JP2000018187A - 磁力駆動ポンプのバックケーシングおよびその 成形方法 - Google Patents
磁力駆動ポンプのバックケーシングおよびその 成形方法Info
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- JP2000018187A JP2000018187A JP10201283A JP20128398A JP2000018187A JP 2000018187 A JP2000018187 A JP 2000018187A JP 10201283 A JP10201283 A JP 10201283A JP 20128398 A JP20128398 A JP 20128398A JP 2000018187 A JP2000018187 A JP 2000018187A
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- cylindrical
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- Pending
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Abstract
プのバックケーシングにウエルドやガススポットが生じ
ない、安定した強度のものを作ることにある。 【解決手段】 マグネットポンプやダイレクトドライブ
ポンプの磁力駆動ポンプのバックケーシング1の鍔部7
の背面に補強用に配設される軸対称のリブを削除すると
ともに、円筒状のケーシング本体2の上周部から上面部
にかけての断面を漸次拡大する楔形状としている。成形
するにあっては、ダイレクトポンプの羽根車を内装し
て、磁力駆動部側と隔壁するバックケーシング1の円筒
状の底面3の中央部から樹脂材4を流入し、円筒状のケ
ーシング本体2の側周面を流動していって、背面にリブ
のない平板状の鍔部7を、軸対称状に広がっていって成
形し、さらにその外周面部の固定部を成形していくもの
である。
Description
るマグネットポンプやダイレクトドライブポンプ磁力駆
動ポンプのバックケーシングおよびその成形方法に関す
るものである。
ポンプの磁力駆動ポンプは、ポンプの羽根車の回転体と
モータの磁力駆動部とを隔壁するバックケーシングを配
設して、このバックケーシングに羽根車の回転体を内装
し、バックケーシングの外側に磁石回転体やコイル巻線
体を配設して羽根車を回転駆動するようにしている。
のように所要の深さの円筒体としていて、この上端部の
ポンプ部とモータ部とで挾着するフランジ部11の内側
部には軸対称状に多数の補強用のリブ12をに突設し、
圧力容器としての機能面から十分な強度を保持できるよ
うにしている。
ケーシング10を樹脂で成形するのに、所要のキャビテ
ィを設けた金型に複数個所のピンゲートを設け、この複
数個所のピンゲートから所定の樹脂材を流動しているも
のであった。
にウエルド部が発生するものであり、又たとえ1点のゲ
ートで樹脂材を流入したとしても、図5、図6のように
樹脂の流れがリブにショートカットするコース(A)
と、リブ12の無い部分を遠回りするコース(B)に別
れ、これらのコースの合流部にガススポットが生じるも
のであった。
グにウエルド部やガススポット部が発生すると、これら
の部分は強度が弱くなり、長くポンブを使用している間
の温度によるヒートサイクルやポンプ圧力等の要因で割
れが生じる場合があった。
にガスの逃げ場が無く、強度面で上記の問題が生じやす
いものであった。
点に鑑みたもので、上記の課題を解決するために、マグ
ネットポンプやダイレクトドライブポンプの磁力駆動ポ
ンプの羽根車を内装して、磁力駆動部側と隔壁するバッ
クケーシングであって、上記バックケーシングの鍔部の
背面に補強用に配設される軸対称のリブを削除するとと
もに、円筒状のバックケーシング本体の上周部から上面
部にかけての断面を漸次拡大する楔形状とすることを特
徴とする磁力駆動ポンプのバックケーシング、およびバ
ックケーシングの円筒状の底面の中央部の一か所から樹
脂材を流入して成形することを特徴とする磁力駆動ポン
プのバックケーシングの成形方法を提供するにある。
ケーシングおよびその成形方法は、マグネットポンプや
ダイレクトドライブポンプの磁力駆動ポンプの羽根車を
内装して、磁力駆動部側と隔壁するバックケーシングで
あって、上記バックケーシングの鍔部の背面に補強用に
配設される軸対称のリブを削除するとともに、円筒状の
バックケーシング本体の上周部から上面部にかけての断
面を漸次拡大する楔形状とすることを特徴としている。
図1、図2のもので、図3のように円筒状のバックケー
シング本体2の底面3の外側中央部に対応する1個所か
ら所定の樹脂材4を金型5を介して投入し、この一か所
のゲート6から所定の圧力で流量制御して流入してい
き、バックケーシング本体2の円筒部分を均等状に流動
して成形していくようにしている。
ング本体2の下周部は、従来のようにできるだけ薄肉状
とし、バックケーシング本体2の上周部から上面部にか
けての断面を外側へ漸次拡大する楔形状に樹脂材4を流
入して強度を高めるようにしている。
7の背面には、従来の図5、図6のような補強用のリブ
をなくし、上記バックケーシング本体2の上部の肉厚と
同一またはほぼ同一の肉厚として、圧力容器としての機
能を十分に果たせるようにしている。
って、樹脂材4を従来のようにガススポット部を発生し
ないように流入でき、製品の品質を改良できて十分に耐
久性を高めることができる。
じように図1、図2のように所要のフランジ状の固定部
とし、従来のマグネットポンプやダイレクトドライブポ
ンプにも交換できて組立てられるようにしている。
の構造としては、図4(a)、(b)のように背面を断
面円弧状や台形状にそうような断面として強度を向上さ
せるようにすることもできる。
部に該当する金型5の1個所から溶融したポリイミドの
樹脂材4を10Kgf/cm2 の圧力で流入し、圧力が
所定圧よりも低くなれば樹脂材4の流入量を多くし、圧
力が所定圧よりも高くなれば樹脂材4の流入量を少なく
して金型2のパート面に設けたガス抜きから外部へガス
を抜きながらバックケーシング1を成形した。
せず、かつ鍔部でのガススポットも一切発生せず、満足
のいくものが成形できた。
ら樹脂材を流入したが、ピンゲートすることもできるも
のである。
ットポンプやダイレクトドライブポンプのバックケーシ
ングにウエルドやガススポットが一切ないもので、かつ
鍔部の背面にリブがなくても圧力容器として十分な強度
を保持できる。
1個所から樹脂材を均等状に流入して、ウエルドや鍔部
にガススポットのないバックケーシングを成形できる。
ケーシングを成形する場合に、ガススポットを生じなく
できるため有効である。
(b)、
3…底面 4…樹脂材 5…金型
7…鍔部
Claims (3)
- 【請求項1】 マグネットポンプやダイレクトドライブ
ポンプの磁力駆動ポンプの羽根車を内装して、磁力駆動
部側と隔壁するバックケーシングであって、上記バック
ケーシングの鍔部の背面に補強用に配設される軸対称の
リブを削除するとともに、円筒状のバックケーシング本
体の上周部から上面部にかけての断面が漸次拡大する楔
形状としたことを特徴とする磁力駆動ポンプのバックケ
ーシング。 - 【請求項2】 マグネットポンプやダイレクトドライブ
ポンプの磁力駆動ポンプの羽根車を内装して、磁力駆動
部側と隔壁するバックケーシングの成形方法であって、 バックケーシングの円筒状の底面の中央部の一か所から
樹脂材を流入し、円筒状のバックケーシング本体の側周
面を流動していって、背面にリブのない平板状の鍔部を
軸対称状に広がっていって成形し、その外周面部の固定
部を成形していくことを特徴とする磁力駆動ポンプのバ
ックケーシングの成形方法。 - 【請求項3】 円筒状のバックケーシング本体の上周部
から上面部にかけての断面を漸次拡大する楔形状に成形
するとともに、鍔部の背面にリブがなく、上記バックケ
ーシング本体の上面部の肉厚と鍔部の肉厚とを同一に成
形する請求項2に記載の磁力駆動ポンプのバックケーシ
ングの成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10201283A JP2000018187A (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | 磁力駆動ポンプのバックケーシングおよびその 成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10201283A JP2000018187A (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | 磁力駆動ポンプのバックケーシングおよびその 成形方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000018187A true JP2000018187A (ja) | 2000-01-18 |
Family
ID=16438412
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10201283A Pending JP2000018187A (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | 磁力駆動ポンプのバックケーシングおよびその 成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000018187A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102008054037A1 (de) * | 2008-10-30 | 2010-05-06 | Bühler Motor GmbH | Geräuscharme Kreiselpumpe |
KR101829158B1 (ko) * | 2013-12-05 | 2018-02-13 | 클라우스 유니온 게엠베하 앤드 씨오. 카게 | 캔 및 캔 제조 방법 |
-
1998
- 1998-06-30 JP JP10201283A patent/JP2000018187A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102008054037A1 (de) * | 2008-10-30 | 2010-05-06 | Bühler Motor GmbH | Geräuscharme Kreiselpumpe |
US8398384B2 (en) | 2008-10-30 | 2013-03-19 | Bühler Motor GmbH | Low-noise rotary pump having a press-fit stator using split-core ribs and housing ribs |
DE102008054037B4 (de) * | 2008-10-30 | 2013-05-16 | Bühler Motor GmbH | Geräuscharme Kreiselpumpe |
KR101829158B1 (ko) * | 2013-12-05 | 2018-02-13 | 클라우스 유니온 게엠베하 앤드 씨오. 카게 | 캔 및 캔 제조 방법 |
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