JP2000019036A - カード型面圧力分布検出機器のケース及び薄膜フィルム - Google Patents
カード型面圧力分布検出機器のケース及び薄膜フィルムInfo
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Abstract
ード型面圧力分布検出機器のケースを提供する。 【解決手段】 カード型面圧力分布検出機器のフレーム
2は、面圧力分布検出電極6を収容すると共に、コネク
タ部3bを設けた薄板状の検出部3と、被検体挿入部4
とを備えている。被検体挿入部4は、検出部3に固定さ
れる薄板状のフレーム23と、面圧力分布検出電極6と
対向してフレーム23を厚み方向に貫通するように設け
られ、かつ可撓性フィルム16により塞がれた窓部30
と、フレーム2の可撓性フィルム16に対して面圧力分
布検出電極6とは反対側に設けられ、窓部30を開閉す
る手動操作可能なシャッタ20とを備える。
Description
の施錠装置や、コンピュータのセキュリティ・システム
等における個人を識別するための指紋検出や、印影等の
検出のために使用されるカード型面圧力分布検出機器に
関するものである。
には、所定の情報を記憶させた磁気カードを読み取り装
置に挿通することにより施錠や解錠を行うようにしたも
のがある。また、各種コンピュータのセキュリティ・シ
ステムには、使用を許可された者にパスワードを割り当
て、そのパスワードを入力しなければ、システムの起動
やプログラムへのアクセスをできないようにしたものが
ある。さらに、人間の指の指紋は個人で異なり、同一の
ものは存在しないことを利用し、光学的に読み取った指
紋パターンにより個人を識別する施錠装置やセキュリテ
ィ・システムも提案されている。
ドの場合、不正に磁気カードを入手した者が使用しても
施錠や解錠が可能である。同様に、上記各種コンピュー
タにおけるパスワードを利用したセキュリティ・システ
ムの場合、不正にパスワードを知った者が、そのパスワ
ードを入力してもシステムの起動等が可能である。一
方、上記光学的に指紋パターンを読み取る場合、レーザ
光源、プリズム等のの高価な機器が必要である。また、
レーザ光源等は比較的大型であるため、携帯することが
できない。さらに、光学的方法では、指紋パターンの検
出精度が充分でない。
めになされたものであり、指紋や印鑑の跡(印影)を高
精度で識別するために使用可能な小型のカード型面圧力
分布検出機器のケースを提供することを課題としてい
る。
に、本発明は、被検体を可撓性フィルムを介して面圧力
分布検出電極に押し付けると、可撓性フィルムに設けた
導電層との接触、非接触に応じて、被検体表面の圧力分
布に対応する信号を面圧力分布検出電極が出力し、該出
力信号はコネクター部を介して外部機器に出力されるカ
ード型面圧力分布検出機器において、上記面圧力分布検
出電極を収容すると共に、上記コネクタ部を設けた薄板
状の検出部と、被検体挿入部とを備え、該被検体挿入部
は、上記検出部に固定される薄板状のフレームと、上記
面圧力分布検出電極と対向してフレームを厚み方向に貫
通するように設けられ、かつ上記可撓性フィルムにより
塞がれた窓部と、上記フレームの可撓性フィルムに対し
て面圧力分布検出電極とは反対側に設けられ、上記窓部
を開閉する手動操作可能なシャッタとを備えることを特
徴とするカード型面圧力分布検出機器のケースを提供す
るものである。
印鑑等がある。
出電極により圧力分布を検出するため、被検体表面の圧
力分布を確実に検出することができる。また、このカー
ド型面圧力分布検出機器は、薄板状の検出部と被検体挿
入部とからなるため小型であり、容易に携帯することが
できる。さらに、面圧力分布検出電極により圧力分布を
検出するため、光学的方法の場合のような大型で高価な
機器は不要であり、簡易かつ安価である。さらにまた、
外部機器は、面圧力分布検出電極からの出力信号の処理
手段等を備え、かつ上記コネクタ部を接続可能であれ
ば、その種類は特に限定されない。よって、本発明は、
施錠装置、コンピュータ等の各種の装置に汎用すること
ができる。また、窓部を開閉する手動操作可能なシャッ
タを設けたため、非使用時や携帯時の可撓性フィルムの
損傷を防止することができる。
シャッタは、上記ガイド溝内を往復移動可能なつまみ部
と、該つまみ部と連動して上記窓部を開閉するシャッタ
本体とを備え、上記ガイド溝は、上記窓部から離れた位
置に設けられていることが好ましい。
ら離れた位置に設けられているため、つまみ部を操作し
てシャッタを開閉する際に、操作者の指が可撓性フィル
ムに誤って接触するのを防止することができる。
フレームを厚み方向に貫通するように設けられ、可撓性
フィルムにより塞がれた窓部と、該窓部を開閉する手動
操作可能なシャッタとを備える面圧力分布検出機器のケ
ースを提供するものである。
では、面圧力分布検出電極を外部機器に設けておき、窓
部が面圧力分布検出電極と対向するように外部機器上に
上記薄板状のフレームを配置し、シャッタを開放して被
検体表面の圧力分布の検出を行う。
器に、該カード型面圧力分布検出機器内に収容された面
圧力分布検出電極と微小間隔を隔てて対向するように取
り付ける可撓性フィルムとして使用される薄膜フィルム
であって、該薄膜フィルムよりも厚みが大きいベースフ
ィルム上に粘着剤により貼り付けられると共に、該ベー
スフィルムと反対側に薄膜導電層が形成されており、上
記カード型面圧力検出機器への取付時にはベースフィル
ムを除去し、かつ、上記粘着剤が除去したベースフィル
ム上に残留するようにしていることを特徴とする薄膜フ
ィルムを提供するものである。
器に取り付けられる前は、ベースフィルムに貼り付けら
れているため、薄膜導電層を形成するためのスパッタリ
ング加工時に放電を安定させることができ、その結果、
良好な薄膜導電層を形成することができる。また、ベー
スフィルムに貼り付けるための粘着剤は薄膜フィルムに
は残留しないため、カード型面圧力検出器に取り付け後
に被検体を押圧したときに、被検体が薄膜フィルムに付
着してしまう不都合を防止することができる。
いて本発明を説明する。 (第1実施形態)図1から図5は、本発明のカード型面
圧力分布検出機器の第1実施形態に係る指紋検出カード
1を示している。この指紋検出カード1のケース2は、
金属製であって薄板状の外観を有する中空の検出部3
と、被検体である人間の指を挿入するための被検体挿入
部4とを備えている。
マトリクス型の面圧力分布検出電極6が収容されてい
る。この面圧力分布検出電極6と対向するように、検出
部3の図において上方側の面に開口部3aが設けられて
いる。面圧力分布検出電極6は、図4に概略的に示すよ
うに、マトリクス状に配置されている。個々の面圧力分
布検出電極6は検出部3内に収容された選択回路10に
接続されている。
数の端子12,12…を備えるコネクタ部3bが形成さ
れている。このコネクタ部3bの端子12,12…は、
上記検出部3内の選択回路10等に接続されている。ま
た、このコネクタ部3bは、面圧力分布検出電極6の駆
動制御回路と、面圧力分布検出電極6の出力信号の処理
回路等とを備える施錠装置、コンピュータ等の外部機器
のコネクタ13(図2にのみ図示する。)に挿入され
る。
上方側の面に固定されている。図2及び図3に示すよう
に、被検体挿入部4は、下側シート部材15、可撓性フ
ィルム16、中央シート部材17、剛性シート部材1
8、スペーサ部材19、シャッタ20及び上側シート部
材21を備えている。下側シート部材15、中央シート
部材17、剛性シート部材18、スペーサ部材19及び
上側シート部材21は積層して一体に固着されており、
上記可撓性フィルム16及びシャッタ21を収容するた
めの薄板状のフレーム23を構成している。本実施形態
では、このフレーム23の厚さt1は1〜5mm程度で
ある。
らなり、四角形の開口部15aが設けられている。下側
シート部材15の図において上方側の面には、開口部1
5aを塞ぐように、可撓性フィルム16が取り付けられ
ている。この可撓性フィルム16は、PVC等からなる
可撓性を有する薄い樹脂フィルム16aの一方の面に、
金等からなる薄膜導電層16bをスパッタリング加工で
形成した薄膜フィルムからなる。可撓性フィルム16
は、薄膜導電層16bが下面となるように下側シート部
材15に固定されている。
ム16は、図5に示すように、この可撓性フィルム16
よりも厚みが大きいベースフィルム9に粘着剤9aによ
り貼り付けられている。そして、ケース23に固定する
際には、可撓性フィルム16からベースフィルム9を剥
離して使用する。この際、上記粘着剤9aはすべてベー
スフィルム9上に残留し、可撓性フィルム16側には粘
着剤9aは残留しない。
あれば、薄膜導電層16bを形成するためのスパッタリ
ング加工をベースフィルム9に貼り付けた状態で実行す
ることができ、安定した放電により良好な薄膜導電層1
6bを形成することができる。また、可撓性フィルム1
6上に粘着剤が残留していると、指が可撓性フィルム1
6に付着してしまうという不都合を生じるが、上記のよ
うに粘着剤9aはすべてベースフィルム9上に残留する
ため、かかる不都合を防止することができる。
に沿って正確に変形できるような厚さであることが好ま
しい。具体的には、8μm以下、特に、5μm以下の厚
さであることが好ましい。
材15と同様の寸法の樹脂製の矩形板からなり、上記下
側シート部材15の開口部15aよりも小さい四角形の
開口部17aが設けられている。中央シート部材17
は、粘着剤層25により下側シート部材15に固定され
ており、開口部17aが上記下側シート部材15の開口
部15aと対向している。
材15及び中央シート部材17よりも大きいステンレス
製の矩形板からなり、上記下側シート部材15の開口部
15aと同様の大きさの四角形の開口部18aが設けら
れている。また、剛性シート部材18の周縁には、開口
部18aを囲むように環状突起部18bが形成されてい
る。剛性シート部材18は、粘着剤層25により中央シ
ート部材17に固定されており、開口部18aが上記開
口部15a,17aと対向している。
なり、その寸法は、上記剛性シート部材18の環状突起
部18bに囲まれた四角形部分に嵌まり込むように設定
されている。また、スペーサ部材19には、上記下側シ
ート部材15、中央シート部材17及び剛性シート部材
18の開口部15a,17a,18aよりも大きい四角
形の開口部19aが設けられている。スペーサ部材19
は、上記剛性シート部材18の環状突起部18bに囲ま
れた部分に粘着剤層25により固定されており、開口部
19aは剛性シート部18の開口部18aと対向してい
る。
状のシャッタ本体20aと、シャッタ本体20aの図に
おいて上方側の面に突設された円柱状のつまみ部20b
とを備えている。シャッタ20は、上記スペーサ部材1
9の開口部19aに収容され、図において下方側の面が
剛性シート部材18により支持されている。シャッタ本
体20aの幅W1は、上記スペーサ部材19の開口部1
9aの幅W1’よりもわずかに小さく設定されている。
一方、シャッタ本体20aの長さL1は、シャッタ本体
20aの可動範囲分だけスペーサ部材19の開口部19
aの長さL1’よりも短く設定されている。よって、シ
ャッタ本体20aは、その側部20c,20dがスペー
サ部材19の開口部19aの長手方向の側壁19b,1
9cにより案内され、図において矢印A1,A2で示す
方向に移動可能である。
19と同様の寸法の樹脂製の矩形板からなり、粘着剤層
25により上記スペーサ部材19の図において上方側の
面に固定されている。上側シート部材21には、上記下
側シート部材15、中央シート部材17、剛性シート部
材18、スペーサ部材19の開口部15a,17a,1
8a,19aと対向するように、剛性シート部材18の
開口部18aとほぼ同様の寸法の開口部21aが設けら
れている。また、上側シート部材21には、開口部21
aと所定間隔を隔てて、厚み方向に貫通するガイド溝2
1bが上記開口部21aの長手方向と平行に設けられて
いる。このガイド溝21bを介して、シャッタ20のつ
まみ部20bがフレーム23の外部に突出している。
部材15、可撓性フィルム16及び中央シート部材17
が開口部3aから検出部3内に挿入され、剛性シート部
材18が検出部3の図において上方側の面に載置されて
いる。剛性シート部材18の環状突起部18bよりも外
側の部分がねじ28により検出部3に固定されている。
また、上記検出部3に位置する可撓性フィルム16と面
圧力分布検出電極6との間には微小隙間が形成されてい
る。
17、剛性シート部材18、スペーサ部材19及び上側
シート部材21の開口部15a,17a,18a,19
a,21aは、被検体挿入部4のフレーム23を板厚方
向に貫通する窓部30を構成している。この窓部30
は、上記したように下側シート部材15の開口部15a
に取り付けられた可撓性フィルム16により塞がれてお
り、後述するシャッタ21の開放時には、この窓部30
を介して可撓性フィルム16の図において上面に指を乗
せることができるようになっている。
のコネクタ部3bを外部機器のコネクタ13と接続し、
端子12,12…をコネクタ13が備える端子(図示せ
ず)と接続させる。
シャッタ20のつまみ部20bをガイド溝21bの図に
おいて右側の端部21cに位置させる。この状態では、
被検体挿入部4の窓部30は、シャッタ本体20aによ
り閉鎖され、可撓性フィルム16はシャッタ本体20a
により被覆されることにより保護されている。
指の先端で押して、あるいは指でつまんで、矢印A1で
示すように、ガイド溝21bの図において左側の端部2
1dに向けて移動させる。つまみ部20bがガイド溝2
1bの左側の端部21dに到達すると、図2に示すよう
に、シャッタ本体20aは、スペーサ部材19の開口部
19aの上側シート部材21と剛性シート部材18によ
り上下両側を挟まれた部分に移動し、窓部30から離れ
る。このようにして窓部30が開放されると、可撓性フ
ィルム16が窓部30を介して外部に露出する。
16は非常に薄いものであるため、シャッタ20の開放
時に指が接触すると損傷するおそれがある。しかし、本
実施形態では、シャッタ本体20aを直接操作してシャ
ッタ20を開放するのではなく、操作用のつまみ部20
bを設けている。また、このつまみ部20bを案内する
カイド溝21bは、窓部30からシャッタ20の移動方
向に対して直交する方向に離れた位置に設けられている
ため、上記シャッタ21の開放時につまみ部20bを操
作する指が誤って可撓性フィルム16に接触するのを防
止することができる。
に指の先端を乗せて図において下側に押し付けると、指
の指紋の凸状部に対応する部位では、可撓性フィルム1
6が下側にたわみ、面圧力分布検出電極6と接触する。
択信号が入力され、選択回路10は、この選択信号に基
づいて、マトリックス状に配置された面圧力分布検出電
極6を走査する。上記のように指紋の凸状部に対応して
可撓性フィルム16が接触する面圧力分布検出電極6で
は走査時に電流が流れる。よって、この電流の有無か
ら、どの面圧力分布検出電極6が指紋の凸状部に対応す
るのか判別し、指紋の形状を検出することができる。
選択回路10からコネクタ部3bの端子12を介して外
部機器に送信される。外部機器では予め記憶したおいた
指紋パターンと面圧力分布検出電極6により検出した指
紋パターンを比較し、個人識別を行う。このように面圧
力分布検出電極6で検出した指紋により個人識別を行え
ば、確実に個人識別を行うことができる。
に、つまみ部20bをガイド溝21bの図において左側
の端部21dから右側の端部21cに向けて移動させ
る。つまみ部20bが右側の端部21cまで戻ると、窓
部30はシャッタ本体20aにより閉鎖され、可撓性フ
ィルム16はシャッタ本体20aにより保護される。上
記のようにガイド溝21bを窓部30から離れた位置に
設けているため、シャッタ本体20aの閉鎖時にもつま
み部20bを操作する指が可撓性フィルム16に接触す
るのを防止することができる。
では、薄板状の検出部3のケース上に、シート部材を積
層して構成した被検体挿入部4を固定してなり、カード
状を呈するものであるため、小型かつ軽量であり、携帯
することもできる。また、上記光学素子による指紋検出
のような高価な機器も不要であるため、安価である。
型面圧力分布検出機器の第2実施形態に係る指紋検出カ
ードを示している。この指紋検出カードでは、被検体挿
入部4は、下側シート部材15、中央シート部材17、
スペーサ部材19、シャッタ20及び上側シート部材2
1を備えているが、第1実施形態のような剛性シート部
材18(図3参照)を備えていない。剛性シート部材を
なくした場合、多少強度が低下するが、部品点数の減少
により構造の簡易化と低コスト化を図ることができる。
第2実施形態のその他の構成及び作用は、上記した第1
実施形態と同様であるので詳細な説明は省略する。
ものではなく、種々の変形が可能である。まず、上記窓
部の形状は四角形に限定されず、円形、楕円形、その他
の指を挿入しやすい形状であればよい。また、ガイド溝
は窓部と離れて設けてあればよく、例えば、図8に示す
ように、窓部30とガイド溝20bをシャッタ20の移
動方向に直列に配置してもよい。さらに、上記検出部を
なくし、被検体挿入部のみでも使用することができる。
この場合、マトリクス型の面圧力分布検出電極、シフト
レスジスタ、増幅回路等を外部機器に設けておく。そし
て、上記指挿入部のみからなるカード型指紋検出装置
を、窓部が面圧力分布検出電極と対向するように外部機
器上に配置し、シャッタを開放すれば、指紋パターンの
検出を行うことができる。さらにまた、本発明は、指紋
検出カードに限定されず、印影検出用の面圧力分布検出
機器にも適用することができる。
では、面圧力分布検出電極により確実に指紋パターンを
検出することができる。また、薄板状の検出部と指挿入
部とからなり、大型で高価な機器は不要であるため、携
帯が可能である程度に小型かつ軽量であると共に、安価
である。さらに、面圧力分布検出電極からの出力信号の
処理手段等を備え、コネクタ部を接続可能なものであれ
ば、施錠装置、コンピュータ等の各種の装置に汎用する
ことができる。さらにまた、窓部を開閉するための手動
操作可能なシャッタを設けたため、非使用時や携帯時の
可撓性フィルムの損傷を防止することができる。
体とつまみ部とからなり、かつ、つまみ部を窓部から離
して設けた場合には、つまみ部を操作してシャッタを開
閉する際に、操作者の指が可撓性フィルムに誤って接触
し、可撓性フィルムが損傷するのを防止することができ
る。
実施形態に係る指紋検出カードの斜視図である。
タの開放状態を示す一部断面側面図である。
視図である。
成図である。
す側面図である。
である。
に係る指紋検出カードを示す分解斜視図である。
平面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 被検体を可撓性フィルムを介して面圧力
分布検出電極に押し付けると、可撓性フィルムに設けた
導電層との接触、非接触に応じて、被検体表面の圧力分
布に対応する信号を面圧力分布検出電極が出力し、該出
力信号はコネクター部を介して外部機器に出力されるカ
ード型面圧力分布検出機器において、 上記面圧力分布検出電極を収容すると共に、上記コネク
タ部を設けた薄板状の検出部と、被検体挿入部とを備
え、 該被検体挿入部は、上記検出部に固定される薄板状のフ
レームと、上記面圧力分布検出電極と対向してフレーム
を厚み方向に貫通するように設けられ、かつ上記可撓性
フィルムにより塞がれた窓部と、上記フレームの可撓性
フィルムに対して面圧力分布検出電極とは反対側に設け
られ、上記窓部を開閉する手動操作可能なシャッタとを
備えることを特徴とするカード型面圧力分布検出機器の
ケース。 - 【請求項2】 上記被検体挿入部にガイド溝を備え、 上記シャッタは、上記ガイド溝内を往復移動可能なつま
み部と、該つまみ部と連動して上記窓部を開閉するシャ
ッタ本体とを備え、 上記ガイド溝は、上記窓部から離れた位置に設けられて
いることを特徴とする請求項1に記載のカード型面圧力
分布検出機器のケース。 - 【請求項3】 薄板状のフレームと、 該フレームを厚み方向に貫通するように設けられ、可撓
性フィルムにより塞がれた窓部と、 該窓部を開閉する手動操作可能なシャッタとを備えるカ
ード型面圧力分布検出機器のケース。 - 【請求項4】 カード型面圧力検出機器に、該カード型
面圧力分布検出機器内に収容された面圧力分布検出電極
と微小間隔を隔てて対向するように取り付ける可撓性フ
ィルムとして使用される薄膜フィルムであって、 該薄膜フィルムよりも厚みが大きいベースフィルム上に
粘着剤により貼り付けられると共に、該ベースフィルム
と反対側に薄膜導電層が形成されており、 上記カード型面圧力検出機器への取付時にはベースフィ
ルムを除去し、かつ、上記粘着剤が除去したベースフィ
ルム上に残留するようにしていることを特徴とする薄膜
フィルム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP18619498A JP4063958B2 (ja) | 1998-07-01 | 1998-07-01 | カード型面圧力分布検出機器のケース |
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---|---|---|---|
JP18619498A JP4063958B2 (ja) | 1998-07-01 | 1998-07-01 | カード型面圧力分布検出機器のケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000019036A true JP2000019036A (ja) | 2000-01-21 |
JP4063958B2 JP4063958B2 (ja) | 2008-03-19 |
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---|---|
JP (1) | JP4063958B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022080223A1 (ja) * | 2020-10-14 | 2022-04-21 | 国立大学法人香川大学 | 触覚センサ |
-
1998
- 1998-07-01 JP JP18619498A patent/JP4063958B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022080223A1 (ja) * | 2020-10-14 | 2022-04-21 | 国立大学法人香川大学 | 触覚センサ |
EP4227658A4 (en) * | 2020-10-14 | 2024-03-13 | Univ Kagawa Nat Univ Corp | TACTILE SENSOR |
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Publication number | Publication date |
---|---|
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