JP2000024032A - 薬学的に活性な化合物を基質に加える方法 - Google Patents

薬学的に活性な化合物を基質に加える方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は薬学的に活性な化合物を基質に加え
るための低温方法に関する。 【解決手段】 基質は好ましくは使い捨て吸収剤製品の
製造において使用されるものであるかまたはそれらが製
品自身である。薬学的に活性な化合物は多価脂肪族アル
コールおよび炭素数8〜18の脂肪酸のモノエステル類
であって、その脂肪族アルコール基と会合する少なくと
も1個のヒドロキシル基を有するモノエステル類、多価
脂肪族アルコールおよび炭素数8〜18の脂肪酸のジエ
ステル類であって、その脂肪族アルコール基と会合する
少なくとも1個のヒドロキシル基を有するジエステル
類、および該モノエステル類とジエステル類との混合物
よりなる群から選択される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は薬学的に活性な化合
物を基質に加える方法に関する。本発明は使い捨て吸収
剤製品の製造において使用される基質に特に有用であ
り、そしてタンポンの製造において使用される基質に特
に適する。
【0002】
【従来の技術】薬学的に活性な化合物をそれらの意図す
る標的に送達するための数種の方法があり、それらは経
口的、局部的、および経皮的なものを包含するがそれら
に限定されるものではない。使い捨て吸収剤製品は、腟
管、会陰、および関連領域への局部的な送達のため並び
に薬学的に活性な化合物と接触する放出された流体が製
品により捕捉される時のその流体の処置部位のための賦
形剤として使用することができる。
【0003】Duchane の米国特許第3,796,219号
は衛生および医学用途のための、例えばタンポン用の挿
入補助コーテイングとしておよび坐薬用のマトリックス
構造体としての使用のための、水溶性の熱可塑性化合物
を開示している。このコーテイングは65℃までの温度
において安定であり、そしてそれはタンポンの挿入中に
存在するような剪断力にさらされる時には65℃より低
い温度において潤滑性を与える。Duchane は約75,0
00の分子量を有するヒドロキシプロピルセルロース
(HPC)と組み合わされた2種のオレフィン系ジオー
ル類であるポリエチレングリコールおよびプロピレング
リコールの使用を開示している。生じた組成物は65℃
までの温度において安定である。
【0004】von Bettera et al. の米国特許第4,58
2,717号は薬学的に活性な化合物を含有する腟タン
ポンを製造する方法を開示している。この方法は活性化
合物および追加的な調合助剤を含有する材料を製造し、
この材料を40℃を越える温度に加熱し、溶融物を40
℃に冷却し、そして次に冷却された材料を予め暖められ
ているタンポンの中に射出することを包含する。von Be
ttera の特許に開示されている調合助剤の1種は中程度
の分子量を有するポリエチレングリコール(PEG)で
ある。
【0005】以上で示した技術の共通の課題は室温より
上では安定であるが体温(37℃)もしくはその近くで
液体であるコーテイングを提供する試みである。
【0006】Brown-Skrobot の米国特許第5,679,3
69号は中毒ショック症候群トキシン−1の生成を抑制
するためのタンポンへの添加剤を開示している。これら
の添加剤は一般的には室温もしくはそれ近くで液体でな
く、従ってそれらは例えばイソプロピルアルコールの如
き担体材料を必要とする。この技術は当該技術分野に大
きな進歩をもたらしたが、開示されている添加剤の適用
方法は揮発性アルコールを捕捉するための回収方法を必
要とすることがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の技術の全てはそ
れらのそれぞれのコーテイングを適用するために相当な
エネルギーまたは揮発性担体材料の使用を必要とするた
め、上記の制限条件なしに薬学的に活性な化合物を基質
または製造製品に加える方法に対する要望が依然として
存在する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は約35℃未満の
温度において液体であるオレフィン系ジオールおよび薬
学的に活性な化合物の溶液、溶液の製造、およびその使
用に関する。この溶液は製品に対する薬学的に活性な化
合物の低温添加において有用である。本発明の一つの態
様によると、溶液は基質に40℃未満の温度において適
用される。本発明の別の態様では、溶液は使い捨て吸収
剤製品に40℃未満の温度において適用される。第三の
態様は溶液を流体浸透性材料に40℃未満の温度におい
て適用しそして吸収剤材料の少なくとも一部を流体浸透
性材料で包むことを包含する。本発明はまた、添加剤が
上記の溶液を含んでなるような添加剤を含有する使い捨
て吸収剤製品にも関する。
【0009】本発明の薬学的に活性な化合物は、 i)多価脂肪族アルコールおよび炭素数8〜18の脂肪
酸のモノエステル類であって、かつその脂肪族アルコー
ル基と会合する少なくとも1個のヒドロキシル基を有す
るモノエステル類、 ii)多価脂肪族アルコールおよび炭素数8〜18の脂肪
酸のジエステル類であって、かつその脂肪族アルコール
基と会合する少なくとも1個のヒドロキシル基を有する
ジエステル類、および iii)該モノエステル類とジエステル類との混合物より
なる群から選択される。
【0010】本発明は薬学的に活性な化合物を基質、特
に使い捨て吸収剤製品の製造において使用される基質、
製造中の基質、または完成製品に加えるための低温方法
に関する。この方法は活性化合物を基質に適用するため
に液体溶液の使用を組み入れる。本発明の溶液は約35
℃未満の温度において液体であり、そしてそれはオレフ
ィン系ジオールを溶媒としてそして選択された薬学的に
活性な化合物を溶質として含んでなる。
【0011】本発明が提供する一つの利点は薬学的に活
性な化合物を基質に低温で適用できることである。この
利点により、適用のために活性化合物に相当なエネルギ
ーを適用する必要がなくなり、エネルギー費用の節約、
装置費用や他の関連事項の節約をもたらす。本発明はま
た薬学的に活性な化合物のための揮発性担体およびその
担体を回収するためのシステムの必要性も省く。この明
細書および請求項で使用される時には、液体は一定の容
積を有するが例えばその容器により与えられるもの以外
の一定の形態を有していない物質であると定義される。
本明細書では、溶液は液体である溶媒中に溶解された物
質(固体、液体、または気体)の均質混合物であると定
義される。
【0012】本発明により提供される第二の利点は高温
における処理中の薬学的に活性な化合物の低減した揮発
性にある。溶液を含有する基質にエネルギーが適用され
るにつれて、溶液は揮発しはじめる。この揮発中に、溶
液の蒸気圧は溶液中の各成分の分圧からなりたってい
る。これはラウールの法則により支配され、それは蒸気
中の成分の分圧は溶液中のそのモル分率と同一温度にお
ける純粋成分の蒸気圧との積に等しいと述べている。従
って、一定温度においては溶液から出される蒸気はそれ
が溶媒なしに未希釈で露呈されている場合より少ない活
性化合物を含有するであろう。例えば空気中で結合され
るかまたは熱的に結合される不織布の如き多くの基質は
それらの製造中に熱エネルギーを受ける。そのような不
織布を製造するために使用される繊維が予め本発明の溶
液で処理されている場合には、不織布の製造中により少
ない活性化合物が損失されるであろう。薬学的に活性な
化合物の大部分はその意図する目的のために利用できる
であろう。この現象の証明として、本発明の好適な薬学
的に活性な化合物であるモノラウリン酸グリセロール
(「GML」)を皿1に加え、GMLおよびPEG−4
00(400の平均分子量(数平均)を有するポリエチ
レングリコール)の50:50比の溶液を未希釈で皿2
に加えた。両方の皿を約120℃の温度に20分間加熱
した。結果を以下の表1に示す。
【0013】
【表1】 最悪の場合のシナリオ、すなわち損失の全てがGMLに
よる、を仮定すると、これらの結果は未希釈の化合物か
らより少ない薬学的に活性な化合物が揮発するであろう
ことを示している。
【0014】第三の利点は基質に対する薬学的に活性な
化合物の改良された接着性である。例えば、GMLのP
EG−400中溶液はポリオレフィン繊維を含んでなる
繊維質構造体に対してGML単独の場合より相容性があ
る。これはPEG−400の化学的構造に起因して起き
ると信じられる。この化合物はGMLまたは他の多価脂
肪族アルコール類のグリセロールおよびオレフィン繊維
の両者と同様な構造を有する。オレフィン系ジオール、
例えばPEG−400、は薬学的に活性な化合物および
基質についてカップリング剤として作用すると信じられ
る。従って、本発明の溶液がポリオレフィン類を含んで
なる基質で特に有効であることが信じられる。
【0015】本発明のさらに別の利点は、疎水性である
かまたは中程度だけ親水性である薬学的に活性な化合物
を有する構造体より多い湿潤可能な構造体を溶液が製造
することである。これらの化合物が基質に適用される時
には、これらの性質は生じた構造体に移される。疎水性
基質が使い捨て吸収剤製品中の液体浸透性カバー材料と
して使用される場合には、製品の性能は低下するかもし
れない。すなわち、疎水性であるかまたは中程度の親水
性であるカバーはその中へのおよび吸収剤材料中への流
体移動を抑制するかもしれない。オレフィン系ジオール
の添加がより親水性である溶液を生成し、従ってより親
水性の基質を生成する。
【0016】材料の表面上に置かれた水滴が標準的な試
験方法、例えばASTM D 5725:「自動化された
接触角度テスターを使用するシート材料の表面湿潤性お
よび吸収性」、に従い測定された90°より大きい接触
角度を生ずる場合に、材料は疎水性であると定義され
る。
【0017】材料はそれが30〜90°の間の接触角度
を生ずる場合には材料は中程度の親水性であり、そして
30°未満の接触角度を有するなら高度に親水性であ
る。この明細書および請求項に使用されている湿潤性と
は中程度または高度に親水性である材料と定義される。
【0018】本発明のオレフィン系ジオール類は高度に
親水性でありおよび/または水と非常に混和性である。
それ故、溶液で処理された吸収剤構造体により吸収され
る水性体液は未希釈の薬学的に活性な化合物で処理され
た構造体より大きいそのような構造体に対する親和力を
有するであろう。本発明で有用なオレフィン系ジオール
類の代表的であるが非限定的なリストは下記のものを包
含する:ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリ
コール、ポリブチレングリコール、プロピレングリコー
ル、など。本発明のオレフィン系ジオール類は約35℃
未満の温度において液体である。この重量は典型的には
それらの分子量により指定される。ここで明細書および
請求項の中で使用される「分子量」という語は化合物の
数平均分子量をさす。好ましくは、オレフィン系ジオー
ルは約600未満の分子量を有するポリエチレングリコ
ールまたは約4,000未満の分子量を有するポリプロ
ピレングリコールである。最も好ましくは、本発明で使
用される溶媒は約600未満の平均分子量を有するポリ
エチレングリコールである。
【0019】本発明で使用される本発明において有用な
薬学的に活性な化合物は Brwon-skrobot and Brwon-skr
obot et al. の米国特許第5,389,374号、第5,
547,985号、第5,641,503号、第5,67
9,369号、および第5,705,182号に開示され
ているような種々の細菌による毒素の製造を抑制するた
めに有用であり、これらの特許の全ては引用することに
より本明細書の内容となる。これらの化合物は、多価脂
肪族アルコールおよび炭素数8〜18の脂肪酸のモノエ
ステル類であって、かつその脂肪族アルコール残基と会
合する少なくとも1個のヒドロキシル基を有するような
モノエステル類、多価脂肪族アルコールおよび炭素数8
〜18の脂肪酸のジエステル類であって、かつその脂肪
族アルコール残基と会合する少なくとも1個のヒドロキ
シル基を有するようなジエステル類、および該モノエス
テル類とジエステル類との混合物よりなる群から選択さ
れる。好ましくは、活性化合物はモノラウリン酸グリセ
ロールである。
【0020】本発明の溶液は適当な薬学的に活性な化合
物の溶液を適当なオレフィン系ジオールで溶解させるこ
とにより製造できる。溶媒および溶質の添加順序は本発
明にとって厳密なものではない。場合により、均質溶液
にするのに必要な時間量を減少させるために、溶媒を製
造するため微量のエネルギーを使用することもできる。
【0021】本発明において有用な低分子量オレフィン
系ジオール対薬学的に活性な化合物の溶液比は約5:9
5〜約95:5、好ましくは約20:80〜約80:2
0、そして最も好ましくは約60:40〜約70:30
である。
【0022】溶液が上記に従い製造された後に、それは
次に基質に適用される。有用な基質は下記のものを包含
するがそれらに限定されない:吸収性および非−吸収性
繊維、例えばセルロース、レーヨン、ポリエステル、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、エチレンビニルアセテー
ト、ポリウレタンなど;不織布、例えば紡糸結合された
布、熱的に結合された布、樹脂で結合された布など;孔
のあるおよび孔のないフィルム;フォーム、例えばポリ
ウレタンフォーム;並びに超吸収性重合体、例えばポリ
アクリル酸など。好ましくは、溶液は不織布またはその
前駆体繊維に適用され、そこでは不織布は熱的に結合さ
れた合成繊維、例えばポリプロピレンおよびポリエステ
ル/ポリエチレン二成分繊維を含んでなる。本発明によ
り提供される溶液はオレフィン系材料を含んでなる基質
と特に相容性である。溶液の適用方法は当業者に既知で
ある多くの方法、例えばローラー移動コーテイング、噴
霧、浸漬など、による。
【0023】本発明において有用な基質に適用される薬
学的に活性な化合物の量は約0.1〜約2.0重量%、好
ましくは約0.1〜約1.0重量%、そして最も好ましく
は約0.1〜約0.3重量%である。好ましい溶液比およ
び薬学的に活性な化合物の量から決められる基質に適用
される溶液の量は約0.2重量%〜約40重量%、好ま
しくは約0.2重量%〜約20重量%、そして最も好ま
しくは約0.2重量%〜約6.0重量%である。本発明の
基質は独立して使用することもでき、または使い捨て吸
収剤製品の製造中に一成分として使用することもでき
る。そのような製品は局部的もしくは経皮的適用のため
のパッチ、鼻パッド(鼻タンポン)、おむつ、失禁製
品、生理用保護製品、身体ふきとり用品、ベッドシート
および手術服を包含することができる。好ましくは、基
質は生理用保護用品中で使用される成分である。溶液を
完成した使い捨て吸収剤製品に適用することもできる。
【0024】典型的には、生理用保護製品は2つの明確
な範疇、すなわち会陰と接触する外部に装着するものお
よび腟管内に部分的または完全に含有される内部に装着
されるもの、に区別される。外部生理用保護製品はパン
ティライナー、フルサイズパッドおよび超薄型を包含す
るがそれらに限定されるものではない。
【0025】内部衛生保護製品は吸収性製品、例えばタ
ンポンなど;収集用製品、例えば Contente et al. の
米国特許第5,295,984号に記載されているものな
ど;またはこれらの2つの組み合わせであると定義する
ことができる。ここに引用することにより本明細書の内
容となる米国特許第4,294,253号および第4,6
42,108号はタンポン構造および製造方法を開示し
ている。溶液を適用するのに好適な本発明の使い捨て吸
収剤製品は生理用タンポンである。
【0026】使い捨て吸収剤製品の製造方法は吸収剤材
料の少なくとも一部を液体浸透性材料で包むことを含ん
でなり、そこでは放出された流体が液体浸透性材料と接
触しそして浸透しそして貯蔵のために吸収剤材料中に吸
い込まれる。液体浸透性材料は不織布、例えば紡糸結合
された布、熱的に結合された布、樹脂で結合された布な
ど;三次元的にもしくは二次元的に孔のあいた重合体フ
ィルム、または流体を浸透させ且つ会陰に対して快適に
装着可能にする他の適当な被覆表面であってよい。吸収
剤材料として有用な材料の代表的な非限定的なリストは
セルロース繊維、例えば木材パルプおよび綿パルプ;合
成繊維、例えばポリエステル類およびポリオレフィン
類;超吸収性重合体、例えばポリアクリル酸などを包含
する。
【0027】場合により、この方法は吸収剤材料の第二
の部分を液体浸透性材料で包んで収集された流体が製品
中に完全に移るのを防止することも含んでなっていても
よい。有用な液体浸透性材料は下記のものを包含するが
それらに限定されるものではない:重合体フィルムまた
はコーテイング、例えばポリオレフィン類(例えば、ポ
リエチレンおよびポリプロピレン)、ポリビニル類(例
えば、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、およびポリ塩
化ビニリデン)、および1種もしくはそれ以上の上記の
重合体の配合物またはラミネート;体液反撥性構造体、
例えば不織布、孔のあいたフィルム、および吸収剤材料
の底層の中に一体化された反撥性繊維層。
【0028】本発明を以上の記述および例により説明し
てきたがそれらに限定されるものではない。本発明の範
囲はここに記載されている請求項により決められるべき
である。
【0029】本発明の主なる特徴および態様は以下のと
おりである。
【0030】1.下記の段階:すなわち a)オレフィン系ジオール、並びに i)多価脂肪族アルコールおよび炭素数8〜18の脂肪
酸のモノエステル類であって、かつその脂肪族アルコー
ル基と会合する少なくとも1個のヒドロキシル基を有す
るモノエステル類、 ii)多価脂肪族アルコールおよび炭素数8〜18の脂肪
酸のジエステル類であって、かつその脂肪族アルコール
基と会合する少なくとも1個のヒドロキシル基を有する
ジエステル類、および iii)該モノエステル類とジエステル類との混合物より
なる群から選択される薬学的に活性な化合物の約35℃
未満の温度において液体である溶液を製造し、そして b)溶液を基質に40℃未満の温度において適用する段
階を含んでなる、薬学的に活性な化合物を含有する基質
の低温製造方法。
【0031】2.基質が約40重量%未満の溶液添加水
準を含有する、上記1の方法。
【0032】3.薬学的に活性な化合物がモノラウリン
酸グリセロールである、上記1の方法。
【0033】4.溶液を約5:95〜約95:5のオレ
フィン系ジオール対薬学的に活性な化合物の比を有する
ように製造する、上記1の方法。
【0034】5.オレフィン系ジオールが約600未満
の平均分子量を有するポリエチレングリコールである、
上記1の方法。
【0035】6.オレフィン系ジオールが約4,000
未満の平均分子量を有するポリプロピレングリコールで
ある、上記1の方法。
【0036】7.基質が繊維を含んでなる、上記1の方
法。
【0037】8.基質がフォームを含んでなる、上記1
の方法。
【0038】9.基質が重合体フィルムを含んでなる、
上記1の方法。
【0039】10.重合体フィルムが孔があけられてい
る、上記10の方法。
【0040】11.基質がポリオレフィンを含んでな
る、上記1の方法。
【0041】12.下記の段階:すなわち a)オレフィン系ジオール、並びに i)多価脂肪族アルコールおよび炭素数8〜18の脂肪
酸のモノエステル類であって、かつその脂肪族アルコー
ル基と会合する少なくとも1個のヒドロキシル基を有す
るモノエステル類、 ii)多価脂肪族アルコールおよび炭素数8〜18の脂肪
酸のジエステル類であって、かつその脂肪族アルコール
基と会合する少なくとも1個のヒドロキシル基を有する
ジエステル類、および iii)該モノエステル類とジエステル類との混合物より
なる群から選択される薬学的に活性な化合物の約35℃
未満の温度において液体である溶液を製造し、そして b)該溶液を使い捨て吸収剤製品に40℃未満の温度に
おいて適用する段階を含んでなる、薬学的に活性な化合
物を含有する使い捨て吸収剤製品の製造方法。
【0042】13.使い捨て吸収剤製品がポリオレフィ
ンを含んでなる、上記12の方法。
【0043】14.上記12の方法に従い製造されるタ
ンポン。
【0044】15.下記の段階:すなわち a)オレフィン系ジオール、並びに i)多価脂肪族アルコールおよび炭素数8〜18の脂肪
酸のモノエステル類であって、かつその脂肪族アルコー
ル基と会合する少なくとも1個のヒドロキシル基を有す
るモノエステル類、 ii)多価脂肪族アルコールおよび炭素数8〜18の脂肪
酸のジエステル類であって、かつその脂肪族アルコール
基と会合する少なくとも1個のヒドロキシル基を有する
ジエステル類、および iii)該モノエステル類とジエステル類との混合物より
なる群から選択される薬学的に活性な化合物の約35℃
未満の温度において液体である溶液を製造し、 b)該溶液を流体浸透性材料に40℃未満の温度におい
て適用し、そして c)吸収剤材料の少なくとも一部を流体浸透性材料で包
む段階を含んでなる、薬学的に活性な化合物を含有する
使い捨て吸収剤製品の製造方法。
【0045】16.使い捨て吸収剤製品がポリオレフィ
ンを含んでなる、上記15の方法。
【0046】17.上記15の方法に従い製造されるタ
ンポン。
【0047】18.約35℃未満の温度において液体で
ある溶液を含んでなる添加剤を含有する使い捨て吸収剤
製品であって、この溶液がオレフィン系ジオール、並び
に a)多価脂肪族アルコールおよび炭素数8〜18の脂肪
酸のモノエステル類であって、かつその脂肪族アルコー
ル基と会合する少なくとも1個のヒドロキシル基を有す
るモノエステル類、 b)多価脂肪族アルコールおよび炭素数8〜18の脂肪
酸のジエステル類であって、かつその脂肪族アルコール
基と会合する少なくとも1個のヒドロキシル基を有する
ジエステル類、および c)該モノエステル類とジエステル類との混合物よりな
る群から選択される薬学的に活性な化合物を含んでな
る、使い捨て吸収製品。
【0048】19.薬学的に活性な化合物がモノラウリ
ン酸グリセロールである、上記18の使い捨て吸収剤製
品。
【0049】20.オレフィン系ジオールが約600未
満の平均分子量を有するポリエチレングリコールであ
る、上記18の使い捨て吸収剤製品。
【0050】21.製品がタンポンである、上記18の
使い捨て吸収剤製品。
【0051】22.オレフィン系ジオール、並びに a)多価脂肪族アルコールおよび炭素数8〜18の脂肪
酸のモノエステル類であって、かつその脂肪族アルコー
ル基と会合する少なくとも1個のヒドロキシル基を有す
るモノエステル類、 b)多価脂肪族アルコールおよび炭素数8〜18の脂肪
酸のジエステル類であって、かつその脂肪族アルコール
基と会合する少なくとも1個のヒドロキシル基を有する
ジエステル類、および c)該モノエステル類とジエステル類との混合物よりな
る群から選択される薬学的に活性な化合物を含んでなる
約35℃未満の温度において液体である溶液。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の段階:すなわち a)オレフィン系ジオール、並びに i)多価脂肪族アルコールおよび炭素数8〜18の脂肪
    酸のモノエステル類であって、かつその脂肪族アルコー
    ル残基と会合する少なくとも1個のヒドロキシル基を有
    するモノエステル類、 ii)多価脂肪族アルコールおよび炭素数8〜18の脂肪
    酸のジエステル類であって、かつその脂肪族アルコール
    残基と会合する少なくとも1個のヒドロキシル基を有す
    るジエステル類、および iii)該モノエステル類とジエステル類との混合物より
    なる群から選択される薬学的に活性な化合物の約35℃
    未満の温度において液体である溶液を製造し、そして b)溶液を基質に40℃未満の温度において適用する段
    階を含んでなる、薬学的に活性な化合物を含有する基質
    の低温製造方法。
  2. 【請求項2】 下記の段階:すなわち a)オレフィン系ジオール、並びに i)多価脂肪族アルコールおよび炭素数8〜18の脂肪
    酸のモノエステル類であって、かつその脂肪族アルコー
    ル残基と会合する少なくとも1個のヒドロキシル基を有
    するモノエステル類、 ii)多価脂肪族アルコールおよび炭素数8〜18の脂肪
    酸のジエステル類であって、かつその脂肪族アルコール
    残基と会合する少なくとも1個のヒドロキシル基を有す
    るようなジエステル類、および iii)該モノエステル類とジエステル類との混合物より
    なる群から選択される薬学的に活性な化合物の約35℃
    未満の温度において液体である溶液を製造し、そして b)該溶液を使い捨て吸収剤製品に40℃未満の温度に
    おいて適用する段階を含んでなる、薬学的に活性な化合
    物を含有する使い捨て吸収剤製品の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の方法に従い製造される
    タンポン。
  4. 【請求項4】 下記の段階:すなわち a)オレフィン系ジオール、並びに i)多価脂肪族アルコールおよび炭素数8〜18の脂肪
    酸のモノエステル類であって、かつその脂肪族アルコー
    ル残基と会合する少なくとも1個のヒドロキシル基を有
    するモノエステル類、 ii)多価脂肪族アルコールおよび炭素数8〜18の脂肪
    酸のジエステル類であって、かつその脂肪族アルコール
    基と会合する少なくとも1個のヒドロキシル基を有する
    ようなジエステル類、および iii)該モノエステル類とジエステル類との混合物より
    なる群から選択される薬学的に活性な化合物の約35℃
    未満の温度において液体である溶液を製造し、 b)該溶液を流体浸透性材料に40℃未満の温度におい
    て適用し、そして c)吸収剤材料の少なくとも一部を流体浸透性材料で包
    む段階を含んでなる、薬学的に活性な化合物を含有する
    使い捨て吸収剤製品の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の方法に従い製造される
    タンポン。
  6. 【請求項6】 約35℃未満の温度において液体である
    溶液を含んでなる添加剤を含有する使い捨て吸収剤製品
    であって、この溶液がオレフィン系ジオール、並びに a)多価脂肪族アルコールおよび炭素数8〜18の脂肪
    酸のモノエステル類であって、かつその脂肪族アルコー
    ル残基と会合する少なくとも1個のヒドロキシル基を有
    するようなモノエステル類、 b)多価脂肪族アルコールおよび炭素数8〜18の脂肪
    酸のジエステル類であって、かつその脂肪族アルコール
    残基と会合する少なくとも1個のヒドロキシル基を有す
    るようなジエステル類、および c)該モノエステル類とジエステル類との混合物よりな
    る群から選択される薬学的に活性な化合物を含んでな
    る、使い捨て吸収製品。
  7. 【請求項7】 オレフィン系ジオール、並びに a)多価脂肪族アルコールおよび炭素数8〜18の脂肪
    酸のモノエステル類であって、かつその脂肪族アルコー
    ル残基と会合する少なくとも1個のヒドロキシル基を有
    するようなモノエステル類、 b)多価脂肪族アルコールおよび炭素数8〜18の脂肪
    酸のジエステル類であって、かつその脂肪族アルコール
    残基と会合する少なくとも1個のヒドロキシル基を有す
    るようなジエステル類、および c)該モノエステル類とジエステル類との混合物よりな
    る群から選択される薬学的に活性な化合物を含んでなる
    約35℃未満の温度において液体である溶液。
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