JP2000019112A - エアロゾル検出装置およびその方法 - Google Patents

エアロゾル検出装置およびその方法

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JP2000019112A JP10182925A JP18292598A JP2000019112A JP 2000019112 A JP2000019112 A JP 2000019112A JP 10182925 A JP10182925 A JP 10182925A JP 18292598 A JP18292598 A JP 18292598A JP 2000019112 A JP2000019112 A JP 2000019112A
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良丸 深谷
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健司 鯉江
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聖治 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】検出対象領域内における検出能力の均一化を図
る。 【解決手段】レーザ発振装置2と、このレーザ発振装置
2からのレーザ光線L1を反射するとともに、その反射
レーザー光線L2を自身の周りを回る方向に往復移動さ
せる光走査素子3と、この光走査素子3の周りを回る方
向に往復移動するレーザ光線L2を平行往復移動するレ
ーザ光線L3として出射する光学素子4とを備え、この
光学素子4からの平行往復移動するレーザ光線L3を、
その通過領域の一部または全部が検出対象領域と一致す
るように照射し、その検出対象領域にエアロゾルが存在
する際に生ずる散乱光SLを撮像管カメラ5により撮影
し、その撮影結果をモニタ8に表示させるように構成し
たエアロゾル検出装置1とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気中に浮遊する
塵埃などのエアロゾルを検出するエアロゾル検出装置お
よびその方法に関し、例えばレーザ光線を高速で繰返し
移動または往復移動させつつその通過領域の一部または
全部が検出対象領域と一致するように照射し、その検出
対象領域内にエアロゾルが存在する際に生ずる散乱光を
検出することにより、そのエアロゾルを検出するエアロ
ゾル検出装置およびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】かかるエアロゾル検出技術として、特開
平7−35764号公報記載の技術(以下、単に先行例
という)が知られている。この先行例は、図5に示すよ
うに、レーザ発振装置101と、このレーザ発振装置1
01からのレーザ光線L10を反射するとともに、その
反射レーザ光線L11を自身の周りを所定の角度範囲で
回る方向に往復移動させる振動ミラー102とを用い、
この振動ミラー102の周りを往復移動するレーザ光線
L11を検出対象空間に照射し、その照射レーザ光線L
11の通過領域にエアロゾルが存在する際に生ずる散乱
光を撮像管カメラ103で撮影し、撮影結果を必要に応
じてビデオデッキ104で録画し、モニタ105に表示
させるものである。
【0003】また先行例では、撮像管カメラ103のレ
ンズ103Aに、照射レーザ光の波長域にだけ高い透過
率をもつフィルター103Fを取り付けることにより、
背景や照明などからの不要な光を検出しないようにして
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この先
行例のエアロゾル検出技術は、エアロゾルを正確に検出
できるものではなかった。すなわち先行例のように振動
ミラー周りを回る方向に往復移動するレーザ光線をその
通過領域が検出対象領域と合わさるように照射した場
合、第1に、レーザ光線の末端側の検出対象部位ほどレ
ーザ光線の滞在時間が短くなり、検出能力も低くなる。
第2に、振動ミラー周りを回る方向に往復移動するレー
ザ光線はその移動両端(図5にL11a,L11bで示
す)における滞在時間が他の部位と比べて特に長くな
り、当該移動両端における検出能力が相対的に高くな
る。このように検出対象領域内における検出能力が不均
一であると、正確なエアロゾル検出は不可能である。
【0005】また、先行例に係るエアロゾル検出技術
は、撮像管カメラのレンズに、照射レーザ光線の波長域
にだけ相対的に高い透過率をもつフィルターを取り付け
ることにより、背景や照明などからの不要な光を検出し
ないようにするものであるが、使用するレーザ光線の波
長域、背景や照明の波長特性、フィルターの透過率特性
の三条件が揃ったときにその効果を発揮するものであ
る。よって、使用機器および使用現場環境によっては背
景や照明などからの不要な光を検出してしまい、エアロ
ゾルを正確に検出できなくなる。
【0006】さらに、先行例のエアロゾル検出技術は、
作業員がレーザ光線の通過領域あるいはモニター表示を
継続的に観察する必要がある。ビデオデッキを用いたと
しても、作業員がその録画結果の全てをモニタに表示さ
せて目視観察することに変わりがない。そして、かかる
作業員による目視観察によってエアロゾルを検出する場
合、見落としや誤認を避けえない。よって、先行例のエ
アロゾル検出技術では、エアロゾルを正確に検出するこ
とは不可能である。また、作業員の労力も大きい。
【0007】そこで、本発明の主たる課題は、エアロゾ
ルを正確に検出しうるエアロゾル検出装置を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本第
1発明のエアロゾル検出装置は、レーザ発振装置と、こ
のレーザ発振装置からのレーザ光線を偏向させて自身の
周りを回る方向に往復移動または繰返し移動させる光走
査素子と、この光走査素子の周りを回る方向に往復移動
または繰返し移動するレーザ光線を受けて、それぞれ平
行往復移動または平行繰返し移動するレーザ光線として
出射する光学素子とを備え、この光学素子からの平行往
復移動または平行繰返し移動するレーザ光線を、その通
過領域の一部または全部が検出対象領域と一致するよう
に照射し、その検出対象領域にエアロゾルが存在する際
に生ずる散乱光を検出することにより、そのエアロゾル
を検出するように構成したことを特徴とするものであ
る。
【0009】すなわち、本第1発明装置のポイントは、
光走査素子の周りを回る方向に往復移動または繰返し移
動するレーザ光線を、それぞれ平行往復移動または平行
繰返し移動するレーザ光線とし、その平行往復移動また
は平行繰返し移動するレーザ光線をエアロゾル検出のた
めのレーザ光線としたところにある。そのため本発明装
置では、図1および図2に示すように、平行往復移動ま
たは平行繰返し移動するレーザ光線L3,L3’の滞在
時間は、検出対象領域内においてレーザ光線L3,L
3’通過方向に一定となる。よって本発明装置では、検
出対象領域内における検出能力をレーザ光線L3,L
3’通過方向に均一化することができる。
【0010】特に平行繰返し移動するレーザ光線をエア
ロゾル検出のためのレーザ光とした場合には、図2から
も分かるように、平行繰返し移動するレーザ光線L3’
の移動両端における滞在時間はその他の部位における滞
在時間と同じである。したがってこの場合、平行繰返し
移動するレーザ光線の滞在時間は平行移動方向において
も一定となるので、検出対象領域内においてより均一な
検出能力が発揮される。
【0011】このように、本第1発明のエアロゾル検出
装置は、検出対象領域内において均一な検出能力を有す
るものであるので、正確な検出が可能となり、クリーン
ルーム内の清浄度調査など、エアロゾルが存在している
か否かが分からないような場合のエアロゾル検出に特に
好適である。
【0012】本第1発明装置の好適な実施態様において
は、前記光走査素子が、ガルバノミラーまたはポリゴン
ミラーとされる。これらの光走査素子を採用した場合、
レーザ発振装置からのレーザ光線は、それぞれのミラー
により反射されるとともに、その反射レーザ光線はそれ
ぞれの装置周りを回る方向に往復移動または繰返し移動
される。これらの光走査素子は、高速で反射レーザ光線
を自身の周りを回る方向に往復移動または繰返し移動さ
せることができるので、検出対象領域を通過するエアロ
ゾルをもれなく照射して検出することができる。
【0013】また、本発明装置の好適な実施態様におい
ては、安価であるとの観点から、前記光学素子が、凸レ
ンズ、組合せレンズ、または凹面ミラーとされる。
【0014】さらに、本発明装置の好適な実施態様にお
いては、前記検出対象領域にエアロゾルが存在する際に
生ずる散乱光を検出するにあたり、その背景となる領域
に無反射背景を設置する。これにより、検出対象領域に
おける背景が均一となるので検出能力がさらに均一化
し、かつエアロゾルにより散乱された散乱光と背景との
コントラストが増大するので、正確な検出が可能とな
る。
【0015】例えば自然に発生する微小かつ微量のエア
ロゾルの検出に使用するためには、少なくとも、粒径が
0.3μm以上のエアロゾルを検出することができるの
が好ましい。
【0016】本発明装置の好適な実施態様においては、
前記検出対象領域を撮影する撮像管カメラを備え、この
撮像管カメラの撮影結果に基づいてエアロゾルを検出す
るように構成するのが好ましい。他のカメラ等により散
乱光を検出することもできるが、微小な散乱光を検出す
るためには、アナログ画像信号を得ることのできる撮像
管カメラを採用するのが好ましい。
【0017】この場合において、前記撮像管カメラはア
バランシェ撮像管を用いた撮像管カメラであるのは好ま
しい。また、前記撮像管カメラによる撮影画像信号をア
ナログ微分処理するアナログ微分処理装置を備え、この
アナログ微分装置による微分処理画像に基づいてエアロ
ゾルを検出するように構成するのも好ましい。さらに、
前記撮像管カメラのレンズに、前記検出対象領域以外の
領域を撮影しないように遮るレンズフードを取り付けて
なるのも好ましい。これらの構成により、検出能力の向
上を図ることができる。
【0018】前記撮像管カメラによる撮影画像を複数コ
マ累積して累積画像を作成する画像累積処理装置を備
え、この画像累積処理装置による累積画像に基づいてエ
アロゾルを検出するように構成すると、検出したエアロ
ゾルの全てを例えば1画面(1コマ)で表示させること
ができるので、目視観察を行ったとしても見落としや誤
認を低減でき、また作業員の労力を軽減することができ
る。さらに、例えばエアロゾルの軌跡観察を容易に行う
ことができる。
【0019】前記撮像管カメラによる撮影画像に基づい
て、前記検出対象領域からの散乱光数を自動計数するこ
とにより、エアロゾル粒子数を自動計数する自動計数装
置を備えると、作業員による目視観察によらず自動でエ
アロゾル粒子数を計数できるので、正確にエアロゾルを
検出しうるとともに、作業員の労力軽減または省力化を
図ることができるようになる。
【0020】ここに、上述の無反射背景、画像累積処理
装置および自動計数装置については、上述の本第1発明
の装置に限定せず、他のエアロゾル検出装置に適用する
ことも提案する。すなわち、本第2発明のエアロゾル検
出装置は、検出対象領域に光を照射する手段と、その検
出対象領域にエアロゾルが存在する際に生じる散乱光を
検出する散乱光検出手段とを備え、この散乱光検出手段
による散乱光検出結果に基づいてエアロゾルを検出する
ように構成したエアロゾル検出装置において、前記散乱
光を検出するにあたりその背景となる領域に、無反射背
景を設置したことを特徴とするものである。
【0021】また、本第3発明のエアロゾル検出装置
は、検出対象領域に光を照射する手段と、その検出対象
領域にエアロゾルが存在する際に生じる散乱光を撮影す
る撮像管カメラとを備え、この撮像管カメラの散乱光撮
影結果に基づいてエアロゾルを検出するように構成した
エアロゾル検出装置において、前記撮像管カメラによる
撮影画像を複数コマ累積して累積画像を作成する画像累
積処理装置を備え、この画像累積処理装置による累積画
像に基づいてエアロゾルを検出するように構成したこと
を特徴とするものである。
【0022】さらに、本第4発明のエアロゾル検出装置
は、検出対象領域に光を照射する手段と、その検出対象
領域にエアロゾルが存在する際に生じる散乱光を撮影す
る撮像管カメラとを備え、この撮像管カメラの散乱光撮
影結果に基づいてエアロゾルを検出するように構成した
エアロゾル検出装置において、前記撮像管カメラによる
撮影画像に基づいて、前記検出対象領域からの散乱光数
を自動計数することにより、エアロゾル粒子数を自動計
数する自動計数装置を備えたことを特徴とするものであ
る。
【0023】他方、本発明のエアロゾル検出方法は、レ
ーザ発振装置と、このレーザ発振装置からのレーザ光線
を偏向させて自身の周りを回る方向に往復移動または繰
返し移動させる光走査素子と、この光走査素子の周りを
回る方向に往復移動または繰返し移動するレーザ光線を
受けてそれぞれ平行往復移動または平行繰返し移動する
レーザ光線として出射する光学素子とを用い、この光学
素子からの平行往復移動または平行繰返し移動するレー
ザ光線を、その通過領域の一部または全部が検出対象領
域と一致するように照射し、その検出対象領域にエアロ
ゾルが存在する際に生ずる散乱光を検出することによ
り、そのエアロゾルを検出することを特徴とする方法で
ある。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照しつつ詳述する。図1は、本第1発明
に係るエアロゾル検出装置例1を示しており、このもの
は、レーザ発振装置2と、このレーザ発振装置2からの
レーザ光線L1を偏向させて自身の周りを回る方向に往
復移動させる光走査素子3と、この光走査素子3の周り
を回る方向に往復移動するレーザ光線L2を受けて平行
往復移動するレーザ光線L3として出射する光学素子4
とを備えている。
【0025】先ず、レーザ発振装置2としては種々のも
のを用いることができるが、連続発振が得られ、かつ高
い出力が容易に得られる点でアルゴンレーザ発振装置を
用いるのが好ましい。もちろん、Nd−YAGレーザ発
振装置などの他のレーザ発振装置を用いることもでき
る。
【0026】レーザ光の使用波長は、紫外(波長390
nm以下)や赤外(800nm以上)領域でも良いが、
可視領域のものが好ましい。すなわち、紫外領域の波長
を有するレーザ光線は、空気中でオゾンを発生させる点
や、視力障害を引き起こすおそれがある点、半導体製造
で用いるフォトレジストの反応波長が紫外領域にある
(365nm)点などから、使用場所等が限られてしま
う。また、赤外線は、周囲の物体を加熱してしまうおそ
れがあること、および高温物体や照明灯表面からも盛ん
に放射されているので散乱光の検出が困難となることか
ら、通常の検出対象空間での使用には不向きである。
【0027】次に、図1に示す光走査素子3は、所定の
速さで振動するミラー3Aを有し、レーザ発振装置2か
らのレーザ光線L1を反射するとともに、その反射レー
ザ光線L2を自身の周りを回る方向に所定角度範囲でか
つ所定の速さで往復移動させるものである。すなわちミ
ラー3Aからの反射レーザ光線は、ミラー3Aの回転軸
を中心とする扇形の反射レーザ光線通過領域において一
方の半径方向端縁と他方の半径方向端縁とを往復するよ
うに揺動する。このミラー3Aの振動の速さは特に限定
されないが、粒径が0.3μmのエアロゾルを検出可能
とするためには振動数で60Hz以上であるのが好まし
い。かかる振動数でミラーを振動しうる光走査素子の具
体例としてはガルバノミラーがある。
【0028】なお、本発明の光走査素子3としては、図
2に示すように、所定の速さで回転駆動される多角柱状
鏡3A’を有するいわゆる回転鏡型光偏向器3’(ポリ
ゴンミラー)を用いることもできる。この場合、同図に
示すように、レーザ発振装置2からのレーザ光線L1
が、回転する多角柱状鏡3A’により反射されるととも
に、その反射レーザ光線L2’は回転鏡型光偏向器3’
の周りを回る方向に所定角度範囲でかつ所定の速さで繰
返し移動され(すなわち、多角柱状鏡3A’の回転軸を
中心とする扇形の反射レーザ光線通過領域において一方
の半径方向端縁から他方の半径方向端縁への片方向移動
が繰返しなされる)、この繰返し移動するレーザ光線L
2’が光学素子4によって平行繰返し移動するレーザ光
線L3’とされる。1’はエアロゾル検出装置を示して
いる。
【0029】光学素子4としては、光走査素子3,3’
の周りを回る方向に往復移動または繰返し移動するレー
ザ光線L2,L2’を受けてそれぞれ平行往復移動また
は平行繰返し移動するレーザ光線L3,L3’として出
射しうるものであれば特に限定されないが、例えば図1
に示す円筒面平凸レンズなどの各種の凸レンズを用いる
ことができる。また、図3に示すf(θ)レンズ4’な
どの各種組み合わせレンズや、図4に示すような全反射
円筒凹面ミラー40などの各種凹面ミラーを用いること
もできる。なお、図3および図4には光走査素子3,
3’は示していない。
【0030】他方、検出に際しては、光学素子4からの
平行往復移動するレーザ光線L3(回転鏡型光偏向器を
用いた場合には平行繰返し移動するレーザ光線L3’)
を、その通過領域の一部または全部が検出対象領域と一
致するように検出対象空間に照射する。検出対象領域に
エアロゾルが存在すると、その部位を通るレーザ光線L
3(もしくはL3’)がエアロゾルにより散乱される。
よって、その散乱光SLを検出することによりエアロゾ
ルを検出することができる。
【0031】図示例では、散乱光検出装置として検出対
象領域を撮影する撮像管カメラ5を用いるとともに、こ
の撮像管カメラ5(特にアバランシェ撮像管を用いた高
感度撮像管カメラが好適)の撮影結果をモニタ8に表示
させ、その表示に基づいて散乱光を検出するように構成
している。しかし、他の散乱光検出装置、例えばCCD
カメラや写真機などを用いることもできる。また、これ
ら撮像管カメラ5、CCDカメラまたは写真機等による
撮影結果は、モニタ8に表示させる他、図示しないプリ
ンタで印刷したり、図示しないビデオで録画したり、現
像・プリントしたりして、その表示等を観察することに
より散乱光SLを検出することができる。場合によって
は、検出対象領域を直接に目視観察することにより散乱
光SLを検出することもできる。なお、撮像管カメラ5
等により散乱光SLを撮影等する場合、その撮影方向と
平行往復移動するレーザ光線L3(または平行繰返し移
動するレーザ光線L3’)の通過領域との角度は、図示
例では直角とされているが、必要に応じて他の角度とす
ることができる。
【0032】図1に示すエアロゾル検出装置1では、平
行往復移動レーザ光線L3の滞在時間は、検出対象領域
内においてレーザ光線L3通過方向に一定である。よっ
て本発明装置では、検出対象領域内における検出能力を
レーザ光線L3通過方向に均一化することができる。
【0033】特に図2に示すエアロゾル検出装置1’に
おいては、平行繰返し移動するレーザ光線L3’の滞在
時間は、検出対象領域内においてレーザ光線L3’通過
方向に一定であるとともに、平行移動方向においても一
定(移動両端における滞在時間はその他の部位における
滞在時間と同じ)であるので、検出対象領域内において
より均一な検出能力が発揮される。
【0034】このように、本発明に係るエアロゾル検出
装置1および1’は、検出対象領域内において均一な検
出能力を有するものであるため、正確な検出が可能であ
り、特にクリーンルーム内の清浄度調査など、エアロゾ
ルが存在しているか否かが分からないような場合のエア
ロゾル検出に特に好適である。
【0035】他方、撮像管カメラ5を用いる場合、図示
するようにアナログの撮影画像信号をアナログ微分処理
するアナログ微分処理装置6を用い、このアナログ微分
装置6による微分処理画像をモニタ8に表示させる等し
て、エアロゾルを検出するようにすることを推奨する。
微分処理によって撮影画像信号の高域周波数成分のみを
強調することにより、より微小なエアロゾルからの散乱
光を検出できるようになる。よって、エアロゾルの検出
能力が向上する。なお、アナログ微分は、リアルタイム
処理でもバッチ処理でも良い。また、アナログ微分処理
装置は撮像管カメラに内蔵されていても良い。
【0036】また、撮像管カメラ5による撮影画像を複
数コマ累積して累積画像を作成する画像累積処理装置7
を用い、この画像累積処理装置7による累積画像をモニ
タ8に表示させる等してエアロゾルを検出すると、検出
したエアロゾルの全てを例えば1画面(1コマ)で表示
させることができるので、目視観察を行ったとしても見
落としや誤認を低減でき、また作業員の労力を軽減する
ことができる。さらに、例えばエアロゾルの軌跡観察を
容易に行うことができる。
【0037】さらに、撮像管カメラ5による撮影画像に
基づいて、検出対象領域からの散乱光数を自動計数する
ことにより、エアロゾル粒子数を自動計数する自動計数
装置(図示せず)を用いると、モニタ8等の表示手段の
観察なしに、エアロゾル粒子数を自動で計数できるよう
になる。よって、作業員による目視観察が実質的に必要
なくなり、正確にエアロゾルを検出しうるとともに作業
員の労力軽減または省力化を図ることができるようにな
る。しかし、この場合にもモニタ8等の表示手段を併用
することもできる。
【0038】好適には、撮像管カメラ5のレンズ5A
に、検出対象領域以外の領域を撮影しないように遮るレ
ンズフード5Bを取り付ける。これにより、検出対象領
域のみを撮影することができ、検出対象領域の周囲から
の光がレンズ5Aに入射することがなくなり、撮影画像
のコントラストが増すので、検出能力が向上する。
【0039】さらに好適には、検出対象領域にエアロゾ
ルが存在する際に生ずる散乱光を検出するにあたりその
背景となる領域に無反射背景9を設置する。無反射背景
9は、少なくともレーザー発振装置2の発振波長の光に
対して実質的に無反射のものを用いる。具体例としては
いわゆる黒布がある。これにより、背景からの反射光等
が低減し、撮影画像のコントラストが増すことになる。
また、背景が均一となるので検出能力の均一性も向上す
る。よって、無反射背景9の設置によってもエアロゾル
を正確に検出できるようになる。なお、この無反射背景
9や前述のレンズフード5Bは、使用装置の特性や使用
現場の環境にほとんど左右されずに、エアロゾル検出の
正確化を図ることができるものである。
【0040】ここに、本発明者らが、本発明に係るエア
ロゾル検出装置で検出可能なエアロゾルの下限粒径につ
いて調べたところ、ガルバノミラー(振動数60H
z)、アバランシェ撮像管を用いた高感度撮像管カメ
ラ、アナログ微分装置、レンズフードおよび無反射背景
を用いた場合において確実に検出可能なエアロゾルの下
限粒径は0.3μmであった。なお、この実験は、本発
明者らが第16回空気清浄とコンタミネーションコント
ロール研究大会(日本空気清浄協会主催)において平成
10年4月17日の論文「製造装置内部及び装置廻りじ
ん埃挙動可視化」をもって発表した方法により確認した
ものである。
【0041】<その他> (A)本発明のエアロゾル検出装置は、上述のように使
用装置の特性や使用現場環境の影響受けず検出能力が高
いものであるので、例えば半導体製造工場におけるクリ
ーンルームの清浄度検査(フィルターリーク検査など)
や、食品工場内における塵埃検出など、自然に発生する
粒径および粒子濃度が未知のエアロゾル検出に好適に用
いることができる。また、本発明のエアロゾル検出装置
は、前述の特開平7−35764号公報に開示されるよ
うに、人為的に生成したエアロゾル(微小水滴ミスト)
を用いて気流を可視化することに対しても、もちろん使
用することができる。
【0042】(B)また本発明においては、レーザ発振
装置2からのレーザ光線L1、光走査素子3によりその
周りを回る方向に往復移動または繰返し移動されるレー
ザ光線L2,L2’、光学素子4からの平行往復移動ま
たは平行繰返し移動するレーザ光線L3,L3’、およ
び検出対象領域からの散乱光の少なくとも1つを、装置
の設置環境・設置態様に応じて、レンズやミラー等の適
宜の光学素子を用いて偏向、集光等することができる。
【0043】(C)他方、前述の無反射背景9の設置、
画像累積処理装置7の利用および自動計数装置の利用す
ることについては、前述の図示例以外の他のエアロゾル
検出装置に対して適用することも提案する。
【0044】(C−1)他のエアロゾル検出装置として
は、検出対象領域に光を照射する手段と、その検出対象
領域にエアロゾルが存在する際に生じる散乱光を検出す
る散乱光検出手段とを備え、この散乱光検出手段による
散乱光検出結果に基づいてエアロゾルを検出するように
構成したものであれば良い。この例としては、前述の特
開平7−35764号公報記載のエアロゾル検出装置の
ように振動ミラーによりその周りを回る方向に往復移動
するレーザ光線を検出対象領域に照射するもののほか、
振動ミラーによりその周りを回る方向に繰返し移動する
レーザ光線を検出対象領域に照射するものや、ストロボ
光を検出対象領域に照射するものなどがある。
【0045】かかるエアロゾル検出装置においては、図
示しないが、散乱光を検出するにあたりその背景となる
領域に無反射背景を設置することにより、検出能力がよ
り均一となるとともにコントラストが向上し、正確な検
出が可能となる。
【0046】(C−2)また、図示しないが、検出対象
領域にエアロゾルが存在する際に生じる散乱光を検出す
るにあたり、撮像管カメラを用いるエアロゾル検出装置
においては、撮像管カメラによる撮影画像を複数コマ累
積して累積画像を作成する画像累積処理装置を設け、こ
の画像累積処理装置による累積画像に基づいてエアロゾ
ルを検出するように構成したり、撮像管カメラによる撮
影画像に基づいて検出対象領域からの散乱光数を自動計
数することによりエアロゾル粒子数を自動計数する自動
計数装置を設けることによって、エアロゾル検出を正確
に行えるようになるとともに、作業員の労力軽減を図る
ことができる。
【0047】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、検出対
象領域内における検出能力の均一性が向上すること、検
出能力およびその均一性が使用機器および使用現場の環
境による影響をほとんど受けずに向上すること、および
作業員の目視観察が不要となること等によって、エアロ
ゾルの正確な検出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエアロゾル検出装置例を示す斜視
図である。
【図2】他の光走査素子を用いた、本発明に係るエアロ
ゾル検出装置例を示す斜視図である。
【図3】他の光学素子を示す正面図である。
【図4】他の光学素子を示す正面図である。
【図5】従来のエアロゾル検出装置を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…エアロゾル検出装置、2…レーザ発振装置、3…光
走査素子、4…光学素子、5…撮像管カメラ、6…アナ
ログ微分装置、7…画像累積処理装置、8…モニタ、9
…無反射背景。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鯉江 健司 東京都中央区日本橋本石町4丁目4番20号 三井第二別館 新日本空調株式会社内 (72)発明者 伊藤 聖治 東京都中央区日本橋本石町4丁目4番20号 三井第二別館 新日本空調株式会社内 Fターム(参考) 2G059 AA01 BB01 CC20 EE02 GG01 JJ11 JJ13 JJ30 KK04 KK10 MM01

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザ発振装置と、このレーザ発振装置か
    らのレーザ光線を偏向させて自身の周りを回る方向に往
    復移動または繰返し移動させる光走査素子と、この光走
    査素子の周りを回る方向に往復移動または繰返し移動す
    るレーザ光線を受けて、それぞれ平行往復移動または平
    行繰返し移動するレーザ光線として出射する光学素子と
    を備え、 この光学素子からの平行往復移動または平行繰返し移動
    するレーザ光線を、その通過領域の一部または全部が検
    出対象領域と一致するように照射し、その検出対象領域
    にエアロゾルが存在する際に生ずる散乱光を検出するこ
    とにより、そのエアロゾルを検出するように構成したこ
    とを特徴とするエアロゾル検出装置。
  2. 【請求項2】前記光走査素子が、ガルバノミラーまたは
    ポリゴンミラーである請求項1記載のエアロゾル検出装
    置。
  3. 【請求項3】前記光学素子が、凸レンズ、組合せレン
    ズ、または凹面ミラーである請求項1または2記載のエ
    アロゾル検出装置。
  4. 【請求項4】前記検出対象領域にエアロゾルが存在する
    際に生ずる散乱光を検出するにあたり、その背景となる
    領域に無反射背景を設置してなる請求項1〜3のいずれ
    か1項記載のエアロゾル検出装置。
  5. 【請求項5】少なくとも、粒径が0.3μm以上のエア
    ロゾルを検出することができる請求項1〜4のいずれか
    1項記載のエアロゾル検出装置。
  6. 【請求項6】前記検出対象領域を撮影する撮像管カメラ
    を備え、この撮像管カメラの撮影結果に基づいてエアロ
    ゾルを検出するように構成した請求項1〜5のいずれか
    1項記載のエアロゾル検出装置。
  7. 【請求項7】前記撮像管カメラはアバランシェ撮像管を
    用いた撮像管カメラである請求項6記載のエアロゾル検
    出装置。
  8. 【請求項8】前記撮像管カメラによる撮影画像信号をア
    ナログ微分処理するアナログ微分処理装置を備え、この
    アナログ微分装置による微分処理画像に基づいてエアロ
    ゾルを検出するように構成した請求項6または7記載の
    エアロゾル検出装置。
  9. 【請求項9】前記撮像管カメラのレンズに、前記検出対
    象領域以外の領域を撮影しないように遮るレンズフード
    を取り付けてなる請求項6〜8のいずれか1項記載のエ
    アロゾル検出装置。
  10. 【請求項10】前記撮像管カメラによる撮影画像を複数
    コマ累積して累積画像を作成する画像累積処理装置を備
    え、この画像累積処理装置による累積画像に基づいてエ
    アロゾルを検出するように構成した請求項6〜9のいず
    れか1項記載のエアロゾル検出装置。
  11. 【請求項11】前記撮像管カメラによる撮影画像に基づ
    いて、前記検出対象領域からの散乱光数を自動計数する
    ことにより、エアロゾル粒子数を自動計数する自動計数
    装置を備えた請求項6〜10のいずれか1項記載のエア
    ロゾル検出装置。
  12. 【請求項12】検出対象領域に光を照射する手段と、そ
    の検出対象領域にエアロゾルが存在する際に生じる散乱
    光を検出する散乱光検出手段とを備え、この散乱光検出
    手段による散乱光検出結果に基づいてエアロゾルを検出
    するように構成したエアロゾル検出装置において、 前記散乱光を検出するにあたりその背景となる領域に、
    無反射背景を設置したことを特徴とするエアロゾル検出
    装置。
  13. 【請求項13】検出対象領域に光を照射する手段と、そ
    の検出対象領域にエアロゾルが存在する際に生じる散乱
    光を撮影する撮像管カメラとを備え、この撮像管カメラ
    の散乱光撮影結果に基づいてエアロゾルを検出するよう
    に構成したエアロゾル検出装置において、 前記撮像管カメラによる撮影画像を複数コマ累積して累
    積画像を作成する画像累積処理装置を備え、この画像累
    積処理装置による累積画像に基づいてエアロゾルを検出
    するように構成したことを特徴とするエアロゾル検出装
    置。
  14. 【請求項14】検出対象領域に光を照射する手段と、そ
    の検出対象領域にエアロゾルが存在する際に生じる散乱
    光を撮影する撮像管カメラとを備え、この撮像管カメラ
    の散乱光撮影結果に基づいてエアロゾルを検出するよう
    に構成したエアロゾル検出装置において、 前記撮像管カメラによる撮影画像に基づいて、前記検出
    対象領域からの散乱光数を自動計数することにより、エ
    アロゾル粒子数を自動計数する自動計数装置を備えたこ
    とを特徴とするエアロゾル検出装置。
  15. 【請求項15】レーザ発振装置と、このレーザ発振装置
    からのレーザ光線を偏向させて自身の周りを回る方向に
    往復移動または繰返し移動させる光走査素子と、この光
    走査素子の周りを回る方向に往復移動または繰返し移動
    するレーザ光線を受けてそれぞれ平行往復移動または平
    行繰返し移動するレーザ光線として出射する光学素子と
    を用い、 この光学素子からの平行往復移動または平行繰返し移動
    するレーザ光線を、その通過領域の一部または全部が検
    出対象領域と一致するように照射し、その検出対象領域
    にエアロゾルが存在する際に生ずる散乱光を検出するこ
    とにより、そのエアロゾルを検出することを特徴とする
    エアロゾル検出方法。
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