させる正回転運動と、前記正回転運動の後の前記
バケットを負方向に傾斜させる負回転運動と、前記負回
転運動の後の前記バケットを降下させる降下運動とから
形成され、 前記係合手段は、前記往復運動体に形成される往復運動
体側係合手段と、前記バケットに形成されるバケット側
係合手段とから形成され、 前記往復運動体側係合手段は、前記一定位置の前記バケ
ットの上下方向に離隔する2位置で係合する往復運動体
側上側係合部位と往復運動体側下側係合部位を備え、 前記バケット側係合手段は、前記往復運動体側上側係合
部位に係合するバケット側上側係合部位と前記往復運動
体側下側係合部位に係合するバケット側下側係合部位と
を備え、前記往復運動体側上側係合部位と前記往復運動
体側下側係合部位との間に離隔用付勢手段が介設されて
いることを特徴とする厨房領域の生ゴミ処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19774698A JP3685440B2 (ja) | 1998-07-13 | 1998-07-13 | 厨房領域の生ゴミ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19774698A JP3685440B2 (ja) | 1998-07-13 | 1998-07-13 | 厨房領域の生ゴミ処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000025910A true JP2000025910A (ja) | 2000-01-25 |
JP3685440B2 JP3685440B2 (ja) | 2005-08-17 |
Family
ID=16379662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19774698A Expired - Fee Related JP3685440B2 (ja) | 1998-07-13 | 1998-07-13 | 厨房領域の生ゴミ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3685440B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002094690A1 (en) * | 2001-05-21 | 2002-11-28 | Lasse Pakkanen | Waste treatment apparatus |
KR20190015980A (ko) * | 2017-08-07 | 2019-02-15 | 장도현 | 폐사가축처리기 |
CN113892436A (zh) * | 2021-09-30 | 2022-01-07 | 巴雅尔图 | 一种自动化投喂装置 |
KR102561405B1 (ko) * | 2022-11-28 | 2023-08-01 | 세진이엔아이 주식회사 | 폐사돈 처리 기기 |
-
1998
- 1998-07-13 JP JP19774698A patent/JP3685440B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002094690A1 (en) * | 2001-05-21 | 2002-11-28 | Lasse Pakkanen | Waste treatment apparatus |
KR20190015980A (ko) * | 2017-08-07 | 2019-02-15 | 장도현 | 폐사가축처리기 |
KR102021433B1 (ko) * | 2017-08-07 | 2019-09-16 | 장도현 | 폐사가축처리기 |
CN113892436A (zh) * | 2021-09-30 | 2022-01-07 | 巴雅尔图 | 一种自动化投喂装置 |
KR102561405B1 (ko) * | 2022-11-28 | 2023-08-01 | 세진이엔아이 주식회사 | 폐사돈 처리 기기 |
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