JP2000020983A - 光学ヘッド装置及びディスク記録又は再生装置 - Google Patents

光学ヘッド装置及びディスク記録又は再生装置

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JP2000020983A
JP2000020983A JP10189321A JP18932198A JP2000020983A JP 2000020983 A JP2000020983 A JP 2000020983A JP 10189321 A JP10189321 A JP 10189321A JP 18932198 A JP18932198 A JP 18932198A JP 2000020983 A JP2000020983 A JP 2000020983A
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coil
focus coil
focus
head device
optical head
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JP10189321A
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Taizo Tateishi
泰三 建石
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小形化を図っても性能の劣化を防止し、また少
ない部品点数で性能劣化を防止することができもので、
特にチルトを押さえることができる。 【解決手段】フォーカスコイル211は略矩形状に巻回
される。この場合、磁石511,512,513,51
4に対して傾斜した辺を有するように構成される。セン
ターリブ230はフォーカスコイル211の開口の長手
方向中間部に形成され対向するコイル部を一体化して保
持し開口を仕切るように設けられる。レンズホルダ10
0はセンターリブ230と一体化されフォーカスコイル
211の長辺から突出し、レンズ取り付け部を形成して
いる。トラッキングコイル221,222はフォーカス
コイル211の一部に取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ディスク、例
えばCD、CD−R、DVD−ROM,DVD−RAM
などの情報を読み取ったり、又情報を書き込むために利
用される光学ヘッド装置及びディスク記録再生装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクの情報を読み取ったり、又光
ディスクに情報を書き込む手段として、光ヘッド装置が
開発されてきた。光学ヘッド装置は、レーザビームを集
光させて光ディスクの記録トラックに焦点を合わせると
ともに、記録トラックから反射してきた光をフォトダイ
オードにより感知して、光の強弱を電気的な変調信号に
変換している。信号処理部は、光ヘッド装置から取り出
された前記変調信号を処理し復調することにより、前記
光ディスクに記録されている情報を判定する。
【0003】この種の光ディスク記録再生装置は、小形
化が要望されている。また小形化とともにその性能の向
上も要望されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】光ヘッド装置において
小形可が要望されているが、小形化を図ったために、性
能の劣化が生じ易くなるという問題もある。
【0005】そこで、この発明は、小形化を図っても性
能の劣化を防止し得る光ヘッド装置を提供することを目
的とする。またこの発明は、少ない部品点数で性能劣化
を防止することができる光ヘッド装置及びディスク記録
又は再生装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、レンズホルダと一体になったコイル
ホルダに取り付けられており、コイルが略矩形状に巻回
されてなるフォーカスコイルと、同じく前記コイルフォ
ルダに取り付けられ、前記フォーカスコイルの長手方向
の端部にそれぞれ巻回されているトラッキングコイル
と、前記フォーカスコイルがその矩形状の開口方向(フ
ォーカス制御方法)へ微動自在であるとともに、その左
右長手方向(トラッキング制御方法)へ微動自在である
ように、前記コイルフォルダを遊端部で支持し、基端部
は、固定部材に取り付けられた支持梁機構と、前記フォ
ーカスコイルがそのトラッキング移動方向のセンター位
置から右又は左方向へ離れるにつれて、前記フォーカス
コイルに作用する磁場の強度が変化するように設定され
ており、前記フォーカスコイルの移動がセンター位置と
同じ水平姿勢を保ように前記フォーカスコイルの姿勢を
制御するチルト防止手段とを備えるものである。
【0007】またこの発明は、上記光ヘッド装置を搭載
したディスク記録又は再生装置である。
【0008】
【実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図面を参
照して説明する。
【0009】図1乃至図3を参照して全体的に説明す
る。
【0010】図1にはこの発明に係る光ヘッド装置のレ
ンズホルダ100及びコイルホルダ200部を示してい
る。レンズホルダ100とコイルホルダ200とは一体
化されており、硬質の合成樹脂(例えば液晶ポリマー)
により成形されている。レンズホルダ100は、円形開
口のレンズ保持部を有し、略矩形状のコイルホルダ20
0の長手方向の中間位置において、一辺から突出してい
る。この突出部分に、先の円形開口のレンズ保持部があ
る。
【0011】図2には、一体化しているレンズホルダ1
00とコイルホルダ200が、支持梁301、302、
303、304の遊端部により支持された状態を示して
いる。この支持梁301,302,303,304の基
端部は、合成樹脂により成形された固定部材400の側
面に固定されている。これによりコイルホルダ200
は、レンズホルダ100とともに、図示の矢印Fo1,
Fo2方向(フォーカス制御方向)、及び図示矢印Tr
1,Tr2(左右方向であるトラッキング制御方法)へ
微動制御可能である。
【0012】コイルホルダ200の開口のトラッキング
制御方向の中間部には、開口を仕切るようにセンターリ
ブ230が一体的に形成されており、コイルホルダ21
1の強度を強化している。またセンターリブ230の延
長方向にレンズホルダ100が形成されているので、レ
ンズホルダ100の固定効果が良い。
【0013】また保護シート、いわゆるパッド240が
センターリブ230の上面に沿って貼りつけられる。こ
のパッド240は、レンズホルダ100及びコイルホル
ダ200がフォーカス制御方向へ変位され、ディスクに
近づいたときに、ディスクとレンズが接触するのを防止
するために設けられている。
【0014】図3は、上記の図2の状態を平面的に見て
示している。コイルホルダ200は、略矩形状であり、
その矩形開口は、フォーカス方向を向いており、その内
周壁には、開口に合致する如く、フォーカスコイル21
1が設けられている。このフォーカスコイル211に
は、バックヨーク212が貼り付けられている。更にコ
イルホルダ200の長手方向の両端部には、トラッキン
グコイル取り付け部が形成されており、ここにトラッキ
ングコイル221,222が巻回されている。
【0015】図4には、フォーカスコイル211を取り
出して示している。フォーカスコイル211は、略矩形
状であるが、フォーカスコイル211の略矩形の形状
は、開口を正面から見た場合、長手方向の中間の前記開
口の幅Wが広くなる形状であり、左右端部に行くに従い
狭くなる形状である。よって、フォーカスコイル211
のコイル面は、理想的なフォーカス移動方向(左右に水
平に移動する方向)に対して傾斜した面211a,21
1b,211c,211dを有することになる。
【0016】フォーカスコイル211の前記傾斜は、後
述するチルト補正に重要な役割を果たしている。
【0017】図5、図6、図7は、トラッキング制御方
向へ上記コイルフォルダ200(図示せず)とともにフ
ォーカスコイル211が移動制御された状態を示してい
る。図5は、センター位置にある状態、図6はトラッキ
ングTr1方向へ制御された状態、図7はトラッキング
Tr2方向へ制御された状態を示している。
【0018】また図5乃至図7には、各部品を取りつけ
ることができ、又位置決めすることができるシャーシ5
00が示されている。このシャーシ500には、起立片
501,502,503,504が形成されている。起
立片501,503は、フォーカスコイル211の一方
の端部側に設けられ、トラッキングコイル221を間隔
を置いて挟むように設けられている。起立片502,5
04は、フォーカスコイル211の他方の端部側に設け
られ、トラッキングコイル222を間隔を置いて挟むよ
うに設けられている。さらに、各起立片501乃至50
4の各内側、つまりコイル側の面には、永久磁石51
1,512,513,514が設けられている。さら
に、フォーカスコイル211の開口の内側であって、長
手方向の両端部側には、ヨーク515、516が設けら
れている。ヨーク515,516のサイズは、フォーカ
スコイル211がトラッキング方向及びフォーカス方向
へ十分移動可能な大きさである。
【0019】図8には、フォーカスコイル211と、磁
界の分布(簡略化して点線で示している)との関係を示
している。フォーカスコイル211がセンター位置にあ
るときは、フォーカスコイル211の左右の両端には、
等しい強度の磁界が作用する。しかし、フォーカスコイ
ル211がトラッキング制御のために、Tr1,あるい
はTr2の方向へ移動したとすると、フォーカスコイル
211の左右に作用する磁界の強度が変化する。例え
ば、Tr1方向へフォーカスコイル211が移動する
と、フォーカスコイル211のTr1側の端部に対して
フォーカスコイル211を持ち上げる方向(紙面の上の
方向)への力が強くなる。これは、フォーカスコイル2
11の形状が傾斜した面211a,211b,211
c,211dを有する形状であり、この場合は、傾斜し
た面211a,211cが磁石511、513側により
近づき、その結果磁界の強度のより強い領域に進入する
からである。この結果、傾斜した面211a,211c
側の磁界による駆動力が大きくなり、傾斜した面211
b、211d側の駆動力が小さくなる。
【0020】逆に、フォーカスコイル211がTr2方
向へ移動すると、フォーカスコイル211のTr2側の
端部に対してフォーカスコイル211を持ち上げる方向
(紙面の上の方向)への力が強くなる。これは、フォー
カスコイル211の傾斜した面211b,211dが磁
石512、514側により近づき、その結果,磁界の強
度のより強い領域に進入するからである。この結果、傾
斜した面211b,211d側の磁界による駆動力が大
きくなり、傾斜した面211a、211c側の駆動力が
小さくなる。
【0021】図9は、上記の光ヘッド装置のコイルホル
ダ200及びレンズホルダ100の姿勢が、水平に安定
化される動作原理を説明するために示した図である。図
9(A)はセンターにある状態であり、フォーカスコイ
ル211は図5の状態にある。図示のTr1の方向へト
ラッキング制御が行われ、図6に示したようにフォーカ
スコイル211が移動すると、コイルホルダ200及び
レンズホルダ100の外観は、図9(B)に示すように
なる。このときコイルホルダ200は、この光ヘッド装
置の構造上の性質から図示の矢印D1の方向(傾く方
向;この傾きをチルトと称する)へ作用する。しかし本
発明の装置によると、図8でその原理を説明したよう
に、チルトを補正する方向、つまり矢印C1の方向へフ
ォーカスコイル211が機能する。この結果、コイルホ
ルダ200、レンズホルダ100は水平状態を維持でき
ることになる。
【0022】今度は、図示のTr2の方向へトラッキン
グ制御が行われ、図7に示したようにフォーカスコイル
211が移動すると、コイルホルダ200及びレンズホ
ルダ100の外観は、図9(C)に示すようになる。こ
のときコイルホルダ200は、光ヘッド装置の構造上の
性質から図示の矢印D2の方向へ傾くチルトが発生しよ
うとする。しかし本発明の装置によると、図8でその原
理を説明したように、チルトを補正する方向、つまり矢
印C2の方向へフォーカスコイル211が機能する。こ
の結果、コイルホルダ200、レンズホルダ100は水
平状態を維持できることになる。
【0023】上記したようにこの発明の装置は、フォー
カスコイル211がトラッキング制御のためにセンター
位置からずれたとき、チルトが発生しようとしても、そ
のチルトを補正し、消滅する機能を備えるものである。
【0024】図10には、さらに動作原理を説明するた
めの図を示している。
【0025】いわゆるひし形フォーカスコイル211に
よると、次に述べるようなことが言える。トラッキング
制御によりシフト量dがあると、フォーカス方向への駆
動位置がほぼdずれることになる。駆動位置としては、
コイルの2個所に存在し、その力をそれぞれfとする。
そして各個所のモーメントをMa,Mbとすると、 Ma=f×(2/L−d) Mb=f×(2/L+d) したがって本来ならば2個所の間にM=Mb−Ma=2
×f×dというモーメントの差が生じる。チルト角は、
θ=M/kθ=2×f×d/kθとなる。
【0026】しかし本発明の装置によると、上記のモー
メントの差を打消すような力が作用する。これは、上記
のfが、各個所に変化するからである。即ち、一方の力
をfa,他方をfbとすると Ma=fa×(2/L−d) Mb=fb×(2/L+d) 従って、M=Mb−Ma=(fb−fa)×2/L+
(fb+fa)×d よって、M=0,つまりチルト0が得られるように
((fb−fa)×2/L)−(fb+fa)×d=0
が成立するように設定することで、チルトが生じるのを
抑制することができる。
【0027】上記のようなチルト補正機能を実現するた
めには、上記の実施の形態のみには限定されない。各種
の実施の形態が可能である。
【0028】図11に示すように、磁石511乃至51
4を傾斜した状態で配置してもよい。この構成において
も、フォーカスコイル211がトラッキング制御方向へ
センター位置から離れたときに、フォーカスコイル21
1に作用する磁界がチルトを補正することができる。
【0029】図12はまた他の実施の形態を示してい
る。このように、矩形状のフォーカスコイル211’を
用い、磁石511乃至514の姿勢を傾斜した姿勢に設
けてもよい。
【0030】図13には、上記のレンズホルダ100及
びコイルホルダ200が型601,602により樹脂に
より成形されるときの樹脂射出ゲート611,612が
設けられる位置の例を示している。複数の樹脂射出ゲー
ト611,612を設け、しかもフォーカスコイルに対
して対象な位置に設けることにより、コイルの周りに安
定して樹脂が回り込み、コイルに変形を与えずに成形す
ることができる。
【0031】上記の光ヘッド装置は、磁石511,51
2,513,514の4つが設けられる例を示したが、
本発明はこのようなタイプに限定されるものではない。
本願発明は次に述べるようなタイプのヘッド装置にも適
用可能である。
【0032】先のヘッド装置と機能的に対応する部分に
は、できるだけ同一符号を付して説明することにする。
【0033】図14乃至図16を参照して全体的に説明
する。
【0034】図14にはこの発明に係る光ヘッド装置の
レンズホルダ100及びコイルホルダ200部を示して
いる。レンズホルダ100とコイルホルダ200とは一
体化されており、硬質の合成樹脂(例えば液晶ポリマ
ー)により成形されている。レンズホルダ100は、円
形開口のレンズ保持部を有し、略矩形状のコイルホルダ
200の長手方向の中間位置において、一辺から突出し
ている。この突出部分に、先の円形開口のレンズ保持部
がある 一体化しているレンズホルダ100とコイルホルダ20
0は、支持梁301、302、303、304の遊端部
により支持される。この支持梁301,302,30
3,304の基端部は、合成樹脂により成形された固定
部材400の側面に固定されている(図15及び図16
参照)。これによりコイルホルダ200は、レンズホル
ダ100とともに、図示の矢印Fo1,Fo2方向(フ
ォーカス制御方向)、及び図示矢印Tr1,Tr2(左
右方向であるトラッキング制御方法)へ微動制御可能で
ある。
【0035】コイルホルダ200の開口部の中間部に
は、開口を仕切るようにセンターリブ230が一体的に
形成されており、コイルホルダ200もしくはフォーカ
スコイル211自体の形態維持の強度を強化している。
またセンターリブ230の延長方向にレンズホルダ10
0が形成されているので、レンズホルダ100の固定効
果が良い。
【0036】また保護シート、いわゆるパッド240が
センターリブ230の上面に沿って貼りつけられる。こ
のパッド240は、レンズホルダ100及びコイルホル
ダ200がフォーカス制御方向へ変位され、ディスクに
近づいたときに、ディスクとレンズが接触するのを防止
するために設けられている。
【0037】図15(A)には、フォーカスコイル21
1と、トラッキングコイル221,222との関係を示
している。図15(B)には、フォーカスコイル及びト
ラッキングコイル211が、樹脂によりインサート成形
された状態を示している。コイルホルダ200は、この
例では、略矩形状であり、その矩形開口は、フォーカス
方向を向いている。図15(C)には固定部材400を
示している。
【0038】図16には、各部品がシャーシ500に取
り付けられた状態を示している。
【0039】固定部材400は、シャーシ500の所定
位置に配置固定される。固定部材400は、支持梁30
1,302,303,304を介して、コイルホルダ2
00をフォーカス制御方向、及びトラッキング制御方向
へ移動自在に支持している。シャーシ500には、ヨー
クとして機能する起立片531,532、533、53
4が形成されている。起立片531,532は、フォー
カスコイル211の開口内に位置する。起立片531,
532はセンターリブ230の両側に設けられている。
起立片533,534は、フォーカスコイル211の開
口の外側であって、レンズホルダ100の両側に設けら
れる。そして、起立片533、534は、それぞれ先の
起立片531,532にコイルを挟んでレンズホルダ1
00側の対向する位置に設けられている。さらに、起立
片531、532,533,534には、それぞれ、コ
イル側の面に磁石541,542,543,544が設
けられている。
【0040】図17には、上記の光ヘッド装置の駆動部
を平面的に示している。
【0041】この装置によると、磁石541と543の
間と、磁石542と544の間に存在する各コイル部分
に、フォーカス方向あるいはトラッキング制御方向への
駆動力が発生するポイントが存在する。つまり、この構
成は、レンズホルダをフォーカス方向あるいはトラッキ
ング制御方向へ駆動する磁場回路を構成する磁石を、コ
イルホルダ200(フォーカスコイル)の一辺側のみに
配置したために、フォーカスコイル211の開口周辺の
空間を小さくできる。またフォーカスコイル211の開
口も小さくすることができ、剛性を向上するのに有効で
ある。勿論、全体的な構成を小型化するのに有効であ
る。図16の状態から見てもわかるように、固定部材4
00とフォーカスコイル211までの空間が狭くてすむ
ようになる。
【0042】また外側の磁石543,544の形状(幅
と厚み)を大きくすることが可能であり、駆動力の向上
と、トラッキング制御によりフォーカスコイル211が
シフトした場合、チルトが生じるのを抑制することが可
能となる。つまり、フォーカスコイル211がトラッキ
ング制御方向へシフトしても磁界の強度変化が少ないよ
うな磁場を形成するのに有効である。
【0043】さらにこの実施の形態は、フォーカスコイ
ル211の端部に行くに連れて、外側の磁石543,5
44がよりコイルに近づくように傾斜して配置されてい
る。このように配置された場合、フォーカスコイル21
1がトラッキング制御方向のセンター位置にあるとき
は、フォーカスコイル211の左右の両端には、等しい
強度の磁界が作用する。しかし、フォーカスコイル21
1がトラッキング制御のために、Tr1,あるいはTr
2の方向へ移動したとすると、フォーカスコイル211
の左右に作用する磁界の強度が変化する。例えば、Tr
1方向へフォーカスコイル211が移動すると、フォー
カスコイル211のTr1側の端部に対してフォーカス
コイル211を持ち上げる方向(紙面の上の方向)への
力が強くなる。これは、磁石543に対してフォーカス
コイル211の端部がより一層接近し、磁石543と5
41との間に形成されている磁界の強度のより強い領域
に進入するからである。この結果、トラッキングコイル
211に対しては、Tr1側の磁界による駆動力が大き
くなり、Tr2側駆動力が小さくなる。
【0044】逆に、フォーカスコイル211がTr1方
向へ移動すると、フォーカスコイル211のTr2側の
端部に対してフォーカスコイル211を持ち上げる方向
(紙面の上の方向)への力が強くなる。これは、磁石5
44に対してフォーカスコイル211の端部がより一層
接近し、磁石544と542との間に形成されている磁
界の強度のより強い領域に進入するからである。この結
果、トラッキングコイル211に対しては、Tr2側の
磁界による駆動力が大きくなり、Tr1側駆動力が小さ
くなる。
【0045】上記の機能によりチルト補正が得られる。
【0046】上記した本発明の光ヘッド装置は、小型化
に有利である。小型化しても駆動機構の工夫により、つ
まり駆動機構を矩形状のフォーカスコイルの一辺に集中
させたことにより、中空部を小さくして剛性を得ること
ができる。よって、共振周波数を高くすることができ、
性能向上にも有効である。また、外側の磁石の形状を大
きくできるために駆動力の向上と共にチルトの抑制を得
ることができる。
【0047】この発明の装置はさらにセンターリブ23
0を有効に活用している。
【0048】センターリブ230を設けて、フォーカス
コイル211を補強することにより、フォーカスコイル
211の全体を取り巻くコイルホルダ200は、トラッ
キングコイル221,222を設ける側のみが強化され
ておればよい。このためにコイルホルダ200の材料を
少なくすることができ、軽量小型化に有利となる。
【0049】図18はさらにこの発明の他の実施の形態
である。
【0050】図18(A)の実施の形態は、フォーカス
コイル211の矩形状の外周を取り巻くとともに、トラ
ッキングコイル221,222の部分は包含してしまう
形のコイルホルダ200を示している。
【0051】図18(B)は、トラッキングコイル22
1,222の部分は包含し、かつフォーカスコイル21
1の一部のみを保持したコイルホルダ200の例を示し
ている。このコイルホルダ200であると、フォーカス
コイル211は大半が露出した形である。コイルは、予
め熱硬化性樹脂(エポキシ樹脂)で硬化させておく。
【0052】このタイプの光ヘッド装置であると、フォ
ーカスコイル211、トラッキングコイル221,22
2をほとんど中央部のセンターリブ230のみで保持す
ることになる。センターリブ230の延長上にレンズホ
ルダがあり、レンズ保持部分の剛性を向上できる。よっ
て共振周波数も高くすることができる。
【0053】また、樹脂であるコイルホルダの重量を低
減することができる、かつ樹脂の節約も得られる。更に
全体の軽量化が得られる。またコイルの良好な放熱効果
が得られる。
【0054】上記のように、図18(B)のようにフォ
ーカスコイル211のほとんどをむき出した状態として
も、フォーカス方向及びトラッキング方向の共振周波数
は、図18(A)のタイプとほとんど同じ特性を示し、
十分高いことが実験により確認された。
【0055】図19には、上述したフォーカスコイル2
11、トラッキングコイル221,222を上下に分割
可能な型700に入れて、コイルホルダ200を成形す
る場合の説明図である。このようにインサート成形を行
う場合、型700には、上側の型に形成された樹脂射出
ゲート701,702から樹脂が注入される。ここで樹
脂射出ゲート701,702は、矩形状のフォーカスコ
イル211の略対角格線上に対象に設けられている。こ
れにより、成形のための樹脂がコイルの周りに均一に回
りこみ、コイルの形状に変形を与えることなく、インサ
ート成形が可能である。
【0056】図20には、上記の光ヘッド装置を光学系
と共に示している。図21には、この光ヘッド装置を有
するディスク記録再生装置を単純化して示している。
【0057】図20において、光ヘッドのためのベース
1000上には、第1の光モジュール1100と第2の
光モジュール1200が搭載されている。第1の光モジ
ュール1100は、コンパクトディスク(CD)のため
の光モジュールであり、第2の光モジュール1200
は、デジタルビデオディスク(DVD)のための光モジ
ュールである。第1の光モジュール1100は、平面部
を有する第1の基板に第1の半導体レーザ、第1の回折
手段、第1の受光素子、及び第1の入出力端子部を有す
る。そして第1の入出力端子部から印加された信号に従
って第1の半導体レーザから第1のレーザ光を出射し、
光ディスクに照射されて反射してきた前記第1のレーザ
光を前記第1の回折手段で回折させて前記第1の受光素
子で受光し、この受光素子からの電気信号を前記第1の
入出力端子部1101から出力する。
【0058】前記第2の光モジュール1200は、平坦
部を有する第2の基板に第2の半導体レーザ、第2の回
折手段、第2の受光素子、及び第2の入出力端子部12
01を有し、前記第2の入出力端子部から印加された信
号に従って前記第2の半導体レーザから前記第1のレー
ザより短い波長を有する第2のレーザ光を出射し、光デ
ィスクに照射されて反射してきた前記第2のレーザ光を
前記第2の回折手段で回折させて前記第2の受光素子で
受光し、この受光素子からの電気信号を前記第2の入出
力端子部から出力する。
【0059】波長選択性反射手段(ダイクロプリズム)
1300は、前記第1のレーザ光を透過させ、前記第2
のレーザ光を反射させる。更に、立上げミラー(例えば
プリズム)1400は、レンズホルダの下に配置されて
おり、第1または第2のレーザ光をレンズホルダ100
が保持している対物レンズに向けて出射する。また、光
ディスクから反射してきた光を、波長選択性反射手段
(ダイクロプリズム)1300に向けて導く。対物レン
ズは、立上げミラー1400からのレーザ光を光ディス
クに照射するもので、フォーカスがフォーカス制御手段
により制御される。
【0060】前記対物レンズを保持するレンズホルダ1
00は、そのフォーカス方向及びトラッキング方向へ駆
動手段1500により駆動される。この駆動手段150
0は、前記第1の入出力端子1101または第2の入出
力端子部1201からの出力信号に基いて前記第1また
は第2のレーザ光が光ディスクの信号記録面に結像され
るようにフォーカスサーボ及びトラッキングサーボを含
む。フォーカスサーボループからのフォーカス制御信号
は、フォーカスコイルに供給され、トラッキングサーボ
ループからのトラッキング制御正誤信号は、トラッキン
グコイルに供給される。
【0061】上記のベース1000は、光ディスクの径
方向へ配設される送り手段1601,1602(図21
参照)に係合する係合部1001、1002を有し、第
1と第2のモジュール1100,1200、波長選択性
反射手段(ダイクロプリズム)1300と、立上げミラ
ー(プリズム)1400と、上記の駆動手段1500な
どを、光ディスクの径方向へ搬送移送することができ
る。
【0062】図21には、送り手段1601,160
2、光ディスクを載置して回転させるスピンドル180
0(スピンドルモータにより回転駆動される)、光ヘッ
ド装置の移動方向との関係を示している。第1の光モジ
ュール1100と、波長選択性反射手段1300と、立
ち上げ手段1400と、対物レンズと、駆動装置とは、
光ディスクからみて光りディスクの半径方向に垂直な方
向に配列されている。
【0063】第2の光モジュール1200と波長選択性
反射手段(ダイクロプリズム)1300との配列方向
は、光ディスクの径方向に対して斜め方向に配列されて
いる。そして、第2の光モジュール1200を支持して
いる基板1210の平面部1211の長さ方向を外装筐
体1700の厚さ方向に延接される壁部1701に対し
て平行となるように前記光モジュール1200が配置さ
れている。つまりこの装置によると、比較的光路長の短
いCD用光学系を送り手段と直角方向に配置し、CD用
よりもかなり大型化するDVD用光モジュールを外装筐
体の角部(隅部)に対応させて配置し、DVD用光モジ
ュールを基板平面部方向を外装筐体の壁部に沿って配置
することで、装置が薄型化するに従って相対的に径が拡
大してきているスピンドルによって狭くなった光ディス
ク装置の内部空間に各部品を効率よく収納できる。
【0064】またこの際、駆動装置やDVD用光モジュ
ールが一方向にまとまる配置となるので、光ヘッド装置
と光ディスク装置との電気信号の授受を行うためのフレ
キシブル基板を設けるためのベース部に、送り手段と直
角な方向の辺を有する切り欠き部1105は、CD用光
モジュールとDVD用光モジュールとの間に相当する部
位に設けることが好ましい。この切り欠き部1105の
部分に、紙面の上下方向へフレキシブル基板が配置さ
れ、フレキシブル基板裏面が切り欠き部1105に沿っ
て配置される。フレキシブル基板の一旦部の端子は、各
光モジュールの端子に接続され、他方の端部の端子は、
装置内部の基板の所定の回路に接続される。
【0065】上記の説明では、光ヘッド装置を中心に説
明したが、光ディスク装置としての特徴も備えている。
即ち、光ディスクを回転駆動するスピンドルと、光ディ
スクの径方向に配置される送り手段と、スピンドルモー
タ及びシャフトを一体に保持する外装筐体と、前記シャ
フトに係合されて設けられた光ヘッド装置という構造で
ある。
【0066】更に光学ヘッド装置のフォーカスコイルの
側部には、図示していないが、外部からの磁気を遮蔽す
る手段として、間隔を置いて囲むように磁気シールド板
が設けられている。
【0067】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
小形化を図っても性能の劣化を防止し、また少ない部品
点数で性能劣化を防止することができ、又共振周波数を
高くして性能の劣化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態の光ヘッド装置の要部
を示す斜視図。
【図2】図1の光ヘッド装置の組み立て状態を示す斜視
図。
【図3】図2の光ヘッド装置を平面的に示す図。
【図4】光ヘッド装置のフォーカスコイルを取り出して
示す図。
【図5】図2の光ヘッド装置の動作を説明するために示
した図。
【図6】同じく図2の光ヘッド装置の動作を説明するた
めに示した図。
【図7】同じく図2の光ヘッド装置の動作を説明するた
めに示した図。
【図8】同じく図2の光ヘッド装置のチルト補正原理を
説明するために示した図。
【図9】同じく図2の光ヘッド装置のチルト補正動作を
説明するために示した図。
【図10】同じく図2の光ヘッド装置のチルト補正動作
原理を説明するために示した図。
【図11】この発明の光ヘッド装置の他の実施の形態の
基本構成を示す図。
【図12】同じくこの発明の光ヘッド装置の他の実施の
形態の基本構成を示す図。
【図13】この発明の光ヘッド装置の製造技術の例を示
す説明図。
【図14】この発明の光ヘッド装置の要部を示す斜視
図。
【図15】この発明の光ヘッド装置の要部部品を分解し
て示す斜視図。
【図16】この発明の光ヘッド装置の組み立て状態を示
す斜視図。
【図17】この発明の光ヘッド装置の基本構成と動作説
明図。
【図18】この発明の光ヘッド装置の2 つの実施の形態
の基本構成を示す斜視図。
【図19】この発明の光ヘッド装置の製造技術の例を示
す説明図。
【図20】この発明の光ヘッド装置がベースに搭載され
た状態を示す図。
【図21】この発明の光ヘッド装置を光ディスク装置内
に組み込んだ様子を示す図。
【符号の説明】
100…レンズホルダ、200…コイルホルダ、211
…フォーカスコイル、221,222…トラッキングコ
イル、301〜304…支持梁、230…センターリ
ブ、240…パッド。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズホルダと一体になったコイルホル
    ダに取り付けられており、コイルが略矩形状に巻回され
    てなるフォーカスコイルと、 同じく前記コイルホルダに取り付けられ、前記フォーカ
    スコイルの長手方向の端部にそれぞれ巻回されているト
    ラッキングコイルと、 前記フォーカスコイルがその矩形状の開口方向(フォー
    カス制御方向)へ駆動自在であるとともに、その左右長
    手方向(トラッキング制御方向)へ駆動自在であるよう
    に、前記コイルフォルダを遊端部で支持するとともに基
    端部は、固定部材に取り付けられた支持梁機構と、 前記フォーカスコイルがそのトラッキング移動方向へ駆
    動するにつれて前記フォーカスコイルに作用する磁場の
    強度が変化するように設定されておりかつ前記フォーカ
    スコイルの移動に際し所定の姿勢を保つように前記フォ
    ーカスコイルの姿勢を制御するチルト防止手段とを備え
    たことを特徴とする光ヘッド装置。
  2. 【請求項2】 前記フォーカスコイルの略矩形の形状
    は、その開口の長手方向の中間の前記開口の幅が広く左
    右端部に行くに従い狭くなる形状であることを特徴とす
    る請求項1記載の光ヘッド装置。
  3. 【請求項3】 前記フォーカスコイルの略矩形の形状
    は、長手方向の対向する2辺が略平行であり、トラッキ
    ング制御が行われたときは、前記フォーカスコイルの端
    部が磁場の強い領域に進入するように磁石を前記トラッ
    キング移動方向に対して傾斜して配置されていることを
    特徴とする請求項1記載の光ヘッド装置。
  4. 【請求項4】 前記フォーカスコイルの略矩形の形状
    は、その開口の長手方向の中間の幅が広く左右端部に行
    くに従い狭くなる形状であり、 前記フォーカスコイルの開口の長手方向中間部には、前
    記コイルホルダと一体になったセンターリブが前記開口
    を仕切るように設けられており、 前記チルト防止手段として、前記センターリブにより前
    記開口に形成された2つの空間部には、それぞれヨーク
    が設けられ、また前記フォーカスコイルの端部の4隅に
    は、フォーカスコイルの長手方向の辺に沿ってかつ前記
    ヨークに対向するように、両磁石が設けられていること
    を特徴とする請求項1記載の光ヘッド装置。
  5. 【請求項5】 光ヘッド装置をベースに搭載して、前記
    ベースを搬送装置により光ディスクの半径方向へ往復移
    動させるディスク記録又は再生装置において、 前記光ヘッド装置は、 レンズを上記ディスクに向けて保持するレンズホルダ
    と、 このレンズホルダと一体的に設けられたコイルホルダ
    と、 このレンズホルダに取り付けられており、コイルが略矩
    形状に巻回されてなるフォーカスコイルと、 同じく前記コイルホルダに取り付けられ、前記フォーカ
    スコイルの長手方向の両端部にそれぞれ巻回されている
    トラッキングコイルと、 前記フォーカスコイルがその矩形状の開口方向(フォー
    カス制御方法)へ駆動自在であるとともに、その左右長
    手方向(トラッキング制御方法)へ駆動自在であるよう
    に、前記コイルフォルダを遊端部で支持するとともに基
    端部は、固定部材に取り付けられた支持梁機構と、 前記フォーカスコイルがそのトラッキング移動方向へ駆
    動するにつれて、前記フォーカスコイルに作用する磁場
    の強度が変化するように設定されておりかつ前記フォー
    カスコイルの移動に際し所定の姿勢を保つように前記フ
    ォーカスコイルの姿勢を制御するチルト防止手段とを有
    することを特徴とするディスク記録又は再生装置。
  6. 【請求項6】 前記光学ヘッド装置のフォーカスコイル
    の側部には、外部からの磁気を遮蔽する手段が設けられ
    ていることを特徴とする請求項5記載のディスク記録又
    は再生装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1359573A3 (en) * 2002-05-01 2004-12-15 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus for driving objective lens of optical pickup
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CN1327420C (zh) * 2004-09-08 2007-07-18 上海乐金广电电子有限公司 高密度光记录播放器中光拾取系统的移送装置
US7631322B2 (en) 2004-01-27 2009-12-08 Samsung Electronics Co., Ltd. Magnetic circuit, optical pickup actuator, optical recording and/or reproducing apparatus, and methods therefor

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