JP2000021376A - バッテリーケース - Google Patents

バッテリーケース

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JP2000021376A JP10199806A JP19980698A JP2000021376A JP 2000021376 A JP2000021376 A JP 2000021376A JP 10199806 A JP10199806 A JP 10199806A JP 19980698 A JP19980698 A JP 19980698A JP 2000021376 A JP2000021376 A JP 2000021376A
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッテリーケースにおける蓋部の開閉構
造、正負の端子の構造等の改良を行って、電池の着脱性
の向上、電池の装着状態の安定化を図ると共に、接触不
良防止、電池の逆方向挿入時の逆接の発生防止等を図っ
て電気的接続の信頼性を高める等、製品としての信頼性
を向上し得るバッテリーケースを提供することを目的と
する。 【解決手段】 バッテリーケース10の筐体11内部へ
の電池13の出し入れを、筐体11の軸方向の端部の開
放部から行うようにすると共に、蓋体12をねじ式で筐
体11の開放部に装着・離脱させる構成とし、更に、正
極端子板の接続片部と電池の正極との接触が確実に行わ
れるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部に電池を収納
し、この電池により電源が供給される機器本体部に装着
されて使用されるバッテリーケースに関し、特に、バッ
テリーケースとしての製品の品質を向上する技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、いわゆるポータブル型のテープレ
コーダ装置、ディスクプレーヤ装置、ビデオカメラ装
置、或いは、ラジオ受信装置の如き、携帯用の記録再生
装置又は音響再生装置として使用される電子機器が提案
されている。このような電子機器は、装置構成の小型化
を図るため、駆動電源を供給する電池としても小型のも
のを用いるように構成されている。小型の電池として
は、例えば、小型の缶状に構成されたアルカリ電池やリ
チウム電池等のいわゆるボタン電池、又は、薄板状に形
成されたいわゆるNi−Cd電池の如き充電式の電池
(二次電池)がある。以上のような小型の電池は、上記
電子機器の外筐体内に収納されて使用される。
【0003】ところで、上述のような小型の電池は、放
電できる電気量が少ないため、長時間にわたって電子機
器を連続的に使用する場合には、使用途中で電池交換を
行う必要を生じさせ不便である。このため、電子機器に
おいては、電池を収納したバッテリケースを外筐体の外
方側に着脱可能に取り付け得るようにしたものが提案さ
れている。このバッテリーケースは、いわゆる単3型や
単2型の乾電池を収納する筐体部を有し、この筐体部の
外周面部に、該乾電池の正負各極に対応して接続される
一対の接点部を有している。
【0004】かかるバッテリーケースは、電子機器の外
筐体に装着されることにより、各接点部を、電子機器の
電源供給端子に接続させる。即ち、電子機器は、各接点
部を介して、乾電池より電源が供給される。この乾電池
は、いわゆるアルカリ電池、マンガン電池の如き一次電
池や、充電式の二次電池、或いは、積層電池等であっ
て、上述した小型の電池よりも体積が大きいため、放電
電気量を多くすることができ、電子機器は、乾電池より
電源を供給されることによって、長時間にわたり連続し
て使用することができる。
【0005】以上のようなバッテリーケースとては、例
えば、特開平8−111213号公報に開示されたもの
が知られている。このバッテリーケースは、図16及び
図17に示すように構成される。即ち、バッテリーケー
スは、電池を収納する筐体部1を有している。この筐体
部1は、下面部が蓋部2となっており、この蓋部2は、
一側の図示しないヒンジ部を介して開閉可能となってお
り、開蓋されることによって、筐体部1内への電池の装
着及び取り出しが行えるようになっている。
【0006】前記筐体部1内は、電池が収納される電池
収納室3となっており、該電池収納室3には、電池の正
極に接続される正極端子板4と、電池の負極に接続され
る負極端子バネ5とが、両端側に振り分けられて配設さ
れている。そして、筐体部1の外周部には、外方に臨ま
された一対の接点部6,7が配設されている。これらの
接点部6,7は、電池の正負各極に対応して接続されて
いる。即ち、一方の接点部6は、筐体部1内において、
正極端子板4に接続されている。又、他方の接点部7
は、筐体部1内において、負極端子バネ5に接続されて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のバッテリーケースにあっては、次のような問
題点があった。即ち、従来のバッテリーケースにおいて
は、電池を収納する筐体部1は、下面部が蓋部2となっ
ており、この蓋部2は、一側のヒンジ部を介して開閉可
能となっており、開蓋されることによって、筐体部1内
への電池の装着及び取り出しが行えるようになってい
る。
【0008】しかし、このような電池の装着及び取り出
し構造では、電池を横にし、かつ斜めにした状態で、先
ず、電池の一端の負極を負極端子バネ5に押し当てて圧
縮変形させ、この状態で、電池の他端を押し下げて、電
池収納室3内に挿入し、他端の正極を正極端子板4に当
接して、電池をセットする必要があり、電池のセットが
ワンタッチで行えず、電池のセット性が悪く、電池の取
り出し性も悪い。
【0009】加えて、蓋部2は、筐体部1に対して、爪
と溝等の係合で閉じ状態にロックする構成であるため、
蓋部2を開き難く、爪と溝等の磨耗等によって、逆に蓋
部2のロック状態が緩くなり、蓋部2が予期せずに簡単
に開いて、電池が離脱するおそれもある。又、電池のセ
ット時に電池の方向が適正でなく、電池の一端の負極の
負極端子バネ5への押し当て方が悪いと、該負極端子バ
ネ5が変形し、その後の電池の端子への接触性に支障を
きたし、接触不良を引き起こす。
【0010】更に、負極端子バネ5は電池の正極に、正
極端子板18は電池の負極にも接触可能であるため、電
池の方向を誤って挿入した場合に逆接状態となるおそれ
がある。更に、従来の正極端子板4は単なる板状に形成
されているため、次の問題がある。即ち、電子機器の振
動等によって筐体部の内側にて電池が動き、負極端子バ
ネ5の圧縮によって電池が一瞬ではあるが正極端子板4
から離れるおそれがある。
【0011】一般に、電子機器がアナログ方式のもので
あれば上記のような電池の一瞬の非接触状態では何ら問
題はない。しかし、近年のCD(コンパクトディスク)
やMD(ミニディスク)等のようにデジタル方式のディ
スクプレーヤ装置にあっては、上記のような電池の一瞬
の非接触状態では大きな問題となり、音が飛ぶ等、音の
再生に支障を来たす。
【0012】そこで、本発明は、上記のような課題を解
決するためなされたものであり、バッテリーケースにお
ける蓋部の開閉構造、正負の端子の構造等の改良を行っ
て、電池の着脱性の向上、電池の装着状態の安定化を図
ると共に、接触不良防止、電池の逆方向挿入時の逆接の
発生防止等を図って電気的接続の信頼性を高める等、製
品としての信頼性を向上し得るバッテリーケースを提供
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に係
る発明は、一端が開放された筐体と該筐体の開放部を開
閉する蓋体とからなり、電池を収納する電池収納室を内
部に構成する開閉自由なケース本体と、前記蓋体の内側
に装着されて電池収納室内に収納された電池の正極に接
続される正極端子板と、前記筐体の閉塞端部内側に装着
されて電池の負極に接続される負極端子バネと、前記電
池収納室内において、前記正極端子板及び負極端子バネ
にそれぞれ接続されて、前記ケース本体外面部から外方
に臨まされる一対の接点部と、を含んで構成されるバッ
テリーケースであって、前記蓋体は、内周面の周方向に
沿った所定間隔毎の複数位置に係合突起部を有すると共
に、前記正極端子板が固定された外蓋部と、該外蓋部の
内側で前記正極端子板の固定位置下側にて所定角度範囲
を回動自由となるように装着され、蓋体を開閉するため
のヒンジ部の回動部が外周端に形成された内蓋部とから
構成され、前記筐体の開放部の外端には前記ヒンジ部の
回動部を回動自由に支持する回動支持部が形成される一
方、その内部には、その開放部から一部が外方に突出す
るように配設され、該突出部分の外周面の周方向に沿っ
た所定間隔毎の複数位置に傾斜して形成される溝部が形
成される略筒状部材が装着され、前記各溝部は、略筒状
部材の突出部分の先端部における始端部が開放され、一
つの溝部の終端部に係合部が形成された構成であって、
始端部から挿入された前記外蓋部の各係合突起部が該外
蓋部の回動によってスライド移動し、一つの係合突起部
が前記一つの溝部終端部の係合部に係合される構成とさ
れたことを特徴とする。
【0014】請求項2に係る発明は、前記外蓋部内端面
には周方向に沿った所定間隔毎の複数位置に突起部を有
し、内蓋部には周方向に沿った所定間隔毎の複数位置に
前記突起部がスライド自由に挿入支持される円弧状の溝
部が形成され、外蓋部の内側で内蓋部が所定角度範囲を
回動自由となることを特徴とする。
【0015】請求項3に係る発明は、前記正極端子板
は、前記内蓋部の溝部から突出する外蓋部の突起部が嵌
め込まれる孔を有する略円形のベース部と、該ベース部
から傾斜して立ち上げられて、電池の正極に接続される
接続片部と、から構成されることを特徴とする。
【0016】請求項4に係る発明は、前記ベース部にお
ける接続片部の立ち上げ部の両側に切溝が形成されてい
ることを特徴とする。
【0017】請求項5に係る発明は、前記接続片部に
は、両端部に該接続片部の係合部が形成され、中央部に
陥凹部が形成された非導電性材料からなるアダプタが装
着され、該アダプタの陥凹部から接続片部の電池の正極
に接続される部分が露出することを特徴とする。
【0018】請求項6に係る発明は、前記外蓋部の係合
突起部の先端部内側の面に勾配が設けられていることを
特徴とする。
【0019】請求項7に係る発明は、前記正極端子板に
接続される接点部は、一端部に正極端子板に接続される
接続部を有し、筐体内側に該筐体内面に沿って配設され
固定される略短冊状の第1の正極接点部材と、筐体の外
面部に外方に拡張形成された収納溝に収納配置され、一
端部が該第1の正極接点部材に接触され、他端部が前記
収納溝から筐体外方に臨まされる第2の正極接点部材
と、から構成される一方、前記負極端子バネに接続され
る接点部は、一端部に負極端子バネに接続される接続部
を有し、筐体内側に該筐体内面に沿って配設され固定さ
れる略短冊状の第1の負極接点部材と、前記収納溝に収
納配置され、一端部が該第1の負極接点部材に接触さ
れ、他端部が前記収納溝から筐体外方に臨まされる第2
の負極接点部材と、から構成されることを特徴とする。
【0020】請求項8に係る発明は、前記第2の正極接
点部材と第2の負極接点部材は、それぞれ略S字形状に
屈曲形成されてバネ性が付与された構成である。
【0021】請求項9に係る発明は、前記略筒状部材
は、突出部分と反対側端部に筐体内部に該筐体の軸線方
向に沿って延び、筐体内部の前記第1の正極接点部材と
第2の負極接点部材をカバーするカバー部を有し、該カ
バー部の第1の正極接点部材と第2の負極接点部材に対
面する面に勾配面が、筐体内部側に面する側に円弧面
が、それぞれ形成されたことを特徴とする。
【0022】請求項10に係る発明は、前記回動支持部
を、筐体の開放部外端に該筐体の外壁の一部を外側に膨
出させて拡張形成した溝部内側に形成される支持溝部
と、略筒状部材外面の爪部との間に形成される支持溝か
ら構成したことを特徴とする。
【0023】請求項11に係る発明は、前記蓋体ヒンジ
部の回動部を、前記支持溝内を軸方向にスライド自由に
構成したことを特徴とする。
【0024】請求項12に係る発明は、前記筐体内周面
と略筒状部材外周面に形成された浅い凹部内面との間に
は、短冊状の接続片が挟持固定され、該接続片の一端部
は前記第1の正極接点部材に接続されると共に、他端部
の端縁は筐体の開放端部の端縁から外方に露呈して、蓋
体を閉じたときに、該蓋体内端面に装着された正極端子
板の接触片部に電気的に接触することを特徴とする。
【0025】かかる構成によれば、請求項1に係る発明
では、蓋体を例えば上方から見て半時計方向に回動する
と、蓋体が筐体から離脱し、該筐体の開放部が開かれ
る。この状態で、電池を下側が負極となるようにして、
筐体内部に落とし込んで収納させる。
【0026】次に、蓋体を筐体の開放端部に被せてか
ら、上方から見て時計方向に回動すると、外蓋部の各係
合突起部が筐体の開放部から外方に突出する略筒状部材
の外周面の各溝部に挿入される。即ち、各溝部の始端部
から挿入された外蓋部の各係合突起部が該外蓋部の回動
によってスライド移動して各溝部の終端部に至り、一つ
の係合突起部が溝部の終端部の係合部に係合し、蓋体の
回転後のロックが行われる。
【0027】即ち、蓋体はねじ式に筐体側に嵌合され、
ねじを緩める如く蓋体を回動することにより筐体から外
れ(ヒンジ部にて繋がっているため分離するわけではな
い)、ねじを締める如く蓋体を回動することにより筐体
に嵌合固定される。このように蓋体を閉じた状態では、
電池の負極が負極端子バネに圧接し、正極が正極端子板
に圧接する。
【0028】請求項2に係る発明において、簡単な構成
によって、外蓋部の内側で内蓋部が所定角度範囲をスム
ーズに回動するようになる。
【0029】請求項3に係る発明において、接続片部
は、正極端子板のベース部から傾斜して立ち上げられて
おり、バネ性が付与されているため、電池の正極に押さ
れて圧縮変形し、このときのバネの反発力で該電池の正
極に確実に圧接される。
【0030】請求項4に係る発明において、ベース部に
おける接続片部の立ち上げ部の両側に切溝が形成されて
いることにより、接続片部のバネの反発力が強く、か
つ、永年使用によってもこのバネのへたりが生じ難い等
耐力性に優れ、接触不良を引き起こし難い。
【0031】請求項5に係る発明において、接続片部に
は中央部に陥凹部が形成された非導電性材料からなるア
ダプタが装着されることによって、接続片部の電池の正
極と接触する部分は奥まったところにあり、電池の突出
した正極は接触可能であるが、面である負極は接触不可
能である。このことは、電池の正負を逆にして筐体内に
電池を誤挿入した場合であっても、電池の負極が接続片
部とは接触状態とならず、逆接防止の利点を生む。
【0032】請求項6に係る発明において、外蓋部の係
合突起部の先端部内側の面に勾配が設けられていること
によって、係合突起部が係合部を乗り越え易く、乗り越
えて係合した後は、この係合が外れ難いという利点があ
る。
【0033】請求項7に係る発明において、正極端子板
に接続される接点部を、略短冊状の第1の正極接点部材
と、第2の正極接点部材と、から構成し、負極端子バネ
に接続される接点部を、略短冊状の第1の負極接点部材
と、第2の負極接点部材と、から構成するようにしたか
ら、各接点部の筐体内におけるレイアウトが容易とな
り、筐体内に狭いスペースに接点部を効果的に配設する
ことができる。
【0034】請求項8に係る発明において、第2の正極
接点部材と第2の負極接点部材を、それぞれ略S字形状
に屈曲形成してバネ性を付与した構成としたから、第1
の正極接点部材と第2の正極接点部材、第1の負極接点
部材と第1の負極接点部材との接触性がそれぞれ良好に
保たれ、第2の正極接点部材と第2の負極接点部材のへ
たり等も生じ難い等耐力性にも優れ、電気的接触性を常
時確実に維持できると共に、バネ性を付与するため、単
純に略L字形状に折曲した場合と比較して、第2の正極
接点部材と第2の負極接点部材との間隔を狭くすること
ができ、第2の正極接点部材と第2の負極接点部材の筐
体における収納溝内におけるレイアウトが容易となり、
収納溝内の狭いスペースに第2の正極接点部材と第2の
負極接点部材を効果的に配設することができる。
【0035】請求項9に係る発明において、カバー部に
よって、第1の正極接点部材と第1の負極接点部材と電
池との絶縁性を確保でき、電気的ショートの発生を確実
に防止することができ、筐体内部に配設された略筒状部
材のカバー部の内面が円弧面に形成されていることによ
って、電池の筐体内における移動がスムーズになると共
に、電池の収納状態では、電池が前記カバー部の円弧面
に抑えられ、電池が確実に保持される。
【0036】請求項10に係る発明において、回動支持
部を、筐体の開放部外端に該筐体の外壁の一部を外側に
膨出させて拡張形成した溝部内側に形成される支持溝部
と、略筒状部材外面の爪部との間に形成される支持溝か
ら構成したので、回動支持部の強度を高めることができ
る。
【0037】請求項11に係る発明において、蓋体ヒン
ジ部の回動部を、前記支持溝内を軸方向にスライド自由
に構成したので、蓋体の開閉動作をスムーズに行うこと
ができる。
【0038】請求項12に係る発明において、筐体内周
面と略筒状部材外周面に形成された浅い凹部内面との間
には、短冊状の接続片が挟持固定され、該接続片の一端
部は前記第1の正極接点部材に接続されると共に、他端
部の端縁は筐体の開放端部の端縁から外方に露呈して、
蓋体を閉じたときに、該蓋体内端面に装着された正極端
子板の接触片部に電気的に接触するように構成したの
で、電気的接続を確実に行うことができる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、添付された図面を参照して
本発明の実施の形態を詳述する。先ず、図1〜図6に基
づいてバッテリーケースの全体構造の概略について説明
する。即ち、バッテリーケース10は、一端が開放され
た筐体11と該筐体11の開放部を開閉する蓋体12と
からなり、電池13を収納する電池収納室14を内部に
構成する開閉自由なケース本体15と、前記蓋体12の
内側に装着されて電池収納室14内に収納された電池1
3の正極に接続される正極端子板16と、前記筐体11
の閉塞端部内側に装着されて電池の負極に接続される負
極端子バネ17と、前記電池収納室14内において、前
記正極端子板16及び負極端子バネ17にそれぞれ接続
されて、前記ケース本体15外面部から外方に臨まされ
る一対の接点部18,19と、を含んで構成される。
【0040】前記ケース本体15は、合成樹脂材料によ
り、いわゆるアルカリ電池、マンガン電池の如き一次電
池や、充電式の二次電池、或いは、積層電池で単3型電
池に略対応した大きさの略筒状に形成される。前記蓋体
12は、図7に示す外蓋部20と図8に示す内蓋部21
とから構成される。そして、外蓋部20は、短い軸方向
長さの円筒形状に形成されており、その内端面の中心部
に回転支軸部22が突出形成されると共に、周方向に沿
った所定間隔毎の複数位置(本実施形態では3つの位
置)にそれぞれ突起部23が形成されている。
【0041】又、外蓋部20の内周面の周方向に沿った
所定間隔毎の複数位置(本実施形態では3つの位置)に
それぞれ係合突起部27が形成されている。尚、この係
合突起部27の先端部内側の面に勾配面27aが設けら
れている。かかる外蓋部20には、前記正極端子板16
が固定される。これについては後に詳述する。
【0042】内蓋部21は、器状に形成された薄板から
なり、前記外蓋部20の内側で後述する正極端子板固定
位置の下側にて所定角度範囲を回動自由となるように装
着されており、蓋体12を開閉するためのヒンジ部の回
動部が外周端に形成される。この回動部は、支持片部2
4と該支持片部24の両側から突出する支軸部25とか
ら構成される。
【0043】又、内蓋部21には、その内端面の中心部
に、外蓋部20の回転支軸部22が貫通支持される回転
支持穴28が形成されると共に、周方向に沿った所定間
隔毎の複数位置(本実施形態では3つの位置)に外蓋部
20の突起部23がスライド自由に挿入支持される円弧
状の溝部26が形成され、回転支軸部22の回転支持穴
28への貫通支持と、突起部23の溝部26への挿入と
によって、外蓋部20の内側で内蓋部21が所定角度範
囲を回動自由となる。
【0044】前記正極端子板16は、図9に示すよう
に、前記内蓋部21の回転支持穴28から突出する外蓋
部20の回転支軸部22が貫通される孔29と溝部26
から突出する外蓋部20の突起部23が嵌め込まれる孔
30を有する略円形のベース部31と、該ベース部31
から傾斜して立ち上げられて、電池13の正極に接続さ
れる接続片部32と、ベース部31から若干立ち上げら
れて、後述する第1の正極接点部材の接続片と接触する
接触片部33と、から構成されている。
【0045】この場合、前記ベース部31における接続
片部32の立ち上げ部の両側に切溝34が形成されてい
る。又、前記接触片部33はベース部31に形成された
切溝35を介して立ち上げられ、その先端部は若干湾曲
形成されて接触性を良好とするようになっている。更
に、前記接続片部32には、両端部に該接続片部32の
係合部36が形成され、中央部に陥凹部37が形成され
た非導電性材料からなるアダプタ38(図10参照)が
装着され、該アダプタ38の陥凹部37から接続片部3
2の電池の正極に接続される部分が露出するようになっ
ている。
【0046】一方、筐体11は、一端部が開放された円
筒状に形成されており、2つの略半円筒状の分割体11
A,11Bを結合することによって組み立てられる。筐
体11の閉塞された底部には仕切板39によって仕切り
形成された空間部40が形成され、この空間部40に
は、ピーク的な電流の発生を抑制するためのコンデンサ
及び抵抗等の回路部40Aが設けられている。そして、
前記負極端子バネ17は、前記の仕切板39の空間部4
0と反対側の面に装着されている。
【0047】かかる筐体11の開放部の外端には前記ヒ
ンジ部の回動部を回動自由に支持する回動支持部が形成
される。この回動支持部は、筐体11の開放部外端に該
筐体11の外壁の一部を外側に膨出させて拡張形成した
溝部41内側に形成される支持溝部42と図11に示す
後述の略筒状部材43外面の爪部44との間に形成され
る支持溝45から構成され、この溝部41に前記ヒンジ
部の回動部の支持片部24が挿入され、支持溝45に前
記支軸部25が回転自由に支持される(図12参照)。
【0048】この場合、回動支持部を構成する溝部41
を、筐体11の開放部外端に該筐体11の外壁の一部を
外側に膨出させて拡張形成したことにより、該回動支持
部の強度を高めることができる。又、前記支持溝45は
筐体11の軸方向に長く形成され、支軸部25が上下に
スライドできるようになっており、蓋体12のヒンジ部
における上下動が可能で、該蓋体12のヒンジ部を介し
た回動がスムーズに行えるようになっている。
【0049】かかる筐体11の内部には、その開放部か
ら一部が外方に突出するように配設され、該突出部分の
外周面の周方向に沿った所定間隔毎の複数位置(本実施
形態では3つの位置)に傾斜して形成される溝部46が
形成される略筒状部材43が装着されている(図11参
照)。この場合、略筒状部材43の内端部の両側位置
に、それぞれ係合孔47が形成された一対の係合片部4
8が一体成形されており、一方の係合片部48の係合孔
47が筐体11を構成する一方の分割体11A内周面に
形成された係合突起部(図示せず)に、他方の係合片部
48の係合孔47が他方の分割体11B内周面に形成さ
れた係合突起部(図示せず)に係合することによって、
略筒状部材43が筐体11内側に装着される。
【0050】この場合、略筒状部材43が、両分割体1
1A,11Bを結合する役割を奏し、両分割体11A,
11Bの結合強度を高めることができ、筐体11の強度
向上を図れる。前記各溝部46は、略筒状部材43の突
出部分の先端部における始端部が開放されており、始端
部から挿入された前記外蓋部20の各係合突起部27が
該外蓋部20の回動によってスライド移動して各溝部4
6の終端部に到るようになっている。この場合、一つの
溝部46の終端部の手前部分には、図13に示すよう
に、傾斜した凸部49が形成されており、外蓋部20の
一つの係合突起部27がこの凸部49を乗り越えて溝部
46の終端部に位置して係合し、蓋体12の回転後のロ
ックが行われる。
【0051】この場合、略筒状部材43の溝部46形成
側端部の一部は図11(B)に示すように切除部50と
なっており、該略筒状部材43の溝部46形成側端部は
その径が収縮するように弾性変形可能で、この弾性変形
時の復元バネ力が働く構成となっているため、上記のよ
うに、一つの係合突起部27が凸部49を乗り越える際
に、略筒状部材43の溝部46形成側端部はその径が収
縮するように弾性変形し、乗り越えた後に、復元バネ力
で溝部46の終端部位置への凸部49の係合が行われる
ようになっている。
【0052】一方、図14に示すように、正極端子板1
6に接続される接点部18は、一端部に正極端子板16
に接続される接続部を有し、筐体11内側に該筐体11
内面に沿って配設され固定される略短冊状の第1の正極
接点部材51と、筐体11の外面部に外方に拡張形成さ
れた収納溝52に収納配置され、一端部が該第1の正極
接点部材51に接触され、他端部が前記収納溝52から
筐体11に形成された孔53を介して筐体11外方に臨
まされる第2の正極接点部材54と、から構成される。
【0053】この場合、前記第1の正極接点部材51の
接続部は、別体の短冊状の接続片55から構成されてい
る。この接続片55は、筐体11内周面と略筒状部材4
3外周面に形成された浅い凹部内面との間に挟持固定さ
れ、この状態で一端部の端縁が筐体11の開放端部の端
縁から外方に露呈して、蓋体12を閉じたときに、該蓋
体12内端面に装着された正極端子板16の接触片部3
3に電気的に接触するようになっている。
【0054】又、前記負極端子バネ17に接続される接
点部は、一端部に負極端子バネ17に接続される接続部
を有し、筐体11内側に該筐体11内面に沿って配設さ
れ固定される略短冊状の第1の負極接点部材56と、前
記収納溝52に収納配置され、一端部が該第1の負極接
点部材56に接触され、他端部が前記収納溝52から筐
体11に形成された孔57を介して筐体11外方に臨ま
される第2の負極接点部材58と、から構成される。
【0055】この場合、前記第2の正極接点部材54と
第2の負極接点部材58は、それぞれ図15に示すよう
に略S字形状に屈曲形成されてバネ性が付与されてい
る。又、前記略筒状部材43は、図11に示すように、
筐体11からの突出部分と反対側端部に筐体11内部に
該筐体11の軸線方向に沿って延び、筐体11内部の前
記第1の正極接点部材51と第1の負極接点部材56を
カバーするカバー部59を有しており、このカバー部5
9の内面には円弧面59aが形成され、第1の正極接点
部材51と第1の負極接点部材56に対面する面に勾配
面59bが形成されている。
【0056】尚、筐体11の収納溝52には、回転体6
0によって回転されるネジ61が外方に突出して設けら
れており、このネジ61によってバッテリーケース10
を電子機器に着脱できるようになっており、バッテリー
ケース10の電子機器への装着時には、前記孔53を介
して筐体11外方に臨まされる第2の正極接点部材54
の端部と第2の負極接点部材58の端部がそれぞれ電子
機器側の電源供給端子に接続される。
【0057】かかる構成のバッテリーケース10におい
て、先ず蓋体12を上方から見て半時計方向に回動する
と、蓋体12が筐体11から離脱し、該筐体11の開放
部が開かれる。この状態で、電池13を下側が負極とな
るようにして、筐体11内部に落とし込んで収納させ
る。
【0058】次に、蓋体12を筐体11の開放端部に被
せてから、上方から見て時計方向に回動すると、外蓋部
20の各係合突起部27が筐体11の開放部から外方に
突出する略筒状部材43の外周面の各溝部46に挿入さ
れる。即ち、各溝部46の始端部から挿入された外蓋部
20の各係合突起部27が該外蓋部20の回動によって
スライド移動して各溝部46の終端部に至り、一つの係
合突起部27が凸部49を乗り越えて溝部46の終端部
に位置して係合し、蓋体12の回転後のロックが行われ
る。。即ち、蓋体12はねじ式に筐体11側に嵌合さ
れ、ねじを緩める如く蓋体12を回動することにより筐
体11から外れ(ヒンジ部にて繋がっているため分離す
るわけではない)、ねじを締める如く蓋体12を回動す
ることにより筐体11に嵌合固定される。
【0059】このように蓋体12を閉じた状態では、電
池13の負極が負極端子バネ17に圧接し、正極が正極
端子板16の接続片部32に圧接する。この場合、接続
片部32は、正極端子板16のベース部31から傾斜し
て立ち上げられており、バネ性が付与されているため、
電池13の正極に押されて圧縮変形し、このときのバネ
の反発力で該電池13の正極に確実に圧接される。
【0060】以上説明したバッテリーケース10によれ
ば、次のような利点がある。バッテリーケース10の筐
体11内部への電池13の出し入れを、筐体11の軸方
向の端部の開放部から行うようにしたから、電池13を
筐体11内部に落とし込むことにより、電池13の収納
が容易に行え、取り出しも、筐体11の開放部を下側に
することによって、容易に行うことができる。この場
合、筐体11内部に配設された略筒状部材43のカバー
部59の内面が円弧面59aに形成されていることによ
って、電池13の筐体11内における移動がスムーズに
なると共に、電池13の収納状態では、電池13が前記
カバー部59の円弧面59aに抑えられ、電池13が確
実に保持される。
【0061】即ち、従来のバッテリーケースのように電
池を横にし、かつ斜めにした状態で、先ず、電池の一端
の負極を負極端子バネに押し当てて圧縮変形させ、この
状態で、電池の他端を押し下げて、筐体部内に挿入し、
他端の正極を正極端子板に当接して、電池をセットする
必要がなく、電池13のセットがワンタッチで行え、電
池13のセット性に優れ、電池13の取り出し性、保持
性も良好となる。
【0062】加えて、蓋体12をねじ式で筐体11の開
放部に装着・離脱させる構成としたから、蓋体12を開
き易く、蓋体12のロック状態も確実に行われるため、
蓋体12が予期せずに簡単に開くようなことがなく、電
池13が離脱するおそれがない。
【0063】この蓋体12をねじ式で筐体11の開放部
に装着・離脱させる構成において、特に、外蓋部20の
係合突起部27の先端部内側の面に勾配面27aを設け
るようにしたため、係合突起部27が凸部49を乗り越
え易く、乗り越えて係合した後は、この係合が外れ難い
という利点がある。
【0064】尚、蓋体をねじ式で筐体の開放部に装着・
離脱させる構成とした場合、蓋体を筐体の開放部から開
いた場合、蓋体が筐体から離脱するのが一般的である。
しかし、このように、蓋体が筐体から離脱したのでは、
蓋体の紛失等が生じ、非常に思わしくない。
【0065】本発明は、これを克服するため、蓋体12
を正極端子板16が固定された外蓋部20と、該外蓋部
20の内側で前記正極端子板16の固定位置下側にて所
定角度範囲を回動自由となるように装着され、蓋体12
を開閉するためのヒンジ部の回動部が外周端に形成され
た内蓋部21とから構成することによって、蓋体12を
筐体11とヒンジ結合しつつ、ねじ式による着脱動作、
即ち、蓋体12の回動を可能にすることができたのであ
る。
【0066】又、電池13のセット時に電池13の挿入
位置が常に適正となるため、正極端子板16及び負極端
子バネ17が変形するおそれもなく、電池13の端子へ
の接触性に支障をきたさず、接触不良を引き起こすこと
がない。特に、接続片部32は、正極端子板16のベー
ス部31から傾斜して立ち上げられており、バネ性が付
与されているため、電池13の正極に押されて圧縮変形
し、このときのバネの反発力で該電池13の正極に確実
に圧接される。
【0067】又、ベース部31における接続片部32の
立ち上げ部の両側に切溝34が形成されているため、上
記のバネの反発力が強く、かつ、永年使用によってもこ
のバネのへたりが生じ難い等耐力性に優れ、接触不良を
引き起こし難い。更に、接続片部32には、非導電性材
料からなるアダプタ38が装着され、接続片部32のア
ダプタ38の陥凹部37から露呈する部分が電池13の
正極に接触する。即ち、接続片部32の電池13の正極
と接触する部分は奥まったところにあり、電池13の突
出した正極は接触可能であるが、面である負極は接触不
可能である。
【0068】このことは、電池13の正負を逆にして筐
体11内に電池を誤挿入した場合であっても、電池13
の負極が接続片部32とは接触状態とならず、逆接防止
の利点を生む。更に、上記のように、正極端子板16の
接続片部32と電池13の正極との接触が確実に行われ
る結果、電子機器の振動等によって筐体11の内側にて
電池13が動いた場合であっても、電池13が一瞬たり
とも、正極端子板16及び負極端子バネ17から離れる
おそれがなく、特に、近年のCD(コンパクトディス
ク)やMD(ミニディスク)等のようにデジタル方式の
ディスクプレーヤ装置にあっては、電池13の一瞬の非
接触状態がなくなる結果、音が飛ぶ等、音の再生に支障
をきたさず、常に的確な再生状態を得られる。
【0069】更に、上記の実施形態によると、次のよう
な利点を有する。即ち、正極端子板16に接続される接
点部18を、略短冊状の第1の正極接点部材51と、第
2の正極接点部材54と、から構成し、負極端子バネ1
7に接続される接点部を、略短冊状の第1の負極接点部
材56と、第2の負極接点部材58と、から構成するよ
うにしたから、各接点部の筐体11内におけるレイアウ
トが容易となり、筐体11内に狭いスペースに接点部を
効果的に配設することができる。
【0070】特に、第2の正極接点部材54と第2の負
極接点部材58を、それぞれ略S字形状に屈曲形成して
バネ性を付与した構成としたから、第1の正極接点部材
51と第2の正極接点部材54、第1の負極接点部材5
6と第1の負極接点部材58との接触性がそれぞれ良好
に保たれ、第2の正極接点部材54と第2の負極接点部
材58のへたり等も生じ難い等耐力性にも優れ、電気的
接触性を常時確実に維持できると共に、バネ性を付与す
るため、単純に略L字形状に折曲した場合と比較して、
第2の正極接点部材54と第2の負極接点部材58との
間隔を狭くすることができ、第2の正極接点部材54と
第2の負極接点部材58の筐体11における収納溝52
内におけるレイアウトが容易となり、収納溝52内の狭
いスペースに第2の正極接点部材54と第2の負極接点
部材58を効果的に配設することができる。
【0071】又、略筒状部材43は、突出部分と反対側
端部に筐体11内部に該筐体11の軸線方向に沿って延
び、筐体11内部の前記第1の正極接点部材51と第1
の負極接点部材56をカバーするカバー部59を設ける
ようにしたから、第1の正極接点部材51と第1の負極
接点部材56と電池13との絶縁性を確保でき、電気的
ショートの発生を確実に防止することができる。
【0072】特に、カバー部49の第1の正極接点部材
51と第1の負極接点部材56に対面する面に勾配面5
9bを形成するようにしたから、該カバー部49を第1
の正極接点部材51と第1の負極接点部材56に近接し
て配しても、勾配面59b形成部がこれらの接点部材5
1,56の逃げ部となり、筐体11内の狭いスペース内
に第1の正極接点部材51と第1の負極接点部材56と
カバー部49とを共に効果的に配設することができる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、バッテリーケースにおける蓋部の開閉構
造、正負の端子の構造等の改良を行って、電池の着脱性
の向上、電池の装着状態の安定化を図ると共に、接触不
良防止、電池の逆方向挿入時の逆接の発生防止等を図っ
て電気的接続の信頼性を高める等、製品としての信頼性
を向上し得るバッテリーケースを提供することができ
る。
【0074】請求項2に係る発明によれば、外蓋部内端
面には、周方向に沿った所定間隔毎の複数位置に突起部
を有し、内蓋部には周方向に沿った所定間隔毎の複数位
置に前記突起部がスライド自由に挿入支持される円弧状
の溝部が形成され、外蓋部の内側で内蓋部が所定角度範
囲を回動自由となるように構成したので、簡単な構成に
よって、外蓋部の内側で内蓋部を所定角度範囲をスムー
ズに回動させることができ、蓋体の回動動作を確実かつ
容易に行うことができる。
【0075】請求項3に係る発明によれば、正極端子板
を、内蓋部の溝部から突出する外蓋部の突起部が嵌め込
まれる孔を有する略円形のベース部と、該ベース部から
傾斜して立ち上げられて、電池の正極に接続される接続
片部と、から構成したので、正極端子板と電池の正極と
の接触性を確実に維持することができる。
【0076】請求項4に係る発明によれば、ベース部に
おける接続片部の立ち上げ部の両側に切溝を形成するよ
うに構成したので、接続片部のバネの反発力を強くで
き、かつ、永年使用によってもこのバネのへたりが生じ
難い等耐力性に優れ、接触不良を引き起こし難いという
利点がある。
【0077】請求項5に係る発明によれば、接続片部に
は、両端部に該接続片部の係合部が形成され、中央部に
陥凹部が形成された非導電性材料からなるアダプタが装
着され、該アダプタの陥凹部から接続片部の電池の正極
に接続される部分が露出する構成としたので、池の正負
を逆にして筐体内に電池を誤挿入した場合であっても、
逆接のおそれがない。
【0078】請求項6に係る発明によれば、外蓋部の係
合突起部の先端部内側の面に勾配を設けるように構成し
たので、外蓋部の係合突起部と略筒状部材側の溝部の係
合を確実かつスムーズに行うことができる。
【0079】請求項7に係る発明によれば、正極端子板
に接続される接点部を、一端部に正極端子板に接続され
る接続部を有し、筐体内側に該筐体内面に沿って配設さ
れ固定される略短冊状の第1の正極接点部材と、筐体の
外面部に外方に拡張形成された収納溝に収納配置され、
一端部が該第1の正極接点部材に接触され、他端部が前
記収納溝から筐体外方に臨まされる第2の正極接点部材
と、から構成される一方、負極端子バネに接続される接
点部を、一端部に負極端子バネに接続される接続部を有
し、筐体内側に該筐体内面に沿って配設され固定される
略短冊状の第1の負極接点部材と、前記収納溝に収納配
置され、一端部が該第1の負極接点部材に接触され、他
端部が前記収納溝から筐体外方に臨まされる第2の負極
接点部材と、から構成されるように構成したので、各接
点部の筐体内におけるレイアウトが容易となり、筐体内
に狭いスペースに接点部を効果的に配設することができ
る。
【0080】請求項8に係る発明によれば、第2の正極
接点部材と第2の負極接点部材を、それぞれ略S字形状
に屈曲形成されてバネ性が付与された構成としたので、
第1の正極接点部材と第2の正極接点部材、第1の負極
接点部材と第1の負極接点部材との接触性がそれぞれ良
好に保たれ、第2の正極接点部材と第2の負極接点部材
のへたり等も生じ難い等耐力性にも優れ、電気的接触性
を常時確実に維持できると共に、第2の正極接点部材と
第2の負極接点部材の筐体における収納溝内におけるレ
イアウトが容易となり、収納溝内の狭いスペースに第2
の正極接点部材と第2の負極接点部材を効果的に配設す
ることができる。
【0081】請求項9に係る発明によれば、略筒状部材
を、突出部分と反対側端部に筐体内部に該筐体の軸線方
向に沿って延び、筐体内部の第1の正極接点部材と第2
の負極接点部材をカバーするカバー部を有し、該カバー
部の第1の正極接点部材と第2の負極接点部材に対面す
る面に勾配面が、筐体内部側に面する側に円弧面を、そ
れぞれ形成するように構成したので、第1の正極接点部
材と第1の負極接点部材と電池との絶縁性を確保でき、
電気的ショートの発生を確実に防止することができ、電
池の筐体内における移動がスムーズになると共に、電池
の保持を確実に行うことができる。
【0082】請求項10に係る発明によれば、回動支持
部を、筐体の開放部外端に該筐体の外壁の一部を外側に
膨出させて拡張形成した溝部内側に形成される支持溝部
と、略筒状部材外面の爪部との間に形成される支持溝か
ら構成したので、回動支持部の強度を高めることができ
る。
【0083】請求項11に係る発明によれば、蓋体ヒン
ジ部の回動部を、前記支持溝内を軸方向にスライド自由
に構成したので、蓋体の開閉動作をスムーズに行うこと
ができる。
【0084】請求項12に係る発明によれば、筐体内周
面と略筒状部材外周面に形成された浅い凹部内面との間
には、短冊状の接続片が挟持固定され、該接続片の一端
部は前記第1の正極接点部材に接続されると共に、他端
部の端縁は筐体の開放端部の端縁から外方に露呈して、
蓋体を閉じたときに、該蓋体内端面に装着された正極端
子板の接触片部に電気的に接触するように構成したの
で、電気的接続を確実に行うことができる。
【0085】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るバッテリーケースの一実施形態
を示す図で、(A)はバッテリーケースの正面図、
(B)はその左側面図、
【図2】 同じく、(A)は右側面図、(B)は平面図
【図3】 同上のバッテリーケースの筐体を示す図で、
(A)は背面図、(B)はその右側面図
【図4】 蓋体を外した状態を示す底面図
【図5】 筐体内部を示す平面断面図
【図6】 蓋体側の構造を示す図で、(A)は平面図、
(B)はその右側面図
【図7】 外蓋部の構造を示す図で、(A)は平面図、
(B)はその右側面図、(C)は(A)中A−A矢示断
面図
【図8】 内蓋部の構造を示す図で、(A)は平面図、
(B)はその右側面図
【図9】 正極端子板の構造を示す図で、(A)は背面
図、(B)はその右側面図
【図10】 アダプタの構造を示す図で、(A)は正面
図、(B)はその左側面図
【図11】略筒状部材の構造を示す図で、(A)は正面
図、(B)はその一部断 右側面図、(示す)は底面図
【図12】蓋体のヒンジ部の構造を示す縦断面図
【図13】略筒状部材の溝部の構造を示す図で、(A)
は正面図、(B)は(A)中B−B矢示断面図
【図14】筐体内部の詳細を示す縦断面図
【図15】(A)は第2の正極接点部材の構成を示す正
面図、(B)は第2の負極接点部材の構成を示す正面図
【図16】従来のバッテリーケースの構成を透視して示
す平面図
【図17】同上のバッテリーケースの構成を透視して示
す正面図
【符号の説明】
10 バッテリーケース 11 筐体 12 蓋体 13 電池 14 電池収納室 15 ケース本体 16 正極端子板 17 負極端子バネ 18,19 接点部 20 外蓋部 21 内蓋部 23 突起部 24 支持片部 25 支軸部 26 溝部 27 係合突起部 28 回転支持穴 32 接続片部 33 接触片部 38 アダプタ 43 略筒状部材 51 第1の正極接点部材 52 収納溝 54 第2の正極接点部材 55 接続片 56 第1の負極接点部材 58 第2の負極接点部材 59 カバー部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 知広 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 佐藤 淳 東京都新宿区南町六番地 株式会社ワカ製 作所内 (72)発明者 鶴田 喜久 東京都新宿区南町六番地 株式会社ワカ製 作所内 Fターム(参考) 5H020 AA01 AS13 CC18 CC24 CV02 DD03 DD12 KK06

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が開放された筐体と該筐体の開放部
    を開閉する蓋体とからなり、電池を収納する電池収納室
    を内部に構成する開閉自由なケース本体と、前記蓋体の
    内側に装着されて電池収納室内に収納された電池の正極
    に接続される正極端子板と、前記筐体の閉塞端部内側に
    装着されて電池の負極に接続される負極端子バネと、前
    記電池収納室内において、前記正極端子板及び負極端子
    バネにそれぞれ接続されて、前記ケース本体外面部から
    外方に臨まされる一対の接点部と、を含んで構成される
    バッテリーケースであって、 前記蓋体は、内周面の周方向に沿った所定間隔毎の複数
    位置に突起部を有すると共に、前記正極端子板が固定さ
    れた外蓋部と、該外蓋部の内側で前記正極端子板の固定
    位置下側にて所定角度範囲を回動自由となるように装着
    され、蓋体を開閉するためのヒンジ部の回動部が外周端
    に形成された内蓋部とから構成され、 前記筐体の開放部の外端には前記ヒンジ部の回動部を回
    動自由に支持する回動支持部が形成される一方、その内
    部には、その開放部から一部が外方に突出するように配
    設され、該突出部分の外周面の周方向に沿った所定間隔
    毎の複数位置に傾斜して形成される溝部が形成される略
    筒状部材が装着され、 前記各溝部は、略筒状部材の突出部分の先端部における
    始端部が開放され、一つの溝部の終端部に係合部が形成
    された構成であって、始端部から挿入された前記外蓋部
    の各係合突起部が該外蓋部の回動によってスライド移動
    し、一つの係合突起部が前記一つの溝部終端部の係合部
    に係合される構成とされたことを特徴とするバッテリー
    ケース。
  2. 【請求項2】 前記外蓋部内端面には、周方向に沿った
    所定間隔毎の複数位置に突起部を有し、内蓋部には周方
    向に沿った所定間隔毎の複数位置に前記突起部がスライ
    ド自由に挿入支持される円弧状の溝部が形成され、外蓋
    部の内側で内蓋部が所定角度範囲を回動自由となること
    を特徴とする請求項1記載のバッテリーケース。
  3. 【請求項3】 前記正極端子板は、前記内蓋部の溝部か
    ら突出する外蓋部の突起部が嵌め込まれる孔を有する略
    円形のベース部と、該ベース部から傾斜して立ち上げら
    れて、電池の正極に接続される接続片部と、から構成さ
    れることを特徴とする請求項1又は2記載のバッテリー
    ケース。
  4. 【請求項4】 前記ベース部における接続片部の立ち上
    げ部の両側に切溝が形成されていることを特徴とする請
    求項3記載のバッテリーケース。
  5. 【請求項5】 前記接続片部には、両端部に該接続片部
    の係合部が形成され、中央部に陥凹部が形成された非導
    電性材料からなるアダプタが装着され、該アダプタの陥
    凹部から接続片部の電池の正極に接続される部分が露出
    することを特徴とする請求項1記載の請求項3又は4記
    載のバッテリーケース。
  6. 【請求項6】 前記外蓋部の係合突起部の先端部内側の
    面に勾配が設けられていることを特徴とする請求項1〜
    5のうちいずれか1つに記載のバッテリーケース。
  7. 【請求項7】 前記正極端子板に接続される接点部は、
    一端部に正極端子板に接続される接続部を有し、筐体内
    側に該筐体内面に沿って配設され固定される略短冊状の
    第1の正極接点部材と、筐体の外面部に外方に拡張形成
    された収納溝に収納配置され、一端部が該第1の正極接
    点部材に接触され、他端部が前記収納溝から筐体外方に
    臨まされる第2の正極接点部材と、から構成される一
    方、 前記負極端子バネに接続される接点部は、一端部に負極
    端子バネに接続される接続部を有し、筐体内側に該筐体
    内面に沿って配設され固定される略短冊状の第1の負極
    接点部材と、前記収納溝に収納配置され、一端部が該第
    1の負極接点部材に接触され、他端部が前記収納溝から
    筐体外方に臨まされる第2の負極接点部材と、から構成
    されることを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか1
    つに記載のバッテリーケース。
  8. 【請求項8】 前記第2の正極接点部材と第2の負極接
    点部材は、それぞれ略S字形状に屈曲形成されてバネ性
    が付与された構成であることを特徴とする請求項7記載
    のバッテリーケース。
  9. 【請求項9】 前記略筒状部材は、突出部分と反対側端
    部に筐体内部に該筐体の軸線方向に沿って延び、筐体内
    部の前記第1の正極接点部材と第2の負極接点部材をカ
    バーするカバー部を有し、該カバー部の第1の正極接点
    部材と第2の負極接点部材に対面する面に勾配面が、筐
    体内部側に面する側に円弧面が、それぞれ形成されたこ
    とを特徴とする請求項1〜8のうちいずれか1つに記載
    のバッテリーケース。
  10. 【請求項10】 前記回動支持部は、筐体の開放部外端
    に該筐体の外壁の一部を外側に膨出させて拡張形成した
    溝部内側に形成される支持溝部と、略筒状部材外面の爪
    部との間に形成される支持溝から構成されることを特徴
    とする請求項1〜9のうちいずれか1つに記載のバッテ
    リーケース。
  11. 【請求項11】 前記蓋体ヒンジ部の回動部は、前記支
    持溝内を軸方向にスライド自由に構成したことを特徴と
    する請求項10記載のバッテリーケース。
  12. 【請求項12】 前記筐体内周面と略筒状部材外周面に
    形成された浅い凹部内面との間には、短冊状の接続片が
    挟持固定され、該接続片の一端部は前記第1の正極接点
    部材に接続されると共に、他端部の端縁は筐体の開放端
    部の端縁から外方に露呈して、蓋体を閉じたときに、該
    蓋体内端面に装着された正極端子板の接触片部に電気的
    に接触することを特徴とする請求項1〜11のうちいず
    れか1つに記載のバッテリーケース。
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