JP2000024307A - ゲーム体感装置及びゲーム体感方法 - Google Patents
ゲーム体感装置及びゲーム体感方法Info
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- JP2000024307A JP2000024307A JP19352398A JP19352398A JP2000024307A JP 2000024307 A JP2000024307 A JP 2000024307A JP 19352398 A JP19352398 A JP 19352398A JP 19352398 A JP19352398 A JP 19352398A JP 2000024307 A JP2000024307 A JP 2000024307A
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- game
- pulse signal
- sensation
- signal
- operator
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ゲーム機器に設けられたゲーム体感装置にお
いて、さまざまな体感を与えるゲーム体感装置を提供す
ることにある。 【解決手段】 ゲーム機器本体１０に、ゲームの内容に
応じた体感信号を生成する体感信号生成手段１１を設
け、生成された体感信号を通信手段１３により操作用端
末２０に設けられたパルス信号生成手段２１に、通信手
段２２を経由して送る。パルス信号生成手段２１では、
生成された体感信号に従って人体に印加する低周波パル
ス信号を生成し、生成された低周波パルス信号を人体に
貼付するように設けられたパルス信号印加手段３１に送
ることにより、人体にゲームの内容に応じて生成された
パルス信号が印加され、微少電流が人体に流れる。これ
により、ゲームと連動した様々な体感を操作者に与え
る。
いて、さまざまな体感を与えるゲーム体感装置を提供す
ることにある。 【解決手段】 ゲーム機器本体１０に、ゲームの内容に
応じた体感信号を生成する体感信号生成手段１１を設
け、生成された体感信号を通信手段１３により操作用端
末２０に設けられたパルス信号生成手段２１に、通信手
段２２を経由して送る。パルス信号生成手段２１では、
生成された体感信号に従って人体に印加する低周波パル
ス信号を生成し、生成された低周波パルス信号を人体に
貼付するように設けられたパルス信号印加手段３１に送
ることにより、人体にゲームの内容に応じて生成された
パルス信号が印加され、微少電流が人体に流れる。これ
により、ゲームと連動した様々な体感を操作者に与え
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はゲーム機器に設けら
れたゲーム体感装置に関し、特にゲームに応じたパルス
信号による刺激を操作者に体感させるゲーム体感装置に
関する。
れたゲーム体感装置に関し、特にゲームに応じたパルス
信号による刺激を操作者に体感させるゲーム体感装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、ゲーム機器、特に家庭内で使用す
るいわゆるテレビゲームにおいて、ゲームの臨場感の演
出として、ゲーム機器に体感装置を付加するものが増加
してきた。従来、この種のゲーム体感装置としては、ゲ
ームの内容に応じて、操作者に振動を体感させる装置が
一般的である。このような振動を体感させる装置は、操
作用端末に偏心モーターを内蔵し、ゲームの内容に応じ
てこのモーターを回すことで、操作用端末を振動させて
いた。操作用端末を持つ操作者は、この操作用端末の振
動を体感することによって、ゲームの臨場感を得てい
た。
るいわゆるテレビゲームにおいて、ゲームの臨場感の演
出として、ゲーム機器に体感装置を付加するものが増加
してきた。従来、この種のゲーム体感装置としては、ゲ
ームの内容に応じて、操作者に振動を体感させる装置が
一般的である。このような振動を体感させる装置は、操
作用端末に偏心モーターを内蔵し、ゲームの内容に応じ
てこのモーターを回すことで、操作用端末を振動させて
いた。操作用端末を持つ操作者は、この操作用端末の振
動を体感することによって、ゲームの臨場感を得てい
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、操作用端末に
偏心モーターを内蔵するというゲーム体感装置では、比
較的大きなモーターを操作用端末に内蔵しなくてはなら
ず、操作用端末の重量が重くなったり、形状が大きくな
ったりするという問題がある。また、振動という刺激で
は、例えば「つかまれる」や「叩く」等、表現しにくい
ものが数多くあった。
偏心モーターを内蔵するというゲーム体感装置では、比
較的大きなモーターを操作用端末に内蔵しなくてはなら
ず、操作用端末の重量が重くなったり、形状が大きくな
ったりするという問題がある。また、振動という刺激で
は、例えば「つかまれる」や「叩く」等、表現しにくい
ものが数多くあった。
【０００４】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、操作用端末の重量を重くすることなく、さま
ざまな体感を得ることができるゲーム体感装置を提供す
ることを目的とする。
のであり、操作用端末の重量を重くすることなく、さま
ざまな体感を得ることができるゲーム体感装置を提供す
ることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、ゲーム機器本体と前記ゲーム機器本体に
接続された操作用端末とから成るゲーム機器に設けられ
たゲーム体感装置において、ゲーム内容に応じた刺激を
表す体感信号を生成する体感信号生成手段と、前記体感
信号から操作者に刺激を与えるパルス信号を生成するパ
ルス信号生成手段と、前記パルス信号を操作者に印加す
るパルス信号印加手段と、を有することを特徴とするゲ
ーム体感装置、が提供される。
決するために、ゲーム機器本体と前記ゲーム機器本体に
接続された操作用端末とから成るゲーム機器に設けられ
たゲーム体感装置において、ゲーム内容に応じた刺激を
表す体感信号を生成する体感信号生成手段と、前記体感
信号から操作者に刺激を与えるパルス信号を生成するパ
ルス信号生成手段と、前記パルス信号を操作者に印加す
るパルス信号印加手段と、を有することを特徴とするゲ
ーム体感装置、が提供される。
【０００６】このような構成のゲーム体感装置は、ゲー
ムの内容に応じた刺激の内容を表した体感信号が生成さ
れ、その体感信号の表す刺激の内容に応じたパターンの
パルス信号が生成され、実際に操作者にそのパルス信号
が印加されることにより、操作者はゲームの内容に応じ
た刺激を体感する。
ムの内容に応じた刺激の内容を表した体感信号が生成さ
れ、その体感信号の表す刺激の内容に応じたパターンの
パルス信号が生成され、実際に操作者にそのパルス信号
が印加されることにより、操作者はゲームの内容に応じ
た刺激を体感する。
【０００７】また、ゲーム機器本体と前記ゲーム機器本
体に接続された操作用端末とから成るゲーム機器のゲー
ム体感方法において、ゲーム内容に応じた刺激を表す体
感信号を生成する手順と、前記体感信号から操作者に刺
激を与えるパルス信号を生成する手順と、前記パルス信
号を操作者に印可するパルス出力手順と、を有すること
を特徴とするゲーム体感方法、が提供される。
体に接続された操作用端末とから成るゲーム機器のゲー
ム体感方法において、ゲーム内容に応じた刺激を表す体
感信号を生成する手順と、前記体感信号から操作者に刺
激を与えるパルス信号を生成する手順と、前記パルス信
号を操作者に印可するパルス出力手順と、を有すること
を特徴とするゲーム体感方法、が提供される。
【０００８】このような手順のゲーム体感方法は、ゲー
ムの内容に応じた刺激の内容を表した体感信号を生成
し、その体感信号の表す刺激の内容に応じたパターンの
パルス信号を生成し、実際に操作者にそのパルス信号を
印加することにより、操作者にゲームの内容に応じた刺
激を体感させる。
ムの内容に応じた刺激の内容を表した体感信号を生成
し、その体感信号の表す刺激の内容に応じたパターンの
パルス信号を生成し、実際に操作者にそのパルス信号を
印加することにより、操作者にゲームの内容に応じた刺
激を体感させる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図１は、本発明の一実施の形態で
あるゲーム体感装置のブロック図である。ゲーム体感装
置は、ゲーム機器本体１０と、操作用端末２０とがそれ
ぞれの通信手段１３、２２により接続されたゲーム機器
に組み込まれる。ゲーム体感装置は、ゲーム機器本体１
０に設けられた、ゲームの内容に応じた体感信号を生成
する体感信号生成手段１１と、体感信号を入力し、体感
信号に従って操作者に刺激を与えるパルス信号を生成す
る、操作用端末２０に設けられたパルス信号生成手段２
１と、操作者に対して生成されたパルス信号を印加す
る、パルス信号印加手段３１と、から構成される。
を参照して説明する。図１は、本発明の一実施の形態で
あるゲーム体感装置のブロック図である。ゲーム体感装
置は、ゲーム機器本体１０と、操作用端末２０とがそれ
ぞれの通信手段１３、２２により接続されたゲーム機器
に組み込まれる。ゲーム体感装置は、ゲーム機器本体１
０に設けられた、ゲームの内容に応じた体感信号を生成
する体感信号生成手段１１と、体感信号を入力し、体感
信号に従って操作者に刺激を与えるパルス信号を生成す
る、操作用端末２０に設けられたパルス信号生成手段２
１と、操作者に対して生成されたパルス信号を印加す
る、パルス信号印加手段３１と、から構成される。
【００１０】ゲーム機器本体１０は、内部に組み込まれ
たゲームプログラム及びゲーム制御プログラム（図示せ
ず）に従って、ゲーム全体の制御を行っている。ゲーム
機器本体１０の通信手段１３は操作用端末２０の通信手
段２２と接続していて、操作用端末２０によって検出さ
れた操作内容は、通信手段２２、１３を経由してゲーム
機本体１０に送られてくる。ゲーム機器本体１０は、こ
のゲームプログラムに記録されたゲーム内容及び操作用
端末２０から送られてくる操作内容に応じた画像信号や
音声信号を画像／音声信号生成手段１２により生成する
とともに、必要に応じて体感を表す体感信号を体感信号
生成手段１１により生成する。
たゲームプログラム及びゲーム制御プログラム（図示せ
ず）に従って、ゲーム全体の制御を行っている。ゲーム
機器本体１０の通信手段１３は操作用端末２０の通信手
段２２と接続していて、操作用端末２０によって検出さ
れた操作内容は、通信手段２２、１３を経由してゲーム
機本体１０に送られてくる。ゲーム機器本体１０は、こ
のゲームプログラムに記録されたゲーム内容及び操作用
端末２０から送られてくる操作内容に応じた画像信号や
音声信号を画像／音声信号生成手段１２により生成する
とともに、必要に応じて体感を表す体感信号を体感信号
生成手段１１により生成する。
【００１１】画像／音声信号生成手段１２により生成さ
れた画像信号や音声信号は、テレビ等のディスプレイと
いった出力装置に出力され、ゲームの内容は画像または
音声として操作者に伝えられる。
れた画像信号や音声信号は、テレビ等のディスプレイと
いった出力装置に出力され、ゲームの内容は画像または
音声として操作者に伝えられる。
【００１２】体感信号生成手段１１は、ゲーム内容ある
いは操作内容により、画像／音声信号と連動して、操作
者に体感を与えたい場合に、体感の種類及びその強さを
表す信号として体感信号を生成する。体感の種類とは、
叩かれる、つかまれる、刺される、しびれる、というよ
うな種々の刺激の種類であり、ゲームの内容に応じて選
択される。例えば、アクションゲーム等での戦闘場面に
おいて、相手の剣による攻撃を受けたときに、「刺され
る」という体感が選択され、打撃を受けた場合には、
「叩かれる」が選択される。あるいは、相手につかまれ
る場面での、「つかまれる」といった体感や、爆発の場
面でその衝撃を受けて、「痺れる」といった体感を選択
することも可能である。また、体感の強さは、例えば、
相手から受けたダメージに合わせて決められる。これ
は、一例であって、このゲーム内容と体感との組合せは
任意に、ゲームにふさわしい体感がそれぞれ選択され
る。このようにして、体感信号生成手段１１により生成
された体感信号は、通信手段１３、２２を経由して、パ
ルス信号生成手段２１に送られる。
いは操作内容により、画像／音声信号と連動して、操作
者に体感を与えたい場合に、体感の種類及びその強さを
表す信号として体感信号を生成する。体感の種類とは、
叩かれる、つかまれる、刺される、しびれる、というよ
うな種々の刺激の種類であり、ゲームの内容に応じて選
択される。例えば、アクションゲーム等での戦闘場面に
おいて、相手の剣による攻撃を受けたときに、「刺され
る」という体感が選択され、打撃を受けた場合には、
「叩かれる」が選択される。あるいは、相手につかまれ
る場面での、「つかまれる」といった体感や、爆発の場
面でその衝撃を受けて、「痺れる」といった体感を選択
することも可能である。また、体感の強さは、例えば、
相手から受けたダメージに合わせて決められる。これ
は、一例であって、このゲーム内容と体感との組合せは
任意に、ゲームにふさわしい体感がそれぞれ選択され
る。このようにして、体感信号生成手段１１により生成
された体感信号は、通信手段１３、２２を経由して、パ
ルス信号生成手段２１に送られる。
【００１３】操作用端末２０は、通信手段２２がゲーム
機器本体１０の通信手段１３と接続しており、操作され
た内容をゲーム機器本体１０に送信し、ゲーム機器本体
１０の体感信号生成手段１１の出力である体感信号を受
信する。パルス信号生成手段２１は、通信手段２２を経
由して受信した体感信号に指定された体感の種類とその
強さに応じて予め決められたパルスパターンを選択し、
実際に人体に印加する低周波パルス信号を生成する。例
えば、「叩く」という体感では、その強さに応じたピー
ク値を持つパルス信号を所定の周期で連続して発生させ
るパルスパターンを選択し、「しびれる」というような
場合には、比較的小さなピーク値のパルスを短い周期で
連続的に発生させるパターンを選択する。また、「刺さ
れる」という場合には、ピーク値の大きいパルス信号を
短い周期で単発で発生させてもよいし、「つかまれる」
といった場合には、比較的パルス幅の長いパルスパター
ンが選択される。これらは一例であって、体感とパルス
パターンの組合せは任意に設定可能であり、実際の体験
等により設定される。この低周波パルス信号は、パルス
信号印加手段３１に送られる。
機器本体１０の通信手段１３と接続しており、操作され
た内容をゲーム機器本体１０に送信し、ゲーム機器本体
１０の体感信号生成手段１１の出力である体感信号を受
信する。パルス信号生成手段２１は、通信手段２２を経
由して受信した体感信号に指定された体感の種類とその
強さに応じて予め決められたパルスパターンを選択し、
実際に人体に印加する低周波パルス信号を生成する。例
えば、「叩く」という体感では、その強さに応じたピー
ク値を持つパルス信号を所定の周期で連続して発生させ
るパルスパターンを選択し、「しびれる」というような
場合には、比較的小さなピーク値のパルスを短い周期で
連続的に発生させるパターンを選択する。また、「刺さ
れる」という場合には、ピーク値の大きいパルス信号を
短い周期で単発で発生させてもよいし、「つかまれる」
といった場合には、比較的パルス幅の長いパルスパター
ンが選択される。これらは一例であって、体感とパルス
パターンの組合せは任意に設定可能であり、実際の体験
等により設定される。この低周波パルス信号は、パルス
信号印加手段３１に送られる。
【００１４】パルス信号印加手段３１は、パルス信号生
成手段２１により生成された低周波パルスを入力し、こ
れを実際に人体に印加するものであり、人体の任意の２
個所に貼付する電極等である。
成手段２１により生成された低周波パルスを入力し、こ
れを実際に人体に印加するものであり、人体の任意の２
個所に貼付する電極等である。
【００１５】このような構成のゲーム体感装置の動作お
よび、ゲーム体感方法を説明する。ゲーム機器本体１０
では、操作者にゲームの内容に応じた体感を与えるた
め、ゲームの進行状態及び通信手段１３を経由して操作
用端末２０から得られる操作内容をもとに、体感信号生
成手段１１により、体感の種類や強さといった情報を表
す体感信号を生成し、通信手段１３を経由して操作用端
末２０に送る。操作用端末２０は通信手段２２により体
感信号を受信すると、パルス信号生成手段２１により、
体感信号から実際に操作者に印加するパルス信号のパタ
ーンを生成する。このパルス信号がパルス信号印加手段
３１により操作者に印加され、操作者に微少な電流が流
れることにより、操作者にゲームの内容に応じた刺激が
与えられる。
よび、ゲーム体感方法を説明する。ゲーム機器本体１０
では、操作者にゲームの内容に応じた体感を与えるた
め、ゲームの進行状態及び通信手段１３を経由して操作
用端末２０から得られる操作内容をもとに、体感信号生
成手段１１により、体感の種類や強さといった情報を表
す体感信号を生成し、通信手段１３を経由して操作用端
末２０に送る。操作用端末２０は通信手段２２により体
感信号を受信すると、パルス信号生成手段２１により、
体感信号から実際に操作者に印加するパルス信号のパタ
ーンを生成する。このパルス信号がパルス信号印加手段
３１により操作者に印加され、操作者に微少な電流が流
れることにより、操作者にゲームの内容に応じた刺激が
与えられる。
【００１６】さらに詳しく、パルス信号生成手段２１及
びパルス信号印加手段３１について説明する。図２は、
本発明の一実施の形態であるゲーム体感装置のパルス信
号生成手段とパルス信号印加手段の詳細なブロック図で
ある。操作用端末２０に設けられたパルス信号生成手段
２１は、通信手段２２により受信した体感信号に従って
低周波のパルスパターンを生成する低周波パルス生成ブ
ロック２１ａと、低周波パルス生成ブロック２１ａと接
続しこの出力パルス信号を入力するドライブトランジス
タ２１ｂと、一方をＤＣ電源２１ｃに接続され、ドライ
ブトランジスタ２１ｂに接続している昇圧トランス２１
ｄと、から構成されている。昇圧トランス２１ｄの２次
側はパルス信号印加手段３１である２つの電極、３１ａ
と３１ｂに接続している。
びパルス信号印加手段３１について説明する。図２は、
本発明の一実施の形態であるゲーム体感装置のパルス信
号生成手段とパルス信号印加手段の詳細なブロック図で
ある。操作用端末２０に設けられたパルス信号生成手段
２１は、通信手段２２により受信した体感信号に従って
低周波のパルスパターンを生成する低周波パルス生成ブ
ロック２１ａと、低周波パルス生成ブロック２１ａと接
続しこの出力パルス信号を入力するドライブトランジス
タ２１ｂと、一方をＤＣ電源２１ｃに接続され、ドライ
ブトランジスタ２１ｂに接続している昇圧トランス２１
ｄと、から構成されている。昇圧トランス２１ｄの２次
側はパルス信号印加手段３１である２つの電極、３１ａ
と３１ｂに接続している。
【００１７】パルス信号生成手段２１の低周波パルス生
成ブロック２１ａは、入力した体感信号に従って、実際
に操作者に印加する低周波パルス信号のパターンを生成
し、後段のドライブトランジスタ２１ｂに出力する。ド
ライブトランジスタ２１ｂは、一方をＤＣ電源２１ｃに
接続された昇圧トランス２１ｄの１次側に接続してお
り、昇圧トランス２１ｄの１次側に生成された低周波パ
ルス信号のパターンに応じた所定の電圧を供給する。昇
圧トランス２１ｄは、１次側に供給された電圧を昇圧し
て、昇圧トランス２１ｄの２次側に供給する。昇圧トラ
ンジスタ２１ｄの２次側に接続された電極３１ａ、３１
ｂは、操作者の体における任意の２個所に貼付けられて
おり、昇圧トランジスタ２１ｄの２次側に発生した電圧
を操作者の体に印加する。
成ブロック２１ａは、入力した体感信号に従って、実際
に操作者に印加する低周波パルス信号のパターンを生成
し、後段のドライブトランジスタ２１ｂに出力する。ド
ライブトランジスタ２１ｂは、一方をＤＣ電源２１ｃに
接続された昇圧トランス２１ｄの１次側に接続してお
り、昇圧トランス２１ｄの１次側に生成された低周波パ
ルス信号のパターンに応じた所定の電圧を供給する。昇
圧トランス２１ｄは、１次側に供給された電圧を昇圧し
て、昇圧トランス２１ｄの２次側に供給する。昇圧トラ
ンジスタ２１ｄの２次側に接続された電極３１ａ、３１
ｂは、操作者の体における任意の２個所に貼付けられて
おり、昇圧トランジスタ２１ｄの２次側に発生した電圧
を操作者の体に印加する。
【００１８】このパルス信号生成手段２１と、パルス信
号印加手段３１の動作を説明する。ゲーム機器本体１０
で生成された体感信号は、操作用端末２０の通信手段２
２により、パルス信号生成手段２１に入力する。パルス
信号生成手段２１の低周波パルス生成ブロック２１ａ
は、入力した体感信号に従って、操作者の体に印加する
低周波パルス信号のパターンを生成し、ドライブトラン
ジスタ２１ｂに出力する。この低周波パルス信号のパタ
ーンは、これまでに説明したように、例えば、「叩く」
という体感では、その強さに応じたピーク値を持つパル
ス信号を所定の周期で連続して発生させるパルス信号パ
ターンが選択されるというように、体感の内容に応じて
予め決められたパルス信号パターンが生成される。ドラ
イブトランジスタ２１ｂのベースに低周波パルス信号が
印加されると、ドライブトランジスタ２１ｂが駆動し、
昇圧トランス２１ｄの１次側に電圧Ｖ１が加わる。この
時、２次側には、昇圧トランス２１ｄの巻線比に応じ昇
圧された電圧Ｖ２が発生する。操作者の体の任意の２個
所に貼付けられた電極３１ａ、３１ｂは、電圧Ｖ２に応
じた微少電流を人体に流し、筋肉を収縮させる。
号印加手段３１の動作を説明する。ゲーム機器本体１０
で生成された体感信号は、操作用端末２０の通信手段２
２により、パルス信号生成手段２１に入力する。パルス
信号生成手段２１の低周波パルス生成ブロック２１ａ
は、入力した体感信号に従って、操作者の体に印加する
低周波パルス信号のパターンを生成し、ドライブトラン
ジスタ２１ｂに出力する。この低周波パルス信号のパタ
ーンは、これまでに説明したように、例えば、「叩く」
という体感では、その強さに応じたピーク値を持つパル
ス信号を所定の周期で連続して発生させるパルス信号パ
ターンが選択されるというように、体感の内容に応じて
予め決められたパルス信号パターンが生成される。ドラ
イブトランジスタ２１ｂのベースに低周波パルス信号が
印加されると、ドライブトランジスタ２１ｂが駆動し、
昇圧トランス２１ｄの１次側に電圧Ｖ１が加わる。この
時、２次側には、昇圧トランス２１ｄの巻線比に応じ昇
圧された電圧Ｖ２が発生する。操作者の体の任意の２個
所に貼付けられた電極３１ａ、３１ｂは、電圧Ｖ２に応
じた微少電流を人体に流し、筋肉を収縮させる。
【００１９】このように、本発明の一実施の形態である
ゲーム体感装置によれば、体感信号生成手段１１により
生成されたゲーム及び操作内容に応じた体感信号を、操
作用端末２０の通信手段２２で受信し、パルス信号生成
手段２１の低周波パルス生成ブロック２１ａはこの受信
した体感信号に従って人体に印加する低周波パルス信号
を生成し、この低周波パルス信号は、ドライブトランジ
スタ２１ｂ、昇圧トランス２１ｄを経由して低周波パル
ス信号に応じた所定の電圧を操作者に貼付した電極３１
ａ、３１ｂに供給し、人体に微少電力を流す。
ゲーム体感装置によれば、体感信号生成手段１１により
生成されたゲーム及び操作内容に応じた体感信号を、操
作用端末２０の通信手段２２で受信し、パルス信号生成
手段２１の低周波パルス生成ブロック２１ａはこの受信
した体感信号に従って人体に印加する低周波パルス信号
を生成し、この低周波パルス信号は、ドライブトランジ
スタ２１ｂ、昇圧トランス２１ｄを経由して低周波パル
ス信号に応じた所定の電圧を操作者に貼付した電極３１
ａ、３１ｂに供給し、人体に微少電力を流す。
【００２０】操作者の体に流れた電流は、筋肉を収縮さ
せ、その強さ、すなわち電流の大きさ、及びパルス信号
のパターンにより様々な体感を与える。例えば、比較的
ピーク値の大きく、周期の短い１パルス信号を発生させ
ると、比較的大きな電流が短い時間流れることになり、
刺されたような体感を与えることができる。この体感と
低周波パルス信号のパターン選択についてはこれまでに
説明しているので、詳しい説明は省く。このように、微
少な電流を直接人体に流すことによって、体に受ける様
々な体感、例えば、叩かれる、つかまれる、刺される、
しびれる、を操作者に与えることができる。
せ、その強さ、すなわち電流の大きさ、及びパルス信号
のパターンにより様々な体感を与える。例えば、比較的
ピーク値の大きく、周期の短い１パルス信号を発生させ
ると、比較的大きな電流が短い時間流れることになり、
刺されたような体感を与えることができる。この体感と
低周波パルス信号のパターン選択についてはこれまでに
説明しているので、詳しい説明は省く。このように、微
少な電流を直接人体に流すことによって、体に受ける様
々な体感、例えば、叩かれる、つかまれる、刺される、
しびれる、を操作者に与えることができる。
【００２１】なお、上記の処理機能は、コンピュータに
よって実現することができる。その場合、ゲーム体感装
置が有すべき機能の処理内容は、コンピュータで読み取
り可能な記録媒体に記録されたプログラムに記述してお
く。そして、このプログラムをコンピュータで実行する
ことにより、上記処理がコンピュータで実現される。コ
ンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記
録装置や半導体メモリ等がある。市場を流通させる場合
には、ＣＤ−ＲＯＭ(Compact Disk Read OnlyMemory)
やフロッピーディスク等の可搬型記録媒体にプログラム
を格納して流通させたり、ネットワークを介して接続さ
れたコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワ
ークを通じて他のコンピュータに転送することもでき
る。コンピュータで実行する際には、コンピュータ内の
ハードディスク装置等にプログラムを格納しておき、メ
インメモリにロードして実行する。
よって実現することができる。その場合、ゲーム体感装
置が有すべき機能の処理内容は、コンピュータで読み取
り可能な記録媒体に記録されたプログラムに記述してお
く。そして、このプログラムをコンピュータで実行する
ことにより、上記処理がコンピュータで実現される。コ
ンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記
録装置や半導体メモリ等がある。市場を流通させる場合
には、ＣＤ−ＲＯＭ(Compact Disk Read OnlyMemory)
やフロッピーディスク等の可搬型記録媒体にプログラム
を格納して流通させたり、ネットワークを介して接続さ
れたコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワ
ークを通じて他のコンピュータに転送することもでき
る。コンピュータで実行する際には、コンピュータ内の
ハードディスク装置等にプログラムを格納しておき、メ
インメモリにロードして実行する。
【００２２】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、ゲーム
の内容に応じた体感信号生成手段と、生成された体感信
号から人体に印加するパルス信号生成手段と、生成され
たパルス信号を人体に印加して微少電流を流すパルス信
号印加手段を設けたので、ゲームと連動した様々な体感
を操作者に与えることができる。さらに、微少電流を用
いて体感を伝えるとしたので、比較的消費電力が小さ
く、またパルス信号印加手段を設ける操作用端末の重量
を軽くすることができる。
の内容に応じた体感信号生成手段と、生成された体感信
号から人体に印加するパルス信号生成手段と、生成され
たパルス信号を人体に印加して微少電流を流すパルス信
号印加手段を設けたので、ゲームと連動した様々な体感
を操作者に与えることができる。さらに、微少電流を用
いて体感を伝えるとしたので、比較的消費電力が小さ
く、またパルス信号印加手段を設ける操作用端末の重量
を軽くすることができる。
【００２３】また、本発明のゲーム体感方法では、ゲー
ムの内容に応じた体感信号を生成し、その体感信号に従
った低周波パルス信号を生成し、それを操作者の体の任
意の２個所に貼付した電極等のパルス信号印加手段に出
力し、操作者の体に微少電流を流して筋肉を収縮させる
ことにより、操作者にゲームと連動した様々な体感を与
えることができる。
ムの内容に応じた体感信号を生成し、その体感信号に従
った低周波パルス信号を生成し、それを操作者の体の任
意の２個所に貼付した電極等のパルス信号印加手段に出
力し、操作者の体に微少電流を流して筋肉を収縮させる
ことにより、操作者にゲームと連動した様々な体感を与
えることができる。
【図１】本発明の一実施の形態であるゲーム体感装置の
ブロック図である。
ブロック図である。
【図２】本発明の一実施の形態であるゲーム体感装置の
パルス信号生成手段とパルス信号印加手段の詳細なブロ
ック図である。
パルス信号生成手段とパルス信号印加手段の詳細なブロ
ック図である。
１０…ゲーム機器本体、１１…体感信号生成手段、１２
…画像／音声信号生成手段、１３…通信手段、２０…操
作用端末、２１…パルス信号生成手段、２１ａ…低周波
パルス生成ブロック、２１ｂ…ドライブトランジスタ、
２１ｃ…ＤＣ電源、２１ｄ…昇圧トランス、２２…通信
手段、３１…パルス信号印加手段、３１ａ、３１ｂ…電
極
…画像／音声信号生成手段、１３…通信手段、２０…操
作用端末、２１…パルス信号生成手段、２１ａ…低周波
パルス生成ブロック、２１ｂ…ドライブトランジスタ、
２１ｃ…ＤＣ電源、２１ｄ…昇圧トランス、２２…通信
手段、３１…パルス信号印加手段、３１ａ、３１ｂ…電
極
Claims (7)
- 【請求項１】 ゲーム機器本体と前記ゲーム機器本体に
接続された操作用端末とから成るゲーム機器に設けられ
たゲーム体感装置において、 ゲーム内容に応じた刺激を表す体感信号を生成する体感
信号生成手段と、 前記体感信号から操作者に刺激を与えるパルス信号を生
成するパルス信号生成手段と、 前記パルス信号を操作者に印加するパルス信号印加手段
と、 を有することを特徴とするゲーム体感装置。 - 【請求項２】 前記体感信号は、叩かれる、つかまれ
る、刺される、しびれるのうちの少なくとも一つの体感
の種類とその強さを表した信号であることを特徴とする
請求項１記載のゲーム体感装置。 - 【請求項３】 前記パルス信号は、前記体感信号に応じ
たパルス信号の出力パターンを有する低周波パルス信号
であることを特徴とする請求項１記載のゲーム体感装
置。 - 【請求項４】 前記パルス信号印加手段は、人体の任意
の２個所に貼付する電極であることを特徴とする請求項
１記載のゲーム体感装置。 - 【請求項５】 ゲーム機器本体と前記ゲーム機器本体に
接続された操作用端末とから成るゲーム機器のゲーム体
感方法において、 ゲーム内容に応じた刺激を表す体感信号を生成する手順
と、 前記体感信号から操作者に刺激を与えるパルス信号を生
成する手順と、 前記パルス信号を操作者に印加する手順と、 を有することを特徴とするゲーム体感方法。 - 【請求項６】 前記体感信号を生成する手順は、ゲーム
の内容に応じて、叩かれる、つかまれる、刺される、し
びれるのうちの少なくとも一つの体感の種類とその強さ
を決める手順であることを特徴とする請求項５記載のゲ
ーム体感方法。 - 【請求項７】 前記パルス信号を生成する手順は、体感
信号に応じたパルス信号出力パターンを選択する手順で
あることを特徴とする請求項５記載のゲーム体感方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19352398A JP2000024307A (ja) | 1998-07-09 | 1998-07-09 | ゲーム体感装置及びゲーム体感方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19352398A JP2000024307A (ja) | 1998-07-09 | 1998-07-09 | ゲーム体感装置及びゲーム体感方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000024307A true JP2000024307A (ja) | 2000-01-25 |
Family
ID=16309498
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19352398A Abandoned JP2000024307A (ja) | 1998-07-09 | 1998-07-09 | ゲーム体感装置及びゲーム体感方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000024307A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002078807A1 (en) * | 2001-03-30 | 2002-10-10 | Agentek Co., Ltd. | The method for game using low frequency and thereof device |
| JP2003500128A (ja) * | 1999-05-21 | 2003-01-07 | チャールズ クック，マイケル | コンピュータゲームのフィードバックアッセンブリ |
| JP2005506613A (ja) * | 2001-10-09 | 2005-03-03 | イマージョン コーポレイション | コンピュータ装置からのオーディオ出力に基づく触覚フィードバック感覚 |
-
1998
- 1998-07-09 JP JP19352398A patent/JP2000024307A/ja not_active Abandoned
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003500128A (ja) * | 1999-05-21 | 2003-01-07 | チャールズ クック，マイケル | コンピュータゲームのフィードバックアッセンブリ |
| WO2002078807A1 (en) * | 2001-03-30 | 2002-10-10 | Agentek Co., Ltd. | The method for game using low frequency and thereof device |
| JP2005506613A (ja) * | 2001-10-09 | 2005-03-03 | イマージョン コーポレイション | コンピュータ装置からのオーディオ出力に基づく触覚フィードバック感覚 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20050308 |
|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050315 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060214 |
|
| A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20060414 |