JP2000019266A - 腕時計ケース - Google Patents

腕時計ケース

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JP2000019266A
JP2000019266A JP10190202A JP19020298A JP2000019266A JP 2000019266 A JP2000019266 A JP 2000019266A JP 10190202 A JP10190202 A JP 10190202A JP 19020298 A JP19020298 A JP 19020298A JP 2000019266 A JP2000019266 A JP 2000019266A
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JP
Japan
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wristwatch case
trunk
fitting portion
outer shell
pin
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Withdrawn
Application number
JP10190202A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Bitou
由規 尾藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Corp
Original Assignee
Seiko Corp
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Publication date
Application filed by Seiko Corp filed Critical Seiko Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新たな部品やスペースを必要とすることな
く、腕時計ケースを構成する3つの部品を組付け一体化
できるようにすること。 【解決手段】 内胴10のかん部15、15の間に嵌入
部23を嵌合させるようにして内胴10の周面を外胴2
0で覆い、さらに、嵌入部23の間に係合突片31を挿
入するようにして外胴20の上に側30を載置した上、
かん部15と嵌入部23と係合突片31に設けた各ピン
孔16、24、32に、共通の結合ピン1を挿入してこ
れをEリング3で止めることにより、腕時計ケースを構
成する3つの部材を一体的に組付けるようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は腕時計ケースに関
し、より詳しくは、内胴と外胴と側を共通の部材により
結合する点に特徴を有する腕時計ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】腕時計ケースは一般に、胴の6時側と1
2時側に設けたかん部にバネ棒を介してバンドを取り付
けるように構成され、また、バンドの取付け部分を外胴
で覆うようにした腕時計ケースにあっては、外胴をネジ
で固定するような構造が採られている。
【0003】このように、これまでの腕時計ケースでは
組付ける部材毎に組付け位置や組付け手段を異にしてい
るため、内胴に外胴を固定するに当っては、内胴にネジ
孔を設けたり、この部分に機械的な強度を持たせるため
に周囲に肉付けをしなければならなくなって、腕時計を
必要以上に大型化させてしまうといった不都合をもたら
し、さらに、外胴とバンドとを一体化して組付けの部品
を省くようにしたものでは、バンドの動きが直接外胴に
伝わる関係上、この部材をネジ以外の手段で固定するこ
とができないといった不都合を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
バンドと一体の外胴ばかりでなくその上面を覆う側をも
共通の部材をもって内胴に同時に固定することのできる
新たな腕時計ケースを提供することにある。
【0005】また本発明の他の目的とするところは、外
胴の上面に側を設けることによって、バンドと一体の外
胴がバンドの動きに伴って生じる歪みや浮き抑えるとと
もに、外観の体裁をも整えることが可能な新たな腕時計
ケースを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はかか
る課題を達成するために、ムーブメントを収納した内胴
と、この内胴を包被する外胴と、この外胴の上面を覆う
側とからなる腕時計ケースにおいて、内胴両端のかん部
と、かん部に合致させた外胴裏面の嵌合部と、嵌合部に
合致させた側裏面の係合突片のそれぞれにピン孔を設け
るとともに、これらのピン孔に共通の結合ピンを挿通し
て内胴、外胴及び側を結合一体化するようにしたもので
ある。
【0007】
【発明の実施の形態】そこで以下に本発明の実施例につ
いて説明する。図面はいずれも本発明の一実施例を示し
たものである。
【0008】はじめに、この腕時計ケースの概要を図1
によって説明すると、この腕時計ケースは、ムーブメン
トを収納した内胴10と、バンドと一体化した外胴20
と、この外胴20の上面を覆う側30と、これらを一体
的に結合する結合ピン1、1とによって構成されてい
る。
【0009】内胴10は、硬質合成樹脂材により一体的
に形成され、その上面と下面には、内部に収容したムー
ブメントを気密に封止するためのガラス12と裏蓋13
が装着され、さらに上面一側には、時刻修正のためのリ
ューズ14が後述する側30の上面から操作することが
できるように取付けられている。
【0010】この内胴10には、これまでの腕時計ケー
スと同様に、その6時側と12時側にそれぞれ一対のか
ん部15、15が突出形成され、さらにこれらのかん部
15、15には、側面より結合ピン1を挿入するための
ピン孔16、16が穿設されている。
【0011】一方、外胴20は弾性を有するウレタンも
しくはシリコンを用いてバンド21、21と一体的に形
成されている。この外胴20は、内胴10よりも大きく
形成されていて、その裏面には、図2に示したように、
内胴10を不動に収容し得る凹部22が形成され、さら
に内胴10のかん部15、15の間に嵌入する嵌入部2
3は、かん部15の内面との間に隙間δができるよう若
干狭巾に形成されていて、この隙間δを利用してEリン
グ3を装着することができるように構成され、さらにこ
の嵌入部23の中央には、側30の裏面に突出形成した
係合突片31を挿入させるためのほぼ同巾の規制凹部2
5が形成されている。
【0012】この外胴20の表面には、ガラス12とリ
ューズ14が貫入する同形の窓孔26のほか、側30の
結合突片31を挿入するための孔27、27が設けら
れ、さらにこの外胴20の側面には、内胴10に設けた
モード切換えボタン17等を露出させるための孔28が
設けられている。
【0013】他方、この外胴20の上面を覆う側30
は、硬質のプラスチックス等を用いて外胴20とほぼ同
じ大きさの薄板として形成され、その裏面の両端には、
外胴20に設けた孔26、26を通して内胴10のかん
部15、15間に挿入するための結合突片31が突出さ
れ、またこの上面には、ガラス12及びリューズ14を
露出させるための窓孔33、34が設けられている。
【0014】これに対して、内胴10、外胴20及び側
30を一体的に結合する結合ピン1、1は、内胴10の
かん部15、外胴20の嵌入部23及び側30の結合突
片31の各ピン孔16、24、32に挿通し得る太さの
ピンとして形成され、されにこれらの結合ピン1、1に
は、内胴10のかん部15、15の内側面に当る部分に
溝2、2が設けられていて、この溝にEリング3を嵌込
むことによって脱落が抑えられるように構成されてい
る。
【0015】このように構成された実施例において、は
じめに、内胴10を嵌め込むようにしてその上に外胴2
0を被せ、ついで、その上から外胴20に設けた孔27
に結合突片31を挿入するようにして側30を載置する
と、図2に示したように、内胴10のかん部15、15
は、外胴20に設けた凹部22の内壁に接するようにし
て凹部22と嵌入部23の間に嵌入し、また、側30の
結合突片31は、外胴20の嵌入部23中央に設けた規
制凹部25内に入り込んで、内胴10及び側30は、そ
れぞれ外胴20に設けた嵌入部23を介して巾方向に位
置決めされた状態で変位することなく組付けられる。
【0016】そしてこの状態のもとで、つぎに、外胴2
0の一側に設けた孔29、29内に結合ピン1、1を挿
入すると、これらの結合ピン1、1は、内胴10のかん
部15、15、外胴20の嵌合部23、23及び側30
の係合突片32のそれぞれに設けたピン孔16、24、
32を貫通して、外胴20及び側30を内胴10の6時
側と12時側の各端部に結合一体化する。
【0017】したがって、最後に、内胴10のかん部1
5と外胴20の嵌入部23との間に設けた隙間δにピン
セット等を挿入して、結合ピン1に設けた溝2、2にE
リング3を係合すると、これらの結合ピン1、1は、脱
落が抑えられて腕時計ケースの組付けはすべて終了す
る。
【0018】なお上述した実施例では、結合ピン1を、
内胴10のかん部15と、外胴20の嵌入部23との間
に挿入した2つのEリング3によって軸方向に変位不能
に固定するようにしたものであるが、これを、外胴20
の嵌入部23と側30の係合突片32との間に挿入した
単一のEリング3によって固定するようにすることもで
き、また、内胴10への外胴20の固定手段として、上
述した実施例ではかん部15、15の間に嵌合した嵌入
部23に結合ピン1を挿入して外胴20を固定するよう
にしたものであるが、外胴20の外側に設けた孔29に
のみ結合ピン1を挿入することによって外胴20を固定
するようにすることもできる。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、内胴
両端のかん部に、外胴裏面の嵌合部及び側裏面の係合突
部を合致させるようにして組付けた上、これらに設けた
ピン孔に共通の結合ピンを挿入して全体を組付けるよう
にしたので、腕時計ケースとバンドとを結合する類の結
合ピンを利用してこれら3つの部材を同時に一体的に組
付けることを可能となして、組付けのための手間及び新
たな部品の必要を排すことができるばかりでなく、組付
けのためのスペースを不要となして、この種の腕時計ケ
ースをより小型にかつより安価に構成することができ
る。
【0020】しかも、バンドと一体の外胴がバンドの動
きに伴って歪んだり浮き上る傾向を示した場合でも、外
胴の上面を覆う側によりその変位及び変形を可能な限り
抑えるとともに、変形に伴う外観の不体裁をも同時に抑
えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す腕時計ケースの分解斜
視図である。
【図2】同上腕時計ケースの背面図である。
【図3】同上腕時計ケースを断面で示した側面図であ
る。
【符号の説明】
1 結合ピン 3 Eリング 10 内胴 15 かん部 20 外胴 23 嵌入部 30 側 31 係合突片

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ムーブメントを収納した内胴と、該内胴
    を包被する外胴と、該外胴の上面を覆う側とからなる腕
    時計ケースにおいて、 内胴両端のかん部と、該かん部に合致させた外胴裏面の
    嵌合部と、該嵌合部に合致させた側裏面の係合突片のそ
    れぞれにピン孔を設けるとともに、該各ピン孔に共通の
    結合ピンを挿通して、上記内胴、上記外胴及び上記側を
    結合一体となしたことを特徴とする腕時計ケース。
  2. 【請求項2】 上記結合ピンに溝を設けるとともに、該
    結合ピンを、上記かん部と上記嵌合部の間もしくは上記
    嵌合部と上記結合突片の間で上記溝に係合させた結合片
    により軸方向に脱落不能に取付けたことを特徴とする請
    求項1記載の腕時計ケース。
  3. 【請求項3】 上記外胴をバンドと一体的に形成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の腕時計ケース。
  4. 【請求項4】 上記外胴を弾性を有する樹脂材により形
    成したことを特徴とする請求項1記載の腕時計ケース。
JP10190202A 1998-07-06 1998-07-06 腕時計ケース Withdrawn JP2000019266A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013192566A (ja) * 2012-03-15 2013-09-30 Kaneka Corp コントローラおよびカテーテルキット
JP2016034594A (ja) * 2015-12-17 2016-03-17 株式会社カネカ コントローラ、カテーテルキット、該コントローラの使用方法
WO2017199185A1 (zh) * 2016-05-19 2017-11-23 苏国明 一种可改装的表壳

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Effective date: 20050906