JP2000018287A - ディスクブレーキ装置 - Google Patents

ディスクブレーキ装置

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JP2000018287A
JP2000018287A JP10189455A JP18945598A JP2000018287A JP 2000018287 A JP2000018287 A JP 2000018287A JP 10189455 A JP10189455 A JP 10189455A JP 18945598 A JP18945598 A JP 18945598A JP 2000018287 A JP2000018287 A JP 2000018287A
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disk
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brake
cylinder
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Withdrawn
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JP10189455A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Ikegami
洋 池上
Hitoshi Furukawa
仁 古川
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Akebono Research and Development Centre Ltd
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Akebono Research and Development Centre Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ブレーキ有効半径を大きくでき、またロータに
よってジャイロ作用が発生するのを防止でき、更にブレ
ーキパッドに発生したブレーキ力をアンカ反力として受
けるための特別なサポートが不要なディスクブレーキ装
置を提供する。 【解決手段】ロータ11の内周側ディスク21の外歯2
3と外周側ディスク22の内歯24に歯車25が噛合さ
れ、シリンダ部材16のアウターピストン16bには内
面から延出するピストンロッド30が設けられ、このピ
ストンロッド30は、インナーピストン16aと、両方
のブレーキパッド14、15と、内周側ディスク21と
外周側ディスク22との間の隙間を貫通し、ピストンロ
ッド30の先端に反作用部材31が設けられ、反作用部
材31とロータ11との間に一方のブレーキパッド15
が配置され、インナーピストン16aとロータ11との
間に他方のブレーキパッド14が配置されていることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車、鉄道車
両、産業機械などに適用するのに好適なディスクブレー
キ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に示すように、従来の一般のディス
クブレーキ装置50は次のようなものであった。
【0003】自動車の車軸51にロータ52が固定され
ており、このロータ52を挟んだ内側と外側に、プレッ
シャープレート57a,57bに接着されたブレーキパ
ッド53a,53bが配置されている。このロータ52
を跨いで設けられたキャリパ55の一側はシリンダとな
っている。このシリンダ内にはブレーキパッド53a,
53bをロータ52に圧接させるピストン54が設けら
れている。
【0004】一方、キャリパ55の他側は、ロータ52
の外周側を通る接続部分56を介して支持される爪部5
6aとなっている。
【0005】このようなディスクブレーキ装置50で
は、シリンダ内に液圧を加えると、ピストン54が移動
してプレッシャープレート57aが押圧され、ブレーキ
パッド53aがロータ52に圧接させられる。その反力
によってキャリパ55がピストン54の移動とは反対の
方向に移動して、爪部56aが他のブレーキパッド53
bをロータ52に圧接させて制動力を得ている。
【0006】なお、タイヤ58を装着したホイール60
はロータ52に取り付けられ、またディスクブレーキ装
置50は、サポート59を介して自動車のフレームに固
定されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような構造の従来
のディスクブレーキ装置では、ブレーキパッド53a,
53bに発生したブレーキ力をアンカ反力として受ける
サポート59が必要であるので構造が複雑であった。
【0008】また、キャリパ55内には、ピストン54
の反対側にあるブレーキパッド53bが配設されるた
め、キャリパ55に接続部分56が設けられ、この接続
部分56がロータ52の外周より外側に配置されている
ため、この接続部分56の分だけロータ52の外径を小
さくしなければならず、これにより、ブレーキ有効半径
が小さくなり、制動力を確保するためシリンダ径を大き
くせざるを得なくなり、その結果、重量が大となるとい
う問題があった。
【0009】また、ピストン54の反対側のブレーキパ
ッド53aをロータ52に押し付けるため、接続部分5
6に片持ち梁として爪部56aが設けられていたので、
この爪部56aと接続部分56との間のモーメントアー
ムM1が長くなり、強度上不利になるという問題があっ
た。
【0010】更に、ロータ52は、その全体が車軸51
と同一方向に回転するため、ジャイロ作用が発生し、車
両旋回時における運動性能を阻害するという問題があっ
た。
【0011】本発明の目的は、このような問題点を解決
することにあり、ロータのブレーキ有効半径を大きくで
きると共に、ブレーキパッドのモーメントアームを短く
でき、更にロータによってジャイロ作用が発生するのを
防止でき、また、ブレーキパッドに発生したブレーキ力
をアンカ反力として受けるための特別なサポートが不要
なディスクブレーキ装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明はディスクブレー
キ装置であり、前述の技術的課題を解決するために以下
のように構成されている。すなわち、本発明は、ブレー
キをかけるべき被制動軸に固定されたロータと、前記ロ
ータの両側面側に配置された2個のブレーキパッドと、
前記各ブレーキパッドを前記ロータに押し付けるためブ
レーキ液圧により互いに反対方向に移動するインナーピ
ストン及びアウターピストンを有するシリンダと、前記
シリンダを保持する保持部材とを備え、前記ロータは、
前記被制動軸に固定された円形の内周側ディスクと、前
記内周側ディスクと同心に配置されたリング状の外周側
ディスクとを備え、前記内周側ディスクの外周と前記外
周側ディスクの内周にそれぞれ外歯と内歯が形成され、
前記内周側ディスクと前記外周側ディスクの間には、前
記外歯及び内歯に噛合されると共に固定された歯車が配
置され、前記各ブレーキパッドはそれぞれ前記内周側デ
ィスクに押し付けられる内周側摩擦部材と、外周側ディ
スクに押し付けられる外周側摩擦部材と、前記内周側摩
擦部材及び外周側摩擦部材を保持するプレッシャープレ
ートとを有し、前記シリンダは前記ロータの側面側に配
置され、前記アウターピストンには、内面から延出する
ピストンロッドが設けられ、前記ピストンロッドは、前
記インナーピストンと、前記内周側ディスクと前記外周
側ディスクとの間の隙間を貫通し、前記ピストンロッド
の先端には前記シリンダの反対側のブレーキパッドを前
記ロータに押圧する反作用部材が設けられ、前記シリン
ダ側の前記ブレーキパッドは前記インナーピストンと前
記ロータとの間に配置され、前記シリンダの反対側の前
記ブレーキパッドは、前記反作用部材と前記ロータとの
間に配置されていることを特徴とする。
【0013】このディスクブレーキ装置は、シリンダの
アウターピストンのピストンロッドが内周側ディスクと
外周側ディスクとの間の隙間を貫通し、このピストンロ
ッドの先端に設けられた反作用部材がシリンダの反対側
のブレーキパッドを押圧するので、従来のようにロータ
の外周側を通る接続部分を設ける必要がない。
【0014】また、内周側摩擦部材と外周側摩擦部材と
の中間にアウターピストンのピストンロッドが配置され
ているので、各摩擦部材とピストンロッドとの間のモー
メントアームを従来の約半分にすることができる。
【0015】更に、内周側ディスクと外周側ディスクと
が互いに反対方向に回転するので、ジャイロ作用を低減
することができる。また、各ブレーキパッドの内周側摩
擦部材に作用する摩擦力の接線方向の力と、外周側摩擦
部材に作用する摩擦力の接線方向の力とが、互いに反対
でほぼ同一の大きさとなり、これらの接線力がプレッシ
ャープレートに伝達されて互いに相殺される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るディスクブレ
ーキ装置の実施の形態について、図面を参照して詳細に
説明する。
【0017】図1は、本発明に係るディスクブレーキ装
置1を示す。このディスクブレーキ装置1は、ブレーキ
をかけるべき被制動軸、本実施の形態では自動車(図示
せず)の被制動軸である車軸20に固定されたロータ1
1と、このロータ11の両側面側に配置された2個のブ
レーキパッド14、15と、これらの各ブレーキパッド
14、15をロータ11に押し付けるインナーピストン
16a及びアウターピストン16bを有するシリンダ部
材16と、このシリンダ部材16を保持するため自動車
のフレーム(図示せず)に固定された保持部材17とを
備えている。
【0018】ロータ11は、図2にも示すように車軸2
0に固定された円形の内周側ディスク21と、この内周
側ディスク21と同心に配置されたリング状の外周側デ
ィスク22とを備えている。内周側ディスク21の外周
には外歯23が形成され、外周側ディスク22の内周に
は内歯24が形成されている。外周側ディスク22は、
2つのブレーキパッド14、15に挟まれることよっ
て、中心軸線方向の位置決めがされている。
【0019】また、内周側ディスク21と外周側ディス
ク22の間のスペースには、外歯23及び内歯24に噛
合された少なくとも2個、本実施の形態では3個の歯車
25が等間隔に配置されている。これらの歯車25は、
図1に示すように上述の保持部材17に回転自在に取り
付けられている。保持部材17は、図3に示すように中
央に丸孔を有する3角形に形成されており、その各頂角
部に歯車25が取り付けられている。
【0020】上述の各ブレーキパッド14、15は、図
4に示すようにそれぞれ内周側ディスク21に押し付け
られる内周側摩擦部材14a、15aと、外周側ディス
ク22に押し付けられる外周側摩擦部材14b、15b
とを有している。これらの内周側摩擦部材14a、14
bと、外周側摩擦部材15a、15bとは、それぞれ内
周側ディスク21と外周側ディスク22に跨って配置さ
れたプレッシャープレート14c、15cに取り付けら
れている。
【0021】図4に示すように、上述のシリンダ部材1
6内には、インナーピストン16aと、アウターピスト
ン16bとが摺動自在に配置され、これらのピストン1
6a、16bの間に、シリンダ部材16のインレット孔
29からブレーキ液が供給、又は排出されるようになっ
ている。
【0022】アウターピストン16bには内面から延出
するピストンロッド30が設けられている。このピスト
ンロッド30は、インナーピストン16b、シリンダ部
材16のインナー側の内周側摩擦部材14aと外周側摩
擦部材14bとの間の隙間及びプレッシャープレート1
4c、内周側ディスク21と外周側ディスク22との間
の隙間、シリンダ部材16のアウター側の内周側摩擦部
材15aと外周側摩擦部材15bとの間の隙間及びプレ
ッシャープレート15cを貫通している。
【0023】そして、ピストンロッド30の先端には反
作用部材31が固定され、この反作用部材31とロータ
11との間にシリンダ部材16のアウター側のブレーキ
パッド15が配置されている。また、シリンダ部材16
のインナー側のブレーキパッド14は、インナーピスト
ン16aとロータ11との間に配置されている。なお、
図中の符号35はタイヤ、36はベアリング、37はホ
イール、38は固定ナットであり、図4中の符号39、
40はシールである。
【0024】次に、このディスクブレーキ装置1の作用
を説明する。車軸20にブレーキをかける場合は、シリ
ンダ部材16のインレット孔29からブレーキ液を供給
する。そうすると、シリンダ部材16のインナーピスト
ン16aとアウターピストン16bが互いに離反する方
向、すなわち、インナーピストン16aは図4中の左方
向に移動し、アウターピストン16bは図中の右方向に
移動する。
【0025】これにより、インナーピストン16aとロ
ータ11との間に配置されているブレーキパッド14の
内周側摩擦部材14aが、ロータ11の内周側ディスク
21の右側面に押し付けられ、外周側摩擦部材14bが
外周側ディスク22の右側面に押し付けられる。
【0026】また、反作用部材31とロータ11との間
に配置されているブレーキパッド15が、反作用部材3
1によってロータ11側に押圧され、ブレーキパッド1
5の内周側摩擦部材15aが内周側ディスク21の左側
面に押し付けられるとともに、外周側摩擦部材15bが
外周側ディスク22の左側面に押し付けられる。
【0027】一方、ロータ11の内周側ディスク21と
外周側ディスク22とは、歯車25を介して歯合されて
いるので、車軸20の回転中には、図5に示すように内
周側ディスク21が車軸20と同一のX方向に回転し、
外周側ディスク22は内周側ディスク22と反対のY方
向に回転することになる。したがって、内周側ディスク
14a、15aに発生する摩擦力の接線方向の力F1
と、外周側ディスク14b、15bに発生する摩擦力の
接線方向の力F2は、互いに反対方向に作用する。
【0028】ここで、内周側ディスク14a、15bに
発生する力F1と、外周側ディスク14b、15bに発
生する力F2はほぼ同一の大きさとなるので、これらの
力F1、F2はプレッシャープレート14c、15cに
伝達されて互いに相殺される。したがって、ブレーキパ
ッド14、15に作用するブレーキ力をアンカ反力とし
て受けるのに必要な力は、従来に比較して大幅に小さく
なる。
【0029】また、図4に示すように、シリンダ部材1
6のアウターピストン16bのピストンロッド30は、
内周側ディスク21と外周側ディスク22との間の隙間
を通っているので、このピストンロッド30を各ブレー
キパッド14、15のそれぞれのほぼ中心に配置するこ
とにより、各ブレーキパッド14、15の内周側摩擦部
材14a、15a及び外周側摩擦部材14b、15bと
ピストンロッド30との間のモーメントアームM2、M
3を従来の約半分にすることができる。
【0030】上述のように、本発明に係るディスクブレ
ーキ装置1は、ロータ11が内周側ディスク21と外周
側ディスク22とに分割され、シリンダ部材16のアウ
ターピストン16bのピストンロッド30が内周側ディ
スク21と外周側ディスク22との間の隙間を貫通し、
このピストンロッド30の先端にシリンダ部材16のア
ウター側のブレーキパッド15を押圧する反作用部材3
1が取り付けられているので、従来のようにロータ11
の外周側を通る接続部分を設ける必要がなくなる。
【0031】したがって、この接続部分を省いた分だけ
ロータ11の外径を大きくすることができ、これによ
り、従来に比べてブレーキ有効半径を大きくすることが
できる。また、ブレーキパッド14、15の各摩擦部材
14a、14b、15a、15bとピストンロッド30
との間のモーメントアームM2、M3を従来の約半分に
することができるとともに、ピストンロッド30には引
っ張り力しか作用しないので、強度上有利になる。
【0032】更に、内周側ディスク21と外周側ディス
ク22とが互いに反対方向に回転するので、ジャイロ作
用を低減することができ、これにより、車両の運動性能
を向上させることができる。
【0033】また、各ブレーキパッド14、15の内周
側摩擦部材14a、15aに作用する摩擦力の接線方向
の力F1と、外周側摩擦部材14b、15bに作用する
摩擦力の接線方向の力F2とが、互いに反対でほぼ同一
の大きさとなるため、これらの接線力F1、F2がプレ
ッシャープレート14c、15cに伝達されて互いに相
殺される。したがって、ブレーキパッド14、15に発
生するブレーキ力をアンカ反力として受けるための特別
なサポートを設ける必要がなくなる。また、シリンダ部
材16は、単純な貫通加工となり、加工作業を簡略化す
ることができる。
【0034】なお、上述の実施の形態では、本発明を自
動車に適用した場合について説明したが、本発明はこれ
に限らず鉄道車両や産業機械など各種の装置のブレーキ
に適用することができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のディスク
ブレーキ装置によれば、ロータが内周側ディスクと外周
側ディスクとに分割され、シリンダ部材のアウターピス
トンのロッドが内周側ディスクと外周側ディスクとの間
の隙間を貫通し、このロッドの先端にシリンダのアウタ
ー側のブレーキパッドをロータ側に押圧する反作用部材
が取り付けられているので、従来のようにロータの外周
側を通る接続部分を設ける必要がなくなる。
【0036】したがって、この接続部分を省いた分だけ
ロータの外径を大きくすることができ、これにより、ブ
レーキの有効半径を大きくすることができる。また、ブ
レーキパッドとピストンロッドとの間のモーメントアー
ムを従来の約半分にすることができ、また、ピストンロ
ッドには曲げ応力は発生せず、引っ張り応力のみが作用
するので強度上有利になる。
【0037】更に、内周側ディスクと外周側ディスクと
が互いに反対方向に回転するので、ジャイロ作用を低減
でき、これにより、車両の運動性能を向上させることが
できる。
【0038】また、各ブレーキパッドの内周側摩擦部材
に作用する摩擦力の接線方向の力と、外周側摩擦部材に
作用する摩擦力の接線方向の力とを、互いに反対でほぼ
同一の大きさとすることができ、これにより両方の接線
力がプレッシャープレートに伝達されて互いに相殺され
る。したがって、ブレーキパッドに発生するブレーキ力
をアンカ反力として受けるための特別なサポートを設け
る必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクブレーキ装置を示す断面
図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB矢視図である。
【図4】本発明に係るディスクブレーキ装置のブレーキ
パッド及びシリンダの詳細を示す断面図である。
【図5】本発明に係るディスクブレーキ装置の作用を説
明する図である。
【図6】従来例に係るディスクブレーキ装置を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 ブレーキディスク装置 11 ロータ 14、15 ブレーキパッド 14a、15a 内周側摩擦部材 14b、15b 外周側摩擦部材 14c、15c プレッシャープレート 16 シリンダ部材 16a インナーピストン 16b アウターピストン 17 保持部材 20 車軸(被制動軸) 21 内周側ディスク 22 外周側ディスク 23 外歯 24 内歯 25 歯車 30 ピストンロッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J058 AA43 AA48 AA53 AA62 AA69 AA77 AA83 AA87 BA01 BA46 BA62 BA67 BA80 CA49 CA52 CA60 CB12 CB14 CB17 CB22 CC03 CC33 CC35 CC82 CD11 FA01

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキをかけるべき被制動軸に固定さ
    れたロータと、前記ロータの両側面側に配置された2個
    のブレーキパッドと、前記各ブレーキパッドを前記ロー
    タに押し付けるためブレーキ液圧により互いに反対方向
    に移動するインナーピストン及びアウターピストンを有
    するシリンダと、前記シリンダを保持する保持部材とを
    備え、 前記ロータは、前記被制動軸に固定された円形の内周側
    ディスクと、前記内周側ディスクと同心に配置されたリ
    ング状の外周側ディスクとを備え、 前記内周側ディスクの外周と前記外周側ディスクの内周
    にそれぞれ外歯と内歯が形成され、 前記内周側ディスクと前記外周側ディスクの間には、前
    記外歯及び内歯に噛合されると共に固定された歯車が配
    置され、 前記各ブレーキパッドはそれぞれ前記内周側ディスクに
    押し付けられる内周側摩擦部材と、外周側ディスクに押
    し付けられる外周側摩擦部材と、前記内周側摩擦部材及
    び外周側摩擦部材を保持するプレッシャープレートとを
    有し、 前記シリンダは前記ロータの側面側に配置され、 前記アウターピストンには、内面から延出するピストン
    ロッドが設けられ、 前記ピストンロッドは、前記インナーピストンと、前記
    内周側ディスクと前記外周側ディスクとの間の隙間を貫
    通し、 前記ピストンロッドの先端には前記シリンダの反対側の
    ブレーキパッドを前記ロータに押圧する反作用部材が設
    けられ、 前記シリンダ側の前記ブレーキパッドは前記インナーピ
    ストンと前記ロータとの間に配置され、 前記シリンダの反対側の前記ブレーキパッドは、前記反
    作用部材と前記ロータとの間に配置されていることを特
    徴とするディスクブレーキ装置。
JP10189455A 1998-07-03 1998-07-03 ディスクブレーキ装置 Withdrawn JP2000018287A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002174281A (ja) * 2000-12-05 2002-06-21 Koyo Seiko Co Ltd 車輪支持構造

Cited By (1)

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